JP2000029506A - プログラマブルコントローラの周辺装置 - Google Patents

プログラマブルコントローラの周辺装置

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JP2000029506A
JP2000029506A JP19610498A JP19610498A JP2000029506A JP 2000029506 A JP2000029506 A JP 2000029506A JP 19610498 A JP19610498 A JP 19610498A JP 19610498 A JP19610498 A JP 19610498A JP 2000029506 A JP2000029506 A JP 2000029506A
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JP19610498A
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Zenei Kamiya
善栄 神谷
Nobuyuki Ban
信行 伴
Shigeyuki Ando
茂之 安藤
Masahiro Takeuchi
正博 竹内
Yoshimi Tanaka
芳実 田中
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デバイス検索を他のシーケンスプログラムに
亙って検索すること。 【解決手段】 作成された全シーケンスプログラムのデ
バイスのデータを格納するデバイスデータベース部18
を有し、画面表示されているシーケンスプログラムにお
いて検索指定されたデバイスのデータをデバイスデータ
ベース部18より検索し、そのデバイスが他のシーケン
スプログラムでも使用されていれば、そのデバイスの他
のシーケンスプログラムにおける使用状況を画面表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、プログラ
マブルコントローラの周辺装置に関し、特にプログラミ
ング機能を有するディスプレイ付きのプログラマブルコ
ントローラの周辺装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルコントローラの周辺装置
(以下、PLC用周辺装置と称する)にはプログラミン
グ機能を有しているものがある。このPLC用周辺装置
の従来例を図15〜図23を参照して説明する。
【0003】図15は、従来のPLC用周辺装置の機能
ブロック図である。PLC用周辺装置100は、CPU
101と、周辺装置用システムプログラムや各種データ
を格納するメモリ102と、データ入力用のキーボード
103と、データ等を画面表示するディスプレイ104
と、PC間インタフェース105とを有し、PC間イン
タフェース105によってプログラマブルコントローラ
200と双方向に通信可能に接続される。
【0004】メモリ102には、プログラム管理テーブ
ルの内容が入るプログラム管理データ部111と、命令
コードテーブルの内容が入る命令コードデータ部112
と、デバイス区分テーブルの内容が入るデバイス区分デ
ータ部113と、シーケンスプログラムデータ(ラダー
ダイアグラムデータ)としてプログラム構造テーブルの
内容が入るプログラムデータ部114と、シーケンスプ
ログラム中で使用されるデバイスがどのような用途で使
用されているかを示すシーケンスプログラムの動作自体
とは無関係のデータ(コメントデータ)としてコメント
テーブルの内容が入るコメントデータ部115と、ロー
カルデバイス管理テーブルの内容および各種パラメータ
データ(シーケンスプログラム中で使用されているデバ
イスがローカルデバイスとして使用されているかグロー
バルデバイスとして使用されているかのデータやシーケ
ンスプログラムの登録されている本数を示すデータな
ど)が格納されるパラメータデータ部116と、プログ
ラム構造テーブルとコメントテーブルの内容を画面表示
するためのプログラム表示データを書き込まれるプログ
ラム表示データ部117とを有している。
【0005】図16(a)〜(f)は、上述のメモリ1
02の各部に格納されるデータテーブル構造を示してい
る。
【0006】(a)はプログラム管理テーブルを示して
いる。プログラム管理テーブルは、シーケンスプログラ
ムの登録番号を示すプログラム番号と、プログラム名と
から成る。
【0007】(b)は命令コードテーブルを示してい
る。命令コードテーブルは、シーケンスプログラム中で
使用される命令名と、その命令名が内部でどのようなコ
ードになっているかを示す命令コードとから成る。
【0008】(c)はデバイス区分テーブルを示してい
る。デバイス区分テーブルは、デバイス名と、各デバイ
ス名によって定められているコードであるデバイス区分
(各デバイス名毎に定義された先頭バイスコード)とか
ら成る。なお、各デバイス毎に割り付けられるデバイス
コードはデバイス区分にデバイス番号を加算したコード
である。
【0009】(d)はプログラム構造テーブルを示して
いる。プログラム構造テーブルは、プログラム名と、プ
ログラム中におけるステップ番号を示すステップ番号
と、命令コードと、デバイスコードとから成る。
【0010】(e)はコメントテーブルを示している。
コメントテーブルは、デバイスコードと、コメントデー
タとから成る。
【0011】(f)はローカルデバイス管理テーブルを
示している。ローカルデバイス管理テーブルは、ローカ
ルデバイスとして使用されるデバイスの先頭値のデバイ
スコードと、最後値のデバイスコードとから成る。ロー
カルデバイスとは、そのシーケンスプログラム中でしか
使用できないデバイスであり、このテーブルに設定され
ていないデバイスは他のシーケンスプログラム中でも使
用できるグローバルデバイスとなる。
【0012】PLC用周辺装置100によってプログラ
マブルコントローラ200の状態をモニタしている時、
コイルデバイスがオンしている箇所があったとする。そ
のデバイスがオンしている原因を調査する場合には、そ
のデバイスに対する接点デバイスをPLC用周辺装置が
持つ検索機能を使用してシーケンスプログラム中で検索
する。シーケンスプログラム中で見つからなかった場合
には、他のシーケンスプログラムを検索する。
【0013】つぎに、上述のデバイス検索の動作につい
て図17を用いて説明する。ここでのデバイス検索は、
プログラムデータ部114に格納されているラダーダイ
アグラムのシーケンスプログラムB(図18(b)参
照)で、コイルY21がオンしている時にコイルY21
に対する接点M0がオンしている原因を調査する場合と
する。
【0014】まず、キーボード104より検索する接点
デバイスM0を入力する(ステップS1000)。PL
C用周辺装置100のCPU101は、入力されたデバ
イス(コイルY21)と一致するデバイス名をデバイス
区分テーブルから検索し、デバイス区分を取得し、デバ
イスコードを生成する(ステップS1001)。
【0015】つぎに、デバイスコードをプログラム構造
テーブル内で検索し(ステップS1002)、検索した
結果、該当するデバイスコードがシーケンスプログラム
中に存在するか否かを確認する(ステップS100
3)。
【0016】その結果、存在しなければ、存在しないと
いうメッセージを表示し(ステップS1004)、検索
処理を終了する。存在すれば、シーケンスプログラム
で、そのデバイスコードを使用している箇所を表示し
(ステップS1005)、検索処理を終了する。ここ
で、検索に該当するデバイスが検索されなかった場合に
は、他のシーケンスプログラムについて同様の検索処理
を行なわなければならない。
【0017】PLC用周辺装置100において、デバイ
スがローカルデバイスとして使用されているか、グロー
バルデバイスとして使用されているかを調査する場合に
は、ローカルデバイス管理テーブルにアクセスし、パラ
メータ画面を開き、画面を見てそのデバイスがローカル
デバイスかグローバルデバイスかどちらで設定されてい
るかを目視確認することが行われる。
【0018】シーケンスプログラム作成中に使用デバイ
スを追加する場合には、未使用のデバイス番号を割り付
けるために、どのデバイスが既に使用されているか確認
する必要がある。ここで、ユーザが、PLC用周辺装置
100を使用して、どのデバイス番号が使用されている
かを確認する手順について図19を用いて説明する。
【0019】まず、ユーザはデバイス使用状況を確認す
るプログラム名を入力し(ステップS2000)、デバ
イス番号を入力する(ステップS2001)。この入力
により、PLC用周辺装置100のCPU101は、指
定されたシーケンスプログラムのデバイス番号から1画
面で表示できるだけのデバイス使用状況一覧(図20参
照)をディスプレイ104に表示する(ステップS20
02)。
【0020】ユーザはディスプレイ104に表示画面よ
りデバイス番号の使用状況を目視確認し、確認が終了す
れば、何らかのキー入力により(ステップS2003肯
定)、つぎに進み、シーケンスプログラムの確認が全て
終了すれば、何らかのキー入力により(ステップS20
04肯定)、確認処理を終了する。デバイス番号の確認
が終了していない場合には(ステップS2003否
定)、ステップS2001に戻って新たなデバイス番号
の入力待ちになり、また全シーケンスプログラムの確認
が終了していない場合には(ステップS2004否
定)、ステップS2000に戻って新たなプログラム名
の入力待ちになる。
【0021】つぎに、PLC用周辺装置100がデバイ
ス使用状況一覧を表示するときの処理を図21を用いて
説明する。
【0022】PLC用周辺装置100のCPU101は
入力されたデバイス名と一致するデバイス名をデバイス
区分テーブルから検索し、該当するデバイス名のデバイ
ス区分を取得し、デバイスコードを生成する(ステップ
S3000)。生成したデバイスコードがプログラム構
造テーブルのデバイスコード欄内に存在するかを検索し
(ステップS3001)、存在すれば、そのデバイス番
号が使用済みであるフラグを設定し(ステップS300
2)、検索デバイス数に1を加算する(ステップS30
03)。生成したデバイスコードがプログラム構造テー
ブルのデバイスコード欄内に存在しない場合には、ステ
ップS3002をジャンプしてステップS3003に進
む。
【0023】つぎに、検索デバイス数が1画面表示最大
数であるかを確認し(ステップS3004)、最大数で
なければ検索するデバイスコードを+1し(ステップS
3005)、ステップS3001に戻って+1したデバ
イスコードの検索を行う。
【0024】検索デバイス数が1画面表示最大数になれ
ば、図20に例示されているようなデバイス使用状況一
覧を画面表示する(ステップS3005)。これによ
り、指定されたデバイス番号から一画面に表示できる数
のデバイス名が表示され、デバイス番号が使用済みであ
るフラグが設定されているものについてはチェック表示
がなされる。
【0025】ユーザはシーケンスプログラムでデバイス
を使用する際、デバイスにコメントを付けてどのような
用途で使用しているかが分かるようにしておく。しか
し、プログラム作成と、デバイスコメント作成の作業を
分けて行うと、デバイスコメント編集画面にてデバイス
コメントが作成されていない場合には、シーケンスプロ
グラム中で使用されていないから作成されていないの
か、シーケンスプログラム中で使用されているが、まだ
コメントが作成されていないのかを、一目で確認するこ
とはできない。
【0026】つぎに、ユーザがデバイスコメントを作成
する例について、図22を用いて説明する。ユーザがコ
メント作成するデバイス番号を入力すると(ステップS
4000)、入力したデバイス番号から1画面に表示で
きる個数によるデバイスコメント一覧画面(図23参
照)を表示する(ステップS4001)。表示されたデ
バイスコメント一覧画面にてデバイスコメントが作成済
みかを目視で確認する(ステップS4002)。未作成
の場合には、デバイスコメントを作成する(ステップS
4003)。既にデバイスコメントが作成済みの場合に
は、ステップS4003をジャンプしてステップS40
04に進む。
【0027】つぎに、入力したデバイス番号の最終まで
確認したかを確認し(ステップS4004)、デバイス
番号の最終まで確認が終了していなければ、ステップS
4000に戻り、つぎのデバイス番号を入力する。
【0028】デバイス番号の最終まで確認が終了してい
れば、全種類のデバイスの確認が終了したかを確認する
(ステップS4005)。終了していれば、デバイスコ
メント入力処理は終了し、終了していなければ、ステッ
プS4001に戻り、つぎのデバイス番号を入力する。
【0029】つぎに、PLC用周辺装置100がデバイ
スコメント一覧を表示する処理を図24を用いて説明す
る。PLC用周辺装置100のCPU101はコメント
テーブルのデバイスコードを検索し(ステップS500
0)、デバイスコードが指定されたデバイス番号と一致
するか確認する(ステップS5001)。一致しない場
合にはデバイスコメントデータはまだ登録されていない
のでコメント欄に空欄を表示する(ステップS500
2)。一致した場合にはすでに登録されているので、登
録されているコメントデータを表示する(ステップS5
003)。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】従来のPLC用周辺装
置では、シーケンスプログラム内で指定した出力デバイ
スのオンしている原因を調べたい場合、シーケンスプロ
グラム内でその接点となっているデバイスを検索しなけ
ればならず、シーケンスプログラム内にそのデバイスが
見つからない場合には、他のシーケンスプログラムを検
索する必要があった。
【0031】また、従来のPLC用周辺装置では、シー
ケンスプログラム内で指定したデバイスを2つのシーケ
ンスプログラムで使用する際、一方でそのデバイスが正
常に機能しない場合には、デバイス用途(ローカルデバ
イスかグローバルデバイスかの情報)が設定されている
パラメータ画面を開き、そのデバイスがローカルデバイ
スかグローバルデバイスかを確認する必要があった。
【0032】また、従来のPLC用周辺装置では、デバ
イスコメントが作成済かを確認する場合には、デバイス
コメント編集画面を確認しなければならず、しかも、そ
の画面中で、コメントが未作成のデバイスか、シーケン
スプログラム中で未使用であるのかの区別が付かないと
云う不便さはあった。
【0033】この発明は、上述の如き問題点を解消する
ためになされたもので、デバイス検索を他のシーケンス
プログラムに亙って検索でき、またデバイスがローカル
デバイスかグローバルデバイスかの区別や、コメントが
未作成のデバイスか、シーケンスプログラム中で未使用
であるのかの区別を画面表示することができ、ユーザが
シーケンスプログラムよりデバイスを検索する際の操作
の軽減・時間の短縮を図ることができるプログラマブル
コントローラの周辺装置を得ることを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明によるプログラマブルコントローラの周
辺装置は、作成された全シーケンスプログラムのデバイ
スのデータを格納するデバイスデータベースを有し、画
面表示されているシーケンスプログラムにおいて検索指
定されたデバイスのデータを前記デバイスデータベース
より検索し、そのデバイスが他のシーケンスプログラム
でも使用されていれば、そのデバイスの他のシーケンス
プログラムにおける使用状況を画面表示するものであ
る。
【0035】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラの周辺装置は、作成された全シーケンスプログラム
のデバイスのデータを格納するデバイスデータベースを
有し、画面表示されているシーケンスプログラム各デバ
イスのデータを前記デバイスデータベースより検索し、
そのデバイスが他のシーケンスプログラムでも使用され
ていれば、そのデバイスの他のシーケンスプログラムに
おける使用状況を画面表示するものである。
【0036】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラの周辺装置は、前記デバイスデータベースは、デバ
イスの使用されているプログラム名、デバイスがコイル
として使用されているステップ番号、デバイスが接点と
して使用されているステップ番号、接点の用途を示すデ
ータを各デバイスごとに格納し、他のシーケンスプログ
ラムでの使用のプログラム名、ステップ番号、デバイス
のコイル使用情報、接点使用情報を表示するものであ
る。
【0037】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラの周辺装置は、作成されたシーケンスプログラムに
おける各デバイスについて、ローカルデバイスであるか
グローバルデバイスであるかを識別するデバイス種別デ
ータを格納するメモリを有し、デバイス表示において前
記メモリに格納されている前記デバイス種別データを参
照してローカルデバイスとグローバルデバイスとで異な
る表示色で画面表示するものである。
【0038】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラの周辺装置は、デバイスに付随するコメントがある
場合には、コメントもローカルデバイスとグローバルデ
バイスとで異なる表示色で画面表示するものである。
【0039】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラの周辺装置は、作成された全シーケンスプログラム
のデバイスについてコメントが作成済みであるか否かを
示すデータを格納するデバイスデータベースを有し、指
定されたデバイスのデータをデバイスデータベースより
検索し、シーケンスプログラムで使用されているか否か
の情報とコメントが作成済みであるか否かの情報を一括
して画面表示するものである。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照して、この
発明に係るプログラマブルコントローラの周辺装置の実
施の形態を詳細に説明する。なお、以下に説明するこの
発明の実施の形態において上述の従来例と同一構成の部
分は、上述の従来例に付した符号と同一の符号を付して
説明する。
【0041】(構成)図1はこの発明によるPLC用周
辺装置のブロック図である。PLC用周辺装置10は、
CPU11と、周辺装置用システムプログラムや各種デ
ータを格納するメモリ12と、データ入力用のキーボー
ド13と、データ等を画面表示するディスプレイ14
と、PC間インタフェース15とを有し、PC間インタ
フェース15によってプログラマブルコントローラ20
0と双方向に通信可能に接続される。
【0042】メモリ12は、プログラム管理テーブルの
内容が入るプログラム管理データ部111と、命令コー
ドテーブルの内容が入る命令コードデータ部112と、
デバイス区分テーブルの内容が入るデバイス区分データ
部113と、プログラム構造テーブルの内容が入るプロ
グラムデータ部114と、コメントテーブルの内容が入
るコメントデータ部115と、ローカルデバイス管理テ
ーブルの内容および各種パラメータデータが格納される
パラメータデータ部116と、プログラム表示データ部
17に加えて、デバイス情報テーブルとプログラム番号
テーブルとコイル使用ステップ番号テーブルと接点使用
ステップ番号テーブルのそれぞれの内容が入るデバイス
データベース部18を有している。
【0043】図2(a)〜(d)はデバイスデータベー
ス部18に格納されるデバイス情報テーブル、プログラ
ム番号テーブル、コイル使用ステップ番号テーブル、接
点使用ステップ番号テーブルの構造を示している。
【0044】(a)はデバイス情報テーブルを示してい
る。デバイス情報テーブルはデバイス番号(デバイスコ
ード)と、そのデバイスのコメント設定の有無を示すコ
メント有無ビットと、そのデバイスがローカルデバイス
かグローバルデバイスかを示すデバイス種別ビットと、
プログラム番号テーブルのアドレスとから成り、この4
つの情報が、全使用デバイス数分、入っている。
【0045】(b)はプログラム番号テーブルを示して
いる。プログラム番号テーブルは、デバイス情報テーブ
ルに記述された各デバイス毎に、デバイスが何本のプロ
グラム中で使用されているかを示すプログラム数と、プ
ログラム数分のプログラムの番号を示すプログラム番号
と、コイル使用ステップ番号テーブルのアドレスと、接
点使用ステップ番号テーブルのアドレスとから成る。
【0046】(c)はコイル使用ステップ番号テーブル
を示している。コイル使用ステップ番号テーブルは、デ
バイスがコイルとしてプログラム中の何箇所で使用され
ているかを示すステップ数と、使用されているステップ
番号を示すステップ番号とから成る。ステップ番号はス
テップ数分ある。
【0047】(d)は接点使用ステップ番号テーブルを
示している。接点使用ステップ番号テーブルは、デバイ
スが接点としてプログラム中の何箇所で使用されている
かを示すステップ数と、その接点がA接点かB接点かを
示す接点種別と、使用されているステップ番号を示すス
テップ番号とから成る。接点種別とステップ番号はステ
ップ数分ある。
【0048】上述のようなデバイス情報テーブルならび
にコイル使用ステップ番号テーブル、接点使用ステップ
番号テーブルは、新たにシーケンスプログラムが作成さ
れる度に更新される。
【0049】(テーブル作成処理)デバイス情報テーブ
ル、コイル使用ステップ番号テーブル、接点使用ステッ
プ番号テーブルの作成処理について図3、図4を用いて
説明する。
【0050】ユーザによって命令が入力されると(ステ
ップS10)、PLC用周辺装置10のCPU11は入
力された命令で使用されているデバイス名と一致するデ
バイス名をデバイス区分テーブルから検索し、デバイス
区分を取得して入力されたデバイスのデバイスコードを
生成する(ステップS11)。
【0051】つぎに、デバイスコードがデバイス情報テ
ーブルに既に登録されているかを検索し(ステップS1
2)、そのデバイスコードがデバイス情報テーブルに存
在するかを判別する(ステップS13)。存在しなけれ
ば、プログラム番号、デバイス種別登録処理を行い(ス
テップS14)、ステップS20へ進む。存在すれば、
そのデバイスコードのプログラム番号テーブルのアドレ
スをデバイス情報テーブルより取得する(ステップS1
5)。
【0052】つぎに、プログラム管理テーブルのプログ
ラム名を検索してプログラム番号を取得し(ステップS
16)、取得したプログラム番号がプログラム番号テー
ブルに既に登録されているか確認する(ステップS1
7)。プログラム番号が登録されていなければ、プログ
ラム番号テーブルのプログラム数を+1し(ステップS
18)、プログラム番号テーブルの最後にプログラム番
号を追加する(ステップS19)ステップS20へ進
む。プログラム番号が登録されていれば、ステップS1
8、ステップS19をジャンプしてステップS20へ進
む。
【0053】つぎに、入力された命令(デバイス)がA
接点であるかを確認する(ステップS20)。A接点で
なければ、入力された命令(デバイス)がB接点である
か確認する(ステップS21)。B接点でもなければ、
デバイスはコイルであると判定される。A接点あるいは
B接点であれば、接点使用ステップ番号テーブルのアド
レスを取得し(ステップS22)、ステップ数を+1す
る(ステップS23)。
【0054】つぎに、デバイスがA接点であるか確認し
(ステップS24)、A接点であれば、接点使用ステッ
プ番号テーブルの最後に接点種別0(A接点)を追加す
る(ステップS25)。B接点であれば、接点使用ステ
ップ番号テーブルの最後に接点種別1(B接点)を追加
する(ステップS26)。つぎに、接点使用ステップ番
号テーブルの最後に、入力したシーケンスプログラムの
ステップ番号を追加し(ステップS27)、終了する。
【0055】入力された命令(デバイス)がコイルであ
る場合には、コイル使用ステップ番号テーブルのアドレ
スを取得し(ステップS28)、ステップ数を+1し
(ステップS29)、コイル使用ステップ番号テーブル
の最後に、入力したプログラムのステップ番号を追加し
(ステップS30)、終了する。
【0056】(プログラム番号&デバイス種別登録)つ
ぎに、上述のステップS14におけるプログラム番号、
デバイス種別登録処理について図5を用いて説明する。
まず、プログラム管理テーブルのプログラム名を検索
し、プログラム番号を取得する(ステップS40)。つ
ぎに、そのプログラム番号テーブルのアドレスをデバイ
ス情報テーブルより取得する(ステップS41)、取得
したプログラム番号テーブルのプログラム数+1し(ス
テップS42)、そのプログラム番号テーブルの最後に
プログラム番号を追加する(ステップS43)。
【0057】つぎに、入力されたデバイスがローカルデ
バイス管理テーブルに登録されている範囲内かを検索し
(ステップS44)、範囲内であるか否かの判別を行う
(ステップS45)。登録範囲内であれば、ローカルデ
バイスであるので、デバイス情報テーブルのデバイス種
別を0にする(ステップS46)。登録されていなけれ
ば、グローバルデバイスであるので、デバイス情報テー
ブルのデバイス種別を1にする(ステップS47)。
【0058】上述の処理により、デバイス情報テーブ
ル、コイル使用ステップ番号テーブル、接点使用ステッ
プ番号テーブルによるデバイスデータベースが構築され
る。このデバイスデータベースには、作成された全シー
ケンスプログラムのデバイスのデータが格納される。
【0059】PLC用周辺装置10は、画面表示されて
いるシーケンスプログラムにおいて検索指定されたデバ
イスのデータをデバイスデータベースより検索し、その
デバイスが他のシーケンスプログラムでも使用されてい
れば、そのデバイスの他のシーケンスプログラムにおけ
る使用状況を画面表示する。この使用状況の表示項目
は、他のシーケンスプログラムでの使用のプログラム
名、ステップ番号、デバイスのコイル使用情報、接点使
用情報である。
【0060】また、PLC用周辺装置10は、デバイス
表示においてデバイスデータベースに格納されているデ
バイス種別データを参照してローカルデバイスとグロー
バルデバイスとで異なる表示色で画面表示し、デバイス
に付随するコメントがある場合には、コメントもローカ
ルデバイスとグローバルデバイスとで異なる表示色で画
面表示する。
【0061】また、PLC用周辺装置10は、指定され
たデバイスのデータをデバイスデータベースより検索
し、シーケンスプログラムで使用されているか否かの情
報とコメントが作成済みであるか否かの情報を一括して
画面表示する。
【0062】(デバイス検索)上述のようにして作成さ
れたデバイス情報テーブル、コイル使用ステップ番号テ
ーブル、接点使用ステップ番号テーブルによるデバイス
データベースを使用し、デバイス検索を行なう動作を図
6、図7を用いて説明する。
【0063】ユーザが検索するデバイスをキーボード1
3より入力すると(ステップS50)、入力したデバイ
ス名と一致するデバイス名をデバイス区分テーブルから
検索し、該当するデバイス名のデバイス区分を取得して
デバイスコード(検索対象デバイスコード)を生成する
(ステップS51)。
【0064】つぎに、検索対象デバイスコードがデバイ
ス情報テーブルに登録されているかを検索し(ステップ
S52)、そのデバイスコードがデバイス情報テーブル
に存在するか確認する(ステップS53)。存在しなけ
れば、ステップS66へ進む。検索対象デバイスコード
がデバイス情報テーブルに存在すれば、そのデバイスコ
ードのプログラム番号テーブルよりプログラム数を取得
し(ステップS54)、プログラム数を確認する(ステ
ップS55)。プログラム数が0であれば、ステップS
66へ進む。
【0065】プログラム数が1以上であれば、登録され
ているので、プログラム番号テーブル内に現在開いてい
るシーケンスプログラム以外のシーケンスプログラムが
登録されているかプログラム番号を取得してチェックし
(ステップS56)、他のプログラム番号が登録されて
いるか確認する(ステップS57)。登録されていなけ
れば、ステップS66へ進む。
【0066】登録されていれば、コイル使用ステップ番
号テーブルのステップ数を取得し(ステップS58)、
ステップ数が1以上であるか確認する(ステップS5
9)。コイル使用のステップ数が1以上であれば、コイ
ル使用ステップ番号が登録されており、他のシーケンス
プログラムのステップ番号の位置でコイルとして使用さ
れていることになるので、そのプログラム名(プログラ
ム番号)と使用先のステップ番号を画面表示する(ステ
ップS60)。
【0067】コイル使用のステップ数が0であれば、コ
イル使用ステップ番号が登録されていないので他のシー
ケンスプログラムでコイルとして使用されていないこと
になり、ステップS60はジャンプする。
【0068】つぎに、接点使用ステップ番号テーブルの
ステップ数を取得し(ステップS61)、ステップ数が
1以上であるか確認する(ステップS62)。ステップ
数が0であれば、他のシーケンスプログラムで接点とし
て使用されていないことになり、ステップS66へ進
む。
【0069】接点使用のステップ数が1以上であれば、
接点使用ステップ番号が登録されているので、つぎに、
接点種別がA接点であるか確認する(ステップS6
3)。接点種別がA接点であれば、他のシーケンスプロ
グラムのステップ番号の位置でA接点として使用されて
いることになるので、そのプログラム名(プログラム番
号)と、接点種別(A接点)、使用先のステップ番号を
画面表示する(ステップS64)。接点種別がB接点で
あれば、他のシーケンスプログラムのステップ番号の位
置でB接点として使用されていることになるので、その
プログラム名(プログラム番号)と、接点種別(B接
点)、使用先のステップ番号を画面表示する。
【0070】デバイス情報テーブルに登録されていない
か、プログラム番号テーブルのプログラム数が0で登録
されていないか、他のシーケンスプログラムで接点また
はコイルとして使用されていなければ、他のシーケンス
プログラムでは使用されていないことを示すメッセージ
を画面表示する(ステップS66)。
【0071】なお、上述の説明では、ユーザが検索デバ
イスをキーボードより入力した場合、それが、他のシー
ケンスプログラムで使用されていれば、使用先のプログ
ラム名、接点種別(接点の場合のみ)、使用先のステッ
プ番号を画面表示するが、一つのシーケンスプログラム
を回路表示する場合に、画面表示するデバイスを元にし
て同様の検索が行えるので、回路表示画面へ同時に表示
することも可能である。
【0072】上述のような処理により、ユーザが図18
(b)のシーケンスプログラムBでの接点デバイスM0
を入力すると、図18(a)のシーケンスプログラムA
にてコイルとして使用されているという情報が表示さ
れ、シーケンスプログラムBの接点デバイスM0がオン
している原因が素早く分かるようになる。
【0073】(ローカル/グローバルデバイス色分け表
示)ローカルデバイスとグローバルデバイスとの色分け
表示を行なう動作を図8を用いて説明する。まず、回路
表示する命令のデバイスを取得し(ステップS70)、
取得したデバイスと一致するデバイス名をデバイス区分
テーブルから検索してデバイス区分を取得し、デバイス
コードを生成する(ステップS71)。
【0074】つぎに、そのデバイスコードのデバイス種
別(ローカル/グローバル)をデバイス情報テーブルよ
り取得し(ステップS72)、デバイス種別がローカル
デバイスであるか否かを確認する(ステップS73)。
ローカルデバイスでなければ、グローバルデバイスであ
り、回路表示命令のデバイスにコメントが設定されてい
るかをデバイス情報テーブルのコメント有無でチェック
し(ステップS74)、コメントが設定されているか確
認する(ステップS75)。設定されていなければ、デ
バイスだけをグローバルデバイス表示指定色、たとえば
黒色で表示する(ステップS79)。
【0075】コメントが設定されていれば、コメントテ
ーブル内に回路表示命令のデバイスのデバイスコードと
一致するデバイスコードを検索し(ステップS76)、
そのデバイスコードに対応するコメントデータを取得し
(ステップS77)、取得したコメントデータをグロー
バルデバイス表示指定色、たとえば黒色で表示する(ス
テップS78)、同様にデバイスも黒色で表示する(ス
テップS79)。
【0076】デバイス種別がローカルデバイスであれ
ば、同様に、回路表示命令のデバイスにコメントが設定
されているかをデバイス情報テーブルのコメント有無で
チェックし(ステップS80)、コメントが設定されて
いるか確認する(ステップS81)。設定されていなけ
れば、デバイスだけをローカルデバイス表示指定色、た
とえば青色で表示する(ステップS85)。
【0077】コメントが設定されていれば、コメントテ
ーブル内に回路表示命令のデバイスのデバイスコードと
一致するデバイスコードを検索し(ステップS82)、
そのデバイスコードに対応するコメントデータを取得し
(ステップS83)、取得したコメントデータをローカ
ルデバイス表示指定色、たとえば青色で表示する(ステ
ップS84)、同様にデバイスも青色で表示する(ステ
ップS85)。
【0078】上述のような処理により、図9(a)、
(b)のシーケンスプログラムで、デバイスD0がロー
カルデバイスであれば、デバイスD0は青色で表示され
るので、デバイスD0がローカルデバイスであることが
分かり、シーケンスプログラムCにてD0に設定した値
が、他のシーケンスプログラムDでは使用できないこと
が分かる。
【0079】これにより、デバイスD0がローカルデバ
イスであり、シーケンスプログラムCにてデバイスD0
に10を設定し、シーケンスプログラムDにてデバイス
D0の内容をデバイスD10にコピーする場合、D10
に10がコピーされなかった原因調査に役立つ。
【0080】従って、シーケンスプログラム内で指定し
たデバイスを2つのシーケンスプログラムで使用する
際、一方でそのデバイスが正常に機能しない場合には、
ローカルデバイスかグローバルデバイスかの情報が設定
されているパラメータ画面を開くことなく、そのデバイ
スがローカルデバイスかグローバルデバイスかを確認す
ることができる。
【0081】(デバイス番号使用確認&コメント入力)
ユーザが、どのデバイス番号が使用されているか確認
し、コメント入力する動作を図10を用いて説明する。
コメント入力では、図11に示されているようなデバイ
ス状態一覧を後述するデバイス状態一覧表示処理により
画面表示する(ステップS90)。
【0082】デバイス一覧画面には、デバイス名と、そ
のデバイスの状態が表示される。状態には、デバイスが
プログラム中で使用されているかどうか、コメント作成
済みのデバイスがあるかどうかの情報があり、たとえ
ば、デバイス使用ありであれば、アスタリスク記号が表
示され、コメント作成済であれば、ハイライト表示さ
れ、これらのことにより、各デバイス名のものについ
て、デバイス使用あり、なし、コメント作成済、未作成
を区別できる。
【0083】つぎに、ユーザは目的とするデバイス名を
指定する(ステップS91)。デバイス名の指定によ
り、図12に示されているようなデバイス使用状況・デ
バイスコメント作成状況の一覧(以下、デバイス使用・
コメント一覧と記す)を後述するデバイス使用状況・デ
バイスコメント作成状況一覧表示処理により画面表示す
る(ステップS92)。
【0084】デバイス使用・コメント一覧には、指定さ
れたデバイス名に属するデバイスごとのプログラム中で
の使用状況とコメントの作成状況が表示される。この一
覧でも、たとえば、デバイス使用ありであれば、アスタ
リスク記号が表示され、コメント作成済であれば、ハイ
ライト表示され、これらのことにより、各デバイスにつ
いて、デバイス使用あり、なし、コメント作成済、未作
成を区別できる。
【0085】これにより、ユーザはどのデバイスがコメ
ント未作成であるかを確認し(ステップS93)、コメ
ントを作成しなければ、ステップS97へ進む。
【0086】コメントを作成するならば、デバイス番号
を指定し(ステップS94)、デバイスコメントを入力
する(ステップS95)。このデバイスコメントの入力
により、デバイス情報テーブルのコメント有無のビット
を1(コメント有り)に設定する(ステップS96)。
【0087】つぎ、デバイス番号を最終まで確認したか
を確認し(ステップS97)、確認していなければ、ス
テップS92に戻り、つぎのデバイス番号を指定する。
デバイス番号を最終まで確認終了していれば、全デバイ
スについて確認が終了したかを確認する(ステップS9
8)。終了していれば、デバイスコメント入力処理は終
了し、終了していなければ、ステップS90に戻る。
【0088】(デバイス状態一覧表示処理)デバイス使
用状況およびデバイスコメント作成状況のデバイス状態
一覧を表示する処理を図13を用いて説明する。まず、
比較するデバイス区分(以下、比較デバイスと記す)を
デバイス‘X’とし(ステップS100)、‘X’から
デバイス状態一覧に示すデバイス名の順に内部で検索を
行なう。
【0089】デバイス情報テーブルのデバイスコードの
デバイス区分を取得し(ステップS101)、そのデバ
イス区分と比較デバイスを比較する(ステップS10
2)。比較した結果が一致しなければ、ステップS10
9に進む。
【0090】比較結果が一致すれば、デバイス情報テー
ブルのプログラム番号テーブルのアドレスが設定されて
いるか確認する(ステップS103)。設定されていな
ければ、ステップS105に進み。プログラム番号テー
ブルのアドレスが設定されていれば、シーケンスプログ
ラム中でそのデバイスが使用されていることを示す使用
済みフラグを設定する(ステップS104)。
【0091】つぎに、デバイス情報テーブルのコメント
有無を確認する(ステップS105)。コメント有無の
ビットが0(コメント無し)であれば、ステップS10
7に進み、コメント有無のビットが1(コメント有り)
であれば、そのデバイスにコメントが設定されているこ
とを示すコメント有りフラグを設定する(ステップS1
06)。
【0092】つぎに、使用済みフラグが設定されている
かを確認し(ステップS107)、設定されていなけれ
ば、ステップS101に戻り、設定されていれば、つぎ
にコメント有りフラグが設定されているかを確認し(ス
テップS108)、設定されていなければ、やはりステ
ップS101に戻り、設定されていれば、比較デバイス
の種類を変更する(ステップS109)。
【0093】そして、全デバイス種類について確認が終
了したかを確認し(ステップS110)、未終了であれ
ば、ステップS101に戻る。終了していれば、各デバ
イスの使用済みフラグ、コメント有りフラグの内容に基
づいて、図11に示されているようなデバイス状態一覧
を画面表示する。
【0094】(デバイス使用状況・デバイスコメント作
成状況一覧表示処理)デバイス使用状況・デバイスコメ
ント作成状況の各デバイス状態一覧(デバイス使用・コ
メント一覧)を表示する処理を図14を用いて説明す
る。まず、指定されたデバイスについてデバイス情報テ
ーブルのデバイスコードのデバイス区分を取得し(ステ
ップS120)、指定されたデバイスのデバイス区分と
デバイス情報テーブル1301のデバイスコード130
2のデバイス区分を比較する(ステップS121)。
【0095】デバイス区分が一致すれば、デバイス情報
テーブルのプログラム番号テーブルのアドレスが設定さ
れているか確認し(ステップS122)、設定されてい
ればシーケンスプログラム中で、そのデバイスが使用さ
れていることを示す使用済みフラグを設定する(ステッ
プS123)。
【0096】つぎ、デバイス情報テーブルのコメント有
無を確認し(ステップS124)、コメント有無のビッ
トが1(コメント有り)であれば、そのデバイスにコメ
ントが設定されていることを示すコメント有りフラグを
設定し(ステップS125)、ステップS120に戻
る。
【0097】ステップS120にて、つぎのデバイスコ
ードを取得し、つぎのデバイスコードについてデバイス
区分が不一致であれば、指定されたデバイスの検索は終
了であるので、使用済みフラグ、コメント有りフラグの
内容に基づいて図13に示されているようなデバイス使
用・コメント一覧を画面表示する。
【0098】これにより、デバイスコメントが作成済か
を確認する場合に、デバイスコメント編集画面を確認す
る必要がなくなり、またコメントが未作成のデバイスで
あるか、シーケンスプログラム中で未使用であるのかを
区別することができる。
【0099】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明によるプログラマブルコントローラの周辺装置によれ
ば、画面表示されているシーケンスプログラムにおいて
検索指定されたデバイスのデータを前記デバイスデータ
ベースより検索し、そのデバイスが他のシーケンスプロ
グラムでも使用されていれば、そのデバイスの他のシー
ケンスプログラムにおける使用状況を画面表示するか
ら、デバイスの他のシーケンスプログラムについての関
連性が一目で分かり、シーケンスプログラム内で指定し
た出力デバイスのオンしている原因を調べたい場合な
ど、シーケンスプログラム内でその接点となっているデ
バイスの検索を作業性よく行うことができる。
【0100】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラの周辺装置によれば、画面表示されているシーケン
スプログラム各デバイスのデータを前記デバイスデータ
ベースより検索し、そのデバイスが他のシーケンスプロ
グラムでも使用されていれば、そのデバイスの他のシー
ケンスプログラムにおける使用状況を画面表示するか
ら、デバイスの他のシーケンスプログラムについての関
連性が一目で分かり、シーケンスプログラム内で指定し
た出力デバイスのオンしている原因を調べたい場合な
ど、シーケンスプログラム内でその接点となっているデ
バイスの検索を作業性よく行うことができる。
【0101】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラの周辺装置によれば、他のシーケンスプログラムで
の使用のプログラム名、ステップ番号、デバイスのコイ
ル使用情報、接点使用情報が表示されるから、デバイス
の他のシーケンスプログラムにおける使用状況が的確に
分かるようになる。
【0102】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラの周辺装置によれば、デバイス表示がローカルデバ
イスとグローバルデバイスとで異なる表示色で画面表示
されるから、ローカルデバイスとグローバルデバイスと
の区別をシーケンスプログラムの画面表示で、ビジュア
ルにできる。
【0103】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラの周辺装置によれば、コメントもローカルデバイス
とグローバルデバイスとで異なる表示色で画面表示する
から、コメント表示を含めてローカルデバイスとグロー
バルデバイスとの区別をシーケンスプログラムの画面表
示で、ビジュアルにできる。
【0104】つぎの発明によるプログラマブルコントロ
ーラの周辺装置によれば、シーケンスプログラムで使用
されているか否かの情報とコメントが作成済みであるか
否かの情報を一括して画面表示するから、デバイスコメ
ントが作成済かを確認する場合に、デバイスコメント編
集画面を確認する必要がなくなり、またコメントが未作
成のデバイスであるか、シーケンスプログラム中で未使
用であるのかを区別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるプログラマブルコントローラ
の周辺装置の一つの実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】 (a)〜(d)はこの発明によるプログラマ
ブルコントローラの周辺装置で使用されるデバイスデー
タベースのデータテーブル構造を示す説明図である。
【図3】 この発明によるプログラマブルコントローラ
の周辺装置におけるデータテーブル作成処理の前半部分
のフローチャートである。
【図4】 この発明によるプログラマブルコントローラ
の周辺装置におけるデータテーブル作成処理の後半部分
のフローチャートである。
【図5】 この発明によるプログラマブルコントローラ
の周辺装置におけるプログラム番号、デバイス種別登録
処理のフローチャートである。
【図6】 この発明によるプログラマブルコントローラ
の周辺装置におけるデバイス検索処理の前半部分のフロ
ーチャートである。
【図7】 この発明によるプログラマブルコントローラ
の周辺装置におけるデバイス検索処理の後半部分のフロ
ーチャートである。
【図8】 この発明によるプログラマブルコントローラ
の周辺装置におけるデバイス色分け表示処理のフローチ
ャートである。
【図9】 (a)、(b)はシーケンスプログラムのラ
ダー図である。
【図10】 この発明によるプログラマブルコントロー
ラの周辺装置におけるデバイス番号使用確認&コメント
入力処理のフローチャートである。
【図11】 この発明によるプログラマブルコントロー
ラの周辺装置におけるデバイス状態一覧の画面表示例を
示す説明図である。
【図12】 この発明によるプログラマブルコントロー
ラの周辺装置におけるデバイス使用・コメント一覧の画
面表示例を示す説明図である。
【図13】 この発明によるプログラマブルコントロー
ラの周辺装置におけるデバイス状態一覧表示処理のフロ
ーチャートである。
【図14】 この発明によるプログラマブルコントロー
ラの周辺装置におけるデバイス使用・コメント一覧表示
処理のフローチャートである。
【図15】 従来におけるプログラマブルコントローラ
の周辺装置を示すブロック図である。
【図16】 (a)〜(f)はプログラマブルコントロ
ーラの周辺装置が有している各データテーブルの構造を
示す説明図である。
【図17】 従来におけるプログラマブルコントローラ
の周辺装置におけるデバイス検索処理のフローチャート
である。
【図18】 (a)、(b)はシーケンスプログラムの
ラダー図である。
【図19】 従来におけるプログラマブルコントローラ
の周辺装置におけるデバイス番号使用確認処理のフロー
チャートである。
【図20】 従来におけるプログラマブルコントローラ
の周辺装置におけるデバイス使用状況一覧の画面表示例
を示す説明図である。
【図21】 従来におけるプログラマブルコントローラ
の周辺装置におけるデバイス使用状況表示処理のフロー
チャートである。
【図22】 従来におけるプログラマブルコントローラ
の周辺装置におけるデバイスコメント入力処理のフロー
チャートである。
【図23】 従来におけるプログラマブルコントローラ
の周辺装置におけるデバイスコメント一覧の画面表示例
を示す説明図である。
【図24】 従来におけるプログラマブルコントローラ
の周辺装置におけるデバイスコメント一覧表示処理のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 PLC用周辺装置、11 CPU、12 メモ
リ、13 キーボード、14 ディスプレイ、15 P
C間インタフェース、17 プログラム表示データ部、
18 デバイスデータベース部、111 プログラム管
理データ部、112 命令コードデータ部、113 デ
バイス区分データ部、114 プログラムデータ部、1
15 コメントデータ部、116 パラメータデータ
部、117プログラム表示データ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 茂之 愛知県名古屋市北区東大曽根町上五丁目 1071番地三菱電機メカトロニクスソフトウ エア株式会社内 (72)発明者 竹内 正博 愛知県名古屋市北区東大曽根町上五丁目 1071番地三菱電機メカトロニクスソフトウ エア株式会社内 (72)発明者 田中 芳実 愛知県名古屋市北区東大曽根町上五丁目 1071番地三菱電機メカトロニクスソフトウ エア株式会社内 Fターム(参考) 5H220 BB12 CX06 CX08 DD04 JJ19 JJ24 JJ26 JJ42 JJ53 JJ59 KK08 5H223 CC03 CC08 DD03 EE08 EE19 FF03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作成された全シーケンスプログラムのデ
    バイスのデータを格納するデバイスデータベースを有
    し、画面表示されているシーケンスプログラムにおいて
    検索指定されたデバイスのデータを前記デバイスデータ
    ベースより検索し、そのデバイスが他のシーケンスプロ
    グラムでも使用されていれば、そのデバイスの他のシー
    ケンスプログラムにおける使用状況を画面表示すること
    を特徴とするプログラマブルコントローラの周辺装置。
  2. 【請求項2】 作成された全シーケンスプログラムのデ
    バイスのデータを格納するデバイスデータベースを有
    し、画面表示されているシーケンスプログラム各デバイ
    スのデータを前記デバイスデータベースより検索し、そ
    のデバイスが他のシーケンスプログラムでも使用されて
    いれば、そのデバイスの他のシーケンスプログラムにお
    ける使用状況を画面表示することを特徴とするプログラ
    マブルコントローラの周辺装置。
  3. 【請求項3】 前記デバイスデータベースは、デバイス
    の使用されているプログラム名、デバイスがコイルとし
    て使用されているステップ番号、デバイスが接点として
    使用されているステップ番号、接点の用途を示すデータ
    を各デバイスごとに格納し、他のシーケンスプログラム
    での使用のプログラム名、ステップ番号、デバイスのコ
    イル使用情報、接点使用情報を表示することを特徴とす
    る請求項1または2に記載のプログラマブルコントロー
    ラの周辺装置。
  4. 【請求項4】 作成されたシーケンスプログラムにおけ
    る各デバイスについて、ローカルデバイスであるかグロ
    ーバルデバイスであるかを識別するデバイス種別データ
    を格納するメモリを有し、デバイス表示において前記メ
    モリに格納されている前記デバイス種別データを参照し
    てローカルデバイスとグローバルデバイスとで異なる表
    示色で画面表示することを特徴とするプログラマブルコ
    ントローラの周辺装置。
  5. 【請求項5】 デバイスに付随するコメントがある場合
    には、コメントもローカルデバイスとグローバルデバイ
    スとで異なる表示色で画面表示することを特徴とする請
    求項4に記載のプログラマブルコントローラの周辺装
    置。
  6. 【請求項6】 作成された全シーケンスプログラムのデ
    バイスについてコメントが作成済みであるか否かを示す
    データを格納するデバイスデータベースを有し、指定さ
    れたデバイスのデータをデバイスデータベースより検索
    し、シーケンスプログラムで使用されているか否かの情
    報とコメントが作成済みであるか否かの情報を一括して
    画面表示することを特徴とするプログラマブルコントロ
    ーラの周辺装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002341933A (ja) * 2001-05-17 2002-11-29 Toshiba Corp 発電プラント監視装置
JP5068395B1 (ja) * 2011-12-28 2012-11-07 三菱電機株式会社 表示器用画面データ編集装置
WO2024100895A1 (ja) * 2022-11-11 2024-05-16 ファナック株式会社 シーケンスプログラミング支援装置、及びコンピュータが読み取り可能な記憶媒体

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