JP2000027787A - 多台数制御給水装置のポンプ運転切替え方法 - Google Patents

多台数制御給水装置のポンプ運転切替え方法

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JP2000027787A
JP2000027787A JP10200245A JP20024598A JP2000027787A JP 2000027787 A JP2000027787 A JP 2000027787A JP 10200245 A JP10200245 A JP 10200245A JP 20024598 A JP20024598 A JP 20024598A JP 2000027787 A JP2000027787 A JP 2000027787A
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JP
Japan
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pump
time
water
pumps
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JP10200245A
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English (en)
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Takashi Yoshimura
隆司 吉村
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Teral Kyokuto Inc
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Teral Kyokuto Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多台数のポンプを並列させて用いる給水装置
において、閑散時の停止ポンプ周りの死水を未然に防
ぐ。 【解決手段】 多台数のポンプを並列に配置した給水装
置において、ポンプ運転開始と同時に、そのポンプの運
転時間の積算を開始し、使用水量が増加して待機中のポ
ンプが運転に加わった時には、そのまま積算を継続し、
使用水量が減少して運転中のポンプを停止させる場合に
は、先に運転を開始したポンプから停止し、そのポンプ
の運転時間をクリアし、停止したポンプの次に始動した
ポンプの運転時間の積算を開始し、待機中のポンプがあ
る場合には、運転時間の積算を開始して後、ポンプの並
列解列、運転停止なとが発生せず、運転時間の積算値が
所定の時間に達すると、ポンプの並列解列、運転停止の
条件と関係なく運転時間を積算中のポンプから待機中の
ポンプに運転を切り換えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、劇場や運動スタ
ジアム等大規模建造物等、時期によって給水量が極端に
変動する施設への給水のため、多台数のポンプを並列に
配置し、使用水量に応じて運転するポンプの台数を切り
換える制御を行う、多台数制御給水装置の運転ポンプ切
替え方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多台数のポンプを並列に配置する
給水装置は普通に行われていたが、特に大規模建造物の
場合、使用水量が極大になり、多台数のポンプが同時稼
働させなければならない時と、閑散時最小限度の給水で
足りる時があるように、給水需要が極端に変動すること
が多い。そうして給水量の少ない閑散時に、他のポンプ
を休止させている時間が長くなると、休止ポンプの回り
の水が死水となって、給水量が回復したときにこの死水
が需要端部に供給されてしまう恐れがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような閑散時の
死水を未然に防ぐために、1台のポンプが一回運転開始
及び終了すれば,次は2台目のポンプが運転開始するよ
うに、ポンプ運転を順送りにするシステムや、並列運転
している場合は先に始動したポンプを先に停止するシス
テムなどが考案された。しかしこれらのシステムは、給
水量の加減で運転中のポンプが長時間連続運転するよう
なモードになると、待機中のポンプ周辺に死水が発生す
る恐れが有った。これを防止する方法として、システム
内に24時間タイマーを組み込み、たとえ長期間連続運
転モードになった場合も、翌日は必ず1台は待機中のポ
ンプに運転が切り替わるようにしたシステムが開発され
ている。これによって上記死水問題はかなり改良された
が、タイマーの組み込みに経費がかかる等、問題が残っ
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】これらのシステムに対
し、この発明では、死水問題を根本的に無くすために、
待機中ポンプがある場合は、ある条件のもとで、運転中
のポンプと切換えて運転を続行させるシステムが開発さ
れた。すなわち、多台数のポンプを並列に配置し、各ポ
ンプの吐出管を単一の給水管に接続し、各ポンプの運転
時間を積算する運転時間積算部と、前記積算結果により
運転ポンプから待機ポンプへ順次運転切換えを行う指令
を発する処理部とを持つ演算処理機構を備えたポンプ装
置において、ポンプ運転開始と同時に、そのポンプの運
転時間の積算を開始し、使用水量が増加して待機中のポ
ンプが運転に加わった時には、そのまま積算を継続し、
使用水量が減少して運転中のポンプを停止させる場合に
は、先に運転を開始したポンプから停止し、そのポンプ
の運転時間をクリアし、停止したポンプの次に始動した
ポンプの運転時間の積算を開始し、待機中のポンプがあ
る場合には、運転時間の積算を開始して後、ポンプの並
列解列、運転停止などが発生せず、運転時間の積算値が
所定の時間に達すると、ポンプの並列解列、運転停止の
条件と関係なく運転時間を積算中のポンプから待機中の
ポンプに運転を切り換えるようにした。
【0005】この発明は上記のように構成したので、供
給水量が少ない時期でも多数台ポンプ装置の中の死水が
なくなり、且つ多数台ポンプの運転時間が平均化される
ので、給水装置の寿命の増大にも貢献する。
【0006】停止している他のポンプによる死水発生を
防ぐ目的で、ポンプ1台の所定積算時間すなわち最大連
続運転時間を定めることは、並列ポンプの台数、運転時
期すなわち夏期か冬期かの違いによって異なってくる
が、最も条件が悪くなるポンプ1台の運転が継続した場
合でも、標準値として12時間でポンプの運転切換えが
一巡するように設定することが求められる。従って前記
所定積算時間は3台並列の場合4時間、5台並列の場合
2時間24分となる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に、この発明の多台数制御給
水装置の運転ポンプ切換え機構を、模式的に示す。受水
槽1からの水が仕切り弁2を経て3台のポンプ3
(P1 、P2 、P3)に送られ、夫々仕切り弁4、逆止
弁4′、圧力スイッチ5、圧力タンク6等を経て需要端
部7に給水される。ポンプ3(P1 、P2 、P3 )は夫
々モータ8(M1 、M2 、M3 )によって駆動され、各
モータ8は運転時間積算部9、処理部10からなる制御
装置11によって電源12を開閉することにより、駆動
制御される。
【0008】図2にこの発明による3台のポンプP1
2 およびP3 の計時運転/停止、積算時間、使用水量
のグラフを示す。使用水量をQ、1台、2台、3台のポ
ンプで供給できる水量をq1 、q2 、q3 とする。時刻
0 において0<Q≦q1 になりポンプP1 を運転し運
転時間の積算を開始する。時刻t1 でq1 <Q≦q2
なりポンプP2 を始動する。時刻t2 で再び0<Q≦q
1 となり、先発ポンプP1 を停止し、同時にポンプP1
の積算時間をクリアし、ポンプP2 の運転時間の積算を
開始する。時刻t3 で再びq1 <Q≦q2 になったた
め、ポンプP3 を始動する。時刻t4 で積算中のポンプ
2 の運転時間が一定時間に達したためポンプP2 を停
止し、待機中のポンプP1 を始動、ポンプP2 の積算時
間をクリアし、ポンプP3 の積算を開始する。
【0009】以降、時刻t5 で水量減少のためポンプP
3 は停止し、積算時間をクリアし、ポンプP1 の運転時
間積算を開始する。時刻t6 で水量増加のためポンプP
2 を始動し、時刻t7 で規定時間に達したためポンプP
1 を停止し、ポンプP3 を始動させ、ポンプP1 の積算
時間をクリアするとともに、ポンプP2 の積算を開始す
る。時刻t8 でq2 <Q≦q3 となり、待機中のポンプ
1 を始動する。時刻t9 でポンプP2 の運転時間は規
定時間に達するが、待機中のポンプが無いのでそのまま
運転を継続し、時刻t10で使用水量がq1 <Q≦q2
なり、運転台数を減らすまで、3台で運転を行う。
【0010】以下同様に、使用水量の変動に応じてポン
プの運転台数を変更しながら給水するが、運転するポン
プを増加する場合は、運転中のポンプのうち後から始動
したポンプの号機の次の号機を始動し、減少する場合
は、最初に始動したポンプ、即ち運転時間を積算してい
るポンプから停止するような制御を行なう。
【0011】図3および4に、この発明による3台のポ
ンプP1 、P2 およびP3 の運転のフローチャートを示
す。図3において、101ステップで水を使用し始める
と、先発ポンプn号機を始動し、このポンプの運転時間
の積算を開始する(103、104ステップ)。水の使
用量がポンプ1台の範囲内(105ステップ)の場合、
運転中のポンプが1台(106ステップ)で、積算時間
が規定時間以内(107ステップ)の場合はそのまま運
転を継続し、規定時間を越えた場合はそのポンプを停止
し、待機ポンプを始動する(108、109ステッ
プ)。新たに始動するポンプの号機は、停止したポンプ
より番号が一つ大きいものとする。2台のポンプが運転
している場合に、水量が減ってきてポンプ1台を停止す
る場合は、112ステップで先発ポンプを停止し、11
3ステップで停止したポンプの積算時間をクリアし、1
14ステップで運転中のポンプの積算を開始する。
【0012】水の使用量が1台のポンプではまかなえな
くなった場合、図4に示すように、105ステップから
201ステップに進み、使用量がポンプ2台の範囲であ
れば202ステップに進む。ポンプが1台しか運転して
いなければ203ステップで後発ポンプを始動し、3台
運転中の場合は208ステップで最初に始動したポンプ
を停止、209ステップで先発ポンプの積算時間をクリ
ア、210ステップでその時点から次の先発ポンプの運
転時間の積算を開始する。
【0013】使用量が2台分以上になれば、待機中のポ
ンプを始動し、3台のポンプを運転する。この場合は先
発ポンプの運転時間を積算しているが、規定時間に達し
てもそのまま運転を継続する。
【0014】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
多数台ポンプ装置において、長期間の運転停止に伴うポ
ンプ回りの死水の発生を可及的に少なくしたポンプ装置
が、比較的安価な演算処理機構を用いることにより得ら
れるとともに、各ポンプの運転時間が平均化され、給水
装置の寿命が増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の多台数制御給水装置の運転ポンプ切
換え機構を模式的に示す。
【図2】この発明による3台のポンプP1 、P2 および
3 の計時運転/停止のグラフを示す。
【図3】この発明による3台のポンプP1 、P2 および
3 の運転のフローチャートで水の使用量がポンプ1台
の範囲内の場合を示す。
【図4】この発明による3台のポンプP1 、P2 および
3 の運転のフローチャートで水の使用量がポンプ1台
ではまかなえなくなった場合を示す。
【符号の説明】
1 受水槽 2 仕切り弁 3 ポンプ 4 仕切り弁 4′逆止弁 5 圧力スイッチ 6 圧力タンク 7 需要端部 8 モータ 9 運転時間積算部 10 処理部 11 制御装置 12 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H020 AA05 BA00 BA11 CA00 CA01 DA01 DA21 DA22 DA28 EA02 EA07 3H045 AA06 AA09 AA16 AA23 BA00 BA31 CA03 CA25 CA30 DA01 DA32 DA38 DA39 DA41 EA34 5H004 GA37 HA02 KA03 KA15 KA16 LA19 MA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多台数のポンプを並列に配置し、各ポン
    プの吐出管を単一の給水管に接続し、各ポンプの運転時
    間を積算する運転時間積算部と、前記積算結果により運
    転ポンプから待機ポンプへ順次運転切換えを行う指令を
    発する処理部とを持つ演算処理機構を備えたポンプ装置
    において、ポンプ運転開始と同時に、そのポンプの運転
    時間の計測を開始し、使用水量が増加して待機中のポン
    プが運転に加わったときには、そのまま積算を継続し、
    使用水量が減少して運転中のポンプを停止させる場合は
    先に運転を開始したポンプから停止し、そのポンプの運
    転時間をクリアし、停止したポンプの次に始動したポン
    プの運転時間の積算を開始し、待機中のポンプがある場
    合には、運転時間の積算を開始して後、ポンプの並列解
    列、運転停止などが発生せず、運転時間の積算値が所定
    の時間に達すると、並列、運転停止の条件と関係なく運
    転時間を積算中のポンプから待機中のポンプに運転を切
    り換えるようにした、多台数制御給水装置のポンプ運転
    切替え方法。
  2. 【請求項2】 前記運転時間の積算値が12時間/使用
    ポンプ台数に達した時に運転ポンプの切換えを行うよう
    にした、請求項1に記載の多台数制御給水管装置のポン
    プ運転切替え方法。
JP10200245A 1998-07-15 1998-07-15 多台数制御給水装置のポンプ運転切替え方法 Pending JP2000027787A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002332972A (ja) * 2001-05-10 2002-11-22 Sanken Electric Co Ltd 定圧給水制御装置
JP2009103058A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Chugoku Electric Power Co Inc:The 圧縮空気制御装置
CN104131969A (zh) * 2014-07-31 2014-11-05 徐家成 排污水泵控制装置

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JP2009103058A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Chugoku Electric Power Co Inc:The 圧縮空気制御装置
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Effective date: 20030422