JP2000024870A - 工作機械 - Google Patents

工作機械

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JP2000024870A
JP2000024870A JP10194595A JP19459598A JP2000024870A JP 2000024870 A JP2000024870 A JP 2000024870A JP 10194595 A JP10194595 A JP 10194595A JP 19459598 A JP19459598 A JP 19459598A JP 2000024870 A JP2000024870 A JP 2000024870A
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哲夫 寺村
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泰一 山口
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明義 田代
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切屑回収の容易化および工作機械の小型化。 【解決手段】 コラム15の前方のベッド10上に、工
作物の加工時に主軸23が左右方向で移動する領域であ
る加工領域の幅と略同等幅の切屑飛散防止部45およ
び、パレットチェンジャ30の旋回を許容するようにパ
レットチェンジャ30の周囲を被覆し、前記切屑飛散防
止カバー45よりも幅広の拡大カバー部51から成る全
体カバー50を設けた。また、主軸23の前方に配設さ
れたパレット34の周囲を被覆し、前記切屑飛散防止部
45と略同等幅のパレットチェンジャカバー36を、そ
の開放端部が切屑飛散防止部45の開放端部と接近する
ように対向配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作物の加工時に
発生する切屑やクーラントなどの飛散を防止するカバー
を備えた工作機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の切屑やクーラントの飛散防止カバ
ーが取付けられている工作機械としては、図4、図5に
示すものがある。この工作機械は、ベッド130上にコ
ラム114が配設され、モータ115と一対のガイドレ
ール116によりX軸方向(図4の左右方向)に移動可
能になっている。コラム114の前面には主軸121が
設けられており、モータ122と一対のガイドレール1
23によりY軸方向(図5の上下方向)に移動可能にな
っている。ベッド130上で前記コラム114の前方に
は、テーブル111が配設されており、モータ112と
一対のガイドレール113によりZ軸方向(図4の上下
方向)に移動可能になっている。
【0003】ベッド130上でテーブル111の前方に
はパレットチェンジャ105が配設されており、180
度旋回動作することにより加工済みの工作物が載置され
るパレット107と未加工の工作物が載置されるパレッ
ト108を交換するようになっている。図5に示すよう
に前記ガイドレール113の上方は、中央が高く、左右
が低い山形のテレスコッピクカバー103で被覆されて
おり、主軸121の先端に取付けられる図略の工具によ
りパレット107上に載置された工作物を加工する際に
発生する切屑からガイドレール113を保護するように
なっている。
【0004】ベッド130上で一対のガイドレール11
3の外側には一対の切屑排出溝131が設けられてお
り、この切屑排出溝131の略外縁に沿って切屑飛散防
止カバー101が立設され、コラム114の前面からテ
ーブル111方向に延在している。また、この切屑飛散
防止カバー101の右側面にはスライドドア104が設
けられており、このスライドドア104を開放すること
で主軸121の保守などを行うようになっている。
【0005】前記切屑飛散防止カバー101は、加工済
みの工作物を載置するパレット107付近で外側に広が
り、ベッド130と未加工の工作物を載置するパレット
108を被覆する平面断面が円弧形状の全体カバー10
0と接続されている。前記パレットチェンジャ105の
旋回中心にはパレットチェンジャ105と一体的に旋回
する旋回扉109が立設されており、この旋回扉109
の端部は前記全体カバー100の突出部100aの端部
と接近して配置され、段取り領域に存在する未加工の工
作物が載置されるパレット108を工作機械の加工領域
から隔離している。
【0006】このように、加工時に主軸121が移動す
る領域である加工領域は切屑飛散防止カバー101およ
び旋回扉109により被覆されているので、加工時に発
生する切屑は切屑飛散防止カバー101および旋回扉1
09により工作機械の外部へ飛散することが防止されて
おり、切屑はクーラントとともに切屑排出溝131に落
下し、図略のコイルコンベアなどにより工作機械の前方
または後方に排出されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図4に示すように、切
屑飛散防止カバー101が立設される幅W1(図4にお
いて左右方向の長さ)は、加工時に主軸121がその軸
線と直交する左右方向で移動する領域である加工領域の
幅Wよりも左右一対の切屑排出溝131の幅寸法程度広
くなっているので、それだけ工作機械の幅も広くなり、
工作機械をそれ以上コンパクトにできないという問題が
あった。また、切屑飛散防止カバー101の幅が広いの
でスライドドア104と主軸121の距離が長く、主軸
への接近性が悪いので、作業がやりずらいという問題が
あった。
【0008】また、切屑飛散防止カバー101および旋
回扉109の設置幅が広いので、それだけ広範囲に切屑
が飛散することになり、パレット107よりも外側、つ
まりパレット107と旋回扉109の間(図4のAの領
域)に切屑が飛散した場合は切屑の回収が困難になると
いう問題があった。また、この切屑回収の問題は、クー
ラントを使用しないドライ加工の場合、一層顕著になる
という問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたもので、請求項1の発明において
は、主軸に保持される工具を前記主軸軸線と直交する左
右方向に移動させ、テーブルに載置される工作物を前記
主軸軸線と平行な前後方向に移動させて前記工作物の加
工を行う工作機械において、前記工作物を加工する際に
前記工具を保持した主軸が主軸軸線と直交する左右方向
で移動する領域である加工領域の幅と略同等幅の切屑飛
散防止部を有するカバー装置と、前記テーブルに対して
前記主軸と対向する側に設置され加工済みの工作物を載
置するパレットと未加工の工作物を載置するパレットと
を旋回動作によって交換するパレットチェンジャと、前
記パレットチェンジャに取付けられ前記パレットチェン
ジャと一体的に旋回する平面断面が略U字形状を成す一
対のパレットチェンジャカバーとを備え、前記一対のパ
レットチェンジャカバーは前記カバー装置の切屑飛散防
止部と略同等幅を有し、一方のパレットチェンジャカバ
ーはその開放端が前記主軸に対向して前記カバー装置の
切屑飛散防止部の開放端と接近して対向配置され、他方
のパレットチェンジャカバーはパレットチェンジャの旋
回中心に対して一方のパレットチェンジャカバーと対称
位置に背中合わせに配置されることを特徴とするもので
ある。
【0010】請求項2の発明においては、請求項1に記
載の工作機械において、前記カバー装置の切屑飛散防止
部と連続して設けられ、前記切屑飛散防止部よりも幅広
で前記パレットチェンジャの旋回を許容するように前記
パレットチェンジャの周囲を被覆する拡大カバー部を更
に有することを特徴とするものである。請求項3の発明
においては、請求項1または請求項2に記載の工作機械
において、前記カバー装置の切屑飛散防止部の左右幅位
置の外側に前記テーブルの一対のガイドレールおよび一
対の送りねじを設置するとともに、前記加工領域の内側
に切屑排出溝を設けたことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1、図2に示すように、工作機械
の基台であるベッド10上には工作機械の左右方向であ
るX軸方向(図2の左右方向)に伸びる一対のガイドレ
ール16が固着されており、この一対のガイドレール1
6上にコラム15が配設され、コラム15はX軸モータ
17で回転駆動されるボールねじ18により、この一対
のガイドレール16上で案内されてX軸方向に移動可能
になっている。コラム15の前面には工作機械の上下方
向であるY軸方向(図3の上下方向)に伸びる一対のガ
イドレール21が固着されており、この一対のガイドレ
ール21上に主軸頭20が配設され、主軸頭20はY軸
モータ22で回転駆動される図略のボールねじにより、
この一対のガイドレール21上で案内されてY軸方向に
移動可能になっている。主軸頭20には主軸23が軸支
されており、図略の主軸モータにより回転駆動されるよ
うになっている。
【0012】ベッド10上で前記コラム15の前方に
は、後述する開口部43の外側に、工作機械の前後方向
であるZ軸方向(図2の上下方向)に伸びる一対のガイ
ドレール26が固着されており、この一対のガイドレー
ル26上にテーブル25が配設され、一対のガイドレー
ル26の外側に設けられ一対のZ軸モータ27で回転駆
動される一対のボールねじ28により、この一対のガイ
ドレール26上で案内されてZ軸方向に移動可能になっ
ている。
【0013】ベッド10上でテーブル25の後方には旋
回中心Cを中心とした対称形状のパレットチェンジャ3
0が垂直軸線回りに旋回可能に配設されている。このパ
レットチェンジャ30は中央に中央枠31が立設され、
中央枠31の前後面の下部には一対のアーム32,33
が固着されており、このアーム32,33により加工済
みの工作物が載置されるパレット34および未加工の工
作物が載置されるパレット35を把持するようになって
いる。中央枠31の前後面にはパレット34およびパレ
ット35の周囲を被覆し、旋回中心Cに対向する側を開
放する平面断面が略U字形状のパレットチェンジャカバ
ー36,37が取付けられており、またこのパレットチ
ェンジャカバー36,37の隅部の下部には上方から下
方に向かって傾斜している傾斜部36a,37aが形成
されている。
【0014】パレットチェンジャ30は図略の旋回モー
タによりパレットチェンジャカバー36,37とともに
旋回中心Cを中心として、180度旋回し、加工済みの
工作物が載置されるパレット34と未加工の工作物が載
置されるパレット35とを交換するようになっている。
図3に示すように、前記ベッド10には、テーブル25
の下方付近からコラム15側のベッド10の端部に亘っ
て切屑排出溝40が形成されており、この切屑排出溝4
0の上端はベッド10上で、コラム15の前端からテー
ブル25の下方付近まで開口部43となっている。切屑
排出溝40の上方にはこの切屑排出溝40に向かって傾
斜している側部カバー42が設けられ、この側部カバー
42は切屑排出溝40上方から立ち上がり開口部43か
らベッド10の上方へ突出している。この側部カバー4
2の上部には全体カバー50の切屑飛散防止部45の下
部が接続されており、この切屑飛散防止部45は垂直な
下部に続いて傾斜して外側に広がり、前記一対のガイド
レール26とほぼ同位置(パレットチェンジャカバー3
6,37と略同等幅)において再び垂直に立ちあがり、
その上部はコラム15上方まで延在している。
【0015】また、図1、図2に示すように、切屑飛散
防止部45は主軸頭20の前端位置からテーブル25側
へ延在しており、テーブル25の後端付近で前記パレッ
トチェンジャカバー36の端部と接近して対向してい
る。切屑飛散防止部45の左側面はパレットチェンジャ
30の旋回動作のために、パレットチェンジャカバー3
6の端部とに若干の隙間が存在するが、切屑飛散防止部
45の前端には樹脂などの弾性を有するブラシが歯ブラ
シのようにY軸方向に直線状に取付けられており、前記
隙間を埋めて切屑などの切屑飛散防止部45の外部への
飛散を防止している。そして、パレットチェンジャカバ
ー36の旋回時にはこのブラシを弾性変形させてパレッ
トチェンジャカバー36が旋回可能になっている。
【0016】また、切屑飛散防止部45の右側面にはス
ライドドア55が設けられており、図1、図2に示す状
態からZ軸後方(図2の下側)へスライドさせることで
切屑飛散防止部45の右側面に開口部を形成し、主軸2
3の調整や工具の手動交換などを行うようになってい
る。このスライドドア55の端部は図1、図2に示す閉
状態においてパレットチェンジャカバー36の端部と対
向し、またスライド時にパレットチェンジャカバー36
と干渉しないようにパレットチェンジャカバー36より
も若干外側に位置し、パレットチェンジャカバー36と
の間に若干の隙間を有している。スライドドア55の端
部には前記切屑飛散防止部45と同様にY軸方向に直線
状にブラシが取付けられており、前記隙間を埋めて切屑
などがスライドドア55の外部への飛散を防止してい
る。そして、スライドドア55のスライド時にはこのブ
ラシを弾性変形させてスライドドア55のスライドが可
能になっている。
【0017】切屑飛散防止部45の端部には、テーブル
25およびパレットチェンジャ30の周囲を被覆する平
面断面が略円弧形状の円弧部52を有する拡大カバー部
51が、切屑飛散防止部45に連続して一体的に形成さ
れている。拡大カバー部51の円弧部52の前面には円
弧ドア54が設けられており、この円弧ドア54を図
1、図2に示す状態から左方にスライドさせることで、
円弧部51の前面に開口部を形成し、パレット37に載
置される工作物の段取り作業などを行うようになってい
る。
【0018】このように、全体カバー50の切屑飛散防
止部45とパレットチェンジャカバー36,37によ
り、工作物の加工領域と段取り領域が隔離されるように
なっている。なお、図1においては説明のために全体カ
バー50の上部を取除いた状態を示しているが、実際は
全体カバー50の上部は切屑飛散防止部45から円弧部
52に至るまで全体が塞がれており、加工領域と外部は
隔離されている。
【0019】次に、上記構成の工作機械の作用を図面に
基づいて説明する。工作物を固定したパレット34を載
置したテーブル25は、一対のZ軸モータ27の回転駆
動により工作機械の前後方向であるZ軸方向に移動す
る。そして、先端に図略の工具を保持した主軸23は主
軸頭20に支承され、Y軸モータ22とX軸モータ17
の回転駆動により、工作機械の左右方向であるX軸方
向、工作機械の上下方向であるY軸方向に移動する。こ
のように、工作物と工具を3次元方向で相対移動させ
て、工作物に所望の加工を施す。
【0020】そして、工作物の加工時に発生し、加工箇
所から四方に飛散した切屑は、図略の工具を保持した主
軸23がその軸線と直交する左右方向(X軸方向)で移
動する領域である加工領域と略同等幅を有する全体カバ
ー50の切屑飛散防止部45により外部への飛散が防止
される。また、テーブル25を越えてベッド10の前方
へ飛散した切屑は、切屑飛散防止カバー45と対向して
パレットチェンジャ30に設けられているパレットチェ
ンジャカバー36により外部への飛散が防止される。ま
た、パレットチェンジャカバー36の隅部へ飛散した切
屑は傾斜部36aに衝突してコラム15側に戻されるの
で、パレットチェンジャカバー36の隅部に切屑が堆積
することがない。
【0021】加工時に発生して切屑飛散防止カバー45
およびパレットチェンジャカバー36に衝突した切屑
は、ベッド10において加工領域の直下に形成された開
口部43から切屑排出溝40に落下し、図略のチェーン
コンベアを有する切屑回収装置によりベッド10の外部
へ排出され、回収される。そして、現在加工中の工作物
の加工が終了するとテーブル25が後退し、パレットチ
ェンジャ30に加工済みの工作物が載置されているパレ
ット34を受渡し、続いてパレットチェンジャ30が1
80度旋回し、加工済みの工作物が載置されているパレ
ット34と未加工の工作物が載置されているパレット3
5を交換する。パレットチェンジャカバー37はパレッ
トチェンジャ30の旋回中心Cを中心としてパレットチ
ェンジャカバー36と対称形状を成しているので、この
パレットチェンジャ30の旋回動作後もパレットチェン
ジャカバー36と同一位置で全体カバー50の切屑飛散
防止部45に対して対向配置される。そして、未加工の
工作物に上記と同様に所望の加工を施すが、この時発生
する切屑は、切屑飛散防止部45およびパレットチェン
ジャカバー37により外部への飛散が防止される。
【0022】上記のように、全体カバー50の切屑飛散
防止部45およびパレットチェンジャカバー36,37
により、加工時に主軸23が移動する領域である加工領
域を被覆し、加工時に発生する切屑などの工作機械外部
への飛散を防止しており、図2に示すように全体カバー
50の切屑飛散防止部45の幅W2を工作物加工時に図
略の工具を保持した主軸23が移動する領域である加工
領域の幅Wと略同等したので、工作機械の幅を狭くする
ことができ、工作機械をコンパクトにすることができ
る。また、スライドドア55をベッド10の側面よりか
なり内側に設けているので、主軸23への接近性が向上
し、作業がやりやすくなる。なお、上記実施の形態で
は、平面断面が略U字状のパレットチェンジャカバー3
6,37は隅部に角部を形成するようにしたが、隅部を
円弧部としてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、主軸に保持される工具
を前記主軸軸線と直交する左右方向に移動させ、テーブ
ルに載置される工作物を前記主軸軸線と平行な前後方向
に移動させて前記工作物の加工を行う工作機械におい
て、前記工作物を加工する際に前記工具を保持した主軸
が主軸軸線と直交する左右方向で移動する領域である加
工領域の幅と略同等幅の切屑飛散防止部を有するカバー
装置と、前記テーブルに対して前記主軸と対向する側に
設置され加工済みの工作物を載置するパレットと未加工
の工作物を載置するパレットとを旋回動作によって交換
するパレットチェンジャと、前記パレットチェンジャに
取付けられ前記パレットチェンジャと一体的に旋回する
平面断面が略U字形状を成す一対のパレットチェンジャ
カバーとを備え、前記一対のパレットチェンジャカバー
は前記カバー装置の切屑飛散防止部と略同等幅を有し、
一方のパレットチェンジャカバーはその開放端が前記主
軸に対向して前記カバー装置の切屑飛散防止部の開放端
と接近して対向配置され、他方のパレットチェンジャカ
バーはパレットチェンジャの旋回中心に対して一方のパ
レットチェンジャカバーと対称位置に背中合わせに配置
され、また前記カバー装置の切屑飛散防止部の左右幅位
置の外側に前記テーブルの一対のガイドレールおよび一
対の送りねじを設置するとともに、前記加工領域の内側
に切屑排出溝を設けるようにしたので、工作機械の幅を
狭くすることができ、工作機械をコンパクトにすること
ができる。また、主軸などとの距離が短く接近性がよい
ので、作業の効率や安全が向上する。そしてまた、切屑
の飛散範囲が狭くなるので、切屑の回収が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における切屑飛散防止部を
有する全体カバーを備えた工作機械の上部を透視した斜
視図である。
【図2】本発明の実施の形態における切屑飛散防止部を
有する全体カバーを備えた工作機械の平面断面図であ
る。
【図3】本発明の形態における切屑飛散防止部を有する
全体カバーを備えた工作機械の正面断面図である。
【図4】従来の切屑飛散防止カバーを備えた工作機械の
平面断面図である。
【図5】従来の切屑飛散防止カバーを備えた工作機械の
正面断面図である。
【符号の説明】
10 ベッド 15 コラム 23 主軸 25 テーブル 26 ガイドレール 28 ボールねじ 30 パレットチェンジャ 34,35 パレット 36,37 パレットチェンジャカバー 40 切屑排出溝 45 切屑飛散防止部 50 全体カバー 51 拡大カバー部 55 スライドドア W 加工領域の幅 W2 切屑飛散防止部の幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田代 明義 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 今泉 宏崇 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 Fターム(参考) 3C011 DD01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主軸に保持される工具を前記主軸軸線と直
    交する左右方向に移動させ、テーブルに載置される工作
    物を前記主軸軸線と平行な前後方向に移動させて前記工
    作物の加工を行う工作機械において、前記工作物を加工
    する際に前記工具を保持した主軸が主軸軸線と直交する
    左右方向で移動する領域である加工領域の幅と略同等幅
    の切屑飛散防止部を有するカバー装置と、前記テーブル
    に対して前記主軸と対向する側に設置され加工済みの工
    作物を載置するパレットと未加工の工作物を載置するパ
    レットとを旋回動作によって交換するパレットチェンジ
    ャと、前記パレットチェンジャに取付けられ前記パレッ
    トチェンジャと一体的に旋回する平面断面が略U字形状
    を成す一対のパレットチェンジャカバーとを備え、前記
    一対のパレットチェンジャカバーは前記カバー装置の切
    屑飛散防止部と略同等幅を有し、一方のパレットチェン
    ジャカバーはその開放端が前記主軸に対向して前記カバ
    ー装置の切屑飛散防止部の開放端と接近して対向配置さ
    れ、他方のパレットチェンジャカバーはパレットチェン
    ジャの旋回中心に対して一方のパレットチェンジャカバ
    ーと対称位置に背中合わせに配置されることを特徴とす
    る工作機械。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の工作機械において、前記
    カバー装置の切屑飛散防止部と連続して設けられ、前記
    切屑飛散防止部よりも幅広で前記パレットチェンジャの
    旋回を許容するように前記パレットチェンジャの周囲を
    被覆する拡大カバー部を更に有することを特徴とする工
    作機械。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の工作機械
    において、前記カバー装置の切屑飛散防止部の左右幅位
    置の外側に前記テーブルの一対のガイドレールおよび一
    対の送りねじを設置するとともに、前記加工領域の内側
    に切屑排出溝を設けたことを特徴とする工作機械。
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