JP2000029821A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2000029821A
JP2000029821A JP11008640A JP864099A JP2000029821A JP 2000029821 A JP2000029821 A JP 2000029821A JP 11008640 A JP11008640 A JP 11008640A JP 864099 A JP864099 A JP 864099A JP 2000029821 A JP2000029821 A JP 2000029821A
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processor
memory
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buses
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Tetsuya Mochida
哲也 持田
Koichi Kimura
光一 木村
Hitoshi Kawaguchi
仁 川口
Kazuharu Yuno
一晴 油野
Ichiji Kobayashi
一司 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はシステムバス、メモリバス、プロセッ
サバスの三種の各バスの使用効率を最大とする情報処理
装置のバスシステムを提供する。 【解決手段】プロセッサ(101)が接続されたプロセッサ
バス(111)と、メインメモリ(104)が接続されたメモリバ
ス(112)と、入出力デバイス(105)が接続されたシステム
バス(113)とが三叉路接続コントロール手段(103)に接続
される。この三叉路接続コントロール手段(103)は、プ
ロセッサバス(111)、メモリバス(112)、システムバス(1
13)のそれぞれのアドレスバスと制御バスが接続され、
相互にアドレス及び制御信号を転送すると共に、データ
バス制御信号(420)を発生するバス・メモリ接続コント
ローラ(401)を有する。又、この三叉路接続コントロー
ル手段(103)は、プロセッサバス(111)、メモリバス(11
2)、システムバス(113)のそれぞれのデータバスが接続
され、データバス制御信号(420)に応じてこれらのデー
タバス上のデータを相互に転送するデータパスイッチ(4
02)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークステーショ
ン、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等の情
報処理装置に使用されるバスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置内のバスシステムは従来、
バイト、14巻、12号(1989)、第417頁〜4
24頁、(BYTE,Volume 14,Number 12
(1989),pp.417〜424)のL.Brett
Glass,“INSIDEEISA”に述べられているバ
スシステムのように、メモリバスとシステムバスが個々
にプロセッサバスに接続されているか、又はプロセッサ
バスとメモリバスが個々にシステムバスに接続されてい
る構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者は、システムバス
とメモリバスが連動動作するいわゆるダイレクトメモリ
アクセス(Direct Memory Access,以下DMA)
の際に、プロセッサバスが独立動作ができないため、プ
ロセッサバスの使用効率が悪くなる。一方、後者は、プ
ロセッサバスとメモリバスが連動動作する、いわゆるメ
インメモリアクセスの際にシステムバスが独立動作でき
ないため、システムバスの使用効率が悪くなるという問
題があった。
【0004】なお、これらの従来のバスシステムの構成
と問題点については、後に図面を用いて詳述する。
【0005】本発明の目的は各バスの使用効率を最大と
する情報処理装置のバスシステムを提供することにあ
る。
【0006】本発明の他の目的はプロセッサバスとメモ
リバスの連動動作とシステムバスの独立動作を同時に行
うことが可能なバスシステムを提供することにある。
【0007】本発明の更なる目的はシステムバスとメモ
リバスの連動動作とプロセッサバスの独立動作を同時に
行うことが可能なバスシステムを提供することにある。
【0008】本発明の更なる他の目的は、システムバ
ス、メモリバス、プロセッサバスの3種のバスが少なく
とも3本以上相互接続される場合の、各バスの使用効率
を最大とする情報処理装置用バスシステムを提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、第1バス、第2バス、第3バス
の3つのバスを少なくとも三叉路状に接続し、3種のバ
スのうち、任意の2つを連動動作している間、他のバス
が独立動作可能な構成とする。
【0010】すなわち、本発明においては、プロセッサ
と、主メモリと、入出力デバイスと、該プロセッサと接
続した第1バスと、該主メモリに接続した第2バスと、
該入出力デバイスと接続した第3バスとを有する情報処
理装置において、該第1バスと該第2バスと該第3バス
とが接続され、前記プロセッサと前記主メモリと前記入
出力デバイスの任意の2つ間でデータ転送を可能とする
接続手段を有し、該接続手段は、接続された前記第1バ
スと前記第2バスを用い、前記プロセッサと前記主メモ
リとの間で第1のデータ信号を転送する第1のデータ転
送モードと、接続された前記第2バスと前記第3バスを
用い、前記主メモリと前記入出力デバイスとの間で第2
のデータ信号を転送する第2のデータ転送モードと、接
続された前記第3バスと前記第1バスを用い、前記入出
力デバイスと前記プロセッサとの間で第3のデータ信号
を転送する第3のデータ転送モードとからなる、それぞ
れ独立したデータ転送モードを可能とすることを特徴と
する情報処理装置である。
【0011】これにより、3種のバスの使用効率を最大
限に高めることができる。
【0012】また、上記目的を達成するため、本発明に
おいては、プロセッサバス、メモリバス、システムバス
の3種のバスを少なくとも三叉路状に接続し、3種のバ
スのうち、任意の2種を連動動作している間、他の1種
のバスが独立動作可能な構成とする。
【0013】すなわち、本発明においては、少なくとも
一個のプロセッサが接続されたプロセッサバス、メイン
メモリに接続されたメモリバス、少なくとも一個の入出
力デバイス(以下I/Oデバイス)などの接続デバイス
が接続されたシステムバスの3種のバスを少なくとも三
叉路接続するコントロール手段を設け、このコントロー
ル手段により、各種のバスの相互接続を可能とする。
【0014】すなわち、本発明においては、情報処理装
置のバスシステムを、少なくとも一個のプロセッサが接
続されたプロセッサバスと、メインメモリに接続された
メモリバスと、少なくとも一個の接続デバイスが接続さ
れたシステムバスと、これら3種のバスが接続され、こ
れら3種のバスの相互接続のための接続コントロール手
段とで構成する。
【0015】本発明では、この接続コントロール手段
は、三種のバスのそれぞれのデータバスが接続され、こ
れらバス上のデータを相互に転送するデータパススイッ
チング手段と、三種のバスのそれぞれの制御バスとアド
レスバスが接続され、これらバス上のコントロール信号
及びアドレスを相互に転送すると共に、データパススイ
ッチング手段へのデータパス制御信号を発生するバス・
メモリ接続コントローラから構成される。
【0016】好適にはこのデータパススイッチング手段
とバス・メモリ接続コントローラはそれぞれ単独に、あ
るいは一体として、一つの集積回路上に構成される。
【0017】更に、本発明においては、三種のバスはそ
れぞれ一本でなく、三種のバスのいずれかが複数本の場
合においても同様に接続コントロール手段を構成し、こ
れらのバスの相互接続を可能とすることができる。
【0018】上述した本発明の構成において、プロセッ
サバス、メモリバス、システムバスの3種のバスが少な
くとも三叉路状に相互に接続されることにより、例えば
プロセッサバス上のプロセッサからメモリバス上の主記
憶メモリへアクセスするプロセッサメインメモリアクセ
スの場合に、データはプロセッサバスとメモリバスのみ
介して転送され、システムバスを経由しないため、シス
テムバスは独立に動作することが可能となる。一方、シ
ステムバス上の接続デバイスからメモリバス上の主記憶
メモリへアクセスするDMAの場合、データはシステム
バスとメモリバスのみ介して転送され、プロセッサバス
を経由しないので、プロセッサバスは独立して動作する
ことが可能となる。
【0019】これにより、3種のバスの使用効率を最大
限に高めることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて詳述する。まず、本発明の第一の実施例を図1〜図
6を用いて説明する。このうち、図2、図3は従来技術
におけるバスシステムの構成図を示すが、本発明との比
較のためここで詳述する。
【0021】図1、図2、図3において、共通して、1
01はN個(Nは整数)のプロセッサ、102はキャッ
シュメモリシステム(cache)、104はメインメモリ
(main memory)、105はM個(Mは整数)のシステ
ムバス接続デバイスである。システムバス接続デバイス
105としては、ディスク・ファイル系コントローラ、
描画・表示系コントローラ、ネットワーク・通信系コン
トローラ等のいわゆる入出力(I/O)デバイスを示
す。111はプロセッサバス、112はメモリバス、1
13はシステムバスである。そして、図1における10
3は三叉路接続コントローラであり、図2、図3におけ
る201、301はバス接続コントローラ、202、3
02はメモリ接続コントローラである。
【0022】図2、図3に示した従来のバスシステムに
おいて、図2ではシステムバス113とメモリバス11
2が各々バス接続コントローラ201とメモリ接続コン
トローラ202によって、プロセッサバス111に独立
に接続される構成となっている。一方、図3ではプロセ
ッサバス111とメモリバス112が各々バス接続コン
トローラ301とメモリ接続コントローラ302によっ
てシステムバス113に独立に接続される構成となって
いる。
【0023】図2の構成においては、システムバス11
3の接続デバイス105とメモリバス112上のメイン
メモリとの間でデータ転送を行うDMA動作において、
プロセッサバス111を経由する。そのため、プロセッ
サ101とキャッシュ102間、あるいは複数のプロセ
ッサ101間のデータ転送等のプロセッサバス111の
独立動作をDMA動作と同時に行うことができない。一
方、図3の構成においては、プロセッサ101とメイン
メモリ104との間でデータ転送が行われる、所謂、プ
ロセッサメインメモリアクセスにおいて、システムバス
113を経由することになるため、複数のシステムバス
接続デバイス105間のデータ転送等のシステムバス1
13の独立動作をプロセッサメインメモリアクセスと同
時に行うことができない。
【0024】これに対し、本発明の第一の実施例である
図1のバスシステムでは、プロセッサバス111、メモ
リバス112及びシステムバス113の3種のバスが、
三叉路接続コントローラ103により、三叉路状に接続
された構成を有する。従って、DMA動作の場合、プロ
セッサバス111を経由しないので、プロセッサバス1
11の独立動作をDMA動作と同時に実行することがで
きる。又、プロセッサメインメモリアクセスの場合、シ
ステムバス113を経由しないので、システムバス11
3の独立動作をプロセッサメインメモリアクセスと同時
に実行することができる。これにより、DMA、プロセ
ッサメインメモリアクセスの場合にも、三種のバスの使
用効率を最大にすることができる。
【0025】以下、図1に示した本発明の第1の実施例
のバスシステムと図2、図3に示した従来のバスシステ
ムの性能評価の一例について述べ、本発明の第一の実施
例の効果を定量的に説明する。
【0026】図1、図2、図3のバスシステムにおい
て、プロセッサバス111の最大データスループットを
400メガバイト/秒、メモリバス112の最大データ
スループットを400メガバイト/秒、システムバス1
13の最大データスループットを200メガバイト/秒
とする。又、プロセッサバス111におけるメインメモ
リアクセスの比率を40%、システムバス113におけ
るDMAの比率を70%、バス接続コントローラ201
及び301の最大バス獲得比率を50%とする。以上の
条件で、プロセッサバス111とシステムバス113が
共に最大データスループットで動作しようとした場合の
各バスシステムの性能評価は下記のとおりである。
【0027】まず、図2の従来のバスシステムでは、シ
ステムバス113が最大スループットの200メガバイ
ト/秒で動作しようとすると、その70%である140
メガバイト/秒のDMAの要求がバス接続コントローラ
201に送られる。バス接続コントローラ201は、プ
ロセッサバス111について、400メガバイト/秒の
50%である200メガバイト/秒までバス獲得が可能
であるため、140メガバイト/秒のDMA要求全てを
獲得する。この結果、システムバス113は200メガ
バイト/秒で動作できるが、プロセッサバス111はD
MA要求のため、実質的に(400−140)=260
メガバイト/秒でしか動作できない。このとき、プロセ
ッサメインメモリアクセスは、260メガバイト/秒の
40%である104メガバイト/秒になる。従って、メ
モリバス112への要求は(140+104)=254
メガバイト/秒となり、メモリバス112はこの要求に
対応可能となる。以上をまとめると、図2の従来のバス
システムにおける3種のバスの使用効率は、プロセッサ
バス111が260/400=65%、メモリバス11
2が254/400=63.5%、システムバス113
が200/200=100%となる。
【0028】次に、図3の従来のバスシステムでは、プ
ロセッサバス111が最大スループットの400メガバ
イト/秒で動作しようとすると、その40%の160メ
ガバイト/秒のメインメモリアクセス要求がバス接続コ
ントローラ301に送られる。バス接続コントローラ3
01は、システムバス113について、200メガバイ
ト/秒の50%の100メガバイト/秒までしかバスを
獲得できない。従って、プロセッサメインメモリアクセ
スは100メガバイト/秒しか処理されず、その結果プ
ロセッサバス111は、100メガバイト/秒が40%
となる、250メガバイト/秒でしか動作できない。ま
たこのときシステムバス113は、実質的に(200−
100)=100メガバイト/秒で動作する。従って、
DMA要求は100メガバイト/秒の70%である70
メガバイト/秒になる。この結果、メモリバス112へ
の要求は(100+70)=170メガバイト/秒とな
り、メモリバス112はこの要求に対応可能である。以
上まとめると、図3の従来のバスシステムにおける3種
のバスの使用効率は、プロセッサバス111が250/
400=62.5%、メモリバス112が170/40
0=42.5%、システムバス113が100/200
=50%となる。
【0029】これに対し、本発明の第1の実施例である
図1のバスシステムにおいては、プロセッサバス111
が400メガバイト/秒で動作しようとすると、その4
0%の160メガバイト/秒のメインメモリアクセス要
求が、三叉路接続コントローラ103に送られる。又、
システムバス113が200メガバイト/秒で動作しよ
うとすると、その70%の140メガバイトのDMA要
求が、それぞれ三叉路接続コントローラ103に送られ
る。三叉路接続コントローラ103はプロセッサメイン
メモリアクセス要求とDMA要求を合わせて、(160
+140)=300メガバイト/秒の要求をメモリバス
112に送り、メモリバス112はこの要求に応じられ
る。従って、プロセッサバス111は400メガバイト
/秒で、システムバス113は200メガバイト/秒で
動作することができる。以上により、図1に示した本発
明の第1の実施例のバスシステムにおける三種のバスの
使用効率は、プロセッサバスが400/400=100
%、メモリバス112が300/400=75%、シス
テムバス113が200/200=100%となる。
【0030】以上の結果を第1表に示した。表1に明ら
かなように、本発明による図1のバスシステムでは、三
種のバスの使用効率が最大になることが理解される。
【0031】
【表1】
【0032】さて、本発明の具体的な構成を示す実施例
に先立ち、図7、図8を用いて本発明の第2、第3の実
施例であるバスシステムについて説明する。
【0033】図7、図8において、701及び703は
個別のキャッシュメモリシステム(Cache)を接続でき
る単独構成型プロセッサ1〜N、801は個別のキャッ
シュメモリシステムを接続できるN個のマルチ構成型プ
ロセッサである。711及び712は、各々単独構成型
プロセッサ701、703と四叉路接続コントローラ7
05を接続するプロセッサバス、705はプロセッサバ
ス711、712、メモリバス112及びシステムバス
113を接続する四叉路接続コントローラである。又、
702、704及び802は、各々プロセッサ701、
703及び801に個別に接続されるキャッシュメモリ
システムである。なお、システムバス接続デバイス10
5は、先の実施例と同様のI/Oデバイスである。
【0034】図7に示す本発明の第2の実施例におい
て、2本のプロセッサバス711、712、メモリバス
112及びシステムバス113の三種4本のバスが、四
叉路接続コントローラ705によって、四叉路状に接続
されている。プロセッサ701及び703は個別のキャ
ッシュメモリシステム702及び704を接続できる単
独構成型プロセッサである。このため、プロセッサ70
1及び703は、各々の個別キャッシュメモリ702及
び704へは、プロセッサバスを介さずに直接アクセス
することができるが、プロセッサバスを共有することは
できない。
【0035】図7において、四叉路接続コントローラ7
05は、三種4本のバスの接続制御を行うことにより、
プロセッサ701、703間の通信を、DMAと並行し
て行ったり、あるいはプロセッサ701によるメインメ
モリアクセスと、プロセッサ703によるシステムバス
アクセスを並行して行う等の動作を可能としている。
【0036】これにより、本実施例においても先の実施
例同様、三種4本のバスの使用効率を最大にすることが
できる。
【0037】図8は、図1に示した第1の実施例同様、
プロセッサバス111、メモリバス112及びシステム
バス113の三種のバスが、三叉路接続コントローラ1
03により、三叉路上に接続された構成を有する。プロ
セッサ801は個別のキャッシュメモリシステム(cach
e)を接続できるマルチ構成型プロセッサである。この
ため、プロセッサ801の各々は、個別キャッシュメモ
リ802へはプロセッサバスを介さずにアクセスでき、
又、プロセッサバス111を共有することができる。更
に、図8の本発明の第3の実施例のバスシステムでは、
図1と同様に、DMAとプロセッサバス111の独立動
作を並行して行う、あるいはプロセッサバス111から
のメインメモリアクセスとシステムバス113の動作を
並行して行う等の動作が可能であり、これにより第1の
実施例と同様に三種のバスの使用効率を最大にすること
ができる。
【0038】続いて上述した本発明の実施例の要部の具
体的実施例を図4、図5、図6を用いて詳述する。特に
図1、図7に示した第一、第三の実施例の三叉路接続コ
ントローラ103の詳細構成を説明するが、図7に示し
た四叉路接続コントローラ705についても同様に構成
できる。
【0039】さて、図4は三叉路接続コントローラ10
3の2個の集積回路による構成図を示している。図4に
おいて、三叉路接続コントローラ103には、プロセッ
サバス111、メモリバス112、システムバス113
が接続されている。これらのバスは、各々、アドレスバ
ス411、414、417、制御バス412、415、
418、データバス413、416、419によって構
成される。本実施例において、三叉路接続コントローラ
103は2個の集積回路、すなわちバス・メモリ接続コ
ントローラ401、データパススイッチ402によって
構成される。但し、三叉路接続コントローラ103は、
1個あるいは3個以上の集積回路によって構成すること
もできる。
【0040】データパススイッチ402は、プロセッサ
データバス413、メモリデータバス416、システム
データバス419の3種のデータバスを三叉路状に接続
する。そして、バス・メモリ接続コントローラ401か
ら出力されるデータパス制御信号420に従って、3種
のデータバス413、416、419の接続、切離し、
及びデータ入出力方向の制御を行う。一方、バス・メモ
リ接続コントローラ401は、プロセッサアドレスバス
411、プロセッサ制御バス412、システムアドレス
バス417、システム制御バス418が接続される。そ
して、プロセッサバス111とシステムバス113の状
態を監視する。又、メモリアドレスバス414、メモリ
制御バス415、及びデータパス制御信号412を出力
して、メインメモリ104及びデータパススイッチ40
2を制御する。データパス制御信号412については後
で詳述する。
【0041】バス・メモリ接続コントローラ401は、
プロセッサバス111からプロセッサメインメモリアク
セスが要求された場合、プロセッサバス111とメモリ
バス112を連動動作させて、システムバス113を独
立動作させる。更に、システムバス113からDMAが
要求された場合、システムバス113とメモリバス11
2を連動動作させて、プロセッサバス111を独立動作
させる。又、プロセッサバス111からシステムバス1
13へのアクセス要求、あるいはシステムバス113か
らプロセッサバス111へのアクセス要求があった場合
は、プロセッサバス111とシステムバス113を連動
動作させる。又、更にプロセッサバス111からの要求
とシステムバス113からの要求が競合する場合、例え
ば、両方から同時にメモリアクセス要求があった場合な
どには、いずれか一方のバスに対してウェイト動作を行
う等の調停制御を行う機能を持つ。
【0042】図5は、図4中のデータパススイッチ40
2の一実施例の内部構成を示す図である。図5におい
て、507、508、509は各々プロセッサデータバ
ス413、メモリデータバス416、システムデータバ
ス419に接続するデータ入出力ドライバ、501、5
02、503はデータラッチ回路(Latch)、504、
505、506はデータセレクタ(Selector)であ
る。デコーダ回路510は、バス・メモリ接続コントロ
ーラ401が出力するデータパス制御信号420をデコ
ードして、入出力バッファ507、508、509の出
力イネーブル信号(Enable)511、512、513
と、データセレクタ504、505、506のセレクト
信号(Select)514、515、516を生成する。
【0043】データラッチ501、502、503には
各々プロセッサデータバス413、メモリデータバス4
16、システムデータバス419からの入力データがラ
ッチされる。セレクタ504、505、506は各々プ
ロセッサデータバス413、メモリデータバス416、
システムデータバス419への出力データを、他の2種
のデータバスからの入力データから選択する。これによ
り、3種のデータバスのうち任意の1種からの入力デー
タを他の2種のデータバスの両方に出力する、あるいは
一方にのみデータ出力して他の一方には出力しないとい
う制御が行うことができる。従って、データパス制御信
号420によって、3種のデータバス全ての連動動作、
あるいは3種のうち任意の2種の連動動作と他の1種の
独立動作を行うことができる。
【0044】図6は、図4中のバス・メモリ接続コント
ローラ401の内部構成の一実施例を示す図である。図
6において、601、602、603、604は入出力
ドライバ、605、606、607、608はラッチ回
路(Latch)である。又、609、610はデコーダ回
路、611、612はエンコーダ回路、613は論理演
算器であるシーケンサ、614はデコーダ回路である。
又、615はセレクタ、616はメモリ制御信号生成
部、617はデータパス制御信号生成部である。
【0045】プロセッサアドレスバス411、プロセッ
サ制御バス412、システムアドレスバス417、シス
テム制御バス418からの入力信号は、各々入出力ドラ
イバ601、602、603、604を介して、ラッチ
回路605、607、606、608にラッチされる。
2種のアドレスバスから入力され、ラッチ回路605、
606にラッチされたアドレスは、各々デコーダ回路6
09、610にてデコードされる。デコード結果は、2
種の制御バス412、418からの信号入力であるラッ
チ回路607、608のデータと合わせて、各々エンコ
ーダ回路611及び612によって、プロセッサバス1
11とシステムバス113の状態を示す信号にエンコー
ドされる。これにより、バス・メモリ接続コントローラ
401は、プロセッサバス111及びシステムバス11
3の状態を監視することができる。
【0046】エンコーダ回路611、612によりエン
コードされたプロセッサバス111及びシステムバス1
13の状態信号は、論理演算器であるシーケンサ613
に入力される。シーケンサ613は、2種のバス11
1、113の状態信号から、各々のバスへの対応、及び
メモリバス112の動作を算出し、コード情報として出
力する。シーケンサ613は、汎用のマイクロプロセッ
サや、専用のハード構成で構成される。
【0047】シーケンサ613から出力されたコード情
報はデコーダ回路614によりデコードされ、入出力ド
ライバ601、602、603、604の出力イネーブ
ル信号618、619、620、621、セレクタ回路
615のセレクト信号622、メモリ制御信号生成部6
16、データパス制御信号生成部617へのメモリ制御
コード623、及びデータパス制御コード624、及び
入出力ドライバ602、604をそれぞれ介したプロセ
ッサ制御バス412、システム制御バス418への制御
出力信号625、626として出力される。
【0048】入出力ドライバ601は、システムバス1
13からプロセッサバス111へのアクセスが生じた場
合に、システムアドレスバス417からの入出力アドレ
スをプロセッサアドレスバス411に出力する。又、入
出力ドライバ602は、プロセッサ制御バス412に、
プロセッサバス111の仕様で定められた制御出力信号
625を出力する。一方、入出力ドライバ603は、プ
ロセッサバス111からシステムバス113へのアクセ
スが生じた場合に、プロセッサアドレスバス411から
の入出力アドレスをシステムアドレスバス417に出力
する。又、入出力ドライバ604は、システム制御バス
418に、システムバス113の仕様で定められた制御
出力信号626を出力する。
【0049】セレクタ回路615は、プロセッサアドレ
スバス411とシステムアドレスバス417からアドレ
スが入力され、メモリバス112へのアクセスが生じた
場合に、いずれか一方を選択してメモリアドレスバス4
14に出力する。メモリ制御信号生成部616は、コー
ド変換回路として機能し、デコーダ回路614が出力す
るメモリ制御コード623をメモリバス112の仕様で
定められたメモリ制御信号に変換してメモリ制御バス4
15に出力する。データパス制御信号生成部617もコ
ード変換回路として機能し、デコーダ回路614が出力
するデータパス制御コード624を、データパススイッ
チ402に対するデータパス制御信号420に変換して
出力する。
【0050】以上詳述した三叉路接続コントローラ10
3内のバス・メモリ接続コントローラ401は3種のバ
スの接続、切離し、ウェイト等の制御を行うことができ
る。
【0051】引き続き、上述した三叉路接続コントロー
ラ103内の各種データ、信号についての一実施例を図
9〜図19を用いて詳述する。
【0052】図9には、バス・メモリ接続コントローラ
401からデータパススイッチ402へ出力されるデー
タパス制御信号420と、それに対応してデコーダ51
0でデコードされた入出力ドライバ507、508、5
09のエネーブル信号511、512、513、データ
セレクタ504、505、506のセレクト信号51
4、515、516との関係の一例を示している。同図
中、最上段のマスタ(master)、スレーブ(Slave)、リ
ード/ライト(Read/Wrete)の各欄は、データ転送
のマスタ・スレーブ、及びそのデータ転送がマスタから
スレーブに対するリード転送かライト転送かを意味して
いる。最上段の残りの部分には、図5中の上述の信号5
11〜516に対応する信号名を記載した。最上段の最
右欄のDT−CNTがデータパス制御信号420であ
る。このデータパス制御信号(DT−CNT)420は
本実施例では3ビットで表わされる。何も転送を行わな
いアイドル状態(Idel)では、DT−CNT420は
0(“000”)である。
【0053】それぞれのエネーブル信号(DIR−P,
DIR−M,DIR−S)511、512、513は、
入出力ドライバ507、508、509のそれぞれが入
力のとき“0”、出力のとき“1”である。セレクト信
号(SEL−P)514は、セレクタ504がメモリバ
ス112側を選択するとき“0”、システムバス113
側を選択するとき“1”である。又、セレクト信号(S
EL−M)515は、セレクタ505がプロセッサバス
111側を選択するとき“0”、システムバス113側
を選択するとき“1”である。更に、セレクト信号(S
EL−S)516は、セレクタ506がプロセッサバス
111側を選択するとき“0”、メモリバス112側を
選択するとき“1”である。本図により、データパスス
イッチ402のデコーダ510に入力されるDT−CN
T420により、データパススイッチ402内のセレク
タ504〜506、入出力ドライバ507〜509の制
御をそれぞれ実行でき、三種のバスの接続方向制御が可
能となる。
【0054】次に、本発明における三叉路接続コントロ
ーラ103の動作を図4の三叉路接続コントローラ10
3に接続されるバスを詳細化した図19の構成図と図1
7、図18のタイミングチャートを用いて説明する。
【0055】これらの図において、図1、図4と同一の
符号は同一物を意味している。1910、1911はそ
れぞれ先のシステムバス接続デバイス105に対応する
DMAマスタI/Oデバイス、スレーブI/Oデバイス
を示す。図19中で、アクノレッジ信号(ACK)19
02はプロセッサ101への応答信号であり、リード時
はデータの確定を、ライト時はデータの取り込みを示
す。
【0056】ロウアドレスストローブ信号(RAS)1
903、カラムアドレスストローブ信号(CAS)19
04、ライトイネーブル信号(WE)1905はそれぞ
れメインメモリ104のメモリ制御バス415に送られ
るメモリコントロール信号の一部である。アドレス選択
信号(AD−MPX)はバス・メモリ接続コントローラ
401の内部信号であり、本信号がハイのときロウアド
レスを、ローのときカラムアドレスを出力するものであ
る。システムバスグランド信号(S−GNT)1906
は、システムバス接続デバイス105であり、DMAマ
スタになりうるI/Oデバイス1910にシステムバス
113を使用許可を与え、DMAマスタになることを可
能にするものである。アドレス/データストローブ信号
(S−STB)1907はシステムバスマスタが出力す
るもので、DMAアクセスのときはDMAマスタI/O
デバイス1910が出力し、プロセッサI/Oアクセス
のときは、バス・メモリ接続コントローラ401が出力
し、リード時はアドレスの、ライト時はアドレスとデー
タ両方のそれぞれの確定期間出力される。システムバス
スレーブ応答信号(S−ACK)1908は、システム
バススレーブの応答信号であり、DMAアクセスの時
は、バス・メモリ接続コントローラ401が出力し、プ
ロセッサシステムバスI/Oアクセスの時はスレーブI
/Oデバイス1911が出力する。リード時はデータの
確定と、ライト時はデータの取り込みを示す。S−GN
T1906、S−STB1907、S−ACK190
8、及びリード/ライトの別を示す信号(S−REA
D)1909とはシステム制御バス418に送られる制
御出力信号626に属する。システムバスアドレス(S
−ADD)はシステムアドレスバス417に送られる。
なお、システムバスリード/ライト信号(S−REA
D)はハイ(H)のときリードを示す。
【0057】図16はバスメモリ接続コントローラ40
1のシーケンサ613の状態遷移の一実施例を示す図で
ある。又、図10〜図15は図16に示した各転送種の
それぞれの状態遷移の複数のステップで出力する信号を
示す図であり、それぞれプロセッサメインメモリリー
ド、プロセッサメインメモリライト、プロセッサシステ
ムバスデバイスリード、プロセッサシステムバスデバイ
スライト、DMAリード、DMAライトに対応する。
“○”印が信号のアサートを示し、S−READ190
9の“H”,“L”はそれぞれ信号値ハイ、ローを出力
する意味である。又、信号名の上部に記載されたバーは
信号が負論理であることを意味する。
【0058】図16において、図12に対応するプロセ
ッサシステムバスデバイス・リードのステップS2で
は、システムバススレーブのデータ確定待ちが行われ
る。図13に対応するプロセッサシステムバスデバイス
ライトのステップS3では、ライト応答待ちが行われ
る。図14に対応するDMAリードのステップS1で
は、S−STB受信待ちが行われ、S−STBを受けた
ときのリード/ライト判定に従って次のステップS2へ
の遷移先が定まる。又、DMAリードのステップS8、
DMAライトのS5では、DMAマスタのS−STBの
ネゲート待ちが行われる。
【0059】図9〜図16により規定される転送のタイ
ムチャートである図17、図18のタイムチャート中に
( )で示したものは、各々の信号の出力元である。
【0060】すなわち、(BMCC)はバスメモリ接続
コントローラ401が出力することを、又(I/O)は
DMAマスタI/Oデバイス1910、又はプロセッサ
システムバスI/Oアクセスのスレーブとなったスレー
ブI/Oデバイス1911をそれぞれ示す。
【0061】さて、図5に示すデータパススイッチ40
2のラッチ回路501、502、503はエッジトリガ
フリップフロップにより構成され、図17、図18に示
すクロック(CLK)の立ち上がりでラッチされる。ス
タート信号(START)1901はプロセッサ1の出
力する転送起動信号であり、これが出力されているクロ
ック(CLK)の立ち上がりでアドレスをラッチして使
用する。その他では、M−ADDはメモリアドレスバス
414に送られるメモリアドレスを示す。又、P−Dat
a,M−data,S−dataはそれぞれプロセッサデータバ
ス413、メモリデータバス416、システムデータバ
ス419に送られたデータを、示す。更に、P−Latc
h,M−Latch,S−Latchはそれぞれラッチ501、
502、503にラッチされたデータを示す。
【0062】図13で示したプロセッサシステムバスデ
バイスライトのステップS3では、S−ACKアサート
待ちによるウェイトが1サイクル入っている。又、図1
2で示したプロセッサシステムバスデバイスリードのス
テップS2で、S−ACKアサート待ちによりウェイト
が2サイクル入っている。そして、図14に示したDM
AリードのステップS1でS−STBアサート待ちによ
るウェイトが1サイクル、ステップS3でS−STBネ
ゲート待ちによるウェイトが1サイクル入っていること
が図16から明らかである。
【0063】図18で、DMAライトのステップS1で
は、やはりS−STBアサート待ちによるウェイトが1
サイクル入っているが、ステップS5でのネゲート待ち
はノーウェイトで実行されている。
【0064】以上、詳述してきた図9〜図18に示した
方法で、図4、図5、図6のバスメモリ接続コントロー
ラ401、データパススイッチ402を動作させること
で、図1に示した三叉路接続コントローラ103の一実
施例の動作が理解された。
【0065】図7に示した四叉路接続コントローラ70
5などの構成、動作について、ここでは詳述しないが、
上述の三叉路接続コントローラの構成・動作から容易に
理解される。
【0066】又、上述した図4以下の説明においては、
プロセッサバス111、メモリバス112、システムバ
ス113が全てアドレス・データ分離型バスになってい
るが、本発明は、アドレス・データ多重型バスにも適用
できることは言うまでもない。例えば、プロセッサバス
111とシステムバス113がアドレス・データ多重化
バスである場合には、図4において、プロセッサアドレ
スバス411とプロセッサデータバス413、及びシス
テムアドレスバス417とシステムデータバス419が
各々1本のバスになり、バス・メモリ接続コントローラ
401とデータパススイッチ402の両方に接続される
ことになる。その他、本発明の基本概念の下、上述した
実施例にかかわらず、数々の変形がなされうることは言
をまたない。
【0067】
【発明の効果】以上、詳述してきた本発明によれば、少
なくとも3種のバスの内、任意の2本が連動動作してい
る間、他の1本以上のバスが独立動作することができる
ので、各バスの使用効率を最大にするという効果があ
る。特に、プロセッサバス上に複数のプロセッサが接続
されている場合、又はキャッシュメモリシステムが接続
されている場合等に、DMA動作と複数プロセッサ間、
又はプロセッサとキャッシュメモリシステム間のデータ
転送を同時に行え、又、プロセッサメインメモリアクセ
スと複数のシステムバス接続デバイス間のデータ転送を
同時に行えるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバスシステムの第1の実施例を示す概
略構成図。
【図2】従来技術のバスシステムの概略構成図。
【図3】従来技術のバスシステムの他の概略構成図。
【図4】本発明の第1の実施例における三叉路接続コン
トローラ103の一実施例を示す概略構成図。
【図5】本発明の第1の実施例における三叉路接続コン
トローラ103の一実施例におけるデータパススイッチ
402の一実施例を示すブロック図。
【図6】本発明の第1の実施例における三叉路接続コン
トローラ103の一実施例におけるバス・メモリ接続コ
ントローラ401の一実施例を示すブロック図。
【図7】本発明のバスシステムの第2の実施例を示す概
略構成図。
【図8】本発明のバスシステムの第3の実施例を示す概
略構成図。
【図9】図5に示した本発明のデータパススイッチ40
2内のデコーダ510でデコードされるデータパス制御
信号420とそのデコード結果の対応を示す図。
【図10】本発明の実施例におけるプロセッサメインメ
モリリードの場合の状態遷移の各ステップにおけるデー
タパス制御信号420と各種信号の関係を示す図。
【図11】本発明の実施例におけるプロセッサメインメ
モリライトの場合の状態遷移の各ステップにおけるデー
タパス制御信号420と各種信号の関係を示す図。
【図12】本発明の実施例におけるプロセッサシステム
バスデバイスリードの場合の状態遷移の各ステップにお
けるデータパス制御信号420と各種信号の関係を示す
図。
【図13】本発明の実施例におけるプロセッサシステム
バスデバイスライトの場合の状態遷移の各ステップにお
けるデータパス制御信号420と各種信号の関係を示す
図。
【図14】本発明の実施例におけるDMAリードの場合
の状態遷移の各ステップにおけるデータパス制御信号4
20と各種信号の関係を示す図。
【図15】本発明の実施例におけるDMAライトの場合
の状態遷移の各ステップにおけるデータパス制御信号4
20と各種信号の関係を示す図。
【図16】図6に示すバス・メモリ接続コントローラ4
01内のシーケンサ601の状態遷移の一実施例を示す
遷移図。
【図17】図9〜図16により規定されるデータ転送の
一例を示すタイムチャート図。
【図18】図9〜図16により規定されるデータ転送の
一例を示す他のタイムチャート図。
【図19】図17、図18にあらわれる信号を示した図
4における三叉路接続コントローラ103と各バス11
1、112、113との接続を具体的に示した構成図。
【符号の説明】
101…N個のプロセッサ、 102…キャッシュメモリシステム、 103…三叉路接続コントローラ、 104…メインメモリ、 105…M個のシステムバス接続デバイス、 111…プロセッサバス、 112…メモリバス、 113…システムバス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 光一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 川口 仁 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 油野 一晴 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号株式 会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 小林 一司 神奈川県海老名市下今泉810番地株式会社 日立製作所オフィスシステム設計開発セン タ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセッサと、主メモリと、入出力デバイ
    スと、該プロセッサと接続した第1バスと、該主メモリ
    に接続した第2バスと、該入出力デバイスと接続した第
    3バスとを有する情報処理装置において、 該第1バスと該第2バスと該第3バスとが接続され、前
    記プロセッサと前記主メモリと前記入出力デバイスの任
    意の2つ間でデータ転送を可能とする接続手段を有し、 該接続手段は、 接続された前記第1バスと前記第2バスを用い、前記プ
    ロセッサと前記主メモリとの間で第1のデータ信号を転
    送する第1のデータ転送モードと、 接続された前記第2バスと前記第3バスを用い、前記主
    メモリと前記入出力デバイスとの間で第2のデータ信号
    を転送する第2のデータ転送モードと、 接続された前記第3バスと前記第1バスを用い、前記入
    出力デバイスと前記プロセッサとの間で第3のデータ信
    号を転送する第3のデータ転送モードとからなる、それ
    ぞれ独立したデータ転送モードを可能とすることを特徴
    とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記第1バスにキャッシュメモリが接続さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】前記プロセッサにキャッシュメモリが接続
    されていることを特徴とする請求項1記載の情報処理装
    置。
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