JP2001325219A - 情報転送装置、リンク先接続装置、記録媒体及び情報転送方法 - Google Patents

情報転送装置、リンク先接続装置、記録媒体及び情報転送方法

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JP2001325219A
JP2001325219A JP2000142653A JP2000142653A JP2001325219A JP 2001325219 A JP2001325219 A JP 2001325219A JP 2000142653 A JP2000142653 A JP 2000142653A JP 2000142653 A JP2000142653 A JP 2000142653A JP 2001325219 A JP2001325219 A JP 2001325219A
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Hitoshi Maeda
均 前田
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Yasuda Fire & Marine Insurance
Yasuda Fire & Marine Insurance Co Ltd
Original Assignee
Yasuda Fire & Marine Insurance
Yasuda Fire & Marine Insurance Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リンク先でのユーザの入力負荷を軽減でき、
且つ登録されたリンク元からのユーザのアクセスのみ受
け付ける構成を提供せんとするものである。 【解決手段】 ユーザ関連情報を収集する情報収集手段
10と、収集されたユーザ関連情報を所定の形式で格納
しておく情報格納手段11と、予め与えられているリン
ク先情報に基づき、ユーザ側の情報閲覧手段のリンク先
を変更せしめ、上記ユーザ関連情報を該リンク先にリダ
イレクトするリンク元通信手段12とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザ側の情報閲
覧手段のリンク先を変更させ、リンク先に所定の情報を
転送する情報転送装置、リンク先接続装置、記録媒体及
び情報転送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年インターネット上では、様々なショ
ッピングサイトやサービス提供サイトが立ち上がり、ユ
ーザは、オンライン上で申込をすることで、希望する商
品やサービスの提供が受けられるようになった。
【0003】たとえば、ユーザは旅行会社のサイトにア
クセスすることで、自分の好みに合う旅行サービスを見
つけ、オンライン上で申込み、申込が受け付けられる
と、そのままオンライン上で本契約が締結される。
【0004】上記契約の締結後、さらに必要があれば、
保険会社のサイトに飛び、そこで、上記旅行に対しての
旅行保険をかける。
【0005】これらのことが、わざわざ旅行会社や保険
会社に出向かずに、インターネット上で行うことができ
る。
【0006】最近では、ユーザの便宜のために、旅行会
社は、自己のホームページ上で保険会社のサイトへのリ
ンクを張り、旅行契約の締結が終了したユーザに対し、
すぐに該保険会社のサイトへリンクできるようにしてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
リンクの設定がなされていても、ユーザにしてみれば、
夫々のサイトで、旅行契約締結用のユーザ関連情報の入
力と、保険契約締結用のユーザ関連情報の入力とを、別
々に行わなければならず、重複する情報であっても、夫
々入力する必要があった。
【0008】また保険会社のサイトにしてみれば、上記
のようなリンクの設定があることで、旅行会社のサイト
からリンク先を変更してアクセスしてきたユーザは、い
わゆる冷やかしがなく、保険契約締結の確率が高くな
る。従ってリンクが張られた保険会社のサイトへリンク
先を変更してアクセスしてくるユーザのみが入り込める
サイトにした方が効率が良い。
【0009】他方一般ユーザが簡単にアクセスできるサ
イトでは、他人になりすまして入り込んでくるユーザも
多くなり、セキュリティ上問題になるので、上記保険会
社のサイトとしては、他のユーザが直接入り込めないよ
うな排他的なサイトとする方が望ましい。
【0010】本発明は、以上のような問題に鑑み創案さ
れたもので、リンク先でのユーザの入力負荷を軽減でき
る構成を提供せんとするものである。
【0011】またリンクが張られたサイトへリンク先を
変更してアクセスしてくるユーザ以外のユーザのアクセ
スがあった場合に、該ユーザへの処理を制限する、或い
は該ユーザアクセスを遮断する構成についても併せて提
案する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報転送装
置の構成は、ユーザ関連情報を収集する情報収集手段
と、収集されたユーザ関連情報を所定の形式で格納して
おく情報格納手段と、予め与えられているリンク先情報
に基づき、ユーザ側の情報閲覧手段のリンク先を変更せ
しめ、上記ユーザ関連情報を該リンク先にリダイレクト
するリンク元通信手段とを少なくとも有することを基本
的特徴としている。
【0013】上記構成によれば、その装置構成が存在す
るサイトで、保持されているユーザ関連情報が、上記情
報収集手段に収集されて、所定の形式で情報格納手段に
格納され、予め与えられているリンク先情報に基づき、
リンク元通信手段が、ユーザ側の情報閲覧手段のリンク
先を変更せしめた際に、上記ユーザ関連情報を該リンク
先にリダイレクトすることになる。そのため、ユーザ
は、リンク元で、一旦入力したユーザ関連情報につき、
リンク先で同じ情報を再度入力する必要がなくなる。
【0014】上記ユーザ関連情報とは、該ユーザの氏
名、住所、年齢、性別、などのユーザに固有の属性のほ
か、リンク元サイトで特定の目的の基に登録された該ユ
ーザに関連する他の情報(たとえば旅行先、旅行期間な
ど)、該サイト側でユーザに対し自動的に付加した情報
などがあり、特に限定はない。
【0015】上記構成で、上記リンク元通信手段が、ユ
ーザ関連情報に対する暗号化を行って、リンク先に転送
すれば、セキュリティは向上することになる(請求項
2)。
【0016】一方リンク先の接続を行う構成として、請
求項3では、次のようなリンク先接続装置の構成を提案
している。すなわち、ユーザ側の情報閲覧手段のリンク
先変更に伴って、ユーザ関連情報を受け取るリンク先通
信手段と、所定のリンク元情報を登録しておくリンク元
情報登録手段と、リンク元情報を抽出し、登録された前
記リンク元情報と照合する照合手段と、照合結果が一致
する場合に、上記ユーザ関連情報を受け取って、所定の
処理を実行する制御手段とを少なくとも有することを特
徴としている。
【0017】このような構成によれば、前記照合手段が
リンク元情報を抽出し、それをリンク元情報登録手段に
登録されているリンク元情報と照合する。その照合結果
が一致する場合に、リンク先通信手段で受け取った上記
ユーザ関連情報を基に、所定の処理を実行することにな
る。従って、予め登録されているサイトからリンク先を
変更してアクセスしてくる特定の目的を持ったユーザの
みが入り込めるサイトとすることができるようになる。
また他人になりすまして入り込んでくるユーザを排除す
ることもできるようになって、セキュリティ上も望まし
い。
【0018】上記構成でも、リンク元通信手段がユーザ
関連情報に対し、暗号化を行った場合、リンク先接続装
置の上記リンク先通信手段は、暗号化されたユーザ関連
情報を受け取って、復号化するようにすると良い(請求
項4)。
【0019】請求項5及び請求項6の構成は、上記請求
項1及び請求項3に記載の構成を、コンピュータに実行
させるために、該コンピュータで実行可能なプログラム
を格納した記録媒体を規定している。すなわち、上述し
た課題を解決するための構成として、上記各手段を、コ
ンピュータの構成を利用することで実現する、該コンピ
ュータで読み込まれて実行可能なプログラムを格納した
記録媒体を開示する。もちろん、これらの構成は、記録
媒体の構成としてだけではなく、同様な機能を達成する
プログラムとして提供されても良いことは言うまでもな
い。この場合、コンピュータとは中央演算処理装置の構
成を含んだ汎用的なコンピュータの構成の他、特定の処
理に向けられた専用機などを含むものであっても良く、
中央演算処理装置の構成を伴うものであれば特に限定は
ない。
【0020】このような記録媒体から、コンピュータを
上記各手段として機能させるためのプログラムが該コン
ピュータに読み出されると、請求項1及び請求項3に規
定された各手段と同様な構成が実現されることになる。
【0021】この記録媒体により、これをソフトウェア
商品として容易に配布、販売することができるようにな
る。また、既存のハードウェア資源を用いてこのソフト
ウェアを使用することにより、既存のハードウェアで新
たなアプリケーションとしての本発明の上記構成が容易
に実行できるようになる。またこのような記録媒体の構
成の他、RAMやROMなどの内部記憶装置の構成やハ
ードディスクなどの外部記憶装置の構成も、そのような
プログラムがそこに記録されれば、本発明に規定する記
録媒体に含まれることは言うまでもない。
【0022】尚、請求項5乃至請求項6記載の各手段の
うち一部の機能は、コンピュータに組み込まれた機能
(コンピュータにハードウェア的に組み込まれている機
能でも良く、該コンピュータに組み込まれているオペレ
ーティングシステムや他のアプリケーションプログラム
などによって実現される機能でも良い)によって実現さ
れ、前記記録媒体に記録されたプログラムには、該コン
ピュータによって達成される機能を呼び出すあるいはリ
ンクさせる命令が含まれていても良い。
【0023】これは、請求項1及び請求項3に規定され
た各手段の一部が、例えばオペレーティングシステムな
どによって達成される機能の一部で代行され、記録媒体
にはその機能を実現するためのプログラムないしモジュ
ールなどは直接記録されているわけではないが、それら
の機能を達成するオペレーティングシステムの機能の一
部を、呼び出したりリンクさせるようにしてあれば、実
質的に同じ構成となるからである。
【0024】そのうち、請求項5の構成は、請求項1の
構成に対応する構成であり、その具体的構成は、コンピ
ュータを、ユーザ関連情報を収集する情報収集手段と、
収集されたユーザ関連情報を所定の形式で格納しておく
情報格納手段と、予め与えられているリンク先情報に基
づき、ユーザ側の情報閲覧手段のリンク先を変更せし
め、上記ユーザ関連情報を該リンク先にリダイレクトす
るリンク元通信手段として機能させるプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0025】また請求項6の構成は、請求項3の構成に
対応する構成であり、その具体的構成は、コンピュータ
を、ユーザ側の情報閲覧手段のリンク先変更に伴って、
ユーザ関連情報を受け取るリンク先通信手段と、所定の
リンク元情報を登録しておくリンク元情報登録手段と、
リンク元情報を抽出し、登録された前記リンク元情報と
照合する照合手段と、照合結果が一致する場合に、上記
ユーザ関連情報を受け取って、所定の処理を実行する制
御手段として機能させるプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体である。
【0026】さらに請求項7の構成は、以上の構成を、
情報転送方法として実施する場合について規定してお
り、その具体的構成は、ユーザ関連情報を収集し、所定
の形式で格納するステップと、予め与えられているリン
ク先情報に基づき、ユーザ側の情報閲覧手段のリンク先
を変更せしめ、上記ユーザ関連情報を該リンク先にリダ
イレクトするステップと、リンク元情報を抽出し、予め
登録されているリンク元情報と照合するステップと、照
合結果が一致する場合に、上記ユーザ関連情報を受け取
って、所定の処理を実行するステップとを実行すること
を特徴としている。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。図1は、インターネット400上
で、ユーザUが、特定の旅行代理店サイトTにおいて、
任意のパック旅行の申込とその契約をした際に、その旅
行に関する保険加入を、保険販売サイトIで行う場合
の、全体の枠組みを示す概念図である。
【0028】図1に示すように、上記ユーザUはパソコ
ン300を有しており、該パソコン300上で情報閲覧
手段として機能するブラウザ301により、そこに所定
の接続先情報(URL情報)を与えたり、所定のポータ
ルサイトでそのような接続先情報を獲得することで、イ
ンターネット400を介して、旅行代理店サイトT側の
ウェブサーバ100に接続できるようになっている。こ
こでパソコン300のブラウザ301が該ウェブサーバ
100につながることで、旅行代理店サイトTにおい
て、ユーザUは、そこで提示されるパック旅行などを選
択し、その申込及び同時にその契約が可能となってい
る。
【0029】該ウェブサーバ100は、ユーザUとの間
で締結された旅行の手配を行うようにする他のアプリケ
ーションサーバ120に、必要なデータや命令を伝送す
ることができるようになっている。すなわち、ユーザU
に対して所定の入力フォームを提示し、該ユーザUの情
報入力で、ウェブサーバ100は、ユーザUの旅行契約
締結情報(契約番号、リンク日時、代理店処理コード、
申込者名、申込者住所、申込者電話番号・FAX番号、
申込者連絡先、申込者生年月日、申込者性別、旅行先コ
ード、出発日、帰宅日)を、前記アプリケーションサー
バ120に転送する。また該アプリケーションサーバ1
20からその手配の進行状況に関するデータを受け取
り、ユーザUに対して手配の進行状況をいつでも表示で
きるようにしている。
【0030】図2は、旅行代理店サイトTを構成してい
る上記ウェブサーバ100及びそれにつながるアプリケ
ーションサーバ120の装置概要を示している。
【0031】図2に示すように、上記ウェブサーバ10
0は、システムバス101を介してつながる、CPU1
02、RAM103やROM104などの内部記憶装
置、ハードディスクドライブ105やCD−ROMドラ
イブ106などの外部記憶装置、インターネットなどへ
の専用線接続アダプタで構成される特定の通信装置10
7、キーボード108やマウス109などの入力装置、
ディスプレイ110やプリンタ111などの出力装置を
備える通常の構成であり、上記システムバス101を介
してこれらの間で必要なデータや命令のやり取りが行わ
れる。またアプリケーションサーバ120も、上記と同
じ構成を備えており、その詳細は省略する。
【0032】さらに上記保険販売サイトI側のウェブサ
ーバ200及びアプリケーションサーバ210やユーザ
Uのパソコン300も、ほぼ同様な構成を有しており、
ここでは、その詳細は省略する。
【0033】本発明に係る情報転送装置1の構成は、図
3に示すように、旅行代理店サイトTを構成する上記ウ
ェブサーバ100、アプリケーションサーバ120上に
構成されている。そして該情報転送装置1は、情報収集
手段10と、情報格納手段11と、リンク元通信手段1
2の構成を有している。
【0034】上記情報収集手段10は、アプリケーショ
ンサーバ120上のCPU102、及び一時的な作業領
域を提供するRAM103、並びに該CPU102上で
実行されるプログラムに与えられる手順を規定した所定
のスクリプトファイルを記憶するハードディスクドライ
ブ105で構成されており、ユーザ関連情報を収集す
る。すなわち、ユーザUが旅行の申込・契約を行った
後、上記ウェブサーバ100は、同時に該ユーザUに対
し、旅行保険の申込ができる旨表示する。その表示に対
してユーザUが申し込む旨の選択をした場合に、上記ア
プリケーションサーバ120上の上記情報収集手段10
は、ユーザUの旅行契約締結情報(契約番号、リンク日
時、代理店処理コード、申込者名、申込者住所、申込者
電話番号・FAX番号、申込者連絡先、申込者生年月
日、申込者性別、旅行先コード、出発日、帰宅日)のう
ち、保険契約に必要な情報を収集する機能を有してい
る。その機能を達成するため、上記ユーザUの旅行保険
の申込を行う旨の選択に基づいて、上記ハードディスク
ドライブ105上に記憶されたスクリプトファイルがC
PU102に読み出されて実行され、対象となるユーザ
Uの上記情報を収集する。
【0035】上記情報格納手段11は、同じくアプリケ
ーションサーバ120上のCPU102、及び一時的な
データ格納領域を提供するRAM103で構成されてお
り、上記情報収集手段10で収集された保険契約必須情
報を、リンク先側に転送するために所定のファイル形式
で格納しておく。このファイルは、ユーザUからは見え
ないようにしておくため、本実施例では、ユーザUには
見えないヒドゥンフィールド(Hidden Field)に格納さ
れる。
【0036】上記リンク元通信手段12は、上記ウェブ
サーバ100上のCPU102及び通信装置107で構
成されており、ユーザUの旅行保険の申込を行う旨の選
択により、予め与えられている保険販売サイトIのリン
ク先情報を、ユーザU側のブラウザ301に与えて該ブ
ラウザ301のリンク先を変更せしめ、同時に隠しファ
イルとして格納されているユーザUの保険契約必須情報
を、該リンク先のウェブサーバ200にリダイレクトす
る機能を有している。この情報転送に際して、該リンク
元通信手段12は、SSL(Security Socket Layer;
フォームによって転送される文書を暗号化するセキュリ
ティ技術)などを利用し、上記情報に対する暗号化を行
って、リンク先に転送するようにしても良い。
【0037】このように上記リンク元通信手段12は、
ユーザUのパソコン300上のブラウザ301を一部制
御できる機能を有している。すなわち、ユーザUが旅行
の申込・契約を行った後、該ユーザUに対し、同時に旅
行保険の申込ができる旨表示し、その表示に対してユー
ザUが申し込む旨の選択をした場合に、該ブラウザ30
1に対し、上記保険販売サイトIの一部となるウェブサ
ーバ200に関する接続先情報を与え、このブラウザ3
01が、自動的に保険販売サイトIに接続できるように
している。
【0038】またこの接続先変更の際、ユーザUの上記
旅行契約締結情報のうち、旅行保険の締結に必要な情報
(上記保険契約必須情報)を、保険契約入力情報とし
て、前記ブラウザ301から該保険販売サイトIのウェ
ブサーバ200側に転送させるブラウザ301の機能を
有している。これらの機能は、上記ウェブサーバ200
上に所定のスクリプトファイルを備えておくことで、達
成できる。
【0039】他方、本発明に係るリンク先接続装置2の
構成は、図4に示すように、保険販売サイトIを構成す
る上記ウェブサーバ200、アプリケーションサーバ2
20上に構成されている。
【0040】該リンク先接続装置2は、リンク先通信手
段20と、リンク元情報登録手段21と、照合手段22
と、制御手段23の構成を有している。
【0041】前記リンク先通信手段20は、上記ウェブ
サーバ200上のCPU102及び通信装置107で構
成されており、上記ユーザU側のブラウザ301のリン
ク先が該リンク先通信手段20に変更されるに伴って、
ユーザUに関する保険契約必須情報を受け取る機能を有
している。
【0042】上記リンク元情報登録手段21は、ウェブ
サーバ200上のCPU102及びハードディスクドラ
イブ105で構成されており、ここには、保険販売サイ
トIのサーバ管理者により、該保険販売サイトIと提携
を結んだ上記旅行代理店サイトTのリンク元情報(UR
L情報)が登録されている。
【0043】上記照合手段22は、ウェブサーバ200
上のCPU102及びその一時的な作業領域を提供する
RAM103で構成されており、ブラウザ301のリン
ク先URL情報に続いて一緒に転送されるリンク元情報
を抽出し(すなわち、リンク先が切り替わる際、HTM
Lの標準化機能としてヘッダ部にリンク元のURLが入
っているので、該リンク元URL情報を取り出してい
る)、リンク元情報登録手段21で登録されているリン
ク元情報と照合する機能を有している。
【0044】上記制御手段23は、ウェブサーバ200
上のCPU102で構成されており、照合手段22によ
る照合結果が一致する場合に、上記ユーザ関連情報を受
け取って、所定の処理を実行する。すなわち、上記照合
結果が一致する場合は、ウェブサーバ200は、ユーザ
Uの保険契約必須情報をアプリケーションサーバ220
に渡し、該ユーザUとの間で、必要な保険契約処理が実
行できるようにする。ここでは、保険契約必須情報が転
送されるため、ユーザUは、旅行代理店サイトTで入力
した情報と同じ情報については、再度入力する必要がな
くなる。
【0045】反対に上記照合結果が一致しない場合に、
該ユーザUに対してなされる処理を制限する機能を有し
ている。すなわち、本実施例構成では、上記保険契約必
須情報をアプリケーションサーバ220側には流さず、
また照合結果が一致しなかったサイトにおいてリンク先
が変更されてアクセスしてきた該ユーザUに対し、本サ
イトIへの接続ができない旨のエラーメッセージ画面を
表示する機能を有している。
【0046】尚本実施例では、上記制御手段23による
保険契約処理時に、アプリケーションサーバ220は、
ウェブサーバ200及びゲートウェイ230を介して、
外部のクレジット処理サイト240に接続しており、上
記保険契約の決済を同時に行うことができるようにして
いる。また該保険販売サイトIは、保険会社のサイトI
Iに接続されており、そこに、ユーザUとの間で取り交
わされた保険契約のデータを送り、本体のメインフレー
ムに該データを計上すると共に、上記旅行代理店サイト
Tには、代理店手数料の支払を、またユーザUに対して
は保険契約書の発行処理を行う。
【0047】図5は、ユーザUが、上記ブラウザ301
を使用して、旅行代理店サイトTにアクセスした後、そ
こで申込・締結された旅行のための保険契約をさらに締
結するために、保険販売サイトIで保険契約締結処理を
行う場合の、3者のデータ処理の流れを示す説明図であ
る。
【0048】ユーザUはパソコン300上のブラウザ3
01を使用し、そこに所定の接続先情報(URL情報)
を与え、或いは所定のポータルサイトでそのような接続
先情報を獲得することで、インターネット400を介し
て、旅行代理店サイトT側のウェブサーバ100に接続
する。そこで提供されるパック旅行の参加の申し込みを
行う(図中)。
【0049】その際、該旅行代理店サイトTにおいて、
ユーザUは、ユーザ名(登録されている場合はID)及
びパスワードの入力(登録されていない場合は"guest"
などのキャラクタの入力)などが要求され、入力後これ
らが照合されてウェブサーバ100へのログインが許可
される。ログイン後、ユーザUは上記パック旅行の申込
を行う。その際、ユーザUが会員登録されている場合
は、その会員情報が提示され、その登録が済んでいない
場合は空欄への書き込みが促される。そのような申込者
としての会員登録の提示・書き込みがあった後、ユーザ
Uが申込可能なパック旅行の情報が提示され、ユーザ
は、その中から自分が望むものを選択する。すると、図
6に示されるような画面表示がなされ、さらに出発日
(必要に応じ帰宅日も)を選ぶ。以上の処理で、旅行代
理店サイトTでは、ユーザUの旅行契約締結情報(契約
番号、リンク日時、代理店処理コード、申込者名、申込
者住所、申込者電話番号・FAX番号、申込者連絡先、
申込者生年月日、申込者性別、旅行先コード、出発日、
帰宅日)のうち、保険契約に必要な情報(但し代理店処
理コードも含む)が取り込まれる。同時に本旅行代理店
サイトTのウェブサーバ100は、自己のアプリケーシ
ョンサーバ120に対し、ユーザUの希望する旅行の手
配を行うように上記旅行契約締結情報を転送する。
【0050】以上のデータを旅行代理店サイトTから、
ユーザUに提示し、図7に示すような旅行申込確認画面
が提示されると共に、同一画面上で保険購入ボタンAが
表示される。このボタンAをユーザUがクリックする
と、さらに図8に示すような確認画面が表示される(図
5中)。
【0051】ここで、ユーザUが、そこに記載された名
前を保険販売サイトIに引き継ぐことに同意する「は
い」のボタンBをクリックする(図5中)と、上記ア
プリケーションサーバ上の上記情報収集手段10は、ユ
ーザUの旅行契約締結情報のうち、代理店処理コードを
含む保険契約必須情報を収集する。また上記情報格納手
段11に、収集された保険契約必須情報を、ヒドゥンフ
ィールドに格納する。さらに、上記リンク元通信手段1
2により、予め与えられている保険販売サイトIのリン
ク先情報を、ユーザU側のブラウザ301に与えて該ブ
ラウザ301のリンク先を変更せしめ、同時にヒドゥン
フィールドに格納されているユーザUの保険契約必須情
報を、該リンク先のウェブサーバ200にリダイレクト
する(図5中)。この情報転送に際して、該リンク元
通信手段12は、上記情報に対する暗号化を行って、リ
ンク先に転送している。
【0052】保険販売サイトIでは、前記リンク先接続
装置2のリンク先通信手段20が、上記ユーザU側のブ
ラウザ301のリンク先が該リンク先通信手段20に変
更されるに伴って、ユーザUに関する保険契約必須情報
を受け取る。その際暗号化された該情報は、復号化さ
れ、元の保険契約必須情報に復元される。そして上記照
合手段22が、ブラウザ301にあるリンク先情報に続
くリンク元情報を抽出し、リンク元情報登録手段21で
登録されているリンク元情報と照合する。その照合結果
が一致する場合は、上記制御手段23は、上記保険契約
必須情報を受け取って、保険契約申込データとして一時
的に格納し、同時にユーザUに対して図9に示す保険申
込画面を提示する(図5中)。ここでは、保険契約必
須情報が転送されるため、ユーザUは、旅行代理店サイ
トTで入力した情報と同じ情報については、再度入力す
る必要がなくなる。従って上記表示に間違いがある場合
にのみ、その提示内容を訂正すれば良い。またここで
は、お勧めコースとして、所定の保険契約の種類を提示
しているが、もちろんユーザUの希望により、別の種類
の保険を選択することも可能である(図5中)。
【0053】以上の操作と処理で、ユーザUの希望が確
定すると、保険販売サイトIのアプリケーションサーバ
220は、保険契約内容締結処理前に、確認画面をユー
ザUに提示し(図5中)、ユーザUは、その内容でよ
ければ、契約締結の確定の意思表示をする「はい」など
と表示されているボタン(図示なし)をクリックする
(図5中)。
【0054】また上記照合結果が一致しない場合は、上
記保険契約必須情報をアプリケーションサーバ220側
には流さず、アクセスしてきた該ユーザUに対しては、
本サイトIへの接続ができない旨のエラーメッセージ画
面を表示する。
【0055】図10は、上記情報転送装置1における処
理の流れを示すフローチャートである。ユーザUが旅行
代理店サイトTで旅行契約の申込・契約を行う(ステッ
プS101)。そして全ての旅行契約締結情報が揃って
いるかをチェックする(ステップS102)。
【0056】このチェックで全ての情報が揃っていなけ
れば(ステップS102;No)、前記ステップS10
1に復帰する。他方全ての情報が揃っていれば(ステッ
プS102;Yes)、旅行契約内容を提示し確認する
画面を提示し且つ同時に保険購入ボタンを表示する(ス
テップS103)。
【0057】上記画面提示に対しユーザUによる訂正が
あるか否かをチェックする(ステップS104)。ユー
ザUによる訂正があれば(ステップS104;Ye
s)、同じくステップS101に復帰する。反対にユー
ザUによる訂正がなければ(ステップS104;N
o)、ユーザUによって保険購入ボタンがクリックされ
たか否かをチェックする(ステップS105)。
【0058】保険購入ボタンがクリックされなければ
(ステップS105;No)、処理を終了する。反対に
該ボタンがクリックされれば(ステップS105;Ye
s)、ユーザUの旅行契約締結情報から、前記情報収集
手段10により保険契約必須情報を収集し、前記情報格
納手段11に一時的に格納する(ステップS106)。
そして上記保険契約必須情報を暗号化し、同じく情報格
納手段11に格納する(ステップS107)。
【0059】そしてリンク元情報の付加されたリンク先
情報(URL情報)をブラウザ301に与え、リンク先
を変更すると共に、上記暗号化情報を前記リンク先に転
送する(ステップS108)。
【0060】図11は、上記リンク先接続装置2におけ
る処理の流れを示すフローチャートである。保険販売サ
イトIのウェブサーバ200上に備えられたリンク先通
信手段20は、リンクの発生があると起動する(ステッ
プS201)。
【0061】その際リンク先通信手段20により接続し
てきたユーザU側のブラウザ301からURL情報と一
緒に含まれるリンク元情報を抽出する(ステップS20
2)。そして照合手段22により、リンク元情報登録手
段21に登録されたリンク元情報との照合処理を行う。
すなわち、その照合結果に一致するものがあるか否かを
チェックする(ステップS203)。
【0062】その照合結果に一致するものがなければ
(ステップS203;No)、処理を終了する。反対に
その照合結果に一致するものがあれば(ステップS20
3;Yes)、リンク先通信手段20は、暗号化された
前記保険契約必須情報を取得する(ステップS20
4)。
【0063】リンク先通信手段20は、以上の情報を復
号化する(ステップS205)。そして制御手段23
は、その情報を保険契約情報として、保険販売サイトI
のアプリケーションサーバ220に取り入れる(ステッ
プS206)。
【0064】その際上記制御手段23は、保険契約情報
に不足する情報がないかチェックする(ステップS20
7)。不足する情報がない場合(ステップS207;N
o)は、後述するステップS210にジャンプする。
【0065】反対に不足する情報がある場合(ステップ
S207;Yes)は、ユーザUに対し、その入力を促
す旨を表示する(ステップS208)。そしてユーザU
からの入力を待ち、その入力があったか否かをチェック
する(ステップS209)。
【0066】ユーザUからの入力があれば(ステップS
209;Yes)、前記ステップS207に復帰する。
反対にユーザUからの入力がなければ(ステップS20
9;No)、前記ステップS208に復帰する。
【0067】前述のように、ステップS207で不足す
る情報がない場合、保険契約の内容をユーザUに提示す
る画面表示を行う(ステップS210)。そしてユーザ
Uからの訂正の入力があるか否かをチェックし(ステッ
プS211)、訂正があれば(ステップS211;Ye
s)、ユーザUの入力を受け付けて(ステップS21
2)、前記ステップS210に復帰する。反対にユーザ
Uからの訂正がなく上記保険契約内容にユーザUからの
同意が与えられる場合(ステップS212;No)、そ
の保険契約の計上処理を行う(ステップS213)。
【0068】以上の構成では、ユーザUにしてみれば、
上記情報転送装置1とリンク先接続装置2の各構成の連
携により、一度旅行保険の契約をする旨の選択をするこ
とで、シームレスな状態で、保険販売サイトIの保険契
約締結処理に移行でき、且つその際に、再度該ユーザU
の必要情報を入力する必要がなくなるため、目的とする
パック旅行などの申込・契約と同時に、保険契約まで、
一度の入力で締結することができるようになる。
【0069】またリンク先接続装置2の構成で、リンク
元情報の照合を行い、予め登録されているもののみ、保
険販売サイトIによる保険契約締結処理がなされ、それ
以外のリンク元からのユーザUのアクセスは排除される
ため、保険販売サイトIのセキュリティは、格段に向上
することになる。
【0070】尚、本発明の情報転送装置は、上述の実施
例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
【0071】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の構成によ
れば、上記情報転送装置とリンク先接続装置の各構成の
連携により、リンク元からリンク先へシームレスな状態
で移行でき、且つその際に、ユーザによる重複入力を排
除することができるようになるため、ユーザにしてみれ
ば、関連のある処理をあたかも1つの装置に対して行っ
ているように行うことができるようになるという優れた
効果を奏し得る。
【0072】またリンク先接続装置の構成で、リンク元
情報の照合を行い、予め登録されているもののみ、リン
ク先での処理ができ、それ以外のリンク元からのユーザ
のアクセスは排除されるため、セキュリティは、格段に
向上することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユーザUが、特定の旅行代理店サイトTにおい
て、任意のパック旅行の申込とその契約をした際に、そ
の旅行に関する保険加入を、保険販売サイトIで行う場
合の、全体の枠組みを示す概念図である。
【図2】旅行代理店サイトTを構成している上記ウェブ
サーバ100及びそれにつながるアプリケーションサー
バ120の装置概要を示す構成説明図である。
【図3】本発明に係る情報転送装置1の装置構成を示す
ブロック図である。
【図4】本発明に係るリンク先接続装置2の装置構成を
示すブロック図である。
【図5】ユーザUが、上記ブラウザ301を使用して、
旅行代理店サイトTにアクセスした後、そこで申込・締
結された旅行のための保険契約をさらに締結するため
に、保険販売サイトIで保険契約締結処理を行う場合
の、3者のデータ処理の流れを示す説明図である。
【図6】パック旅行申込画面を示す画面表示説明図であ
る。
【図7】旅行申込確認画面を示す画面表示説明図であ
る。
【図8】リンク先移行確認画面を示す画面表示説明図で
ある。
【図9】保険申込画面を示す画面表示説明図である。
【図10】情報転送装置1における処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図11】リンク先接続装置2における処理の流れを示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報転送装置 2 リンク先接続装置 10 情報収集手段 11 情報格納手段 12 リンク元通信手段 20 リンク先通信手段 21 リンク元情報登録手段 22 照合手段 23 制御手段 100 ウェブサーバ 101 システムバス 102 CPU 103 RAM 104 ROM 105 ハードディスクドライブ 106 CD−ROMドライブ 107 通信装置 108 キーボード 109 マウス 110 ディスプレイ 111 プリンタ 120 アプリケーションサーバ 200 ウェブサーバ 220 アプリケーションサーバ 230 ゲートウェイ 240 クレジット処理サイト 300 パソコン 301 ブラウザ 400 インターネット U ユーザ T 旅行代理店サイト I 保険販売サイト II 保険会社のサイト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 330 G06F 17/60 330 // G06F 17/30 110 17/30 110F

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ関連情報を収集する情報収集手段
    と、 収集されたユーザ関連情報を所定の形式で格納しておく
    情報格納手段と、 予め与えられているリンク先情報に基づき、ユーザ側の
    情報閲覧手段のリンク先を変更せしめ、上記ユーザ関連
    情報を該リンク先にリダイレクトするリンク元通信手段
    とを少なくとも有することを特徴とする情報転送装置。
  2. 【請求項2】 上記リンク元通信手段は、ユーザ関連情
    報に対する暗号化を行って、リンク先に転送することを
    特徴とする請求項1記載の情報転送装置。
  3. 【請求項3】 ユーザ側の情報閲覧手段のリンク先変更
    に伴って、ユーザ関連情報を受け取るリンク先通信手段
    と、 所定のリンク元情報を登録しておくリンク元情報登録手
    段と、 リンク元情報を抽出し、登録された前記リンク元情報と
    照合する照合手段と、 照合結果が一致する場合に、上記ユーザ関連情報を受け
    取って、所定の処理を実行する制御手段とを少なくとも
    有することを特徴とするリンク先接続装置。
  4. 【請求項4】 上記リンク先通信手段は、暗号化された
    ユーザ関連情報を受け取って、復号化することを特徴と
    する請求項3記載のリンク先接続装置。
  5. 【請求項5】 コンピュータを、 ユーザ関連情報を収集する情報収集手段と、 収集されたユーザ関連情報を所定の形式で格納しておく
    情報格納手段と、 予め与えられているリンク先情報に基づき、ユーザ側の
    情報閲覧手段のリンク先を変更せしめ、上記ユーザ関連
    情報を該リンク先にリダイレクトするリンク元通信手段
    として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 コンピュータを、 ユーザ側の情報閲覧手段のリンク先変更に伴って、ユー
    ザ関連情報を受け取るリンク先通信手段と、 所定のリンク元情報を登録しておくリンク元情報登録手
    段と、 リンク元情報を抽出し、登録された前記リンク元情報と
    照合する照合手段と、 照合結果が一致する場合に、上記ユーザ関連情報を受け
    取って、所定の処理を実行する制御手段として機能させ
    るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  7. 【請求項7】 ユーザ関連情報を収集し、所定の形式で
    格納するステップと、 予め与えられているリンク先情報に基づき、ユーザ側の
    情報閲覧手段のリンク先を変更せしめ、上記ユーザ関連
    情報を該リンク先にリダイレクトするステップと、 リンク元情報を抽出し、予め登録されているリンク元情
    報と照合するステップと、 照合結果が一致する場合に、上記ユーザ関連情報を受け
    取って、所定の処理を実行するステップとを実行する情
    報転送方法。
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