JP2000027801A - 油空圧変換増圧機 - Google Patents

油空圧変換増圧機

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JP2000027801A
JP2000027801A JP10194768A JP19476898A JP2000027801A JP 2000027801 A JP2000027801 A JP 2000027801A JP 10194768 A JP10194768 A JP 10194768A JP 19476898 A JP19476898 A JP 19476898A JP 2000027801 A JP2000027801 A JP 2000027801A
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Kazumi Onuki
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Taiyo Ltd
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Taiyo Steel Co Ltd
Taiyo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油空圧変換増圧機において、空気圧増圧器で
空気圧を増圧することによる空気圧ピストンの動作遅れ
を無くす。 【解決手段】 空気圧シリンダ1のヘッドカバー7側の
ポート9に、空気増圧器11を設けたバイパスと、チャ
ッキ弁12を設けたバイパスと、排気弁13と設けたバ
イパスとが並列流路となるように接続し、ヘッドカバー
7側のポート9を、これら3バイパスを通じて切換弁1
0に接続する。排気弁13は、空気圧シリンダのロッド
カバー側ポート8に供給される空気圧をパイロット圧と
して切り換わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油空圧変換増圧機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気圧シリンダとこれより断面積
が小さい油圧シリンダとを直結し、空気圧シリンダのヘ
ッドカバー側ポートから空気圧シリンダ内に空気圧を供
給して空気圧ピストンを推進し、該空気圧ピストンと一
体にプランジャ又は油圧ピストンを油圧シリンダ内で摺
動させて増圧する油空圧変換増圧機は既に提供されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような油空圧変換
増圧機において、空気圧源からの空気圧よりも高い空気
圧で空気圧ピストンを推進させるために、ヘッドカバー
側ポートに空気圧増圧器を接続することが考えられる
が、そうすると、空気圧増圧器が所定の増圧を行うまで
の所要時間分だけ空気圧ピストンの動作が遅くなる問題
がある。
【0004】本発明の目的は、空気圧増圧器で空気圧を
増圧することによる空気圧ピストンの動作遅れを無くす
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、空気圧シリンダとこれより断面積が小さ
い油圧シリンダとを直結し、空気圧シリンダのヘッドカ
バー側ポートから空気圧シリンダ内に空気圧を供給して
空気圧ピストンを推進し、該空気圧ピストンと一体にプ
ランジャ又は油圧ピストンを油圧シリンダ内で摺動させ
て増圧する油空圧変換増圧機において、ヘッドカバー側
ポートに空気増圧器を接続するとともに、この空気増圧
器とは並列流路となるバイパスを形成し、このバイパス
に、排気側の流れは遮断するチャッキ弁を設けたことを
特徴とする。
【0006】空気圧シリンダのロッドカバー側ポートに
供給される空気圧をパイロット圧として切り換わる排気
弁を、空気増圧器及びバイパスと並列流路にして接続す
れば、空気圧ピストンの復帰動作を効率良く行える。
【0007】空気増圧器はヘッドカバーの外側に取り付
け、チャッキ弁及び排気弁はヘッドカバーに内蔵して
も、又は、空気増圧器、チャッキ弁及び排気弁の全てを
ヘッドカバーに内蔵しても良い。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。
【0009】図1において、空気圧シリンダ1のロッド
カバー2側に、空気圧シリンダ1よりも断面積が小さい
油圧シリンダ3が直結されている。図の例では、空気圧
シリンダ1内には空気圧ピストン4が摺動自在に嵌装さ
れているが、油圧シリンダ3内にはピストンは無く、空
気圧ピストン4のピストンロッドを兼ねるプランジャ5
が油圧シリンダ3中に突入することにより、空気圧が油
圧として増圧して変換されるようになっている。なお、
このようなプランジャポンプ型ではなく、油圧シリンダ
3内に油圧ピストンを摺動自在に嵌装し、油圧ピストン
と空気圧ピストン4とをピストンロッドで連結した型の
ものでも良い。空気圧シリンダ1上には油液を補給する
油タンク6が搭載されている。
【0010】空気圧シリンダ1のロッドカバー2とヘッ
ドカバー7とには、それぞれポート8・9が設けられ、
ロッドカバー2側のポート8は切換弁10に直接接続さ
れているのに対し、ヘッドカバー7側のポート9には、
空気増圧器11を設けたバイパスと、チャッキ弁12を
設けたバイパスと、排気弁13と設けたバイパスとが並
列流路となるように接続され、ヘッドカバー7側のポー
ト9は、これら3バイパスを通じて切換弁10に接続さ
れている。
【0011】排気弁13は、ロッドカバー側ポート8に
供給される空気圧をパイロット圧として切り換わる。チ
ャッキ弁12は、ヘッドカバー側ポート9への空気圧の
流れは許容し、反対に排気側の流れは遮断する。空気増
圧器11は、切換弁10を通じてヘッドカバー側ポート
9へ供給される空気圧を増圧するもので、その構造は、
公知であるので説明は省略する。
【0012】図1は、切換弁10がロッドカバー側ポー
ト8へ空気圧を供給する方に切り換わっている状態であ
る。このときは、排気弁13は、ロッドカバー側ポート
8へ供給される空気圧をパイロット圧としてバネ圧に抗
して切り換わるので、ヘッドカバー側ポート9はこの排
気弁13及び切換弁10を通じて排気され、空気圧ピス
トン4はヘッドカバー7側へ後退する。このときチャッ
キ弁12は閉じる。
【0013】切換弁10がヘッドカバー側ポート9へ空
気圧を供給する方に切り換わると、排気弁13は閉じ、
先ずチャッキ弁12が開くことにより、空気圧ピストン
4は、初期の段階では空気増圧器11によらなくとも、
切換弁10とチャッキ弁12を通ってきた供給圧により
直ちにロッドカバー2側へ推進される。空気増圧器11
で増圧された空気圧が空気圧シリンダ1内に入ると、空
気圧ピストン4は増圧された空気圧により推進される。
このときはチャッキ弁12は閉じる。
【0014】図2及び図3は空気増圧器11、チャッキ
弁12及び排気弁13の組み付け例をそれぞれ示し、図
2は、空気増圧器11をヘッドカバー7の外側に取り付
け、チャッキ弁12及び排気弁13をヘッドカバー7に
内蔵した例、図3は、空気増圧器11、チャッキ弁12
及び排気弁13の全てをヘッドカバー7に内蔵した例で
ある。
【0015】図4、図5及び図6は空気圧シリンダ1を
基準として、油圧シリンダ3からの吐出油圧を大きくす
るか又は吐出量を多くしたい場合の例である。図4の場
合、空気圧シリンダ1の断面積をS1、空気圧をP1、
油圧シリンダ3の断面積をS2、油圧シリンダ3からの
吐出油圧をP2、吐出量をWとし、機器全体の大きさは
抑えたいという意図で、空気圧シリンダ1の断面積S1
は一定として、図4の場合に対し、空気圧の圧力P1を
#倍のP1×#、油圧シリンダ3の断面積をS2を#倍
のS2×#とすると、油圧シリンダ3からの吐出油圧P
2は変わらないが、吐出量は#倍のW×#となる。
【0016】また、図4の場合に対し、図6に示すよう
に空気圧シリンダ1の断面積P1と油圧シリンダ3の断
面積P2の面積比は変えないで、空気圧の圧力P1を#
倍のP1×#とすると、油圧シリンダ3からの吐出量W
は変わらないが、吐出油圧は#倍のP×#となる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、空
気圧シリンダのヘッドカバー側ポートに空気増圧器を接
続するとともに、この空気増圧器とは並列流路となるバ
イパスを形成し、このバイパスに、排気側の流れは遮断
するチャッキ弁を設けたので、空気圧増圧器で空気圧を
増圧することによる空気圧ピストンの動作遅れなく、一
層の増圧が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による油空圧変換増圧機を空気圧回路と
共に示す断面図である。
【図2】空気増圧器を空気圧シリンダのヘッドカバーの
外側に取り付け、チャッキ弁及び排気弁をヘッドカバー
に内蔵した組み付け例を示す図である。
【図3】空気増圧器、チャッキ弁及び排気弁の全てをヘ
ッドカバーに内蔵した組み付け例を示す図である。
【図4】空気圧シリンダと油圧シリンダの断面積差を示
す図である。
【図5】図4の場合を基準として、空気圧の圧力P1を
#倍、油圧シリンダの断面積を#倍とした場合の図であ
る。
【図6】図4の場合を基準として、空気圧シリンダの断
面と油圧シリンダの断面積の面積比は変えないで、空気
圧の圧力P1を#倍とした場合の図である。
【符号の説明】
1 空気圧シリンダ 2 ロッドカバー 3 油圧シリンダ 4 空気圧ピストン 5 プランジャ 6 油タンク 7 ヘッドカバー 8 ロッドカバー側ポート 9 ヘッドカバー側ポート 10 切換弁 11 空気増圧器 12 チャッキ弁 13 排気弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気圧シリンダとこれより断面積が小さい
    油圧シリンダとを直結し、空気圧シリンダのヘッドカバ
    ー側ポートから空気圧シリンダ内に空気圧を供給して空
    気圧ピストンを推進し、該空気圧ピストンと一体にプラ
    ンジャ又は油圧ピストンを油圧シリンダ内で摺動させて
    増圧する油空圧変換増圧機において、前記ヘッドカバー
    側ポートに空気増圧器を接続するとともに、この空気増
    圧器とは並列流路となるバイパスを形成し、このバイパ
    スに、排気側の流れは遮断するチャッキ弁を設けたこと
    を特徴とする油空圧変換増圧機。
  2. 【請求項2】空気圧シリンダのロッドカバー側ポートに
    供給される空気圧をパイロット圧として切り換わる排気
    弁を、空気増圧器及びバイパスと並列流路にして接続し
    たことを特徴とする請求項1記載の油空圧変換増圧機。
  3. 【請求項3】空気増圧器をヘッドカバーの外側に取り付
    け、チャッキ弁及び排気弁をヘッドカバーに内蔵したこ
    とを特徴とする請求項2記載の油空圧変換増圧機。
  4. 【請求項4】空気増圧器、チャッキ弁及び排気弁をヘッ
    ドカバーに内蔵したことを特徴とする請求項2記載の油
    空圧変換増圧機。
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