JP2000029883A - 参照元に応じた情報提示方法、ハイパーテキストシステム、およびｗｗｗサーバ - Google Patents
参照元に応じた情報提示方法、ハイパーテキストシステム、およびｗｗｗサーバInfo
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- JP2000029883A JP2000029883A JP10193417A JP19341798A JP2000029883A JP 2000029883 A JP2000029883 A JP 2000029883A JP 10193417 A JP10193417 A JP 10193417A JP 19341798 A JP19341798 A JP 19341798A JP 2000029883 A JP2000029883 A JP 2000029883A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 参照先ＵＲＬと参照元ＵＲＬの両方から提示
する情報を求めることにより、本来許されている参照元
ＵＲＬ以外からのリンクの場合には、本来の情報ではな
く、代替情報を提示することによる無断リンクによる被
害を防止し得る参照元に応じた情報提示方法、ハイパー
テキストシステム、およびＷＷＷサーバを提供する。 【解決手段】 参照元ＵＲＬ送出装置１２から送出され
る参照元ＵＲＬおよび参照先ＵＲＬ送出装置１１から送
出される参照先ＵＲＬを検索装置２１で受信し、この受
信した参照元ＵＲＬと参照先ＵＲＬで対応表２０を検索
して、両ＵＲＬに対応する位置情報を取得し、この位置
情報に基づく提示情報４０を参照装置１０に返送する。
する情報を求めることにより、本来許されている参照元
ＵＲＬ以外からのリンクの場合には、本来の情報ではな
く、代替情報を提示することによる無断リンクによる被
害を防止し得る参照元に応じた情報提示方法、ハイパー
テキストシステム、およびＷＷＷサーバを提供する。 【解決手段】 参照元ＵＲＬ送出装置１２から送出され
る参照元ＵＲＬおよび参照先ＵＲＬ送出装置１１から送
出される参照先ＵＲＬを検索装置２１で受信し、この受
信した参照元ＵＲＬと参照先ＵＲＬで対応表２０を検索
して、両ＵＲＬに対応する位置情報を取得し、この位置
情報に基づく提示情報４０を参照装置１０に返送する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットや
イントラネットに代表されるＷＷＷシステムのサーバに
おいてＵＲＬにより参照可能な情報を提示する参照元に
応じた情報提示方法、ハイパーテキストシステム、およ
びＷＷＷサーバに関し、特に参照先ＵＲＬのみならず参
照元ＵＲＬによっても返却する情報を変更可能にし、第
３者による外部からの無断リンクによる被害の防止に利
用可能な参照元に応じた情報提示方法、ハイパーテキス
トシステム、およびＷＷＷサーバに関する。
イントラネットに代表されるＷＷＷシステムのサーバに
おいてＵＲＬにより参照可能な情報を提示する参照元に
応じた情報提示方法、ハイパーテキストシステム、およ
びＷＷＷサーバに関し、特に参照先ＵＲＬのみならず参
照元ＵＲＬによっても返却する情報を変更可能にし、第
３者による外部からの無断リンクによる被害の防止に利
用可能な参照元に応じた情報提示方法、ハイパーテキス
トシステム、およびＷＷＷサーバに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、あるＵＲＬにより参照した文書中
に埋め込まれていたＵＲＬである参照先ＵＲＬにより情
報を参照しようとする場合、該参照先ＵＲＬおよびそれ
に添付されたパラメータによってのみ定まる情報を提示
している。ＷＷＷに用いられているＨＴＭＬ言語におい
ては、ＵＲＬによる指定によってどのような場所に存在
する情報にも簡単にリンクすることが可能である。
に埋め込まれていたＵＲＬである参照先ＵＲＬにより情
報を参照しようとする場合、該参照先ＵＲＬおよびそれ
に添付されたパラメータによってのみ定まる情報を提示
している。ＷＷＷに用いられているＨＴＭＬ言語におい
ては、ＵＲＬによる指定によってどのような場所に存在
する情報にも簡単にリンクすることが可能である。
【０００３】具体的には、図６に示すように、参照装置
９１が予め任意のＵＲＬである参照元ＵＲＬから得られ
た文書を参照している状態において、前記文書に含まれ
るＵＲＬである参照先ＵＲＬに基づく情報を取得しよう
とする場合、参照先ＵＲＬ送出装置９２は参照先ＵＲＬ
を検索装置９３に送出する。検索装置９３は、参照先Ｕ
ＲＬを受信すると、参照先ＵＲＬと位置情報との対応表
９４を検索し、参照先ＵＲＬに対応する提示情報の位置
情報を得、この位置情報により提示情報９５を得て、参
照装置９１に返送する。
９１が予め任意のＵＲＬである参照元ＵＲＬから得られ
た文書を参照している状態において、前記文書に含まれ
るＵＲＬである参照先ＵＲＬに基づく情報を取得しよう
とする場合、参照先ＵＲＬ送出装置９２は参照先ＵＲＬ
を検索装置９３に送出する。検索装置９３は、参照先Ｕ
ＲＬを受信すると、参照先ＵＲＬと位置情報との対応表
９４を検索し、参照先ＵＲＬに対応する提示情報の位置
情報を得、この位置情報により提示情報９５を得て、参
照装置９１に返送する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ＷＷ
Ｗに用いられているＨＴＭＬ言語においては、ＵＲＬに
よる指定によってどのような場所に存在する情報にも簡
単にリンクすることができるため、例えば価値ある情報
を広告の提示による広告料収入で無料提示した場合、情
報部分のみを外部からリンクされてしまい、本来の情報
掲載者が被害を受ける場合がある。
Ｗに用いられているＨＴＭＬ言語においては、ＵＲＬに
よる指定によってどのような場所に存在する情報にも簡
単にリンクすることができるため、例えば価値ある情報
を広告の提示による広告料収入で無料提示した場合、情
報部分のみを外部からリンクされてしまい、本来の情報
掲載者が被害を受ける場合がある。
【０００５】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、参照先ＵＲＬと参照元ＵＲＬ
の両方から提示する情報を求めることにより、本来許さ
れている参照元ＵＲＬ以外からのリンクの場合には、本
来の情報ではなく、代替情報を提示することにより無断
リンクによる被害を防止し得る参照元に応じた情報提示
方法、ハイパーテキストシステム、およびＷＷＷサーバ
を提供することにある。
その目的とするところは、参照先ＵＲＬと参照元ＵＲＬ
の両方から提示する情報を求めることにより、本来許さ
れている参照元ＵＲＬ以外からのリンクの場合には、本
来の情報ではなく、代替情報を提示することにより無断
リンクによる被害を防止し得る参照元に応じた情報提示
方法、ハイパーテキストシステム、およびＷＷＷサーバ
を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の本発明は、任意の参照元ＵＲＬに基
づいて得られた文書に埋め込まれた参照先ＵＲＬにより
情報を参照し得るハイパーテキストシステムにおいて、
端末から送出される参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬを
受信し、参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬに対応して提
示すべき情報の位置情報が設定されている対応表を前記
受信した参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬにより検索し
て、対応する位置情報を取得し、該位置情報に基づいて
得られた情報を提示することを要旨とする。
め、請求項１記載の本発明は、任意の参照元ＵＲＬに基
づいて得られた文書に埋め込まれた参照先ＵＲＬにより
情報を参照し得るハイパーテキストシステムにおいて、
端末から送出される参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬを
受信し、参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬに対応して提
示すべき情報の位置情報が設定されている対応表を前記
受信した参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬにより検索し
て、対応する位置情報を取得し、該位置情報に基づいて
得られた情報を提示することを要旨とする。
【０００７】請求項１記載の本発明にあっては、端末か
ら送出される参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬに基づい
て対応表を検索し、前記両ＵＲＬに対応する位置情報を
取得し、該位置情報に基づいて得られた情報を提示する
ため、無断リンクによるサービスの無断利用を防止する
ことができる。
ら送出される参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬに基づい
て対応表を検索し、前記両ＵＲＬに対応する位置情報を
取得し、該位置情報に基づいて得られた情報を提示する
ため、無断リンクによるサービスの無断利用を防止する
ことができる。
【０００８】また、請求項２記載の本発明は、文書中に
埋め込まれたＵＲＬによりネットワーク内の情報を参照
可能なハイパーテキストシステムであって、文書を参照
する端末が参照したい文書のＵＲＬの指定に際して、現
在表示中の文書の参照元ＵＲＬと参照したい文書の参照
先ＵＲＬをネットワークに出力する手段と、参照元ＵＲ
Ｌおよび参照先ＵＲＬに対応して該２つのＵＲＬによっ
て定まる提示すべき情報の位置情報を有する対応表を備
え、前記端末から出力される前記参照元ＵＲＬと参照先
ＵＲＬを受け取り、両ＵＲＬにより前記対応表を検索し
て、前記両ＵＲＬに対応する位置情報を取得し、この位
置情報に従って前記端末に提示情報を提供する検索手段
とを有することを要旨とする。
埋め込まれたＵＲＬによりネットワーク内の情報を参照
可能なハイパーテキストシステムであって、文書を参照
する端末が参照したい文書のＵＲＬの指定に際して、現
在表示中の文書の参照元ＵＲＬと参照したい文書の参照
先ＵＲＬをネットワークに出力する手段と、参照元ＵＲ
Ｌおよび参照先ＵＲＬに対応して該２つのＵＲＬによっ
て定まる提示すべき情報の位置情報を有する対応表を備
え、前記端末から出力される前記参照元ＵＲＬと参照先
ＵＲＬを受け取り、両ＵＲＬにより前記対応表を検索し
て、前記両ＵＲＬに対応する位置情報を取得し、この位
置情報に従って前記端末に提示情報を提供する検索手段
とを有することを要旨とする。
【０００９】請求項２記載の本発明にあっては、参照元
ＵＲＬと参照先ＵＲＬをネットワークに出力し、該参照
元ＵＲＬと参照先ＵＲＬを受け取り、両ＵＲＬにより対
応表を検索して、両ＵＲＬに対応する位置情報を取得
し、この位置情報に従って前記端末に提示情報を提供す
るため、無断リンクによるサービスの無断利用を防止す
ることができる。
ＵＲＬと参照先ＵＲＬをネットワークに出力し、該参照
元ＵＲＬと参照先ＵＲＬを受け取り、両ＵＲＬにより対
応表を検索して、両ＵＲＬに対応する位置情報を取得
し、この位置情報に従って前記端末に提示情報を提供す
るため、無断リンクによるサービスの無断利用を防止す
ることができる。
【００１０】更に、請求項３記載の本発明は、ＷＷＷブ
ラウザからの参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬを受信す
る手段と、参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬに対応して
提示すべき情報の位置情報が設定されている対応表と、
該対応表を前記受信した参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲ
Ｌにより検索して、対応する位置情報を取得する手段
と、該位置情報に基づいて得られた情報を前記ＷＷＷブ
ラウザに提示すべく返送する手段とを有することを要旨
とする。
ラウザからの参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬを受信す
る手段と、参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬに対応して
提示すべき情報の位置情報が設定されている対応表と、
該対応表を前記受信した参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲ
Ｌにより検索して、対応する位置情報を取得する手段
と、該位置情報に基づいて得られた情報を前記ＷＷＷブ
ラウザに提示すべく返送する手段とを有することを要旨
とする。
【００１１】請求項３記載の本発明にあっては、ＷＷＷ
ブラウザからの参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬを受信
し、この受信した参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬによ
り対応表を検索し、対応する位置情報を取得し、該位置
情報に基づいて得られた情報を提示すべく返送するた
め、無断リンクによるサービスの無断利用を防止するこ
とができる。
ブラウザからの参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬを受信
し、この受信した参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬによ
り対応表を検索し、対応する位置情報を取得し、該位置
情報に基づいて得られた情報を提示すべく返送するた
め、無断リンクによるサービスの無断利用を防止するこ
とができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。図１は、本発明の一実施形態
に係る参照元に応じた情報提示方法を実施する装置構成
を示すブロック図である。
の形態について説明する。図１は、本発明の一実施形態
に係る参照元に応じた情報提示方法を実施する装置構成
を示すブロック図である。
【００１３】図１において、参照装置１０は予め任意の
ＵＲＬである参照元ＵＲＬから得られた第１の文書を参
照している状態にあるものとする。この状態において、
参照装置１０が前記第１の文書に含まれるＵＲＬである
参照先ＵＲＬに基づき第２の文書を取得しようとする場
合、参照元ＵＲＬ送出装置１２は第１の文書を得る場合
に用いた参照元ＵＲＬを検索装置２１に送出し、参照先
ＵＲＬ送出装置１１は現在得ようとしている情報を示す
参照先ＵＲＬを検索装置２１に送出する。
ＵＲＬである参照元ＵＲＬから得られた第１の文書を参
照している状態にあるものとする。この状態において、
参照装置１０が前記第１の文書に含まれるＵＲＬである
参照先ＵＲＬに基づき第２の文書を取得しようとする場
合、参照元ＵＲＬ送出装置１２は第１の文書を得る場合
に用いた参照元ＵＲＬを検索装置２１に送出し、参照先
ＵＲＬ送出装置１１は現在得ようとしている情報を示す
参照先ＵＲＬを検索装置２１に送出する。
【００１４】検索装置２１は、参照先ＵＲＬと参照元Ｕ
ＲＬに対応して提示すべき情報の位置情報を格納してい
る対応表２０を有しており、前記参照先ＵＲＬと参照元
ＵＲＬを受信すると、該参照先ＵＲＬと参照元ＵＲＬで
対応表２０を検索し、両ＵＲＬに対応する提示情報の位
置情報を得る。そして、この位置情報により提示情報４
０を得て、該提示情報４０を参照装置１０に返送する。
ＲＬに対応して提示すべき情報の位置情報を格納してい
る対応表２０を有しており、前記参照先ＵＲＬと参照元
ＵＲＬを受信すると、該参照先ＵＲＬと参照元ＵＲＬで
対応表２０を検索し、両ＵＲＬに対応する提示情報の位
置情報を得る。そして、この位置情報により提示情報４
０を得て、該提示情報４０を参照装置１０に返送する。
【００１５】図２は、本発明の他の実施形態に係る参照
元に応じた情報提示方法を実施するシステム構成を示す
図である。本実施形態は、ＷＷＷブラウザ１００とＷＷ
Ｗサーバ２００から構成され、ＷＷＷブラウザ１００は
図１に示す参照装置１０、参照元ＵＲＬ送出装置１２お
よび参照先ＵＲＬ送出装置１１の機能を有し、またＷＷ
Ｗサーバ２００は図１に示す検索装置２１および対応表
２０の機能を有する。この対応表２０の機能はＷＷＷサ
ーバ２００においては複数の表の組み合わせで実現され
ているが、機能的には１つの対応表によるものと同じで
ある。なお、本実施形態では、参照先ＵＲＬは、ＷＷＷ
サーバ２００に送信される場合には、ＵＲＬのサーバ名
部分を除いたＵＲＩ（Uniform Resource Indicator）と
して送信される。
元に応じた情報提示方法を実施するシステム構成を示す
図である。本実施形態は、ＷＷＷブラウザ１００とＷＷ
Ｗサーバ２００から構成され、ＷＷＷブラウザ１００は
図１に示す参照装置１０、参照元ＵＲＬ送出装置１２お
よび参照先ＵＲＬ送出装置１１の機能を有し、またＷＷ
Ｗサーバ２００は図１に示す検索装置２１および対応表
２０の機能を有する。この対応表２０の機能はＷＷＷサ
ーバ２００においては複数の表の組み合わせで実現され
ているが、機能的には１つの対応表によるものと同じで
ある。なお、本実施形態では、参照先ＵＲＬは、ＷＷＷ
サーバ２００に送信される場合には、ＵＲＬのサーバ名
部分を除いたＵＲＩ（Uniform Resource Indicator）と
して送信される。
【００１６】図２において、ＷＷＷブラウザ１００は既
に任意のＵＲＬである参照元ＵＲＬで得られた第１の文
書を参照している状態にあり、この状態において第１の
文書に含まれるＵＲＬである参照先ＵＲＬに基づく情報
を取得しようとする場合、ＷＷＷブラウザ１００は参照
先ＵＲＬのＵＲＩをＷＷＷサーバ２００に送信する。
に任意のＵＲＬである参照元ＵＲＬで得られた第１の文
書を参照している状態にあり、この状態において第１の
文書に含まれるＵＲＬである参照先ＵＲＬに基づく情報
を取得しようとする場合、ＷＷＷブラウザ１００は参照
先ＵＲＬのＵＲＩをＷＷＷサーバ２００に送信する。
【００１７】ＷＷＷサーバ２００は、該ＵＲＩを受信す
ると、対応表２０１を参照する。対応表２０１では、Ｕ
ＲＩとのパターン検索を行い、別の対応表の名前が指定
される。なお、対応表２０１に掲載されていない場合に
は、ＵＲＩによって示されるファイルを提示情報４０と
してＷＷＷブラウザ１００に返却する。
ると、対応表２０１を参照する。対応表２０１では、Ｕ
ＲＩとのパターン検索を行い、別の対応表の名前が指定
される。なお、対応表２０１に掲載されていない場合に
は、ＵＲＩによって示されるファイルを提示情報４０と
してＷＷＷブラウザ１００に返却する。
【００１８】対応表２０１をＵＲＩで検索した結果、該
対応表２０１において、他の対応表ＴＢＬ−１またはＴ
ＢＬ−２が選択された場合には、参照元ＵＲＬによる照
合が行われる。例えば、ＵＲＩが/valuable/で始まる場
合には、対応表２０２が選択される。この対応表２０２
では、参照元ＵＲＬとの照合が行われ、提示情報４０が
決定される。また、ＵＲＩが例えば/info/で始まる場合
には、対応表２０３が決定される。なお、対応表におい
ては、左記に記述されたパターンに合致する場合に右記
に記述された値を提示情報４０とする。但し、名称が
「permit」の場合には、ＵＲＩによって示されるファイ
ルを提示情報４０とする。
対応表２０１において、他の対応表ＴＢＬ−１またはＴ
ＢＬ−２が選択された場合には、参照元ＵＲＬによる照
合が行われる。例えば、ＵＲＩが/valuable/で始まる場
合には、対応表２０２が選択される。この対応表２０２
では、参照元ＵＲＬとの照合が行われ、提示情報４０が
決定される。また、ＵＲＩが例えば/info/で始まる場合
には、対応表２０３が決定される。なお、対応表におい
ては、左記に記述されたパターンに合致する場合に右記
に記述された値を提示情報４０とする。但し、名称が
「permit」の場合には、ＵＲＩによって示されるファイ
ルを提示情報４０とする。
【００１９】図３を参照して、具体的な動作例について
説明する。図３において、ＨＴＭＬ文書５０１は、画面
６０１を規定するものである。この例では、フレーム機
能により画面６０１を上下２段に構成し、上段に広告４
０１を表示し、下段に例えば企業情報等の価値のある情
報４０２を表示している。この場合、画面６０１におい
て下段の情報を表示しようとする場合、参照先ＵＲＬが
「http://robin.sl.cae.ntt.co.jp/valuable/l.html 」
であるので、上述した図２のＷＷＷサーバ２００にはＵ
ＲＩとして「/valuable/l.html」が送付される。
説明する。図３において、ＨＴＭＬ文書５０１は、画面
６０１を規定するものである。この例では、フレーム機
能により画面６０１を上下２段に構成し、上段に広告４
０１を表示し、下段に例えば企業情報等の価値のある情
報４０２を表示している。この場合、画面６０１におい
て下段の情報を表示しようとする場合、参照先ＵＲＬが
「http://robin.sl.cae.ntt.co.jp/valuable/l.html 」
であるので、上述した図２のＷＷＷサーバ２００にはＵ
ＲＩとして「/valuable/l.html」が送付される。
【００２０】ＷＷＷサーバ２００は対応表２０１を参照
して、ＵＲＩから別の対応表２０２の参照が必要である
と判断する。なお、このアクセスにおいて、参照元ＵＲ
Ｌは、「http://robin.sl.cae.co.jp/index.html」であ
るので、対応表２０２を該参照元ＵＲＬで検索し、「pe
rmit」が選択され、送付されたＵＲＩ通りの「/valuabl
e/l.html」が返却され、予定通り、価値ある情報４０２
が表示される。
して、ＵＲＩから別の対応表２０２の参照が必要である
と判断する。なお、このアクセスにおいて、参照元ＵＲ
Ｌは、「http://robin.sl.cae.co.jp/index.html」であ
るので、対応表２０２を該参照元ＵＲＬで検索し、「pe
rmit」が選択され、送付されたＵＲＩ通りの「/valuabl
e/l.html」が返却され、予定通り、価値ある情報４０２
が表示される。
【００２１】ここで、別のＷＷＷサーバにおいて、この
サービスをまねて、ＨＴＭＬ文書５０２のように自前の
広告を掲載しつつ、先の価値ある情報４０２を表示しよ
うとする場合も先ほどと同様に参照先ＵＲＬは「http:/
/robin.sl.cae.ntt.co.jp/valuable/l.html 」であり、
ＵＲＩとして「/valuable/l.html」が送付される。対応
表２０１から同様に、対応表２０２が選択される。しか
しながら、参照元ＵＲＬは今回「http://www.evil.co.j
p/index.html」であり、対応表２０２では、「/error.h
tml 」が選択され、結果的にエラー画面４０３が送付さ
れ、エラー表示となる。
サービスをまねて、ＨＴＭＬ文書５０２のように自前の
広告を掲載しつつ、先の価値ある情報４０２を表示しよ
うとする場合も先ほどと同様に参照先ＵＲＬは「http:/
/robin.sl.cae.ntt.co.jp/valuable/l.html 」であり、
ＵＲＩとして「/valuable/l.html」が送付される。対応
表２０１から同様に、対応表２０２が選択される。しか
しながら、参照元ＵＲＬは今回「http://www.evil.co.j
p/index.html」であり、対応表２０２では、「/error.h
tml 」が選択され、結果的にエラー画面４０３が送付さ
れ、エラー表示となる。
【００２２】次に、図４を参照して、別の具体的動作例
について説明する。図４において、ＨＴＭＬ文書５０３
は、ＨＴＭＬ文書５０４と広告とをフレームで上下に区
切って表示する画面６０３を定義している。ＨＴＭＬ文
書５０４では、外部のサービスであると明示した上でフ
レームを外して表示するように電話サービスオンライン
申し込み画面４０４へのリンクが行われる。このリンク
を経由してアクセスすると、図２に示したＷＷＷサーバ
２００にアクセスが行われ、電話サービスオンライン申
し込み画面４０４が表示される。
について説明する。図４において、ＨＴＭＬ文書５０３
は、ＨＴＭＬ文書５０４と広告とをフレームで上下に区
切って表示する画面６０３を定義している。ＨＴＭＬ文
書５０４では、外部のサービスであると明示した上でフ
レームを外して表示するように電話サービスオンライン
申し込み画面４０４へのリンクが行われる。このリンク
を経由してアクセスすると、図２に示したＷＷＷサーバ
２００にアクセスが行われ、電話サービスオンライン申
し込み画面４０４が表示される。
【００２３】ここで、この表示の際の動作を詳しく説明
すると、まず参照先ＵＲＬは「http://robin.sl.cae.nt
t.co.jp/info/index.html 」であり、図２のＷＷＷサー
バ２００にはＵＲＩとして「/info/index.html」が送付
される。対応表２０１を参照し、ＵＲＩから対応表２０
３の参照が必要であると判断される。このアクセスにお
いて、参照元ＵＲＬは「http://www.honesty.co.jp/ind
ex/html 」であるので、対応表２０３を検索して、提示
情報として「permit」が選択され、送付されるＵＲＩ通
りの「/info/index.html」が返却され、電話サービスオ
ンライン申し込み画面４０４のみを１画面に表示した画
面６０４が表示される。
すると、まず参照先ＵＲＬは「http://robin.sl.cae.nt
t.co.jp/info/index.html 」であり、図２のＷＷＷサー
バ２００にはＵＲＩとして「/info/index.html」が送付
される。対応表２０１を参照し、ＵＲＩから対応表２０
３の参照が必要であると判断される。このアクセスにお
いて、参照元ＵＲＬは「http://www.honesty.co.jp/ind
ex/html 」であるので、対応表２０３を検索して、提示
情報として「permit」が選択され、送付されるＵＲＩ通
りの「/info/index.html」が返却され、電話サービスオ
ンライン申し込み画面４０４のみを１画面に表示した画
面６０４が表示される。
【００２４】図４において、別のＷＷＷサーバ「www.fa
ke.co.jp」上に搭載されたＨＴＭＬ文書５０５は、ＨＴ
ＭＬ文書５０６と広告とをフレームで上下に区切って表
示する画面６０５を定義している。ＨＴＭＬ文書５０６
では、あたかも自社サービスであるかのごとくフレーム
を継続したままの電話サービスオンライン申し込み画面
４０４へのリンクがある。今回も同様に図２のＷＷＷサ
ーバ２００に要求が送られ、対応表２０１を参照して、
対応表２０３が選択される。今回は、参照元ＵＲＬが
「http://www.fake.co.jp/index.html」であるので、
「enter.html」が選択される。この結果、本来の電話サ
ービスオンライン申し込み画面４０４の代わりに、サー
ビスの出所の明示画面４０５が表示され、広告とともに
画面６０６が表示される。この画面にはフレームを解除
して、本来の電話サービスオンライン申し込み画面４０
４に至るリンクが埋め込んであり、そこを辿ることによ
り、電話サービスオンライン申し込みのみを１画面に表
示した画面６０７が表示される。
ke.co.jp」上に搭載されたＨＴＭＬ文書５０５は、ＨＴ
ＭＬ文書５０６と広告とをフレームで上下に区切って表
示する画面６０５を定義している。ＨＴＭＬ文書５０６
では、あたかも自社サービスであるかのごとくフレーム
を継続したままの電話サービスオンライン申し込み画面
４０４へのリンクがある。今回も同様に図２のＷＷＷサ
ーバ２００に要求が送られ、対応表２０１を参照して、
対応表２０３が選択される。今回は、参照元ＵＲＬが
「http://www.fake.co.jp/index.html」であるので、
「enter.html」が選択される。この結果、本来の電話サ
ービスオンライン申し込み画面４０４の代わりに、サー
ビスの出所の明示画面４０５が表示され、広告とともに
画面６０６が表示される。この画面にはフレームを解除
して、本来の電話サービスオンライン申し込み画面４０
４に至るリンクが埋め込んであり、そこを辿ることによ
り、電話サービスオンライン申し込みのみを１画面に表
示した画面６０７が表示される。
【００２５】次に、図５を参照して、更に別の具体的動
作例について説明する。上述した動作例では、参照先情
報を保持しているサーバ、すなわち参照先ＵＲＬに対応
するＷＷＷサーバ２００に前記対応表が設けられている
場合について説明したが、この対応表は上述したように
参照先情報を保持しているサーバである参照先ＵＲＬに
対応するＷＷＷサーバ２００以外のサーバに保持される
こともある。
作例について説明する。上述した動作例では、参照先情
報を保持しているサーバ、すなわち参照先ＵＲＬに対応
するＷＷＷサーバ２００に前記対応表が設けられている
場合について説明したが、この対応表は上述したように
参照先情報を保持しているサーバである参照先ＵＲＬに
対応するＷＷＷサーバ２００以外のサーバに保持される
こともある。
【００２６】従って、図５に示す動作例では、このよう
に参照先ＵＲＬに対応するＷＷＷサーバ２００以外のサ
ーバに対応表がある場合の動作例について説明する。こ
の場合には、どのＵＲＬを有するサーバにリンクされる
か等の処理が必要となる。すなわち、本動作例では、参
照元ＵＲＬおよびＵＲＩに基づく送出情報の決定に際し
ては、出力する情報として外部サーバ上の情報が指定さ
れる。
に参照先ＵＲＬに対応するＷＷＷサーバ２００以外のサ
ーバに対応表がある場合の動作例について説明する。こ
の場合には、どのＵＲＬを有するサーバにリンクされる
か等の処理が必要となる。すなわち、本動作例では、参
照元ＵＲＬおよびＵＲＩに基づく送出情報の決定に際し
ては、出力する情報として外部サーバ上の情報が指定さ
れる。
【００２７】図５において、ＵＲＩ対表名の対応表２０
１には、ＵＲＩが「/maze 」で始まる情報要求の場合の
動作として、参照元に対する対応表２０４が指定されて
いる。従って、ＷＷＷブラウザ１００から「/maze 」配
下の情報へのアクセスがあると、対応表２０１を検索し
て、対応表２０４が検出される。参照元ＵＲＬで対応表
２０４を検索することにより送出情報が決定される。今
仮に参照元情報として、「http://www.ntts.co.jp/What
sNew/WhatsNew.html」が与えられたとすると、対応表２
０４によって送出すべき情報として「http://www.ntts.
co.jp 」が得られる。
１には、ＵＲＩが「/maze 」で始まる情報要求の場合の
動作として、参照元に対する対応表２０４が指定されて
いる。従って、ＷＷＷブラウザ１００から「/maze 」配
下の情報へのアクセスがあると、対応表２０１を検索し
て、対応表２０４が検出される。参照元ＵＲＬで対応表
２０４を検索することにより送出情報が決定される。今
仮に参照元情報として、「http://www.ntts.co.jp/What
sNew/WhatsNew.html」が与えられたとすると、対応表２
０４によって送出すべき情報として「http://www.ntts.
co.jp 」が得られる。
【００２８】この場合、前記送出すべき情報は、自サー
バ２００上の情報ではないので、コンテンツの送出は行
わず、代わりに当該サーバのコンテンツをロードするよ
うにＷＷＷブラウザ１００に指示する情報であるリダイ
レクト情報３０１を送付する。
バ２００上の情報ではないので、コンテンツの送出は行
わず、代わりに当該サーバのコンテンツをロードするよ
うにＷＷＷブラウザ１００に指示する情報であるリダイ
レクト情報３０１を送付する。
【００２９】リダイレクト情報３０１を受信したＷＷＷ
ブラウザ１００は、リダイレクト先ＵＲＬを解析し、指
定されたサーバ７０３に対してＵＲＩを送付して対応す
るコンテンツを取得し、表示を行う。このように、ある
ＵＲＩに対応する具体的コンテンツが自サーバにない場
合でも、リンク元ＵＲＬに応じて他のサーバをアクセス
させることができる。
ブラウザ１００は、リダイレクト先ＵＲＬを解析し、指
定されたサーバ７０３に対してＵＲＩを送付して対応す
るコンテンツを取得し、表示を行う。このように、ある
ＵＲＩに対応する具体的コンテンツが自サーバにない場
合でも、リンク元ＵＲＬに応じて他のサーバをアクセス
させることができる。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬを受信し、この参照先
ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬに基づいて対応表を検索し
て、両ＵＲＬに対応する位置情報を取得し、該位置情報
に基づいて得られた情報を提示するので、例えばフレー
ム画面を使用して広告と企業情報のような価値のある情
報とを同時に表示することにより無償の情報提供を行お
うとする場合、価値ある情報部分のみを無断リンクされ
て経済的被害を受けることを未然に防止することができ
る。
参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬを受信し、この参照先
ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬに基づいて対応表を検索し
て、両ＵＲＬに対応する位置情報を取得し、該位置情報
に基づいて得られた情報を提示するので、例えばフレー
ム画面を使用して広告と企業情報のような価値のある情
報とを同時に表示することにより無償の情報提供を行お
うとする場合、価値ある情報部分のみを無断リンクされ
て経済的被害を受けることを未然に防止することができ
る。
【００３１】また、本発明によれば、例えばフレーム画
面を使用した場合、フレーム内に表示される情報に関し
てはブラウザにＵＲＬが表示されない場合が多いため、
他社が提供しているサービスや情報をあたかも自分が提
供しているようにフレーム内に表示してしまう場合があ
るが、このような場合について別のサービスであること
を明示させる画面を表示することができ、情報提示にお
けるなりすましを防止することができる。
面を使用した場合、フレーム内に表示される情報に関し
てはブラウザにＵＲＬが表示されない場合が多いため、
他社が提供しているサービスや情報をあたかも自分が提
供しているようにフレーム内に表示してしまう場合があ
るが、このような場合について別のサービスであること
を明示させる画面を表示することができ、情報提示にお
けるなりすましを防止することができる。
【００３２】更に、現在のＨＴＭＬの記述では、文書お
よび画像は別々のものとして個別にＵＲＬが付与され、
ＨＴＭＬによる画像の張り込み指定によって１つの画面
に張り込んでいるため、ある画面内に張り込んでいる画
像が第３者が作成した画面に無断で張り込まれることも
可能であり、それによる被害もあるが、本発明によれ
ば、このような意図しない画像の張り込みを防止し、画
像等の著作物の無断引用を防止することができる。
よび画像は別々のものとして個別にＵＲＬが付与され、
ＨＴＭＬによる画像の張り込み指定によって１つの画面
に張り込んでいるため、ある画面内に張り込んでいる画
像が第３者が作成した画面に無断で張り込まれることも
可能であり、それによる被害もあるが、本発明によれ
ば、このような意図しない画像の張り込みを防止し、画
像等の著作物の無断引用を防止することができる。
【００３３】また、本発明によれば、参照元によって同
一のＵＲＬに対して異なる情報を提示することも可能と
なる。例えば、サーチエンジン等のページから参照され
た場合は、初めて現在のページを利用する方であると考
えられ、そのページに関するガイダンス等の情報を提示
するようにしたり、逆に自分のマシン上にあるリンクフ
ァイルからリンクされている場合は、かなりの回数の利
用者であると考えられ、利用に関するノウハウ等を提示
することにより各利用者により適切な情報を与えること
ができる。
一のＵＲＬに対して異なる情報を提示することも可能と
なる。例えば、サーチエンジン等のページから参照され
た場合は、初めて現在のページを利用する方であると考
えられ、そのページに関するガイダンス等の情報を提示
するようにしたり、逆に自分のマシン上にあるリンクフ
ァイルからリンクされている場合は、かなりの回数の利
用者であると考えられ、利用に関するノウハウ等を提示
することにより各利用者により適切な情報を与えること
ができる。
【図１】本発明の一実施形態に係る参照元に応じた情報
提示方法を実施する装置構成を示すブロック図である。
提示方法を実施する装置構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の他の実施形態に係る参照元に応じた情
報提示方法を実施するシステム構成を示す図である。
報提示方法を実施するシステム構成を示す図である。
【図３】図２の実施形態の具体的動作例を説明するため
の図である。
の図である。
【図４】図２の実施形態の別の具体的動作例を説明する
ための図である。
ための図である。
【図５】図２の実施形態の更に別の具体的動作例を説明
するための図である。
するための図である。
【図６】従来の情報提示方法を説明するための図であ
る。
る。
１０ 参照装置 １１ 参照先ＵＲＬ送出装置 １２ 参照元ＵＲＬ送出装置 ２０ 対応表 ２１ 検索装置 ４０ 提示情報 １００ ＷＷＷブラウザ ２００ ＷＷＷサーバ ２０１ ＵＲＩ対表名の対応表 ２０２ ＵＲＩが「/valuable/」で始まる場合の参照元
ＵＲＬ対提示情報の対応表 ２０３ ＵＲＩが「/info/」で始まる場合の参照元ＵＲ
Ｌ対提示情報の対応表
ＵＲＬ対提示情報の対応表 ２０３ ＵＲＩが「/info/」で始まる場合の参照元ＵＲ
Ｌ対提示情報の対応表
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 元田 敏浩 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 徳丸 浩二 神奈川県横浜市中区山下町223番１ エ ヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社内 (72)発明者 若狭 真司 東京都渋谷区初台一丁目47番３号 エヌ・ ティ・ティ・ナビスペース株式会社内 Ｆターム(参考） 5B075 KK07 KK13 KK33 KK44 KK54 KK63 ND30 NK10 PP03 PQ02 PQ42 PQ69 UU40 5B085 AA01 AE04 BE07 CA04 CA07 CE07 5B089 AA21 AA22 AC05 AD00 AE01 AE02 AF00 CB02 CB03 CC17 EA01
Claims (3)
- 【請求項１】 任意の参照元ＵＲＬに基づいて得られた
文書に埋め込まれた参照先ＵＲＬにより情報を参照し得
るハイパーテキストシステムにおいて、 端末から送出される参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬを
受信し、 参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬに対応して提示すべき
情報の位置情報が設定されている対応表を前記受信した
参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬにより検索して、対応
する位置情報を取得し、 該位置情報に基づいて得られた情報を提示することを特
徴とする参照元に応じた情報提示方法。 - 【請求項２】 文書中に埋め込まれたＵＲＬによりネッ
トワーク内の情報を参照可能なハイパーテキストシステ
ムであって、 文書を参照する端末が参照したい文書のＵＲＬの指定に
際して、現在表示中の文書の参照元ＵＲＬと参照したい
文書の参照先ＵＲＬをネットワークに出力する手段と、 参照元ＵＲＬおよび参照先ＵＲＬに対応して該２つのＵ
ＲＬによって定まる提示すべき情報の位置情報を有する
対応表を備え、前記端末から出力される前記参照元ＵＲ
Ｌと参照先ＵＲＬを受け取り、両ＵＲＬにより前記対応
表を検索して、前記両ＵＲＬに対応する位置情報を取得
し、この位置情報に従って前記端末に提示情報を提供す
る検索手段とを有することを特徴とするハイパーテキス
トシステム。 - 【請求項３】 ＷＷＷブラウザからの参照先ＵＲＬおよ
び参照元ＵＲＬを受信する手段と、 参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲＬに対応して提示すべき
情報の位置情報が設定されている対応表と、 該対応表を前記受信した参照先ＵＲＬおよび参照元ＵＲ
Ｌにより検索して、対応する位置情報を取得する手段
と、 該位置情報に基づいて得られた情報を前記ＷＷＷブラウ
ザに提示すべく返送する手段とを有することを特徴とす
るＷＷＷサーバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10193417A JP2000029883A (ja) | 1998-07-08 | 1998-07-08 | 参照元に応じた情報提示方法、ハイパーテキストシステム、およびｗｗｗサーバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10193417A JP2000029883A (ja) | 1998-07-08 | 1998-07-08 | 参照元に応じた情報提示方法、ハイパーテキストシステム、およびｗｗｗサーバ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000029883A true JP2000029883A (ja) | 2000-01-28 |
Family
ID=16307627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10193417A Pending JP2000029883A (ja) | 1998-07-08 | 1998-07-08 | 参照元に応じた情報提示方法、ハイパーテキストシステム、およびｗｗｗサーバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000029883A (ja) |
Cited By (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001282916A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-12 | Tokio Marine & Fire Insurance Co Ltd | 保険業務サービスシステム及び代理店サーバ |
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| JP2001325229A (ja) * | 2000-05-17 | 2001-11-22 | Daiwa House Ind Co Ltd | インターネットにおける認証システム及びサービスシステム |
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| WO2002042937A1 (fr) * | 2000-11-21 | 2002-05-30 | Seiko Printing Co., Ltd. | Procede de representation de publicites au moyen d'internet |
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-
1998
- 1998-07-08 JP JP10193417A patent/JP2000029883A/ja active Pending
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