JP2000027068A - リネン類の洗浄方法 - Google Patents

リネン類の洗浄方法

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JP2000027068A
JP2000027068A JP10254706A JP25470698A JP2000027068A JP 2000027068 A JP2000027068 A JP 2000027068A JP 10254706 A JP10254706 A JP 10254706A JP 25470698 A JP25470698 A JP 25470698A JP 2000027068 A JP2000027068 A JP 2000027068A
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rinsing
linens
cleaning
washing
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Mikiharu Nagamatsu
幹晴 永松
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Mitsubishi Plastics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実に衛生性を確保し、作業環境の安全が確
保されるリネン類の洗濯、洗浄方法を提供すること。 【解決手段】 電解水によってリネン類を洗浄する方法
において、まず、リネン類を流動または振動する強アル
カリ性電解水によって前処理洗浄を行い、ついで、濯ぎ
水によって濯いだあとの水のpHが、濯ぎ水に使用する
水のpHとの差が0.5以下になるまで濯いだあと、最
後に、流動または振動する強酸性電解水で洗浄すること
を特徴とする。 【効果】 上記課題が解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リネン類の洗浄方
法に関する。さらに詳しくは、近年流通が盛んになって
いる、シーツ、枕カバー、浴衣、タオル、おしぼりタオ
ルなどの「リネン(リンネル)類」の洗浄方法に係り、
詳しくは、雑菌の付着が少なく極めて衛生的なリネンを
使用者へ提供し、かつ、回収した「リネン」を洗浄し、
洗浄、提供、回収、洗浄のサイクル回数を増やしても、
衛生性を維持できるリネン類の洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、病院、ホテル、レストラン、
鉄道、航空機、船舶などのサービス業界にあっては、シ
一ツ、タオル、おしぼりタオル、浴衣、枕カバー、椅子
カバーなど、顧客に快適に過ごしてもらうために、常に
清潔で新しいリネン類を提供・使用してもらう慣習があ
るが、このリネン類は、サービス業経営者が自身で購入
するコストを削減したり、使用済のものを回収、洗濯・
殺菌、保管などの管理作業などを軽減するために、リー
ス形態のリネン類を使用することが広く普及している。
【0003】このリース形態のリネン類の洗濯・洗浄、
殺菌などについては、(社)日本リネンサプライ協会が
業界団体として自主的に制定した環境衛生基準があり、
リネン類の衛生性確保に努力はしているが、現状では必
ずしも守られているとは言い難い。また、従来の洗濯・
洗浄、殺菌の際には、次亜塩素酸ソーダなどの強力な薬
剤を便用しているため、作業環境や安全性にも問題があ
った。
【0004】出願人はさきに、上記の作業環境や安全性
の問題を解消したリネン類の洗浄方法として、強アルカ
リ性電解水や強酸性電解水による洗浄方法を提案した
が、なお、梅雨期や夏期にリース先で長期間滞留してい
る間に、雑菌の繁殖によってカビが発生することが多
く、カビの臭いや染み(汚れ)は通常の洗濯では除去す
ることが困難であり、再度洗濯しても完全に除去するこ
とが困難であるという問題があることが判った。特に、
おしぼりタオルにあっては、通常は十分に水分を含んで
いるので、雑菌の繁殖によって発生したカビの臭いや染
み(汚れ)は、強酸性電解水によって洗濯しても、雑菌
を完全に死滅させることは困難であることが判った。
【0005】
【発明が解決使用とする課題】本発明者は、リース形態
のリネン類の洗濯・洗浄、殺菌などに関して従来から本
発明の属する技術分やに存在していた、上記課題を解決
すべく鋭意検討の結果、本発明を完成するに至ったもの
である。本発明の目的は、次のとおりである。 1.確実に衛生性を確保し、作業環境の安全性が確保さ
れるリネン類の洗濯、洗浄方法を提供すること。 2.リネン類がリース先で長期間滞留することがあって
も、カビの発生、カビの臭いや染み(汚れ)の発生が抑
制されるリネン類の洗濯、洗浄方法を提供すること。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、電解水によってリネンを洗浄する方法
において、まず、リネン類を流動または振動する強アル
カリ性電解水によって前処理洗浄を行い、ついで、濯ぎ
水によって濯ぎを行ない、この濯ぎ水によって濯いだあ
との水のpHが、濯ぎに使用する水のpHとの差が0.
5以下になるまで濯いだあと、最後に、流動または振動
する強酸性電解水で洗浄を行うことを特徴とするリネン
類の洗浄方法を提供する。
【0007】本発明では、さらに、電解水によってリネ
ン類を洗浄する方法において、まづ、リネン類を流動ま
たは振動する強アルカリ性電解水によって前処理洗浄を
行い、ついで、濯ぎ水によって濯ぎを行ない、この濯ぎ
水によって濯いだあとの水のpHが、濯ぎに使用する水
のpHとの差が0.5以下になるまで濯いだあと、最後
に、流動または振動する強酸性電解水であって、抗菌剤
が溶解されてなる強酸性電解水によって洗浄を行うこと
を特徴とするリネン類の洗浄方法を提供する。
【0008】以下、本発明方法を詳細に説明する。本発
明においてリネン(リンネル)類とは、病院、ホテル、
レストラン、鉄道、航空機、船舶などのサービス業界に
あって顧客に提供される、布団カバー、シーツ、タオ
ル、おしぼりタオル、浴衣、浴衣帯、枕カバー、椅子カ
バーなどをいう。
【0009】本発明方法によるときは、まず、使用済み
のリネン類などの被洗浄物を流動または振動する強アル
カリ性電解水によって前処理洗浄を行う。強アルカリ性
電解水は、被洗浄物の汚れを落とす顕著な効果を発揮す
る。この強アルカリ性電解水は、pH10以上のもので
あって、水道水や地下水などを源水に少量の塩化ナトリ
ウムなどの電解質を添加して、電気分解することによっ
て得られる水や、イオン交換樹脂によって得られる水で
あって、酸化還元電位(Oxygen Reduction Potential、
ORP)が−800mV以下のものをいう。なお、ORP
値は、ORP複合電極による白金電極法により測定する
ことができる。被洗浄物を強アルカリ性電解水によって
前処理洗浄を行う前に、あらかじめ地下水(井戸水)、
水道水などを使用して予洗を行うのが好ましい。
【0010】強アルカリ性電解水を電気分解法によって
調製するときは、源水に少量の電解質を添加するが、他
の薬剤類は一切添加しないので、たとえ人の皮膚に触れ
ても何ら害はなく、さらに、排水は酸によって中和され
るので、環境に悪影響を与えることがない。被洗浄物は
静止状態にある強アルカリ水に浸すだけでは、洗浄効果
は得られないので、流動または振動する強アルカリ水中
で洗浄を行うものとする。汚れが酷いときには、溶けた
汚染物質が被洗浄物布地の表面を被覆し、洗浄効果を阻
害するからである。
【0011】本発明方法によるときは、つぎに、濯ぎ水
によって濯ぎを行なう。濯ぎ水による濯ぎの目的は、最
後の工程での強酸性電解水によっての洗浄効果を顕著に
発揮させることにある。すなわち、本発明者に実験によ
れば、被洗浄物を強アルカリ性電解水によって前処理洗
浄した直後、濯ぎ水によって濯ぎを行なう際に、濯ぎ水
のpHをaとし、濯ぎ水による濯ぎを行ったあとの水の
pHをbとしたとき、b−aの差が0.5以下になった
あと脱水し、このあと強酸性電解水によって洗浄を行う
ことによって顕著な殺菌効果が発揮されることが分っ
た。
【0012】その理由は、濯ぎ水によって強アルカリ性
電解水を十分に濯ぐと、被洗浄物に強アルカリ性電解水
が残らないので、殺菌作用のある強酸性電解水による洗
浄を行う最後の工程で、強アルカリ性電解水を被洗浄物
に残留する強アルカリ性電解水の中和反応に消費するこ
となく、本来の殺菌作用に振り向けることができるから
であると推測される。なお、濯ぎ水による濯ぎ工程の途
中で脱水し、さらに濯ぎ水による濯ぎ、脱水を繰返す
と、濯ぎ水の使用量を減らすことができるので好まし
い。
【0013】濯ぎ水には、pHが6〜8の中性ないし中
性に近い水を使用するのが好ましい。濯ぎ水の具体例に
は、井戸水、水道水、水の電気分解によって得られた強
アルカリ性電解水を強酸性電解水によって中和した中性
水、イオン交換樹脂によって得られる中性水などが挙げ
られる。被洗浄物を濯ぎ水によって濯ぐには、例えば、
強アルカリ性電解水によって前処理した後、濯ぎ水によ
るて濯ぎの前のpHが11の値の被洗浄物を、pH7.
5程度の井戸水を濯ぎ水として使用し、濯ぎ水のpHの
値が8以下になるまで濯ぎを行うのが好ましい。
【0014】本発明方法によるときは、最後に、被洗浄
物を強酸性電解水によって洗浄を行う。本発明において
強酸性電解水とは、pH2.5±0.2の電解水であっ
て、ORPが1100mV以上、有効塩素濃度が30 ppm
以上のものをいう。なお有効塩素濃度は、JIS K0
101の「よう素滴定法」によって測定することができ
る。被洗浄物を強酸性電解水中で洗浄を行うことによ
り、被洗浄物に付着している細菌を殺菌することができ
る。
【0015】被洗浄物を強酸性電解水だけで洗浄を行う
場合には、一般細菌の付着数を減少させることができる
が、汚れを落とすことができない場合があるので、被洗
浄物の汚れや黄ばみが残り、商品価値がかえって低下す
るという欠点がある。本発明方法に従い、強アルカリ性
電解水を用いての前処理によって被洗浄物の汚れを落と
し、次に強酸性電解水による洗浄(殺菌)工程を組合せ
ることにより、被洗浄物の商品価値を高め、かつ、衛生
性(付着菌の減少)を高めることができる。
【0016】被洗浄物を強酸性電解水中で洗浄を行う際
には、静止状態にある強酸性水に浸すだけでは、細菌が
被洗浄物の表面を被覆し、目的とする殺菌効果が得られ
ないので、強酸性電解水を流動または振動させて洗浄す
るものとする。強酸性電解水を流動または振動させるに
は、このような機能を備えた高性能電気洗濯機を使用す
ればよい。
【0017】強酸性電解水によって洗浄を行なう際に、
抗菌剤を溶解した強酸性電解水によって行なうと、被洗
浄物の繊維に抗菌剤の痕跡を残すことができるので、お
しぼりタオルなどの通常は十分に水分を含んでいるもの
であっても、雑菌の増殖を抑制し、カビが発生し難くす
ることができ、カビの臭いや染み(汚れ)の発生を抑制
できる。従って、回収後は通常の洗濯によって除去する
ことができ、再洗濯は必要ない。
【0018】抗菌剤としては、安全衛生の観点から、食
品添加物として認可されている化合物が挙げられ、脂肪
酸とそのエステル類が好適である。具体的には、カプリ
ン酸、カプリン酸モノグリセライド、ラウリン酸モノグ
リセライドなどのグリセリン脂肪酸エステル類がが挙げ
られる。この抗菌剤の濯ぎ水への添加量は、濯ぎ水に対
して0.1重量%以上の濃度とするのが好ましい。
【0019】通常のリネン類の洗浄は、連続式洗潅機で
行なわれる場合が多いが、工程の一例を挙げれば、(1)
予洗−(2)脱水一(3)前処理洗浄(強アルカリ性電解水に
よる)一(4) 脱水一(5) 濯ぎ−(6) 脱水一 (7)濯ぎ−
(8) 脱水一(9) 洗浄(強酸性電解水による)一(10)脱水
−(11)製品、の11工程である。本発明方法に従うとき
は、pH値を特定の範囲に調節する必要があるのは、
(7) 濯ぎ−(8) 脱水−(9)濯ぎ洗浄(強酸性電解水によ
る)の3工程の間である。第2発明の方法に従って抗菌
剤を溶解するのは、(9) 洗浄(強酸性電解水による)の
工程である。
【0020】以下、本発明を実施例によって詳細に説明
するが、本発明はその趣旨を越えない限り、以下の記載
例に限定されるものではない。
【0021】[実施例1〜実施例2、比較例1〜比較例
2] (a)電解水の調製 電解水は、ARV杜製の「アクアリファインACI.5
L型」を使用し、塩化ナトリウム(純度99%以上)の
希薄水溶液を電解して、次の様な特性を有する電解水を
得た。すなわち、強アルカリ性電解水は、pHが10.
55、ORPが−825mVであり、強酸性電解水はp
Hが2.38、ORPが1157mV、有効塩索濃度が
33.6ppmである。
【0022】(b) 洗浄工程 某ビジネスホテルより回収した汚れた枕カバー(42cm
×28cm)を上記した(1)〜(11)の工程に従い、井戸水
のよる予洗、強アルカリ性電解水による前処理洗浄を行
い、井戸水(pH(a)=7.38)による濯ぎ、強酸性
電解水による洗浄を行った。(1)〜(11)の全工程に要し
た時間は、約50分である。井戸水による濯ぎ前の被洗
浄物のpH値(b)を7.85(実施例1)、7.51
(実施例2)、9.16(比較例1)、8.04(比較
例2)と変えた。このあと、最終前の(10)工程で脱水し
た枕カバーについて、厚生省「おしぼりの衛生的処理基
準に関する指導基準(昭和57年通達)」中の検査方法
に準拠して、一般生菌数の測定を行なった。また、洗浄
後の枕カバーを天日干しによって乾燥し、汚れやシミの
有無を目視観察し、および異臭の有無の官能検査を行っ
た。測定結果を、表−1に示す。
【0023】[比較例3]現在行われている枕カバ−の
洗浄方法によって洗浄を行ったものについて、同様に、
一般生菌数、汚れやシミの目視観察、異臭の有無の官能
検査などを行った。その結果を、表−1に示す。なお、
現在行われている枕カバ−の洗浄方法の工程は、次の通
りである。(1)予洗−(2)脱水一(3)本洗(業務用洗剤の
メタケイ酸ソーダを使用)−(4) 脱水−(5) 濯ぎ(水道
水を使用、2回繰返し)−(6) 脱水一 (7)濯ぎ(次亜塩
素酸ソーダ70ppmを使用、2回繰返し)→(8) 脱水→
熱プレス(160℃×3秒)→製品であり、全体に要す
る時間は約50分である。
【0024】
【表1】
【0025】表−1から、次のことが明らかである。 (1)濯ぎ水のpHをaとし、濯ぎ水による濯ぎを行った
あとの水のpHをbとしたとき、b−aの差が0.5よ
り小さい実施例の場合は、洗浄後の製品は、一般生菌数
の付着が少なく、汚れやシミもなく、異臭もない(実施
例1〜実施例2参照)。 (2)これに対して、b−aの差が0.5を超える比較例
1、比較例2の場合は、汚れがやや残り、b−aの差が
大きくなるほど異臭が認められる。
【0026】[実施例3〜実施例5、比較例4〜比較例
5] (a)電解水の調製 実施例1に記載の例と同じ手順で調製した。 (b)洗浄工程 某レストランから回収したおしぼりタオルを、実施例1
におけると同様の手法で11工程で、全体で約50分を
要して洗浄した。ただし、(9) 工程は、強酸性電解水5
00ccに抗菌剤(カプリン酸モノグリセライドを20重
量%、エチルアルコール40重量%を含む製剤、理研ビ
タミン社製)を、表−2に記載した割合で添加したもの
よって5分間洗浄し、次の(10)脱水し(11)製品とした。
ただし、比較例4は水道水のみによって濯ぎ、比較例5
は強酸性電解水(有効塩素濃度16ppm)のみによって濯
いだ。
【0027】(c)評価試験 得られた洗浄後のおしぼりタオルにつき、実施例1にお
けると同様に一般生菌数の測定を行なった。また、一般
生菌数の測定結果より、強酸性電解水への抗菌剤溶解に
よる効果を次の判定基準で判定した。◎:極めて良好な
もの、○:良好なもの、△:不良なもの、×:極めて不
良なもの。これら評価結果を、表−2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】表−2から、次のことが明らかである。 (1)実施例3〜実施例5のものは、強酸性電解水のみに
よって濯いだ比較例5のものにに比べて、洗浄後に時間
が経過しても一般生菌数が増加せず、有効塩素濃度が低
くても雑菌の繁殖が抑制される。 (2)これに対して水道水のみによって濯いだ比較例4の
ものは、雑菌の繁殖が激しく好ましくない。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通りであり、次
の様な特別に有利な効果を奏し、その産業上の利用価値
は極めて大である。 1.本発明に係る洗浄方法によるときは、強アルカリ性
電解水を用いての前処理洗浄によって被洗浄物の汚れを
落とし、次に強酸性電解水による洗浄(殺菌)工程を組
合せているので、洗浄後の製品に付着する一般生菌数も
3000以下と著しく少なくすることができ、かつ、異
臭もなく、商品価値の高いリネン類を提供することがで
きる。 2.本発明に係る洗浄方法によるときは、強アルカリ性
電解水を用いての前処理洗浄の後に濯ぎ水により十分な
濯ぎを行うので、強酸性電解水が強アルカリ性電解水の
中和に消費される量が少なく、殺菌効果が顕著に発揮さ
れ、清潔なリネン類を提供することができる。 3.本発明に係る洗浄方法によるときは、次亜塩素酸ソ
ーダなどの強力な薬剤を便用しないので、作業環境や洗
浄作業は安全性が確保される。 4.抗菌剤を溶解した強酸性電解水によって洗浄する方
法による場合は、洗浄後に時間が経過しても一般生菌数
が増加せず、有効塩素濃度が低くても雑菌の繁殖が抑制
される。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解水によってリネン類を洗浄する方法
    において、まづ、リネン類を流動または振動する強アル
    カリ性電解水によって前処理洗浄を行い、ついで、濯ぎ
    水によって濯ぎを行ない、この濯ぎ水によって濯いだあ
    との水のpHが、濯ぎに使用する水のpHとの差が0.
    5以下になるまで濯いだあと、最後に、流動または振動
    する強酸性電解水で洗浄を行うことを特徴とするリネン
    類の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 電解水によってリネン類を洗浄する方法
    において、まづ、リネン類を流動または振動する強アル
    カリ性電解水によって前処理洗浄を行い、ついで、濯ぎ
    水によって濯ぎを行ない、この濯ぎ水によって濯いだあ
    との水のpHが、濯ぎに使用する水のpHとの差が0.
    5以下になるまで濯いだあと、最後に、流動または振動
    する強酸性電解水であって、抗菌剤が溶解されてなる強
    酸性電解水によって洗浄を行うことを特徴とするリネン
    類の洗浄方法。
  3. 【請求項3】 リネン類が、布団カバー、シーツ、タオ
    ル、おしぼりタオル、浴衣、浴衣帯、枕カバー、椅子カ
    バーよりなる群から選ばれたものである、請求項1また
    は請求項2に記載のリネン類の洗浄方法。
  4. 【請求項4】 濯ぎ水は、pHが6〜8の中性のを使用
    する、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の
    リネン類の洗浄方法。
  5. 【請求項5】 濯いだあと脱水する、請求項1ないし請
    求項4のいずれか一項に記載のリネン類の洗浄方法。
  6. 【請求項6】 抗菌剤の主成分が、グリセリン脂肪酸エ
    ステルであり、これの濯ぎ水への添加量を0.1重量%
    以上とする、請求項2ないし請求項5のいずれか一項に
    記載のリネン類の洗浄方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007006817A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Yanmar Co Ltd 育苗トレイの洗浄装置
JP2008023163A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Hiroshimaken Lease Towel:Kk 湿潤繊維類生産方法及び湿潤繊維類生産装置
WO2008138357A1 (en) * 2007-05-13 2008-11-20 Magued George Amin Electrolyzed alkaline water multipurpose cleaner ph 12.5+/-1.5

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