JP2000023715A - 面ファスナー雌材用不織布 - Google Patents

面ファスナー雌材用不織布

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Fumie Itamura
文恵 板村
Tatsu Takahashi
達 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面ファスナー用雄材と接合した場合、安価で
ありながら高い接合強力を有する面ファスナー用雌材を
提供する。 【解決手段】 多数の繊維が集積され、かつ部分的に熱
圧接してなる不織布であり、熱圧接部間の最長距離が2
0mm以下、接合部と熱圧接部との高低差が1mm以上
である面ファスナー雌材用不織布。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、止め具として用い
られる面ファスナーのうち、雌材として適した不織布に
関し、特にオムツや手術着等の使い捨て物品に適用する
ための面ファスナー用不織布に関するものである。
【0002】
【従来の技術】面ファスナーは、ループあるいはアーチ
形の係合部を表面に多数有するシート状あるいはテープ
状雌材と、きのこ状あるいは鉤状の突起物を表面に多数
有するシート状あるいはテープ状雄材とからなり、雄材
の突起物を雌材の係合部に引っ掛けることによって、止
め具として機能するものである。面ファスナーは、他の
止め具に比べて、その使用の簡便さから衣類、日用品、
内装材、産業資材をはじめ、様々な分野に使用されてい
る。一般的に、面ファスナーの雄材としては、ナイロ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂製のシ
ート状物あるいはテープ状物であって、その表面にきの
こ状あるいは鉤状の多数の突起物を形成させたものが用
いられている。
【0003】従来より、面ファスナーの雌材としては、
ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン等の合成マル
チフィラメントあるいはモノフィラメントを製編織して
得られる、表面に多数のループ(パイル)を持つパイル
織物あるいは編物が知られている。これによって形成さ
れる雌材と、上記のような面ファスナー用雄材とを圧着
接合した場合、非常に高い接合強力(高い剥離強力)を
得ることができる。また、繰り返し何度も圧着接合した
場合においても、高い接合強力を維持でき、高い係合耐
久性を持つものである。しかし、オムツや手術着等の使
い捨て物品に使用する場合一回から数回の圧着接合で破
棄されることが多く、それほど高い係合耐久性を必要と
しないことが多い。従って、使い捨て物品にこの面ファ
スナー用雌材を用いることは、過剰品質と言うことがで
き不適当である。また、過剰な品質をもつものであるた
め、価格的にも高価であり、使い捨て物品に使用するの
は不適当である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の面ファスナー雌材の問題点を解決し、安価でありな
がら高い接合強力を有する面ファスナー用雌材を提供し
ようとするものである。
【0005】
【発明を解決するための手段】すなわち、本発明は、多
数の繊維が集積されてなり、かつ部分的に熱圧接された
不織布であり、隣りあう熱圧接部間の最長距離が20m
m以下、接合部と熱圧接部との高低差が1mm以上であ
ることを特徴とする面ファスナー雌材用不織布を要旨と
するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に係る面ファスナー雌材用不織布は、多数の繊維
が集積されてなる不織ウェブを、部分的に熱圧接するこ
とにより形成された不織布である。図1〜2は、本発明
の面ファスナー用雌材を概念的に示した平面図であり、
部分的に熱圧接してなる熱圧接部(1)と、多数の繊維
が集積されてなり雄材と接合する接合部(2)とからな
り、隣りあう熱圧接部間の最長距離(L)は、20mm
以下である。図1のごとき熱圧接部が散点状に付与され
ているものにおける、隣りあう熱圧接部間の最長距離と
は、熱圧接部のパターンとして最小繰り返し単位(P)
内における隣りあう熱圧接部どうしの直線距離が一番長
いものをいう。また、図2のごとき熱圧接部が連続して
付与されているものにおける、隣りあう熱圧接部間の最
長距離とは、熱圧接部のパターンとして最小繰り返し単
位(P)内における隣りあう熱圧接部どうしの直線距離
が一番長いものをいい、この場合は、格子状の熱圧接部
のパターンでの格子の対角線を最長距離(L)とする。
また、熱圧接部が直線状に付与された縞状のものであれ
ば、縞と縞との間の距離が熱圧接部間の最長距離であ
る。
【0007】図3は、本発明の面ファスナー用雌材の断
面図であり、接合部(2)と熱圧接部(1)との高低差
が1mm以上である。
【0008】不織布を形成する繊維は、長繊維または短
繊維が用いられる。一般的には、長繊維を用いるのが好
ましい。短繊維では、雄材と接合後、剥離する際に繊維
が脱落しやすく、毛羽立ちの要因となりやすいため、複
数回使用する場合は、長繊維を用いるのが好ましい。
【0009】繊維の素材としては、ポリエチレンテレフ
タレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステ
ル系繊維、ナイロン6やナイロン66等のポリアミド系
繊維、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィ
ン系繊維等の熱可塑性繊維を用いるのが好ましい。ま
た、1種の重合体からなる単相のものであっても、2種
以上の重合体が複合されてなる芯鞘型、貼り合わせ型、
多葉型等の複合のものであってもよい。
【0010】このような熱可塑性繊維の中でも、低伸長
性で形態安定性に優れているポリエステル系繊維を用い
るのが最も好ましい。ポリエステル系繊維は、低伸長性
であり、形態安定性に優れるため、雄材との係合時に伸
長しにくい方が好ましく、接合強力が高くなるためであ
る。
【0011】繊維の繊度は、2〜10デニール程度が好
ましく、特に4〜7デニール程度であるのが最も好まし
い。2デニール未満であると、繊維の引張強度が低くな
るため、雄材との接合時に外力が負荷された際に繊維が
切断しやすく、接合強力が低下する傾向となる。また、
10デニールを超えると、繊維の剛性が高くなり、雌材
の柔軟性に劣る傾向となる。
【0012】繊維の横断面形状は、円形に限定されず、
三角形、四角形等の多角形、十字形、多葉形等の異形断
面形状であってもよい。また、中空断面のものでもよ
い。
【0013】本発明の雌材用不織布は、上記繊維が多数
集積され、部分的に熱圧接されており、隣りあう熱圧接
部間の最長距離が20mm以下であり、好ましくは15
mm以下、さらには10mm以下であることが好まし
い。この最長距離が20mmを超えると、熱圧接部間の
接合部の領域が広すぎるため、雄材と接合し剥離した
際、接合部の繊維が離脱しやすく、毛羽立ちの原因とな
るため繰り返し使用には向かず、また、接合部より離脱
した繊維が、雄材のフックに絡みつき、雄材そのものの
係合性が劣るため好ましくない。最長距離の下限として
は、雄材との係合性を考慮し、雄材のフックの形や大き
さによって適宜変更すればよいが、1mm程度であれば
よい。なお、熱圧接部をエンボス装置等で形成する際、
エンボスロールの凸部との接合部付近もまた熱の影響を
受けて、繊維同士が熱接着している場合は、熱接着して
いる部分も含めて熱圧接部とし、熱圧接部間の最長距離
を上記範囲とする。
【0014】一方、熱圧接部が散点状の形成されている
ものにおいて、雄材との係合性を考慮すれば、隣りあう
熱圧接部間の最短距離は1〜10mmであることが好ま
しい。
【0015】熱圧接部は、丸形、楕円形、菱形、三角
形、T字形、井形等の任意の形状が散点状に形成されて
いるものであっても、散点状でなく、直線状や、格子状
等の連続状のものであってもよい。
【0016】雌材用不織布において、接合部と熱圧接部
との高低差を1mm以上とする。高低差を1mm以上と
することにより、雄材のフックが容易に接合部内へ入り
やすくなるため、雄材との係合性が良好となる。
【0017】雌材用不織布の接合部の空隙率は85%以
上とする。空隙率が85%未満であると、雄材のフック
が接合部内へ容易に入りにくい傾向となる。また、雌材
用不織布の剛性が高くなり柔軟性が低下する傾向とな
る。接合部には、雄材のフックと係合するに十分な、繊
維が存在すればよく、空隙率の上限は、99%程度とす
る。
【0018】熱圧接面積率すなわち、不織布の全表面積
に対する全熱圧接部の面積の比は、5〜50%の範囲と
するのが好ましい。5%未満であると、熱圧接後の不織
布の機械的特性や寸法安定性に劣る傾向にある。また、
熱圧接部間の距離が広すぎるため、雌材として使用した
際に、不織布から繊維が離脱しやすく、毛羽立ちやすく
なる。一方、50%を超えると、構成繊維の大半が熱接
着され、接合部を構成する繊維が少なくなるため、雄材
との係合性に劣る傾向となる。
【0019】繊維が集積した不織ウェブに熱圧接を施す
方法としては、凹凸ロール(エンボスロール)と平滑ロ
ールよりなるエンボス装置、あるいは一対の凹凸ロール
からなるエンボス装置を使用し、ロールが加熱されたエ
ンボス装置に不織ウェブを通布して不織ウェブに凸部を
押圧すればよい。ロールは、繊維を構成する重合体の融
点より低い温度に加熱されていることが好ましい。凸部
の先端の面形状は、凸部が散点状に形成されている場合
は、丸形、楕円形、菱形、三角形、T字形、井形等の任
意の形状が挙げられ、凸部が散点状でなく、直線状や、
格子状のものも挙げられる。また、超音波溶着装置を用
いて熱圧接部を形成してもよい。凹凸ロールと平滑ロー
ルとからなるエンボス装置を採用し、平滑ロールに沿う
側の不織布面の繊維を熱により融着させることにより、
接合部(凹凸ロールに沿う側)の繊維を固定させ、雄材
と接合後、剥離する際の繊維の脱落を防ぐこともでき
る。
【0020】雌材用不織布において、接合部の空隙率
は、上述したエンボス装置に通布する不織ウェブの目
付、エンボスロールのエンボス彫刻の深さおよびロール
間のクリアランスにより制御される。目的とする空隙率
を得るために、不織ウェブの目付、エンボス彫刻の深さ
およびロール間のクリアランスを適宜設定する。
【0021】本発明の雌材用不織布は、部分的に熱圧接
されているので、構成繊維は固定されているが、雄材と
接合後、剥離する際に、繊維の脱落を防ぐ目的で、バイ
ンダー樹脂を付与しても良い。また、上記した平滑ロー
ルによる片面熱融着した不織布にバインダーを付与し、
係合耐久性を向上させることもできる。なお、バインダ
ー樹脂を付与する際、バインダー樹脂は、接合面と反対
面側に付与し、接合部を構成する繊維同士が接着されて
自由度が失われないようにするのがよい。
【0022】雌材用不織布の目付は、30〜150g/
2 であるのが好ましい。目付が30g/m2 未満であ
ると、接合部の構成繊維密度が少なくなりすぎて、ま
た、本発明が目的とする接合部と熱圧接部との高低差を
得にくく、雄材との係合性に劣る傾向となる。一方、目
付が150g/m2 を超えると、不織布の剛性が高くな
り、雌材の柔軟性が低下する傾向となり、また、目付が
高くなるほど高価となるため好ましくない。
【0023】
【実施例】次に、実施例により本発明を説明するが、本
発明は実施例により何ら限定されるものではない。な
お、実施例で行った面ファスナー用雌材の接合強力(剥
離強力)の評価方法は、JIS L3416の面ファス
ナーの試験方法に準じて行ったものであり、具体的には
以下のとおりである。
【0024】(1)剥離強力(gf/cm) 幅25mmで長さ100mmの面ファスナー雌材用不織
布(試験片)と、この雌材と同一の大きさの面ファスナ
ー用雄材(YKK社製マッシュルームテープ)を準備
し、雌材と雄材とを正確に重ね合わせて、その長さの半
分である50mm長が各々接合するよう、2.5kgの
鉄製のローラーを2往復転圧して圧着接合した。これを
定速伸長型試験機(株式会社東洋ボールドウィン社製
テンシロンRTMー500)を用い、接合していない雌
材の端部及び雄材の端部を各チャックで把持し、つかみ
間隔10cm、引張速度30cm/分で、各々の面方向
に対して90度の方向に引っ張って剥離し(90度剥離
試験)、剥離強力を求めた。剥離強力は、雌材と雄材と
が剥離するときに示す極大値とした。また、係合耐久性
を評価するために、圧着接合後剥離した雌材と雄材とを
使い、その剥離強力を求めた。従って、当初の剥離強力
を1回目の剥離強力とし、1回接合剥離後の剥離強力を
2回目とし、以下同様にして5回目までの剥離強力を求
めた。
【0025】(2)接合部と熱圧接部との高低差(m
m) 面ファスナー雌材用不織布の断面の顕微鏡写真より、接
合部と熱圧接部の厚みを5ヵ所測定し、各々平均厚みを
求め、その差を算出した。
【0026】(3)接合部の空隙率(%) 接合部の体積から接合部を構成する繊維の体積を引いた
ものの接合部に対する割合とし、次の方法により求め
た。すなわち、幅50mm、長さ50mmの面ファスナ
ー雌材用不織布(試料片)の断面の顕微鏡写真より、接
合部の厚みを5ヵ所測定しその平均値を厚み(mm)を
求め、次にその試料片の重量(g)を測定し、下式より
接合部の空隙率(%)を求めた。 接合部の空隙率(%)=1−〔((A×B)-1×C)/
D〕 A:面ファスナー雌材用不織布(試料片)の面積 B:面ファスナー雌材用不織布(試料片)の厚み C:面ファスナー雌材用不織布(試料片)の重量 D:面ファスナー雌材用不織布(試料片)の構成繊維の
ポリマー密度
【0027】実施例1 繊度5デニールのポリエチレンテレフタレート長繊維を
集積して目付90g/m2 の不織ウェブを作製した。こ
の不織ウェブを、230℃に加熱されたエンボスロール
(エンボス彫刻深さ1mm、エンボス柄:格子柄)と、
同温のフラットロールとが100μmのクリアランスを
設けて設置されている一対のロールからなるエンボス装
置に通した。得られる不織布が、熱圧接部間の最長距離
7mm、接合部と熱圧接部との高低差1mm、熱圧接面
積率17%となるようなエンボスロールを使用した。熱
圧接部では長繊維相互間が融着し、形態安定性のあり、
接合部の空隙率が92%である面ファスナー雌材用不織
布を得た。
【0028】実施例2〜5 実施例2および3は、得られる不織布の熱圧接部間の最
長距離、接合部と熱圧接部との高低差、熱圧接面積率が
表1に示すものとなるようなエンボスロールを使用した
以外は実施例1と同様にして面ファスナー用雌材を得
た。実施例4および5は、ポリエチレンテレフタレート
長繊維の繊度を変更したことおよび表1に示すような条
件のエンボスロールを使用した以外は、実施例1と同様
にして、雌材用不織布を得た。
【0029】実施例6 芯部がポリエチレンテレフタレート、鞘部が高密度ポリ
エチレンからなる繊度5デニールの芯鞘型長繊維からな
る不織ウェブを作製し、120℃に加熱されたエンボス
ロールと、同温のフラットロールとを用いた以外は、実
施例1と同様にして、接合部の空隙率が90%である面
ファスナー雌材用不織布を得た。
【0030】比較例1〜3 比較例1〜3については、得られる不織布の熱圧接部間
の最長距離、接合部と熱圧接部との高低差、熱圧接面積
率が表1に示すものとなるようなエンボスロールを使用
した以外は、実施例1と同様にして、雌材用不織布を得
た。
【0031】得られた実施例1〜5および比較例1〜3
の面ファスナー用雌材の剥離強力を測定し、表1に示し
た。
【0032】
【表1】 表1の結果から分かるように、実施例1〜6の方法で得
られた面ファスナー用雌材は、優れた剥離強力を持つも
のであった。
【0033】一方、接合部と熱圧接部との高低差が0.
6mmであった比較例1の面ファスナー用雌材は、雄材
と接合し剥離した際に引っ掛かりにくく、剥離強力が劣
る結果となった。
【0034】熱圧接部間の最短距離が21mmであった
比較例2の面ファスナー用雌材は、剥離測定の際、雌材
より繊維が離脱して毛羽立ってしまい、剥離強力は低く
なった。
【0035】接合部の空隙率が80%であった比較例3
で得られた面ファスナー用雌材は、繊維の剛性が高くな
り、雌材の柔軟性が低下し、剥離強力は低くなった。
【0036】
【発明の効果】本発明の面ファスナー用雌材によれば、
多数の繊維が集積されてなり、部分的に熱圧接してなる
不織布であり、熱圧接部間の最長距離を20mm以下と
することにより、毛羽立ちにくく、係合安定性の良好な
ものとなり、また、接合部と熱圧接部との高低差を1m
m以上としたことにより、雄材のフックが容易に雌材の
接合部に侵入し係合性の良好な面ファスナー用雌材を容
易に得ることができたものである。
【0037】本発明の面ファスナー用雌材は、上述した
ごとく安価に得ることができるものであるので、オムツ
や手術着等の使い捨て物品或いはその他の種々の物品の
止め具として好適に用いることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例に係る面ファスナー用雌材を概念
的に示した平面図である。
【図2】本発明の一例に係る面ファスナー用雌材を概念
的に示した平面図である。
【図3】本発明の一例に係る面ファスナー用雌材の概念
的に示した断面図である。
【符号の説明】
1 熱圧接部 2 接合部 L 熱圧接部間の最長距離 P 最小繰り返し単位

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の繊維が集積されてなり、かつ部分
    的に熱圧接された不織布であり、隣りあう熱圧接部間の
    最長距離が20mm以下、接合部と熱圧接部との高低差
    が1mm以上であることを特徴とする面ファスナー雌材
    用不織布。
  2. 【請求項2】 接合部を構成する繊維の空隙率が85%
    以上であることを特徴とする請求項1記載の面ファスナ
    ー雌材用不織布。
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