JP2000031256A - 基板収納ケースおよびライブラリ並びに露光装置 - Google Patents

基板収納ケースおよびライブラリ並びに露光装置

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JP2000031256A
JP2000031256A JP10196371A JP19637198A JP2000031256A JP 2000031256 A JP2000031256 A JP 2000031256A JP 10196371 A JP10196371 A JP 10196371A JP 19637198 A JP19637198 A JP 19637198A JP 2000031256 A JP2000031256 A JP 2000031256A
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Eiji Goto
英司 後藤
Norihiko Hara
典彦 原
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/70733Handling masks and workpieces, e.g. exchange of workpiece or mask, transport of workpiece or mask
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータの誤処理があった場合でも、搬送
前に基板の有無を検知して、ライン停止や復旧作業が発
生してしまうことを防止する。 【解決手段】 基板9を収納する基板収納ケース16に
おいて、基板収納ケース16の外部からの所定波長の光
を入射する入射部26と、入射部26に入射した光を基
板収納ケース16の外部に出射可能な出射部27とを備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パターンが形成さ
れたマスク等の基板を収納する基板収納ケースおよびこ
の基板収納ケースを複数保持するライブラリ並びにこの
ライブラリと、基板を用いて露光処理を行う露光系とを
備えた露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、半導体素子や液晶表示素
子の表面に回路パターンを形成する際には、マスクに形
成された回路パターンを基板に投影して転写する露光装
置が多く用いられている。
【0003】従来、この種の露光装置としては、基板を
ステップ・アンド・リピート方式で移動させることによ
り基板の複数の露光領域に順次パターンを投影転写する
いわゆるステッパーやマスクと基板とを同期して走査す
ることによって、マスクの回路パターンの全面を基板上
に順次転写する走査型露光装置が知られている。
【0004】このステッパーにより一つの半導体デバイ
スや液晶表示素子を完成させるには、一枚のウエハまた
はガラスプレートに対してマスクを交換しながらパター
ンの焼き付けを行う工程が通常数回〜数十回行われてい
る。そのため、露光時に使用する複数のマスクは、露光
装置内または露光装置近傍に付設され複数のスロットを
有するマスクライブラリに予め収納された後に、搬送装
置によって各スロットから取り出されてマスクテーブル
に順次搬送される。
【0005】ここで、マスクは、塵埃等の付着を防止す
るためにマスクケースに収納された状態でマスクライブ
ラリの各スロットに収納されるとともに、搬送装置によ
ってマスクケースから取り出されて搬送されている。従
来、上記のマスクを収納したマスクケースは、オペレー
タによってマスクライブラリへの装填、取り出しが行わ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の基板収納ケースおよびライブラリ並びに
露光装置には、以下のような問題が存在する。搬送装置
は、露光装置本体が露光処理に入る前にマスクや露光手
順の情報を基に所定のマスクケースからマスクを取り出
してマスクテーブルに搬送している。
【0007】ところが、マスクライブラリに収納された
マスクケースに対しては、内部にマスクが収納されてい
るかどうかを確認することができない。そのため、オペ
レータが上記露光手順を入力する際に、マスクの入って
ないケースからマスクを取り出すような誤設定をしてし
まった場合、搬送装置がマスクケース内へアクセスして
エラーを発して停止するまで誤設定を検知することがで
きない。その結果、露光手順の再設定および搬送装置の
復旧作業が必要になり、時間の無駄が多大なものになっ
てしまう。
【0008】一方、マスクライブラリは、マスクケース
位置の変更に自由度を持たせるため、いつでもマスクケ
ースを挿抜できる構造になっている。そのため、露光処
理に使用中のマスクを取り出したケースも別のケースと
交換することができる。ここで、オペレータの対処ミス
により、上記使用中のマスクを取り出したマスクケース
の位置に別のマスクを収納したマスクケースを設置した
場合、搬送装置は使用済みのマスクを元の位置に搬送し
ようとする。
【0009】この場合も、搬送装置がマスクケース内へ
アクセスしてエラーを発して停止するまで誤設定を検知
することができない。その結果、上記と同様に搬送装置
の復旧作業が必要になり、時間の無駄が多大なものにな
ってしまう。
【0010】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、オペレータの誤処理があった場合でも、搬
送前に基板の有無を検知して、ライン停止やそれに伴う
復旧作業が発生してしまうことを防止する基板収納ケー
スおよびライブラリ並びに露光装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、実施の形態を示す図1ないし図7に対応
付けした以下の構成を採用している。本発明の基板収納
ケースは、基板(9)を収納する基板収納ケース(1
6)において、基板収納ケース(16)の外部からの所
定波長の光を入射する入射部(26)と、入射部(2
6)に入射した光を基板収納ケース(16)の外部に出
射可能な出射部(27)とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0012】従って、本発明の基板収納ケースでは、基
板収納ケース(16)の外部からの所定波長の光を、入
射部(26)から入射するとともに出射部(27)から
光が出射するかどうかを検知することにより、基板収納
ケース(16)に基板(9)が収納されているかどうか
を検出することができる。
【0013】すなわち、基板(9)が基板収納ケース
(16)に収納されているときは、入射部(26)から
入射した光が基板(9)で遮光されるため出射部(2
7)から出射できない。また、基板(9)が基板収納ケ
ース(16)に収納されていないときは、入射部(2
6)から入射した光が遮光されることなく出射部(2
7)から出射することができる。
【0014】また、本発明のライブラリは、基板(9)
を収納する基板収納ケース(16)を複数保持可能なラ
イブラリ(4)において、鉛直方向と交差する方向に沿
って基板収納ケース(16)を複数保持可能なケース保
持部(17)を備えたことを特徴とするものである。
【0015】従って、本発明のライブラリでは、ケース
保持部(17)により基板(9)を収納した基板収納ケ
ース(16)を鉛直方向と交差する方向に沿って複数保
持することができる。
【0016】さらに、本発明の露光装置は、基板(9)
を収納する基板収納ケース(16)を複数保持可能なラ
イブラリ(4)と、基板(9)を用いて露光処理を行う
露光系(3)とを備えた露光装置(1)において、ライ
ブラリ(4)は、請求項2から6のいずれかに記載のラ
イブラリであることを特徴とするものである。
【0017】従って、本発明の露光装置では、基板収納
ケース(16)を鉛直方向と交差する方向に沿って複数
保持するライブラリ(4)から取り出した基板(9)を
用いて露光系(3)が露光処理を行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の基板収納ケースお
よびライブラリ並びに露光装置の第1の実施の形態を、
図1ないし図4を参照して説明する。ここでは、基板収
納ケースを、パターンが形成されたマスクを収納するマ
スクケースとし、露光装置を、マスクとガラスプレート
とを同期移動させてマスクのパターンをガラスプレート
に転写する走査型露光装置とする場合の例を用いて説明
する。
【0019】図2は、走査型露光装置(露光装置)1の
概略構成を示す平面図である。走査型露光装置1は、チ
ャンバ2内に配設された露光装置本体(露光系)3、マ
スクライブラリ(ライブラリ)4および搬送装置5とを
主体として構成されている。(ここでは、ガラスプレー
ト用のライブラリおよび搬送系の説明を省略する)
【0020】図3に示すように、露光装置本体3は、照
明光学系(不図示)と投影光学系6とマスクテーブル7
とプレートテーブル8とを備えた構成とされている。照
明光学系は、露光光をマスク(基板)9に照明するもの
である。投影光学系6は、照明光学系により照明された
マスク9のパターンの像をガラスプレート10の露光領
域に投影するものであって、定盤11上に設置されたコ
ラム12に垂設されている。
【0021】マスクテーブル7は、液晶表示パターンが
形成されたマスク9を照明光学系に対向させて鉛直方向
に吸着固定するものである。プレートテーブル8は、ガ
ラスプレート10を投影光学系6に対向させて鉛直方向
に吸着固定するものである。そして、マスクテーブル7
およびプレートテーブル8は、投影光学系6を挟み込む
ように、下方からキャリッジ13により一体的に支持さ
れている。
【0022】キャリッジ13は、底面部に形成されたエ
アーベアリング(不図示)によって、X方向に伸張した
エアーベアリングガイド14,14上を浮遊移動する構
成になっている。また、このキャリッジ13は、両側面
に設けられたリニアモータ15によって駆動される構成
になっている。
【0023】図1に示すように、マスクライブラリ4
は、マスク9を収納する箱型のマスクケース(基板収納
ケース)16を複数保持するものであって、ケース保持
部17とマスク検出部(基板検出手段)18とケース検
出部(ケース検出手段)19とを備える構成になってい
る。
【0024】ケース保持部17は、複数のマスクケース
16を鉛直方向と交差する水平方向に沿って、且つ各マ
スクケース16が鉛直方向に対して若干傾斜するように
並行に保持するものである。
【0025】マスク検出部18は、マスクライブラリ4
のケース保持部17に保持されたマスクケース16にマ
スク9が収納されているかどうかを検出するものであっ
て、透過型の光電センサによって構成されている。この
光電センサは、投光部(照射部)20と受光部28とか
ら構成されている。
【0026】投光部20は、マスクを検出する検出光と
して赤外線Lをほぼ鉛直方向に沿って下方に向けて照射
するものであって、ケース保持部17の上方に配置され
ている。受光部28は、投光部20から照射された赤外
線Lを受光するものであって、投光部20に対向するよ
うにケース保持部17の下方に配置されている。これら
投光部20、受光部28からなるマスク検出部18の出
力端子は、図4の回路図に示す制御基板21へ接続され
ている。
【0027】ケース検出部19は、マスクライブラリ4
のケース保持部17にマスクケース16が収納されてい
るかを検出するものであって、ケース保持部17の上方
に取り付けられた接触センサ23によって構成されてい
る。接触センサ23からなるケース検出部19の出力端
子は、制御基板21へ接続されている。
【0028】制御基板21では、マスク検出部18の出
力端子と、ケース検出部19の出力端子とが一つの回路
C1内で直列に接続されている。一方、ケース検出部1
9の出力端子は回路C2にも接続されている。そして、
これら回路C1,C2の一端側は、零ボルトに設定さ
れ、他端側は電源24によって5ボルトに設定されてい
る。そして、これらの回路C1,C2からの出力は、制
御部25へ送出される構成になっている。
【0029】また、上記回路C1は、ケース検出部19
において、接触センサ23がONになったときに検出部
19とマスク検出部18との間が閉じて、接触センサ2
3がOFFのときに検出部19とマスク検出部18との
間が開放される構成になっている。さらに、回路C1
は、マスク検出部18において、受光部28が赤外線L
を受光したときに閉じ、受光部28が赤外線Lを受光し
ていないときに開放される構成になっている。そして、
回路C2は、ケース検出部19において、接触センサ2
3がONになったときに閉じて、接触センサ23がOF
Fのときに開放される構成になっている。
【0030】制御部25は、露光装置本体3および搬送
装置5を統括して制御するとともに、制御基板21から
出力された信号が零ボルトであるLレベルのときにマス
ク9がマスクケース16に収納されていないと判断し、
制御基板21から出力された信号が5ボルトであるHレ
ベルのときにマスク9がマスクケース16に収納されて
いると判断するものである。
【0031】搬送装置5は、制御部25の指示に基づい
て、マスクライブラリ4に保持されたマスクケース16
からマスク9を取り出して露光装置本体3のマスクテー
ブル7へ搬送するとともに、露光処理が完了したマスク
9をマスクテーブル7からマスクライブラリ4に保持さ
れたマスクケース16へ搬送するものであって、露光装
置本体3およびマスクライブラリ4のそれぞれに対向す
るように配置されている。
【0032】一方、図1に示すように、マスクケース1
6は、内部にマスク9を収納するものであって、開閉自
在の蓋体35を有している。マスクケース16には、入
射部26と出射部27とが備えられている。入射部26
は、赤外線を含む所定波長の光が外部から入射できるよ
うに部分的に透明(または半透明)になっている。出射
部27は、入射部26に入射した光が外部に出射できる
ように部分的に透明(または半透明)になっている。ま
た、これら入射部26および出射部27は、互いに連通
するように、且つ入射部26がマスクケース16の断面
に対して対角方向に光を照射するように対向配置されて
いる。
【0033】上記の構成の基板収納ケースおよびライブ
ラリ並びに露光装置のうち、まず基板収納ケースおよび
ライブラリの作用について以下に説明する。図1に示す
ように、マスクライブラリ4のケース保持部17の所定
位置にマスクケース16が保持されている場合は、マス
クケース16が接触センサ23に接触することにより、
図4に示すように、回路C2が閉じることによりマスク
ケース16の存在が制御部25へ出力される。
【0034】また、マスクライブラリ4のケース保持部
17の所定位置にマスクケース16が保持されていない
場合は、接触センサ23がONにならないため、ケース
検出部19とマスク検出部18との間の回路C1が開放
されるとともに、回路C2も開放されてマスクケース1
6の存在は制御部25へ出力されない。
【0035】一方、マスクライブラリ4のケース保持部
17に保持されたマスクケース16に対しては、マスク
検出部18の投光部20から赤外線Lが下方に向けて照
射される。照射された赤外線Lは、マスクケース16の
入射部26から内部へ入射する。ここで、マスクケース
16にマスク9が収納されている場合は、入射部26か
ら入射した赤外線Lが遮光されて、受光部28には赤外
線Lが到達しない。そのため、図4において、マスク検
出部18における回路C1が開放される。
【0036】また、マスクケース16にマスク9が収納
されていない場合は、入射部26から入射した赤外線L
が出射部27から出射して受光部28に到達する。その
ため、図4において、マスク検出部18における回路C
1が閉じる。
【0037】上記の結果、マスクライブラリ4のケース
保持部17の所定位置にマスクケース16が保持されて
いる場合、且つマスクケース16にマスク9が収納され
ている場合においては、回路C1が開放され、回路C2
が閉じることにより、回路C1の出力はHレベルとな
る。これにより、制御部25は、マスクライブラリ4に
保持されたマスクケース16にマスク9が収納されてい
ると判断することができる。
【0038】また、マスクライブラリ4のケース保持部
17の所定位置にマスクケース16が保持されていない
場合においては、回路C1,C2の両方が閉じることに
よりLレベルの信号が制御部25へ出力される。これに
より、制御部25は、マスクライブラリ4に保持された
マスクケース16にマスク9が収納されていないと判断
することができる。
【0039】続いて、露光装置の作用について説明す
る。まず、露光処理を行うにあたっては、搬送装置5が
マスクライブラリ4に保持された所定のマスクケース1
6からマスク9を取り出す。ここで、制御部25がマス
ク検出部18およびケース検出部19の検出結果に基づ
いて、マスクケース16にマスク9が収納されていない
と判断したときは、搬送装置5が動作する前にオペレー
タに対して警報を発する。
【0040】一方、制御部25が、マスクケース16に
マスク9が収納されていると判断したときには、制御部
25の指示により搬送装置5が、マスクライブラリ4に
保持されたマスクケース16からマスク9を取り出して
露光装置本体3のマスクテーブル7へ搬送する。
【0041】露光装置本体3では、リニアモータ15の
駆動でキャリッジ13をエアーベアリングガイド14,
14に沿ってX方向に移動させることにより、マスク9
およびガラスプレート10が投影光学系6に対してX方
向に同期移動する。これにより、照明光学系により照明
されたマスク9のパターンの像がガラスプレート10の
露光領域に投影されて転写される。
【0042】そして、露光処理が完了したマスク9は、
再度、搬送装置5がマスクテーブル7からマスクライブ
ラリ4に保持されたマスクケース16へ搬送する。ここ
で、制御部25がマスク検出部18およびケース検出部
19の検出結果に基づいて、マスクケース16にマスク
9が収納されているまたはマスクライブラリ4の所定の
ケース保持部17にマスクケース16が保持されていな
いと判断したときは、搬送装置5が動作する前にオペレ
ータに対して警報を発する。
【0043】一方、制御部25が、マスクケース16に
マスク9が収納されていない、且つマスクライブラリ4
の所定のケース保持部17にマスクケース16が保持さ
れていると判断したときは、制御部25の指示により搬
送装置5が、マスクテーブル7からマスクライブラリ4
に保持されたマスクケース16へ搬送する。
【0044】本実施の形態の基板収納ケースでは、入射
部26により外部からの赤外線Lが入射できるととも
に、入射した赤外線Lが出射部27から出射できるの
で、マスクケース16の外部からでも内部にマスク9が
収納されているかを容易に検出することができる。ま
た、入射部26がマスクケース16の断面に対して対角
方向に光を照射するように配置されているので、マスク
ケース16に収納されたマスク9の位置が多少ずれてい
た場合でもマスク9を確実に検出することができる。さ
らに、これら入射部26、出射部27は、部分的に透明
であるだけであり、外部に開口しているわけではないの
で、入射部26、出射部7を通してマスクケース16内
に塵埃が侵入することも防止できる。
【0045】また、本実施の形態のライブラリでは、マ
スク検出部18により、ケース保持部17で保持された
マスクケース16に対して内部にマスク9が収納されて
いるかどうかを外部からでも容易に検出することができ
る。加えて、本実施の形態のライブラリでは、ケース検
出部19により、マスクケース16がケース保持部17
に所定通りに保持されているかどうかも容易に検出する
こともできる。加えて、これらマスク検出部18および
ケース検出部19が制御基板21の回路C1において直
列に接続されているので、配線数を半減させることがで
き、特にマスクライブラリ4に保持されるマスクケース
16の数が多ければ多いほどこの効果が大きくなる。
【0046】さらに、本実施の形態のライブラリでは、
上記マスク検出部18およびケース検出部19の検出結
果を組み合わせることにより、マスク9およびマスクケ
ース16の状態を種々、容易に検出することができる。
例えば、マスクケース16がケース保持部17に保持さ
れていても、所定外の姿勢であったり、所定の位置まで
装填されていなかったりした場合には、マスクライブラ
リ4に対するマスクケースの位置がずれてしまう。
【0047】そのため、投光部20、受光部28とマス
クケース16の入射部26、出射部27との位置関係も
ずれることになり、受光部28へ赤外線Lが到達せず
に、マスク9が収納されている場合と同様の結果にな
る。ところが、このときケース検出部19は、接触セン
サ23がONの状態になっていないので制御部25はマ
スクケース16がケース保持部17に保持されていない
と判断する。したがって、制御部25は、マスクケース
16が存在しないにも拘わらず、マスクケース16にマ
スク9が収納されているという異常事態を検出して警報
を発することができる。
【0048】また、本実施の形態のライブラリでは、ケ
ース保持部17により、マスクケース16が水平方向に
沿って複数保持されている。そのため、マスク9が予め
略鉛直方向に保持されることになるので、搬送装置5
は、マスク9をその姿勢のままマスクテーブル7へ搬送
すればよく、搬送途中にマスク9を90°回転させる機
構を別途設ける必要がなくなる。
【0049】そして、本実施の形態の露光装置では、露
光処理前に搬送装置5がマスクライブラリ4からマスク
9を取り出す際に、マスク9がマスクケース16に収納
されていない場合でも制御部25が予め警報を発するの
で、露光手順の再設定やマスク9が収納されたマスクケ
ース16を所定のケース保持部17に保持させることだ
けで装置を稼働させることができる。
【0050】逆に、露光処理完了後に搬送装置5がマス
クライブラリ4へマスク9を搬送する際にも、制御部2
5は露光処理完了前にマスクライブラリ4の所定位置
に、マスクが収納されていない状態のマスクケース16
が保持されているかどうかを検出できるので、予め異常
を解消することにより、搬送装置5は異常のない状態で
搬送動作に移ることができる。この結果、無用の復旧作
業が発生することも防止できる。
【0051】図5ないし図7は、本発明の基板収納ケー
スおよびライブラリ並びに露光装置の第2の実施の形態
を示す図である。これらの図において、図1ないし図4
に示す第1の実施の形態の構成要素と同一の要素につい
ては同一符号を付し、その説明を省略する。第2の実施
の形態と上記の第1の実施の形態とが異なる点は、マス
ク検出部の構成である。
【0052】すなわち、図5に示すように、マスク検出
部(基板検出部)18aは、接触センサ29と切片30
とにより構成されている。図6に示すように、接触セン
サ29は、マスクケース16の内部に設けられており、
接触子31がマスク9に当接したときにスイッチ32が
ON状態になる構成になっている。また、この接触セン
サ29には、マスクケース16の外部に露出する接点3
3が付設されている。
【0053】切片30は、略U字状に形成された金属板
で構成され、一端側が絶縁部材34を介してマスクライ
ブラリ4に取り付けられている。そして、この切片30
の他端側は、マスクライブラリ4のケース保持部17に
所定通りマスクケース16が装填されたときに、接点3
3に接続されるように構成されている。なお、図5中で
は図示していないが、図1で示したケース検出部19が
マスクライブラリ4のケース保持部17に配設されてい
る。
【0054】そして、図7に示すように、制御基板21
においては、接触センサ29と切片30とが一つの回路
C3内で直列に接続されている。そして、回路C3の一
端側は、零ボルトに設定され、他端側は電源24によっ
て5ボルトに設定されている。この回路C3からの出力
は、制御部25へ送出される構成になっている。他の構
成は、上記第1の実施の形態と同様である。
【0055】上記の構成のライブラリにおいては、マス
クライブラリ4のケース保持部17の所定位置にマスク
ケース16が保持されている場合は、上述したように、
回路C2が閉じてマスクケース16の存在が制御部25
へ出力されるとともに、図6に示すように、切片30と
接触センサ29の接点33とが接続される。
【0056】そして、マスクライブラリ4のケース保持
部17の所定位置にマスクケース16が保持されていな
い場合は、上述したように、回路C2が開放されてマス
クケース16の存在は制御部25へ出力されない。ま
た、切片30と接触センサ29とは、非接続状態のまま
である。
【0057】一方、マスクケース16にマスク9が収納
されている場合は、マスク9が接触子31を押圧するこ
とにより、スイッチ32がON状態になる。また、マス
クケース16にマスク9が収納されていない場合は、ス
イッチ32がOFF状態のままで維持される。
【0058】上記の結果、マスクライブラリ4のケース
保持部17の所定位置にマスクケース16が保持されて
いる場合、且つマスクケース16にマスク9が収納され
ている場合においては、図7に示すように、回路C2,
C3が閉じることにより、制御基板21からはLレベル
の信号が制御部25へ出力される。これにより、制御部
25は、マスクライブラリ4に保持されたマスクケース
16にマスク9が収納されていると判断することができ
る。
【0059】また、マスクライブラリ4のケース保持部
17の所定位置にマスクケース16が保持されていない
場合またはマスクケース16にマスク9が収納されてい
ない場合においては、回路C2,C3の少なくともどち
らか一方が開放されることにより、制御基板21からは
Hレベルの信号が制御部25へ出力される。これによ
り、制御部25は、マスクライブラリ4に保持されたマ
スクケース16にマスク9が収納されていないと判断す
ることができる。
【0060】本実施の形態の基板収納ケースおよびライ
ブラリ並びに露光装置では、上記第1の実施の形態と同
様の効果が得られることに加えて、接触センサ29がマ
スクケース16の内部に配置されるので、マスクライブ
ラリ4に接触センサ29を支持するための機構を設ける
必要がなくなり、マスクライブラリ4を小型にすること
ができる。また、接触センサ29と接触子30との間を
結ぶ配線が不要になるので外観性も向上させることがで
きる。
【0061】なお、上記実施の形態において、マスク検
出部18の投光部20が赤外線Lを照射する構成とした
が、これに限定されるものではなく、例えばレーザ光や
超音波を照射するような構成でもよい。また、マスク検
出部18として透過型の光電センサを用いる構成とした
が、例えば反射型の光電センサを用い、マスクケース1
6の入射部26を通してマスクケース16の内部にマス
ク9が収納されているかどうかを検出するような構成で
あってもよい。そして、マスクケース16の入射部26
および出射部27が部分的に透明(または半透明)であ
る構成としたが、マスクケース16全体が透明(または
半透明)であってもよい。
【0062】また、上記第2の実施の形態において、マ
スクケース16に接触センサ29を設ける構成とした
が、これに限定されず、近接センサ等の非接触式のセン
サを用いてもよい。この場合、センサがマスク9に直接
接触しないので、当接時にマスク9が破損するような事
態を回避することができる。
【0063】また、上記実施の形態では、ケース検出部
19を設けることによりマスクライブラリ4にマスクケ
ース16が保持されているかどうかを検出する構成とし
たが、ケース検出部19を設けずに、マスクケース16
の蓋体35が開いたかどうかを検出する蓋体センサで代
用することも可能である。
【0064】さらに、マスク検出部18,18aおよび
ケース検出部19を設ける代わりにマスクライブラリ4
のケース保持部17に圧電素子を設ける構成としてもよ
い。この場合、ケース保持部17に載置されるマスクケ
ース16の重量を検出することにより、マスクケース1
6の有無および該マスクケース16内のマスク9の有無
を一括して検出することができるようになり、装置の小
型化および簡素化を実現することができる。
【0065】一方、マスクライブラリ4がマスクケース
16を水平方向に複数保持する構成としたが、マスク9
を検出するための構成としては、これに限られず、マス
クケース16を鉛直方向に複数保持してもよい。また、
搬送装置5がマスク9をマスクテーブル7へ搬送する際
には、マスク9が略鉛直方向に沿って保持されているこ
とが好ましく、そのためには、マスクライブラリ4がマ
スクケース16を鉛直方向と交差する方向に沿って保持
すればよい。
【0066】また、上記実施の形態では、基板をマスク
とし、基板収納ケースをマスクケースとし、ライブラリ
をマスクライブラリとしたが、例えば、基板をガラスプ
レートやウエハ、基板収納ケースをガラスプレートやウ
エハを収納するケース、ライブラリをこれらのケースを
収納するものとしてもよい。
【0067】なお、露光装置としては、マスクとガラス
プレートとを静止した状態でマスクのパターンを露光
し、ガラスプレートを順次ステップ移動させるステップ
・アンド・リピート型の露光装置、いわゆるステッパー
にも適用することができる。露光装置の種類としては、
液晶用の露光装置に限定されることなく、例えば、半導
体製造用の露光装置や、薄膜磁気ヘッドを製造するため
の露光装置にも広く適用できる。
【0068】また、不図示の照明光学系の光源として
は、水銀ランプから発生する輝線(g線、i線)、Kr
Fエキシマレーザ(248nm)、ArFエキシマレー
ザ(193nm)、F2レーザ(157nm)のみなら
ず、X線や電子線などの荷電粒子線を用いることができ
る。例えば、電子線を用いる場合には電子銃として、熱
電子放射型のランタンヘキサボライト(LaB6)、タ
ンタル(Ta)を用いることができる。
【0069】投影光学系6の倍率は、縮小系のみならず
等倍および拡大系のいずれでもよい。また、投影光学系
としては、エキシマレーザなどの遠紫外線を用いる場合
は硝材として石英や蛍石などの遠紫外線を透過する材料
を用い、F2レーザやX線を用いる場合は反射屈折系ま
たは屈折系の光学系にし(レチクルも反射型タイプのも
のを用いる。)、また電子線を用いる場合には光学系と
して電子レンズおよび偏向器からなる電子光学系を用い
ればよい。なお、電子線が通過する光路は、真空状態に
することはいうまでもない。
【0070】また、投影光学系を用いることなく、マス
クとガラスプレートとを密接させてマスクのパターンを
露光するプロキシミティ露光装置にも適用することがで
きる。マスクテーブルやプレートテーブルにリニアモー
タを用いる場合は、エアベアリングを用いたエア浮上型
およびローレンツ力またはリアクタンス力を用いた磁気
浮上型のどちらを用いてもよい。また、テーブルは、ガ
イドに沿って移動するタイプでもよく、ガイドを設けな
いガイドレスタイプであってもよい。
【0071】この場合、プレートテーブルの移動により
発生する反力は、フレーム部材を用いて機械的に床(大
地)に逃がしてもよい。また、マスクテーブルの移動に
より発生する反力は、フレーム部材を用いて機械的に床
(大地)に逃がしてもよい。
【0072】なお、複数のレンズから構成される照明光
学系、投影光学系を露光装置本体に組み込み光学調整を
するとともに、多数の機械部品からなるマスクテーブル
やプレートテーブルを露光装置本体に取り付けて配線や
配管を接続し、更に総合調整(電気調整、動作確認等)
をすることにより本実施の形態の露光装置を製造するこ
とができる。この露光装置の製造は、温度およびクリー
ン度が管理されたクリーンルームで行うことが望まし
い。
【0073】液晶表示素子は、液晶表示素子の機能・性
能設計を行うステップ、この設計ステップに基づいたマ
スクを製作するステップ、ガラスプレートを製作するス
テップ、前述した実施の形態の露光装置によりマスクの
パターンをガラスプレートに露光するステップ、液晶表
示素子を組み立てるステップ、検査ステップ等を経て製
造される。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る基
板収納ケースは、外部からの光を入射する入射部と、入
射部に入射した光を基板収納ケースの外部に出射可能な
出射部とを備える構成となっている。これにより、この
基板収納ケースでは、ケースの外部からでも内部に基板
が収納されているかを容易に検出することができる。ま
た、入射部を基板収納ケースの断面に対して対角方向に
光を照射するように配置することで、基板収納ケースに
収納された基板の位置が多少ずれていた場合でも基板を
確実に検出できるという効果が得られる。そのため、オ
ペレータによる誤設定が発生しても、搬送前に基板の有
無を検知できるので、ライン停止やそれに伴う復旧作業
等の発生も防止できるという優れた効果を奏する。
【0075】請求項2に係るライブラリは、鉛直方向と
交差する方向に沿って基板収納ケースを複数保持可能な
ケース保持部を備える構成となっている。これにより、
このライブラリでは、基板を予め略鉛直方向に保持する
ことができるようになるので、搬送途中に基板を回転さ
せる機構を別途設ける必要がなくなるという効果が得ら
れる。
【0076】請求項3に係るライブラリは、基板収納ケ
ースに基板が収納されているかを検出する基板検出手段
を備える構成となっている。これにより、このライブラ
リでは、基板の搬送動作を起こす前に、ケース保持部で
保持された基板収納ケースに対して内部に基板が収納さ
れているかどうかをケースの外部からでも容易に検出で
きるという効果が得られる。
【0077】請求項4に係るライブラリは、基板検出手
段が、ほぼ鉛直方向に沿って基板を検出する検出光を照
射する照射部を有する構成となっている。これにより、
このライブラリでは、検出時に基板に接触しないので、
基板が破損するような事態を回避することができるとい
う効果が得られる。
【0078】請求項5に係るライブラリは、ライブラリ
に基板収納ケースが収納されているかどうかを検出する
ケース検出手段を備える構成となっている。これによ
り、このライブラリでは、基板の搬送動作を起こす前
に、ケース保持部で基板収納ケースが収納されているか
どうかを外部からでも容易に検出できるという効果が得
られる。
【0079】請求項6に係るライブラリは、基板収納ケ
ースが外部からの光を入射する入射部と、入射部に入射
した光を基板収納ケースの外部に出射可能な出射部とを
備える構成となっている。これにより、このライブラリ
では、ケースの外部からでも内部に基板が収納されてい
るかを容易に検出することができる。また、入射部を基
板収納ケースの断面に対して対角方向に光を照射するよ
うに配置することで、基板収納ケースに収納された基板
の位置が多少ずれていた場合でも基板を確実に検出でき
るという効果が得られる。
【0080】請求項7に係る露光装置は、ライブラリが
請求項2から6のいずれかに記載のライブラリである構
成となっている。これにより、この露光装置では、搬送
途中に基板を回転させる機構を別途設ける必要がなくな
る、外部から基板収納ケースに基板が収納されているか
どうかを容易に検出でき、オペレータによる誤設定が発
生しても、搬送前に基板の有無を検知できるので、ライ
ン停止やそれに伴う復旧作業等の発生も未然に防ぐこと
ができる等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す図であっ
て、マスクケースを水平方向に沿って複数保持するとと
もに、マスク検出部およびケース検出部が備えられたマ
スクライブラリの正面図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態を示す図であっ
て、チャンバ内に露光装置本体、マスクライブラリおよ
び搬送装置が配設された走査型露光装置の概略構成図で
ある。
【図3】 同露光装置本体の外観斜視図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態を示す図であっ
て、マスク検出部、ケース検出部の出力端子が直列に接
続された回路図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態を示す図であっ
て、マスク検出部を内部に有するマスクケースが複数保
持されたマスクライブラリの正面図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態を示す図であっ
て、マスク検出部を構成する接触センサおよび切片が接
点で接続された詳細図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態を示す図であっ
て、マスク検出部、ケース検出部の出力端子が直列に接
続された回路図である。
【符号の説明】
1 走査型露光装置(露光装置) 3 露光装置本体(露光系) 4 マスクライブラリ(ライブラリ) 9 マスク(基板) 16 マスクケース(基板収納ケース) 17 ケース保持部 18,18a マスク検出部(基板検出手段) 19 ケース検出部(ケース検出手段) 20 投光部(照射部) 26 入射部 27 出射部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F031 AA02 BB05 CC11 FF01 GG02 GG03 GG12 JJ03 KK04 MM11 5F046 AA05 AA08 AA09 AA28 BA03 CA01 CA04 CC04 CD04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を収納する基板収納ケースにおい
    て、 該基板収納ケースの外部からの所定波長の光を入射する
    入射部と、 該入射部に入射した前記光を前記基板収納ケースの外部
    に出射可能な出射部とを備えたことを特徴とする基板収
    納ケース。
  2. 【請求項2】 基板を収納する基板収納ケースを複数保
    持可能なライブラリにおいて、 鉛直方向と交差する方向に沿って前記基板収納ケースを
    複数保持可能なケース保持部を備えたことを特徴とする
    ライブラリ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のライブラリにおいて、 前記基板収納ケースに前記基板が収納されているかどう
    かを検出する基板検出手段を備えたことを特徴とするラ
    イブラリ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のライブラリにおいて、 前記基板検出手段は、ほぼ鉛直方向に沿って、前記基板
    を検出する検出光を照射する照射部を有していることを
    特徴とするライブラリ。
  5. 【請求項5】 請求項2から4のいずれかに記載のライ
    ブラリにおいて、 該ライブラリに前記基板収納ケースが収納されているか
    どうかを検出するケース検出手段を備えたことを特徴と
    するライブラリ。
  6. 【請求項6】 請求項2から5のいずれかに記載のライ
    ブラリにおいて、 前記基板収納ケースは、請求項1記載の基板収納ケース
    であることを特徴とするライブラリ。
  7. 【請求項7】 基板を収納する基板収納ケースを複数保
    持可能なライブラリと、前記基板を用いて露光処理を行
    う露光系とを備えた露光装置において、 前記ライブラリは、請求項2から6のいずれかに記載の
    ライブラリであることを特徴とする露光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013242583A (ja) * 2007-11-15 2013-12-05 Nikon Corp マスクケース、搬送装置、搬送方法、露光装置、露光方法及びデバイス製造方法
JP2015163967A (ja) * 2007-11-15 2015-09-10 株式会社ニコン マスクケース、搬送装置、露光装置、露光方法及びデバイス製造方法

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