JP2000026233A - 追加的に1種類以上のアルキルメチコンコポリオ―ル及び/又はアルキルジメチコンコポリオ―ルを含んでなる増加した水分を含むw/o型エマルションの調製 - Google Patents

追加的に1種類以上のアルキルメチコンコポリオ―ル及び/又はアルキルジメチコンコポリオ―ルを含んでなる増加した水分を含むw/o型エマルションの調製

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ライナー・クレプケ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧品及び皮膚科学的調製物、とくに油中水
型のエマルションを提供する。 【解決手段】 (a) 調製物の総重量を基礎にして少
なくとも合計85重量%の水及び、場合によっては水溶
性物質を含み、そして最高で合計15重量%の脂質、乳
化剤及び親油性成分を含み、(b) アルキルメチコン
コポリオール及び/又はアルキルジメチコンコポリオー
ルの群から選択される少なくとも1種類の界面活性物質
を含んでなり、(c) エマルションの脂質相を含む1
種類以上の脂質成分を含んでなり、(d) (b)対
(c)の重量比が0.10ないし0.25の範囲から選
択される、油中水エマルション。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品及び皮膚科
学的調製物、なかでも油中水型の調製物、それらの調製
方法並びに化粧品の及び医学的目的に対するそれらの使
用に関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚はヒトの最大の器官であり、多数の
重要な機能を果す。成人において約2m2の平均面積を
有するので、それは保護及び感覚器官として主要な役割
を有する。本器官の目的は機械的、熱的、化学線的、化
学的及び生物学的刺激を伝達し、そらせることである。
更にそれは、ヒトの代謝における調整及び標的の器官と
して重要な役割を有する。
【0003】化粧品学の意味における皮膚の手入れの主
な目的は環境的影響(例えば汚れ、化合物、微生物)に
対する、そして内因性の物質(例えば水、天然の脂肪、
電解質)の喪失に対するバリヤーとしての皮膚の自然の
機能を強化又は再構築すること、並びに更に、損傷が起
こった時に、その角質層の自然の再生能を援助すること
である。
【0004】皮膚のバリヤー性が損傷されると、毒性又
はアレルギー性皮膚反応に導く、毒性又はアレルギー性
物質の吸収増加あるいは微生物による感染がおこる可能
性がある。
【0005】もう1種の皮膚の手入れの目的は、日常の
洗浄によりもたらされる皮脂及び水分の、皮膚による喪
失を補うことである。これは、自然の再生能が不適切で
ある場合は特に重要である。更に、皮膚の手入れ用製品
は環境の影響、なかでも太陽及び風に対して保護し、そ
して皮膚の老化を遅らせなければならない。
【0006】医学用の局所組成物は通常、有効濃度の1
種類以上の医薬品を含んでなる。簡明化のために、化粧
品及び医学的使用及び対応する製品の間を明確に区別す
るために、ドイツ連邦共和国の法律条項(例えば化粧品
指導書、食品及び薬品条例)が参照されている。
【0007】エマルションは概括的に、通常、相と称さ
れる、相互に非混和性又は限定された程度にのみ混和性
の2種類の液体からなる不均質系を意味すると理解され
る。エマルションにおいては、2種の液体のうちの一方
が他方の液体中に非常に微細な液滴の形態で分散されて
いる。
【0008】2種の液体が水及び油であり、油滴が水中
に非常に微細に分散されている場合は、これは水中油エ
マルション(O/Wエマルション、例えば牛乳)であ
る。O/Wエマルションの基礎的な特徴は水により決定
される。油中水エマルション(W/Oエマルション、例
えばバター)の場合には原理は逆で、ここでは基礎的構
造は油により決定される。
【0009】当業者はもちろん、例えば室温から皮膚温
までの範囲で塗布することができるクリーム及び軟膏の
形態の、あるいはこの温度範囲では流動性でありそうな
ローション及び乳剤としての、化粧品又は皮膚科学的用
途のための安定なW/O調製物を調製するための多数の
方法を知っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、調製
物の生薬学的性質又はその他の特性を損なわずに、高い
もしくは非常に高い含量の水溶性及び/又は水混和性物
質を含んで調製することができる調製物を提供すること
であった。
【0011】K.J.Lissant:The Geometry of High-Inter
nal-Phase-Ratio Emulsions(高内部相比率エマルショ
ンの構造);Journal Of Colloid and Interface Scienc
e 22, 462-468(1966)によると、>70%の内部相を有
するエマルションは「高内部相エマルション」と定義さ
れている。安定な、固体から半固体の「高内部相の油中
水エマルション」、なかでも85%の比較的高い水分を
含む(「非常に高い内部相の油中水エマルション」)に
もかかわらず非常に良好な感受性を有するものの調製は
未解決の問題である。エマルション中のこの非常に高い
水分含量の結果として、後者はそれらの主要成分(親水
性及び親油性成分)中に特に早急に皮膚上で「クラック
(crack)」する(感覚的に不快)。更に、親油性成分
はまた、それらの個々の構成成分に分離し、それは脂質
が皮膚上で相互から「滑り去る」こと(感覚的に不快)
を意味する。
【0012】油中水エマルションに対して通常使用され
る相容量比の変動法(すなわち、より大量の液体脂質を
取り込むこと)は低い脂質含量のために、「高い内部
相」のW/Oエマルションの場合にごく限定された程度
に使用できるか、又は「非常に高い内部相」のW/Oエ
マルションの場合には全く使用することができない。
【0013】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、(a)
調製物の総重量を基礎にして、合計が少なくとも85
重量%の水分含量及び場合によっては水溶性物質を含
み、そして最大で、合計15重量%の脂質、乳化剤及び
親油性成分含量を含み、(b) アルキルメチコンコポ
リオール及び/又はアルキルジメチコンコポリオールの
群から選ばれた少なくとも1種類の界面活性物質を含ん
でなり、(c) エマルションの脂質相を含む1種類以
上の脂質成分を含んでなり、(d) (b)対(c)の
重量比が0.10ないし0.25の範囲から選ばれる、
油中水エマルションが、従来の当該技術分野の欠点を克
服することが判明した。
【0014】驚くべきことには、新規調製物は皮膚への
使用に極めて快適で、化粧品としての非常に優れた優美
さを特徴として有する。更なる発明的な活動を伴わずに
当業者には周知の組成物を使用することにより、実質的
にあらゆる所望の粘度を達成することができる、すなわ
ち、本発明は例えば、流動性の使用形態(例えばローシ
ョン)として、あるいは半固体から固体調製物として
(例えばクリームとして)の形態にすることができるこ
とを意味する。
【0015】本発明の目的に対して特に好都合に使用す
ることができる界面活性物質の一例は、商品名ABIL(R)
EM90としてTh. Goldschmidt AG社により販売されてい
る、セチルジメチコンコポリオールである。
【0016】更に、Dow Corning Ltd.社からDow Cornin
g(R) 5200 Formulation Aid(調製補助剤)の商品名で
入手可能な、乳化剤のラウリルメチコンコポリオールが
特に好都合であることが判明した。
【0017】最終製品の化粧品又は皮膚科学的調製物中
に本発明に従って使用される界面活性物質の総量は好都
合には、調製物の総重量を基礎にして、0.075〜
7.5重量%、好ましくは0.1〜5.0重量%、特に
は1.0〜3.0重量%の範囲から選択される。
【0018】新規調製物は特に好都合には、調製物の総
量を基礎にして、88重量%を越える水及び場合によっ
ては水溶性物質を含んでなる。
【0019】前記の型の乳化剤は、高い水分含量を有す
るW/Oエマルションをもたらすために使用できること
は知られているが、既知の当該技術分野は本発明への経
路を示すことはできなかった。
【0020】本明細書の説明の目的のためには、術語
「脂質」は時々、当業者に極めて周知のように、脂肪、
油、ワックス等に対する総称として使用される。術語
「油相」及び「脂質相」もまた同義的に使用される。
【0021】脂質相の構成成分は好都合には、例えばワ
セリン(ペトロラタム)、パラフィン油及びポリオレフ
ィンからなる群から選ばれる、極性及び非極性脂質成分
の群から選ぶことができる。ポリオレフィンのうちでは
ポリデセン及び水素化ポリイソブテンが好ましい物質で
ある。
【0022】本発明の目的のためには、油相は更に好都
合には、3ないし30個の炭素原子の鎖長を有する飽和
及び/又は不飽和の、分枝及び/又は非分枝アルカンカ
ルボン酸と、3ないし30個の炭素原子の鎖長を有する
飽和及び/又は不飽和の、分枝及び/又は非分枝アルコ
ールとのエステルの群から、並びに、芳香族カルボン酸
と、3ないし30個の炭素原子の鎖長を有する飽和及び
/又は不飽和の、分枝及び/又は非分枝アルコールとの
エステルの群から選ばれる物質を含んでなる。このよう
なエステル油は次に、好都合には、ミリスチン酸イソプ
ロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソ
プロピル、オレイン酸イソプロピル、ステアリン酸n−
ブチル、ラウリン酸n−ヘキシル、オレイン酸n−デシ
ル、ステアリン酸イソオクチル、ステアリン酸イソノニ
ル、イソノナン酸イソノニル、パルミチン酸2−エチル
ヘキシル、ラウリン酸2−エチルヘキシル、ステアリン
酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−オクチルドデ
シル、オレイン酸オレイル、エルカ酸オレイル、オレイ
ン酸エルシル、エルカ酸エルシル並びに更に合成、半合
成及び、例えばジョジョバ油のような、このようなエス
テルの天然の混合物からなる群から選ぶことができる。
【0023】油相は更に、好都合には、分枝及び非分枝
の炭化水素及び炭化水素ワックス、シリコーン油、ジア
ルキルエーテルの群、飽和又は不飽和の、分枝又は非分
枝アルコール、並びに脂肪酸トリグリセリド、すなわち
8ないし24個の、特には12〜18個の炭素原子の鎖
長を有する飽和及び/又は不飽和の、分枝及び/又は非
分枝アルカンカルボン酸のトリグリセロールエステルの
群から選ぶことができる。該脂肪酸トリグリセリドは好
都合には、合成、半合成及び天然の油、例えば、オリー
ブ油、ヒマワリ油、大豆油、ピーナツ油、ナタネ油、ア
ーモンド油、ヤシ油、ココナツ油、ヤシの芯油等の群か
ら選ぶことができる。
【0024】本発明に従う油相中に好都合に使用するこ
とができる脂肪及び/又はワックス成分は、植物ワック
ス、動物ワックス、鉱物ワックス及び/又は石油化学ワ
ックスの群から選択することができる。本発明に従う好
ましい例はカンデリラワックス、カノーバワックス、木
蝋、アフリカハネガヤ草ワックス、コルクワックス、グ
アルマ(guaruma)ワックス、米ぬか油ワックス、サト
ウキビワックス、ベリーワックス、ウリキュリワックス
(ouricury wax)、モンタン蝋、ジョジョバワックス、
シアバター、蜜蝋、セラックワックス、鯨蝋、ラノリン
(羊毛ワックス)、尾腺グリース、セレシン、オゾケラ
イト(土ワックス)、パラフィンワックス及び微晶質ワ
ックスである。
【0025】その他の好都合なものは、例えば、CRODA
GmbH社から商品名Syncrowax HRC(トリベヘン酸グリセ
リル)、Syncrowax HGLC(C1636脂肪酸トリグリセリ
ド)及びSyncrowax AW 1C(C1836脂肪酸)として入
手可能なもののような化学的に誘導されたワックス及び
合成ワックスの脂肪及び/又はワックス成分、並びにモ
ンタンエステルワックス、サソール(Sasol)ワック
ス、水素化ジョジョバワックス、合成又は誘導蜜蝋(例
えばジメチコンコポリオール蜜蝋及び/又はC3050
アルキル蜜蝋)、ポリアルキレンワックス、ポリエチレ
ングリコールワックス、しかし更に、例えば水素化植物
油(例えば水素化ヒマシ油及び/又は水素化ココナツ脂
肪グリセリド)、例えばトリヒドロキシステアリンのよ
うなトリグリセリド、脂肪酸、例えばステアリン酸C20
40−アルキル、ステアリン酸C2040−アルキルヒド
ロキシステアロイル及び/又はモンタン酸グリコールの
ような脂肪酸エステル及びグリコールエステルである。
更に好都合なものは、例えばステアロキシトリメチルシ
ランのような具体的な脂肪及び/又はワックス成分に類
似した物理的特性を有するある種の有機シリコーン化合
物である。
【0026】本発明に従うと、脂肪及び/又はワックス
成分は単独でも混合物としても存在することができる。
【0027】このような油及びワックス成分のあらゆる
所望の混合物もまた本発明の目的に好都合に使用するこ
とができる。幾つかの場合には、ワックス、例えばパル
ミチン酸セチルを油相の脂質成分として使用することも
また好都合の可能性がある。
【0028】炭化水素のうちでは、パラフィン油、水素
化ポリオレフィン(例えば水素化ポリイソブテン)、ス
クアラン及びスクアレンを、本発明の目的に好都合に使
用することができる。
【0029】シリコーン油又はシリコーン油類の他にそ
の他の油相成分の追加的含有物を使用することが好まし
いが、油相は好都合には、更に、環式又は直線状シリコ
ーン油を含むか、又はこれらの油単独からなることがで
きる。
【0030】シクロメチコン(オクタメチルシクロテト
ラシロキサン)を好都合に使用することができる。しか
し、その他のシリコーン油、例えばヘキサメチルシクロ
トリシロキサン、ポリジメチルシロキサン、ポリ(メチ
ルフェニルシロキサン)もまた本発明の目的に好都合に
使用することができる。
【0031】本発明に従うと、油相はまた好都合には、
古典的な脂肪、すなわち、本質的にトリグリセリドの群
から選択される成分を含んでなることができる。
【0032】新規の油は好ましくは以下の構造:
【0033】
【化1】 [式中、R1、R2及びR3は相互に独立して12ないし
24個の炭素原子を有する分枝状及び非分枝状の、アル
キルカルボキシル又はアルケニルカルボキシル基の群か
ら選択される]のトリグリセリドの群から選択される。
幾つかの場合には、アルキルカルボキシル又はアルケニ
ルカルボキシル基の1個以上の脂肪族炭化水素原子がヒ
ドロキシル基により置換されていることが好都合であ
る。
【0034】R1、R2及び/又はR3が16ないし20
個の炭素原子を有し、そしてモノ−ないしトリ−不飽和
カルボン酸基の群から選択される場合は特に好都合であ
る。
【0035】R1、R2及び/又はR3がヒドロキシル基
を有する場合は、好ましいアルケニルカルボキシル基は
リチノール酸基である。
【0036】油を大豆油、ヒマワリ油、小麦胚油及びヒ
マシ油からなる群から選択することもまた特に好都合で
ある。
【0037】幾つかの場合には、新規の調製物の水相
は、好都合には、それぞれ単独で又は相互に組み合わせ
た、低炭素数のアルコール、ジオール又はポリオール及
びそれらのエーテル、好ましくはエタノール、イソプロ
パノール、プロピレングリコール、グリセロール、エチ
レングリコール、エチレングリコールモノエチルエーテ
ルもしくはモノブチルエーテル、プロピレングリコール
モノメチル、モノエチルもしくはモノブチルエーテル、
ジエチレングリコールモノメチルもしくはモノエチルエ
ーテル及び類似の製品、並びに更に低炭素数のアルコー
ル、例えばエタノール、イソプロパノール、1,2−プ
ロパンジオール、グリセロール、並びに特に、好都合に
は二酸化ケイ素、ケイ酸アルミニウム、多糖類又はそれ
らの誘導体、例えばヒアルロン酸、キサンタンゴム、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロースからなる群から、特
に好都合にはポリアクリラート、好ましくは、カーボポ
ール、例えばカーボポール等級980、981、138
2、2984、5984又は更にETD(easy-to-disp
erse)等級2001、2020、2050の群からのポ
リアクリラートからなる群から選ぶことができる1種類
以上の増粘剤を含んでなる。
【0038】本発明の特別の利点はそれが高濃度のポリ
オール、なかでもグリセロールを使用可能にさせる点で
ある。
【0039】特に好都合な調製物はまた、抗酸化剤が添
加剤又は活性成分として使用される場合に得られる。本
発明に従うと、調製物は好都合には、1種類以上の抗酸
化剤を含んでなる。好ましいがしかし場合によって使用
される抗酸化剤は化粧品及び/又は皮膚科学的用途に対
して伝統的で、適切なすべての抗酸化剤の可能性があ
る。
【0040】抗酸化剤は好都合には、非常に少量の許容
投与量(例えばpmolからmmol/kg)におけ
る、アミノ酸(例えばグリシン、ヒスチジン、チロシ
ン、トリプトファン)及びそれらの誘導体、イミダゾー
ル(例えばウロカニン酸)及びそれらの誘導体、D,L
−カルノシン、D−カルノシン、L−カルノシン及びそ
れらの誘導体(例えばアンセリン)のようなペプチド、
カロテノイド、カロテン(例えばα−カロテン、β−カ
ロテン、Ψ−リコペン)及びそれらの誘導体、リポ酸及
びその誘導体(例えばジヒドロリポ酸)、アウロチオグ
ルコース、プロピルチオウラシル及びその他のチオール
(例えばチオレドキシン、グルタチオン、システイン、
シスチン、シスタミン並びに、それらのグリコシル、N
−アセチル、メチル、エチル、プロピル、アミル、ブチ
ル及びラウリル、パルミトイル、オレイル、γ−リノレ
イル、コレステリル及びグリセリルエステル)及びそれ
らの塩、チオジプロピオン酸ジラウリル、チオジプロピ
オン酸ジステアリル、チオジプロピオン酸及びその誘導
体(エステル、エーテル、ペプチド、脂質、ヌクレオチ
ド、ヌクレオシド及び塩)及びスルホキシイミン化合物
(例えばブチオニン・スルホキシイミン、ホモシステイ
ン・スルホキシイミン、ブチオニン・スルホン、ペンタ
−、ヘキサ−、ヘプタ−チオニン・スルホキシイミ
ン)、並びに更に、(金属)キレート化剤(例えばα−
ヒドロキシ脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸、ラクト
フェリン)、α−ヒドロキシ酸(例えばクエン酸、乳
酸、リンゴ酸)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、ビリ
ルビン、ビリベルジン、EDTA、EGTA及びそれら
の誘導体、不飽和脂肪酸及びそれらの誘導体(例えばγ
−リノレン酸、リノール酸、オレイン酸)、葉酸及びそ
の誘導体、ユビキノン及びユビキノール及びそれらの誘
導体、ビタミンC及び誘導体(例えばパルミチン酸アス
コルビル、リン酸アスコルビルMg、酢酸アスコルビ
ル)、トコフェロール及び誘導体(例えば酢酸ビタミン
E)、ビタミンA及び誘導体(パルミチン酸ビタミン
A、)及びベンゾイン樹脂の安息香酸コニフェリル、ル
チン酸及びその誘導体、フェルラ酸及びその誘導体、ブ
チル化ヒドロキシトルエン、ブチル化ヒドロキシアニソ
ール、ノルジヒドログアヤク酸、ノルジヒドログアヤレ
チン酸、トリヒドロキシブチロフェノン、尿酸及びその
誘導体、マンノース及びその誘導体、亜鉛及びその誘導
体(例えばZnO、ZnSO4)、セレン及びその誘導
体(例えばセレノメチオニン)、スチルベン及びそれら
の誘導体(例えば酸化スチルベン、酸化トランス−スチ
ルベン)並びに、本発明に従って適切な前記の活性物質
の誘導体(塩、エステル、エーテル、糖、ヌクレオチ
ド、ヌクレオシド、ペプチド及び脂質)からなる群から
選択される。
【0041】本発明の目的のための油溶性抗酸化剤を特
に好都合に使用することができる。
【0042】本発明の驚くべき特性は、新規の調製物が
皮膚中への化粧品又は皮膚科学的活性成分のための非常
に良好な担体であり、好ましい活性成分が、皮膚を酸化
的ストレスに対して保護することができる抗酸化剤であ
る点である。好ましい抗酸化剤はビタミンE及びその誘
導体並びにビタミンA及びその誘導体である。
【0043】調製物中の抗酸化剤(1種類以上の化合
物)の量は好ましくは、調製物の総重量を基礎にして、
0.001ないし30重量%、特に好ましくは0.05
〜20重量%、特には1〜10重量%である。
【0044】ビタミンE及び/又はその誘導体が抗酸化
剤もしくは抗酸化剤類として使用される場合には、それ
らのそれぞれの濃度は好都合には、調製物の総重量を基
礎にして0.001〜10重量%の範囲から選択され
る。
【0045】ビタミンAもしくはビタミンA誘導体、又
はカロテンもしくはそれらの誘導体が抗酸化剤もしくは
抗酸化剤類である場合には、それらのそれぞれの濃度は
好都合には、調製物の総重量を基礎にして0.001〜
10重量%の範囲から選択される。
【0046】当業者はもちろん化粧品調製物が大部分の
場合、通常の補助剤及び添加剤なしでは考えられないこ
とを知っている。従って新規化粧品及び皮膚科学的調製
物もまた、このような調製物中に通常使用されているよ
うな化粧品補助剤、例えば粘度付与剤、安定剤、充填
剤、保存剤、香料、気泡抑制剤、染料、着色作用を有す
る顔料、増粘剤、界面活性物質、乳化剤、柔軟剤、湿潤
剤及び/又は保湿剤、抗炎症物質、ビタミン又は蛋白質
のような追加的活性成分、日光遮蔽剤、忌虫剤、殺バク
テリア剤、殺ウィルス剤、水、塩、抗微生物剤、蛋白分
解剤又は角質溶解物質、医薬品又は、アルコール、ポリ
オール、ポリマー、気泡安定剤、有機溶媒又は更に電解
質のような、化粧品又は皮膚科学的調製物のその他の通
常の成分を含んでなることができる。
【0047】後者は例えば、以下のアニオン、塩化物、
更に無機オキソ元素アニオン、これらのうちでも特に、
硫酸塩、炭酸塩、リン酸塩、ホウ酸塩及びアルミン酸塩
を含む塩の群から選択することができる。有機アニオ
ン、例えば乳酸塩、酢酸塩、安息香酸塩、プロピオン酸
塩、酒石酸塩、クエン酸塩、アミノ酸塩、エチレンジア
ミン四酢酸及びその塩等を基礎にした電解質もまた好都
合である。塩の好ましいカチオンはアンモニウム、アル
キルアンモニウム、アルカリ金属、アルカリ土類金属、
マグネシウム、鉄又は亜鉛イオンである。化粧品には生
理学的に許容できる電解質のみを使用しなければならな
いことは述べるまでもない。塩化カリウム、塩化ナトリ
ウム、硫酸マグネシウム、硫酸亜鉛及びそれらの混合物
が特に好ましい。
【0048】医薬品調製物の調製に対応する要求事項が
準用される。
【0049】新規のW/Oエマルションは化粧品又は皮
膚科学的調製物の基剤として使用することができる。そ
れは通常の組成をもつことができ、例えば皮膚及び/又
は毛髪の処置及び手入れのために、口唇の手入れ製品と
して、消臭用製品としてそして装飾化粧品におけるメー
クアップ製品もしくはメークアップ除去製品として又は
日焼け止め調製物として使用することができる。使用の
ために、新規の化粧品及び皮膚科学的調製物は化粧品又
は皮膚科学的組成物として通常の方法で十分量を皮膚及
び/又は毛髪に適用される。
【0050】従って、本発明の目的に対する化粧品又は
局所用皮膚科学的組成物は、それらの組成に応じて、例
えば皮膚保護クリーム、クレンジング用乳剤、日焼け止
めローション、栄養クリーム、夜間又は昼間用クリーム
等として使用することができる。ある状況においては、
新規の組成物を製薬学的調製物の基剤として使用するこ
とができ、そして好都合である。
【0051】本発明に従う低粘度の化粧品又は皮膚科学
的組成物は例えば、エアゾール容器、スクイーズボトル
から又はポンプ装置により噴霧することができる調製物
の形態、あるいはロールオン装置により適用することが
できる液体組成物の形態、しかし更に通常のびん及び容
器から適用できるエマルションの形態にすることができ
る。
【0052】本発明の目的のための、エアゾール容器か
ら噴霧できる化粧品又は皮膚科学的調製物に適する噴射
剤は、単独で又は相互の混合物中に使用することができ
る従来の既知の揮発し易い液化噴射剤、例えば炭化水素
(プロパン、ブタン、イソブタン)である。圧縮空気も
また好都合に使用される。
【0053】当業者はもちろん、それら自体は無毒性
で、原則的にはエアゾール調製物の形態で本発明を実現
するのに適するであろうが、しかし環境又はその他の付
随する状況への許容できない影響のために回避されなけ
ればならない噴射剤、なかでもフッ化炭化水素及びクロ
ロフルオロ炭素(CFC)が存在することは知ってい
る。
【0054】日焼け止め剤の形態で存在する化粧品及び
皮膚科学的調製物もまた好ましい。これらは好ましく
は、新規の活性成分組み合わせ物のみならず更に、少な
くとも1種のUV−Aフィルター物質及び/又は少なく
とも1種のUV−Bフィルター物質及び/又は少なくと
も1種の無機顔料を含んでなる。
【0055】しかし本発明の目的のためには、その主目
的は日光に対する遮蔽ではないが、しかしUV遮蔽物質
を含むような化粧品及び皮膚科学的調製物を提供するこ
ともまた好都合である。従って例えばUV−A又はUV
−Bフィルター物質は通常昼間用クリーム中に取り入れ
られている。
【0056】抗酸化剤のように、UV遮蔽物及び、所望
の場合には保存剤もまた調製物自体を分解から有効に保
護する。
【0057】新規の調製物は好都合にはUV−B領域の
UV光線を吸収する更なる物質を含んでなることがで
き、フィルター物質の総量は、全領域の紫外線から毛髪
及び/又は皮膚を保護する化粧品調製物を提供するため
には、例えば調製物の総重量を基礎にして0.1重量%
ないし30重量を%、好ましくは0.5ないし10重量
%、特には1.0ないし6.0重量%である。それらは
また毛髪及び皮膚の日焼け止め剤として使用することが
できる。
【0058】新規のエマルションがUV−Bフィルター
物質を含有する場合、それは油溶性でも水溶性でもよ
い。本発明に従って好都合な油溶性のUV−Bフィルタ
ーの例は、 − 3−ベンジリデンカンファー誘導体、好ましくは3
−(4−メチルベンジリデン)カンファー、3−ベンジ
リデンカンファー、 − 4−アミノ安息香酸誘導体、好ましくは4−(ジメ
チルアミノ)安息香酸2−エチルヘキシル、4−(ジメ
チルアミノ)安息香酸アミル、 − ケイ皮酸のエステル、好ましくは4−メトキシケイ
皮酸 2−エチルヘキシル、4−メトキシケイ皮酸イソ
ペンチル、 − サリチル酸のエステル、好ましくはサリチル酸2−
エチルヘキシル、サリチル酸4−イソプロピルベンジ
ル、サリチル酸ホモメンチル、 − ベンゾフェノンの誘導体、好ましくは2−ヒドロキ
シ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4
−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2,2’−
ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、 − ベンザルマロン酸のエステル、好ましくは4−メト
キシベンザルマロン酸ジ(2−エチルヘキシル)、 − 1,3,5−トリアジンの誘導体、好ましくは2,
4,6−トリアニリノ(p−カルボ−2’−エチル−
1’−ヘキシルオキシ)−1,3,5−トリアジン である。
【0059】新規の活性成分組み合わせ物と組み合わせ
て使用することができる前記のUV−Bフィルターのリ
ストはもちろん制約する意図はない。
【0060】新規の脂質分散物を化粧品調製物中に通常
これまで存在してきたUV−Aフィルターとともに調製
することもまた好都合の可能性がある。これらの物質は
好ましくは、ジベンゾイルメタンの誘導体、特には1−
4’−tert−ブチルフェニル)−3−(4’−メト
キシフェニル)プロパン−1,3−ジオン及び1−フェ
ニル−3−(4’−イソプロピルフェニル)プロパン−
1,3−ジオンである。
【0061】新規の化粧品及び皮膚科学的調製物はまた
UV光線に対して皮膚を遮蔽するための化粧品中に通常
使用されている無機顔料を含んでなる可能性がある。こ
れらはチタン、亜鉛、鉄、ジルコニウム、ケイ素、マン
ガン、アルミニウム、セリウム及びそれらの混合物の酸
化物並びに、酸化物がその中の活性物質であるような誘
導体である。二酸化チタンを基礎にした顔料が特に好ま
しい。
【0062】使用することができる更なる構成成分は、 − 脂肪、ワックス及びその他の天然の及び合成の脂肪
物質、好ましくは低炭素数のアルコール、例えばイソプ
ロパノール、プロピレングリコール又はグリセロールと
脂肪酸のエステル、あるいは低炭素数のアルカン酸又は
脂肪酸と脂肪アルコールとのエステル; − 低炭素数のアルコール、ジオール又はポリオール及
びそれらのエーテル、好ましくはエタノール、イソプロ
パノール、プロピレングリコール、グリセロール、エチ
レングリコール、エチレングリコールモノエチルもしく
はモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチ
ル、モノエチルもしくはモノブチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノメチルもしくはモノエチルエーテル及
び類似製品、 である。
【0063】新規の調製物はまた、アセチルサリチル
酸、アトロピン、アズレン、ヒドロコーチゾン及びその
誘導体、例えばヒドロコーチゾン−17バレラート、ビ
タミン類、例えばアスコルビン及びその誘導体、B及び
D群のビタミン類、非常に好ましくはビタミンB1、ビ
タミンB12及びビタミンD1、しかし更にビサボロー
ル、不飽和脂肪酸、すなわち必須脂肪酸(しばしばビタ
ミンFとも称される)、なかでもγ−リノレン酸、オレ
イン酸、エイコサペンタン酸、ドコサヘキサン酸及びそ
の誘導体、クロラムフェニコール、カフェイン、プロス
タグランジン、チモール、カンファー、植物及び動物源
の抽出物又はその他の生成物、例えばツキミソウ油、サ
クラソウ油、スグリの種油、魚油、肝油、又は更にセラ
ミドもしくはセラミド様化合物等、の群から選択される
活性成分(1種類以上の化合物)を含んでなることがで
きる。再脂肪化物質、例えばパーセリン油(purcellin
oil)、Eucerit(R)及びNeocerit(R)の群から活性成分を
選択することも好都合である。
【0064】本発明に従う調製物中のこのような活性成
分(1種類以上の化合物)の量は好ましくは、調製物の
総重量を基礎にして、0.001ないし30重量%、特
に好ましくは0.05〜20重量%、特には1〜10重
量%である。
【0065】以下の実施例は本発明を制約することなく
具体的に説明する役目を有する。実施例中の数値はそれ
ぞれの調製物の総重量を基礎にした重量百分率を意味す
る。
【0066】
【実施例】 実施例1(W/Oクリーム) 重量% セチルジメチコンコポリオール 1.50 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 4.00 ジカプリリルエーテル 3.00 オクチルドデカノール 3.00 グリセロール 3.00 硫酸マグネシウム 0.70 香料、保存剤、染料、抗酸化剤 適量 水 全100.00 実施例2(W/Oクリーム) 重量% ラウリルメチコンコポリオール 2.00 オクチルドデカノール 1.00 安息香酸C1215−アルキル 1.00 スクアラン 1.00 流動パラフィン 6.00 グリセロール 3.00 塩化ナトリウム 0.70 香料、保存剤、染料、抗酸化剤 適量 水 全100.00 実施例3(W/Oクリーム) 重量% セチルジメチコンコポリオール 2.00 スクアラン 2.00 流動パラフィン 3.00 ヘプタン酸ステアリル 1.00 水素化ポリイソブテン 3.00 グリセロール 3.00 硫酸マグネシウム 0.70 香料、保存剤、染料、抗酸化剤 適量 水 全100.00 実施例4(W/Oクリーム) 重量% ラウリルメチコンコポリオール 2.00 流動パラフィン 9.00 酢酸トコフェロール 0.50 グリセロール 3.00 パンテノール 0.30 1,3−ブチレングリコール 1.00 セリン 0.30 ビオチン 0.10 リン酸2デンプン 1.00 硫酸マグネシウム 0.70 香料、保存剤、染料、抗酸化剤 適量 水 全100.00 実施例5(W/Oクリーム) 重量% セチルジメチコンコポリオール 2.0 イソヘキサデカン 2.0 流動パラフィン 2.0 4-(tert.-フ゛チル)-4'-メトキシシ゛ヘ゛ンソ゛イルメタン 1.0 メトキシケイ皮酸オクチル 2.0 4−メチルベンジリデンカンファー 1.5トリス -[アニリノ-(p-カルホ゛-2'-エチル-1'-ヘキシルオキシ)]トリアシ゛ン 0.5 二酸化チタン 1.0 酸化亜鉛 1.0 グリセロール 1.0 硫酸マグネシウム 0.70 香料、保存剤、染料、抗酸化剤 適量 水 全100.00 実施例6(W/Oクリーム) 重量% ラウリルメチコンコポリオール 1.50 イソヘキサデカン 4.50 準流動パラフィン 4.50 グリセロール 3.00 塩化ナトリウム 0.70 香料、保存剤、染料、抗酸化剤 適量 水 全100.00 実施例7(W/Oクリーム) 重量% セチルジメチコンコポリオール 1.50 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 4.00 ジカプリリルエーテル 2.50 オクチルドデカノール 2.50 グリセロール 30.00 プロピレングリコール 5.00 硫酸マグネシウム 0.70 香料、保存剤、染料、抗酸化剤 適量 水 全100.00 実施例8(W/Oクリーム) 重量% ラウリルメチコンコポリオール 1.50 シクロメチコン 9.00 ソルビトール 15.00 硫酸マグネシウム 0.70 香料、保存剤、染料、抗酸化剤 適量 水 全100.00 実施例9(W/Oクリーム) 重量% セチルジメチコンコポリオール 1.00 シクロメチコン 7.00 ジメチコン 2.00 グリセロール 5.00 硫酸マグネシウム 0.70 香料、保存剤、染料、抗酸化剤 適量 水 全100.00 実施例10(W/Oクリーム) 重量% ラウリルメチコンコポリオール 1.00 セチルジメチコンコポリオール 1.00 ヒマワリ種油 3.0 ジカプリリルエーテル 3.0 流動パラフィン 4.0 グリセロール 3.0 塩化ナトリウム 0.7 香料、保存剤、染料、抗酸化剤 適量 水 全100.00 実施例11(W/Oクリーム) 重量% セチルジメチコンコポリオール 1.50 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 4.00 ジョジョバ油 2.00 ジメチコン 1.00 ジメチコノール 0.10 シクロメチコン 2.00 ジメチコンコポリオール 0.20 リン酸2デンプン 1.00 グリセロール 3.00 硫酸マグネシウム 0.70 香料、保存剤、染料、抗酸化剤 適量 水 全100.00 実施例12(エマルションメークアップ) 重量% セチルジメチコンコポリオール 1.50 オクチルドデカノール 2.00 安息香酸C1215−アルキル 2.00 スクアラン 1.00 流動パラフィン 1.00 リン酸2デンプン 0.50 ジメチコン 0.50 グリセロール 1.50 ケイ酸マグネシウム 1.00 雲母 0.50 酸化鉄 0.50 二酸化チタン 1.00 タルク 1.00 タピオカデンプン 0.25 香料、保存剤、染料、抗酸化剤 適量 水 全100.00 本発明の特徴と態様を以下に示す。
【0067】1. (a) 調製物の総重量を基礎にし
て合計少なくとも85重量%の水及び、場合によっては
水溶性物質を含み、そして最高で合計15重量%の脂
質、乳化剤及び親油性成分を含み、(b) アルキルメ
チコンコポリオール及び/又はアルキルジメチコンコポ
リオールの群から選択される少なくとも1種類の界面活
性物質を含んでなり、(c) エマルションの脂質相を
含む1種類以上の脂質成分を含んでなり、(d)
(b)対(c)の重量比が0.10ないし0.25の範
囲から選択される、油中水エマルション。
【0068】2. 選択された界面活性物質がセチルジ
メチコンコポリオールであることを特徴とする、第1項
に記載のエマルション。
【0069】3. 選択された界面活性物質がラウリル
メチコンコポリオールであることを特徴とする、第1項
に記載のエマルション。
【0070】4. アルキルメチコンコポリオール及び
/又はアルキルジメチコンコポリオールの総量が調製物
の総重量を基礎にして、0.75〜7.5重量%、好ま
しくは0.1〜5.0重量%、特には1.0〜3.0重
量%の範囲から選択されることを特徴とする、第1項記
載のエマルション。
【0071】5. それらが、調製物の総重量を基礎に
して、88重量%を越える水及び水溶性物質を含んでな
ることを特徴とする、第1項記載のエマルション。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライナー・クレプケ ドイツ・22869シエネフエルト・アハテル ンデイーク23 (72)発明者 ギユンター・シユナイダー ドイツ・22607ハンブルク・アデイケシユ トラーセ33

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 調製物の総重量を基礎にして合
    計少なくとも85重量%の水及び場合によっては水溶性
    物質を含み、そして合計で、最高15重量%の脂質、乳
    化剤及び親油性成分を含み、(b) アルキルメチコン
    コポリオール及び/又はアルキルジメチコンコポリオー
    ルの群から選択される少なくとも1種類の界面活性物質
    を含んでなり、(c) エマルションの脂質相を含む1
    種類以上の脂質成分を含んでなり、(d) (b)対
    (c)の重量比が0.10ないし0.25の範囲から選
    択される、油中水エマルション。
JP11165294A 1998-06-16 1999-06-11 追加的に1種類以上のアルキルメチコンコポリオ―ル及び/又はアルキルジメチコンコポリオ―ルを含んでなる増加した水分を含むw/o型エマルションの調製 Pending JP2000026233A (ja)

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