JP2000029934A - 保守巡回作業表作成装置 - Google Patents

保守巡回作業表作成装置

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JP2000029934A
JP2000029934A JP19753898A JP19753898A JP2000029934A JP 2000029934 A JP2000029934 A JP 2000029934A JP 19753898 A JP19753898 A JP 19753898A JP 19753898 A JP19753898 A JP 19753898A JP 2000029934 A JP2000029934 A JP 2000029934A
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JP19753898A
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優子 ▲吉▼井
Yuko Yoshii
Masaki Honma
正喜 本間
Kozo Mabuchi
浩三 馬渕
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアントのみを用いて保守作業予定の調
整を迅速かつ効率良く行なえるとともに変更データを確
実に反映できる保守巡回作業表作成装置の提供。 【解決手段】 サーバ1に、保守員毎の少なくとも1ヵ
月間の保守作業予定を記憶するスケジュール情報記憶部
1Bを設けるとともに、クライアント2に、前記の保守
作業予定のうちの一部を抽出する保守巡回情報抽出処理
部2Dと、前記の抽出した保守作業予定を記憶する保守
巡回調整記憶部2Eと、保守作業予定を調整する保守巡
回調整処理部2Fと、この調整した保守作業予定に基づ
いてスケジュール情報記憶部1Bの記憶内容を更新する
保守調整情報格納処理部2Gとを設けた。これにより、
保守作業予定の調整を行なうとき、クライアント2の保
守巡回調整処理部2Fにより保守巡回調整記憶部2Eに
記憶される情報に基づいて保守作業予定を調整し、この
調整した保守作業予定に基づいて、保守調整情報格納処
理部2Gによりスケジュール情報記憶部1Bの記憶内容
を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保守契約が結ばれ
ている顧客ビルの設備機器などの保守点検作業を定期的
に行なうための保守巡回作業表を作成する保守巡回作業
表作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にビルには、エレベータやエスカレ
ータなどの多くの設備機器が設置されており、これらの
設備機器に故障が生じた場合、ビルの居住者やビルに出
入りする人に多大の迷惑を与えるため、前記の設備機器
を定期的に保守点検するようになっている。この設備機
器の保守作業を行なうには、保守作業を行なうための資
格や専門的な知識を要することから、前記のビルの所有
者または管理責任者は、設備機器の保守作業を専門的に
行なう保守会社と保守契約を結んで前記の保守作業を委
託することが多い。
【0003】そして、このように保守契約が委託されて
いる保守会社は、保守作業を行なうための資格や専門的
な知識を有する保守作業員を保守サービス拠点に配置
し、必要に応じて設備機器の点検、修理、整備等の保守
サービスを提供している。そして、前記のビルを保守作
業員が契約どおり定期的に巡回するため、保守会社では
所定期間中の日付、保守作業の対象となるビルの名称、
および当該ビルの保守作業に割り付けられる保守作業員
の名前を表示する保守巡回作業表を作成するようになっ
ている。なお、この種の従来技術に関連するものとし
て、例えば特開平4−1919174号公報に記載され
ているものが挙げられる。
【0004】また従来、この種の保守巡回作業表作成装
置として、複数のビルに納入されている複数の設備機器
に行なうべき作業内容に関する保守作業情報を作成する
ホストコンピュータと、このホストコンピュータに通信
回線を介して接続され、多くの記憶容量を有するサーバ
と称されるコンピュータと、このサーバにネットワーク
で接続され、保守巡回作業表を作成するクライアントと
称される複数のコンピュータとから構成されるものが用
いられている。
【0005】このコンピュータシステムを用いた保守巡
回作業表作成装置では、例えば月に一度、ホストコンピ
ュータから翌月の保守作業内容に関するデータがサーバ
に送信されたとき、前記のデータに基づいてサーバはデ
ータを更新して更新データを記憶部の所定箇所に格納
し、クライアントは前記の更新データを用いて翌月の保
守巡回予定表を作成する。これによって、保守作業内容
に関するデータの格納、および保守作業予定の作成処理
を効率良く行なうことができる。
【0006】なお、クライアントで作成した保守巡回予
定表にしたがって保守員が設備機器の保守作業を行なう
ようになっているが、例えば、設備機器の故障発生や保
守作業中のトラブル等に伴い、保守巡回予定表にしたが
って作業予定日に保守作業現場へ行けない場合もかなり
多く発生する。このような場合には、1ヵ月分の契約保
守回数に応じて作業予定日の翌日以降に保守作業を実施
する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、保守巡回予定表にしたがって保守作業を実
施できず保守作業予定の調整を行なうとき、1ヵ月分の
保守作業予定を作成する際に使用する全ての情報および
機能を使用する必要があるため、情報の読み込みや格納
に時間がかなりの掛るとともに、保守巡回作業計画のみ
に携わる作業者は使用しない機能が付加されているため
使い勝手が悪いという問題があった。
【0008】また、サーバとクライアントとの間での通
信に異常が発生した場合、サーバに格納された情報がク
ライアントで使用できなくなるため、保守作業予定の調
整を行なえないという問題もあった。
【0009】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、クライアントの
みを用いて保守作業予定の調整を短時間に効率良く行な
えるとともに、変更データを確実に反映させることので
きる保守巡回作業表作成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数のビルに納入されている複数の設備
機器毎に行なうべき作業内容に関する保守作業情報を作
成するホストコンピュータと、このホストコンピュータ
に通信回線を介して接続されるサーバと、このサーバに
ネットワークで接続される複数のクライアントとから構
成されるとともに、前記サーバが、前記ホストコンピュ
ータから送信される前記保守作業情報を記憶する保守作
業情報記憶部と、保守作業の対象となる複数のビルに関
する少なくとも顧客名および所在地の情報を記憶する現
場情報記憶部と、前記設備機器の保守作業に携わる複数
の保守員に関する作業資格情報、教育履歴情報および所
定期間中の勤務予定情報を記憶する個人情報記憶部とを
備え、前記複数のクライアントが、前記保守作業情報記
憶部、現場情報記憶部および個人情報記憶部でそれぞれ
記憶される情報に基づいて、所定期間中の前記設備機器
の保守作業予定を前記複数の保守員に割り付けるスケジ
ュール情報処理部と、このスケジュール情報処理部によ
る処理結果に応じて前記保守員毎に前記保守作業予定を
表示する表示部とを備えた保守巡回作業表作成装置にお
いて、前記サーバに、前記クライアントで前記保守員毎
に作成した所定期間中の前記保守作業予定を記憶するス
ケジュール情報記憶部を設けるとともに、前記複数のク
ライアントに、前記スケジュール情報記憶部に記憶され
る前記保守作業予定のうちの一部を抽出する保守巡回情
報抽出処理部と、この保守巡回情報抽出処理部で抽出し
た一部の保守作業予定を記憶する保守巡回調整記憶部
と、この保守巡回調整記憶部に記憶される情報に基づい
て保守作業予定を調整する保守巡回調整処理部と、この
保守巡回調整処理部で調整した保守作業予定に基づいて
前記スケジュール情報記憶部の記憶内容を更新する保守
調整情報格納処理部とを設けた構成にしてある。
【0011】上記のように構成した本発明では、クライ
アントの保守巡回情報抽出処理部により、サーバのスケ
ジュール情報記憶部に記憶される保守作業予定のうちの
一部、すなわち保守作業予定の調整に必要な部分のみを
抽出し、この一部の保守作業予定を保守巡回調整記憶部
で記憶する。そして、保守巡回予定表にしたがって保守
作業を実施できず保守作業予定の調整を行なうとき、ク
ライアントの保守巡回調整処理部により、保守巡回調整
記憶部に記憶される情報に基づいて保守作業予定を調整
する。これによって、クライアントのみを用いて保守作
業予定の調整を短時間に効率良く行なえる。また、保守
巡回調整処理部により調整した保守作業予定に基づい
て、保守調整情報格納処理部によりサーバのスケジュー
ル情報記憶部の記憶内容を自動的に更新するので、前記
の調整に伴う変更データを確実に反映させることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の保守巡回作業表作
成装置の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本
発明の一実施形態に係る保守巡回作業表作成装置を示す
ブロック図、図2は図1の保守巡回作業表作成装置の全
般的な処理手順を示すフローチャート、図3は図1の保
守巡回作業表作成装置により保守作業予定を調整する際
の処理手順を示すフローチャートである図1に示す本実
施形態の保守巡回作業表作成装置は、図示しない複数の
ビルに納入されている複数の設備機器に行なうべき作業
内容に関する保守作業情報を作成するホストコンピュー
タ(以下、ホストと称する)0を有するとともに、図示
しない保守サービス拠点に、ホスト0に通信回線0Aを
介して接続される少なくとも1台のサーバ1と、複数台
のクライアント2とが設けられ、これらのサーバ1およ
びクライアント2は、回線接続装置すなわちルータ3と
ケーブル4とを介して接続されている。クライアント2
には、保守員が携帯する複数台の携帯端末器5が着脱可
能に接続されており、この携帯端末器5を介して保守員
は保守作業現場で予定作業や突発的に発生した作業等に
関するデータを入力するようになっている。
【0013】サーバ1は、保守作業の対象となる複数の
ビルに関する顧客名、所在地および作業指定日等に関す
る情報を記憶する現場情報記憶部1Aと、クライアント
2で保守員毎に作成した所定期間、例えば1ヵ月間の保
守作業予定を記憶するスケジュール情報記憶部1Bと、
設備機器の保守作業に携わる複数の保守員に関する作業
資格情報、教育履歴情報および所定期間中の勤務予定情
報を記憶する個人情報記憶部1Cと、ホスト0から送信
される保守作業情報を記憶する保守作業情報記憶部1D
と、これらの記憶部1A〜1Dに記憶されるデータの出
入力制御、およびホスト0、クライアント2およびルー
タ3との通信制御を行なう制御部1Eとから構成されて
いる。
【0014】クライアント2は、サーバ1の現場情報記
憶部1Aに記憶される情報を抽出処理して現場情報記憶
部1Aの記憶内容を更新する現場情報処理部2Aと、サ
ーバ1の個人情報記憶部1Cに記憶される情報を抽出処
理して個人情報記憶部1Cの記憶内容を更新する個人情
報処理部2Cと、現場情報記憶部1A、個人情報記憶部
1Cおよび保守作業情報記憶部1Dでそれぞれ記憶され
る情報に基づいて、あらかじめ記憶されているプログラ
ムにより所定期間、例えば1ヵ月間に行なうべき設備機
器毎の保守作業を複数の保守員に割り付ける処理を行な
うスケジュール情報処理部2Bと、このスケジュール情
報処理部2Bで作成した保守作業予定をサーバ1の記憶
部1A〜1Cに送信すると、これらの記憶部1A〜1C
に記憶される情報から保守作業予定を調整するのに必要
なデータ、例えば作業予定日を含むスケジュール情報を
抽出可能となる保守巡回情報抽出処理部2Dと、この抽
出したスケジュール情報を記憶する保守巡回調整記憶部
2Eと、この保守巡回調整記憶部2Eに記憶される情報
に基づいて日々の保守作業予定に対する調整を行なう保
守巡回調整処理部2Fと、この保守巡回調整処理部2F
で調整した保守作業予定に基づいて、スケジュール情報
記憶部1Bの記憶内容を更新する保守調整情報格納処理
部2Gと、出入力情報の処理を行なう出入力情報処理部
2Jと、この出入力情報処理部2Jにそれぞれ接続され
る表示部2H、およびキーボードやマウス等の入力装置
2Iと、データの入出力制御やサーバ1との通信制御等
を行なう制御部2Kとから構成されている。ここで、前
記の保守巡回調整処理部2Fで行なう保守作業予定の調
整は、それぞれの保守作業に携わる作業者の追加と変更
と、作業者が出向く作業現場の追加と変更と、設備機器
の作業項目のそれぞれの追加、変更および削除とを含ん
でいる。
【0015】この実施形態にあっては、図2に示す処理
手順にしたがって保守巡回作業表を作成するようになっ
ている。すなわち、まず手順S1として、クライアント
1は、月に一度、ホスト0から月に一度送信される翌月
の保守作業情報がサーバ1に格納されているか否かを判
断し、翌月の保守作業情報が格納されていない場合、手
順S2として、翌月の保守作業情報をサーバ1の保守作
業情報記憶部1Dに登録する。次に手順S3として、保
守作業予定を作成する予定作成者がクライアント2の入
力装置2Iを操作することにより当該保守巡回作業表作
成装置を起動し、前記の手順S2でサーバ1の保守作業
情報記憶部1Dに格納した翌月の保守作業情報を用い、
スケジュール情報処理部2Bにより、翌月1ヵ月分の保
守作業予定を作成するとともに、この作成した保守作業
予定をサーバ1の現場情報記憶部1A、スケジュール情
報記憶部1Bおよび個人情報記憶部1Cに格納する。
【0016】次に手順S4として、予定作成者は翌月の
作業予定の作成が完了したかどうか判断し、この作成が
完了した場合、手順S5として現場情報記憶部1A、ス
ケジュール情報記憶部1B、個人情報記憶部1Cから作
業予定日を含む日々の保守作業予定の調整に必要なデー
タ(作業予定日を含む)であるスケジュール情報を取り
込む操作を行なう。一方、前記の手順S1で翌月の保守
作業情報が格納されていると判断した場合、手順S3の
処理を行ない、同様に、前記の手順S4で翌月の作業予
定の作成が未完了であると判断した場合も手順S3の処
理を行なう。
【0017】ここで、保守員が保守作業で出動するとき
に携帯する携帯端末器5をクライアント2に接続するこ
とにより、この携帯端末器5にクライアント2で作成さ
れた保守員毎の作業予定(作業日、作業対象現場、作業
対象設備機器および作業内容等を含む予定)が作業指示
データとして伝送される。そこで、保守員は携帯端末器
5に記憶される前記の作業予定に従って作業を行なった
後、指示に対して作業を行なったことの結果(作業済
み、計測済み、および調査完了等)を携帯端末器5に作
業実績データとして入力する。しかし、現場での作業は
交通遅延や他の現場で発生した故障への対応や作業が長
引くことなどの理由により、予定通り消化できないこと
があるため、予定現場に行けなかったり、予定作業がで
きなかったりすることがある。そこで、予定作業者はク
ライアント2に接続した携帯端末器5から後述する手順
で前記の作業実績データを取り込み、手順S6として未
実施の現場や未実施の作業項目をクライアント2を介し
て確認し、今月中に行なわなければならない現場および
作業項目であるか、あるいは翌月以降に先送り可能な現
場および作業項目であるかを判定する。
【0018】その結果、今月中に行なわなければならな
い現場および作業項目であると判定した場合、手順S7
として、予定作成者は保守作業予定の調整を行ないクラ
イアント2に入力すると、手順S8としてクライアント
2で作成した保守員毎の所定日である例えば1週間の作
業予定が携帯端末器5に伝送される。
【0019】そこで、この作業予定に従って保守員は作
業を行ない、作業予定に対する結果を作業実績データと
して携帯端末器5に入力する。次いで保守員が現場より
帰社した後、手順S9として携帯端末器5を再びクライ
アント2に接続してクライアント2および携帯端末器5
のいずれより所定の操作を行なうことにより、クライア
ント2に前記の作業実績データが取り込まれる。手順S
10としてクライアント2は少なくとも手順S7におけ
る保守作業予定の調整を行なうと、調整後の保守作業予
定、および携帯端末器5から取り込んだ作業実績データ
に基づいて、保守調整情報格納処理部2Gによりサーバ
1のスケジュール情報記憶部1Bに記憶されている保守
作業予定を更新する。
【0020】さらに、前記の手順S7における保守作業
予定の調整の処理手順を図3にしたがって詳述する。す
なわち前記の手順S6で今月中に行なわなければならな
い現場および作業項目であると判定した場合、手順S7
Aとして、保守作業の調整を行なう予定作成者が、クラ
イアント2の保守巡回調整記憶部2Eに記憶されている
保守作業予定調整システムを起動すると、手順S7Bと
して、ホスト0およびサーバ1より送信される別のシス
テムから通常作業以外の追加作業、例えばビル内の設備
機器に関する調査や点検などの依頼があるか否かを検索
し、その結果、追加作業の依頼があると判断した場合、
手順S7Cとして当該ビルの現場が本日以降の今月中に
作業予定日として割り当てられているか否かを判断す
る。その結果、作業予定日として割り当てられていると
判断した場合、手順S7Dとして本日より一番近い作業
予定日を取り出し、手順S7Eとして、この取り出した
作業予定日に割り当てられた当該現場が既に作業が終了
して作業実績データが登録されているか否かを判断す
る。
【0021】その結果、本日より一番近い作業予定日に
作業実績データが既に登録されていると判断した場合、
手順S7Gとして、今月のうちの次の作業予定日を取り
出し、前記の手順S7Eへ戻る。一方、前記の手順S7
Eで本日より一番近い作業予定日に作業実績データが登
録されていないと判断した場合、手順S7Hとして、前
記の手順S7D、S7Gで取り出した作業予定日に別シ
ステムからの追加作業を追加する。
【0022】また、前記の手順S7C、S7Fで別シス
テムからの追加作業に当該現場の今月の作業予定日が存
在していないと判断した場合、手順S7Iとして別シス
テムからの追加作業をクライアント2内の図示しない未
割付記憶部に未割付作業情報として格納するとともに、
手順S7Jとしてクライアント2の表示部2Hに別シス
テムからの追加作業を未割付作業情報として表示し、予
定作成者に対して翌月以降の追加作業の存在を報知す
る。
【0023】また、前記の手順S7Bで追加作業の依頼
がないと判断した場合、予定作成者は入力装置2Iを操
作することにより、クライアント2の保守巡回調整処理
部2Fを起動させて、前記の手順S6で確認した未実施
の現場や未実施の作業項目を表示部2Hにより表示す
る。手順S7Kとして、この表示に基づいて予定作成者
は入力装置2Iを操作することにより、未実施の現場や
未実施の作業項目を手動で割り付けて保守員および作業
日を選定する。このようにして作成した作業予定表は、
複数の保守員の名称と当月の作業日等が縦横に配列さ
れ、それぞれの交差箇所に割り当てられた保守作業現場
が表示される構成となっており、この作業予定表を保守
巡回調整記憶部2Eで記憶するようになっている。
【0024】このように構成した実施形態では、クライ
アント2の保守巡回情報抽出処理部2Dにより、サーバ
1のスケジュール情報記憶部1Bに記憶される保守作業
予定のうちの一部、すなわち保守作業予定の調整に必要
な部分のみを抽出し、この一部の保守作業予定を保守巡
回調整記憶部2Eで記憶する。そして、保守巡回予定表
にしたがって保守作業を実施できず保守作業予定の調整
を行なうとき、クライアント2の保守巡回調整処理部2
Fにより、保守巡回調整記憶部2Eに記憶される情報に
基づいて保守作業予定を調整するので、クライアント2
のみを用いて保守作業予定の調整を短時間に効率良く行
なえる。
【0025】また、本実施形態では、保守巡回調整処理
部2Fにより調整した保守作業予定に基づいて、保守調
整情報格納処理部2Gによりサーバ1のスケジュール情
報記憶部1Bの記憶内容を更新するので、前記の調整に
伴う変更データを確実に反映させることができる。
【0026】なお、本実施形態では便宜上、2台のみの
クライアント2を備える場合を例示したが、通常は3台
以上のクライアントを備えることが多く、この場合にも
同様の効果が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上のように構成したので、本発明は、
保守巡回予定表にしたがって保守作業を実施できず保守
作業予定の調整を行なうとき、クライアントの保守巡回
調整処理部により保守巡回調整記憶部に記憶される情報
に基づいて保守作業予定を調整するので、クライアント
のみを用いて保守作業予定の調整を短時間に効率良く行
なえる。したがって、保守巡回作業表を作成する際の作
業効率を向上できるという効果がある。
【0028】また、保守巡回調整処理部により調整した
保守作業予定に基づいて、保守調整情報格納処理部によ
りサーバのスケジュール情報記憶部の記憶内容を更新す
るので、前記の調整に伴う変更データを確実に反映させ
ることができ、したがって、保守巡回作業表を作成する
際のデータの信頼性を向上できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る保守巡回作業表作成
装置を示すブロック図である。
【図2】図1の保守巡回作業表作成装置の全般的な処理
手順を示すフローチャートである。
【図3】図1の保守巡回作業表作成装置により保守作業
予定を調整する際の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
0 ホスト(ホストコンピュータ) 1 サーバ 1A 現場情報記憶部 1B スケジュール情報記憶部 1C 個人情報記憶部 1D 保守作業情報記憶部 2 クライアント 2B スケジュール情報処理部 2D 保守巡回情報抽出処理部 2E 保守巡回調整記憶部 2F 保守巡回調整処理部 2G 保守調整情報格納処理部 2H 表示部 2I 入力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬渕 浩三 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 Fターム(参考) 5B049 CC21 CC32 CC45 DD05 EE05 EE51 FF03 FF04 FF07 GG06 GG07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビルに納入されている複数の設備
    機器毎に行なうべき作業内容に関する保守作業情報を作
    成するホストコンピュータと、このホストコンピュータ
    に通信回線を介して接続されるサーバと、このサーバに
    ネットワークで接続される複数のクライアントとから構
    成されるとともに、 前記サーバが、前記ホストコンピュータから送信される
    前記保守作業情報を記憶する保守作業情報記憶部と、保
    守作業の対象となる複数のビルに関する少なくとも顧客
    名および所在地の情報を記憶する現場情報記憶部と、前
    記設備機器の保守作業に携わる複数の保守員に関する作
    業資格情報、教育履歴情報および所定期間中の勤務予定
    情報を記憶する個人情報記憶部とを備え、 前記複数のクライアントが、前記保守作業情報記憶部、
    現場情報記憶部および個人情報記憶部でそれぞれ記憶さ
    れる情報に基づいて、所定期間中の前記設備機器の保守
    作業予定を前記複数の保守員に割り付けるスケジュール
    情報処理部と、このスケジュール情報処理部による処理
    結果に応じて前記保守員毎に前記保守作業予定を表示す
    る表示部とを備えた保守巡回作業表作成装置において、 前記サーバに、前記クライアントで前記保守員毎に作成
    した所定期間中の前記保守作業予定を記憶するスケジュ
    ール情報記憶部を設けるとともに、 前記複数のクライアントに、前記スケジュール情報記憶
    部に記憶される前記保守作業予定のうちの一部を抽出す
    る保守巡回情報抽出処理部と、この保守巡回情報抽出処
    理部で抽出した一部の保守作業予定を記憶する保守巡回
    調整記憶部と、この保守巡回調整記憶部に記憶される情
    報に基づいて保守作業予定を調整する保守巡回調整処理
    部と、この保守巡回調整処理部で調整した保守作業予定
    に基づいて前記スケジュール情報記憶部の記憶内容を更
    新する保守調整情報格納処理部とを設けたことを特徴と
    する保守巡回作業表作成装置。
  2. 【請求項2】 前記保守巡回調整処理部で行なう保守作
    業予定の調整は、それぞれの保守作業に携わる作業者の
    追加と変更と、作業者が出向く作業現場の追加と変更
    と、設備機器の作業項目のそれぞれの追加、変更および
    削除とを含むことを特徴とする請求項1記載の保守巡回
    作業表作成装置。
  3. 【請求項3】 前記保守巡回調整処理部による保守作業
    予定の調整、および前記スケジュール情報記憶部の更新
    を行なう際、前記クライアントを介在させるようにした
    ことを特徴とする請求項1または2記載の保守巡回作業
    表作成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009093522A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Hitachi Electronics Service Co Ltd 保守・管理サービス支援システム
JP2017081685A (ja) * 2015-10-27 2017-05-18 株式会社サイバー・ラボ 点検案内システム

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JP2009093522A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Hitachi Electronics Service Co Ltd 保守・管理サービス支援システム
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