JP2000027161A - 重力式構造部材 - Google Patents

重力式構造部材

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JP2000027161A
JP2000027161A JP10194389A JP19438998A JP2000027161A JP 2000027161 A JP2000027161 A JP 2000027161A JP 10194389 A JP10194389 A JP 10194389A JP 19438998 A JP19438998 A JP 19438998A JP 2000027161 A JP2000027161 A JP 2000027161A
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JP
Japan
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container
wastes
gravity
type structure
structural member
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JP10194389A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Fukuura
尚之 福浦
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な方法により、効率的かつ経済的に廃
材を利用した重力式構造部材を提供する。 【解決手段】廃材を利用した重力式構造部材であって、
予め製作された容器３内に廃材を収納し、容器３内の廃
材を締め固め後、容器３を密封して構成したことを特徴
とする、重力式構造部材。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はコンクリート塊や下
水汚泥、都市ゴミ焼却灰等の廃材を利用した重力式構造
部材に関する。
【０００２】
【従来の技術】鉄筋コンクリート塊の廃材をそのまま海
中に沈め漁礁としたり、又は、コンクリート材料として
再利用するために、ＪＩＳ規格に規定される諸条件を満
足させるまで鉄筋コンクリート塊の廃材を加工して利用
する方法が行われている。
【０００３】しかしこれ等の方法においては以下の問題
がある。 有害物質を含有することにより、周辺環境へ悪影響を
与える。 再利用するためのコストが高価となる。 コンクリート材料に不適な物質を含有することがあ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決するためになされたもので、簡単な方法に
より、効率的かつ経済的に廃材を利用した重力式構造部
材を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】廃材を利用した重力式構
造部材であって、予め製作された容器内に廃材を収納
し、容器内の廃材を締め固め後、容器を密封して構成し
たことを特徴とする、重力式構造部材。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら、本発明
の実施形態について説明する。
【０００７】＜イ＞構成 図１は、本発明による重力式構造物１の構造部材２とな
る容器３の斜視図である。容器３内には、鉄筋コンクリ
ート塊や下水汚泥、都市ゴミ焼却灰等の廃材を収納し、
容器３内のこれら廃材を締め固め後、容器３を蓋４等で
密封して一体化して重力式構造物１の構造部材２として
いる。
【０００８】＜ロ＞容器 容器３は鉄筋コンクリート製等、廃材の締め固めに耐え
るものであればよい。容器３の形状は、積み重ねた際、
隙間ができない様なたとえば方形形状が好ましい。容器
３には別途蓋４を設け、容器３内に廃材を収納し締め固
め後、蓋４をして一体化した密封の構造部材２とする。
【０００９】＜ハ＞廃材 前記容器３内には廃材を収納する。（図示せず） 廃材としては、たとえば建設廃棄物の鉄筋コンクリート
塊や下水汚泥、都市ゴミ焼却灰等がある。これら廃材
を、容器３内に収納できる大きさに破砕し収納する。鉄
筋コンクリート塊の破砕は大まかな寸法でよく、これら
の隙間に都市ゴミ焼却灰等が密実に詰め込まれることに
なる。
【００１０】
【作用】以下に、本発明による重力式構造部材の使用方
法の一例を説明する。
【００１１】＜イ＞構造部材の据付 図２は大型土留め擁壁を構築するための重力式構造物１
の施工状況を示す側面図である。重力式構造物１の構築
中心線上に構造部材２を据付けていく。重力式構造物１
の構築形状に合わせて、構造部材２を複数列に並べた
り、複数段に積み重ねることにより、重力式構造物１の
コア部分に据付けていく。
【００１２】＜ロ＞足場、型枠の組み立て 構造部材２を据付け後、構造部材２外周に足場５を組み
立て、引き続き所定位置に型枠６の組み立てを行う。
【００１３】＜ハ＞コンクリート打設 前記型枠６内部にコンクリート７を打設して重力式構造
物１が完成する。この重力式構造物１は、コア部分に構
造部材２が据付けられているため、重力式構造物１のコ
ンクリート７打設量を大幅に削減でき、かつ、構造部材
２内部には、建設廃棄物の鉄筋コンクリート塊や下水汚
泥、都市ゴミ焼却灰等が締め固め収納されているため、
廃材の有効利用を行うことができるものである。
【００１４】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから、
次のような効果を得ることができる。 ＜イ＞重力式構造物のコア部分の構造部材は、内部に建
設廃棄物の鉄筋コンクリート塊や下水汚泥、都市ゴミ焼
却灰等が締め固め収納されたものであるため、廃材の有
効利用を行うことができる。 ＜ロ＞重力式構造物のコア部分に構造部材を据付けてい
るため、コンクリート打設量を大幅に削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による重力式構造物の構造部材となる容
器の斜視図。
【図２】重力式構造物の施工状況を示す側面図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】廃材を利用した重力式構造部材であって、 予め製作された容器内に廃材を収納し、 容器内の廃材を締め固め後、 容器を密封して構成したことを特徴とする、 重力式構造部材。
JP10194389A 1998-07-09 1998-07-09 重力式構造部材 Pending JP2000027161A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITMI20111637A1 (it) * 2011-09-09 2013-03-10 G R M S R L Contenitore in calcestruzzo e relativo metodo di smaltimento di materiali pericolosi

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ITMI20111637A1 (it) * 2011-09-09 2013-03-10 G R M S R L Contenitore in calcestruzzo e relativo metodo di smaltimento di materiali pericolosi

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