JP3134709B2 - 面ファスナー雌材及びその製造方法 - Google Patents

面ファスナー雌材及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この出願発明は、おむつ、手術
衣、下着等の衣服等の主として使い捨ての用途に使用す
る簡便で安価な面ファスナー雌材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、面ファスナーは、ループあるいは
アーチ形の雌形素子を編織物等の片面に形成した雌材
と、前記雌形素子と係合する鈎形あるいはきのこ状の膨
頭形等の立毛状雄形素子を編織物等の片面に形成した雄
材とを、それぞれ布帛にとりつけて、両方の布帛を圧接
係合させる係合具として用いられている。例えば、面フ
ァスナー雌材は、ナイロン、ポリエステル等の合成樹脂
のマルチフィラメントやモノフィラメントのループある
いはアーチ形の雌形素子を片面に有する編織物等から形
成されており、一方、面ファスナー雄材はナイロン、ポ
リエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン等のモノフ
ィラメントの鈎形あるいはきのこ状の膨頭形等からなる
立毛状雄形素子を編織物等の片面に形成しているもので
ある。このような面ファスナー雌材と面ファスナー雄材
とを係合させた場合、繰り返し使用でき、耐久性のある
用途に適している。しかし、使い捨て用途などでは、5
〜10回程度の係合回数で廃棄するので、それほど多い
係合回数に対する耐久性を必要としない場合もある。ま
た、従来の面ファスナー雌材は、編織物の構造であるた
め、加工工程などで糸のホツレがあり、寸法安定性も悪
く、カールなどを生じて使用しづらいものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この出願発明は、この
ような問題点を解決するものであり、とくに、使い捨て
製品に適した面ファスナー雌材を簡単な製造方法により
安価に提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この出願発明は、上記目
的を達成するものであって、熱融着性複合短繊維主体の
ウェブの片面に多数のループ状物を形成し、他面を熱融
着し平滑化した面ファスナー雌材、およびそれらを製造
する方法に関する。
【0005】ウェブの構成繊維は、熱融着性複合繊維
が主体であり、係合力の向上のために他の繊維が混合さ
れていてもよい。また、繊維の繊度は、0.5〜10デ
ニールのものが好ましく、1〜6デニールのものがとく
に好ましく、繊度が0.5デニール未満の場合、ループ
がへたり易く、雄材と係合しにくいことがある。繊維の
強度としては、単繊維引張強さが2g/デニール以上が
好ましく、2g/デニール未満の場合は、多数のループ
が形成されたファスナー雌材の表面へファスナー雄材を
係合させて引き剥すとき、形成されたループが切断した
り、繰り返しの使用で接合力が低下してしまうことがあ
るので好ましくない。熱融着性複合繊維としては、ポ
リオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の芯
鞘型、結合型、分割型等の熱融着性複合繊維が使用で
きるが、ポリプロピレンとポリエチレンからなる偏心タ
イプの芯鞘型複合繊維、ポリプロピレンとポリエチレン
からなる同心タイプの芯鞘型複合繊維が好ましい。
【0006】熱融着性複合繊維主体のウェブは、単層
または異なる組成、太さ等からなる複層のウェブであっ
てもよいし、他の不織布、割布等の基布の上に重ねたも
のであってもよいし、他の繊維と混合したものであって
もよい。
【0007】この出願発明において、ループ状物とは、
ニードルパンチ、水流等によってウェブ面に形成され
た、立毛状等の雄形素子と係合することができるもので
あればよく、略ループ形状をもつものをいうが、絡合し
たルーズなループ、束状のループ、パイル状、ウェブ状
のもの等であって、とくに形状を限定するものではな
い。ループ状物は、ウェブに、または基布と積層した場
合はウェブ側から例えば、ニードルパンチ、水流等で絡
合して形成することにより作製される。ニードルパンチ
の場合には、ニードルパンチの針密度は、20〜300
本/cm2が好ましく、40〜150本/cm2がとくに
好ましく、針深さは、5〜20mmが好ましく、8〜1
5mmがより好ましい。水流の場合には、ノズルプレー
トのノズル径は、0.05〜0.3mmが好ましく、
0.08〜0.2mmがとくに好ましく、ノズルピッチ
は、0.2〜3mmが好ましく、0.4〜2mmがとく
に好ましい。水流の圧力は、10〜300kgf/cm
2が好ましく、50〜200kgf/cm2がより好まし
い。このような水流で1回以上、少なくとも片側から作
用させるのが好ましい。ウェブを水流で処理する際のコ
ンベアネットは、15〜120メッシュのものがウェブ
に開孔ができ、雄材上の係合力がより向上するので好ま
しく、20〜100メッシュのものがより好ましい。水
流による絡合でウェブを畝状に形成させると、畝と平行
方向の引張剪断強さがより大きくなるので好ましい。ウ
ェブを畝状に形成させるには、ノズル間隔が0.8〜1
0mmが好ましく、ノズル間隔が0.8mm未満では、
ウェブが畝状に形成されず、10mmを越えると雄材と
の係合力が低下するので、より好ましくは1〜5mmで
ある。ウェブを水流により畝状に形成させる場合は、水
流処理を行った側の反対面、すなわちネット状のコンベ
アー側を熱融着する必要がある。なお、引張剪断強さの
値は、畝と平行方向に引張って測定したものである。
【0008】ニードルパンチ、水流等で形成される雌材
のループ状物は、雄材との係合力の上からループの密度
が高い方が、また、数が多い方が好ましい。ループの数
は1cm2当たり10個以上が好ましく、とくに30個
以上が好ましい。ループの数が1cm2当たりの数が1
0個未満の場合には、その数が少ないため、係合力が乏
しくなることがあるので好ましくない。
【0009】ニードルパンチに用いるニードルは、とく
に限定されないが、ニードルのブレード断面が三角形ま
たは略四角形等で、ブレードの先端から等距離の位置
に、3個または4個等の複数のバーブが配置されたいわ
ゆるクラウンバーブニードルであれば、形成されるルー
プの高さがほぼ一定になるので、係合力もほぼ一定にな
りやすく、好ましい。また、いわゆる、フォークニード
ルであれば、ループが束状に形成されるので、係合力も
高くなりやすく、好ましい。
【0010】ウェブを熱融着して緻密化する場合、片面
にループ状物を形成した後に、たとえば、スリット(間
隙)を設けた一対のロールの間を通過させ、他面を一方
の高温ロールに接するようにして緻密化したり、他面に
高温のドラムに接触させて緻密化したり、ウェブの他面
を高温の熱風、赤外線等で予じめ熱処理して、スリット
を設けた、常温の一対の冷却ロールの間を通過させて、
他面を緻密化すること等によって行う。一対のロール
は、一方の温度を熱融着性繊維の融点近くの高温に、他
方の温度を常温または低温にして、その間にスリツトを
設けて通過させることにより行うのが好ましい。また、
ループを形成したウェブに、予め高温の熱風、赤外線等
で熱処理して、繊維間を部分的に熱融着した後、上記の
ように他面を熱ロール、熱ドラム等に接触させて、熱融
着により緻密化してもよい。雌材の目付は、20〜20
0g/m2が好ましく、30〜100g/m2がより好ま
しく、40〜80g/m2が最も好ましい。雌材の厚さ
は、0.2〜1.5mmが好ましく、0.5〜1.0m
mがより好ましい。
【0011】この出願発明の、表面に多数のループ状物
を有するウェブを面ファスナー雌材として用いると、従
来の編物に比較して切り口が解れず、寸法安定性がよい
ので、縫製加工時等の取り扱いに優れている。他面が熱
融着により緻密化されているので、ウェブのループが抜
けにくくなるので、面ファスナー雌材として使用すると
きに、係合力をより高くすることができ、寸法安定性が
よいので、スリット加工等がしやすい。また、熱融着さ
れた他面は、フィルム状に緻密化され、平滑になるの
で、雌材を薄くできる。また、薄いウェブの場合には、
ループを固定するバインダーがループ面に滲み出すとい
う問題があったが、この出願発明の場合には、熱融着性
複合繊維それ自体による融着によるため、そのような
滲み出しの問題は全くない。また、この出願発明の面フ
ァスナー雌材は、一つの面が熱融着により緻密化されて
フィルムに近い状態になっているので、おむつ、手術衣
等の布帛に使用した場合、布帛とのヒートシール性がよ
いので好ましい。
【0012】以下、この出願発明を実施例によりさらに
具体的に説明する。なお、係合力の試験方法はつぎのよ
うにして行った。 [係合力の試験方法]面ファスナーの雄材と雌材との係
合力を示す剥離強さ及び引張剪断強さは、JIS L3
416の面ファスナーの試験方法に準じて行った。雄材
としてのマッシュルームテープを試験片の雌材に係合す
るのに、係合用ローラとして、ファスナーの有効幅1c
m当たり2kgfの加重を加えることができる平滑な表
面を有する円筒形ローラを用いた。剥離強さは、有効幅
25mmの雄材と有効幅25mmの雌材の試験片とを、
端部を同じ方向にして全体を3cmだけ重ね、係合用ロ
ーラを2往復させて係合した。つぎに、引張試験機の5
cm間のつかみに他の端部をそれぞれ装着し、引張速度
20cm/minで剥離した。剥離するときに示す各試
験片から6点の極大値と極小値の平均値をとり、単位幅
1cmあたりの剥離強さ(gf/cm)とした。なお、
試験結果は5枚の試験片の平均値で表す。つぎに、引張
剪断強さは、有効幅25mmの雄材と有効幅25mmの
雌材の試験片とを端部を反対方向にして全体を3cmだ
け重ね、係合用ローラを2往復させて係合した。つぎ
に、引張試験機のつかみに、他の端部をそれぞれ装着
し、引張速度20cm/minで引張った。分離すると
きに示す各試験片の最大値を測定し、5枚の試験片の平
均値で単位面積当たりの引張剪断強さ(kgf/c
2)とした。結果はいずれも、5枚の試験片の平均値
で表した。
【0013】
【実施例】
実施例1 3デニール、64mmの熱融着性芯鞘型複合繊維(芯:
ポリプロピレン、鞘:ポリエチレン)(チッソ社製 E
S033)からなるウェブにクラウンバーブニードルに
より、針密度50本/cm2、針深さ13mmでニード
ルパンチを行い、片面に多数のループを形成した目付4
6g/m2のパンチフェルトを製造した。つぎに、15
0℃の高温熱ロールと50℃の低温ロールの間に0.3
mmのスリットを設けた一対のロールに他面(ループ状
物の反対面)が高温ロールに接するように、このパンチ
フェルトを通過させ、この他面だけを熱融着して、緻密
化した。作製された面ファスナー雌材は、目付46.2
g/m2、厚さ0.62mm、剥離強さ38.6gf/
cm、引張剪断強さ0.28kgf/cm2を有するも
のであった。
【0014】実施例2 実施例1のパンチフェルトを熱風循環式のドライヤー
で、140℃で1分間熱処理した後、実施例1と同様に
スリットを設けた高温ロールと低温ロールの間を通過さ
せ、他面だけを熱融着して、緻密化した。作製された面
ファスナー雌材は、目付50.6g/m2、厚さ0.6
5mm、剥離強さ22.8gf/cm、引張剪断強さ
0.44kgf/cm2を有するものであった。
【0015】実施例3 3デニール、64mmの熱融着性芯鞘型複合繊維(芯:
ポリプロピレン、鞘:ポリエチレン)(チッソ社製 E
S033)と2デニール、51mmのポリプロピレン繊
維とが65%対35%の重量比で混合されたウェブに、
クラウンバーブニードルにより、針密度50本/c
2、針深さ13mmでニードルパンチを行い、片面に
多数のループを形成したパンチフェルトを製造した。つ
ぎに、実施例1と同様に、スリットを設けた高温と低温
のロールを通過させ、他面だけを熱融着して、緻密化し
た。作製された面ファスナー雌材は、目付52.8g/
2、厚さ0.96mm、剥離強さ49.7gf/c
m、引張剪断強さ0.34kgf/cm2を有するもの
であった。
【0016】実施例4 3デニール、64mmの熱融着性芯鞘型複合繊維(芯:
ポリプロピレン、鞘:ポリエチレン)(チッソ社製 E
S033)からなるウェブを100メッシュのネットコ
ンベア上にのせて、水流により絡合(圧力50kgf/
cm2、ノズル径0.13mm、ノズル間隔0.6m
m)して、水流絡合不織布を製造した。つぎに、スリッ
トを設けた150℃の高温と50℃の低温のロール間に
0.3mmのスリットを設けた一対のロールに水流処理
を行った側が高温ロールに接するように通過させ、他面
だけを熱融着して、緻密化した。作製された面ファスナ
ー雌材は、目付40.6g/m2、厚さ0.62mm、
剥離強さ11.1gf/cm、引張剪断強さ0.16k
gf/cm2を有するものであった。
【0017】実施例5 3デニール、64mmの熱融着性芯鞘型複合繊維(芯:
ポリプロピレン、鞘:ポリエチレン)(チッソ社製 E
S033)からなるウェブを50メッシュのネットコン
ベア上にのせて、水流により絡合(圧力50kgf/c
2、ノズル径0.18mm、ノズル間隔1.2mm)
して、水流絡合不織布を製造した。つぎに、この不織布
の水流処理を行った側に、150℃の熱風をあてて熱融
着させ、スリットを設けた常温の一対の冷却ロール間を
通過させ、この面だけを緻密化した。作製された面ファ
スナー雌材は、目付46.7g/m2、厚さ0.78m
m、剥離強さ11.5gf/cm、引張剪断強さ0.1
9kgf/cm2を有するものであった。
【0018】実施例6 3デニール、64mmの熱融着性芯鞘型複合繊維(芯:
ポリプロピレン、鞘:ポリエチレン)(チッソ社製 E
S033)からなるウェブを50メッシュのネットコン
ベア上にのせて、水流により絡合(圧力50kgf/c
2、ノズル径0.18mm、ノズル間隔1.2mm)
して、畝状の水流絡合不織布を製造した。つぎに、この
不織布の水流処理を行った側と反対の面(コンベア側)
に、150℃の熱風をあてて、実施例5と同様にしてこ
の面だけを緻密化した。作製された面ファスナー雌材
は、目付46.7g/m2、厚さ0.78mm、剥離強
さ11.5gf/cm、畝と平行方向の引張剪断強さ
0.30kgf/cm2、畝と直角方向の引張剪断強さ
0.19kgf/cm2を有するものであった。
【0019】比較例1 実施例1の熱融着性複合繊維の代わりに、ポリプロピレ
ン繊維を使用し、同じ目付、厚みでパンチフェルトを製
造した。ポリプロピレン繊維を熱融着させるために、1
60℃の高温ロールと50℃の低温ロール間をスリット
を設けて通過させたところ、収縮したので、ループ状物
が緻密化してしまい、風合いが硬く、殆ど係合しなかっ
た。
【0020】比較例2 実施例2と同様に製造した片面にループを形成したパン
チフェルトの他面に、低融点ポリエチレンフィルムを重
ねて、120℃で熱融着した。作製された面ファスナー
雌材は、目付79.6g/m2、厚さ0.54mm、剥
離強さ13.0gf/cm、引張剪断強さ0.34kg
f/cm2を有するものであり、通気性がなく、毛羽抜
けが多かった。
【0021】
【発明の効果】この出願発明の面ファスナー雌材は、従
来の編織物の構造からなる面ファスナー雌材に比べて加
工時の寸法安定性がよく、柔らかいのでおむつ等に広い
面積で貼り付けても違和感がなかった。また、貼り付け
る際にも点状で十分に熱融着するので、取り扱いも容易
である。さらに、低コストで生産できるので、おむつ、
手術衣、包装材等の使い捨て製品に使用するのに好適で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−245002(JP,A) 特開 平6−33359(JP,A) 特開 昭61−215766(JP,A) 特開 平2−133644(JP,A) 特開 昭59−137554(JP,A) 特開 平4−281014(JP,A) 特開 平2−127553(JP,A) 特表 平6−500025(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱融着性複合短繊維主体のウェブの片面
    に多数のループ状物が形成され、他面が熱融着により緻
    密化され平滑化されていることを特徴とする面ファスナ
    ー雌材。
  2. 【請求項2】 ウェブが畝状に形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の面ファスナー雌材。
  3. 【請求項3】 熱融着性複合短繊維が芯鞘型複合繊維で
    あることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の
    面ファスナー雌材。
  4. 【請求項4】 熱融着性複合短繊維主体のウェブを絡合
    して、ウェブの片面に多数のループ状物を形成し、
    (1)一対のロールの間を通過させ、他面を熱融着する
    か、あるいは(2)予め熱処理した後、一対のロールの
    間を通過させ、他面を熱融着することにより、緻密化
    平滑化することを特徴とする面ファスナー雌材の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 絡合をクラウンバーブニードルにより行
    うことを特徴とする請求項4に記載の面ファスナー雌材
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 ウェブをノズルピッチ0.8〜10mm
    の水流で絡合することを特徴とする請求項4に記載の面
    ファスナー雌材の製造方法。
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