JP2000027387A - 軒樋継手 - Google Patents

軒樋継手

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JP2000027387A
JP2000027387A JP10200642A JP20064298A JP2000027387A JP 2000027387 A JP2000027387 A JP 2000027387A JP 10200642 A JP10200642 A JP 10200642A JP 20064298 A JP20064298 A JP 20064298A JP 2000027387 A JP2000027387 A JP 2000027387A
Authority
JP
Japan
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gutter
eaves gutter
joint
eave
eaves
Prior art date
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Pending
Application number
JP10200642A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Furukawa
吉明 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付け施工後の経年変化を防止でき、かつ、
接続部からの水漏れが生じることのない軒樋継手を提供
すること。 【解決手段】 半丸状の継手本体10の両端部に軒樋接
続部11、11を有し、この軒樋接続部11の両側部1
2上端に円弧状に湾曲した樋耳嵌合片13、13が設け
られ、軒樋接続部11の内周面に周方向に沿って半円状
の溝15が設けられ、この溝15には棒状の弾性パッキ
ング14が接着されて取着され、この弾性パッキング1
4よりも奥側に位置する継手本体10の内面の3箇所に
押さえ片16が一体に設けられ、この3個の押さえ片1
6の長さは接続される半丸軒樋3が熱伸縮しても、軒樋
3の端部が押さえ片16の先端よりも抜け出ることがな
いように、軒樋3の熱伸縮を吸収して対応できる長さと
されている軒樋継手1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続される軒樋の
熱伸縮を吸収できる軒樋継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軒樋の熱伸縮を吸収することがで
きる軒樋継手として、たとえば実開昭57−21128
号公報において、半丸状の継手本体の両端部に軒樋接続
部を有し、この軒樋接続部の両側部上端に、半丸状の軒
樋の耳部が嵌合される樋耳嵌合部が設けられ、かつ、軒
樋接続部の内周面に沿って設けられた凹溝に棒状シール
用パッキングが取着されている軒樋継手が記載されてい
る。なお、継手本体の底部内面に軒樋の接続方向に沿っ
て設けられた長溝内に、軒樋の端部に接着された抜け止
め防止片が摺動自在に嵌入されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
軒樋継手においては、軒樋との接続状態において、軒樋
の端部に接着した抜け止め防止片が継手本体の長溝内を
摺動することで、軒樋の熱伸縮を吸収することができ
る。
【0004】しかしながら、軒樋の耳部は継手本体の樋
耳嵌合部に嵌合されているだけであるので、建物の軒先
に軒樋を配設した後、経年変化によって継手本体が下方
に傾き加減となる。このため、軒先の外観の見栄えが低
下したり、あるいは、軒樋との接続部において部分的に
隙間が生じ、この隙間から水漏れが生じるという問題が
あった。
【0005】本発明の目的は、取付け施工後の経年変化
を防止でき、接続部からの水漏れが生じることのない軒
樋継手を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、樋状の継手本体の両端部に軒樋接続部を有し、この
軒樋接続部の両側部上端に樋耳嵌合片が設けられるとと
もに、軒樋接続部の内周面に沿ってシール用パッキング
が取着されてなる軒樋継手において、前記継手本体の内
面に、接続される軒樋の端部内面を押さえる押さえ片が
設けられ、この押さえ片の長さが軒樋の熱伸縮を吸収で
きる長さとされているものである。
【0007】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
軒樋継手において、樋状の継手本体を平面視L字形状の
曲がり継手本体としたものである。
【0008】(作用)請求項1または2記載の軒樋継手
においては、接続される軒樋の端部内面を押さえる押さ
え片が継手本体の内面に設けられ、この押さえ片の長さ
が軒樋の熱伸縮を吸収できる長さとされているので、同
軒樋継手を用いて建物の軒先に軒樋を取付け施工した
後、熱伸縮によって軒樋が伸縮しても、押さえ片の下面
が常に軒樋の端部内面に係止した状態となっていること
により、経年変化によって軒樋継手が下方に傾き加減と
なる現象を防止することができる。このため、軒先の外
観の見栄えが低下したり、あるいは、軒樋継手と軒樋と
の接続部において隙間が生じず、接続部からの水漏れも
生じない。
【0009】請求項2記載の軒樋継手においては、樋状
の継手本体が平面視L字形状の曲がり継手本体であるの
で、軒先の出隅部あるいは入隅部において好適に適用す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の軒樋継手の第1実
施例を示す斜視図である。図において、1はソケットタ
イプの軒樋継手であり、半丸状の継手本体10の両端部
に軒樋接続部11、11を有し、この軒樋接続部11の
両側部12上端には円弧状に湾曲した樋耳嵌合片13、
13が設けられている。軒樋接続部11の内周面には周
方向に沿って半円状の溝15が設けられ、この溝15に
は棒状の弾性パッキング14、14が接着されている。
【0011】そして、弾性パッキング14よりも奥側に
位置する継手本体10の内面の3箇所には押さえ片16
が一体に設けられている。この3個の押さえ片16は接
続される半丸状の軒樋3の端部内面を押さえる機能を果
たすものであり、その長さは軒樋3が熱伸縮しても、軒
樋3の端部が押さえ片16の先端よりも抜け出ることが
ないように、軒樋3の熱伸縮を吸収して対応できる長さ
とされている。また、押さえ片16と継手本体10の内
面との間隔は軒樋3の厚みとほぼ同一とされている。
【0012】つぎに、上記軒樋継手1の使用状態を図2
に基づいて説明する。まず、軒樋3の端部外面側から継
手本体10の軒樋接続部11を嵌め込んで、軒樋3の丸
耳部を継手本体10の樋耳嵌合片13に嵌合させる。つ
ぎに、図2に示すように、継手本体10を軒樋3側に押
し込み、軒樋3の先端が押さえ片16の長さ方向の約半
分の位置まで達するようにして、軒樋3の位置決めを行
う。
【0013】同様にして、もう一方の軒樋接続部11側
に軒樋3の端部を嵌め込み、軒樋3を継手本体10側に
押し込んで位置決めを行うことで、軒樋との接続を完了
する。なお、軒樋3の位置決めを行うに際しては、取付
け施工した後、軒樋3が熱伸縮しても、その伸縮長さに
押さえ片16が対応できるように設定している。
【0014】上記実施例においては、押さえ片16の長
さが軒樋3の熱伸縮量の約2倍とされているので、取付
け施工後、軒樋3が収縮しても、押さえ片16の下面が
常に軒樋3の端部内面に係止した状態となっており、経
年変化によって軒樋継手1が下方に傾き加減となるのを
防止できる。この結果、軒先の外観の見栄えは変化な
く、また、接続部からの水漏れも生じない。
【0015】図3および図4は本発明の軒樋継手の第2
実施例(請求項2に対応)を示すものであり、図3は正
面図、図4は平面図である。
【0016】図において、2は略L字状に折曲された曲
がりタイプの軒樋継手であり、建物の出隅部にて適用さ
れるものである。この軒樋継手2は底部21と、この底
部21の両端から外方に傾斜して立設された両側壁22
とからなる断面角形の継手本体20を有している。両側
壁22の上端部には、外方に突出して形成された断面コ
字状の樋耳嵌合片23、23が設けられている。
【0017】この樋耳嵌合片23、23は図5に示す軒
樋3の耳部33、33と嵌合可能となされている。継手
本体20の両端部の軒樋接続部24、24の内周面には
帯状の弾性パッキング25、25が接着されている。こ
の弾性パッキング25よりも奥側の継手本体20の底部
21および両側壁22の内面には押さえ片26が1個ず
つ一体に設けられている。押さえ片26と、底部21内
面および両側壁22内面との間隔は軒樋3の厚みとほぼ
同一とされている。
【0018】軒樋3は断面角形のものであり、底部31
と、この底部31の両端から外方に傾斜して立設された
両側壁32と、この両側壁32の上端部に外方に突出し
て形成された角筒状の耳部33、33とからなってい
る。
【0019】つぎに、上記軒樋継手2の使用状態を図6
に基づいて説明する。図6に示すように、出隅部の軒先
に配設された両軒樋3、3の端部外面に、継手本体20
の両端部の軒樋接続部24、24を嵌め込み、継手本体
20の樋耳嵌合片23、23を軒樋3の耳部33、33
に嵌合させる。ついで、軒樋継手2あるいは軒樋3を押
し込んで軒樋3の位置決めを行うことで、軒樋3、3と
の接続を完了する。この第2実施例の軒樋継手2におい
ても、上記第1実施例の軒樋継手1と同様の効果を得る
ことができる。
【0020】上記実施例においては、継手本体の内面に
押さえ片を部分的に設けたが、継手本体の内面に沿って
連続して設けてもよい。また、継手本体の断面形状は半
円形や角形以外の特殊形状であってもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1または2記載の軒樋継手におい
ては、継手本体の内面に、接続される軒樋の端部内面を
押さえる押さえ片が設けられ、しかも、この押さえ片の
長さが軒樋の熱伸縮を吸収できる長さとされているの
で、この軒樋継手を用いて建物の軒先に軒樋を取付け施
工後、軒樋が伸縮しても、押さえ片の下面が常に軒樋の
端部内面に係止しており、経年変化によって軒樋継手が
下方に傾き加減となる現象を防止でき、軒先の外観の見
栄えを維持できる。また、軒樋との接続部において隙間
が生じず、接続部からの水漏れも生じない。
【0022】請求項2記載の軒樋継手においては、樋状
の継手本体が平面視L字形状の曲がり継手本体であるの
で、軒先の出隅部あるいは入隅部において適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の軒樋継手の第1実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】図1の軒樋継手の使用状態を示す要部断面図で
ある。
【図3】本発明の軒樋継手の第2実施例を示す正面図で
ある。
【図4】図3対応の平面図である。
【図5】図3の軒樋継手が適用される軒樋を示す正面図
である。
【図6】図3の軒樋継手の使用状態を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1、2 軒樋継手 10 継手本体 11 軒樋接続部 13 樋耳嵌合片 14 弾性パッキング 16 押さえ片 20 継手本体 24 軒樋接続部 23 樋耳嵌合片 25 弾性パッキング 26 押さえ片 3 軒樋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樋状の継手本体の両端部に軒樋接続部を
    有し、この軒樋接続部の両側部上端に樋耳嵌合片が設け
    られるとともに、軒樋接続部の内周面に沿ってシール用
    パッキングが取着されてなる軒樋継手において、 前記継手本体の内面に、接続される軒樋の端部内面を押
    さえる押さえ片が設けられ、この押さえ片の長さが軒樋
    の熱伸縮を吸収できる長さとされていることを特徴とす
    る軒樋継手。
  2. 【請求項2】 樋状の継手本体が、平面視L字形状の曲
    がり継手本体である請求項1記載の軒樋継手。
JP10200642A 1998-07-15 1998-07-15 軒樋継手 Pending JP2000027387A (ja)

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