JP2000024829A - パイプ輪切り装置 - Google Patents

パイプ輪切り装置

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JP2000024829A
JP2000024829A JP10192980A JP19298098A JP2000024829A JP 2000024829 A JP2000024829 A JP 2000024829A JP 10192980 A JP10192980 A JP 10192980A JP 19298098 A JP19298098 A JP 19298098A JP 2000024829 A JP2000024829 A JP 2000024829A
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JP
Japan
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pipe
casing
outer periphery
rotary blade
face
Prior art date
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Pending
Application number
JP10192980A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruhisa Takahashi
輝久 高橋
Kenji Fukui
健二 福井
Hiroshi Terawaki
弘 寺脇
Hiroyuki Nokubo
裕行 野久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurimoto Ltd
Kansai Electric Power Co Inc
Original Assignee
Kurimoto Ltd
Kansai Electric Power Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輪切り作業で生じる粉塵を有効に処理する。 【解決手段】 プラスチックパイプPの外周に沿って移
動しつつ円板状回転刃1によりパイプPを輪切りにする
装置である。パイプPの外周面に当てがわれる面が開口
するケーシング2内に、回転刃1をその開口面から突出
させて回転自在に設け、そのケーシング2は、パイプP
との当接面がパイプPの外周に適合した湾曲面となっ
て、バンド10によりその湾曲面がパイプPの外周に接
触してその周りに移動し得るようになっている。回転刃
1をエアーモータ3により回転させながら、ケーシング
2をパイプ周りに移動させて輪切りする。ケーシング2
内は、エジェクターを介した吸引により吸気して、粉塵
を外部に導出して集塵する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パイプの外周に
沿って移動しつつ円板状回転刃を前記パイプに食い込ま
せてパイプを輪切りにする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地中電線埋設管は、埋設後において、需
要先に分岐線を引くなどのために、部分的に輪切りに切
断してその部分を取り除く必要がある。そのパイプ輪切
り装置は、従来から種々のものが考案され、例えば、特
開平6−320328号公報、特開平8−318422
号公報などに開示されている。
【0003】そのパイプ輪切り装置の一般的な構成は、
回転刃を有するフレームを、パイプに巻回したバンドに
よってパイプ外周面にその周りに移動自在に当てがい、
前記回転刃を回転させながら、フレームをパイプの外周
面周りに移動することにより、回転刃をパイプに食い込
ませて輪切りするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記パイプの輪切りに
おいて、その作業中、切削屑(粉)による粉塵が生じる
が、上記各従来技術では、その対策が有効に採られてお
らず、作業環境が悪かった。
【0005】この発明は、上記の実情に鑑み、輪切り作
業で生じる粉塵を有効に処理することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、回転刃をケーシング内に納めて、回転
刃の輪切り作用で生じる粉塵をケーシングに留めるとと
もに、そのケーシング内を吸気して集塵等の処理をする
こととしたのである。
【0007】このようにすれば、ケーシング外に粉塵が
漏れにくくなり、作業環境の悪化も招かない。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態としては、
パイプの外周に沿って移動しつつ円板状回転刃を前記パ
イプに食い込ませてパイプを輪切りにする装置であっ
て、前記パイプの外周面に当てがわれる面が開口するケ
ーシング内に前記回転刃をその開口面から突出させて回
転自在に設け、そのパイプとのケーシングの当接面はパ
イプの外周に適合した湾曲面となって、その湾曲面が前
記パイプの外周に接触してその周りに前記ケーシングが
移動し得るようになっており、前記ケーシングに前記回
転刃を回転させるモータを設けるとともに、そのケーシ
ング内を吸気するようにした構成とし得る。
【0009】この構成において、上記ケーシングは、バ
ンドなどでパイプに取付けることなく、フリーにしてパ
イプ周りに移動させてもよいが、好ましくは、パイプに
巻回したバンドによってパイプに移動自在に取付けると
よい。また、上記モータはエアーモータとして、そのエ
アモータの空気源によりケーシング内の吸気を行うよう
にすれば、例えば、空気源として電動ファンを使用すれ
ば、そのファンによって、モータ駆動及び吸気を行うこ
とができ、また空気源をコンプレッサとすれば、その圧
縮空気によって、モータを駆動するとともにエジェクタ
ーを介し吸気を行うようにし得る。なお、モータは電動
にしてもよく、吸気はバグフィルターなどによって集塵
することが好ましい。
【0010】
【実施例】一実施例を図1乃至図4に示し、この実施例
は、回転刃1を有するケーシング2をバンド10でもっ
てパイプPに移動自在に取付けるようにしたものであ
る。
【0011】そのケーシング2は下面開口の箱状をし
て、その下面がプラスチックパイプPの外周面に適合し
た湾曲面となっており、パイプPの外周面を隙間なく移
動し得る。ケーシング2内には、エアーモータ3により
回転される円板状回転刃1が設けられており、この回転
刃1はケーシング2の開口から突出している。この突出
量はケーシング2をパイプPに当てがった際、回転刃1
の外周がパイプPの内面に突出するかしない程度にし
て、パイプP中のケーブルを損傷しないようにする。ま
た、ケーシング2には吸気口4が設けられて、この吸気
口4に吸気管5が接続される。
【0012】バンド10は、中程にケーシング2を固着
した半円弧梯子状部材11と単なる半円弧梯子状部材1
2とから成り、その両部材11、12には案内ローラ1
3がそれぞれ設けられて、パイプPの外周面を移動可能
になっている。両部材11、12は一端で回転自在に連
結され、他端にはキャッチクリップ14が設けられてい
る。キャッチクリップ14は、切り離された2部材から
成り、一部材側のフック14aをばね14bに抗して他
部材側の係止片14cに係止することにより、両部材を
連結し、その係止を外すことにより両部材を開放する周
知の構造のものである。
【0013】この実施例は以上の構成であり、つぎに、
その作用について説明すると、まず、エアーモータ3を
コンプレッサーからの圧縮空気管に接続するとともに、
その別の圧縮空気管及び吸気管5をエジェクターに接続
してケーシング2内を吸気可能状態とする。つぎに、キ
ャッチクリップ14を外してバンド10をパイプPに巻
回した後、キャッチクリップ14を係止して、バンド1
0及びケーシング2等をパイプPに取付ける。
【0014】この状態で、エアーモータ3に圧縮空気を
供給して回転刃1を回転させながら、バンド10ととも
にケーシング2をパイプPの外周面周りに移動させて、
パイプPを輪切りにする。このとき、回転刃1は、最初
は、パイプPに食い込んでおらず、回転により徐々に食
い込むこととなるが、その移動量は、キャッチクリップ
14のばね14bの収縮等で吸収する。また、切断によ
り生じた粉塵は吸気管5を介して吸気とともに吸引さ
れ、集塵機に送られて集塵される。
【0015】
【発明の効果】この発明は、以上のようにして粉塵を処
理するようにしたので、作業環境の悪化を招くことがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の斜視図
【図2】同実施例の正面図
【図3】同実施例の平面図
【図4】同実施例の右側面図
【符号の説明】
1 回転刃 2 ケーシング 3 エアーモータ 4 吸気口 10 取付バンド 13 案内ローラ 14 キャッチクリップ P プラスチックパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福井 健二 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 寺脇 弘 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 野久保 裕行 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 Fターム(参考) 3C040 AA01 BB19 BB20 GG16 GG18 JJ06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプPの外周に沿って移動しつつ円板
    状回転刃1を前記パイプPに食い込ませてパイプPを輪
    切りにする装置であって、 上記パイプPの外周面に当てがわれる面が開口するケー
    シング2内に上記回転刃1をその開口面から突出させて
    回転自在に設け、そのパイプPとのケーシング2の当接
    面はパイプPの外周に適合した湾曲面となって、その湾
    曲面が前記パイプPの外周に接触してその周りに前記ケ
    ーシング2が移動し得るようになっており、 上記ケーシング2に上記回転刃1を回転させるモータ3
    を設けるとともに、そのケーシング2内を吸気するよう
    にしたことを特徴とするパイプ輪切り装置。
  2. 【請求項2】 上記ケーシング2は上記パイプPに巻回
    したバンド10によってパイプPに移動自在に取付け、
    上記モータ3はエアーモータとして、そのエアモータ3
    の空気源によりケーシング2内の吸気を行うようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載のパイプ輪切り装置。
JP10192980A 1998-07-08 1998-07-08 パイプ輪切り装置 Pending JP2000024829A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200462453Y1 (ko) * 2010-10-27 2012-09-11 한전케이피에스 주식회사 배관용 절단기 고정장치
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KR101672542B1 (ko) * 2016-02-17 2016-11-04 태영이노텍 주식회사 파이프 내부 코팅장치
CN108838451A (zh) * 2018-06-22 2018-11-20 苏州市相城区阳澄湖镇腾正五金有限公司 一种棒状材料环切工具
CN116967520A (zh) * 2023-09-20 2023-10-31 苏州金仓合金新材料有限公司 一种合金管材连续分切机

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Effective date: 20040210