JP2000025549A - ダッシュボ―ド - Google Patents

ダッシュボ―ド

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JP2000025549A
JP2000025549A JP11187773A JP18777399A JP2000025549A JP 2000025549 A JP2000025549 A JP 2000025549A JP 11187773 A JP11187773 A JP 11187773A JP 18777399 A JP18777399 A JP 18777399A JP 2000025549 A JP2000025549 A JP 2000025549A
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dashboard
structural element
airbag cover
airbag
masking
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JP11187773A
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Udo Kansteiner
ウド・カンスタイナー
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Delphi Technologies Inc
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Delphi Technologies Inc
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Publication date
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/215—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
    • B60R21/2165—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member characterised by a tear line for defining a deployment opening

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダッシュボードの重量を可能な限り軽減する
と共に、その外観を向上させる。 【解決手段】 ベース部分（１０）と、該ベース部分
（１０）に一体化され且つ膨張するエアーバッグにより
負荷を与えられ得るエアーバッグカバー（１２）とを含
む自動車のためのダッシュボードにおいて、前記ベース
部分（１０）と前記エアーバッグ（１２）とにより形成
される表面が、マスキング（１４）により覆われると共
に、該表面がダッシュボードの設置状態において乗員用
空間の方に向かうようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のためのダ
ッシュボードに関する。
【０００２】
【従来技術】この種のダッシュボードの製造において
は、デザイン及び機能の両方の観点が考慮されるべきで
あり、事実上、安全制御の観点もまた同様に考慮される
べきである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根本に置かれ
ている問題（課題）は、エアーバッグを備える車両に使
用することができると共に、可能な限り重量を軽減し且
つデザインを向上させたダッシュボードを提供すること
である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記問題は、請求項１の
特徴を介して解決される。特に、ベース部分と、該ベー
ス部分に一体化され且つ膨張したエアーバッグにより負
荷がかけられ得るエアーバッグカバーとが提供され、該
ベース部分と該エアーバッグカバーとにより形成された
表面がマスキング（masking）によって覆われると共
に、該表面が、ダッシュボードの設置状態で乗員用空間
に向かっているという特徴によって解決される。
【０００５】ベース部分にエアーバッグカバーを一体化
することによって、ダッシュボードの材料の厚さ及び重
量を低く抑えることができる。このマスキングは、夫々
要求された表面特性を乗員用空間に向かうベース部分の
表面に与えることを可能にする。更に、このマスキング
は、エアーバッグカバーの外郭が乗員用空間から見えな
くさせることを保証する。これによって、本発明に係る
ダッシュボードは、乗員用空間から見ることができるエ
アーバッグカバーの外郭によって外観上良くない印象を
与えることなく、エアーバッグを備えた車両の各々にお
いて使用することができる。なお、本発明に係るダッシ
ュボードは、エアーバッグを備えていない車両にも使用
することができる。
【０００６】本発明の好ましい実施形態では、ベース部
分とエアーバッグカバーとが少なくとも１つの構造要素
によってそれらの裏側で互いに連結されており、該構造
要素は、好ましくは、マスキングに略平行にベース部分
とエアーバッグカバーとの間の遷移領域を越えて延在す
る少なくとも１つの支持部分を有する。また、該構造要
素は、少なくとも局所的には膨張するエアーバッグのた
めの発射用チャンネルとして形成されるのが好ましい。
ここにおいて、構造要素は同時に２つの機能を満たす。
それはベース部分とエアーバッグカバーの間の連結を提
供すると共に、エアーバッグを備えた車両にどうしても
必要となる発射用チャンネルを提供するからである。
【０００７】本発明の更に好ましい実施形態によれば、
エアーバッグカバーが構造要素に固定され、特に好まし
くは該構造要素に枢動可能に接続され、更に好ましくは
該構造要素の発射用チャンネル部において枢動可能に接
続される。また、このエアーバッグカバーは、好ましく
はナイロン若しくは金属から作られた蝶番要素を介して
構造要素に接続される。
【０００８】これによって、衝突が起こったとき、エア
ーバッグカバーは、膨張するエアーバッグにより押しの
けられ、車両を通って放り出されず、このため該構造要
素は車両の乗員を傷つけないことを保証するという更な
る機能を満たすことができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態を説明する。図１に示された本発明の実施形
態に係るダッシュボードは、繊維材料、又は、特に射出
成形プロセスで使用することができるプラスティック材
料から作られたベース部分１０を含む。
【００１０】エアーバッグカバー１２は、ベース部分１
０と該エアーバッグカバー１２とが一緒に連続的な表面
を形成するように該ベース部分１０に一体化されてい
る。この表面は、ダッシュボードの設置状態において、
乗員用空間の方向、即ち図面では上方且つ右方に向かっ
ている。
【００１１】エアーバッグカバー１２は、ベース部分１
０のために使用される材料とは異なる特別に高強度の材
料からなる。設置状態において乗員用空間の方に向き、
ベース部分１０及びエアーバッグカバー１２によって共
に形成された表面は、薄層（laminate）又は金属被覆
（plating）の形態で適用されるマスキング１４によっ
て覆われている。しかし、この表面は、裏側から成形す
ることも、或いは、裏側からその上に押し出し成形する
こともできる。
【００１２】図示の実施形態では、本発明に係るダッシ
ュボードは、乗員用空間に向かう方向に増加する曲率半
径を持って曲げられる態様で形成される。このダッシュ
ボードは、エアーバッグカバーが所望の位置において各
々の車両のための個々の態様で基本部分１０に一体化さ
れた状態で、所望の任意形状を持つことができる。
【００１３】互いに面する基本部分１０及びエアーバッ
グカバー１２の縁部は、マスキング１４のところからお
およそＶ字形状で分かれる側壁を備えた開いたチャンネ
ル２６が、結果的にダッシュボードの裏側で組み立てら
れた状態で生じるような態様で溝掘りされている。チャ
ンネル２６は、ベース部分１０及びエアーバッグ１２に
適用された状態において乗員用空間から見えない裏側か
ら切れ目１６をマスキング１４に形成することを可能に
する。
【００１４】ベース部分１０及びエアーバッグカバー１
２は、それらの裏側において、構造要素１８の支持部分
２０によって互いに連結されている。この支持部分は、
マスキング１４に対し略平行に延在し、基本部分１０及
びエアーバッグカバー１２の間の遷移領域、即ち、チャ
ンネル２６を越えて延在する。
【００１５】構造要素１８の支持部分２０に対し略垂直
にフレーム状の発射用チャンネル部２２が形成されてい
る。この発射用チャンネル部２２は支持部分２０と単一
の部品で形成され、マスキング１４に対し略平行に延在
する平面内で正方又は矩形の断面を持ち、この態様で、
膨張するエアーバッグのための発射用チャンネルを形成
する。
【００１６】エアーバッグカバー１２は、好ましくはナ
イロン又は金属から作られ且つ発射用チャンネル部２２
及びエアーバッグカバー１２の両方に取り付けられてい
る蝶番要素２４の手段によって、発射用チャンネル部２
２に固定される。その代わりに、エアーバッグカバー１
２を、発射用チャンネル部２２と単一の部品で形成し、
例えば材料の厚さが減少された蝶番領域（自然のままの
蝶番）を介して発射用チャンネル部に接続することもで
きる。
【００１７】衝突が起きた結果、エアーバッグが膨張し
構造要素１８の発射用チャンネル部２２により形成され
る発射用チャンネルに沿って膨らんでエアーバッグカバ
ー１２を押圧するとき、マスキング１４は所望の破壊位
置である切れ目１６のところで裂けて開く。次いで、エ
アーバッグカバー１２が開き、蝶番要素２４の手段によ
る構造要素１８におけるその固定の結果として、車両の
フロントガラスの方向に上方に枢動される。このとき、
エアーバッグカバー１２の端部は、破線で描かれた矢印
により示された経路に沿って移動しながら蝶番要素２４
から離れる。かくして、蝶番要素２４は、エアーバッグ
カバー１２が車両内部を通って強く放り出されることを
防止する。
【００１８】エアーバッグカバー１２のため高強度材料
を供給することは、該エアーバッグカバー１２がエアー
バッグにより開かれるとき、それが粉々に破壊即ちばら
ばらになることを防止する。更に加えて、ベース部分１
０は、より低い強度の材料、かくしてより経済的な材料
から作ることができる。ベース部分は比較的小さい力を
吸収するだけで済み、その上構造要素１８により補強さ
れているからである。
【００１９】本発明に係るダッシュボードの個々の部品
について好ましく組み合わせた材料は、ポリプロピレン
（ＰＰ）材料のグループに属する材料から選択するのが
好ましい。
【００２０】例えば以下の材料を使用するのが好まし
い。 ベース部分（１０） ： タルカム及びＥＰＤＭの混合
物を僅かに備えたポリプロピレン（ＰＰ） エアーバッグカバー（１２） ： ＴＰＯからなる高強
度の射出成形材料 マスキング（１４） ： ＴＰＯからなる発泡プラステ
ィックフィルム（foamback film） 構造要素（１８） ： ＴＰＯからなる高強度の射出成
形材料
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態に係るダッシュボードの一部
分の断側面図である。
【符号の説明】
１０ ベース部分 １２ エアーバッグカバー １４ マスキング １６ 切れ目 １８ 構造要素 ２０ 支持部分 ２２ 発射用チャンネル部 ２４ 蝶番要素 ２６ チャンネル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ベース部分（１０）と、該ベース部分
    （１０）に一体化され且つ膨張するエアーバッグにより
    負荷を与えられ得るエアーバッグカバー（１２）とを含
    む自動車のためのダッシュボードであって、 前記ベース部分（１０）と前記エアーバッグ（１２）と
    により形成される表面がマスキング（１４）により覆わ
    れると共に、該表面が、前記ダッシュボードの設置状態
    において乗員用空間に向かっている、前記ダッシュボー
    ド。
  2. 【請求項２】 前記ベース部分（１０）と前記エアーバ
    ッグカバー（１２）とが異なる材料から作られており、
    前記エアーバッグカバー（１２）のために好ましくは高
    強度材料が提供され、及び／又は、前記ベース部分のた
    めに好ましくは特に射出成形プロセスで使用することが
    できる繊維材料若しくはプラスティック材料が提供され
    ることを特徴とする、請求項１に記載のダッシュボー
    ド。
  3. 【請求項３】 前記マスキング（１４）が薄層又は金属
    被覆の形態で提供される、請求項１又は請求項２に記載
    のダッシュボード。
  4. 【請求項４】 前記マスキング（１４）は、好ましくは
    前記ベース部分（１０）と前記エアーバッグカバー（１
    ２）との間の遷移領域において切れ目が形成されてお
    り、この切れ目（１６）は、好ましくは前記マスキング
    （１４）の裏側に形成され、且つ、前記設置状態では乗
    員用空間から見えないことを特徴とする、請求項１乃至
    請求項３のいずれか１項に記載のダッシュボード。
  5. 【請求項５】 前記ベース部分（１０）と前記エアーバ
    ッグカバー（１２）とが、少なくとも１つの構造要素
    （１８）によって、それらの裏側から互いに連結されて
    おり、好ましくは前記構造要素（１８）は、前記マスキ
    ング（１４）に略平行に前記ベース部分（１０）と前記
    エアーバッグカバー（１２）との間の遷移領域を越えて
    延在する少なくとも１つの支持部分（２０）を有するこ
    とを特徴とする請求項１乃至請求項４のいずれか１項に
    記載のダッシュボード。
  6. 【請求項６】 少なくとも局所的には膨張するエアーバ
    ッグのための発射用チャンネルとして形成された構造要
    素（１８）を有することを特徴とする、請求項１乃至請
    求項５のいずれか１項に記載のダッシュボード。
  7. 【請求項７】 前記ベース部分と前記エアーバッグカバ
    ーとの間の遷移領域において前記マスキング（１４）に
    略垂直に延在する少なくとも１つの発射用チャンネル
    （２２）を備える構造要素（１８）を有することを特徴
    とする、請求項１乃至請求項６のいずれか１項に記載の
    ダッシュボード。
  8. 【請求項８】 支持部分（２０）と構造要素（１８）の
    発射用チャンネル部（２２）とが互いに連結されてお
    り、特に好ましくは両者が単一部品で形成され、更に好
    ましくは、両者が互いに略直角に交わるように延在する
    ことを特徴とする、請求項１乃至請求項７のいずれか１
    項に記載のダッシュボード。
  9. 【請求項９】 前記エアーバッグカバー（１２）が構造
    要素（１８）に固定され、特に好ましくは前記構造要素
    （１８）に枢動可能に接続され、更に好ましくは前記構
    造要素（１８）の発射用チャンネル部（２２）のところ
    で枢動可能に接続されることを特徴とする、請求項１乃
    至請求項８のいずれか１項に記載のダッシュボード。
  10. 【請求項１０】 前記エアーバッグカバー（１２）は、
    好ましくはナイロン若しくは金属から作られた蝶番要素
    （２４）を介して構造要素（１８）に接続されることを
    特徴とする、請求項１乃至請求項９のいずれか１項に記
    載のダッシュボード。
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