JP2000030104A - 応募葉書抽選システム - Google Patents
応募葉書抽選システムInfo
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- JP2000030104A JP2000030104A JP10197287A JP19728798A JP2000030104A JP 2000030104 A JP2000030104 A JP 2000030104A JP 10197287 A JP10197287 A JP 10197287A JP 19728798 A JP19728798 A JP 19728798A JP 2000030104 A JP2000030104 A JP 2000030104A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 応募葉書の収集、重複当選の検索、当選通知
用ラベルやハガキ等の作成までの一連の処理を省人化し
て効率良く行う。 【解決手段】 スタッカから応募葉書を順次搬送し(S
1)、応募葉書の個人情報の画像データを読み取る(S
2)。読み取った画像データに登録番号を付与し(S
3)、画像データを登録番号とともに記憶する(S
4)。応募期間終了後(S5)に、登録番号の中から当
選番号を決定する(S6)。次に、当選番号に該当する
登録番号に係る画像データを選定し、選定した画像デー
タの少なくとも一部を文字認識し、文字認識した特定の
文字群(住所や氏名等)を対比することにより、重複当
選の有無を検索する(S7)。また、当選番号に該当す
る登録番号に係る画像データ又はそれを文字認識した文
字群の少なくとも一部を用紙に出力し、当選通知用のラ
ベルやハガキ等を作成する(S8)。
用ラベルやハガキ等の作成までの一連の処理を省人化し
て効率良く行う。 【解決手段】 スタッカから応募葉書を順次搬送し(S
1)、応募葉書の個人情報の画像データを読み取る(S
2)。読み取った画像データに登録番号を付与し(S
3)、画像データを登録番号とともに記憶する(S
4)。応募期間終了後(S5)に、登録番号の中から当
選番号を決定する(S6)。次に、当選番号に該当する
登録番号に係る画像データを選定し、選定した画像デー
タの少なくとも一部を文字認識し、文字認識した特定の
文字群(住所や氏名等)を対比することにより、重複当
選の有無を検索する(S7)。また、当選番号に該当す
る登録番号に係る画像データ又はそれを文字認識した文
字群の少なくとも一部を用紙に出力し、当選通知用のラ
ベルやハガキ等を作成する(S8)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、応募葉書の中から
公平な抽選を行い、重複当選の有無を機械的に検索し、
当選者に対する当選通知用のラベルやハガキ等を作成す
る一連の処理を行うための応募葉書抽選システムに関す
るものである。
公平な抽選を行い、重複当選の有無を機械的に検索し、
当選者に対する当選通知用のラベルやハガキ等を作成す
る一連の処理を行うための応募葉書抽選システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、応募葉書の中から抽選を行う場合
には、応募期間中の全ての応募葉書を箱に入れて倉庫等
に保管しておき、応募期間終了後に集まった応募葉書の
中から当選件数分の応募葉書を手作業で抜き取ること等
により行っている。また、これらの作業のうちの抽選処
理や郵送処理の一部を機械化したものが知られている
(特開平3−102594号公報)。
には、応募期間中の全ての応募葉書を箱に入れて倉庫等
に保管しておき、応募期間終了後に集まった応募葉書の
中から当選件数分の応募葉書を手作業で抜き取ること等
により行っている。また、これらの作業のうちの抽選処
理や郵送処理の一部を機械化したものが知られている
(特開平3−102594号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
技術では、応募期間の終了時まで大量の応募葉書を保管
するための場所が必要になるという問題があった。さら
に、抽選には人為的要素が入るので、公平性に欠けると
いう問題があった。また、抽選処理を機械化したもので
は、抽選の公平性の面は改善されるが、一人で多数の応
募をした場合に生じ得る重複当選を排除したいときは、
当選者を1人ずつチェックしていく必要があり、作業が
煩雑になるという問題があった。
技術では、応募期間の終了時まで大量の応募葉書を保管
するための場所が必要になるという問題があった。さら
に、抽選には人為的要素が入るので、公平性に欠けると
いう問題があった。また、抽選処理を機械化したもので
は、抽選の公平性の面は改善されるが、一人で多数の応
募をした場合に生じ得る重複当選を排除したいときは、
当選者を1人ずつチェックしていく必要があり、作業が
煩雑になるという問題があった。
【0004】さらに、上記公報に記載の発明では、予め
フォーマットを定めた葉書等のみしか対応することがで
きないという問題がある。また、各応募者の全てのデー
タを手入力しなければならず、一連の作業を効率良く行
うことができないという問題がある。したがって、本発
明が解決しようとする課題は、抽選の公平化を図り、重
複当選を機械的に検索し、応募葉書の収集から当選通知
用ラベルの作成までの一連の処理を省人化して効率良く
行うことである。
フォーマットを定めた葉書等のみしか対応することがで
きないという問題がある。また、各応募者の全てのデー
タを手入力しなければならず、一連の作業を効率良く行
うことができないという問題がある。したがって、本発
明が解決しようとする課題は、抽選の公平化を図り、重
複当選を機械的に検索し、応募葉書の収集から当選通知
用ラベルの作成までの一連の処理を省人化して効率良く
行うことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、応募葉書に記載された応募者
の個人情報を画像データとして読み取る画像読み取り手
段と、前記画像読み取り手段で読み取った応募葉書ごと
の画像データを、登録番号と対応させて記憶する画像デ
ータ記憶手段と、前記画像データ記憶手段に記憶した画
像データに対応する登録番号の中から、当選番号を決定
する抽選手段と、前記抽選手段で決定した当選番号に該
当する登録番号に対応する画像データを前記画像データ
記憶手段から選定し、選定した画像データの少なくとも
一部を文字認識し、文字認識した特定の文字群を対比す
ることにより、重複当選の有無を検索する重複当選検索
手段と、前記抽選手段で決定した当選番号に該当する登
録番号に対応する画像データ又はその画像データを文字
認識した文字群の少なくとも一部を所定の用紙に出力す
る出力手段とを備えた応募葉書抽選システムである。
めに、請求項1の発明は、応募葉書に記載された応募者
の個人情報を画像データとして読み取る画像読み取り手
段と、前記画像読み取り手段で読み取った応募葉書ごと
の画像データを、登録番号と対応させて記憶する画像デ
ータ記憶手段と、前記画像データ記憶手段に記憶した画
像データに対応する登録番号の中から、当選番号を決定
する抽選手段と、前記抽選手段で決定した当選番号に該
当する登録番号に対応する画像データを前記画像データ
記憶手段から選定し、選定した画像データの少なくとも
一部を文字認識し、文字認識した特定の文字群を対比す
ることにより、重複当選の有無を検索する重複当選検索
手段と、前記抽選手段で決定した当選番号に該当する登
録番号に対応する画像データ又はその画像データを文字
認識した文字群の少なくとも一部を所定の用紙に出力す
る出力手段とを備えた応募葉書抽選システムである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の応募
葉書抽選システムにおいて、前記重複当選検索手段は、
文字認識した文字群から検索した都道府県名の最初の文
字から所定文字数までの文字群により構成される住所文
字群、前記住所文字群及びこれに連続する文字列の直後
に位置する他の文字群により構成される氏名文字群、文
字認識した文字群から検索した7桁の連続数字により構
成される郵便番号文字群、若しくは文字認識した文字群
から検索した10桁の連続数字により構成される電話番
号文字群、又はこれらの組み合わせを対比することを特
徴とする。
葉書抽選システムにおいて、前記重複当選検索手段は、
文字認識した文字群から検索した都道府県名の最初の文
字から所定文字数までの文字群により構成される住所文
字群、前記住所文字群及びこれに連続する文字列の直後
に位置する他の文字群により構成される氏名文字群、文
字認識した文字群から検索した7桁の連続数字により構
成される郵便番号文字群、若しくは文字認識した文字群
から検索した10桁の連続数字により構成される電話番
号文字群、又はこれらの組み合わせを対比することを特
徴とする。
【0007】
【作用】請求項1の発明においては、画像読み取り手段
で、応募葉書に記載された住所や氏名等の画像がCCD
カメラ等により画像データとして読み取られる。応募葉
書ごとに読み取った各画像データにはそれぞれ登録番号
が付され、画像データと登録番号とが関連づけられて画
像データ記憶手段に記憶される。
で、応募葉書に記載された住所や氏名等の画像がCCD
カメラ等により画像データとして読み取られる。応募葉
書ごとに読み取った各画像データにはそれぞれ登録番号
が付され、画像データと登録番号とが関連づけられて画
像データ記憶手段に記憶される。
【0008】応募葉書の抽選を行う場合には、抽選手段
で登録番号の中から当選番号が決定される。そして、重
複当選検索手段で、当選した登録番号に係る画像データ
を画像データ記憶手段から読み込むとともに、その画像
データの少なくとも一部、例えば住所や氏名等を文字認
識して文字データに変換し、その文字データ同士を対比
して応募者が同一と推定されるものがあるか否かを判別
することで、重複当選の有無が検索される。次に、出力
手段でタック紙又は帳票等の用紙にプリンタ等で出力さ
れて、当選通知用のラベルやハガキが作成される。
で登録番号の中から当選番号が決定される。そして、重
複当選検索手段で、当選した登録番号に係る画像データ
を画像データ記憶手段から読み込むとともに、その画像
データの少なくとも一部、例えば住所や氏名等を文字認
識して文字データに変換し、その文字データ同士を対比
して応募者が同一と推定されるものがあるか否かを判別
することで、重複当選の有無が検索される。次に、出力
手段でタック紙又は帳票等の用紙にプリンタ等で出力さ
れて、当選通知用のラベルやハガキが作成される。
【0009】請求項2の発明においては、重複当選検索
手段は、応募葉書に記載された住所、氏名、郵便番号若
しくは電話番号又はこれらの組み合わせを対比すること
で、重複当選の有無を検索する。住所の対比は、文字認
識した文字群を検索して都道府県名を選定し、その都道
府県名の最初の文字から所定文字数、例えば10〜20
文字程度の文字群を住所文字群とし、この文字群を対比
することにより行う。氏名の対比は、住所文字群及びこ
れに連続する文字列の直後に位置する他の文字群を氏名
文字群とし、この文字群を対比することにより行う。
手段は、応募葉書に記載された住所、氏名、郵便番号若
しくは電話番号又はこれらの組み合わせを対比すること
で、重複当選の有無を検索する。住所の対比は、文字認
識した文字群を検索して都道府県名を選定し、その都道
府県名の最初の文字から所定文字数、例えば10〜20
文字程度の文字群を住所文字群とし、この文字群を対比
することにより行う。氏名の対比は、住所文字群及びこ
れに連続する文字列の直後に位置する他の文字群を氏名
文字群とし、この文字群を対比することにより行う。
【0010】また、郵便番号の対比は、文字認識した文
字群から7桁の連続数字を検索して郵便番号文字群と
し、この文字群を対比することにより行う。電話番号の
対比は、文字認識した文字群から10桁の連続数字を検
索して電話番号文字群とし、この文字群を対比すること
により行う。
字群から7桁の連続数字を検索して郵便番号文字群と
し、この文字群を対比することにより行う。電話番号の
対比は、文字認識した文字群から10桁の連続数字を検
索して電話番号文字群とし、この文字群を対比すること
により行う。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。図1は、本発明による
応募葉書抽選システムの一実施形態を示すブロック図で
ある。本システムにおいて、スタッカ11は、抽選期間
中に郵送されてきた応募葉書を順次積み重ねて収納する
ものである。また、搬送系12は、スタッカ11内の応
募葉書群から1枚ずつ応募葉書を搬出し、搬送路12a
を通過させて集積箱まで案内するものである。
の一実施形態について説明する。図1は、本発明による
応募葉書抽選システムの一実施形態を示すブロック図で
ある。本システムにおいて、スタッカ11は、抽選期間
中に郵送されてきた応募葉書を順次積み重ねて収納する
ものである。また、搬送系12は、スタッカ11内の応
募葉書群から1枚ずつ応募葉書を搬出し、搬送路12a
を通過させて集積箱まで案内するものである。
【0012】この搬送系12のうち、スタッカ11の底
部には、給紙ローラ(図示せず)が設けられており、給
紙ローラの回転によってスタッカ11内の最下部の応募
葉書を1枚ずつ搬送路12a上に搬出する。搬送路12
aは、搬送コンベヤ等から形成されるか、又は搬送ロー
ラ等(図示せず)によって応募葉書を挟持して搬送す
る。集積箱13は、搬送路12aの端部に設けられ、搬
送路12aを通過した応募葉書を収納するものである。
なお、上記の搬送系12の給紙ローラや搬送路12aの
駆動部(図示せず)は、パソコン14に電気的に接続さ
れ、パソコン14からの指令に基づいて駆動される。
部には、給紙ローラ(図示せず)が設けられており、給
紙ローラの回転によってスタッカ11内の最下部の応募
葉書を1枚ずつ搬送路12a上に搬出する。搬送路12
aは、搬送コンベヤ等から形成されるか、又は搬送ロー
ラ等(図示せず)によって応募葉書を挟持して搬送す
る。集積箱13は、搬送路12aの端部に設けられ、搬
送路12aを通過した応募葉書を収納するものである。
なお、上記の搬送系12の給紙ローラや搬送路12aの
駆動部(図示せず)は、パソコン14に電気的に接続さ
れ、パソコン14からの指令に基づいて駆動される。
【0013】また、CCDカメラ15は、搬送路12a
の上面から所定間隔を隔てて設けられている。このCC
Dカメラ15は、応募葉書に記載された応募者の住所や
氏名等を画像データとして読み取るためのものである。
CCDカメラ15は、パソコン14に電気的に接続され
ており、撮像した画像データをパソコン14側に伝送す
る。なお、パソコン14には、情報等を画像表示するた
めのディスプレイ16、データを記憶するための補助記
憶装置17、及び情報を出力するためのプリンタ18が
電気的に接続されている。
の上面から所定間隔を隔てて設けられている。このCC
Dカメラ15は、応募葉書に記載された応募者の住所や
氏名等を画像データとして読み取るためのものである。
CCDカメラ15は、パソコン14に電気的に接続され
ており、撮像した画像データをパソコン14側に伝送す
る。なお、パソコン14には、情報等を画像表示するた
めのディスプレイ16、データを記憶するための補助記
憶装置17、及び情報を出力するためのプリンタ18が
電気的に接続されている。
【0014】次に、上述のシステムを用いた処理につい
て説明する。図2は、本発明システムの処理の流れを説
明するフローチャートである。作業者は、郵送されてき
た応募葉書をスタッカ11に収納する。このとき、応募
者の住所や氏名等が記載されている面を上面側にすると
ともに、応募葉書の天側を集積箱13側に向けて収納す
る。ある程度の応募葉書がスタッカ11内に集まった段
階で、ステップ1にて、パソコン14により搬送系12
の駆動部を駆動する。これにより、駆動部の給紙ローラ
が回転してスタッカ11内から応募葉書が1枚ずつ搬送
路12aに搬出される。そして、ステップ2で、CCD
カメラ15は、搬送路12aを通過する応募葉書に記載
されている応募者の個人情報、例えば郵便番号、住所、
氏名、年齢、職業、性別、電話番号等を読み取る(画像
読み取り手段)。
て説明する。図2は、本発明システムの処理の流れを説
明するフローチャートである。作業者は、郵送されてき
た応募葉書をスタッカ11に収納する。このとき、応募
者の住所や氏名等が記載されている面を上面側にすると
ともに、応募葉書の天側を集積箱13側に向けて収納す
る。ある程度の応募葉書がスタッカ11内に集まった段
階で、ステップ1にて、パソコン14により搬送系12
の駆動部を駆動する。これにより、駆動部の給紙ローラ
が回転してスタッカ11内から応募葉書が1枚ずつ搬送
路12aに搬出される。そして、ステップ2で、CCD
カメラ15は、搬送路12aを通過する応募葉書に記載
されている応募者の個人情報、例えば郵便番号、住所、
氏名、年齢、職業、性別、電話番号等を読み取る(画像
読み取り手段)。
【0015】なお、応募葉書の画像読み取りが完了した
後は、集積箱13内に溜められた応募葉書を廃棄しても
良い。応募葉書がある程度集まった時点で上記処理を行
い、処理後に応募葉書を廃棄すれば、応募葉書が大量に
なってスタッカ11以外に専用の保管場所が必要になる
ことを回避することができる。
後は、集積箱13内に溜められた応募葉書を廃棄しても
良い。応募葉書がある程度集まった時点で上記処理を行
い、処理後に応募葉書を廃棄すれば、応募葉書が大量に
なってスタッカ11以外に専用の保管場所が必要になる
ことを回避することができる。
【0016】CCDカメラ15は、読み取った画像デー
タをパソコン14に伝送する。パソコン14は、この画
像データを受け取ると、ステップ3でその画像データに
IDとなる登録番号を付す。よって、各応募葉書の画像
データごとに異なる登録番号が付される。次のステップ
4では、パソコン14は、画像データを補助記憶装置1
7(画像データ記憶手段)に記憶する。このときに、パ
ソコン14は、画像データを登録番号と対応づけて記憶
する。例えば、登録番号とともに画像データを記憶する
か、又は画像データごとに登録番号が特定できるように
記憶する。
タをパソコン14に伝送する。パソコン14は、この画
像データを受け取ると、ステップ3でその画像データに
IDとなる登録番号を付す。よって、各応募葉書の画像
データごとに異なる登録番号が付される。次のステップ
4では、パソコン14は、画像データを補助記憶装置1
7(画像データ記憶手段)に記憶する。このときに、パ
ソコン14は、画像データを登録番号と対応づけて記憶
する。例えば、登録番号とともに画像データを記憶する
か、又は画像データごとに登録番号が特定できるように
記憶する。
【0017】応募期間が終了するまでは上述の処理を行
い続け、ステップ5で応募期間が終了すると、応募葉書
の受付を中止して、ステップ6に進んで抽選を行う(抽
選手段)。抽選を行うときは、画像データに付与した登
録番号の中から当選番号を決定する。当選番号の決定
は、例えば乱数等を用いてランダムに登録番号を当選件
数分だけ選定するか、又は任意の下桁、例えば確率1/
100で当選させるときは下二桁を決定する。
い続け、ステップ5で応募期間が終了すると、応募葉書
の受付を中止して、ステップ6に進んで抽選を行う(抽
選手段)。抽選を行うときは、画像データに付与した登
録番号の中から当選番号を決定する。当選番号の決定
は、例えば乱数等を用いてランダムに登録番号を当選件
数分だけ選定するか、又は任意の下桁、例えば確率1/
100で当選させるときは下二桁を決定する。
【0018】そして、当選番号を決定したら、その当選
番号に該当する登録番号に係る画像データを補助記憶装
置17から選定し、その画像データをディスプレイ16
に画像表示する。また、補助記憶装置17内に当選者デ
ータファイルを作成し、そのファイル内に当選した登録
番号に係る画像データを記憶する。
番号に該当する登録番号に係る画像データを補助記憶装
置17から選定し、その画像データをディスプレイ16
に画像表示する。また、補助記憶装置17内に当選者デ
ータファイルを作成し、そのファイル内に当選した登録
番号に係る画像データを記憶する。
【0019】次に、ステップ7で、当選者が重複してい
ないかどうかを検索する(重複当選検索手段)。この重
複当選の検索は、画像データの少なくとも一部を文字
(数字を含む)認識し、文字認識した特定の文字群を対
比することにより行う。画像データを文字データに文字
認識する(文字コードに変換する)場合において、例え
ば応募葉書の個人情報の各記載領域を専用のフォーマッ
トで定めたときは、応募葉書の住所記載領域や氏名記載
領域を特定できるので、その各領域内の画像データを文
字認識すれば、文字認識した文字群の属性を特定するこ
とができる。
ないかどうかを検索する(重複当選検索手段)。この重
複当選の検索は、画像データの少なくとも一部を文字
(数字を含む)認識し、文字認識した特定の文字群を対
比することにより行う。画像データを文字データに文字
認識する(文字コードに変換する)場合において、例え
ば応募葉書の個人情報の各記載領域を専用のフォーマッ
トで定めたときは、応募葉書の住所記載領域や氏名記載
領域を特定できるので、その各領域内の画像データを文
字認識すれば、文字認識した文字群の属性を特定するこ
とができる。
【0020】また、応募葉書の各記載領域を専用のフォ
ーマットで定めていないときであっても、住所や氏名等
の記載順序を定めているときは、文字認識した文字群の
位置から、その文字群の属性を特定することができる。
一方、住所や氏名等の記載形式を任意にしている場合に
は、応募葉書の読み取った画像データの全てを文字認識
し、文字認識した文字群の属性を推定する必要がある。
ーマットで定めていないときであっても、住所や氏名等
の記載順序を定めているときは、文字認識した文字群の
位置から、その文字群の属性を特定することができる。
一方、住所や氏名等の記載形式を任意にしている場合に
は、応募葉書の読み取った画像データの全てを文字認識
し、文字認識した文字群の属性を推定する必要がある。
【0021】先ず、住所に関しては、文字認識した文字
群から都道府県(市を含む)名を検索する。ここで、都
道府県名の文字データを予めパソコン14に設けてお
き、このデータの中から一致するものを検索する。都道
府県名が特定されると、その都道府県名の最初の文字を
住所の最初の文字と判別する。そして、都道府県名の最
初の文字から所定文字数、例えば10文字から20文字
程度の間で任意に決定した数の文字群から構成されるも
のを、住所文字群とする。すなわち、住所文字群の以降
にさらに文字列が続いていても、その文字列を無視す
る。
群から都道府県(市を含む)名を検索する。ここで、都
道府県名の文字データを予めパソコン14に設けてお
き、このデータの中から一致するものを検索する。都道
府県名が特定されると、その都道府県名の最初の文字を
住所の最初の文字と判別する。そして、都道府県名の最
初の文字から所定文字数、例えば10文字から20文字
程度の間で任意に決定した数の文字群から構成されるも
のを、住所文字群とする。すなわち、住所文字群の以降
にさらに文字列が続いていても、その文字列を無視す
る。
【0022】また、氏名に関しては、上記の住所文字
群、又は住所文字群とこれに連続する文字列の直後に位
置する他の文字群を検索し、氏名文字群とする。例えば
住所文字群に連続する文字列が途中で終了して改行され
ているときは、その改行後の最初の文字を氏名の最初の
文字と判別し、その行の文字群を氏名文字群とする。さ
らにまた、郵便番号に関しては、7桁の連続数字を検索
し、その7桁の連続文字群を郵便番号文字群とする。さ
らに、電話番号に関しては、10桁の連続数字を検索
し、その10桁の連続文字群を電話番号文字群とする。
群、又は住所文字群とこれに連続する文字列の直後に位
置する他の文字群を検索し、氏名文字群とする。例えば
住所文字群に連続する文字列が途中で終了して改行され
ているときは、その改行後の最初の文字を氏名の最初の
文字と判別し、その行の文字群を氏名文字群とする。さ
らにまた、郵便番号に関しては、7桁の連続数字を検索
し、その7桁の連続文字群を郵便番号文字群とする。さ
らに、電話番号に関しては、10桁の連続数字を検索
し、その10桁の連続文字群を電話番号文字群とする。
【0023】以上の住所文字群、氏名文字群、郵便番号
文字群、又は電話番号文字群のうちのいずれか1つ又は
2以上の組み合わせを対比し、一致した場合には、重複
当選が存在するか、又は重複当選の可能性が高いと判別
する。ここで、例えば同一人ではないが、一家庭内での
当選を1つに限定するときは、電話番号文字群のみで重
複当選の検索を行うことができる。
文字群、又は電話番号文字群のうちのいずれか1つ又は
2以上の組み合わせを対比し、一致した場合には、重複
当選が存在するか、又は重複当選の可能性が高いと判別
する。ここで、例えば同一人ではないが、一家庭内での
当選を1つに限定するときは、電話番号文字群のみで重
複当選の検索を行うことができる。
【0024】また、郵便番号文字群や住所文字群のみで
重複当選の検索を行うときは、同一人である可能性が高
いにもかかわらず、必ずしも同一人であるとは限らな
い。したがって、この場合には、一致した認識文字群に
係る画像データをディスプレイ16にて画像表示し、最
終的な重複当選の判別を、作業者の目視により行っても
良い。このようにすると、重複当選の検索を完全に自動
化することはできないが、重複当選の検索の全てを人手
によって行う場合よりも、極めて短時間で効率良く検索
することができる。
重複当選の検索を行うときは、同一人である可能性が高
いにもかかわらず、必ずしも同一人であるとは限らな
い。したがって、この場合には、一致した認識文字群に
係る画像データをディスプレイ16にて画像表示し、最
終的な重複当選の判別を、作業者の目視により行っても
良い。このようにすると、重複当選の検索を完全に自動
化することはできないが、重複当選の検索の全てを人手
によって行う場合よりも、極めて短時間で効率良く検索
することができる。
【0025】そして、重複当選が生じている場合におい
て、その重複当選を許可しないときは、いずれか1つを
当選とし、他方を当選から除外する。また、当選を除外
した数だけ、上記抽選手段により新たな当選番号を決定
する。
て、その重複当選を許可しないときは、いずれか1つを
当選とし、他方を当選から除外する。また、当選を除外
した数だけ、上記抽選手段により新たな当選番号を決定
する。
【0026】次に、ステップ8に進み、当選者に対して
当選通知をするとき、例えば当選品を発送するときに、
その通知物に貼付するためのラベルやハガキを作成する
(出力手段)。このラベルは、応募葉書の画像データに
基づいて当選者の住所及び氏名等を表示したものであ
る。
当選通知をするとき、例えば当選品を発送するときに、
その通知物に貼付するためのラベルやハガキを作成する
(出力手段)。このラベルは、応募葉書の画像データに
基づいて当選者の住所及び氏名等を表示したものであ
る。
【0027】ラベル紙の作成としては、例えば、当選番
号に該当する登録番号に係る画像データ、又はその画像
データを文字認識した文字群の少なくとも一部(住所及
び氏名の部分)をプリンタ18にて印字する。また、ラ
ベル紙としては、予め裏面側に粘着剤が塗布されて所定
大に分離されたタック紙が挙げられるが、一般の帳票に
全ての当選者の住所及び氏名を一括印字した後に、各当
選者ごとに裁断して用いても良い。以上の処理により、
応募葉書の整理から、抽選処理、当選通知用ラベルやハ
ガキの作成までの一連の処理を機械化して効率良く行う
ことができる。
号に該当する登録番号に係る画像データ、又はその画像
データを文字認識した文字群の少なくとも一部(住所及
び氏名の部分)をプリンタ18にて印字する。また、ラ
ベル紙としては、予め裏面側に粘着剤が塗布されて所定
大に分離されたタック紙が挙げられるが、一般の帳票に
全ての当選者の住所及び氏名を一括印字した後に、各当
選者ごとに裁断して用いても良い。以上の処理により、
応募葉書の整理から、抽選処理、当選通知用ラベルやハ
ガキの作成までの一連の処理を機械化して効率良く行う
ことができる。
【0028】なお、補助記憶装置17に記憶した全ての
応募葉書の画像データをデータベースとして使用するこ
とができる。すなわち、画像データ又はそれを文字認識
したものの全部又は一部を用いて、応募者の個人情報の
集計を採ることができる。例えば、応募葉書に記載され
た画像データを文字認識して都道府県を判別し、都道府
県別の応募総数を計算することで、応募者の地域の傾向
を把握できるようになる。さらに、応募者の全ての住所
及び氏名を文字認識し、それをダイレクトメールの発送
等に利用することができる。
応募葉書の画像データをデータベースとして使用するこ
とができる。すなわち、画像データ又はそれを文字認識
したものの全部又は一部を用いて、応募者の個人情報の
集計を採ることができる。例えば、応募葉書に記載され
た画像データを文字認識して都道府県を判別し、都道府
県別の応募総数を計算することで、応募者の地域の傾向
を把握できるようになる。さらに、応募者の全ての住所
及び氏名を文字認識し、それをダイレクトメールの発送
等に利用することができる。
【0029】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、以下のような種々の変形が可能である。 (1)実施形態では、応募葉書の画像の読み取りは、搬
送系12及びCCDカメラ15により行ったが、これら
に代えて、自動給紙機構を備えたイメージスキャナによ
り行うことも可能である。
たが、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、以下のような種々の変形が可能である。 (1)実施形態では、応募葉書の画像の読み取りは、搬
送系12及びCCDカメラ15により行ったが、これら
に代えて、自動給紙機構を備えたイメージスキャナによ
り行うことも可能である。
【0030】(2)また、実施形態では、スタッカ11
内に応募葉書がある程度集まった段階で応募葉書の画像
を読み取るようにしたが、抽選期間内は応募葉書の画像
読み取りを行わないで、抽選期間終了後に一括して行っ
ても良い。 (3)実施形態では、補助記憶装置17に画像データを
記憶するときにその画像データに登録番号を付したが、
例えば応募葉書をスタッカ11に収納するとき等に応募
葉書の所定位置に登録番号をナンバリングし、応募葉書
の画像を読み取るときに同時にそのナンバリングされた
登録番号を読み取り、パソコン14側で登録番号の画像
を文字認識するようにしても良い。
内に応募葉書がある程度集まった段階で応募葉書の画像
を読み取るようにしたが、抽選期間内は応募葉書の画像
読み取りを行わないで、抽選期間終了後に一括して行っ
ても良い。 (3)実施形態では、補助記憶装置17に画像データを
記憶するときにその画像データに登録番号を付したが、
例えば応募葉書をスタッカ11に収納するとき等に応募
葉書の所定位置に登録番号をナンバリングし、応募葉書
の画像を読み取るときに同時にそのナンバリングされた
登録番号を読み取り、パソコン14側で登録番号の画像
を文字認識するようにしても良い。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、抽選の公平化
が図られ、重複当選の検索を機械化することができる。
そして、応募葉書の収集から当選通知用ラベルやハガキ
等の作成までの一連の処理を省人化して効率良く行うこ
とができる。また、請求項2の発明によれば、画像デー
タを文字認識し、その認識文字群の属性を推定すること
で、応募葉書に特別なフォーマットを用いることなく、
重複当選の検索が可能になる。
が図られ、重複当選の検索を機械化することができる。
そして、応募葉書の収集から当選通知用ラベルやハガキ
等の作成までの一連の処理を省人化して効率良く行うこ
とができる。また、請求項2の発明によれば、画像デー
タを文字認識し、その認識文字群の属性を推定すること
で、応募葉書に特別なフォーマットを用いることなく、
重複当選の検索が可能になる。
【図1】本発明による応募葉書抽選システムの一実施形
態を示すブロック図である。
態を示すブロック図である。
【図2】図1のシステムの処理の流れを説明するフロー
チャートである。
チャートである。
11 スタッカ 12 搬送系 12a 搬送路 13 箱 14 パソコン 15 CCDカメラ 16 ディスプレイ 17 補助記憶装置 18 プリンタ
Claims (2)
- 【請求項1】 応募葉書に記載された応募者の個人情報
を画像データとして読み取る画像読み取り手段と、 前記画像読み取り手段で読み取った応募葉書ごとの画像
データを、登録番号と対応させて記憶する画像データ記
憶手段と、 前記画像データ記憶手段に記憶した画像データに対応す
る登録番号の中から、当選番号を決定する抽選手段と、 前記抽選手段で決定した当選番号に該当する登録番号に
対応する画像データを前記画像データ記憶手段から選定
し、選定した画像データの少なくとも一部を文字認識
し、文字認識した特定の文字群を対比することにより、
重複当選の有無を検索する重複当選検索手段と、 前記抽選手段で決定した当選番号に該当する登録番号に
対応する画像データ又はその画像データを文字認識した
文字群の少なくとも一部を所定の用紙に出力する出力手
段とを備えることを特徴とする応募葉書抽選システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の応募葉書抽選システム
において、 前記重複当選検索手段は、文字認識した文字群から検索
した都道府県名の最初の文字から所定文字数までの文字
群により構成される住所文字群、前記住所文字群及びこ
れに連続する文字列の直後に位置する他の文字群により
構成される氏名文字群、文字認識した文字群から検索し
た7桁の連続数字により構成される郵便番号文字群、若
しくは文字認識した文字群から検索した10桁の連続数
字により構成される電話番号文字群、又はこれらの組み
合わせを対比することを特徴とする応募葉書抽選システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10197287A JP2000030104A (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 応募葉書抽選システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10197287A JP2000030104A (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 応募葉書抽選システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000030104A true JP2000030104A (ja) | 2000-01-28 |
Family
ID=16371963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10197287A Pending JP2000030104A (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 応募葉書抽選システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000030104A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009110359A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Katsuyoshi Nagashima | 重複申込判定方法およびそのシステム |
JP2016091113A (ja) * | 2014-10-30 | 2016-05-23 | トッパン・フォームズ株式会社 | キャンペーン応募管理システム及びキャンペーン応募管理方法 |
-
1998
- 1998-07-13 JP JP10197287A patent/JP2000030104A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009110359A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Katsuyoshi Nagashima | 重複申込判定方法およびそのシステム |
JP2016091113A (ja) * | 2014-10-30 | 2016-05-23 | トッパン・フォームズ株式会社 | キャンペーン応募管理システム及びキャンペーン応募管理方法 |
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