JP2000029450A - 文字列表示方法 - Google Patents
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- JP2000029450A JP2000029450A JP10193511A JP19351198A JP2000029450A JP 2000029450 A JP2000029450 A JP 2000029450A JP 10193511 A JP10193511 A JP 10193511A JP 19351198 A JP19351198 A JP 19351198A JP 2000029450 A JP2000029450 A JP 2000029450A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
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- G01C21/26—Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
- G01C21/34—Route searching; Route guidance
- G01C21/36—Input/output arrangements for on-board computers
- G01C21/3667—Display of a road map
- G01C21/3673—Labelling using text of road map data items, e.g. road names, POI names
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 計算処理に過大な負荷をかけずに短時間で道
路等の直線に沿って文字列を表示する。 【解決手段】 １文字につき４種類の傾きのあるフォン
トを記憶し、画面に表示される直線１１の傾斜角度θに
基づいて文字列「ＡＢＣ」を構成する各文字のフォント
を前記４種類のフォントの中から求めるとともに、該文
字列における２つの隣接文字のオフセット量を求め、該
求められたフォント及びオフセット量に従って文字列を
前記直線１１に沿って表示する。
路等の直線に沿って文字列を表示する。 【解決手段】 １文字につき４種類の傾きのあるフォン
トを記憶し、画面に表示される直線１１の傾斜角度θに
基づいて文字列「ＡＢＣ」を構成する各文字のフォント
を前記４種類のフォントの中から求めるとともに、該文
字列における２つの隣接文字のオフセット量を求め、該
求められたフォント及びオフセット量に従って文字列を
前記直線１１に沿って表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は文字列表示方法に係
り、特に、直線に沿って文字列を表示する文字列表示方
法に関する。
り、特に、直線に沿って文字列を表示する文字列表示方
法に関する。
【０００２】
【従来の技術】たとえば、車両に搭載されるナビゲーシ
ョン装置は、車両周辺の地図をディスプレイ画面に表示
して、運転者に有用な情報を与えるものである。ディス
プレイ画面には、道路の名称、種類等を表示することに
より、走行道路や周辺道路の情報を運転者に与えてい
る。
ョン装置は、車両周辺の地図をディスプレイ画面に表示
して、運転者に有用な情報を与えるものである。ディス
プレイ画面には、道路の名称、種類等を表示することに
より、走行道路や周辺道路の情報を運転者に与えてい
る。
【０００３】図１２(a)は、ディスプレイ画面に表示さ
れる道路に対応した道路名を表示する例である。１，２
は道路であり、３ａ，４ａはそれぞれ道路１、道路２の
名称を示す道路名である。該道路名３ａまたは道路名４
ａは、それぞれ前記道路１または、前記道路２の近くに
画面水平方向に表示される。このように、道路に対応す
る道路名を該道路の近くに表示することで該道路と前記
道路名との対応を分かるようにしている。
れる道路に対応した道路名を表示する例である。１，２
は道路であり、３ａ，４ａはそれぞれ道路１、道路２の
名称を示す道路名である。該道路名３ａまたは道路名４
ａは、それぞれ前記道路１または、前記道路２の近くに
画面水平方向に表示される。このように、道路に対応す
る道路名を該道路の近くに表示することで該道路と前記
道路名との対応を分かるようにしている。
【０００４】しかし、上述の方法では、図１２(a)に示
す様に道路名３ａの近くに道路１、および道路２がある
場合、一見して該道路名３ａが、道路１と道路２のどち
らの名称を示すのか分かりにくいという問題があった。
す様に道路名３ａの近くに道路１、および道路２がある
場合、一見して該道路名３ａが、道路１と道路２のどち
らの名称を示すのか分かりにくいという問題があった。
【０００５】そこで、図１２(b)に示すように、道路名
を道路に沿って表示する方法が考えられる。１，２は道
路であり、３ａ′，４ａ′はそれぞれ該道路１，２の名
称を示す道路名である。これら道路名３ａ′，４ａ′は
それぞれ図１２(a)の道路名３ａ，４ａを対応する道路
１，２の傾斜角度にθ1，θ2だけ座標変換することによ
り回転させて表示したものである。このように表示すれ
ば、道路と道路名との対応を確実に一目で認識できる。
を道路に沿って表示する方法が考えられる。１，２は道
路であり、３ａ′，４ａ′はそれぞれ該道路１，２の名
称を示す道路名である。これら道路名３ａ′，４ａ′は
それぞれ図１２(a)の道路名３ａ，４ａを対応する道路
１，２の傾斜角度にθ1，θ2だけ座標変換することによ
り回転させて表示したものである。このように表示すれ
ば、道路と道路名との対応を確実に一目で認識できる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところが、道路名等の
文字、特にドット構成文字を回転させて表示しようとす
ると、回転のための計算処理に過大な負担がかかり、地
図を描画する時間が長くなるという問題があった。以上
から本発明の目的は計算処理に過大な負荷をかけずに短
時間で道路等の直線に沿って文字列を表示することであ
る。
文字、特にドット構成文字を回転させて表示しようとす
ると、回転のための計算処理に過大な負担がかかり、地
図を描画する時間が長くなるという問題があった。以上
から本発明の目的は計算処理に過大な負荷をかけずに短
時間で道路等の直線に沿って文字列を表示することであ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、１文字につき複数種類の傾きのあるフォントを記憶
し、画面に表示される直線の傾斜角度を計算し、該傾斜
角度に基づいて文字列を構成する各文字のフォントを前
記複数種類のフォントの中から求めるとともに該文字列
における２つの隣接文字の垂直及び又は水平方向の位置
オフセット量を求め、該求められたフォント及び位置オ
フセット量に従って文字列を直線に沿って表示すること
により達成される。このようにすれば、文字の座標変換
による回転処理が不要なので、計算処理に過大な負荷を
かけずに短時間で直線に沿って文字列を表示することが
できる。
ば、１文字につき複数種類の傾きのあるフォントを記憶
し、画面に表示される直線の傾斜角度を計算し、該傾斜
角度に基づいて文字列を構成する各文字のフォントを前
記複数種類のフォントの中から求めるとともに該文字列
における２つの隣接文字の垂直及び又は水平方向の位置
オフセット量を求め、該求められたフォント及び位置オ
フセット量に従って文字列を直線に沿って表示すること
により達成される。このようにすれば、文字の座標変換
による回転処理が不要なので、計算処理に過大な負荷を
かけずに短時間で直線に沿って文字列を表示することが
できる。
【０００８】また、上記課題は本発明によれば、直線の
傾斜角度に応じて使用するフォント種類及び位置オフセ
ット量の対応表を予め作成しておき、計算された直線の
傾斜角度に基づいて前記対応表より該直線に沿って表示
する文字のフォント種類及び位置オフセット量を求める
ことにより達成される。このようにすれば、位置オフセ
ット量を計算により求める必要がないのでますます短時
間で直線に沿って文字列を表示することができる。
傾斜角度に応じて使用するフォント種類及び位置オフセ
ット量の対応表を予め作成しておき、計算された直線の
傾斜角度に基づいて前記対応表より該直線に沿って表示
する文字のフォント種類及び位置オフセット量を求める
ことにより達成される。このようにすれば、位置オフセ
ット量を計算により求める必要がないのでますます短時
間で直線に沿って文字列を表示することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】(A) 本発明の概略 図１は、直線に沿って文字列「ＡＢＣ」を表示する本発
明の概略説明図である。本発明は、図１(a)に示すよう
に、１文字（例えば文字「Ａ」）につき４種類の傾きの
あるフォントを用意している。フォント１は、文字が垂
直に立っている形のフォントであり、フォント２は文字
が垂直から左方向（反時計回り）に45°回転した形のフ
ォントであり、フォント３は文字が垂直から左方向（反
時計回り）に90°回転した形のフォントであり、フォン
ト４は文字が垂直から右方向（時計回り）に45°回転し
た形のフォントである。
明の概略説明図である。本発明は、図１(a)に示すよう
に、１文字（例えば文字「Ａ」）につき４種類の傾きの
あるフォントを用意している。フォント１は、文字が垂
直に立っている形のフォントであり、フォント２は文字
が垂直から左方向（反時計回り）に45°回転した形のフ
ォントであり、フォント３は文字が垂直から左方向（反
時計回り）に90°回転した形のフォントであり、フォン
ト４は文字が垂直から右方向（時計回り）に45°回転し
た形のフォントである。
【００１０】本発明は、これら４種類のフォントより、
文字列が併記される直線の傾斜角度に基づいて１つのフ
ォントを選択するものであり、フォント１は直線傾斜角
度が0°以上で22°未満及び157°以上180°未満の時
（図１(b)のＡ11，Ａ12の角度範囲）に使用し、フォン
ト２は直線傾斜角度が22°以上67°未満の時（図１(b)
のＡ2の角度範囲）に使用し、フォント３は直線傾斜角
度が67°以上112°未満の時（図１(b)のＡ3の角度範
囲）に使用し、フォント４は直線傾斜角度が112°以上1
57°未満の時（図１(b)のＡ4の角度範囲）に使用する。
文字列が併記される直線の傾斜角度に基づいて１つのフ
ォントを選択するものであり、フォント１は直線傾斜角
度が0°以上で22°未満及び157°以上180°未満の時
（図１(b)のＡ11，Ａ12の角度範囲）に使用し、フォン
ト２は直線傾斜角度が22°以上67°未満の時（図１(b)
のＡ2の角度範囲）に使用し、フォント３は直線傾斜角
度が67°以上112°未満の時（図１(b)のＡ3の角度範
囲）に使用し、フォント４は直線傾斜角度が112°以上1
57°未満の時（図１(b)のＡ4の角度範囲）に使用する。
【００１１】図１(C)に示すように、直線１１の傾斜角
度がθである場合、上述のように角度θに対応するフォ
ント（ここではフォント１とする）を選択し、文字列
「ＡＢＣ」を水平に表示する。しかしこのままでは、該
直線１１と文字列「ＡＢＣ」の表示方向との間に角度θ
のひらきがある。
度がθである場合、上述のように角度θに対応するフォ
ント（ここではフォント１とする）を選択し、文字列
「ＡＢＣ」を水平に表示する。しかしこのままでは、該
直線１１と文字列「ＡＢＣ」の表示方向との間に角度θ
のひらきがある。
【００１２】そこで図１(d)に示すように、文字列「Ａ
ＢＣ」の隣接する文字間の垂直方向にオフセットＹofを
付け、該文字列「ＡＢＣ」の表示方向を上記直線１１と
平行になるようにする。
ＢＣ」の隣接する文字間の垂直方向にオフセットＹofを
付け、該文字列「ＡＢＣ」の表示方向を上記直線１１と
平行になるようにする。
【００１３】上述の例では、垂直方向オフセットＹofの
みを付加するように説明したが、図１(e)に示す如く、
文字列の隣接する文字間には垂直方向オフセットＹofと
水平方向オフセットＸofとがある。そこで、直線の傾斜
角度によっては、水平方向オフセットＸof、垂直方向オ
フセットＹofの両方、または、どちらか一方を付加し
て、該直線に沿って文字列を平行に表示する。このよう
にすれば、直線の傾斜角度に、より近い文字列の表示角
度を得ることができる。
みを付加するように説明したが、図１(e)に示す如く、
文字列の隣接する文字間には垂直方向オフセットＹofと
水平方向オフセットＸofとがある。そこで、直線の傾斜
角度によっては、水平方向オフセットＸof、垂直方向オ
フセットＹofの両方、または、どちらか一方を付加し
て、該直線に沿って文字列を平行に表示する。このよう
にすれば、直線の傾斜角度に、より近い文字列の表示角
度を得ることができる。
【００１４】以上、要約すれば、１文字につき複数種類
の傾きのあるフォントを記憶し、画面に表示される直線
の傾斜角度に基づいて、文字列を構成する各文字のフォ
ントを前記複数種類のフォントの中から求めるとともに
該文字列の隣接する文字間にオフセットを付加して、該
文字列を直線に沿って表示する。
の傾きのあるフォントを記憶し、画面に表示される直線
の傾斜角度に基づいて、文字列を構成する各文字のフォ
ントを前記複数種類のフォントの中から求めるとともに
該文字列の隣接する文字間にオフセットを付加して、該
文字列を直線に沿って表示する。
【００１５】(B) 本発明の実施例 次に、本発明を適用したナビゲーション装置について説
明する。図２は、ナビゲーション装置の構成図である。
２１は地図情報を記憶するＣＤ−ＲＯＭ、２２はＣＤ−
ＲＯＭからの地図情報の読み取りを制御するＣＤ−ＲＯ
Ｍ制御部、２３は車両現在位置を測定する位置測定装置
であり、移動距離を検出する車速センサ、移動方位を検
出するジャイロ、位置計算用ＣＰＵ等で構成している。
２４は１文字につき４種類の傾きのあるフォントを記憶
するフォントメモリ、２５は道路の表示角度に応じて使
用するフォントおよびオフセットの対応表を記憶するメ
モリ、２６はリモコン、２７はリモコンインタフェース
である。
明する。図２は、ナビゲーション装置の構成図である。
２１は地図情報を記憶するＣＤ−ＲＯＭ、２２はＣＤ−
ＲＯＭからの地図情報の読み取りを制御するＣＤ−ＲＯ
Ｍ制御部、２３は車両現在位置を測定する位置測定装置
であり、移動距離を検出する車速センサ、移動方位を検
出するジャイロ、位置計算用ＣＰＵ等で構成している。
２４は１文字につき４種類の傾きのあるフォントを記憶
するフォントメモリ、２５は道路の表示角度に応じて使
用するフォントおよびオフセットの対応表を記憶するメ
モリ、２６はリモコン、２７はリモコンインタフェース
である。
【００１６】２８はナビゲーション装置全体を制御する
ＣＰＵ、２９は地図画像の描画と表示に必要な各種制御
を行うディスプレイコントローラ、３０は地図画像を記
憶するビデオＲＡＭ、３１は地図画像を表示する表示装
置、３２はバスである。
ＣＰＵ、２９は地図画像の描画と表示に必要な各種制御
を行うディスプレイコントローラ、３０は地図画像を記
憶するビデオＲＡＭ、３１は地図画像を表示する表示装
置、３２はバスである。
【００１７】ＣＤ−ＲＯＭ２１に記憶される地図情報
は、図３に示すように(1) マップマッチング、経路探索
用の道路レイヤと、(2) 道路、建物、河川等を表示する
ための背景レイヤと、(3) 市町村名などの行政区画名、
道路名、交差点名等の文字を表示するための文字レイヤ
と、(4) ＩＩＳ（Integrated Information Service)情
報を記憶するＩＩＳレイヤを備えている。
は、図３に示すように(1) マップマッチング、経路探索
用の道路レイヤと、(2) 道路、建物、河川等を表示する
ための背景レイヤと、(3) 市町村名などの行政区画名、
道路名、交差点名等の文字を表示するための文字レイヤ
と、(4) ＩＩＳ（Integrated Information Service)情
報を記憶するＩＩＳレイヤを備えている。
【００１８】背景レイヤは、道路、建物、河川等を表示
するためのものであり、図３に示すように線、ポリゴン
などのプリミシティブ種別、色、線種、道路ＩＤを有し
ている。また背景レイヤは線の場合は折点、ポリゴンの
場合は頂点の各要素点Ｇ1〜Ｇnの経路緯度座標列
（ｘ1，ｙ2），（ｙ1，ｙ2）・・・（ｘn，ｘn）を有し
ている。
するためのものであり、図３に示すように線、ポリゴン
などのプリミシティブ種別、色、線種、道路ＩＤを有し
ている。また背景レイヤは線の場合は折点、ポリゴンの
場合は頂点の各要素点Ｇ1〜Ｇnの経路緯度座標列
（ｘ1，ｙ2），（ｙ1，ｙ2）・・・（ｘn，ｘn）を有し
ている。
【００１９】文字レイヤは、市町村名などの行政区画
名、道路名、交差点名等を表示するものであり、図３に
示すように文字列の先頭の表示位置、文字列データ、道
路名であれば道路ＩＤを有している。これら背景レイ
ヤ、文字レイヤ及び後述する道路の傾きにより、例え
ば、道路と該道路の名称を図４に示す如く表示する。す
なわち、道路ＲＤは要素点Ｇ1，Ｇ2，Ｇ3を直線でつな
いで表示し、道路ＲＮの文字コード「ＡＢＣ」は文字表
示位置Ｐｃから道路の傾きに沿って表示する。
名、道路名、交差点名等を表示するものであり、図３に
示すように文字列の先頭の表示位置、文字列データ、道
路名であれば道路ＩＤを有している。これら背景レイ
ヤ、文字レイヤ及び後述する道路の傾きにより、例え
ば、道路と該道路の名称を図４に示す如く表示する。す
なわち、道路ＲＤは要素点Ｇ1，Ｇ2，Ｇ3を直線でつな
いで表示し、道路ＲＮの文字コード「ＡＢＣ」は文字表
示位置Ｐｃから道路の傾きに沿って表示する。
【００２０】フォントメモリ２４は、図５に示すよう
に、１文字（例えば文字「Ａ」）につきフォント１，フ
ォント２，フォント３，フォント４の４種類の傾きのあ
るフォントを記憶している。フォント１は８×１４（ド
ット）の大きさで、文字が垂直に立っている形のフォン
トである。フォント２は１３×１３（ドット）の大きさ
で、文字が垂直から左方向（反時計回り)に45°回転し
た形のフォントである。フォント３は１４×８（ドッ
ト）の大きさで、文字が垂直から左方向（反時計回り）
に90°回転した形のフォントである。フォント４は１３
×１３（ドット）の大きさで、文字が垂直から右方向
（時計回り）に45°回転した形のフォントである。
に、１文字（例えば文字「Ａ」）につきフォント１，フ
ォント２，フォント３，フォント４の４種類の傾きのあ
るフォントを記憶している。フォント１は８×１４（ド
ット）の大きさで、文字が垂直に立っている形のフォン
トである。フォント２は１３×１３（ドット）の大きさ
で、文字が垂直から左方向（反時計回り)に45°回転し
た形のフォントである。フォント３は１４×８（ドッ
ト）の大きさで、文字が垂直から左方向（反時計回り）
に90°回転した形のフォントである。フォント４は１３
×１３（ドット）の大きさで、文字が垂直から右方向
（時計回り）に45°回転した形のフォントである。
【００２１】また、これら４種類のフォントは、対応す
る道路の表示角度によって選択されるものであり、図６
に示すように、フォント１の対応する道路表示角度範囲
は、0°以上22°未満及び157°以上180°未満であり、
フォント２の対応する道路表示角度範囲は22°以上67°
未満であり、フォント３の対応する道路表示角度範囲は
67°以上112°未満であり、フォント４の対応する道路
表示角度範囲は112°〜157°未満である。
る道路の表示角度によって選択されるものであり、図６
に示すように、フォント１の対応する道路表示角度範囲
は、0°以上22°未満及び157°以上180°未満であり、
フォント２の対応する道路表示角度範囲は22°以上67°
未満であり、フォント３の対応する道路表示角度範囲は
67°以上112°未満であり、フォント４の対応する道路
表示角度範囲は112°〜157°未満である。
【００２２】図７は、３文字の文字列「ＡＢＣ」を上記
４種類のフォントを使用して表示した例である。それぞ
れのフォントにおいて、文字列の隣接する文字間の水平
方向オフセット及び垂直方向オフセットは、フォント１
では水平方向オフセットを９（ドット）、垂直方向オフ
セットを０（ドット）とし、フォント２では水平方向オ
フセット及び垂直方向オフセットを６（ドット）とし、
フォント３では水平方向オフセットを０（ドット）、垂
直方向オフセットを９（ドット）とし、フォント４では
水平方向オフセット及び垂直方向オフセットを７（ドッ
ト）としている。
４種類のフォントを使用して表示した例である。それぞ
れのフォントにおいて、文字列の隣接する文字間の水平
方向オフセット及び垂直方向オフセットは、フォント１
では水平方向オフセットを９（ドット）、垂直方向オフ
セットを０（ドット）とし、フォント２では水平方向オ
フセット及び垂直方向オフセットを６（ドット）とし、
フォント３では水平方向オフセットを０（ドット）、垂
直方向オフセットを９（ドット）とし、フォント４では
水平方向オフセット及び垂直方向オフセットを７（ドッ
ト）としている。
【００２３】上述のオフセット値で文字列を表示した場
合には、文字列の表示角度は水平を基準としてフォント
１では0°、フォント２では45°、フォント３では90
°、フォント４では135°になる。
合には、文字列の表示角度は水平を基準としてフォント
１では0°、フォント２では45°、フォント３では90
°、フォント４では135°になる。
【００２４】メモリ２５には、道路の表示角度に応じて
使用するフォントの種類及びオフセットの対応表を記憶
している。
使用するフォントの種類及びオフセットの対応表を記憶
している。
【００２５】図８は文字列の隣接する文字間のオフセッ
ト値と該文字列の表示角度の関係説明図であり、図８
(a)はフォント１を使用した場合の文字間オフセットに
対する文字列の表示角度の関係を示す説明図である。こ
こでは、水平方向のオフセットは固定値として９（ドッ
ト）として説明する。同図において、垂直方向オフセッ
トが０（ドット）であれば文字列の表示角度は0°とな
り、垂直方向オフセットが＋１（ドット）であれば文字
列の表示角度は約6°となり、垂直方向オフセットが＋
１（ドット）であれば文字列の表示角度は約6°とな
り、垂直方向オフセットが＋２（ドット）であれば文字
列の表示角度は約12.5°となり、垂直方向オフセットが
＋３（ドット）であれば文字列の表示角度は約18.5°と
なり、垂直方向オフセットが＋４（ドット）であれば文
字列の表示角度は約24°となる。このように、垂直方向
オフセットを増加すると文字列の表示角度も増加し、垂
直方向オフセットを減少すると文字列の表示角度も減少
する。
ト値と該文字列の表示角度の関係説明図であり、図８
(a)はフォント１を使用した場合の文字間オフセットに
対する文字列の表示角度の関係を示す説明図である。こ
こでは、水平方向のオフセットは固定値として９（ドッ
ト）として説明する。同図において、垂直方向オフセッ
トが０（ドット）であれば文字列の表示角度は0°とな
り、垂直方向オフセットが＋１（ドット）であれば文字
列の表示角度は約6°となり、垂直方向オフセットが＋
１（ドット）であれば文字列の表示角度は約6°とな
り、垂直方向オフセットが＋２（ドット）であれば文字
列の表示角度は約12.5°となり、垂直方向オフセットが
＋３（ドット）であれば文字列の表示角度は約18.5°と
なり、垂直方向オフセットが＋４（ドット）であれば文
字列の表示角度は約24°となる。このように、垂直方向
オフセットを増加すると文字列の表示角度も増加し、垂
直方向オフセットを減少すると文字列の表示角度も減少
する。
【００２６】図８(b)は、フォント２を使用した場合の
文字間オフセットに対する文字列の表示角度の関係を示
す説明図である。ここでも水平方向オフセットは固定値
として、その値は６（ドット）として説明する。同図に
おいて、垂直方向オフセットが＋６（ドット）であれば
文字列の表示角度は45°となり、垂直方向オフセットが
＋７（ドット）であれば文字列の表示角度は約50°（=4
5°+約5°）となり、垂直方向オフセットが＋８（ドッ
ト）であれば文字列の表示角度は約53°（=45°+約8
°）となり、垂直方向オフセットが＋９（ドット）であ
れば文字列の表示角度は約56°（=45+約11°）となり、
垂直方向オフセットが＋１０（ドット）であれば文字列
の表示角度は約59°（=45°+約14°）となる。このよう
に、垂直方向オフセットを増加すると文字列の表示角度
も増加し、垂直方向オフセットを減少すると文字列の表
示角度も減少する。
文字間オフセットに対する文字列の表示角度の関係を示
す説明図である。ここでも水平方向オフセットは固定値
として、その値は６（ドット）として説明する。同図に
おいて、垂直方向オフセットが＋６（ドット）であれば
文字列の表示角度は45°となり、垂直方向オフセットが
＋７（ドット）であれば文字列の表示角度は約50°（=4
5°+約5°）となり、垂直方向オフセットが＋８（ドッ
ト）であれば文字列の表示角度は約53°（=45°+約8
°）となり、垂直方向オフセットが＋９（ドット）であ
れば文字列の表示角度は約56°（=45+約11°）となり、
垂直方向オフセットが＋１０（ドット）であれば文字列
の表示角度は約59°（=45°+約14°）となる。このよう
に、垂直方向オフセットを増加すると文字列の表示角度
も増加し、垂直方向オフセットを減少すると文字列の表
示角度も減少する。
【００２７】上記図８(a)，図８(b)の説明では水平方向
オフセット値を固定値として説明したが、垂直方向オフ
セットに加え水平方向オフセットの値も変えれば、より
細かい文字列の表示角度を得ることができる。また、上
記図８の説明では、フォント１とフォント２での例で説
明したが、フォント３、フォント４の場合も同様であ
る。以上より、メモリ２５は図９に示す如く、道路の表
示角度に応じて使用するフォントの種類および水平／垂
直方向のオフセット値を予め記憶している。
オフセット値を固定値として説明したが、垂直方向オフ
セットに加え水平方向オフセットの値も変えれば、より
細かい文字列の表示角度を得ることができる。また、上
記図８の説明では、フォント１とフォント２での例で説
明したが、フォント３、フォント４の場合も同様であ
る。以上より、メモリ２５は図９に示す如く、道路の表
示角度に応じて使用するフォントの種類および水平／垂
直方向のオフセット値を予め記憶している。
【００２８】次に本発明を適用したナビゲーション装置
の道路名表示動作を図１０のフローチャートに従って説
明する。尚、図１１に示すように道路ＲＤ10に沿って道
路名の文字列「ＡＢＣ」を表示するものとする。
の道路名表示動作を図１０のフローチャートに従って説
明する。尚、図１１に示すように道路ＲＤ10に沿って道
路名の文字列「ＡＢＣ」を表示するものとする。
【００２９】まず、ＣＰＵ２８はＣＤ−ＲＯＭ制御部２
２を制御してＣＤ−ＲＯＭ２１から車両周辺の地図情報
をディスプレイコントローラ２９に読み出す。該ディス
プレイコントローラ２９は、前記地図情報に含まれる背
景レイヤに基づいて地図背景を表示するとともに、文字
レイヤに基づいて文字を表示する。この場合、道路ＲＤ
10を示す道路ＩＤを有する文字列「ＡＢＣ」は以下のよ
うに表示する。
２を制御してＣＤ−ＲＯＭ２１から車両周辺の地図情報
をディスプレイコントローラ２９に読み出す。該ディス
プレイコントローラ２９は、前記地図情報に含まれる背
景レイヤに基づいて地図背景を表示するとともに、文字
レイヤに基づいて文字を表示する。この場合、道路ＲＤ
10を示す道路ＩＤを有する文字列「ＡＢＣ」は以下のよ
うに表示する。
【００３０】道路ＲＤ10の経緯度データに基づいて、画
面水平を基準として該道路ＲＤ10の表示角度θを0°〜1
80°の範囲に換算して求める（ステップＳ１０１）。
（ここではθ＝12°）
面水平を基準として該道路ＲＤ10の表示角度θを0°〜1
80°の範囲に換算して求める（ステップＳ１０１）。
（ここではθ＝12°）
【００３１】次に、ディスプレイコントローラ２９は上
記ステップＳ１０１において求めた道路表示角度θに対
応するフォント種類及びオフセット量をメモリ２５から
読み出す（ステップＳ１０２）。（ここでは、フォント
１，水平オフセット＋９（ドット），垂直オフセット＋
１（ドット）である。）
記ステップＳ１０１において求めた道路表示角度θに対
応するフォント種類及びオフセット量をメモリ２５から
読み出す（ステップＳ１０２）。（ここでは、フォント
１，水平オフセット＋９（ドット），垂直オフセット＋
１（ドット）である。）
【００３２】そして、ディスプレイコントローラ２９
は、道路ＲＤ10を示す道路ＩＤを有する文字列「ＡＢ
Ｃ」を、文字レイヤに含まれる表示位置Ｐｃから順番
に、上記ステップＳ１０２で読み出したフォントの種類
及びオフセットに基づいてフォントメモリ２４から該当
するフォントを読み出して配列し、前記道路ＲＤ10とと
もにビデオＲＡＭ３０に書き込む（ステップ１０３）。
は、道路ＲＤ10を示す道路ＩＤを有する文字列「ＡＢ
Ｃ」を、文字レイヤに含まれる表示位置Ｐｃから順番
に、上記ステップＳ１０２で読み出したフォントの種類
及びオフセットに基づいてフォントメモリ２４から該当
するフォントを読み出して配列し、前記道路ＲＤ10とと
もにビデオＲＡＭ３０に書き込む（ステップ１０３）。
【００３３】こうして、該ビデオＲＡＭ３０に記憶され
た画像が表示装置３１へ送られ、図１１に示す如く、道
路ＲＤ10に沿って文字列「ＡＢＣ」が表示される（ステ
ップ１０４）。
た画像が表示装置３１へ送られ、図１１に示す如く、道
路ＲＤ10に沿って文字列「ＡＢＣ」が表示される（ステ
ップ１０４）。
【００３４】以上のようにすれば、道路ＲＤ10の表示角
度に基づいて、メモリ２５からフォントの種類及びオフ
セット量を読み出し、該フォント種類及び該オフセット
量を使用して、前記道路ＲＤ10に対応する文字列「ＡＢ
Ｃ」を該道路ＲＤ10に沿って表示することができる。
尚、上述の実施例において、フォントメモリ２４に記憶
しているフォント種類の数を４種類としたが、フォント
種類の数は、その他の数であってもよい。以上本発明を
実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載し
た本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明
はこれらを排除するものではない。
度に基づいて、メモリ２５からフォントの種類及びオフ
セット量を読み出し、該フォント種類及び該オフセット
量を使用して、前記道路ＲＤ10に対応する文字列「ＡＢ
Ｃ」を該道路ＲＤ10に沿って表示することができる。
尚、上述の実施例において、フォントメモリ２４に記憶
しているフォント種類の数を４種類としたが、フォント
種類の数は、その他の数であってもよい。以上本発明を
実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載し
た本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明
はこれらを排除するものではない。
【００３５】
【発明の効果】以上、本発明によれば、１文字につき複
数種類の傾きのあるフォントを記憶し、画面に表示され
る直線の傾斜角度に基づいて文字列を構成する各文字の
フォントを前記複数種類のフォントの中から求めるとと
もに、該文字列における２つの隣接文字の垂直及び又は
水平方向の位置オフセット量を求め、該求められたフォ
ント及び位置オフセット量に従って文字列を直線に沿っ
て表示するから、文字の回転のための計算処理が不要で
あり、計算処理に過大な負担をかけずに短時間で道路等
直線に沿って文字列を表示することができる。
数種類の傾きのあるフォントを記憶し、画面に表示され
る直線の傾斜角度に基づいて文字列を構成する各文字の
フォントを前記複数種類のフォントの中から求めるとと
もに、該文字列における２つの隣接文字の垂直及び又は
水平方向の位置オフセット量を求め、該求められたフォ
ント及び位置オフセット量に従って文字列を直線に沿っ
て表示するから、文字の回転のための計算処理が不要で
あり、計算処理に過大な負担をかけずに短時間で道路等
直線に沿って文字列を表示することができる。
【図１】本発明の概略説明図である。
【図２】本発明を適用したナビゲーション装置の構成図
である。
である。
【図３】地図情報の説明図である。
【図４】道路と道路名表示の説明図である。
【図５】フォントの説明図である。
【図６】道路の表示角度に対するフォントの種類を表す
図である。
図である。
【図７】文字列「ＡＢＣ」の表示列である。
【図８】文字列の隣接する文字間のオフセット値と該文
字列の表示角度の関係説明図である。
字列の表示角度の関係説明図である。
【図９】道路の表示角度に対するフォント種類及びオフ
セット量を表す図である。
セット量を表す図である。
【図１０】本発明を適用したナビゲーション装置の道路
名表示動作のフローチャートである。
名表示動作のフローチャートである。
【図１１】本発明を適用したナビゲーション装置の道路
名表示の説明図である。
名表示の説明図である。
【図１２】従来の技術の説明図である。
２１・・ＣＤ−ＲＯＭ ２２・・ＣＤ−ＲＯＭ制御部 ２３・・位置測定装置 ２４・・フォントメモリ ２５・・メモリ ２６・・リモコン ２７・・リモコンインタフェース ２８・・ＣＰＵ ２９・・ディスプレイコントローラ ３０・・ビデオＲＡＭ ３１・・表示装置 ３２・・バス
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０９Ｇ 5/36 ５１０ Ｇ０９Ｇ 5/36 ５１０Ｂ // Ｇ０６Ｔ 1/00 Ｇ０６Ｆ 15/62 ３３５ Ｆターム(参考） 2C032 HB05 HC28 2F029 AA02 AB01 AC02 AC04 AC14 AC19 5B050 BA17 BA20 EA07 EA12 5C082 AA00 AA21 AA37 BA02 BB32 CA42 CA52 CA67 CA82 CB01 DA32 DA86 DA89 MM10 5H180 AA01 BB13 EE01 FF22 FF27
Claims (2)
- 【請求項１】 画面に表示される直線に沿って文字列を
表示する文字列表示方法において、 １文字につき複数種類の傾きのあるフォントを記憶し、 画面に表示される直線の傾斜角度を計算し、 該傾斜角度に基づいて、前記文字列を構成する各文字の
フォントを前記複数種類のフォント中から求めるととも
に、該文字列における２つの隣接文字の垂直及び又は水
平方向の位置オフセット量を求め、 該求められたフォント及び位置オフセット量に従って文
字列を直線に沿って表示することを特徴とする文字列表
示方法。 - 【請求項２】 直線の傾斜角度に応じて使用するフォン
ト種類及び前記位置オフセット量の対応表を予め作成し
ておき、前記計算された直線の傾斜角度に基づいて前記
対応表より該直線に沿って表示する文字のフォント種類
及び位置オフセット量を求めることを特徴とする請求項
１記載の文字列表示方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10193511A JP2000029450A (ja) | 1998-07-09 | 1998-07-09 | 文字列表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10193511A JP2000029450A (ja) | 1998-07-09 | 1998-07-09 | 文字列表示方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000029450A true JP2000029450A (ja) | 2000-01-28 |
Family
ID=16309285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10193511A Pending JP2000029450A (ja) | 1998-07-09 | 1998-07-09 | 文字列表示方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000029450A (ja) |
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-
1998
- 1998-07-09 JP JP10193511A patent/JP2000029450A/ja active Pending
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|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |