JP2000024691A - 水溶性共重合体(塩)およびスケール防止剤 - Google Patents

水溶性共重合体(塩)およびスケール防止剤

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JP2000024691A
JP2000024691A JP19416798A JP19416798A JP2000024691A JP 2000024691 A JP2000024691 A JP 2000024691A JP 19416798 A JP19416798 A JP 19416798A JP 19416798 A JP19416798 A JP 19416798A JP 2000024691 A JP2000024691 A JP 2000024691A
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JP19416798A
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Taro Kanamori
太郎 金森
Keiichi Bessho
啓一 別所
Makoto Higami
誠 樋上
Katsuhiro Ishikawa
克廣 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のものよりも優れたスケール防止効果を
有し、特にシリカ系スケールに対しても優れたスケール
防止効果を示す水溶性共重合体(塩)を提供すること。 【解決手段】 (a)カルボン酸基を有する構成単位お
よび(b)ポリアルキレンオキシド基を有する構成単位
を繰り返し構成単位として含み、重量平均分子量が5万
を超え300万以下である水溶性共重合体(塩)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水系のスケー
ル、特にシリカ系のスケールの付着問題を制御すること
が可能な水溶性共重合体(塩)、およびこの共重合体
(塩)を有効成分とするスケール防止剤に関する。
【0002】
【従来の技術】冷却水系、ボイラー水系などの水と接触
する器壁、特に電熱面には、カルシウム塩、マグネシウ
ム塩、シリカなどのスケールが生成する。特に、開放循
環式冷却水系において、省資源、省エネルギーの立場か
ら、冷却水の系外への廃棄(ブロー)を少なくし、高濃
縮運転を行う場合、溶解する塩類が高濃縮され、溶解度
の低いカルシウム塩、マグネシウム塩、シリカなどがス
ケール化する。このうちシリカは溶解度が特に低く、1
00〜150mg/L程度でスケール化する。従来、こ
のようなシリカ系スケールの生成を防止し、あるいは除
去するためのスケール防止剤として、ポリ(メタ)アク
リル酸塩(例えば、特公昭49−30914号公報)が
提起されている。従来の高分子化合物を有効成分とする
スケール防止剤では、限られた適用分野において優れた
スケール防止効果を示すものがあるが、必ずしも満足で
きるものではない。特に、開放循環式冷却水系で高濃縮
運転を行う場合、従来の技術では、シリカ系スケールの
生成防止に関し満足できるものではなく、さらにスケー
ル防止効果の高いスケール防止剤が要望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来課題を
解決するためのもので、従来のものよりも優れたスケー
ル防止効果を有し、特にシリカ系スケールに対しても優
れたスケール防止効果を示す水溶性共重合体(塩)を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記のよ
うなスケール防止剤の抱える問題点を解決するために鋭
意検討した結果、下記の(1)と(2)を同時に満足す
る高分子量の水溶性共重合体(塩)が、ある特定の低分
子化合物を併用しなくても、非常に優れたスケール防止
効果を有することを見いだし、その知見に基づいて本発
明を完成するに至った。 (1)カルボン酸基およびポリアルキレンオキシド基を
必須成分とする水溶性共重合体(塩) (2)重量平均分子量が5万を超える水溶性共重合体
(塩)
【0005】すなわち、本発明は、(a)カルボン酸基
を有する構成単位および(b)ポリアルキレンオキシド
基を有する構成単位を繰り返し構成単位として含み、重
量平均分子量が5万を超え300万以下である水溶性共
重合体(塩)を提供するものである。ここで、上記水溶
性共重合体(塩)としては、(a)カルボン酸基を含み
重合可能な二重結合を有する単量体(以下「(a)成
分」または「(a)カルボン酸基含有単量体」ともい
う)および(b)ポリアルキレンオキシド基を含み重合
可能な二重結合を有する単量体(以下「(b)成分」ま
たは「(b)ポリアルキレンオキシド基含有単量体」と
もいう)を主成分とする単量体成分を重合することによ
って得られるものが好ましい。また、本発明は、上記水
溶性共重合体(塩)を有効成分とするスケール防止剤を
提供するものである。ここで、上記スケール防止剤は、
シリカ系スケールに対する生成防止効果が高いので、シ
リカ系スケールに対して特に有効である。
【0006】次に、本発明は、(a)カルボン酸基含
有単量体および(b)−1ポリアルキレンオキシド基含
有単量体を主成分とする単量体成分を重合するか、上
記(a)成分を主成分とする単量体成分を重合中、また
は重合後、エステル化反応によって、(b)−2ポリア
ルキレンオキシドを導入するか、上記(a)成分、お
よび活性水素含有単量体を主成分とする単量体成分を重
合中、または重合後、(b)−3アルキレンオキシドを
反応させてポリアルキレンオキシド基を導入し、重量平
均分子量を5万を超え300万以下となすことを特徴と
する上記水溶性共重合体(塩)の製造方法を提供するも
のである。
【0007】ここで、上記(a)/(b)〔(b)−
1,(b)−2もしくは(b)−3〕の重量比は、40
〜98/2〜60〔ただし、(a)+(b)=100重
量%〕であることが好ましい。また、上記(a)/
(b)〔(b)−1,(b)−2もしくは(b)−3〕
の重量比が、50〜98/2〜50〔ただし、(a)+
(b)=100重量%〕である場合、下記式によって表
されるA値が25を超え300万以下であるものが好ま
しい。 A={(Mw/10,000)4 ×〔(a)〜(b)
中の(b)の重量%〕}/1,000 (式中、Mwは重量平均分子量を示す。)さらに、上記
ポリアルキレンオキシドの重合度は、2〜50であるこ
とが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において、たとえ上記の
(1)が満足されている場合でも、(2)を満足してい
ないと、スケール防止効果が劣る。また、たとえ上記
(2)が満足されている場合でも、(1)の必須成分の
いずれかが欠けていれば、スケール防止効果が劣る。こ
のような、官能基の限定、かつ高分子量化によって、相
乗効果的に優れたスケール防止効果が発揮されることは
驚くべきことであり、この知見を現在までに見いだした
者はいない。
【0009】本発明の水溶性共重合体(塩)において、
(a)カルボン酸基を有する構成単位を構成するカルボ
ン酸基含有単量体としては、カルボン酸基を含み重合可
能な二重結合を有する単量体であれば特にこだわらない
が、例えば、無水マレイン酸、アクリル酸、メタクリル
酸、α−ハロアクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、ビ
ニル酢酸、アリル酢酸、フマル酸、フォスフィノカルボ
ン酸、β−カルボン酸、またはこれら塩類などが挙げら
れる。好ましくは、アクリル酸、メタクリル酸、または
これらの塩類がよい。これらのカルボン酸基含有単量体
は、1種単独で使用することも、あるいは2種以上を混
合して用いることもできる。(a)カルボン酸基含有単
量体の使用量は、(a)、(b)の構成単位中、すなわ
ち(a)、(b)成分を主成分とする単量体成分中に、
好ましくは40〜98重量%、さらに好ましくは50〜
98重量%、さらに好ましくは50〜90重量%であ
る。上記範囲内であると、得られる共重合体(塩)のス
ケール防止能の点で好ましい。
【0010】さらに、本発明の水溶性共重合体(塩)
に、(b)ポリアルキレンオキシド基を有する構成単位
を導入する方法としては、例えば、 上記(a)カルボン酸基含有単量体、および(b)−
1ポリアルキレンオキシド基含有単量体を重合する、 上記(a)成分を重合中、または重合後に、エステル
化反応によって、(b)−2ポリアルキレンオキシドを
グラフト導入する、 上記(a)成分と活性水素含有単量体〔ただし、
(a)成分中に活性水素が含有されている場合も含む〕
を重合中、または重合後に、(b)−3アルキレンオキ
シドを反応させてポリアルキレンオキシド基を導入す
る、 などの方法が挙げられる。
【0011】上記の(b)−1ポリアルキレンオキシ
ド基含有単量体を重合させる場合、この(b)−1成分
としては、例えば、(アルコキシ)ポリエチレングリコ
ールモノ(メタ)アクリレート、(アルコキシ)ポリプ
ロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、(アル
コキシ)ポリエチレングリコールポリプロピレングリコ
ールモノ(メタ)アクリレート、(アルコキシ)ポリエ
チレングリコールポリテトラメチレングリコールモノ
(メタ)アクリレート、(アルコキシ)ポリプロピレン
グリコールポリテトラメチレングリコールモノ(メタ)
アクリレートなどが挙げられる。 好ましくは、(アル
コキシ)ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ート、(アルコキシ)ポリプロピレングリコールモノ
(メタ)アクリレート、(アルコキシ)ポエチレングリ
コールポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ートである。これらの(b)−1ポリアルキレンオキシ
ド基含有単量体は、1種単独で使用することも、あるい
は2種以上を混合して用いることもできる。
【0012】また、重合中、または重合後に、ポリアル
キレンオキシド基を導入する場合は、(b)−2ポリ
アルキレンオキシドをエステル反応で導入してもよい
し、活性水素を有する単量体を重合中、または重合
後、(b)−3アルキレンオキシドを反応させてもよ
い。ここで、エステル反応で導入する場合に使用する
(b)−2ポリアルキレンオキシドとしては、例えば、
(アルコキシ)ポリエチレングリコール、(アルコキ
シ)ポリプロピレングリコール、(アルコキシ)ポエチ
レングリコールポリプロピレングリコールなどが挙げら
れる。これら重合中、重合後にポリアルキレンオキシド
をグラフト導入する場合に使用するポリアルキレンオキ
シドは、1種単独で使用することも、あるいは2種以上
を混合して用いることもできる。
【0013】また、活性水素を有する単量体を重合
中、または重合後、(b)−3アルキレンオキシドを反
応させてポリアルキレンオキシド基を導入する場合、活
性水素を有する単量体としては、例えば、(a)、
(b)成分以外のこれらと共重合可能な他の単量体(下
記参照)のうちの、一般式(II)で表される不飽和(メ
タ)アリルエ−テル系単量体(Y,Z)の少なくとも一
方は、水酸基である)、不飽和アルコ−ル類、水酸基含
有(メタ)アクリル酸エステル類、(N−置換)(メ
タ)アクリルアミド類などが挙げられる。また、使用す
る(b)−3アルキレンオキシドとしては、例えば、エ
チレンオキシド、プロピレンオキシドなどが挙げられ
る。上記アルキレンオキシド中のエチレン/プロピレン
(モル比)は、好ましくは0〜100/100〜0、さ
らに好ましくは50〜100/50〜0である。上記ア
ルキレンオキシドは、1種単独で使用することも、ある
いは2種以上を混合して用いることもできる。
【0014】上記(b)成分〔(b)−1,(b)−2
もしくは(b)−3成分〕の使用量は、(a)、(b)
の構成単位中、すなわち(a)、(b)成分中に、好ま
しくは2〜60重量%、さらに好ましくは2〜50重量
%、特に好ましくは10〜50重量%である。この範囲
内であると、得られる共重合体(塩)のスケール防止能
の点で好ましい。
【0015】なお、本発明の水溶性共重合体(塩)は、
(a)カルボン酸基を有する構成単位が全繰り返し構成
単位中に50〜98重量%、(b)ポリアルキレンオキ
シド基を有する構成単位が全繰り返し構成単位中に2〜
50重量%〔ただし、(a)+(b)=100重量%〕
である場合、下記式によって表されるA値が25を超え
300万以下のものが好ましい。 A={(Mw/10,000)4 ×〔(a)、(b)
中の(b)の重量%〕}/1,000 すなわち、上記のように、本発明の水溶性共重合体
(塩)において、ポリアルキレンオキシド基が少ない場
合、さらにその重量平均分子量(Mw)を上げる必要が
ある。A値が上記範囲内であると、スケ−ル防止性能の
点で好ましい。また、上記のこれらのポリアルキレンオ
キシドの長さ(重合度)は、好ましくは2〜50、さら
に好ましくは2〜30である。上記範囲内であると、ス
ケ−ル防止性能の点で好ましい。
【0016】本発明の水溶性共重合体(塩)において、
(a)〜(b)成分以外に、これらと共重合可能な他の
単量体を1種または2種以上共重合することも可能であ
る。この共重合可能な他の単量体としては、例えば、下
記一般式(I)で表される共役ジエンスルホン酸(例え
ば、2−メチル−1,3−ブタジエン−1−スルホン
酸)
【0017】
【化1】 R12C=CR3−CR4=CR65 ・・・・・(I)
【0018】(式中、R1 〜R6 は水素原子、炭素数1
〜8のアルキル基、炭素数6〜20のアリール基または
−SO3 Xであり、ここで、Xは水素原子、金属原子、
アンモニウム基、もしくはアミノ基であり、R1 〜R6
の少なくとも一つは−SO3 Xである)、または、下記
一般式(II) で表される不飽和(メタ)アリルエーテル
系単量体(例えば、3−アリロキシ−2−ヒドロキシプ
ロパンスルホン酸、3−メタアリロキシ−2−ヒドロキ
シプロパンスルホン酸)
【0019】
【化2】
【0020】〔式中、R7 は水素原子または炭素数1〜
8のアルキル基を示し、a〜dは同一または異なり、0
または1〜100の整数を示し(ただし、a+b+c+
d=0〜100)、(OC2 4 )単位と(OC
3 6 )単位とは任意の順序で結合しており、Y,Zは
スルホン酸基または水酸基であり、Y,Zの少なくとも
一方はスルホン酸基である〕や、(メタ)アクリルアミ
ド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−ヒドロキシ−
3−アクリルアミドプロパンスルホン酸、スチレンスル
ホン酸、メタリルスルホン酸、ビニルスルホン酸、アリ
ルスルホン酸、イソアミレンスルホン酸、などの重合可
能な二重結合を有するスルホン酸(塩)類、ビニルアル
コール、アリルアルコール、メチルビニルアルコール、
エチルビニルアルコール、ビニルグリコール酸などの不
飽和アルコール類、ヒドロキシメチル(メタ)アクリレ
ート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレート、グリセロールモノ
(メタ)アクリレート、グリセロールジ(メタ)アクリ
レート、ブタンジオール(メタ)アクリレート、ヘキサ
ンジオール(メタ)アクリレートなどの水酸基含有(メ
タ)アクリル酸エステル類、(メタ)アクリルアミド、
N−アルキルアクリルアミドなどの(N−置換)(メ
タ)アクリルアミド類、スチレン、α−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、p−メチルスチレンなどの芳香族
化合物、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル
酸エチル、(メタ)アクリル酸オクチルなどの(メタ)
アクリル酸アルキルエステル類、ブタジエン、イソプレ
ン、2−クロル−1,3−ブタジエン、1−クロル−
1,3−ブタジエンなどの脂肪族共役ジエン、(メタ)
アクリロニトリルなどのビニルシアン化合物などが挙げ
られる。 これらの他の単量体を共重合させる場合に
は、共重合に使用する全単量体成分中の40重量%以下
であることが好ましい。
【0021】本発明において提供されるカルボン酸基お
よびポリアルキレンオキシド基含有水溶性共重合体
(塩)の製造方法は、例えば、下記のとおりである。す
なわち、カルボン酸基含有単量体およびポリアルキレン
オキシド基含有単量体を、重合開始剤、例えば、過酸化
水素、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウムなどの公知の
ラジカル重合開始剤の存在下、反応温度、通常、20〜
200℃、好ましくは40〜150℃で0.1〜20時
間にわたり重合反応させ共重合体(塩)を製造すること
ができる。また、カルボン酸基含有単量体を、重合開始
剤、例えば、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウムなどの
公知のラジカル重合開始剤の存在下、反応温度、通常、
20〜200℃、好ましくは40〜150℃で0.1〜
20時間にわたり重合反応させ共重合体を製造した後
に、または重合中に、エステル反応によってにポリアル
キレンオキシドをグラフト導入することもできる。さら
に、カルボン酸基含有単量体および活性水素含有単量体
を、重合開始剤、例えば、過硫酸ナトリウム、過硫酸カ
リウムなどの公知の重合開始剤の存在下、反応温度、通
常、20〜200℃、好ましくは40〜150℃で0.
1〜20時間にわたり重合反応させ共重合体をした後
に、または、重合中に、アルキレンオキシドを反応さ
せ、ポリアルキレンオキシド基を導入し製造することも
できる。このとき、反応条件、特に重合・反応溶媒の
量、重合開始剤種類およびその量、反応温度、などを制
御することにより、得られる共重合体の分子量を調整す
ることができる。
【0022】上記の各反応において、反応を円滑に行う
ため重合・反応溶媒を用いることができる、この重合・
反応溶媒としては、水、有機溶剤、または、水と混合可
能な有機溶剤と水との混合物などを用いることができ
る。この有機溶媒の具体例としては、例えば、メタノ−
ル、エタノ−ル、プロピルアルコ−ル、ブタノ−ルなど
のアルコ−ル類、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチ
ルベンゼンなどの芳香族炭化水素、n−ペンタン、n−
ヘキサン、シクロヘキサン、n−ヘプタン、オクタンな
どの脂肪族炭化水素、ジエチルエ−テル、テトラヒドロ
フラン、1,4−ジオキサンなどのエ−テル類などが挙
げられる。なお、上記重合・反応溶媒の使用量は、本発
明の共重合体(塩)の固形分重量に対し、0〜100倍
である。上記反応において、単量体成分の重合を行う場
合は、単量体成分全量を反応器に一括に仕込んで重合を
行っても、あるいは、単量体成分の一部または全部を逐
次的に添加し重合を行っても良い。また、上記の各反応
において、重合開始剤の使用量は、全単量体成分に対
し、通常、0.001〜20重量%、好ましくは0.0
1〜10重量%である。
【0023】本発明において提供されるカルボン酸基お
よびポリアルキレンオキシド基含有水溶性共重合体
(塩)は、その重量平均分子量が5万を超え300万以
下であることが必要である。重量平均分子量が5万以下
では、スケール防止効果が劣り、一方、300万を超え
ると、その製造が困難になるなどの問題がある。
【0024】なお、このようにして得られる水溶性共重
合体(塩)のカチオン種は、特に限定されるものではな
いが、水溶性にするためには、水素、アルカリ金属、ア
ルカリ土類金属、アンモニウム、アミンなどが好まし
い。上記アルカリ金属としては、ナトリウム、カリウム
などを、アルカリ土類金属としては、カルシウム、マグ
ネシウムなどを、アミンとしてはメチルアミン、エチル
アミン、プロピルアミン、ジメチルアミン、ジエチルア
ミン、トリエチルアミン、ブチルアミン、ジブチルアミ
ン、トリブチルアミンなどのアルキルアミン、エチレン
ジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラ
ミンなどのポリアミン、モルホリン、ピペリジンなどを
例示することができる。好ましくは、水素、ナトリウ
ム、カリウムである。また、これらのカチオン種は、種
々のイオン交換技法により他種のカチオン種と相互に交
換することが可能である。
【0025】本発明の水溶液共重合体(塩)は、赤外線
吸収スペクトル法によって、1700〜1800cm-1
におけるカルボン酸基の吸収、1050〜1150cm
-1におけるポリアルキレンオキシド基の吸収や、NMR
測定によってその構造を確認することができ、カルボン
酸量測定、及び元素分析を行うことによって、その組成
比を確認することができる。
【0026】本発明の水溶性共重合体(塩)をスケール
防止剤として使用する場合は、カルボン酸基およびポリ
アルキレンオキシド基を必須成分とし、かつ重量平均分
子量が5万を超え、300万以下の水溶性共重合体
(塩)を有効成分として含むものであれば、このほかに
他の成分を含んでもよい。本発明の水溶性共重合体
(塩)は、そのまま、または水などに溶解してボイラー
水系、地熱水系、開放または密閉循環式冷却水系、一過
式冷却水系などの水系に添加してスケール防止として使
用する。添加量は、対象水系の金属イオンおよびシリカ
濃度などにより異なるが、一般的に1〜200mg/L
程度である。本発明の水溶性共重合体(塩)をスケール
防止剤として対象水系に添加することにより、カルシウ
ム塩、マグネシウム塩などの金属スケールなどの金属塩
スケールおよびシリカスケールの生成を抑制するととも
に、すでに生成したスケールを除去してスケール防止を
行い、特にシリカスケールに対する防止効果が高い。本
発明の水溶性共重合体(塩)をスケール防止剤として使
用する場合は、他のスケール防止剤、防食剤、スライム
防止剤などと併用することができる。
【0027】
【実施例】以下、実施例を挙げ、本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもの
ではない。なお実施例中の%および部は、特に断らない
限り重量基準である。また、実施例中の重量平均分子量
(Mw)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー
(GPC)によって判定した結果を、ポリスチレンスル
ホン酸ナトリウムを標準サンプルとして作成した検量線
を用いて換算したものである。ここで、GPCの測定条
件は、下記のとおりである。 カラム;G3000PWXL〔東ソー(株)製〕 カラム;GMPWXL 〔東ソー(株)製〕 カラム;GMPWXL 〔東ソー(株)製〕 カラムは〜の順に直列につなぎ、カラム側より試
料を導入した。 検出器;示差屈折計RI−8021 〔東ソー(株)
製〕 溶離液;水/アセトニトリル/硫酸ナトリウム=2,1
00/900/15(重量比) 流速 ;1.0ml/分 温度 ;40℃ サンプル濃度;0.2% サンプル注入量;400μl
【0028】参考例1 水417.5gを仕込んだ容積1Lの容器に、80%濃
度のアクリル酸水溶液99.4g、メトキシポリエチレ
ングリコールモノメタクリレート70.6g、35%過
酸化水素水15.0gを、還流下で攪拌しながら1時間
かけて添加した後、還流下で2時間エ−ジングし、共重
合体(塩)を得た。
【0029】参考例2 水401.6gを仕込んだ容積1Lの容器に、80%濃
度のアクリル酸水溶液120.4g、メトキシポリエチ
レングリコールモノメタクリレート49.6g、35%
過酸化水素水14.6gを、還流下で攪拌しながら1時
間かけて添加した後、還流下で2時間エ−ジングし、共
重合体(塩)を得た。
【0030】参考例3 水351.7gを仕込んだ容積1Lの容器に、80%濃
度のアクリル酸水溶液151.8g、メトキシポリエチ
レングリコールモノメタクリレート18.2g、35%
過酸化水素水16.3gを、還流下で攪拌しながら1時
間かけて添加した後、還流下で2時間エ−ジングし、共
重合体(塩)を得た。
【0031】参考例4 水499.9gを仕込んだ容積1Lの容器に、80%濃
度のアクリル酸水溶液151.8g、メトキシポリエチ
レングリコールモノメタクリレート18.2g、35%
過酸化水素水23.3gを、還流下で攪拌しながら1時
間かけて添加した後、還流下で2時間エ−ジングし、共
重合体(塩)を得た。
【0032】ポリマーA 水522.8gを仕込んだ容積1Lの容器に、80%濃
度のアクリル酸水溶液40.9g、メトキシポリエチレ
ングリコールモノメタクリレート29.1g、35%過
酸化水素水10.3gを、還流下で攪拌しながら10時
間かけて添加した後、還流下で2時間エ−ジングし、共
重合体(塩)を得た。 ポリマーB ポリアクリル酸
【0033】実施例および比較例で使用したポリマーの
組成および重量平均分子量(Mw)を、表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】実施例1〜4、比較例1〜3 電熱面積が約0.25m2の熱交換器を有する保有水量
0.45m3の開放循環式冷却水系に横浜市水を循環水
および補給水として加え、濃縮倍数が5倍になるように
コントロ−ルしながら30日間運転した。熱交換器材料
はSUS304、循環水入り口温度は30゜C、出口温
度は50゜C、循環水流速は0.5m/s、循環水水質は、
導電率=1050μS/cm、pH=9.0、カルシウム
硬度=250mg/L(CaCO3として)、マグネシウム硬度
=125mg/L(CaCO3として)、シリカ濃度=150mg/
L(SiO2として)、Mアルカリ度=250mg/L(CaCO3
して)である。この水系に表1のスケ−ル防止剤を所定
量添加し、熱交換器チュ−ブに付着したスケ−ルの付着
速度を測定した。結果を表2に示す。表2の結果より、
実施例のものは比較例に比べて極めて優れたスケ−ル防
止効果が得られていることが判る。
【0036】
【表2】
【0037】
【発明の効果】本発明のカルボン酸基およびポリアルキ
レンオキシド基を必須成分とし、かつ重量平均分子量5
万を超え300万以下の水溶性共重合体(塩)は、スケ
ール防止剤として使用した場合、スケール防止効果、特
にシリカスケールに対するスケール防止効果が高く、長
期間にわたってスケール防止効果を持続することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08F 22/00 C08F 22/00 290/06 290/06 C23F 14/02 C23F 14/02 A (72)発明者 石川 克廣 東京都中央区築地2丁目11番24号 ジェイ エスアール株式会社内 Fターム(参考) 4J027 AC02 AC03 AC04 AC06 AC09 AJ01 AJ08 BA02 BA03 BA04 BA05 BA06 BA07 BA08 BA13 BA14 BA17 BA19 CB02 CC02 4J100 AJ01P AJ02P AJ03P AJ08P AJ09P AK32P AL08Q BA04Q BA08Q BA09Q CA04 DA00 DA01 JA21 4K062 AA03 BC13 BC14 BC19 CA04 FA04 FA05 FA06 GA10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)カルボン酸基を有する構成単位およ
    び(b)ポリアルキレンオキシド基を有する構成単位を
    繰り返し構成単位として含み、重量平均分子量が5万を
    超え300万以下である水溶性共重合体(塩)。
  2. 【請求項2】(a)カルボン酸基を含み重合可能な二重
    結合を有する単量体および(b)ポリアルキレンオキシ
    ド基を含み重合可能な二重結合を有する単量体を主成分
    とする単量体成分を重合することによって得られる請求
    項1記載の水溶性共重合体(塩)。
  3. 【請求項3】(a)/(b)の重量比が40〜98/2
    〜60〔ただし、(a)+(b)=100重量%〕であ
    る請求項1または2記載の水溶性共重合体(塩)。
  4. 【請求項4】(a)/(b)の重量比が50〜98/2
    〜50〔ただし、(a)+(b)=100重量%〕であ
    って、かつ、下記式によって表されるA値が25を超え
    300万以下である請求項1または2記載の水溶性共重
    合体(塩)。 A=〔(Mw/10,000)4×(全繰り返し構成単
    位中のポリアルキレンオキシド基を有する構成単位の重
    量%)〕/1,000 (式中、Mwは重量平均分子量を示す。)
  5. 【請求項5】(b)を構成するポリアルキレンオキシド
    の重合度が2〜50である請求項1または2記載の水溶
    性共重合体(塩)。
  6. 【請求項6】請求項1〜5いずれか1項記載の水溶性共
    重合体(塩)を有効成分とするスケール防止剤。
  7. 【請求項7】スケールがシリカ系スケールである請求項
    6記載のスケール防止剤。
  8. 【請求項8】(a)カルボン酸基を含み重合可能な二
    重結合を有する単量体および(b)−1ポリアルキレン
    オキシド基を含み重合可能な二重結合を有する単量体を
    主成分とする単量体成分を重合するか、上記(a)成
    分を主成分とする単量体成分を重合中、または重合後、
    エステル化反応によって、(b)−2ポリアルキレンオ
    キシドを導入するか、上記(a)成分、および活性水
    素含有単量体を主成分とする単量体成分を重合中、また
    は重合後、(b)−3アルキレンオキシドを反応させて
    ポリアルキレンオキシド基を導入し、重量平均分子量を
    5万を超え300万以下となすことを特徴とする請求項
    1〜5いずれか1項記載の水溶性共重合体(塩)の製造
    方法。
  9. 【請求項9】(a)成分/(b)成分〔(b)−1,
    (b)−2もしくは(b)−3成分〕の重量比が40〜
    98/2〜60〔ただし、(a)+(b)=100重量
    %〕である請求項8記載の水溶性共重合体(塩)の製造
    方法。
  10. 【請求項10】(a)成分/(b)成分〔(b)−1,
    (b)−2もしくは(b)−3成分〕の重量比が50〜
    98/2〜50〔ただし、(a)+(b)=100重量
    %〕であって、かつ、下記式によって表されるA値が2
    5を超え300万以下である請求項8記載の水溶性共重
    合体(塩)の製造方法。 A={(Mw/10,000)4×〔(a)、(b)成
    分中の(b)成分の重量%〕}/1,000 (式中、Mwは重量平均分子量を示す。)
  11. 【請求項11】ポリアルキレンオキシドの重合度が2〜
    50である請求項8記載の水溶性共重合体(塩)の製造
    方法。
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