JP2000025103A - 成形用シート及びそれを用いた成形方法 - Google Patents
成形用シート及びそれを用いた成形方法Info
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Abstract
が、真空成形時に伸ばされる時に、樹脂層に亀裂が発生
するのを防ぐ。 【解決手段】 基材シートBと、基材シートに積層され
且つ基材シートよりも薄い、少なくとも1層の樹脂層R
とからなる、成形用シートSにおいて、基材シートの軟
化温度Tsbに対して、樹脂層の軟化温度Tsrが、T
sr≦Tsbとする。成形方法は、この成形用シートを
真空成形積層法や射出成形同時絵付け法で真空成形して
被着体に適用する。
Description
成形されるシートと、それを用いた成形方法に関する。
特に、基材シートに積層された樹脂層に、成形時の伸び
でクラック(亀裂)が発生しない技術に関する。
空成形して成形品としたり、或いは更にシートの真空成
形(以下、真空圧空成形も包含する)を利用して、立体
形状の被着体にシートを積層して成形品とする事も行わ
れている(例えば、真空成形積層法、射出成形同時絵付
け法)。これらの場合、真空成形するシートとして、樹
脂製の基材シートに絵柄等を印刷形成して絵柄を有する
樹脂層を積層した成形用シートを用いれば、成形品は模
様や文字等で絵付された物とできる。また、被着体に成
形用シートを適用する場合、成形用シートを積層したま
まとすれば成形用シートのラミネート加工であり、成形
用シートを積層後に、基材シートのみを剥離除去して樹
脂層のみを積層すれば、成形用シートによる転写加工と
なる。
が積層された構成の成形用シートを化粧シートとして用
いて、真空成形を利用して立体形状の被着体を化粧する
技術として、所謂真空成形積層法が、特開平3−32
899号公報、特公平6−69759号公報、特開
平6−92088号公報、特開昭58−222875
号公報等に開示されている。そして、この様な真空成形
用途に使用される成形用シートは、図1に例示する如
く、樹脂からなる基材シートB上に、樹脂層Rとして、
絵柄層1や接着剤層2等が用途に応じて積層された構成
のものである。そして、前記〜の従来技術の成形用
シートでは、基材シートとしては可塑剤部数8phr程
度の塩化ビニル樹脂を、また絵柄層等の樹脂層には、ニ
トロセルロースが用いられており、また、の成形用シ
ートでは、基材シートに塩化ビニル樹脂、樹脂層にはア
クリル樹脂が用いられている。
トを真空成形によって被着体にラミネ−ト法又は転写法
で適用して成形品とするにせよ、或いは、成形用シート
単独の真空成形品とするにせよ、成形用シートを加熱軟
化させて真空成形する時は、該シートは十分に伸びる必
要がある。この為、真空成形は、基材シートBの軟化温
度tsb付近のシート加熱温度で行うのが普通である。
しかし、前記の成形用シートは基材シートに積層されて
いる樹脂層の伸びがその温度では伸びずに微細なクラッ
クが樹脂層に発生する事がある。クラックは、得られる
成形品の外観を損ない、意匠的な欠点にもなる。また、
クラックが発生した樹脂層が基材シート或いは被着体と
の接着に寄与する接着剤層であると、接着剤層に微小な
クラックが入っている状態となるので、密着不良を起こ
す。しかも、透明な接着剤層であると、見た目ではクラ
ックが分かりにくく、密着性が安定した生産が不可能で
あった。そこで、シート加熱温度をより高い温度とし
て、基材シートに積層されている樹脂層の樹脂が十分に
軟化される温度まで成形用シートを加熱してから、真空
引きをして真空成形すると、今度は、昇温時間が延びて
生産性が低下したり、成形用シートが加熱され過ぎて、
シートが極度に伸びやすくなり、皺が発生したりした。
形用シートにて、基材シート上の樹脂層のクラック発生
を防ぎ、且つシートに皺を発生させない様にする事であ
る。また、この様な成形用シートを用いる成形方法を提
供する事である。
べく、本発明の成形用シートでは、基材シートと、該基
材シートに積層され且つ該基材シートよりも薄い、少な
くとも1層の樹脂層からなる、成形用シートにおいて、
前記基材シートの軟化温度Tsbに対して、前記樹脂層
の軟化温度TsrがTsr≦Tsbである構成とした。
この結果、樹脂層を基材シート以上に伸び易く出来る
為、成形用シートが真空成形される時に、樹脂層にクラ
ックが発生しない。従って、クラック発生による外観不
良や樹脂層を接着剤層とした時の被着体との密着不良を
防げる。
真空成形積層法で上記成形用シートを真空成形して被着
体に適用する成形方法である。すなわち、本発明の成形
用シートを、立体形状の被着体の表面に対して、間に必
要に応じ適宜接着剤を介して対向又は載置し、成形用シ
ートの表裏両側の気圧差を少なくとも被着体側からの真
空吸引によって発生させ、少なくとも該気圧差によって
成形用シートを真空成形して被着体に押圧して密着、積
層し、ラミネ−トの場合は、そのまま成形用シート全層
が被着体に積層した成形品とし、転写の場合は、次いで
基材シートを剥離して樹脂層のみが被着体に積層した成
形品とする、真空成形積層法による成形方法とする。こ
の結果、既に形の有る被着体に対して成形用シートを適
用する場合に、その樹脂層のクラック発生による外観不
良や、樹脂層を接着剤層とした時の被着体との密着不良
を防げる。
射出成形同時絵付け法で前記成形用シートを真空成形し
て被着体に適用する成形方法である。すなわち、本発明
の成形用シートを、一対の型の間に挿入して該型を真空
成形型として真空成形した後、両型を型締めし、両型で
形成されるキャビティ内に流動状態の樹脂を充填して、
成形と同時に樹脂成形物表面に成形用シートを密着、積
層させた後、両型を型開きし、ラミネ−トの場合は、そ
のまま成形用シート全層が樹脂成形物からなる被着体に
積層した成形品とし、転写の場合は、更に基材シートを
剥離して樹脂層のみが樹脂成形物からなる被着体に積層
した成形品とする、射出成形同時絵付け法による成形方
法とする。この結果、樹脂成形物からなる被着体の成形
と同時に成形用シートを適用する場合に、その樹脂層の
クラック発生による外観不良や、樹脂層を接着剤層とし
た時の被着体との密着不良を防げる。
の成形用シート及びそれを用いた成形方法について、実
施の形態を説明する。
一形態を例示する断面図である。本発明の成形用シート
Sは、基材シートBと、基材シートに積層される少なく
とも1層からなる基材シートよりも薄い樹脂層Rとから
なり、基材シートBと樹脂層Rの各々の軟化温度を特定
の関係としたシートである。図1に例示の形態の成形用
シートは、樹脂層Rが装飾層1と接着剤層2との2層か
なる構成の場合である。すなわち、樹脂層Rの厚さDr
は、基材シートBの厚さDbよりも小さく、Dr<Db
の関係が成立し、樹脂層Rを構成する樹脂の軟化温度T
sであるTsrは、基材シートBの軟化温度Tsである
Tsb以下で、Tsr≦Tsbの関係が成立する様にし
たシートである。なお、樹脂層Rの厚さDrが、基材シ
ートBの厚さDbよりも大きく、Dr>Dbならば、樹
脂層4が成形用シートの全厚の主体を占める事になり、
樹脂層4が「基材」シートと言うべき事になってしま
う。従って、樹脂層が「基材」では無い条件がDr<D
bである。すなわち、本発明では、樹脂積層体からなる
成形用シートの構成層のうち、厚みが過半数を占める方
の層が成形用シート全体の成形性の大半を決定すること
になる。そこで、成形用シートの厚みの大半を占める層
を「基材シート」と呼び、先ず、この層の熱機械的挙動
を適切なものに選定し、次いで成形用シートの厚みの半
分未満を占める方の層、すなわち「樹脂層」の熱機械的
挙動をそれに追従させることにする。この結果、樹脂層
の軟化温度Tsrは、基材シートの軟化温度Tsb以
下、或いはせいぜい等しいので、樹脂層を基材シート以
上に伸びやすい状態で、真空成形できるので、基材シー
トの熱成形の変移(歪み)に十分追従し、樹脂層のクラ
ック発生を防げる。
の軟化温度Tsrは単純化して説明したが、図1に例示
の如く、樹脂層Rが装飾層1と接着剤層2との2層から
なる等と、複層からなる場合は、樹脂層Rを構成する各
層について各々の軟化温度Tsが基材シートの軟化温度
Tsb以下とする。すなわち、図1の場合で言えば、装
飾層1の軟化温度Tsr1は、Tsr1≦Tsbとし
て、接着剤層2の軟化温度Tsr2は、Tsr2≦Ts
bとする。なお、本発明に於ける軟化温度Tsは、定荷
重乃至は応力を加えて加熱したときに、十分な変形を生
じる温度を客観的に評価した温度であれば、特に測定法
は問わない。その理由は、本発明では軟化温度は、一つ
の材料の固有の特性を評価する為に用いるのではなく、
あくまでも基材シートと樹脂層との同温度に於ける変形
の程度の差を比較する為に用いるからである。軟化温度
としては、Vicat軟化温度(JIS K 7206
規定)が通常良く用いられるが、その他、クラッシュバ
ーガー歪軟温度(JIS K 6745規定)、荷重撓
み温度(JIS 7207規定)等でも良い。
シート自体のみで成形品とする場合もあるが、被着体に
適用する場合には、ラミネートタイプのシートの他に、
転写タイプのシートでも良い。これらのうち転写タイプ
では、被着体に成形用シートを積層後、基材シートは剥
離し、樹脂層のみが被着体に積層した成形品とする。
な関係に設定する為には、例えば、基材シートを構成す
る樹脂系と、樹脂層を構成する樹脂系とが、同一の場合
では、樹脂層側の樹脂について、その重合度P(分子量
でも良い)を基材シートよりも小さくして軟化温度Ts
rを下げたり、或いは、異種の単量体を共重合させた
り、可塑剤を樹脂系に添加したり、より軟化温度の低い
樹脂を混合したりして、樹脂層の軟化温度Tsrを下げ
れば良い。
mで、樹脂層の厚さが5μmの場合を一例とすれば、
重合度の場合では、基材シートにはポリメチルメタクリ
レートの平均重合度1300の樹脂を使用し、樹脂層に
はポリメチルメタクリレートの平均重合度800の樹脂
を使用する。 また、共重合の場合では、基材シートにはポリメチル
メタクリレートの単独重合体の平均重合度1100の樹
脂を使用し、樹脂層にはメチルメタクリレートとブチル
メタクリレートの共重合体の重合度1100の樹脂を使
用する。 また、共重合の場合の別の例としては、基材シートに
は、塩化ビニル単独重合体を使用し、樹脂層には、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体(90対10重量比の共重
合体)を用い、平均重合度はともに860、可塑剤DO
P(ジオクチルフタレート)含有量はともに10phr
とする。 また、可塑剤の場合では、基材シートには、可塑剤D
OP(ジオクチルフタレート)を10phr含有の平均
重合度2000の塩化ビニル樹脂を使用し、樹脂層には
可塑剤DOPを20phr含有の平均重合度2000の
塩化ビニル樹脂を使用する。 或いは、基材シートにはポリメチルメタクリレートの
単独重合体の平均重合度1100の樹脂のみを使用し、
樹脂層にはポリメチルメタクリレートの単独重合体の平
均重合度1100の樹脂100重量部と、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体(90対10重量比の平均重合度7
00の共重合体)100重量部との混合樹脂を使用す
る。 或いはまた、基材シートには、アイソタクチックポリ
プロピレン90重量部とアタクチックポリプロピレン1
0重量部とからなる樹脂を使用し、樹脂層にはアイソタ
クチックポリプロピレン75重量部とアタクチックポリ
プロピレン25重量部からなる樹脂を使用する。
としては、熱成形性の有る樹脂シートを用いる。該樹脂
シートとしては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリブテン、ポリメチルペンテン、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン共重合
体、オレフィン系熱可塑性エラストマー等のポリオレフ
ィン系樹脂、エチレン−イソフタレート−テレフタレー
ト共重合体、ポリブチレンテレフタレート等のポリエス
テル樹脂、ナイロン等のポリアミド樹脂、塩化ビニル樹
脂、アクリル樹脂、ABS樹脂(アクリロニトリル−ブ
タジエン−スチレン共重合体)、ウレタン系等のその他
の熱可塑性エラストマー、等の熱可塑性樹脂のシートを
用いる。基材シートの厚みは、特に限定されないが、一
般的には30〜500μm程度であり、転写タイプでは
20〜200μm程度である。なお、転写タイプでは、
基材シートには樹脂層との離型性の有るシートを使用す
る。この為に必要に応じて、基材シートの樹脂層側に
は、樹脂層との剥離性を向上させる為、公知の離型層を
設けた構成の基材シートとする。離型層は基材シートの
剥離時に基材シートと一体となって転写層上から除去さ
れるものである。離型層には、例えば、シリコーン樹
脂、ワックス等が用いられる。なお、離型層は0.1〜
4μm程度であり基材シート全体の軟化温度への影響は
微小である。また、ラミネートタイプでは、基材シート
樹脂中に染料、顔料等の着色剤を練り込んで、基材シー
トを着色透明又は着色不透明、或いは無色不透明等とす
る装飾処理を施す事もある。
シート上に積層するには、フィルム状のものを貼り合わ
せても良いし、印刷法や塗工法で積層しても良い。樹脂
層の厚さは、基材シートよりも薄くするが、通常1〜1
00μm程度である。樹脂層は、通常、顔料や染料等の
着色剤を添加し、全面又は部分的に、塗工、印刷、樹脂
フィルムの接着等の方法によって積層する。成形用シー
トを被着体にラミネ−トする為に使用する場合、樹脂層
は成形用シートが被着体に接する側に積層しても良い
が、その反対側に積層しても良い。後者の場合、成形用
シートが被着体に積層された後は、樹脂層は表面保護層
等として用いる事ができる。
脂を用いる。該樹脂としては、例えば、印刷や塗工で形
成する場合には、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロ
ピレン等の塩素化ポリオレフィン、ポリ(メタ)アクリ
ル酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸エチル、ポリ(メ
タ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸メチル−
(メタ)アクリル酸ブチル共重合体、(メタ)アクリル
酸メチル−スチレン共重合体等のアクリル樹脂、熱可塑
性ポリエステル樹脂、熱可塑性ウレタン樹脂、酢酸ビニ
ル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、可塑化セル
ロース系樹脂等の熱可塑性樹脂を単体で或いは2種以上
混合して用いる。更に、樹脂層を樹脂フィルムの接着で
積層する場合には、ポリプロピレン、ポリエチレン、エ
チレン−プロピレン共重合体、オレフィン系熱可塑性エ
ラストマー等のポリオレフィン系樹脂、エチレン−イソ
フタレート−テレフタレート共重合体、ポリブチレンテ
レフタレート等のポリエステル樹脂等の前記基材シート
として列記した樹脂等も前記の如く軟化温度と厚みの関
係さえ満たせば使用できる。また樹脂フィルム中に顔料
等の着色剤を練り込んで、樹脂フィルムを着色透明又は
着色不透明等とする事もある。
成されていても良いし、部分的に模様状に形成されてい
ても良い。また層構成としては、単層の場合も有るが、
印刷や塗工等で部分又は全面に2層以上積層した装飾層
や、接着剤層等の場合もある(図1参照)。これらは、
公知の方法で積層すれば良い。装飾層の場合には、例え
ば、上記樹脂等をバインダーの樹脂とするビヒクルに、
必要に応じ更に着色剤、体質顔料等の各種添加剤を添加
したインキ(又は塗液)の印刷(又は塗工)で積層すれ
ば良い。印刷は、グラビア印刷、オフセット印刷、シル
クスクリーン印刷、転写シートからの転写印刷等の公知
の印刷法で良い。塗工は、ロールコート、グラビアコー
ト等の公知の塗工法で良い。なお、着色剤としては、例
えば、チタン白、亜鉛華、弁柄、朱、群青、コバルトブ
ルー、チタン黄、黄鉛、カーボンブラック等の無機顔
料、イソインドリノン、ハンザイエローA、キナクリド
ン、パーマネントレッド4R、フタロシアニンブルー、
インダスレンブルーRS、アニリンブラック等の有機顔
料(或いは染料も含む)、アルミニウム、真鍮等の箔粉
からなる金属顔料、二酸化チタン被覆雲母、塩基性炭酸
鉛等の箔粉からなる真珠光沢(パール)顔料等を用い
る。装飾層の模様は任意だが、例えば、木目模様、石目
模様、布目模様、皮絞模様、幾何学図形、文字、記号、
或いは全面ベタ等がある。
着性を向上させる為に、必要に応じて設ける。接着剤層
に用いる樹脂としては、例えば、塩素化ポリエチレン、
塩素化ポリプロピレン等の塩素化ポリオレフィン、前記
の如きアクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニ
ル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ブチラール樹
脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、熱可塑性ウレタン樹
脂、ポリアミド樹脂、或いは、ポリイソプレンゴム、ポ
リイソブチルゴム、スチレンブタジエンゴム、ブタジエ
ンアクリロニトリルゴム等のゴム系樹脂の熱可塑性樹脂
を用いる。
た真空成形方法(含む真空圧空成形)としては、先ず、
成形用シートの真空成形で得られた成形物を、最終的な
成形品とする所謂真空成形法がある。この他、成形用シ
ートを被着体に真空成形を利用して積層し、ラミネ−ト
タイプの成形用シートの場合は、そのまま成形用シート
全層が被着体に積層した成形品とし、転写タイプの成形
用シートの場合は、次いで基材シートを剥離して樹脂層
のみが被着体に積層した成形品とする方法がある。
1の方法は、特公昭56−45768号公報(オーバー
レイ法)、特公昭60−58014号公報(真空プレス
法)、特開平4−368837号公報(オーバーレイ法
及び真空プレス法)等に記載されるように、立体形状の
被着体の表面に成形用シートを、間に必要に応じ適宜接
着剤を介して対向又は載置し、被着体側からの真空吸引
による圧力差により成形用シートを被着体に積層し、転
写の場合はその後、基材シートを剥離して樹脂層のみを
積層する、所謂真空成形積層法に、上述した特定の成形
用シートを使用する方法である。なお、転写の場合は、
もちろん成形用シートはその樹脂層側を被着体側に向け
て対向又は載置する。
空プレス法の説明図である。真空プレス法は、オーバー
レイ法(真空ラミネート法)と似ているが、成形用シー
トの被着体への押圧に空気の圧力差以外に、弾性体膜と
してゴム状弾性膜の収縮力(収縮圧)も利用する点、成
形用シートの加熱をヒータにより加熱されたゴム状弾性
膜を通して行う点等が若干異なり、成形用シートの均一
加熱とより強い押圧力等に特徴がある。
0は、上方には流体圧シリンダー等の上下動作機構13
により上下に移動可能な上室11があり、上室11に対
面して下方に下室21がある。上室11の内部には赤外
線輻射型のヒータ12が配置されている。また上室11
の下部開口面はゴム状弾性膜15にて全面が覆われてい
る。ゴム状弾性膜15には通常シリコーンゴム等が用い
られる。下室21はその上面が複数の排気孔23を有す
る置台22となっている。上室11及び下室21には、
それぞれ給排気ポート14、24があり、それぞれの内
部圧を独立に調整できる。真空プレス法では、先ず、上
室11が上方に移動して下室21と分離した状態で、被
着体Wを置台22に配置し、さらに成形用シートSを被
着体Wの上から配置する。その際、転写タイプの成形用
シートSの場合は転写層となる樹脂層側が被着体Wと向
き合う様にする。接着剤を成形用シートや被転写体の外
表面に施しておく場合には、この段階で塗布などしてお
く。また接着剤が溶剤を含む場合は、この段階で乾燥さ
せておく。次いで、上室11を下方に移動し下室21に
圧接し、上室11及び下室21を密閉する。図2はこの
状態を示している。次に、下室21内を減圧し、上室1
1内を加圧する。さらに、ヒータ12を用いてゴム状弾
性膜15を通して成形用シートSを加熱軟化させ成形可
能状態とする。この結果、成形用シートSは上室11と
下室21との空気の圧力差及びゴム状弾性膜15の収縮
圧により押圧されて、被着体Wの外表面に沿って変形圧
接され、成形用シートSが被着体Wへ密着し、積層して
いく。最後に、下室21の減圧を解除するとともに上室
11の加圧を解除して両室を大気圧にし、上室11を上
方に移動し上室11及び下室21を分離し、成形用シー
トSが積層した被着体Wを取り出す。ラミネ−トタイプ
の成形用シートの場合は、成形用シートSが積層した被
着体Wがそのまま成形品となる。また、転写タイプの成
形用シートの場合は、更にこの後、成形用シートの基材
シートを剥離し樹脂層のみを転写層として残し、樹脂層
が被着体に積層された成形品を得る。
着剤としては、成形用シートの樹脂層の接着剤層で列記
した樹脂等からなる接着剤を使用すれば良い。接着剤は
スプレーコート等の公知の塗工法で被着体に施す。
ば特に限定はなく、例えばその材質は、木質系、プラス
チック系、無機系、金属系等を使用できる。具体的に
は、杉、檜、ラワン等の各種樹木からなる木材単板や木
材合板、パーティクルボード、集成材、木質中密度繊維
板(MDF)等の木質材料、ポリプロピレン、ABS樹
脂、フェノール樹脂等のプラスチック材料、ケイ酸カル
シウム、ALC(軽量気泡コンクリート)、GRC(硝
子繊維強化コンクリート)、パルプセメント等の非陶磁
器窯業系材料、陶器、磁器、硝子、琺瑯等のセラミック
ス等の無機質材料等の無機系材料、或いは、鉄、アルミ
ニウム、銅等の金属材料等である。
成形方法の第2の方法は、特開平6−315950号公
報、特公平2−42080号公報等に記載されるよう
に、転写タイプの成形用シートを射出成形の雌雄両型間
に配置した後、流動状態の樹脂を型内に射出充填し、樹
脂成型品の成形と同時にその表面に成形用シートから転
写層として樹脂層を転写させる、転写タイプに適用する
所謂射出成形同時絵付け転写法、或いは、特公昭50−
19132号公報、特公昭43−27488号公報等に
記載されるように、ラミネ−トタイプの成形用シートを
射出成形の雌雄両型間に配置した後、流動状態の樹脂を
型内に射出充填し、樹脂成型品の成形と同時にその表面
に成形用シートを積層させる、ラミネ−トタイプに適用
する所謂射出成形同時絵付けラミネ−ト法等の、所謂射
出成形同時絵付け法に上述した特定の成形用シートを使
用する方法である。なお、転写の場合は、もちろん成形
用シートはその樹脂層側を成形樹脂側に向けて配置す
る。また、成形用シートは、型間に配置する前に、外部
で真空成形しておくこともできるが皺等が出来やすい
為、好ましくは、成形用シートを型間に配置した後、射
出成形型を真空成形型として真空成形してから、樹脂を
射出する。
出成形同時絵付けラミネ−ト法を説明する概念図であ
る。本発明では、成形用シートは、型締めする前に成形
用シートを型間で加熱し軟化させて射出成形型を真空成
形型として用いて真空成形により予備成形した後に、型
締めして樹脂を射出する。
ては、射出ノズルと連通する湯道(ランナー)及び湯口
(ゲート)を有する型Maと、型面に吸引孔41を有し
シートの予備成形型を兼用する型Mbの一対の成形型を
用いる。型は鉄等の金属、又はセラミックスを用いる。
型開き状態に於いて型Mbに成形用シートSを枠状のク
ランプ(不図示)で押圧する等して固定する。次いで、
図3(B)の如く、ヒータ42で成形用シートを加熱軟
化させる(ここでは非接触の輻射加熱の例だが接触加熱
でも良い)。そして、図3(C)の如く吸引孔から吸引
して真空成形して、成形用シートを型Mbのキャビティ
面に沿わせ予備成形する。なお、真空成形は圧空も併用
する真空圧空成形でも良い。次いで、図3(D)の如く
両型を型締めし、図3(E)の如く両型で形成さるキャ
ビティに加熱熔融状態等の流動状態の樹脂を充填する。
そして、樹脂が冷却等で固化後、型開きして成形物を取
り出し、成形用シートの不要部分があれば適宜トリミン
グすれば、図3(F)の如く、樹脂成形物からなる被着
体Wに成形用シートSがラミネートされた形態の成形品
Pが得られる。
成形同時絵付け方法に於ける公知のもの等が使用でき特
に制限されるものではない。例えば、熱可塑性樹脂であ
れば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ン系樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、ABS(ア
クリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)樹
脂、スチレン樹脂、AS(アクリロニトリル−スチレン
共重合体)樹脂、ポリカーボネート樹脂等があり、硬化
性樹脂であれば、不飽和ポリエステル樹脂、硬化性アク
リル樹脂、2液硬化型ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等が
ある。熱可塑性樹脂は加熱熔融により流動状態として射
出してキャビティ内で冷却固化させ、熱硬化性樹脂はそ
の未硬化物を適宜加熱して流動状態で射出して反応硬化
で固化させる。
の用途は、特に限定されず各種用途に用いられ得る。例
えば、壁面、天井、床等の建築物の内装建材用途、サイ
ディング等の外壁、塀、屋根、門扉、破風板等の外装材
用途、窓枠、扉、手摺、敷居、鴨居等の建具類の表面化
粧材用途、箪笥等の家具やテレビ受像機等の弱電・OA
機器のキャビネットの表面化粧材用途、自動車、電車等
の車両、航空機、船舶等の各種乗物の内装材用途、或い
は、瓶、化粧品容器、小物入れ等の各種包装容器及び材
料、景品や小物等の雑貨等のその他各種用途に用いられ
得る。
詳述する。
5μmのアクリル樹脂シートを用意した。該アクリル樹
脂は、メチルメタクリレート−ブチルメタクリレート共
重合体と、アクリルゴムとの混合物からなる樹脂であ
る。また、このアクリル樹脂シートの軟化温度Tsbは
90℃であった。そして、この基材シートの片面に、樹
脂層として絵柄を有する総厚5μmの装飾層を、バイン
ダーの樹脂にアクリル樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体との1対1重量比の混合樹脂(Vicat軟化温
度Tsrは65℃)を用いたビヒクルに、弁柄とカーボ
ンブラックを主体とする着色顔料を添加してなる着色イ
ンキをグラビア印刷して積層して、本発明の成形用シー
トを得た。
セラミックヒータから30mm遠ざけた位置で5秒間加
熱した後、真空成形して、縦300mm、横200mm
で深さ方向30mm、角部の曲率半径4mmの箱型形状
の成形品を得た。その際、成形用シートの温度は90℃
であった。樹脂層には伸びされた部分でもクラックは発
生しなかった。
用いた樹脂(バインダーの樹脂)を、メチルメタクリレ
ートを主体とする樹脂(Vicat軟化温度Tsrは1
00℃)に代えた他は、実施例1と同様にして成形用シ
ートを作製し、実施例1同様に真空成形した。その結
果、成形用シートが伸びていない部分の樹脂層にはクラ
ック発生は無かったが、シートが約60%伸ばされてい
る部分では、樹脂層に微細なクラックが発生している箇
所があり、意匠的に劣っていた。
脂層の装飾層の上に、更に厚さ2μmの接着剤層を、ア
クリル樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体との1対
1重量比の混合樹脂(Vicat軟化温度Tsは65
℃)からなるインキをグラビア印刷して積層し、装飾層
及び接着剤層からなる樹脂層とした成形用シートを用意
した。この成形用シートを、適用面が平面状の樹脂成形
物(被着体)を成形する射出成形金型内に固定した後、
型締めし、溶融したアクリル樹脂(250℃)を金型温
度70℃の条件で射出成形した。その結果、成形用シー
トが被着体に密着良く積層された成形品が得られた。も
ちろん、成形用シートは伸ばされていないので、樹脂層
にクラック発生は無かった。
の樹脂をポリメチルメタクリレートを主体とするアクリ
ル樹脂(Vicat軟化温度Tsは100℃)に代えた
他は、参照例1と同様にして、成形用シートが積層され
た成形品を得た。その結果、成形用シートが被着体に密
着良く積層された成形品が得られた。もちろん、成形用
シートは伸ばされていないので、樹脂層にクラック発生
は無かった。
トを用いて、今度は、射出成形金型として樹脂成形物
(被着体)の形状が縦300mm、横200mmで深さ
方向30mm、角部の曲率半径4mmの箱型の金型を用
いて射出成形同時絵付けを行った。成形用シートを金型
に固定した後、ヒータで該シートを90℃に加熱した
後、金型内から真空引きして真空成形して雌型のキャビ
ティ面に沿わせた。次いで、型締めし、溶融したアクリ
ル樹脂(250℃)を金型温度70℃の条件で射出成形
した。その結果、成形用シートが樹脂成形物の被着体に
密着良く積層された成形品が得られた。また、コーナ部
分で成形用シートが伸ばされ場所でも、樹脂層にクラッ
ク発生は無かった。また、成形品上の成形用シートに、
樹脂成形物まで達する縦・横各々1mm間隔の碁盤目状
の切り込みを入れ、その表面にセロハン粘着テープ(ニ
チバン株式会社製、「セロテープ」(登録商標)24m
m幅、産業用)を25℃に於いて貼着した後、勢い良く
剥がす、碁盤目試験を行ったところ、成形用シートが剥
がれは無かった。
トを用いて、実施例1と同様にして成形品を得た。その
結果、コーナ部分で成形用シートが伸ばされ場所での密
着が悪く、成形品上の成形用シートに、樹脂成形物まで
達する縦・横各々1mm間隔の碁盤目状の切り込みを入
れ、その表面にセロハン粘着テープ(ニチバン株式会社
製、「セロテープ」(登録商標)24mm幅、産業用)
を25℃に於いて貼着した後、勢い良く剥がす、碁盤目
試験を行ったところ、成形用シートが剥がれてしまっ
た。
基材シートと樹脂層との間の厚み及び軟化温度を特定関
係としてあるので、成形用シートが真空成形される時
に、樹脂層のクラックが発生しない。従って、クラック
発生による外観不良や樹脂層を接着剤層とした時の被着
体との密着不良が起きない。 また、本発明の成形方法によれば、上記の成形用シー
トを用いる事によって、その樹脂層のクラック発生によ
る外観不良や、樹脂層を接着剤層とした時の被着体との
密着不良が起きない。真空成形積層法では既に形の有る
被着体に対して成形用シートを適用でき、射出成形同時
絵付け法では、被着体の成形と同時に成形用シートを適
用できる。
図。
による真空成形積層法の説明図。
形式の射出成形同時絵付け法の説明図。
Claims (3)
- 【請求項1】 基材シートと、該基材シートに積層され
且つ該基材シートよりも薄い、少なくとも1層の樹脂層
とからなる、成形用シートにおいて、 前記基材シートの軟化温度Tsbに対して、前記樹脂層
の軟化温度Tsrが、Tsr≦Tsbである、成形用シ
ート。 - 【請求項2】 請求項1記載の成形用シートを、立体形
状の被着体の表面に対して、間に必要に応じ適宜接着剤
を介して対向又は載置し、成形用シートの表裏両側の気
圧差を少なくとも被着体側からの真空吸引によって発生
させ、少なくとも該気圧差によって成形用シートを真空
成形して被着体に押圧して密着、積層し、ラミネ−トの
場合は、そのまま成形用シート全層が被着体に積層した
成形品とし、転写の場合は、次いで基材シートを剥離し
て樹脂層のみが被着体に積層した成形品とする、真空成
形積層法による成形方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の成形用シートを、一対の
型の間に挿入して該型を真空成形型として真空成形した
後、両型を型締めし、両型で形成されるキャビティ内に
流動状態の樹脂を充填して、成形と同時に樹脂成形物表
面に成形用シートを密着、積層させた後、両型を型開き
し、ラミネ−トの場合は、そのまま成形用シート全層が
樹脂成形物からなる被着体に積層した成形品とし、転写
の場合は、更に基材シートを剥離して樹脂層のみが樹脂
成形物からなる被着体に積層した成形品とする、射出成
形同時絵付け法による成形方法。
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