JP2000027266A - 人体洗浄ノズル - Google Patents

人体洗浄ノズル

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崇 木下
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真 畠山
Koichi Toyoda
弘一 豊田
Michinori Yanase
理典 柳瀬
Kazuyuki Enomoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄ノズルの回転または揺動をノズル先端で
行い、その駆動手段に電気を用いることなくコンパクト
に構成する。また、気泡混入と併用することにより大幅
な節水と快適な洗浄感を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 洗浄水の吐水を指示すれば、洗浄水は水
ポンプ11により加圧されると同時に、流量調節バルブ
12により所定の瞬間流量に調節され、給水路13、吐
水路25を通り吐水口15より吐水される。使用者が、
洗浄水回転を指示すれば空気ポンプ16が空気を加圧す
ると同時に、第一の空気バルブ17a が開き、空気は
第一の空気流路18a を通りエアータービン21に流
れ込みこれを回転させ、偏心カム22、回転揺動体26
を介して、吐水路25の角度が変わり洗浄水を回転また
は揺動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばシャワーや
温水洗浄便座等において、特に少ない水量で人体の洗浄
を行う人体洗浄ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の人体洗浄ノズルには図4に
示すようなものがある(例えば特開平9−60088号
公報)。 図4において、44はお尻洗浄ノズルであ
り、洗浄水の噴出孔45を有し、支持体であるお尻シリ
ンダー46内を摺動して水圧により押し出される形式の
ノズルである。また47はビデ洗浄ノズルであり、略環
状の噴出口48を有し、同じく支持体であるビデシリン
ダー49内を摺動して水圧より押し出される形式のノズ
ルである。お尻シリンダー46とビデシリンダー49
は、支持体であるガイド40で支持され、縦方向駆動手
段であり支持体動作手段でもある縦駆動モータ41の前
後動によりこれらがガイド40内を摺動する。ガイド4
0は横方向駆動手段であり支持体動作手段でもある横駆
動モータ42により、支持体である取付台43を介して
駆動される。
【0003】回転の指示により、人体局部に対し縦駆動
モータ51と横駆動モータ42を回転制御部50で制御
し、両モータの動作の合成によりおしり洗浄ノズル44
からの洗浄噴流を略環状に回転させて吐出し、人体局部
に広範囲に付着した汚れを残存させることなく、効果的
に洗浄を行えるようになっている。
【0004】もう一つの従来例としては、流体発振素子
を利用したノズルがある。(例えば特公平7−2056
4号公報)第5図に示すように、洗浄水は供給口59を
経てノズル本体の下部に成形された導入水路54を通っ
て主ノズル55より大気と連通した減圧室57へ上昇す
る。主ノズル55より噴出した噴流は、減圧室57の中
央水路53を通過するときに、コアンダ効果によって左
右の壁面のいずれかに付着する。中央水路53の両側に
はフィールドバック水路52が形成されているため、主
ノズル55を出た噴射水は中央水路53の左右の壁面に
交互に付着しながら通過する。従って、噴射水は噴射口
58から噴射するとき、自動的に左右に発振しながら噴
射する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、吐水を高
速で回転または揺動させることにより大幅な節水洗浄を
行う事を提案している。しかしながら上記第一の従来例
の構成では、吐水を高速で回転または揺動させる場合、
ノズルやシリンダーや支持体全体が高速で動くため、騒
音や揺動が大きかった。また、吐水の軌跡を細かく制御
する場合、吐水口から遠く離れた位置でシリンダーや支
持体を介して位置制御をするため、微少な制御が困難で
あった。
【0006】また、第二の流体発振素子を用いた従来例
の構成では、コアンダ効果による壁面への付着現象を用
いているため吐水の一部が減速され十分なエネルギーが
洗浄面に伝達できなかった。また、流体発振素子の特性
上、瞬間吐水流量の増減に応じて、所定軌跡の移動速度
(発振周波数)が増減するので、瞬間吐水流量の増減と
独立して所定軌跡の移動速度(発振周波数)を制御する
事ができない。
【0007】本発明は上記した課題を解決するものであ
り、特に回転または揺動をノズル先端で行い、その駆動
手段に電気を用いることなくコンパクトに構成すること
を目的としている。また、洗浄ノズル自体を所定の軌跡
で移動させる場合に比べて振動が小さく、低速から高速
まで任意の所定軌跡の移動速度で洗浄水を吐水する事が
できる洗浄ノズルを提供するものである。更に、気泡混
入と併用することにより大幅な節水と快適な洗浄感を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記の
目的を達成するために本発明の第一の発明における人体
洗浄ノズルは、洗浄水を吐水する吐水路と、その吐水路
に連通する給水路とを有する洗浄ノズルにおいて、空気
ポンプを有し、この空気ポンプからの空気の運動エネル
ギーを利用して、前記吐水路を回転または揺動させる洗
浄水回転揺動手段を備えて構成するものである。本構成
によれば、電気を用いずに吐水口付近で、吐水流路の位
置または方向を時間的に変化させることができるため、
ノズル内に電気配線を通す必要がなく完全な防水がいら
ずノズル自体もコンパクトにできる。また、空気によっ
て作動させるためノズル外部に漏れても危険性がなく吐
水の流量に関係なく空気量を供給できる。さらに、吐水
路自体を揺動させるため、吐水流速を維持したまま確実
に回転または揺動が可能であり、また高速で揺動でき、
洗浄力や洗浄感が大幅にアップすると同時に節水洗浄が
可能となる。
【0009】本発明の第二の発明における人体洗浄ノズ
ルは、前記空気ポンプからの空気の一部を、洗浄水中に
強制的に混入せしめる気泡混入手段にも利用したことを
特長とするものである。本構成によれば吐水口付近に導
いた空気を洗浄水回転揺動手段だけでなく気泡混入手段
にも利用することにより、さらなる節水洗浄が可能にな
るとともに、水はねの少ないやわらかな洗浄が可能とな
った。さらに、同一の流路または同一の空気供給装置を
用いることができるため小型で安価の装置が可能とな
る。
【0010】本発明の第三の発明における人体洗浄ノズ
ルは、前記空気ポンプから供給される空気の量または圧
力を変えることにより吐水の状態を変化させることを特
長とするものである。本構成によれば、吐水の流量に関
係なく独立して吐水の状態を変化させることができるた
め、吐水流量に対して最適の空気量を送ることができる
とともに吐水流量とは別の洗浄モードを得ることができ
る。
【0011】本発明の第四の発明における人体洗浄ノズ
ルは、給水路の途中に流量調節バルブを設けると共に、
洗浄ノズル内の空気流路を2本以上設ける事により、洗
浄水回転揺動手段または、洗浄水回転揺動手段および気
泡混入手段を洗浄水量と独立して制御することを特長と
するものである。本構成によれば、各空気流路を通る空
気量を制御することにより吐水流量、吐水の回転または
揺動の範囲、吐水の回転または揺動の周期、気泡混入
量、気泡径等、多種類の吐水パターンを独立して制御で
きるため、数多くの洗浄モードをつくり出すことができ
る。使用者は好みの洗浄モードを選択することができ
る。
【0012】本発明の第五の発明における人体洗浄ノズ
ルは、洗浄水を供給する給水路と、流量調節バルブと、
洗浄水を吐出する吐出口を備えた洗浄ノズルと、前期洗
浄ノズル内に設けた空気流路と、空気流路に空気を強制
的に供給する空気ポンプと、前期空気流路を通して送ら
れる空気を利用して洗浄水の吐出方向が所定の軌跡を描
く連続した運動を与える吐水運動手段を備えて構成する
ものである。本構成によれば、洗浄水の瞬間流量と独立
して吐水方向を変える事ができ洗浄感に優れると共に、
機械的摺動部がないため振動がなく、静音性・無振動性
に優れた洗浄ノズルを提供できる。また、機械的摺動部
がなく構造がシンプルなため耐久性に優れ、安価でコン
パクトな洗浄ノズルを提供できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例について説明する。図1は、本発明の第1の実施例
における人体洗浄ノズルの全体構成図である。洗浄水の
流れは上流から順に、水ポンプ11、流量調節バルブ1
2、給水路13、洗浄水回転揺動手段14、吐水路25
を通り吐水口15から吐水される。空気流路は2系統あ
り第一の空気の流れは上流から順に、空気ポンプ16、
第一の空気バルブ17a 、第一の空気流路18a を
通り、洗浄水回転揺動手段14に入り、空気の持つ運動
エネルギーを伝えて空気口19から洗浄ノズル10の外
部に排出される。また、第二の空気の流れは、空気ポン
プ16、第二の空気バルブ17b 、第二の空気流路1
8b を通り、気泡混入手段20に導かれ吐水路25内
の水に混入され洗浄水と一緒に吐水される。洗浄水回転
揺動手段14は、エアータービン21と偏心カム22
と、軸受け23と、フレキ継手24と、回転揺動体26
と、吐水路25と吐水口15から構成されている。エア
ータービン21と偏心カム22は一体で構成されており
これが軸受け23により支持されている。空気が第一の
空気流路18a を通りエアータービン21に流れ込む
と、エアータービン21と偏心カム22が空気の持つ運
動エネルギーにより回転する。偏心カム22はその偏心
部により回転揺動体26を水平方向に所定の軌跡を描き
運動させる。軌跡は回転揺動体26の切欠き形状により
決まる。回転揺動体26と吐水路25は一体で固定され
ておりこれらは吐水路25先端の揺動固定部29で固定
され、この回転揺動体26を中心に水平方向に揺動でき
る様になっている。その揺動により吐水路25の傾きが
変わり洗浄水の吐水方向が変化する様に構成されてい
る。気泡混入手段20は、空気室27と吐水路25の外
壁に設けられた多孔体28により構成されている。第二
の空気流路18b を通り空気室27に空気が流れ込
み、圧力が上昇すると空気は多孔体28を通り吐水路2
5内の洗浄水に混入され洗浄水といっしょに吐水される
様になっている。
【0014】図1の構成で洗浄水の吐水を指示すれば、
洗浄水は水ポンプ11により加圧されると同時に、流量
調節バルブ12により所定の瞬間流量に調節され、給水
路13、吐水路25を通り吐水口15より吐水される。
【0015】使用者が、洗浄水回転を指示すれば空気ポ
ンプ16が空気を加圧すると同時に、第一の空気バルブ
17a が開き、空気は第一の空気流路18a を通り
エアータービン21に流れ込みこれを回転させ、偏心カ
ム22、回転揺動体26を介して、吐水路25の角度が
変わり洗浄水を回転または揺動させることができる。
【0016】このように、洗浄ノズル内の吐水口15近
傍のみを空気の運動エネルギーを用いて回転させるの
で、洗浄ノズル全体を所定の軌跡で移動させ、洗浄水を
回転又は揺動させながら吐水する場合に比べ、移動部分
が小さい上、アクチュエータによる電気的駆動音や、振
動がほとんどなく、静音性・無振動性に非常に優れてい
る。さらに、洗浄水回転揺動手段14により、吐水口1
5近傍のみを回転させるので、洗浄水の回転又は揺動の
周期を短くすることが容易で、洗浄水の効果的な分散に
より、節水効果がある。
【0017】また、洗浄水を回転又は揺動させるのに、
直接的な電気的駆動部分を持たないので、非常にコンパ
クトな洗浄ノズルを提供することができる。さらに、電
気的駆動部分の耐久性が問題になることがない。さら
に、電力を配線によって伝達する場合のように洗浄水に
よる配線からの漏電が起きることがなく、洗浄ノズル自
体が被水しやすい環境で使用する場合も、漏電が問題に
なることがない。さらに、ノズル先端までの電気的配線
工事の必要がない。
【0018】使用者が気泡混入を指示すれば、第二の空
気バルブ17b が開き空気は第二の空気流路18b
を通り空気室27に流れ込む。空気室27の圧力が上昇
すると、空気は多孔体28を通り洗浄水内に多数の微細
気泡として混入する。このように大量の微細な気泡を洗
浄水内に混入させることができるため水ハネが少なくな
ると共に少量の水でも洗浄力が非常にすぐれ、量感を持
たせることができ快適な洗浄感が得られる。
【0019】また、洗浄水を回転又は揺動させる回転数
と瞬間流量および気泡混入量をそれぞれ独立して制御で
き、瞬間流量の増減によらずに、洗浄水の回転又は揺動
の回転数を、低速から高速まで可変に制御でき、気泡の
量を幅広い範囲で制御できるので、局部洗浄装置の洗浄
ノズルや人体洗浄用のシャワーヘッドや手洗い用の水栓
吐水口など人体洗浄用の洗浄ノズルとして用いる場合、
瞬間流量一定で洗浄感のみを可変にすることができ、瞬
間流量が一定であるにも関わらず、多様な使用者の洗浄
の好みに十分対応させることができるばかりか、瞬間流
量の増減によらずに洗浄感を可変にできるので、瞬間流
量の増減で洗浄感を可変にする場合のように、洗浄水を
温水にする熱交換器の温度調節制御が瞬間吐水流量の増
減に追従できないということがなく、洗浄感を可変にし
た場合でも安定した湯温の吐水を行うことができる。
【0020】また、洗浄水の吐水方向を回転または揺動
するための空気ポンプと気泡混入用の空気ポンプを供用
しているためコンパクトで安価の装置が可能になるとと
もに、高速で回転揺動させる際に生じやすい飛びハネの
問題を気泡混入することにより少なくおさえるることが
できるとともに洗浄感をソフトにすることが可能であ
る。さらに、両者を組み合わせれば大幅な節水洗浄が可
能となる。
【0021】図2は気泡混入手段20への別の空気供給
方法を示す説明図である。図2の構成によれば、洗浄水
回転揺動手段14を出た空気の一部は、空気口19より
洗浄ノズル10の外部へ排出されるが、別の一部の空気
は空気通路を通り気泡混入手段20に導かれ吐水路25
外壁に設けられた多孔体28を通って洗浄水の中に混入
され、洗浄水とともに吐水される。この構成によれば、
空気混入と回転揺動とを独立して制御することてはでき
ないが、洗浄ノズル10内の空気流路を共通化でき、ま
た少ない空気量で気泡混入と回転揺動を同時に実現でき
るとともに、洗浄水の吐水量とは独立して、空気流量を
制御できる。
【0022】図1〜図2では洗浄水の回転揺動手段はエ
アータービンによって実現しているが、物体の後方の空
気流れに生じるカルマン渦の周期を利用して吐水路を揺
動させてもよい。この場合は空気の流速を変えることに
よりカルマン渦の周期を変え振動の周期を制御する事が
できる。また、空気流による圧力差を利用して、空気流
を左右に発振させる流体発振素子を利用して吐水路を振
動させても良い。これらの流体発振素子の構造としては
フィードバック水路を有するものや渦室を利用したもの
が考えられる。上記カルマン渦や流体発振素子を利用し
たものは、可動部がなくシンプルな構造であるためメン
テナンスが不用でしかも安価に製造ができ、空気の持つ
圧力で吐水路が連続的に揺動し、吐水角度が変化するた
めに、洗浄水が減速される事なく、確実に広範囲に吐水
されるため洗浄効果が高く快適感が向上するという特長
を持つ。
【0023】洗浄水の回転揺動手段としては、洗浄水を
吐水する吐水路を回転または揺動する手段のほかに、空
気を用いて洗浄水自体の吐水方向を制御する方法もあ
る。例えば、流体発振素子のフィードバック回路に空気
を送る事により吐水の方向を制御する事も可能である。
この場合、吐水速度が低下する可能性もあるが、洗浄水
の瞬間流量と独立して吐水方向を変える事ができるの
で、洗浄感に優れると共に、機械的摺動部がないため振
動がなく、静音性・無振動性に優れた洗浄ノズルを提供
できる。また、機械的摺動部がなく構造がシンプルなた
め耐久性に優れ、安価でコンパクトな洗浄ノズルを提供
できる。
【0024】図3は洗浄水回転揺動手段14の別の回転
方法を示す説明図である。洗浄水の流れは上流から順
に、水ポンプ11、流量調節バルブ12、給水路13、
洗浄水回転揺動手段14、吐水路25を通り吐水口15
から吐水される。空気流路は、空気ポンプ16を通った
後、2系路に分かれそれぞれ空気バルブ17、空気流路
18を通り、洗浄水回転揺動手段14に入り、空気の持
つ運動エネルギーを伝えて洗浄ノズル10外部に排出さ
れる。洗浄水回転揺動手段14は空気ノズル30とフレ
キ継手24と回転揺動体26とスプリング31と吐水路
25と吐水口15から構成されている。回転揺動体26
と吐水路25とは一体で固定されており、吐水路25先
端の揺動固定部29で洗浄ノズル10と接続され、この
揺動固定部29を中心に水平に揺動できる様になってい
る。
【0025】使用者が洗浄水回転または揺動を指示すれ
ば、空気ポンプ16が空気を加圧すると同時に、2個の
バルブが所定の周期で開閉し空気を洗浄水回転揺動手段
14の空気ノズル30へ送り込む。送り込まれた加圧空
気は2本の空気ノズル30から吐出され、スプリング3
1によりおさえられている回転揺動体26を2方向から
交互に揺動させる。この揺動により、回転揺動体26に
連結された吐水路25の傾きが変化する事で吐水方向を
変える事ができる。バルブの切り替え周期を短くすれ
ば、短い周期の吐水の回転または揺動が可能であり、空
気ポンプ16の出力圧力を大きくすれば吐水路25の傾
きが大きく変化し、吐水方向、吐水面積を大きく変化さ
せる事ができる。
【0026】本構成によれば、図1に示した実施例で説
明した効果に加え、吐水の面積(広がり)と回転または
揺動の周期のそれぞれを流量と独立して制御することが
できるため、人体洗浄ノズルとして多種類の洗浄モード
に対応できる。また、本構成では少ない空気量でも高速
で回転または揺動が可能であり、使用者にとっては吐水
面全体から吐水されているような錯覚を覚え大幅な節水
が可能である。
【0027】上記すべての実施例においては、吐水口1
5の穴数を1個で説明したが、吐水口の穴数は本発明の
実施の妨げになることはないので、洗浄対象に合わせ
て、吐水口の穴数は設計者が決めればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例における人体洗浄ノズル
の全体構成図である。
【図2】別の空気供給方法を示す説明図である。
【図3】別の洗浄水回転方法を示す説明図であ。
【図4】第一の従来例に係わる人体洗浄ノズルの説明図
である。
【図5】第二の従来例に係わる人体洗浄ノズルの説明図
である。
【符号の説明】
10…洗浄ノズル、11…水ポンプ、12…流量調節バ
ルブ、13…給水路 14…洗浄水回転揺動手段、15…吐水口、16…空気
ポンプ 17a…空気バルブ、17b…空気バルブ、17…空気
バルブ 18a…空気流路、18b…空気流路、18…空気流
路、19…空気口 20…気泡混入手段、21…エアータービン、22…偏
心カム 24…フレキ継手、25…吐水路、26…回転揺動体、
27…空気室 28…多孔体、29…揺動固定部、30…空気ノズル、
31…スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊田 弘一 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 柳瀬 理典 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 榎本 和幸 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D038 JA00 JF03 JH12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄水を吐水する吐水路と、その吐水路
    に連通する給水路とを有する洗浄ノズルにおいて、空気
    ポンプを有し、この空気ポンプからの空気の運動エネル
    ギーを利用して、前記吐水路を回転または揺動させる洗
    浄水回転揺動手段を有する事を特徴とする人体洗浄ノズ
    ル。
  2. 【請求項2】 前記空気ポンプからの空気の一部を、洗
    浄水中に強制的に混入せしめる気泡混入手段にも利用し
    たことを特長とする請求項1記載の人体洗浄ノズル。
  3. 【請求項3】 前記空気ポンプから供給される空気の量
    または圧力を変えることにより吐水の状態を変化させる
    ことを特長とする請求項1または2記載の人体洗浄ノズ
    ル。
  4. 【請求項4】 給水路の途中に流量調節バルブを設けた
    人体洗浄ノズルにおいて、洗浄ノズル内の空気流路を2
    本以上設ける事により、洗浄水回転揺動手段または、洗
    浄水回転揺動手段および気泡混入手段を洗浄水量と独立
    して制御することを特長とする請求項1乃至請求項3い
    ずれか記載の人体洗浄ノズル。
  5. 【請求項5】 洗浄水を供給する給水路と、流量調節バ
    ルブと、洗浄水を吐出する吐出口を備えた洗浄ノズル
    と、前期洗浄ノズル内に設けた空気流路と、空気流路に
    空気を強制的に供給する空気ポンプと、前期空気流路を
    通して送られる空気を利用して洗浄水の吐出方向が所定
    の軌跡を描く連続した運動を与える吐水運動手段を備え
    てなる人体洗浄ノズル。
JP10210380A 1998-07-08 1998-07-08 人体洗浄ノズル Withdrawn JP2000027266A (ja)

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