JP2000027953A - 減速機構付モータにおける減速機構の組付方法 - Google Patents

減速機構付モータにおける減速機構の組付方法

Info

Publication number
JP2000027953A
JP2000027953A JP10192006A JP19200698A JP2000027953A JP 2000027953 A JP2000027953 A JP 2000027953A JP 10192006 A JP10192006 A JP 10192006A JP 19200698 A JP19200698 A JP 19200698A JP 2000027953 A JP2000027953 A JP 2000027953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diameter
small
gear
tooth portion
counter gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10192006A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3806854B2 (ja
Inventor
Hideki Rikanji
秀 樹 理寛寺
Hiroshi Uchiyama
山 寛 内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Denki Kogyo KK
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jidosha Denki Kogyo KK filed Critical Jidosha Denki Kogyo KK
Priority to JP19200698A priority Critical patent/JP3806854B2/ja
Publication of JP2000027953A publication Critical patent/JP2000027953A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3806854B2 publication Critical patent/JP3806854B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1、第2のカウンタギヤとホイールギヤと
をギヤケースに同時的に組付けられることによって、生
産性の向上が図れる減速機構付モータにおける減速機構
の組付方法を提供する。 【解決手段】 ホイールギヤ11の第1の歯部11a
に、第1、第2のカウンタギヤ9、10の第1、第3の
小径歯部9a、10aを噛み合わせ、ホイールギヤ11
の第2の歯部11bに、第1、第3の小径歯部9a、1
0aに1/2ピッチの位相差をもつ第1、第2のカウン
タギヤ9、10の第2、第4の小径歯部9b、10bを
噛み合わせて、ホイールギヤ11に第1、第2のカウン
タギヤ9、10を保持させながら、ギヤケース3に組付
ける減速機構付モータ1における減速機構13の組付方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通電により回転
するアーマチュアに備えたアーマチュアシャフトの回転
を減速して出力する減速機構付モータにおける減速機構
の組付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通電により回転するアーマチュアに備え
たアーマチュアシャフトの回転を減速して出力する減速
機構付モータとしては、アーマチュアシャフトに第1、
第2のウオームが形成され、第1のウオームが第1のカ
ウンタギヤの大径歯部に噛合され、第2のウオームが第
2のカウンタギヤの大径歯部に噛合されており、第1の
カウンタギヤの小径歯部、第2のカウンタギヤの小径歯
部がホイールギヤにそれぞれ噛合され、このホイールギ
ヤが出力軸に固定されているものが特公昭62−385
76号により知られており、このような減速機構付モー
タにおける減速機構の組付方法としては、ギヤケース内
にアーマチュアシャフトの第1、第2のウオームを配置
し、第1のカウンタギヤの大径歯部を第1のウオームに
噛合わせるとともに、第2のカウンタギヤの大径歯部を
第2のウオームに噛合わせながら、第1、第2のカウン
タギヤをギヤケース内に組入れ、それから、第1のカウ
ンタギヤの小径歯部および第2のカウンタギヤの小径歯
部にホイールギヤの歯部を噛合わせながら、ホイールギ
ヤをギヤケース内に組入れる方法が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の減速
機構付モータにおける減速機構の組付方法においては、
第1、第2のカウンタギヤの大径歯部がそれぞれはす歯
の一段ギヤであり、第1、第2のカウンタギヤの小径歯
部がそれぞれ平歯の一段ギヤであり、ホイールギヤの歯
部が平歯の一段ギヤであることから、ホイールギヤとカ
ウンタギヤとを噛合わせたままの状態でギヤケース内に
組付けることが難しく、第1、第2のカウンタギヤを組
付ける行程およびホイールギヤを組付ける行程がそれぞ
れ別行程になって生産性の向上を図ることが難しいとい
う問題点があり、この問題点を解決することが課題にな
っていた。
【0004】
【発明の目的】この発明に係わる減速機構付モータにお
ける減速機構の組付方法は、第1、第2のカウンタギヤ
とホイールギヤとをギヤケースに同時的に組付けられる
ことによって、生産性の向上が図れる減速機構付モータ
における減速機構の組付方法を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わる減速機構付モータにおける減速機構の組付方法で
は、モータケースと、モータケースにねじ止めされたギ
ヤケースと、モータケースの内側に配置されたマグネッ
トと、マグネットの内周側にモータケースとギヤケース
とにより回転可能に支持されているとともに、通電によ
り回転するアーマチュアシャフトをもつアーマチュアを
備え、ギヤケース内に配置されたアーマチュアシャフト
にそれぞれ形成された第1のウオームおよび第2のウオ
ームと、上段に第1の小径歯部が形成された第1の小径
回転体をそなえ、且つ、中段に第1の小径歯部に1/2
ピッチの位相差をもつ第2の小径歯部が形成された第2
の小径回転体を第1の小径回転体に一体的に結合してそ
なえ、下段に第1のウオームに噛合される第1の大径歯
部が形成された第1の大径回転体をそなえた第1のカウ
ンタギヤと、上段に第3の小径歯部が形成された第3の
小径回転体をそなえ、且つ、中段に第3の小径歯部に1
/2ピッチの位相差をもつ第4の小径歯部が形成された
第4の小径回転体を第3の小径回転体に一体的に結合し
てそなえ、下段に第2のウオームに噛合される第2の大
径歯部が形成された第2の大径回転体をそなえた第2の
カウンタギヤと、上段に第1のカウンタギヤの第1の小
径歯部および第2のカウンタギヤの第3の小径歯部にそ
れぞれ噛合される第1の歯部が形成され、且つ、下段に
第1の歯部に1/2ピッチの位相差をもって第1の歯部
に一体的に結合され、第1のカウンタギヤの第2の小径
歯部および第2のカウンタギヤの第4の小径歯部にそれ
ぞれ噛合される第2の歯部が形成されたホイールギヤ
と、ホイールギヤに固定された出力軸とからなる減速機
構を備えた減速機構付モータにおける減速機構の組付方
法であって、アーマチュアシャフトの第1、第2のウオ
ームをギヤケース内に配置する第1行程と、アーマチュ
アシャフトの第1のウオームに第1のカウンタギヤの第
1の大径回転体に形成された第1の大径歯部を噛合わせ
るとともに、アーマチュアシャフトの第2のウオームに
第2のカウンタギヤの第2の大径回転体に形成された第
2の大径歯部を噛み合わせて第1の大径回転体および第
2の大径回転体をギヤケース内に配置する第2行程と、
ホイールギヤの第1の歯部に第1のカウンタギヤの第1
の小径歯部を噛合わせるとともにホイールギヤの第2の
歯部に第1のカウンタギヤの第2の小径歯部を噛合わ
せ、且つ、ホイールギヤの第1の歯部に第2のカウンタ
ギヤの第3の小径歯部を噛合わせるとともにホイールギ
ヤの第2の歯部に第2のカウンタギヤの第4の小径歯部
を噛合わせたホイールギヤと第1、第2のカウンタギヤ
のそれぞれの小径回転体とからなる組体をギヤケース上
に配置し、出力軸をギヤケースに挿通しながら組体をギ
ヤケース内に組み入れることによって、第1のカウンタ
ギヤの第2の小径回転体を第1のカウンタギヤの第1の
大径回転体に結合するとともに、第2のカウンタギヤの
第4の小径回転体を第2のカウンタギヤの第2の大径回
転体に結合する第3行程とからなる構成としたことを特
徴としている。
【0007】この発明の請求項2に係わる減速機構付モ
ータにおける減速機構の組付方法では、ギヤケースに
は、アーマチュアシャフトの一方側に第1の枢支軸が取
付けられているとともに、アーマチュアシャフトの他方
側に第2の枢支軸が取付けられ、第1のカウンタギヤに
は、第1の枢支軸が挿入配置され、第2の小径歯部の外
形に相似形状にして第2の小径歯部を回転不能に嵌入可
能な第1の嵌入部が形成され、第2のカウンタギヤに
は、第2の枢支軸が挿入配置され、第4の小径歯部の外
形に相似形状にして第4の小径歯部を回転不能に嵌入可
能な第2の嵌入部が形成されている構成としたことを特
徴としている。
【0008】この発明の請求項3に係わる減速機構付モ
ータにおける減速機構の組付方法では、第1のカウンタ
ギヤの第1の小径歯部および第2の小径歯部の中央部に
は、第1の枢支軸が挿通されることにより第1の枢支軸
により回転可能に支持される第1の枢支軸挿通孔が形成
され、第2のカウンタギヤの第3の小径歯部および第4
の小径歯部の中央部には、第2の枢支軸が挿通されるこ
とにより第2の枢支軸により回転可能に支持される第2
の枢支軸挿通孔が形成されている構成としたことを特徴
としている。
【0009】この発明の請求項4に係わる減速機構付モ
ータにおける減速機構の組付方法では、モータケース
と、モータケースにねじ止めされたギヤケースと、モー
タケースの内側に配置されたマグネットと、マグネット
の内周側にモータケースとギヤケースとにより回転可能
に支持されているとともに、通電により回転するアーマ
チュアシャフトをもつアーマチュアを備え、ギヤケース
内に配置されたアーマチュアシャフトにそれぞれ形成さ
れた第1のウオームおよび第2のウオームと、上段に第
1の小径歯部が形成された第1の小径回転体をそなえ、
且つ、中段に第1の小径歯部に1/2ピッチの位相差を
もつ第2の小径歯部が形成されていて第1の小径回転体
に一体的に結合された第2の小径回転体をそなえ、下段
に第1のウオームに噛合される第1の大径歯部が形成さ
れていて第2の小径回転体に一体的に結合された第1の
大径回転体をそなえた第1のカウンタギヤと、上段に第
3の小径歯部が形成された第3の小径回転体をそなえ、
且つ、中段に第3の小径歯部に1/2ピッチの位相差を
もつ第4の小径歯部が形成されていて第3の小径回転体
に一体的に結合された第4の小径回転体をそなえ、下段
に第2のウオームに噛合される第2の大径歯部が形成さ
れていて第4の小径回転体に一体的に結合された第2の
大径回転体をそなえた第2のカウンタギヤと、上段に第
1のカウンタギヤの第1の小径歯部および第2のカウン
タギヤの第3の小径歯部にそれぞれ噛合される第1の歯
部が形成され、且つ、下段に第1の歯部に1/2ピッチ
の位相差をもって第1の歯部に一体的に結合され、第1
のカウンタギヤの第2の小径歯部および第2のカウンタ
ギヤの第4の小径歯部にそれぞれ噛合される第2の歯部
が形成されたホイールギヤと、ホイールギヤに固定され
た出力軸とからなる減速機構を備えた減速機構付モータ
における減速機構の取付方法であって、ギヤケース内
に、アーマチュアシャフトの第1、第2のウオームを配
置する第1行程と、ホイールギヤの第1の歯部に第1の
カウンタギヤの第1の小径歯部を噛合わせるとともにホ
イールギヤの第2の歯部に第1のカウンタギヤの第2の
小径歯部を噛合わせ、且つ、ホイールギヤの第1の歯部
に第2のカウンタギヤの第3の小径歯部を噛合わせると
ともにホイールギヤの第2の歯部に第2のカウンタギヤ
の第4の小径歯部を噛合わせたホイールギヤと第1、第
2のカウンタギヤとからなる組体をギヤケース上に配置
し、出力軸をギヤケースに挿通しながら組体をギヤケー
ス内に組み入れることによって、アーマチュアシャフト
の第1のウオームに第1のカウンタギヤの第1の大径回
転体に形成された第1の大径歯部を噛合わせるととも
に、アーマチュアシャフトの第2のウオームに第2のカ
ウンタギヤの第2の大径回転体に形成された第2の大径
歯部を噛み合わせる第2行程とからなる構成としたこと
を特徴としている。
【0010】この発明の請求項5に係わる減速機構付モ
ータにおける減速機構の組付方法では、ギヤケースに
は、アーマチュアシャフトの一方側に第1の枢支軸が取
付けられているとともに、アーマチュアシャフトの他方
側に第2の枢支軸が取付けられ、第1のカウンタギヤに
は、第1の枢支軸が挿通されることにより第1の枢支軸
により回転可能に支持される第1の枢支軸挿通孔が形成
され、第2のカウンタギヤには、第2の枢支軸が挿通さ
れることにより第2の枢支軸により回転可能に支持され
る第2の枢支軸挿通孔が形成されている構成としたこと
を特徴としている。
【0011】
【発明の作用】この発明の請求項1、2、3、4、5に
係わる減速機構付モータにおける減速機構の組付方法に
おいて、第1のカウンタギヤは、第1の小径歯部が第2
の小径歯部に1/2ピッチの位相差をもつから、第1の
小径歯部のねじの谷のスラスト方向に第2の小径歯部の
ねじの山が配置される。第2のカウンタギヤは、第3の
小径歯部が第4の小径歯部に1/2ピッチの位相差をも
つから、第3の小径歯部のねじの谷のスラスト方向に第
4の小径歯部のねじの山が配置される。ホイールギヤ
は、第1の歯部が第2の歯部に1/2ピッチの位相差を
もつから、第1の歯部のねじの谷のスラスト方向に第2
の歯部のねじの山が配置される。それ故、ホイールギヤ
の第1の歯部に第1のカウンタギヤの第1の小径歯部を
噛合わせるとともにホイールギヤの第2の歯部に第1の
カウンタギヤの第2の小径歯部を噛合わせることによ
り、ホイールギヤの第2の歯部上に第1のカウンタギヤ
の第1の小径歯部が配置されるから、第1のカウンタギ
ヤがホイールギヤに保持される。また、ホイールギヤの
第1の歯部に第2のカウンタギヤの第3の小径歯部を噛
合わせるとともにホイールギヤの第2の歯部に第2のカ
ウンタギヤの第4の小径歯部を噛合わせることにより、
ホイールギヤの第2の歯部上に第2のカウンタギヤの第
3の小径歯部が配置されるから、第2のカウンタギヤが
ホイールギヤに保持される。そして、第1、第2のカウ
ンタギヤがホイールギヤにそれぞれ保持されている組体
がギヤケースに組付けられるだけで減速機構の組付けが
行われる。
【0012】
【実施例】図1ないし図6にはこの発明に係わる減速機
構付モータにおける減速機構の組付方法の第1実施例が
示されている。
【0013】この発明に係わる減速機構の組付方法が用
いられる減速機構付モータ1は、主として、モータケー
ス2、ギヤケース3、第1のマグネット4、第2のマグ
ネット5、アーマチュア6、アーマチュアシャフト1
6、第1のウオーム7、第2のウオーム8、第1のカウ
ンタギヤ9、第2のカウンタギヤ10、ホイールギヤ1
1、出力軸12から構成されており、第1のウオーム
7、第2のウオーム8、第1のカウンタギヤ9、第2の
カウンタギヤ10、ホイールギヤ11、出力軸12、ダ
ンパ30により減速機構13が構成されている。
【0014】モータケース2には、筒形のモータケース
本体2aの一端部にエンドキャップ2bが形成されてお
り、このエンドキャップ2bの内側に第1の軸受14が
取付けられている。この第1の軸受14により後述する
アーマチュアシャフト16の一端部が回転可能に支持さ
れている。モータケース本体2aの他端部には、フラン
ジ2cが形成されており、このフランジ2cがギヤケー
ス3の一端部にビス15によって固定されている。
【0015】モータケース本体2aの内側には、第1、
第2のマグネット4、5がそれぞれ固定されており、第
1、第2のマグネット4、5の内周側にアーマチュア6
が配置されている。アーマチュア6には、アーマチュア
シャフト16の一端部寄りに所定のスロット数のコイル
巻回部17aをもつアーマチュアコア17が固定され、
このアーマチュアコア17の近くにコンミュテータ18
が固定されている。コンミュテータ18には、アーマチ
ュアコア17のコイル巻回部17aと同数のコンミュテ
ータ片18aが備えられており、アーマチュア6には、
アーマチュアコア17のコイル巻回部17aのそれぞれ
に巻回され、コンミュテータ片18aのそれぞれに電気
的に接続されたアーマチュアコイル19が備えられてい
る。
【0016】アーマチュアシャフト16の他端部寄りに
は、第1のウオーム7、第2のウオーム8がそれぞれ形
成されている。第1のウオーム7は右捩じれであり、第
2のウオーム8は左捩じれである。
【0017】ギヤケース3の一端部には、ホルダベース
20が取付けられており、このホルダベース20には、
図2に示されるように、第1、第2のブラシ21、22
が装着された第1、第2のブラシホルダ23、24がそ
れぞれ取付けられている。
【0018】第1、第2のブラシホルダ23、24は図
示しないモータ制御回路にそれぞれ電気的に接続される
ため、モータ制御回路に備えられたスイッチがオン切換
えされると、第1のブラシホルダ23から第2のブラシ
ホルダ24に向け通電が行われてアーマチュアシャフト
16が正回転する。
【0019】ギヤケース3には、中央部にシャフト孔3
aが形成され、このシャフト孔3aに連通して減速機構
収容部3bが形成されている。シャフト孔3aには、第
2の軸受25が取付けられており、この第2の軸受25
によりアーマチュアシャフト16の中央部が回転可能に
支持されている。減速機構収容部3bには、ギヤケース
3の底面3cの中央に出力軸支持部3dが形成されてお
り、この出力軸支持部3dの外側に第1の枢支軸26、
第2の枢支軸27がそれぞれ離れた位置に固定されてい
る。第1の枢支軸26はアーマチュアシャフト16に形
成された第1のウオーム7側に配置され、これに反し
て、第2の枢支軸27はアーマチュアシャフト16に形
成された第2のウオーム8側に配置されている。減速機
構収容部3b内には、第1のカウンタギヤ9、第2のカ
ウンタギヤ10、ホイールギヤ11がそれぞれ収容され
ている。減速機構収容部3bは上面がギヤケースカバー
3eによって覆われている。
【0020】第1のカウンタギヤ9には、図5に示され
るように、第1の小径歯部9a、第2の小径歯部9b、
第1の大径歯部9cがそれぞれ備えられている。
【0021】第1の小径歯部9aは、第1のカウンタギ
ヤ9の上段に配置された第1の小径回転体9dの外周に
形成されており、10枚の歯数が選ばれている。
【0022】第2の小径歯部9bは、第1の小径回転体
9dに同心にして第1のカウンタギヤ9の中段に配置さ
れた第2の小径回転体9eの外周に形成されており、1
0枚の歯数が選ばれている。第2の小径歯部9bは、第
1の小径歯部9aに1/2ピッチの位相差をもって形成
されている。第2の小径回転体9eは、第1の小径回転
体9dよりも厚さ寸法が大きい。
【0023】第1の大径歯部9cは、第2の小径回転体
9eに同心にして第1のカウンタギヤ9の下段に配置さ
れた第1の大径回転体9fの外周に形成されており、3
0枚の歯数が選ばれている。
【0024】第1のカウンタギヤ9は、第1の小径回転
体9d、第2の小径回転体9eが一体成形により形成さ
れており、第1の小径回転体9d、第2の小径回転体9
eのそれぞれの中央に貫通孔の第1の枢支軸挿通孔9g
が形成されている。このとき、第1の小径回転体9dの
第1の小径歯部9aと第2の小径回転体9eの第2の小
径歯部9bとが1/2ピッチの位相差をもっているた
め、第1の小径歯部9aのねじの谷に対応した位置に第
2の小径歯部9bのねじの山が配置され、第1の小径歯
部9aのねじの山に対応した位置に第2の小径歯部9b
のねじの谷が配置されている。第1のカウンタギヤ9
は、第1の小径回転体9d、第2の小径回転体9eが接
合等の手段により一体的に結合して形成されてもよい。
【0025】第1のカウンタギヤ9には、第1の大径回
転体9fの中央に、第2の小径歯部9bの外形に相似形
状にして第2の小径歯部9bを回転不能に嵌入可能な第
1の嵌入部9hが形成されており、この第1の嵌入部9
hに第2の小径歯部9bが嵌入されることによって、第
1、第2の小径回転体9d、9eと第1の大径回転体9
fとが一体的に結合されている。第1、第2の小径回転
体9d、9eと第1の大径回転体9fとは接着等により
一体的に結合されていてもよい。
【0026】第1のカウンタギヤ9は、第1の枢支軸挿
通孔9gが第1の枢支軸26に挿通されることによっ
て、第1の枢支軸26により回転可能に支持されて、第
1の大径歯部9cが第1のウオーム7に噛合され、第1
の小径歯部9aが後述するホイールギヤ11の第1の歯
部11aに、第2の小径歯部9bが後述するホイールギ
ヤ11の第2の歯部11bにそれぞれ噛合される。
【0027】第2のカウンタギヤ10には、図5に示さ
れるように、第3の小径歯部10a、第4の小径歯部1
0b、第2の大径歯部10cがそれぞれ備えられてい
る。
【0028】第3の小径歯部10aは、第2のカウンタ
ギヤ10の上段に配置された第3の小径回転体10dの
外周に形成されており、10枚の歯数が選ばれている。
【0029】第4の小径歯部10bは、第3の小径回転
体10dに同心にして第2のカウンタギヤ10の中段に
配置された第4の小径回転体10eの外周に形成されて
おり、10枚の歯数が選ばれている。第4の小径歯部1
0bは、第3の小径歯部10aに1/2ピッチの位相差
をもって形成されている。第4の小径回転体10eは、
第3の小径回転体10dよりも厚さ寸法が大きい。
【0030】第2の大径歯部10cは、第4の小径回転
体10eに同心にして第2のカウンタギヤ10の下段に
配置された第2の大径回転体10fの外周に形成されて
おり、30枚の歯数が選ばれている。
【0031】第2のカウンタギヤ10は、第3の小径回
転体10d、第4の小径回転体10bが一体成形により
形成されており、第3の小径回転体10d、第4の小径
回転体10bのそれぞれの中央に貫通孔の第2の枢支軸
挿通孔10gが形成されている。このとき、第3の小径
回転体10dの第3の小径歯部10aと第4の小径回転
体10eの第4の小径歯部10bとが1/2ピッチの位
相差をもっているため、第3の小径歯部10aのねじの
谷に対応した位置に第4の小径歯部10bのねじの山が
配置され、第3の小径歯部10aのねじの山に対応した
位置に第4の小径歯部10bのねじの谷が配置されてい
る。第2のカウンタギヤ10は、第3の小径回転体10
d、第4の小径回転体10bが接合等の手段により一体
的に結合して形成されてもよい。
【0032】第2のカウンタギヤ10には、第2の大径
回転体10fの中央に、第4の小径歯部10bの外形に
相似形状にして第4の小径歯部10bを回転不能に嵌入
可能な第2の嵌入部10hが形成されており、この第2
の嵌入部10hに第4の小径歯部10bが嵌入されるこ
とによって、第3、第4の小径回転体10d、10eと
第2の大径回転体10fとが一体的に結合されている。
第3、第4の小径回転体10d、10eと第2の大径回
転体10fとは接着等により一体的に結合されていても
よい。
【0033】第2のカウンタギヤ10は、第2の枢支軸
挿通孔10gが第2の枢支軸27に挿通されることによ
って、第2の枢支軸27により回転可能に支持されて、
第2の大径歯部10cが第2のウオーム8に噛合され、
第3の小径歯部10aが後述するホイールギヤ11の第
1の歯部11aに、第4の小径歯部10bが後述するホ
イールギヤ11の第2の歯部11bにそれぞれ噛合され
る。
【0034】一方、ホイールギヤ11には、図5に示さ
れるように、第1の歯部11a、第2の歯部11bがそ
れぞれ備えられている。
【0035】第1の歯部11aは、ホイールギヤ11の
上段に配置された第1の回転体11cの外周に形成され
ており、72枚の歯数が選ばれている。
【0036】第2の歯部11bは、第1の回転体11c
に同心にしてホイールギヤ11の下段に配置された第2
の回転体11dの外周に形成されており、72枚の歯数
が選ばれている。第2の歯部11bは、第1の歯部11
aに1/2ピッチの位相差をもって形成されている。
【0037】ホイールギヤ11は、第1の回転体11
c、第2の回転体11dが一体成形により形成されてお
り、第1の回転体11c、第2の回転体11dのそれぞ
れの中央に弾性部材により成形されたダンパ30が嵌め
付けられており、このダンパ30の中央部に結合された
ハブ31に出力軸12が固定されている。出力軸12
は、ギヤケース3の出力軸支持部3d、ギヤケースカバ
ー3eに取付けられた出力軸支持部3e1によって回転
可能に支持されているハブ31に固定されており、端部
がギヤケース3の外側に突出している。出力軸12に
は、負荷が結合される。ホイールギヤ11は、出力軸1
2の軸方向に移動不能に支持されている。ホイールギヤ
11は、第1の回転体11c、第2の回転体11dが接
合等の手段により一体的に形成されてもよい。
【0038】ホイールギヤ11は、第1の回転体11c
の第1の歯部11aと第2の回転体11dの第2の歯部
11bとが1/2ピッチの位相差をもっているため、第
1の歯部11aのねじの谷の出力軸12の軸方向に第2
の歯部11bのねじの山が配置され、第1の歯部11a
のねじの山の出力軸12の軸方向に第2の歯部11bの
ねじの谷が配置されている。
【0039】ホイールギヤ11は、出力軸12とともに
ギヤケース3の出力軸支持部3dにより回転可能に支持
されて、第1の歯部11aに第1のカウンタギヤ9の第
1の小径歯部9a、第2のカウンタギヤ10の第3の小
径歯部10aがそれぞれ噛合されているとともに、第2
の歯部11bに第1のカウンタギヤ9の第2の小径歯部
9b、第2のカウンタギヤ10の第4の小径歯部10b
がそれぞれ噛合されている。
【0040】減速機構13では、アーマチュアシャフト
16が正回転すると、第1のウオーム7から第1のカウ
ンタギヤ9の第1の大径歯部9cにアーマチュアシャフ
ト16の回転力が伝達されて第1のカウンタギヤ9が正
回転するとともに、第2のウオーム8から第2のカウン
タギヤ10の第2の大径歯部10cにアーマチュアシャ
フト16の回転力が伝達されて第2のカウンタギヤ10
が正回転し、第1のカウンタギヤ9の第1の小径歯部9
a、第2のカウンタギヤ10の第3の小径歯部10aの
それぞれからホイールギヤ11の第1の歯部11aに回
転力が伝達されるとともに、第1のカウンタギヤ9の第
2の小径歯部9b、第2のカウンタギヤ10の第4の小
径歯部10bのそれぞれからホイールギヤ11の第2の
歯部11bに回転力が伝達されることによって、ホイー
ルギヤ11が正回転する。
【0041】ホイールギヤ11は、出力軸12の軸方向
にわずかにしか移動できないように支持されており、第
1のカウンタギヤ9は、第1の小径歯部9aのねじの山
がスラスト方向にホイールギヤ11の第2の歯部11b
のねじの山に当接するとともに、第2の小径歯部9bの
ねじの山がスラスト方向にホイールギヤ11の第1の歯
部11aのねじの山に当接しているから、アーマチュア
シャフト16の正回転によってホイールギヤ11が正回
転する際、第1のウオーム7により、スラスト方向へ押
圧移動させる力が第1のカウンタギヤ9に与えられて
も、第1のカウンタギヤ9はホイールギヤ11によって
支持されるので、第1のカウンタギヤ9は、軸方向へ移
動できない。
【0042】同時に、第2のカウンタギヤ10は、第3
の小径歯部10aのねじの山がスラスト方向にホイール
ギヤ11の第2の歯部11bのねじの山に当接するとと
もに、第4の小径歯部10bのねじの山がスラスト方向
にホイールギヤ11の第1の歯部11aのねじの山に当
接しているから、アーマチュアシャフト16の正回転に
よってホイールギヤ11が正回転する際、第2のウオー
ム8により、スラスト方向へ押圧移動させる力が第2の
カウンタギヤ10に与えられても、第2のカウンタギヤ
10はホイールギヤ11によって支持されるので、第2
のカウンタギヤ10は、軸方向へ移動できない。
【0043】減速機構13では、アーマチュアシャフト
16が逆回転した場合、第1、第2のカウンタギヤ9、
10が上記とは反対のスラスト方向、すなわち、第1の
カウンタギヤ9がギヤケース3の底面3c側に移動しな
いのでがたつくことがないとともに、第2のカウンタギ
ヤ10がギヤケースカバー3e側に移動しないのでがた
つくことがない。
【0044】また、減速機構13では、第1、第2のカ
ウンタギヤ9、10とホイールギヤ11との噛合率が、
第1のカウンタギヤ9の2段の第1、第2の小径歯部9
a、9b、第2のカウンタギヤ10の2段の第3、第4
の小径歯部10a、10b、ホイールギヤ11の2段の
第1、第2の歯部11a、11bによって定められるか
ら、第1、第2のカウンタギヤ、ホイールギヤにそれぞ
れ一段の歯部が形成されているものと比べて、同一の外
形であっても2倍の歯数になるので、第1、第2のカウ
ンタギヤ9、10、ホイールギヤ11のそれぞれの外形
が小さくても同一の噛合率が得られるから、第1、第2
のカウンタギヤ9、10およびホイールギヤ11のそれ
ぞれの歯数が少なくて良くなり、結果的に、第1、第2
のカウンタギヤ9、10およびホイールギヤ11のそれ
ぞれに小径のものが用いられる。
【0045】このような構造の減速機構付モータ1の減
速機構13は、図3ないし図6に示されるようにしてギ
ヤケース3の減速機構収容部3bに組付けられる。
【0046】図3に示される第1行程では、ギヤケース
3の減速機構収容部3b内に、アーマチュアシャフト1
6に形成された第1、第2のウオーム7、8がそれぞれ
配置される。このとき、ギヤケース3の減速機構収容部
3b内には、アーマチュアシャフト16の一方側である
第1のウオーム7側に第1の枢支軸26が配置されてい
るとともに、アーマチャアシャフト16の他方側である
第2のウオーム8側に第2の枢支軸27が配置されてい
る。
【0047】第1行程に続いて実行される第2行程で
は、図4に示されるように、第1のカウンタギヤ9の第
1の大径回転体9fに形成された第1の嵌入部9hが第
1の枢支軸26に挿通されて、この第1の大径回転体9
fの第1の大径歯部9cがアーマチュアシャフト16の
第1のウオーム7に噛合わされるとともに、第2のカウ
ンタギヤ10の第2の大径回転体10fに形成された第
2の嵌入部10hが第2の枢支軸27に挿通されて、こ
の第2の大径回転体10fの第2の大径歯部10cがア
ーマチュアシャフト16の第2のウオーム7に噛合わさ
れることによって、第1のカウンタギヤ9の第1の大径
回転体9f、第2のカウンタギヤ10の第2の大径回転
体10fのそれぞれがギヤケース3の減速機構収容部3
b内に組付けられる。
【0048】第2行程では、第1、第2のカウンタギヤ
9、10は、第1、第2の嵌入部9h、10hが第1、
第2の枢支軸26、27にそれぞれ挿通されただけで支
持されていないが、第1、第2の枢支軸26、27が第
1、第2の嵌入部9h、10hの中央位置にそれぞれ配
置される。
【0049】第2行程に続いて実行される第3行程で
は、図5に示されるように、ホイールギヤ11の第1の
歯部11a上の所定位置でホイールギヤ11の第1の歯
部11aに第1のカウンタギヤ9の第1の小径歯部9a
が噛合わされるとともにホイールギヤ11の第2の歯部
11bに第1のカウンタギヤ9の第2の小径歯部9bが
それぞれ噛合わされることによってホイールギヤ11に
第1のカウンタギヤ9の第1、第2の小径回転体9d、
9eがそれぞれ保持され、且つ、ホイールギヤ11の第
1の歯部11a上の第1のカウンタギヤ9とは異なる所
定位置でホイールギヤ11の第1の歯部11aに第2の
カウンタギヤ10の第3の小径歯部10aが噛合わされ
るとともにホイールギヤ11の第2の歯部11bに第2
のカウンタギヤ10の第4の小径歯部10bが噛合わさ
れることによってホイールギヤ11に第2のカウンタギ
ヤ10の第3、第4の小径回転体10d、10eがそれ
ぞれ保持されて、ホイールギヤ11と、第1のカウンタ
ギヤ9の第1、第2の小径回転体9d、9eと、第2の
カウンタギヤ10の第3、第4の小径回転体10d、1
0eとからなる組体50がギヤケース3の減速機構収容
部3bの上方に配置される。
【0050】そして、この第3行程では、図6に示され
るように、上記の組体50が下方に移動されることによ
って、第1の枢支軸26に第1のカウンタギヤ9の第
1、第2の小径回転体9d、9eに形成された第1の枢
支軸挿通孔9gが挿通されるとともに、第2の枢支軸2
7に第2のカウンタギヤ10の第3、第4の小径回転体
10d、10eに形成された第2の枢支軸挿通孔10g
が挿通され、ホイールギヤ11に固定された出力軸12
がギヤケース3の出力軸支持部3d内に挿入され、第2
の小径回転体9eが第1の大径回転体9fの第1の嵌入
部9hに、第4の小径回転体10eが第2の大径回転体
10fの第2の嵌入部10hにそれぞれ嵌入されること
によって、第1、第2の小径回転体9d、9eが第1の
大径回転体9fに、第3、第4の小径回転体10d、1
0eが第2の大径回転体10fにそれぞれ一体的に結合
され、第1、第3の小径歯部9a、10aが第1の歯部
11aに、第2、第4の小径歯部9b、10bが第2の
歯部11bにそれぞれ噛合しているホイールギヤ11が
第1、第2のカウンタギヤ9、10のそれぞれの大径回
転体9f、10f上に配置されて減速機構13の組付け
が完了する。
【0051】上述した組立方法によれば、ホイールギヤ
11に第1のカウンタギヤ9の第1、第2の小径回転体
9d、9eおよび第3、第4の小径回転体10d、10
eがそれぞれ保持されている状態でギヤケース3に組付
けられるため、従来のもののように、第1、第2のカウ
ンタギヤを組付ける工程およびホイールギヤを組付ける
工程がそれぞれ別工程になることがないから、極めて簡
潔に組付が行われる。
【0052】このような構造の減速機構付モータ1は、
ギヤケース3が図示しない車体パネルにねじ止めされ、
ギヤケース3から突出した出力軸12に図示しない負荷
が結合され、第1、第2のブラシホルダ23、24がモ
ータ制御回路に電気的に接続されて車両に搭載される。
【0053】モータ制御回路に備えられたスイッチがオ
ン切換えされると、第1のブラシホルダ23から第2の
ブラシホルダ24に向け通電が行われてアーマチュアシ
ャフト16が正回転するから、第1、第2のウオーム
7、8が正回転し、第1、第2のウオーム7、8の正回
転によって、第1のカウンタギヤ9、第2のカウンタギ
ヤ10がそれぞれ正回転し、第1、第2のカウンタギヤ
9、10の正回転によってホイールギヤ11が正回転し
て出力軸12が正回転し、負荷が駆動される。
【0054】アーマチュアシャフト16が正回転する
際、第1のカウンタギヤ9は、第1の小径歯部9aのね
じの谷の第1の枢支軸挿通孔9gの孔方向に相当するス
ラスト方向にホイールギヤ11の第2の歯部11bのね
じの山が配置されるとともに、第2の小径歯部9bのね
じの谷のスラスト方向にホイールギヤ11の第1の歯部
11aのねじの山が配置されることによって、スラスト
方向への移動が阻止されて、ギヤケースカバー3e側に
移動してがたつくことがなく、第2のカウンタギヤ10
は、第3の小径歯部10aのねじの谷の第2の枢支軸挿
通孔10gの孔方向に相当するスラスト方向にホイール
ギヤ11の第2の歯部11bのねじの山が配置されると
ともに、第4の小径歯部10bのねじの谷のスラスト方
向にホイールギヤ11の第1の歯部11aのねじの山が
配置されることによって、スラスト方向への移動が阻止
されて、ギヤケース3の底面3c側に移動してがたつく
ことがない。
【0055】また、アーマチュアシャフト16が逆回転
する際、第1、第2のカウンタギヤ9、10が上記とは
反対のスラスト方向、すなわち、第1のカウンタギヤ9
がギヤケース3の底面3c側に移動してがたつくことが
ないとともに、第2のカウンタギヤ10がギヤケースカ
バー3e側に移動してがたつくことがないものとなり、
アーマチュアシャフト16の正回転、逆回転のいずれの
場合にも、第1、第2のカウンタギヤ9、10は、がた
つくことなく回転するものとなる。
【0056】そして、減速機構13では、第1のカウン
タギヤ9の2段の第1、第2の小径歯部9a、9bと、
第2のカウンタギヤ10の2段の第3、第4の小径歯部
10a、10bと、ホイールギヤ11の2段の第1、第
2の歯部11a、11bとによって第1、第2のカウン
タギヤ9、10とホイールギヤ11との噛合率が定めら
れることによって、従来のもののように、第1、第2の
カウンタギヤ、ホイールギヤにそれぞれ一段の歯部が形
成されているものと比べて、同一の外形であっても2倍
の歯数になるので、第1、第2のカウンタギヤ9、1
0、ホイールギヤ11のそれぞれの外形が小さくても高
い噛合率が得られ、第1、第2のカウンタギヤ9、10
およびホイールギヤ11のそれぞれの歯数が少なくなっ
て、第1、第2のカウンタギヤ9、10およびホイール
ギヤ11のそれぞれに小径のものが用いられるものとな
る。
【0057】図7にはこの発明に係わる減速機構付モー
タにおける減速機構の組付方法の第2実施例が示されて
いる。
【0058】この場合、減速機構13の一部を構成する
第1のカウンタギヤ9には、第1の小径歯部9aが形成
された第1の小径回転体9d、第2の小径歯部9bが形
成された第2の小径回転体9e、第1の大径歯部9cが
形成された第1の大径回転体9fが一体成形され、減速
機構13の他の一部を構成する第2のカウンタギヤ10
には、第3の小径歯部10aが形成された第3の小径回
転体10d、第4の小径歯部10bが形成された第4の
小径回転体10e、第2の大径歯部10cが形成された
第2の大径回転体10fが一体成形されている。また、
第1のカウンタギヤ9には、第1、第2の小径回転体9
d、9eおよび第1の大径回転体9fを貫通する丸孔の
第1の枢支軸挿通孔9iが形成され、第2のカウンタギ
ヤ10には、第3、第4の小径回転体10d、10eお
よび第2の大径回転体10fを貫通する丸孔の第2の枢
支軸挿通孔10iが形成されており、他の部位は第1実
施例と同様になっている。
【0059】この場合の減速機構付モータ1の減速機構
13がギヤケース3の減速機構収容部3bに組付けられ
るに際し、第1行程では、ギヤケース3の減速機構収容
部3b内に、アーマチュアシャフト16に形成された第
1、第2のウオーム7、8がそれぞれ配置される。この
とき、ギヤケース3の減速機構収容部3b内には、アー
マチュアシャフト16の一方側である第1のウオーム7
側に第1の枢支軸26が配置されているとともに、アー
マチャアシャフト16の他方側である第2のウオーム8
側に第2の枢支軸27が配置されている。この第1行程
は、第1実施例で示した図3と同様であるため、図示は
省略される。
【0060】第1行程に続いて実行される第2行程で
は、図7に示されるように、ホイールギヤ11の第1の
歯部11a上の所定位置でホイールギヤ11の第1の歯
部11aに第1のカウンタギヤ9の第1の小径歯部9a
が噛合わされるとともにホイールギヤ11の第2の歯部
11bに第1のカウンタギヤ9の第2の小径歯部9bが
それぞれ噛合わされることによって、ホイールギヤ11
に第1のカウンタギヤ9が保持され、且つ、ホイールギ
ヤ11の第1の歯部11a上の第1のカウンタギヤ9と
は異なる所定位置でホイールギヤ11の第1の歯部11
aに第2のカウンタギヤ10の第3の小径歯部10aが
噛合わされるとともにホイールギヤ11の第2の歯部1
1bに第2のカウンタギヤ10の第4の小径歯部10b
が噛合わされることによって、ホイールギヤ11に第2
のカウンタギヤ10が保持されて、ホイールギヤ11
と、第1のカウンタギヤ9の第1、第2の小径回転体9
d、9eと、第1のカウンタギヤ9の第1の大径回転体
9fと、第2のカウンタギヤ10の第3、第4の小径回
転体10d、10eと、第2のカウンタギヤ10の第1
の大径回転体10fとからなる組体50がギヤケース3
の減速機構収容部3bの上方に配置される。
【0061】そして、この第2行程では、上記の組体5
0が下方に移動されることによって、第1の枢支軸26
に第1のカウンタギヤ9の第1の枢支軸挿通孔9iが挿
通されるとともに、第2の枢支軸27に第2のカウンタ
ギヤ10の第2の枢支軸挿通孔10iが挿通され、ホイ
ールギヤ11に固定された出力軸12がギヤケース3の
出力軸支持部3d内に挿入され、第1のカウンタギヤ9
の第1の大径歯部9cが第1のウオーム7に噛合される
とともに、第2のカウンタギヤ10の第2の大径歯部1
0cが第2のウオーム8に噛合されることによって、ホ
イールギヤ11、第1のカウンタギヤ9、第2のカウン
タギヤ10がギヤケース3の減速機構収容部3bに組付
けられる。
【0062】上述した組立方法によれば、ホイールギヤ
11に第1のカウンタギヤ9の第1、第2の小径回転体
9d、9e、第1のカウンタギヤ9の第1の大径回転体
9fおよび第2のカウンタギヤ10の第3、第4の小径
回転体10d、19e、第2のカウンタギヤ10の第2
の大径回転体10fがそれぞれ保持されている状態でギ
ヤケース3に組付けられるため、従来のもののように、
第1、第2のカウンタギヤを組付ける工程およびホイー
ルギヤを組付ける工程がそれぞれ別工程になることがな
いから、極めて簡潔に組付が行われる。
【0063】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1、2、3、4、5に係わる減速機構付モータにお
ける減速機構の組付方法によれば、第1のカウンタギヤ
は、第1の小径歯部が第2の小径歯部に1/2ピッチの
位相差をもつから、第1の小径歯部のねじの谷のスラス
ト方向に第2の小径歯部のねじの山が配置される。第2
のカウンタギヤは、第3の小径歯部が第4の小径歯部に
1/2ピッチの位相差をもつから、第3の小径歯部のね
じの谷のスラスト方向に第4の小径歯部のねじの山が配
置される。ホイールギヤは、第1の歯部が第2の歯部に
1/2ピッチの位相差をもつから、第1の歯部のねじの
谷のスラスト方向に第2の歯部のねじの山が配置され
る。それ故、ホイールギヤの第1の歯部に第1のカウン
タギヤの第1の小径歯部を噛合わせるとともにホイール
ギヤの第2の歯部に第1のカウンタギヤの第2の小径歯
部を噛合わせることにより、ホイールギヤの第2の歯部
上に第1のカウンタギヤの第1の小径歯部が配置される
から、第1のカウンタギヤがホイールギヤに保持され
る。また、ホイールギヤの第1の歯部に第2のカウンタ
ギヤの第3の小径歯部を噛合わせるとともにホイールギ
ヤの第2の歯部に第2のカウンタギヤの第4の小径歯部
を噛合わせることにより、ホイールギヤの第2の歯部上
に第2のカウンタギヤの第3の小径歯部が配置されるか
ら、第2のカウンタギヤがホイールギヤに保持される。
そして、第1、第2のカウンタギヤがホイールギヤにそ
れぞれ保持されている組体がギヤケースに組付けられる
だけで減速機構の組付けが行われる。よって、第1、第
2のカウンタギヤとホイールギヤとをギヤケースに同時
的に組付けられることによって、生産性の向上が図れる
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる減速機構付モータにおける減
速機構の組付方法の第1実施例においての減速機構付モ
ータの内部構造を説明する横断平面図である。
【図2】図1に示した減速機構付モータの縦断正面図で
ある。
【図3】図1に示した減速機構付モータにおける減速機
構の組付方法の手順を説明する外観斜視図である。
【図4】図1に示した減速機構付モータにおける減速機
構の組付方法の手順を説明する外観斜視図である。
【図5】図1に示した減速機構付モータにおける減速機
構の組付方法の手順を説明する外観斜視図である。
【図6】図1に示した減速機構付モータにおける減速機
構の組付方法の手順を説明する外観斜視図である。
【図7】この発明に係わる減速機構付モータにおける減
速機構の組付方法の第2実施例においての手順を説明す
る外観斜視図である。
【符号の説明】
1 減速機構付モータ 2 モータケース 3 ギヤケース 4 (マグネット)第1のマグネット 5 (マグネット)第2のマグネット 6 アーマチュア 7 第1のウオーム 8 第2のウオーム 9 第1のカウンタギヤ 9a 第1の小径歯部 9b 第2の小径歯部 9c 第1の大径歯部 9d 第1の小径回転体 9e 第2の小径回転体 9f 第1の大径回転体 9g 第1の枢支軸挿通孔 9h 第1の嵌入部 9i 第1の枢支軸挿通孔 10 第2のカウンタギヤ 10a 第3の小径歯部 10b 第4の小径歯部 10c 第2の大径歯部 10d 第3の小径回転体 10e 第4の小径回転体 10f 第2の大径回転体 10g 第2の枢支軸挿通孔 10h 第2の嵌入部 10i 第2の枢支軸挿通孔 11 ホイールギヤ 11a 第1の歯部 11b 第2の歯部 12 出力軸 13 減速機構 16 アーマチュアシャフト 26 第1の枢支軸 27 第2の枢支軸 50 組体
フロントページの続き Fターム(参考) 3J009 DA13 EA05 EA11 EA19 EA25 EA44 EB01 EC05 FA14 5H607 AA00 BB01 BB14 CC03 DD08 DD17 DD19 EE32 EE36 JJ05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータケースと、 上記モータケースにねじ止めされたギヤケースと、 上記モータケースの内側に配置されたマグネットと、 上記マグネットの内周側に上記モータケースと上記ギヤ
    ケースとにより回転可能に支持されているとともに、通
    電により回転するアーマチュアシャフトをもつアーマチ
    ュアを備え、 上記ギヤケース内に配置された上記アーマチュアシャフ
    トにそれぞれ形成された第1のウオームおよび第2のウ
    オームと、 上段に第1の小径歯部が形成された第1の小径回転体を
    そなえ、且つ、中段に該第1の小径歯部に1/2ピッチ
    の位相差をもつ第2の小径歯部が形成された第2の小径
    回転体を該第1の小径回転体に一体的に結合してそな
    え、下段に上記第1のウオームに噛合される第1の大径
    歯部が形成された第1の大径回転体をそなえた第1のカ
    ウンタギヤと、 上段に第3の小径歯部が形成された第3の小径回転体を
    そなえ、且つ、中段に該第3の小径歯部に1/2ピッチ
    の位相差をもつ第4の小径歯部が形成された第4の小径
    回転体を該第3の小径回転体に一体的に結合してそな
    え、下段に上記第2のウオームに噛合される第2の大径
    歯部が形成された第2の大径回転体をそなえた第2のカ
    ウンタギヤと、 上段に上記第1のカウンタギヤの第1の小径歯部および
    上記第2のカウンタギヤの第3の小径歯部にそれぞれ噛
    合される第1の歯部が形成され、且つ、下段に該第1の
    歯部に1/2ピッチの位相差をもって該第1の歯部に一
    体的に結合され、上記第1のカウンタギヤの第2の小径
    歯部および上記第2のカウンタギヤの第4の小径歯部に
    それぞれ噛合される第2の歯部が形成されたホイールギ
    ヤと、 上記ホイールギヤに固定された出力軸とからなる減速機
    構を備えた減速機構付モータにおける減速機構の組付方
    法であって、 上記アーマチュアシャフトの第1、第2のウオームを上
    記ギヤケース内に配置する第1行程と、 上記アーマチュアシャフトの第1のウオームに上記第1
    のカウンタギヤの第1の大径回転体に形成された第1の
    大径歯部を噛合わせるとともに、該アーマチュアシャフ
    トの第2のウオームに上記第2のカウンタギヤの第2の
    大径回転体に形成された第2の大径歯部を噛み合わせて
    該第1の大径回転体および第2の大径回転体をギヤケー
    ス内に配置する第2行程と、 上記ホイールギヤの第1の歯部に上記第1のカウンタギ
    ヤの第1の小径歯部を噛合わせるとともに該ホイールギ
    ヤの第2の歯部に該第1のカウンタギヤの第2の小径歯
    部を噛合わせ、且つ、該ホイールギヤの第1の歯部に上
    記第2のカウンタギヤの第3の小径歯部を噛合わせると
    ともに該ホイールギヤの第2の歯部に該第2のカウンタ
    ギヤの第4の小径歯部を噛合わせたホイールギヤと第
    1、第2のカウンタギヤのそれぞれの小径回転体とから
    なる組体をギヤケース上に配置し、上記出力軸を上記ギ
    ヤケースに挿通しながら該組体をギヤケース内に組み入
    れることによって、該第1のカウンタギヤの第2の小径
    回転体を第1のカウンタギヤの第1の大径回転体に結合
    するとともに、該第2のカウンタギヤの第4の小径回転
    体を第2のカウンタギヤの第2の大径回転体に結合する
    第3行程とからなることを特徴とする減速機構付モータ
    における減速機構の組付方法。
  2. 【請求項2】 ギヤケースには、アーマチュアシャフト
    の一方側に第1の枢支軸が取付けられているとともに、
    アーマチュアシャフトの他方側に第2の枢支軸が取付け
    られ、 第1のカウンタギヤには、上記第1の枢支軸が挿入配置
    され、第2の小径歯部の外形に相似形状にして該第2の
    小径歯部を回転不能に嵌入可能な第1の嵌入部が形成さ
    れ、 第2のカウンタギヤには、上記第2の枢支軸が挿入配置
    され、第4の小径歯部の外形に相似形状にして該第4の
    小径歯部を回転不能に嵌入可能な第2の嵌入部が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の減速機構付
    モータにおける減速機構の組付方法。
  3. 【請求項3】 第1のカウンタギヤの第1の小径歯部お
    よび第2の小径歯部の中央部には、第1の枢支軸が挿通
    されることにより該第1の枢支軸により回転可能に支持
    される第1の枢支軸挿通孔が形成され、 第2のカウンタギヤの第3の小径歯部および第4の小径
    歯部の中央部には、第2の枢支軸が挿通されることによ
    り該第2の枢支軸により回転可能に支持される第2の枢
    支軸挿通孔が形成されていることを特徴とする請求項1
    または2に記載の減速機構付モータにおける減速機構の
    組付方法。
  4. 【請求項4】 モータケースと、 上記モータケースにねじ止めされたギヤケースと、 上記モータケースの内側に配置されたマグネットと、 上記マグネットの内周側に上記モータケースと上記ギヤ
    ケースとにより回転可能に支持されているとともに、通
    電により回転するアーマチュアシャフトをもつアーマチ
    ュアを備え、 上記ギヤケース内に配置された上記アーマチュアシャフ
    トにそれぞれ形成された第1のウオームおよび第2のウ
    オームと、 上段に第1の小径歯部が形成された第1の小径回転体を
    そなえ、且つ、中段に該第1の小径歯部に1/2ピッチ
    の位相差をもつ第2の小径歯部が形成されていて該第1
    の小径回転体に一体的に結合された第2の小径回転体を
    そなえ、下段に上記第1のウオームに噛合される第1の
    大径歯部が形成されていて該第2の小径回転体に一体的
    に結合された第1の大径回転体をそなえた第1のカウン
    タギヤと、 上段に第3の小径歯部が形成された第3の小径回転体を
    そなえ、且つ、中段に該第3の小径歯部に1/2ピッチ
    の位相差をもつ第4の小径歯部が形成されていて該第3
    の小径回転体に一体的に結合された第4の小径回転体を
    そなえ、下段に上記第2のウオームに噛合される第2の
    大径歯部が形成されていて該第4の小径回転体に一体的
    に結合された第2の大径回転体をそなえた第2のカウン
    タギヤと、 上段に上記第1のカウンタギヤの第1の小径歯部および
    上記第2のカウンタギヤの第3の小径歯部にそれぞれ噛
    合される第1の歯部が形成され、且つ、下段に該第1の
    歯部に1/2ピッチの位相差をもって該第1の歯部に一
    体的に結合され、上記第1のカウンタギヤの第2の小径
    歯部および上記第2のカウンタギヤの第4の小径歯部に
    それぞれ噛合される第2の歯部が形成されたホイールギ
    ヤと、 上記ホイールギヤに固定された出力軸とからなる減速機
    構を備えた減速機構付モータにおける減速機構の取付方
    法であって、 上記ギヤケース内に、上記アーマチュアシャフトの第
    1、第2のウオームを配置する第1行程と、 上記ホイールギヤの第1の歯部に上記第1のカウンタギ
    ヤの第1の小径歯部を噛合わせるとともに該ホイールギ
    ヤの第2の歯部に該第1のカウンタギヤの第2の小径歯
    部を噛合わせ、且つ、該ホイールギヤの第1の歯部に上
    記第2のカウンタギヤの第3の小径歯部を噛合わせると
    ともに該ホイールギヤの第2の歯部に該第2のカウンタ
    ギヤの第4の小径歯部を噛合わせたホイールギヤと第
    1、第2のカウンタギヤとからなる組体をギヤケース上
    に配置し、上記出力軸を上記ギヤケースに挿通しながら
    該組体をギヤケース内に組み入れることによって、上記
    アーマチュアシャフトの第1のウオームに上記第1のカ
    ウンタギヤの第1の大径回転体に形成された第1の大径
    歯部を噛合わせるとともに、該アーマチュアシャフトの
    第2のウオームに上記第2のカウンタギヤの第2の大径
    回転体に形成された第2の大径歯部を噛み合わせる第2
    行程とからなることを特徴とする減速機構付モータにお
    ける減速機構の組付方法。
  5. 【請求項5】 ギヤケースには、アーマチュアシャフト
    の一方側に第1の枢支軸が取付けられているとともに、
    アーマチュアシャフトの他方側に第2の枢支軸が取付け
    られ、 第1のカウンタギヤには、上記第1の枢支軸が挿通され
    ることにより該第1の枢支軸により回転可能に支持され
    る第1の枢支軸挿通孔が形成され、 第2のカウンタギヤには、上記第2の枢支軸が挿通され
    ることにより該第2の枢支軸により回転可能に支持され
    る第2の枢支軸挿通孔が形成されていることを特徴とす
    る請求項4に記載の減速機構付モータにおける減速機構
    の組付方法。
JP19200698A 1998-07-07 1998-07-07 減速機構付モータにおける減速機構の組付方法 Expired - Fee Related JP3806854B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19200698A JP3806854B2 (ja) 1998-07-07 1998-07-07 減速機構付モータにおける減速機構の組付方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19200698A JP3806854B2 (ja) 1998-07-07 1998-07-07 減速機構付モータにおける減速機構の組付方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000027953A true JP2000027953A (ja) 2000-01-25
JP3806854B2 JP3806854B2 (ja) 2006-08-09

Family

ID=16284045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19200698A Expired - Fee Related JP3806854B2 (ja) 1998-07-07 1998-07-07 減速機構付モータにおける減速機構の組付方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3806854B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008514884A (ja) * 2004-09-29 2008-05-08 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 伝動装置を製造するための方法及び、該方法で製造された伝動装置
JP2010091009A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Mitsuba Corp 減速機構付モータ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008514884A (ja) * 2004-09-29 2008-05-08 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 伝動装置を製造するための方法及び、該方法で製造された伝動装置
JP4681611B2 (ja) * 2004-09-29 2011-05-11 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 伝動装置を製造するための方法及び、該方法で製造された伝動装置
JP2010091009A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Mitsuba Corp 減速機構付モータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3806854B2 (ja) 2006-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001173733A (ja) 小型モータ用遊星歯車減速機構
JP5559864B2 (ja) 電動補助駆動装置、特にワイパ駆動装置
JPH09323622A (ja) モータ付き減速ギアユニット
US10495206B2 (en) Internal ring gear, driving assembly and application device
JP2007002975A (ja) 二段減速機構付モータ
JP2008045740A (ja) ギヤードモータ
JP3947803B2 (ja) モータ
JP2000027953A (ja) 減速機構付モータにおける減速機構の組付方法
JP2001012563A (ja) 減速機構付モータ
JP3587721B2 (ja) クリック付き回転型電気部品
JP2018054120A (ja) 内部リングギヤ、駆動アセンブリ及び応用装置
JP3806855B2 (ja) 減速機構付モータにおける減速機構の組付方法
JP3984707B2 (ja) 減速機構および減速機構付モータ
JP2010091009A (ja) 減速機構付モータ
JP2000046124A (ja) 減速機構付モータにおける減速機構の組付方法
JP3129957B2 (ja) アクチュエータの出力軸
JP2019183943A (ja) 減速機構及び減速機付モータ
JP2003056654A (ja) 減速機付きモータ装置
JP2926926B2 (ja) モーター駆動可変抵抗器
JPH06343246A (ja) モータユニット
JP7231459B2 (ja) 減速機構および減速機構付モータ
JP2929633B2 (ja) モーター駆動可変抵抗器
JP3973009B2 (ja) 遊星歯車装置
CN219633627U (zh) 电动工具
JP2906520B2 (ja) モーター駆動可変抵抗器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060501

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees