JP2000030559A - 可動接点の装着装置 - Google Patents

可動接点の装着装置

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JP2000030559A JP10185972A JP18597298A JP2000030559A JP 2000030559 A JP2000030559 A JP 2000030559A JP 10185972 A JP10185972 A JP 10185972A JP 18597298 A JP18597298 A JP 18597298A JP 2000030559 A JP2000030559 A JP 2000030559A
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英信 酒井
Yasunobu Tange
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種電子機器に使用されるパネルスイッチ等
の可動接点の装着装置に関し、フープ状可動接点を小さ
なものとし材料費を安くできると共に、可動接点の配線
基板への貼付時間を短縮し安価にパネルスイッチを製作
できるものを提供することを目的とする。 【解決手段】 ドーム形状の可動接点22Aが二つの短
い桟部22Bで連結帯22Cに所定のピッチで連結され
たフープ状可動接点22から、桟部22Bの付かない単
品の可動接点22Aに切断し、これとは別に切断された
粘着テープ29Aに貼り合わせ、その後に固定接点を有
する配線基板27に貼付することによって、フープ状可
動接点の材料費を安くすると共に、貼付時間を短縮し安
価にパネルスイッチを製作できる可動接点の装着装置を
得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器に使
用されるパネルスイッチ等の可動接点の装着装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の可動接点の装着装置とし
ては、特開平3−43919号公報「パネルスイッチ用
ダイヤフラム装着装置」に記載されたものが知られてい
る。
【0003】そのパネルスイッチ用ダイヤフラム装着装
置(以下、装着装置と記載する)について、図5及び図
6を用いて説明する。
【0004】図5は従来の装着装置の側面図と平面図、
図6はこの装着装置によって装着される可動接点の装着
工程の説明図であり、同図において、1は装着装置のフ
レーム、2は外周に突起を有した第一ピンホィール、3
は貼り合わせローラで、フレーム1の一端の第一ピンホ
ィール2と貼り合わせローラ3の間は、フープ状可動接
点4と粘着テープ5が供給される接触部になっている。
【0005】そして、6は第一ピンホィール2と同様に
外周に突起を有しフレーム1の他端に取り付けられた第
二ピンホィール、7は粘着テープ5を切断するためのカ
ッター、8はフープ状可動接点4を切断する切断用パン
チで、切断用パンチ8の上方には切断ダイ8Aが配置さ
れている。
【0006】以上の構成において、まず、図6(a)に
示すような、円形ドーム形状の弾性金属薄板製のダイヤ
フラムすなわち可動接点4Aが、各々二つの桟部4Bで
送り用のピッチ孔4Cを有した連結帯4Dに一定のピッ
チで連結されたフープ状可動接点4と、絶縁フィルムの
下面に接着剤を塗布した粘着テープ5が、第一ピンホィ
ール2と貼り合わせローラ3の間に供給され、図6
(b)に示すように、フープ状可動接点4と粘着テープ
5が貼り合わせられる。
【0007】そして、フープ状可動接点4のピッチ孔4
Cと同じピッチの突起を有した第一ピンホィール2と第
二ピンホィール6の間で、フープ状可動接点4が図5の
左側に送られ、その途中で、カッター7により粘着テー
プ5が図6(c)のように個別の粘着テープ5Aに切断
され、次いで切断用パンチ8と切断ダイ8Aによって、
フープ状可動接点4が桟部4Bを切断されて、フープ状
から個別の粘着テープ5Aが貼付された単品の可動接点
体9となる。
【0008】この時、フープ状可動接点4は粘着テープ
5の外周よりも少し外側位置で桟部4Bを切断される。
【0009】そして、単品に切断され個別の粘着テープ
5Aが貼り付けられた可動接点体9は、図5に示す実装
機の吸着ユニット10で吸着され、この吸着ユニット1
0が配線基板11を載せたテーブル12上へ移動し、図
6(d)に示すように、配線基板11の複数の固定接点
13A,13Bの上に可動接点体9を貼付して、パネル
スイッチの組み立てが行われるものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の可動接点の装着装置においては、フープ状可動接点4
に粘着テープ5を接着し、粘着テープ5の外周よりも少
し外側位置で桟部4Bを切断して可動接点体9を形成し
ているため、この桟部4Bの分だけフープ状可動接点4
の幅が大きくなると共に、配線基板11に貼付後の可動
接点体9の向きによる接着力の差を無くするために個別
の粘着テープ5Aの形状を正方形にすると、可動接点4
Aの配列ピッチも大きくなり、一つの可動接点体9に対
するフープ状可動接点4の材料費が高価なものになると
いう課題があった。
【0011】また、吸着ユニット10がフレーム1とテ
ーブル12の間を往復移動して、可動接点体9の吸着と
配線基板11への貼付を行っているため、この移動に時
間を要し、パネルスイッチの組み立て作業時間が長いも
のになるという課題もあった。
【0012】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、フープ状可動接点を小さなものとし材料
費を安くすると共に、可動接点の配線基板への貼付時間
を短縮し安価なパネルスイッチを得ることができる可動
接点の装着装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の可動接点の装着装置は、ドーム形状の可動接
点が二つの短い桟部で連結帯に所定のピッチで連結され
たフープ状可動接点から、桟部の付かない単品の可動接
点に切断し、これとは別に単品に切断された小さな粘着
テープに貼り合わせ、その後に固定接点を有する配線基
板に貼付するものである。
【0014】これにより、フープ状可動接点を小さなも
のとし材料費を安くできると共に、可動接点の配線基板
への貼付時間を短縮し安価にパネルスイッチを製作でき
る可動接点の装着装置を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ドーム形状の可動接点が二つの短い桟部で連結帯に
所定のピッチで連結されたフープ状可動接点から単品に
切断した桟部の付かない可動接点を、その周囲に所定の
接着用面積を確保できる大きさに切断した粘着テープに
よって、X軸及びY軸方向の位置調整機能を備えたテー
ブルに載せた配線基板上に貼付する可動接点の装着装置
としたものであり、単品の可動接点と単品の粘着テープ
を別々に切断し、これらを接着した後で配線基板に貼付
しているため、可動接点を連結帯に連結するための桟部
及び配列ピッチを短くし、フープ状可動接点を小さなも
のとして材料費を安くできると共に、配線基板を載置す
るテーブルがX軸及びY軸方向の位置調整機能を備え、
配線基板の所定の箇所に可動接点を貼付するための移動
時間が少ないため、可動接点の配線基板への貼付時間を
短縮し安価にパネルスイッチを製作できる可動接点の装
着装置を得ることができるという作用を有する。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、上方にフープ状可動接点から単品の可動
接点に切断する金型を、その下方に切断した粘着テープ
と可動接点を保持する複数のマウントノズルを外周に有
するメインドラムを、さらにその下方に配線基板を載せ
たテーブルを各々配設し、メインドラムを縦方向に回転
し、粘着テープと可動接点を順次吸着保持したマウント
ノズルによって、配線基板上に粘着テープにより可動接
点を貼付するものであり、メインドラム外周の複数のマ
ウントノズルに切断した粘着テープと可動接点を順次吸
着保持させ、メインドラムが回転する間にテーブルのX
軸及びY軸方向の移動を行って配線基板に可動接点を貼
付することにより、可動接点の配線基板への貼付時間を
短縮し、パネルスイッチを安価に製作できるという作用
を有する。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載の発明において、円筒状ドラムの外周に円筒の中
心に向けて空けられた複数の円形孔に、フープ状可動接
点から単品に切断した可動接点を、そのドーム形状の頂
点部を外方に向けて一つずつ吸着収容して位置決めし、
円筒状ドラムを回転して、円形孔の入口が切断した粘着
テープの位置に合致した時に、円形孔内の突出しピンに
より可動接点を押し出して粘着テープに接着するもので
あり、フープ状可動接点から単品に切断した可動接点
を、円筒状ドラムの位置決め用の円形孔内に一度収容す
ることによって、切断時の位置ズレを修正することがで
き、切断した粘着テープに精度良く貼り合わせることが
できるという作用を有する。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一つに記載の発明において、単品に切断した可
動接点を切断した粘着テープに接着した位置を画像認識
した後、画像認識により規格外であると判定されたもの
を、粘着テープの接着剤により取出し用テープに貼り付
けて排出するものであり、画像認識によって粘着テープ
と可動接点の接着位置等を検出し、規格外品を粘着テー
プの接着剤により取出し用テープに貼り付けて巻き取る
ことによって、規格外品を確実に排出することができる
という作用を有する。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか一つに記載の発明において、配線基板をテープ
状の絶縁フィルムとし、この絶縁フィルムを可動接点を
貼付するテーブル上に吸着保持すると共に、絶縁フィル
ムを供給する巻出し部とテーブルの間、及びテーブルと
可動接点が貼付された絶縁フィルムを巻き取る巻取り部
の間の絶縁フィルムに、たるみを設けたものであり、配
線基板をテープ状の絶縁フィルムとすることによって、
テーブルへの配線基板の載せ替えを行わずに連続して可
動接点の貼付ができるため、可動接点の配線基板への貼
付時間を短縮し安価にパネルスイッチを製作できると共
に、絶縁フィルムのロール状の巻出し部とテーブル間及
びテーブルと巻取り部の間の絶縁フィルムにたるみを設
けることによって、テーブルのX軸及びY軸方向の移動
による絶縁フィルムのねじれや蛇行をこのたるみで吸収
し、確実に可動接点を貼付することができるという作用
を有する。
【0020】請求項6に記載の発明は、請求項5記載の
発明において、巻出し部とテーブルの間またはテーブル
と巻取り部の間の少なくとも一方に、絶縁フィルムのた
るみを検出するセンサを配置したものであり、このセン
サによって巻出し部とテーブル間またはテーブルと巻取
り部の間の絶縁フィルムのたるみを検出し、絶縁フィル
ムの供給や巻き取りを制御することによって、ねじれや
蛇行を防止するための絶縁フィルムのたるみを常に一定
に維持できるという作用を有する。
【0021】請求項7に記載の発明は、請求項5または
6記載の発明において、テーブルの両端に、絶縁フィル
ムの浮きを防止する押さえピンと、送り方向の絶縁フィ
ルムのたるみを防止するガイド板を設けたものであり、
押さえピンとガイド板によって、テーブル上に載置され
た絶縁フィルムの浮きやたるみを防止し、確実な位置に
可動接点を貼付することができるという作用を有する。
【0022】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図4を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態によ
る可動接点の装着装置の側面図であり、同図において、
21はフープ状可動接点22を単品の可動接点に切断す
る金型、23は外周に円筒の中心に向け可動接点の外径
に合わせた内径の複数の円形孔23Aが空けられた円筒
状ドラム、24は粘着テープと可動接点を保持する複数
のマウントノズル25を外周に有するメインドラム、2
6はX軸及びY軸方向の位置調整機能を備えたテーブル
で、テーブル26の上には配線基板27が載せられてい
る。
【0023】そして、28はフープ状の粘着テープ29
を切断して供給するテープ用ドラム、30は画像認識用
のカメラ、31は規格外の可動接点を排出する排出部
で、メインドラム24の縦方向の回転にあわせ、テープ
用ドラム28、円筒状ドラム23、カメラ30、排出部
31がメインドラム24の外周に順次配設されている。
【0024】以下、このように構成される本装着装置の
動作について説明する。まず、図2の平面図に示すよう
な、ドーム形状の可動接点22Aが長さと幅がほぼ等し
い短い二つの桟部22Bで細幅の連結帯22Cに所定の
ピッチで連結されたフープ状可動接点22を、金型21
に供給して、桟部22Bの付かない単品の可動接点22
Aに切断する。
【0025】ここで、フープ状可動接点22の幅W及び
可動接点22Aの配列ピッチPは、従来の技術の場合と
同様の直径を有するドーム形状の可動接点22Aを、連
結したフープ状に加工形成できる最小の寸法に設定した
ものとなっている。
【0026】そして、単品に切断された可動接点22A
は、金型21の下方の円筒状ドラム23の間欠的な回転
に伴って、円筒状ドラム23の外周に円筒の中心に向け
て空けられた複数の円形孔23A内に、そのドーム形状
の頂点部を外方に向けて一つずつ吸着収容されるのであ
るが、この円形孔23Aは可動接点22Aがスムーズに
収容されるように入口にテーパ部を有すると共に、その
内径は可動接点22Aの外径に合わせた大きさになって
いる。
【0027】一方、テープ用ドラム28に供給されるフ
ープ状の粘着テープ29は、テープ用ドラム28の回転
に伴って、その側方に配された切断用のロータリーカッ
ター28Aによって個別の粘着テープ29Aに切断さ
れ、メインドラム24の外周に装着されたマウントノズ
ル25の先端に一枚ずつ、粘着面を外側にして吸着保持
される。
【0028】そして、メインドラム24の間欠的な回転
に伴って、個別の粘着テープ29Aを保持した各マウン
トノズル25が上記の円筒状ドラム23に近接した位置
にくると、円筒状ドラム23の外周の可動接点22Aを
収容した各円形孔23Aが丁度マウントノズル25と同
心位置となるように設定されており、この両者の中心が
合致した位置で、各円形孔23A内の可動接点22A
は、各円形孔23Aの奥に装着された突出ピン(図示せ
ず)により順次押し出されて、その上部を各マウントノ
ズル25先端の個別の粘着テープ29Aに装着されて単
品の可動接点体32が形成されていく。
【0029】なお、この可動接点22Aを接着する個別
の粘着テープ29Aの大きさは、可動接点22Aの外周
に所定の接着用面積を確保できればよく、正方形とした
場合、その辺の長さは可動接点22Aの直径の1.4倍
程度あれば充分である。
【0030】そして、メインドラム24がさらに回転
し、個別の粘着テープ29Aに可動接点22Aが接着さ
れた可動接点体32を保持したマウントノズル25が、
カメラ30の位置にくると、粘着テープ29Aに対する
可動接点22Aの接着位置をカメラ30が画像認識し、
規格外であると判定されたものは、次の排出部31にお
いてマウントノズル25から外されていく。
【0031】この排出部31の構成は、図1に示すよう
に、取出し用テープ31Aの巻出しドラム31Bと巻取
りドラム31C及びメインドラム24に接近して設けら
れた貼付け台31Dからなり、メインドラム24の間欠
的な回転に伴って、規格外と判定された可動接点体32
を保持したマウントノズル25が貼付け台31Dの位置
にきた時にマウントノズル25が動き、規格外の可動接
点体32は、巻出しドラム31Bから送り出されて貼付
け台31Dの貼付け面を通る取出し用テープ31Aに貼
り付けられて、巻取りドラム31Cに巻き取られる。
【0032】なお、この時、規格外の可動接点体32
は、粘着テープ29Aの接着剤によって取出し用テープ
31Aに貼り付けられるため、取出し用テープ31Aは
表面に接着剤の付かないものであってもよいものであ
る。
【0033】そして、カメラ30による画像認識で規格
内であると判定されたものは、メインドラム24の間欠
的な回転によってさらに下方に運ばれ、テーブル26に
載せられた配線基板27の上に粘着テープ29Aの接着
剤によって接着される。
【0034】また、このテーブル26は、図1において
左右方向のX軸方向及び前後方向のY軸方向の位置調整
機能を備えており、テーブル26がX軸及びY軸方向に
移動することによって、載置した配線基板27の所定の
箇所に可動接点体32を貼付できるものである。
【0035】このように本実施の形態によれば、単品の
可動接点22Aと単品の粘着テープ29Aを別々に切断
し、これらを接着し可動接点体32とした後で配線基板
27に貼付しているため、可動接点22Aを連結帯22
Cに連結するための桟部22B及び配列ピッチを短く
し、フープ状可動接点22を小さなものとして材料費を
安くできると共に、配線基板27を載置するテーブル2
6がX軸及びY軸方向の位置調整機能を備え、マウント
ノズル25に粘着テープ29Aと可動接点22Aを吸着
保持したメインドラム24が回転する間に、テーブル2
6がX軸及びY軸方向の移動を行って、配線基板27の
所定の箇所に可動接点体32を貼付しているため、可動
接点の配線基板への貼付時間を短縮し安価にパネルスイ
ッチを製作できる可動接点の装着装置を得ることができ
るものである。
【0036】また、金型21によってフープ状可動接点
22から単品に切断した可動接点22Aを、円筒状ドラ
ム23の位置決め用の円形孔23A内に一度収容した
後、メインドラム24のマウントノズル25に吸着保持
することによって、切断時の位置ズレを修正することが
でき、切断した粘着テープ29Aに精度良く貼り合わせ
ることができる。
【0037】さらに、カメラ30の画像認識によって粘
着テープ29Aと可動接点22Aの接着位置等を検出
し、規格外品を配線基板27に貼り付けるための粘着テ
ープ29Aの接着剤により取出し用テープ31Aに貼り
付けて巻き取ることによって、規格外品を確実に排出す
ることができる。
【0038】なお、配線基板27は、紙フェノール積層
板やガラスエポキシ等のある程度の剛性を有するもので
も、ポリエステルフィルム等の可撓性を有する絶縁シー
トであっても、本発明の実施の形態が可能なことは勿論
である。
【0039】(実施の形態2)図3は本発明の第2の実
施の形態による可動接点の装着装置の側面図であり、同
図において、金型21の下方に円筒状ドラム23、さら
にこの下方にマウントノズル25を外周に有するメイン
ドラム24、最下部にテーブル26が配設されているこ
とや、メインドラム24の外周にテープ用ドラム28や
カメラ30、排出部31が順次配設されていることは実
施の形態1の場合と同様であるが、テーブル26の上に
はテープ状の絶縁フィルム33が吸着保持されて載せら
れている。
【0040】そして、テーブル26左方の絶縁フィルム
33を供給する巻出し部34とテーブル26の間、右方
の可動接点が貼付された絶縁フィルム33を巻き取る巻
取り部35とテーブル26の間の絶縁フィルム33に
は、各々たるみ33A,33Bが設けられると共に、そ
の側方にセンサ36,37が配置されている。
【0041】以上の構成において、メインドラム24の
間欠的な回転に伴って、切断された個別の粘着テープ2
9Aと、桟部22Bの付かない単品の可動接点22A
が、メインドラム24の外周に装着されたマウントノズ
ル25の先端に、一枚ずつ吸着保持されて可動接点体3
2が形成された後、粘着テープ29Aに対する可動接点
22Aの接着位置をカメラ30が画像認識し、規格外で
あると判定されたものは次の排出部31においてマウン
トノズル25から外され、規格内であると判定されたも
のは、テーブル26に載せられた絶縁フィルム33の上
に粘着テープ29Aの接着剤によって接着されることは
実施の形態1の場合と同様であるが、絶縁フィルム33
の所定の箇所に可動接点体32を貼付するために、テー
ブル26が左右方向のX軸方向及び前後方向のY軸方向
に移動した際の、全体フィルムのねじれや蛇行は、テー
ブル26両端のたるみ33A,33Bで吸収されるよう
に構成されている。
【0042】そして、このたるみ33A,33Bの側方
に配置されたセンサ36,37によって、各々のたるみ
量が検出され、巻出し部34からの絶縁フィルム33の
供給や巻取り部35の巻き取りが制御されて、絶縁フィ
ルムのたるみ33A,33Bは常に一定に維持されてい
る。
【0043】このように本実施の形態によれば、配線基
板をテープ状の絶縁フィルム33とすることによって、
テーブル26への載せ替えを行わずに連続して可動接点
体32の貼付ができるため、貼付時間を短縮し安価にパ
ネルスイッチを製作できると共に、絶縁フィルム33の
ロール状の巻出し部34とテーブル26の間、及びテー
ブル26と巻取り部35の間の絶縁フィルム33にたる
み33A,33Bを設けることによって、テーブル26
のX軸及びY軸方向の移動による絶縁フィルム33のね
じれや蛇行をこのたるみ33A,33Bで吸収し、確実
に可動接点体32を貼付することができるものである。
【0044】また、たるみ33A,33Bの側方にセン
サ36,37を配置し、このセンサ36,37によって
巻出し部34とテーブル26間、またはテーブル26と
巻取り部35の間の絶縁フィルム33のたるみを検出
し、絶縁フィルム33の供給や巻き取りを制御している
ため、ねじれや蛇行を防止するための絶縁フィルム33
のたるみ33A,33Bを常に一定に維持することがで
きる。
【0045】なお、以上の説明では、メインドラム24
の下に配置された一つのテーブル26がX軸及びY軸方
向に移動する構成について説明したが、図4に示すよう
に、左右方向のX軸方向の位置調整機能を備えたテーブ
ル26Aと、前後方向のY軸方向の位置調整機能を備え
たテーブル26Bに分割した構成としても、本発明の実
施の形態が可能なことは勿論である。
【0046】また、図4に示すように、テーブル26B
の両端に、絶縁フィルム33の浮きを防止する押さえピ
ン38を設け、テーブル26Aの両端に、絶縁フィルム
33の送り方向であるX軸方向の絶縁フィルム33のた
るみを防止するガイド板39を設けることによって、テ
ーブル上に載置された絶縁フィルム33の浮きやたるみ
を防止し、確実な位置に可動接点を貼付することができ
る。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フープ状
可動接点を小さなものとし材料費を安くできると共に、
可動接点の配線基板への貼付時間を短縮し安価にパネル
スイッチを製作できる可動接点の装着装置を実現できる
という有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による可動接点の装
着装置の側面図
【図2】同フープ状可動接点の平面図
【図3】本発明の第2の実施の形態による可動接点の装
着装置の側面図
【図4】同斜視図
【図5】従来の装着装置の側面図と平面図
【図6】同可動接点の装着工程の説明図
【符号の説明】
21 金型 22 フープ状可動接点 22A 可動接点 22B 桟部 22C 連結帯 23 円筒状ドラム 23A 円形孔 24 メインドラム 25 マウントノズル 26,26A,26B テーブル 27 配線基板 28 テープ用ドラム 28A ロータリーカッター 29,29A 粘着テープ 30 カメラ 31 排出部 31A 取出し用テープ 31B 巻出しドラム 31C 巻取りドラム 31D 貼付け台 32 可動接点体 33 絶縁フィルム 33A,33B たるみ 34 巻出し部 35 巻取り部 36,37 センサ 38 押さえピン 39 ガイド板
フロントページの続き (72)発明者 藤山 雅三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 酒井 英信 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 丹下 泰延 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA11 AA15 AA31 CC04 CC05 CC09 CD03 CD05 CE06 DD02 DD03 DD06 DD07 DD10 DD13 DD33 DD35 EE02 EE03 EE23 EE24 EE25 EE38 FF05 FF06 FF07 FF31 FF33 FG08 5G023 AA01 CA05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドーム形状の可動接点が二つの短い桟部
    で連結帯に所定のピッチで連結されたフープ状可動接点
    から単品に切断した桟部の付かない可動接点を、その周
    囲に所定の接着用面積を確保できる大きさに切断した粘
    着テープによって、X軸及びY軸方向の位置調整機能を
    備えたテーブルに載せた配線基板上に貼付する可動接点
    の装着装置。
  2. 【請求項2】 上方にフープ状可動接点から単品の可動
    接点に切断する金型を、その下方に切断した粘着テープ
    と可動接点を保持する複数のマウントノズルを外周に有
    するメインドラムを、さらにその下方に配線基板を載せ
    たテーブルを各々配設し、メインドラムを縦方向に回転
    し、粘着テープと可動接点を順次吸着保持したマウント
    ノズルによって、配線基板上に粘着テープにより可動接
    点を貼付する請求項1記載の可動接点の装着装置。
  3. 【請求項3】 円筒状ドラムの外周に円筒の中心に向け
    て空けられた複数の円形孔に、フープ状可動接点から単
    品に切断した可動接点を、そのドーム形状の頂点部を外
    方に向けて一つずつ吸着収容して位置決めし、円筒状ド
    ラムを回転して、円形孔の入口が切断した粘着テープの
    位置に合致した時に、円形孔内の突出したピンにより可
    動接点を押し出して粘着テープに接着する請求項1また
    は2記載の可動接点の装着装置。
  4. 【請求項4】 単品に切断した可動接点を切断した粘着
    テープに接着した位置を画像認識した後、画像認識によ
    り規格外であると判定されたものを、粘着テープの接着
    剤により取出し用テープに貼り付けて排出する請求項1
    〜3のいずれか一つに記載の可動接点の装着装置。
  5. 【請求項5】 配線基板をテープ状の絶縁フィルムと
    し、この絶縁フィルムを可動接点を貼付するテーブル上
    に吸着保持すると共に、絶縁フィルムを供給する巻出し
    部とテーブルの間、及びテーブルと可動接点が貼付され
    た絶縁フィルムを巻き取る巻取り部の間の絶縁フィルム
    に、たるみを設けた請求項1〜4のいずれか一つに記載
    の可動接点の装着装置。
  6. 【請求項6】 巻出し部とテーブルの間またはテーブル
    と巻取り部の間の少なくとも一方に、絶縁フィルムのた
    るみを検出するセンサを配置した請求項5記載の可動接
    点の装着装置。
  7. 【請求項7】 テーブルの両端に、絶縁フィルムの浮き
    を防止する押さえピンと、送り方向の絶縁フィルムのた
    るみを防止するガイド板を設けた請求項5または6記載
    の可動接点の装着装置。
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CN102097237A (zh) * 2010-12-18 2011-06-15 周俊雄 新式轻触开关组装机

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