JP2000023356A - 直流電源供給制御装置及び直流電源供給制御方法 - Google Patents

直流電源供給制御装置及び直流電源供給制御方法

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JP2000023356A
JP2000023356A JP10204252A JP20425298A JP2000023356A JP 2000023356 A JP2000023356 A JP 2000023356A JP 10204252 A JP10204252 A JP 10204252A JP 20425298 A JP20425298 A JP 20425298A JP 2000023356 A JP2000023356 A JP 2000023356A
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Yukio Yokoyama
幸生 横山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一層の省エネルギ化に対応した動作を実現す
ると共に、一層の安全性やサービス性の向上も図ること
を可能とした直流電源供給制御装置及び直流電源供給制
御方法を提供する。 【解決手段】 DC電源1と、DC電源1からの異なる
電圧の各電源又は各電源が分岐された各系統毎に過電流
を検知する過電流検知回路OCP1〜10と、過電流検
知結果に基づきDC電源1に過電流保護信号を出力する
第1、第2の過電流保護回路6、7と、第2のスイッチ
ングレギュレータ3にリモート信号を出力するリモート
回路5と、第1のスイッチングレギュレータ2からの第
1〜第Nの電源の所定電源をリモート回路5の出力に同
期し出力制御するスイッチ回路4と、第N+1、第N+
2の電源のどの電源で過電流が検知されたかを示すエラ
ー信号を出力するエラー出力部12とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電源供給制御
装置及び直流電源供給制御方法に係り、更に詳しくは、
複写機、プリンタ、ファクシミリ或いはこれらを複合し
たシステムに対する直流電源供給を行う場合に好適な直
流電源供給制御装置及び直流電源供給制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機に搭載されている直流電源
回路においては、過電流保護機能を持つ過電流保護回路
を各電圧系統別に具備しており、また、高圧系、駆動系
に用いる電源のみを、複写機に装備されている前ドアの
開閉に同期して接点を開閉するドアスイッチの動作に基
づき、即ち、ドアスイッチ同期により直接オンオフして
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にお
いては下記のような問題があった。即ち、近年は複写機
の高速化や多機能化に伴い、直流電源が多系統化すると
共に電力増加する傾向があり、より安全性の向上、より
細かいシーケンスが求められるようになってきた。しか
しながら、上記従来技術における直流電源供給制御で
は、安全性の向上や細かいシーケンスを実現することが
難しいという課題があった。
【0004】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、一層の省エネルギ化に対応した動作を実現する
と共に、一層の安全性やサービス性の向上も図ることを
可能とした直流電源供給制御装置及び直流電源供給制御
方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明は、機器に直流電源を供給す
る直流電源供給制御装置であって、過電流保護機能を持
つ直流安定化電源と、該直流安定化電源から供給される
異なる電圧の電源毎に過電流を検知する過電流検知手段
と、該過電流検知手段の検知結果に基づき前記直流安定
化電源の過電流保護機能を動作させる過電流保護手段と
を有することを特徴とする。
【0006】上記目的を達成するために、請求項2記載
の本発明は、前記直流安定化電源は、過電流保護信号が
所定時間以上入力された場合に過電流保護機能により出
力を停止し、前記過電流検知手段は、前記直流安定化電
源から供給される異なる電圧の電源について各電源又は
各電源が分岐された各系統毎に過電流を検知し、前記過
電流保護手段は、前記過電流検知手段の検知結果に基づ
き前記直流安定化電源に過電流保護信号を出力し過電流
保護機能を動作させることを特徴とする。
【0007】上記目的を達成するために、請求項3記載
の本発明は、前記直流安定化電源は、第一のスイッチン
グレギュレータと第二のスイッチングレギュレータとを
有し、前記第一のスイッチングレギュレータは、交流電
源の供給に基づき異なる電圧を出力し、前記第二のスイ
ッチングレギュレータは、交流電源の供給及び外部信号
に基づき異なる電圧を出力することを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するために、請求項4記載
の本発明は、前記直流安定化電源の前記第二のスイッチ
ングレギュレータに前記外部信号であるリモート信号を
出力するリモート信号発生手段を有することを特徴とす
る。
【0009】上記目的を達成するために、請求項5記載
の本発明は、前記直流安定化電源の前記第一のスイッチ
ングレギュレータから供給された第1〜第Nの電源のう
ち所定の電源を前記リモート信号発生手段の出力に同期
して出力制御を行う電源出力制御手段を有することを特
徴とする。
【0010】上記目的を達成するために、請求項6記載
の本発明は、前記過電流検知手段は、前記直流安定化電
源の前記第二のスイッチングレギュレータから供給され
た第N+1、第N+2の電源が各々分岐された複数の系
統毎に具備されており、前記過電流保護手段は、過電流
が検知された場合は過電流保護信号を前記直流安定化電
源に出力することを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するために、請求項7記載
の本発明は、前記第N+1、第N+2の電源の何れかの
電源で過電流が検知されたかを示すエラー信号を出力す
るエラー信号発生手段を有することを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するために、請求項8記載
の本発明は、前記過電流検知手段、前記過電流保護手
段、前記リモート信号発生手段、前記電源出力制御手
段、前記エラー信号発生手段は、直流電源制御基板に搭
載されていることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するために、請求項9記載
の本発明は、複写機の直流電源供給制御に適用可能であ
ることを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するために、請求項10記
載の本発明は、プリンタの直流電源供給制御に適用可能
であることを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するために、請求項11記
載の本発明は、ファクシミリの直流電源供給制御に適用
可能であることを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するために、請求項12記
載の本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリを有す
るシステムの直流電源供給制御に適用可能であることを
特徴とする。
【0017】上記目的を達成するために、請求項13記
載の本発明は、機器に直流電源を供給する直流電源供給
制御装置に適用される直流電源供給制御方法であって、
過電流保護機能を持つ直流安定化電源から供給される異
なる電圧の電源毎に過電流を検知する過電流検知ステッ
プと、該過電流検知ステップの検知結果に基づき前記直
流安定化電源の過電流保護機能を動作させる過電流保護
ステップとを有することを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するために、請求項14記
載の本発明は、前記過電流検知ステップでは、過電流保
護信号が所定時間以上入力された場合に過電流保護機能
により出力を停止する前記直流安定化電源から供給され
る異なる電圧の電源について各電源又は各電源が分岐さ
れた各系統毎に過電流を検知し、前記過電流保護ステッ
プでは、前記過電流検知ステップの検知結果に基づき前
記直流安定化電源に過電流保護信号を出力し過電流保護
機能を動作させることを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するために、請求項15記
載の本発明は、前記直流安定化電源が有する第一のスイ
ッチングレギュレータによる第一の電圧出力ステップ
と、前記直流安定化電源が有する第二のスイッチングレ
ギュレータによる第二の電圧出力ステップとを有し、前
記第一の電圧出力ステップでは、交流電源の供給に基づ
き異なる電圧を出力し、前記第二の電圧出力ステップで
は、交流電源の供給及び外部信号に基づき異なる電圧を
出力することを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するために、請求項16記
載の本発明は、前記直流安定化電源の前記第二のスイッ
チングレギュレータに前記外部信号であるリモート信号
を出力するリモート信号発生ステップを有することを特
徴とする。
【0021】上記目的を達成するために、請求項17記
載の本発明は、前記直流安定化電源の前記第一のスイッ
チングレギュレータから供給された第1〜第Nの電源の
うち所定の電源を前記リモート信号発生ステップの出力
に同期して出力制御を行う電源出力制御ステップを有す
ることを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するために、請求項18記
載の本発明は、前記過電流検知ステップは、前記直流安
定化電源の前記第二のスイッチングレギュレータから供
給された第N+1、第N+2の電源が各々分岐された複
数の系統毎に設けられており、前記過電流保護ステップ
では、過電流が検知された場合は過電流保護信号を前記
直流安定化電源に出力することを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するために、請求項19記
載の本発明は、前記第N+1、第N+2の電源の何れか
の電源で過電流が検知されたかを示すエラー信号を出力
するエラー信号発生ステップを有することを特徴とす
る。
【0024】上記目的を達成するために、請求項20記
載の本発明は、前記過電流検知ステップ、前記過電流保
護ステップ、前記リモート信号発生ステップ、前記電源
出力制御ステップ、前記エラー信号発生ステップは、直
流電源制御基板に搭載された各手段で実行されることを
特徴とする。
【0025】上記目的を達成するために、請求項21記
載の本発明は、複写機の直流電源供給制御に適用可能で
あることを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するために、請求項22記
載の本発明は、プリンタの直流電源供給制御に適用可能
であることを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するために、請求項23記
載の本発明は、ファクシミリの直流電源供給制御に適用
可能であることを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するために、請求項24記
載の本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリを有す
るシステムの直流電源供給制御に適用可能であることを
特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0030】図2は本発明の実施の形態に係る画像形成
装置(複写機)の模式的構造を示す構成図である。本発
明の実施の形態に係る画像形成装置は、原稿台ガラス1
01と、原稿照明ランプ102と、走査ミラー103、
104、105と、結像レンズ107・撮像素子108
・CCD(Charge Coupled Devic
e)ドライバ109を有するCCDユニット106と、
感光ドラム110と、クリーナ111と、前露光ランプ
112と、1次帯電器113と、露光手段117と、現
像器118と、転写前帯電器119と、給紙ユニット1
20、122、124と、給紙ローラ121、123、
125と、レジストローラ126と、転写帯電器127
と、分離帯電器128と、搬送ベルト129と、定着器
130と、フラッパ131と、ステイプルソータ132
と、給送ローラ133、134、135、136と、中
間トレイ137と、再給送ローラ138と、コントロー
ラ部139と、操作パネル140と、ステイプル部14
1と、原稿自動送り装置142とを備える構成となって
いる。
【0031】上記各部の構成を詳述すると、原稿台ガラ
ス101は、原稿を載置するためのものであり、原稿自
動送り装置142から給送された原稿が順次、原稿台ガ
ラス101上の所定位置に載置される。原稿照明ランプ
102は、例えばハロゲンランプから構成されており、
原稿台ガラス101に載置された原稿を露光する。走査
ミラー103、104、105は、不図示の光学走査ユ
ニットに収容されており、往復動しながら原稿からの反
射光をCCDユニット106に導く。CCDユニット1
06は、CCDに原稿からの反射光を結像させる結像レ
ンズ107、例えばCCDから構成される撮像素子10
8、撮像素子108を駆動するCCDドライバ109等
から構成されている。撮像素子108からの画像信号出
力は例えば8ビットのデジタルデータに変換された後、
コントローラ部139に入力される。
【0032】感光ドラム110は、前露光ランプ112
によって画像形成に備えて除電される。1次帯電器11
3は、感光ドラム110を一様に帯電させる。露光手段
117は、例えば半導体レーザドライバ等で構成されて
おり、画像処理や装置全体の制御を行うコントローラ部
139で処理された画像データに基づいて感光ドラム1
10を露光し、静電潜像を形成する。現像器118に
は、黒色の現像剤(トナー)が収容されている。転写前
帯電器119は、感光ドラム110上に現像されたトナ
ー像を用紙に転写する前に高圧をかける。給紙ユニット
120、122、124は、転写用紙を収納するもので
あり、給紙ローラ121、123、125をそれぞれ備
えている。
【0033】各給紙ユニット120、122、124が
備える各給紙ローラ121、123、125の所定の給
紙ローラの駆動により、駆動給紙ローラに対応する給紙
ユニット内の転写用紙が装置内へ給送され、レジストロ
ーラ126の配設位置で一旦停止させられた後、感光ド
ラム110に形成された画像との書き出しタイミングが
とられ再給送される。転写帯電器127は、感光ドラム
110に現像されたトナー像を、給送される転写用紙に
転写する。分離帯電器128は、転写動作の終了した転
写用紙を感光ドラム110より分離する。転写されずに
感光ドラム110上に残ったトナーは、クリーナ111
によって回収される。搬送ベルト129は、転写プロセ
スの終了した転写用紙を定着器130に搬送し、定着器
130で転写用紙上のトナー像を例えば熱により定着す
る。
【0034】フラッパ131は、定着プロセスの終了し
た転写用紙の搬送パスを、ステイプルソータ132また
は中間トレイ137の配置方向の何れかに制御する。ス
テイプルソータ132により排紙された用紙は各ビン
(図示略)に仕分けされ、コントローラ部139からの
指示によりステイプル部141がステイプルを行う。給
送ローラ133〜136は、一度定着プロセスの終了し
た転写用紙を中間トレイ137に反転(多重)または非
反転(両面)して給送する。再給送ローラ138は、中
間トレイ137に載置された転写用紙を再度、レジスト
ローラ126の配設位置まで搬送する。コントローラ部
139は、マイクロコンピュータ、画像処理部(図示
略)を備えており、操作パネル140からの指示に従っ
て上述の画像形成動作を行う。
【0035】図1は本発明の実施の形態に係る上記図2
に示した画像形成装置に搭載される直流電源供給制御装
置の全体構成を示すブロック図である。本発明の実施の
形態に係る直流電源供給制御装置は、第1のスイッチン
グレギュレータ2、第2のスイッチングレギュレータ3
を有するDC電源1と、スイッチ回路4と、リモート回
路5と、第1の過電流保護回路6と、第2の過電流保護
回路7と、DCコントローラ8と、交流電圧源10と、
過電流検知回路OCP1〜OCP10と、リレーRLY
とを備える構成となっている。図中9は負荷基板、図中
11は上記スイッチ回路4、リモート回路5、第1の過
電流保護回路6、第2の過電流保護回路7、過電流検知
回路OCP1〜OCP10が搭載されたDC電源供給制
御基板を示す。
【0036】上記各部の構成を詳述すると、DC電源1
は、交流電圧源10より各DC電圧を生成する電源であ
り、2つの第1のスイッチングレギュレータ2、第2の
スイッチングレギュレータ3により構成されている。第
1のスイッチングレギュレータ2は、V1〜V5の5つ
の異なる電圧を生成するものであり、各電圧V1〜V5
に対して過電流保護及び過電圧保護機能を有している。
また、第1のスイッチングレギュレータ2は、DC電源
供給制御基板11に搭載された第1の過電流保護回路6
の出力において一定時間以上エラー状態が続くと、動作
を停止する構成になっている。また、第1のスイッチン
グレギュレータ2は、交流電圧源10から交流電源が供
給されれば各電圧V1〜V5を出力する構成になってい
る。
【0037】第2のスイッチングレギュレータ3は、V
6、V7の異なる電圧を生成するものであり、各電圧V
6、V7に対して過電流保護及び過電圧保護機能を有し
ている。また、第2のスイッチングレギュレータ3は、
DC電源供給制御基板11に搭載された第2の過電流保
護回路7の出力において一定時間以上過電流を示す値が
続くと、動作を停止する構成になっている。また、第2
のスイッチングレギュレータ3は、交流電圧源10から
交流電源が供給されるだけでは各電圧を出力せず、DC
電源供給制御基板11に搭載されたリモート回路5の出
力がオンになることにより各電圧V6、V7を出力する
構成になっている。
【0038】上記スイッチ回路4、リモート回路5、第
1の過電流保護回路6、第2の過電流保護回路7、過電
流検知回路OCP1〜OCP10等が搭載されたDC電
源供給制御基板11は、V1、V3やV4を負荷基板9
に分岐する機能、V2、V5をスイッチ回路4を介して
リモート回路5から送られるリモート信号同期でV2、
V5と同電位のV2′、V5′を生成する機能、V2′
よりV1と同電位でリモート回路5から送られるリモー
ト信号同期のV1′を生成するレギュレータ機能、また
それらの電源を上記と同じように負荷基板9に分岐する
機能を有する。また、DC電源供給制御基板11に搭載
された第1の過電流保護回路6は、各電源毎に設けられ
た過電流検知回路OCP1〜OCP3の出力結果によ
り、DC電源1に過電流保護機能を動作させるための信
号を出力する。
【0039】また、DC電源供給制御基板11は、V
6、V7を負荷基板9に分岐する機能、V6、V7をリ
レーRLYを介してリモート回路5の前ドア同期(直流
電源供給制御装置が搭載された画像形成装置の前ドアの
開閉に同期)でそれぞれと同電位のV6′、V7′を生
成する機能、それらの電源を上記と同じように負荷基板
9に分岐する機能を有する。また、DC電源供給制御基
板11に搭載された第2の過電流保護回路7は、各電源
毎に設けられた過電流検知回路OCP4〜OCP10の
出力結果により、DC電源1に過電流保護機能を動作さ
せるための信号V6V7OCPを出力する。また、第2
の過電流保護回路7は、V6、V7何れかにおいて過電
流保護を検知し、V6V7OCPを出力した場合に、D
Cコントローラ8にV6、V7のどちらに過電流を検知
したかを提示するエラー信号V6ERR、V7ERRを
出力する機能を有する。
【0040】この場合、本発明の実施の形態に係る直流
電源供給制御装置における各部と特許請求の範囲におけ
る各構成要件との対応関係は下記の通りである。DC電
源1は直流安定化電源に対応し、第1のスイッチングレ
ギュレータ2は第1のスイッチングレギュレータに対応
し、第2のスイッチングレギュレータ3は第2のスイッ
チングレギュレータに対応し、スイッチ回路4は電源出
力制御手段に対応し、リモート回路5はリモート信号発
生手段に対応し、第1の過電流保護回路6、第2の過電
流保護回路7は過電流保護手段に対応し、過電流検知回
路OCP1〜OCP10は過電流検知手段に対応し、D
C電源供給制御基板11は直流電源制御基板に対応し、
後述のエラー出力部(エラー回路)12はエラー信号発
生手段に対応する。
【0041】図2は上記図1に示した本発明の実施の形
態に係る直流電源供給制御装置におけるスイッチ回路4
とリモート回路5の具体例を示すブロック図である。ス
イッチ回路4は、図中2つのブロックに分かれており、
NチャンネルFET(電界効果トランジスタ)21、ト
ランジスタ22〜23等を備えている。また、リモート
回路5は、トランジスタ24〜29、ツェナダイオード
30等を備えている。
【0042】図示の電圧V2、V5の大小関係はV2<
V5であり、スイッチ回路4においては、比較的低い電
圧ではスイッチ素子(トランジスタ)のオン抵抗による
損失を最小限とするため、NチャンネルFET21を用
いている。リモート回路5は、DCコントローラ8から
送られたリモート信号をスイッチ回路4のスイッチ素子
(トランジスタ)に応じた論理のリモート信号をスイッ
チ回路4に出力すると共に、DC電源1内の第2のスイ
ッチングレギュレータ3にリモート信号を出力する。
【0043】図3は上記図1に示した本発明の実施の形
態に係る直流電源供給制御装置における過電流検知回路
OCP6〜OCP10と第2の過電流保護回路7の具体
例を示すブロック図である。第2の過電流保護回路7
は、コンパレータ31〜34、トランジスタ35〜3
7、ツェナダイオード38等を備えている。
【0044】リレーRLYは、V6が立ち上がると接点
を閉じV6′、V7′を出力し、画像形成装置(複写
機)の前ドア(図示略)の開放に同期して接点を開放す
る。過電流検知回路OCP6、OCP7にはREF6を
基準とし、過電流検知回路OCP9、OCP10にはR
EF9を基準とし、検出抵抗R6〜R10に電流が流れ
ることによる電圧降下により過電流を検出している。V
7各系統別に検出した結果、コンパレータ出力のORを
とり、出力している。
【0045】図4は上記図1に示した本発明の実施の形
態に係る直流電源供給制御装置における第2の過電流保
護回路7の一部を示すブロック図である。第2の過電流
保護回路7の一部を構成するエラー出力部12は、トラ
ンジスタ41〜44、ダイオード45〜48、ツェナダ
イオード49〜50を備えている。
【0046】過電流検知回路OCP4、OCP5、OC
P8のV6の過電流検知結果、過電流検知回路OCP
6、OCP7、OCP9、OCP10のV7の過電流検
知結果が第2の過電流保護回路7に出力されると、第2
の過電流保護回路7は、DC電源1内の第2のスイッチ
ングレギュレータ3に過電流保護信号を出力する。その
信号により第2のスイッチングレギュレータ3が動作を
停止すると、エラー出力部(エラー回路)12によりV
6、V7の何れかで過電流保護が働いたかをDCコント
ローラ8に出力する。
【0047】以上説明したように、本発明の実施の形態
に係る直流電源供給制御装置によれば、過電流保護信号
が所定時間以上入力された場合に過電流保護機能により
出力を停止するDC電源1と、DC電源1の第2のスイ
ッチングレギュレータ3から供給された第N+1、第N
+2の電源が各々分岐された複数の系統毎に過電流を各
々検知する過電流検知回路OCP1〜OCP10と、過
電流検知回路OCP1〜OCP10の検知結果に基づき
DC電源1に過電流保護信号を出力し過電流保護機能を
動作させる第1、第2の過電流保護回路6、7と、DC
電源1の第2のスイッチングレギュレータ3にリモート
信号を出力するリモート回路5と、DC電源1の第1の
スイッチングレギュレータ2から供給された第1〜第N
の電源のうち所定の電源をリモート回路5の出力に同期
して出力制御を行うスイッチ回路4と、第N+1、第N
+2の電源の何れかの電源で過電流が検知されたかを示
すエラー信号をDCコントローラ8へ出力するエラー出
力部12とを有するため、下記のような作用及び効果を
奏する。
【0048】上記構成において、過電流検知回路OCP
1〜OCP10のうち該当する過電流検知回路が過電流
を検知し、リモート回路5からリモート信号が出力され
ると、第1の過電流保護回路6或いは第2の過電流保護
回路7は、検知結果に基づきDC電源1に過電流保護信
号を出力し過電流保護機能を動作させる。また、エラー
出力部12は、どの電源で過電流が検知されたかを示す
エラー信号をDCコントローラ8へ出力する。従って、
本発明の実施の形態においては、一層の省エネルギ化に
対応した動作を実現することができると共に、一層の安
全性やサービス性の向上も図ることができるという効果
がある。
【0049】尚、上述した本発明の実施の形態では、直
流電源供給制御装置により画像形成装置(複写機)の直
流電源供給制御を行う場合を例を上げ説明したが、本発
明の直流電源供給制御装置は画像形成装置(複写機)の
直流電源供給制御に限定されるものではなく、プリンタ
の直流電源供給制御、或いはファクシミリの直流電源供
給制御、或いは複写機、プリンタ、ファクシミリを有す
るシステムの直流電源供給制御に適用することも勿論可
能である。また、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明の直流電源供給制御装置によれば、機器に直流電源
を供給する直流電源供給制御装置であって、過電流保護
機能を持つ直流安定化電源と、該直流安定化電源から供
給される異なる電圧の電源毎に過電流を検知する過電流
検知手段と、該過電流検知手段の検知結果に基づき前記
直流安定化電源の過電流保護機能を動作させる過電流保
護手段とを有するため、次のような効果を奏する。過電
流検知結果に基づき直流安定化電源の過電流保護機能を
動作させる制御を行うことで、一層の省エネルギ化に対
応した動作を実現することができると共に、一層の安全
性やサービス性の向上も図ることができるという効果が
ある。
【0051】請求項2記載の本発明の直流電源供給制御
装置によれば、前記直流安定化電源は、過電流保護信号
が所定時間以上入力された場合に過電流保護機能により
出力を停止し、前記過電流検知手段は、前記直流安定化
電源から供給される異なる電圧の電源について各電源又
は各電源が分岐された各系統毎に過電流を検知し、前記
過電流保護手段は、前記過電流検知手段の検知結果に基
づき前記直流安定化電源に過電流保護信号を出力し過電
流保護機能を動作させるため、次のような効果を奏す
る。過電流検知結果に基づき直流安定化電源に対し過電
流保護信号を出力し過電流保護機能を動作させる制御を
行うことで、一層の省エネルギ化に対応した動作を実現
することができると共に、一層の安全性やサービス性の
向上も図ることができるという効果がある。
【0052】請求項3記載の本発明の直流電源供給制御
装置によれば、前記直流安定化電源は、第一のスイッチ
ングレギュレータと第二のスイッチングレギュレータと
を有し、前記第一のスイッチングレギュレータは、交流
電源の供給に基づき異なる電圧を出力し、前記第二のス
イッチングレギュレータは、交流電源の供給及び外部信
号に基づき異なる電圧を出力するため、次のような効果
を奏する。第一のスイッチングレギュレータから交流電
源の供給に基づき異なる電圧を出力し、第二のスイッチ
ングレギュレータから交流電源の供給及び外部信号に基
づき異なる電圧を出力する制御を行うことで、一層の省
エネルギ化に対応した動作を実現することができると共
に、一層の安全性やサービス性の向上も図ることができ
るという効果がある。
【0053】請求項4記載の本発明の直流電源供給制御
装置によれば、前記直流安定化電源の前記第二のスイッ
チングレギュレータに前記外部信号であるリモート信号
を出力するリモート信号発生手段を有するため、次のよ
うな効果を奏する。第一のスイッチングレギュレータか
ら交流電源の供給に基づき異なる電圧を出力し、第二の
スイッチングレギュレータから交流電源の供給及びリモ
ート信号に基づき異なる電圧を出力する制御を行うこと
で、一層の省エネルギ化に対応した動作を実現すること
ができると共に、一層の安全性やサービス性の向上も図
ることができるという効果がある。
【0054】請求項5記載の本発明の直流電源供給制御
装置によれば、前記直流安定化電源の前記第一のスイッ
チングレギュレータから供給された第1〜第Nの電源の
うち所定の電源を前記リモート信号発生手段の出力に同
期して出力制御を行う電源出力制御手段を有するため、
次のような効果を奏する。直流安定化電源からの所定の
電源をリモート信号発生手段の出力に同期して出力制御
を行うことで、一層の省エネルギ化に対応した動作を実
現することができると共に、一層の安全性やサービス性
の向上も図ることができるという効果がある。
【0055】請求項6記載の本発明の直流電源供給制御
装置によれば、前記過電流検知手段は、前記直流安定化
電源の前記第二のスイッチングレギュレータから供給さ
れた第N+1、第N+2の電源が各々分岐された複数の
系統毎に具備されており、前記過電流保護手段は、過電
流が検知された場合は過電流保護信号を前記直流安定化
電源に出力するため、次のような効果を奏する。過電流
の検知時に過電流保護信号を直流安定化電源に出力する
制御を行うことで、一層の省エネルギ化に対応した動作
を実現することができると共に、一層の安全性やサービ
ス性の向上も図ることができるという効果がある。
【0056】請求項7記載の本発明の直流電源供給制御
装置によれば、前記第N+1、第N+2の電源の何れか
の電源で過電流が検知されたかを示すエラー信号を出力
するエラー信号発生手段を有するため、次のような効果
を奏する。過電流検知を示すエラー信号を出力する制御
を行うことで、一層の省エネルギ化に対応した動作を実
現することができると共に、一層の安全性やサービス性
の向上も図ることができるという効果がある。
【0057】請求項8記載の本発明の直流電源供給制御
装置によれば、前記過電流検知手段、前記過電流保護手
段、前記リモート信号発生手段、前記電源出力制御手
段、前記エラー信号発生手段は、直流電源制御基板に搭
載されているため、次のような効果を奏する。上記と同
様に、一層の省エネルギ化に対応した動作を実現するこ
とができると共に、一層の安全性やサービス性の向上も
図ることができるという効果がある。
【0058】請求項9記載の本発明の直流電源供給制御
装置によれば、複写機の直流電源供給制御に適用可能で
あるため、次のような効果を奏する。複写機の直流電源
供給制御において、一層の省エネルギ化に対応した動作
を実現することができると共に、一層の安全性やサービ
ス性の向上も図ることができるという効果がある。
【0059】請求項10記載の本発明の直流電源供給制
御装置によれば、プリンタの直流電源供給制御に適用可
能であるため、次のような効果を奏する。プリンタの直
流電源供給制御において、一層の省エネルギ化に対応し
た動作を実現することができると共に、一層の安全性や
サービス性の向上も図ることができるという効果があ
る。
【0060】請求項11記載の本発明の直流電源供給制
御装置によれば、ファクシミリの直流電源供給制御に適
用可能であるため、次のような効果を奏する。ファクシ
ミリの直流電源供給制御において、一層の省エネルギ化
に対応した動作を実現することができると共に、一層の
安全性やサービス性の向上も図ることができるという効
果がある。
【0061】請求項12記載の本発明の直流電源供給制
御装置によれば、複写機、プリンタ、ファクシミリを有
するシステムの直流電源供給制御に適用可能であるた
め、次のような効果を奏する。複写機、プリンタ、ファ
クシミリを有するシステムの直流電源供給制御におい
て、一層の省エネルギ化に対応した動作を実現すること
ができると共に、一層の安全性やサービス性の向上も図
ることができるという効果がある。
【0062】請求項13記載の本発明の直流電源供給制
御方法によれば、機器に直流電源を供給する直流電源供
給制御装置に適用される直流電源供給制御方法であっ
て、過電流保護機能を持つ直流安定化電源から供給され
る異なる電圧の電源毎に過電流を検知する過電流検知ス
テップと、該過電流検知ステップの検知結果に基づき前
記直流安定化電源の過電流保護機能を動作させる過電流
保護ステップとを有するため、次のような効果を奏す
る。過電流検知結果に基づき直流安定化電源の過電流保
護機能を動作させる制御を行うことで、一層の省エネル
ギ化に対応した動作を実現することができると共に、一
層の安全性やサービス性の向上も図ることができるとい
う効果がある。
【0063】請求項14記載の本発明の直流電源供給制
御方法によれば、前記過電流検知ステップでは、過電流
保護信号が所定時間以上入力された場合に過電流保護機
能により出力を停止する前記直流安定化電源から供給さ
れる異なる電圧の電源について各電源又は各電源が分岐
された各系統毎に過電流を検知し、前記過電流保護ステ
ップでは、前記過電流検知ステップの検知結果に基づき
前記直流安定化電源に過電流保護信号を出力し過電流保
護機能を動作させるため、次のような効果を奏する。過
電流検知結果に基づき直流安定化電源に対し過電流保護
信号を出力し過電流保護機能を動作させる制御を行うこ
とで、一層の省エネルギ化に対応した動作を実現するこ
とができると共に、一層の安全性やサービス性の向上も
図ることができるという効果がある。
【0064】請求項15記載の本発明の直流電源供給制
御方法によれば、前記直流安定化電源が有する第一のス
イッチングレギュレータによる第一の電圧出力ステップ
と、前記直流安定化電源が有する第二のスイッチングレ
ギュレータによる第二の電圧出力ステップとを有し、前
記第一の電圧出力ステップでは、交流電源の供給に基づ
き異なる電圧を出力し、前記第二の電圧出力ステップで
は、交流電源の供給及び外部信号に基づき異なる電圧を
出力するため、次のような効果を奏する。第一の電圧出
力ステップで交流電源の供給に基づき異なる電圧を出力
し、第二の電圧出力ステップで交流電源の供給及び外部
信号に基づき異なる電圧を出力する制御を行うことで、
一層の省エネルギ化に対応した動作を実現することがで
きると共に、一層の安全性やサービス性の向上も図るこ
とができるという効果がある。
【0065】請求項16記載の本発明の直流電源供給制
御方法によれば、前記直流安定化電源の前記第二のスイ
ッチングレギュレータに前記外部信号であるリモート信
号を出力するリモート信号発生ステップを有するため、
次のような効果を奏する。第一の電圧出力ステップで交
流電源の供給に基づき異なる電圧を出力し、第二の電圧
出力ステップで交流電源の供給及びリモート信号に基づ
き異なる電圧を出力する制御を行うことで、一層の省エ
ネルギ化に対応した動作を実現することができると共
に、一層の安全性やサービス性の向上も図ることができ
るという効果がある。
【0066】請求項17記載の本発明の直流電源供給制
御方法によれば、前記直流安定化電源の前記第一のスイ
ッチングレギュレータから供給された第1〜第Nの電源
のうち所定の電源を前記リモート信号発生ステップの出
力に同期して出力制御を行う電源出力制御ステップを有
するため、次のような効果を奏する。直流安定化電源か
らの所定の電源をリモート信号発生ステップの出力に同
期して出力制御を行うことで、一層の省エネルギ化に対
応した動作を実現することができると共に、一層の安全
性やサービス性の向上も図ることができるという効果が
ある。
【0067】請求項18記載の本発明の直流電源供給制
御方法によれば、前記過電流検知ステップは、前記直流
安定化電源の前記第二のスイッチングレギュレータから
供給された第N+1、第N+2の電源が各々分岐された
複数の系統毎に設けられており、前記過電流保護ステッ
プでは、過電流が検知された場合は過電流保護信号を前
記直流安定化電源に出力するため、次のような効果を奏
する。過電流の検知時に過電流保護信号を直流安定化電
源に出力する制御を行うことで、一層の省エネルギ化に
対応した動作を実現することができると共に、一層の安
全性やサービス性の向上も図ることができるという効果
がある。
【0068】請求項19記載の本発明の直流電源供給制
御方法によれば、前記第N+1、第N+2の電源の何れ
かの電源で過電流が検知されたかを示すエラー信号を出
力するエラー信号発生ステップを有するため、次のよう
な効果を奏する。過電流検知を示すエラー信号を出力す
る制御を行うことで、一層の省エネルギ化に対応した動
作を実現することができると共に、一層の安全性やサー
ビス性の向上も図ることができるという効果がある。
【0069】請求項20記載の本発明の直流電源供給制
御方法によれば、前記過電流検知ステップ、前記過電流
保護ステップ、前記リモート信号発生ステップ、前記電
源出力制御ステップ、前記エラー信号発生ステップは、
直流電源制御基板に搭載された各手段で実行されるた
め、次のような効果を奏する。上記と同様に、一層の省
エネルギ化に対応した動作を実現することができると共
に、一層の安全性やサービス性の向上も図ることができ
るという効果がある。
【0070】請求項21記載の本発明の直流電源供給制
御方法によれば、複写機の直流電源供給制御に適用可能
であるため、次のような効果を奏する。複写機の直流電
源供給制御において、一層の省エネルギ化に対応した動
作を実現することができると共に、一層の安全性やサー
ビス性の向上も図ることができるという効果がある。
【0071】請求項22記載の本発明の直流電源供給制
御方法によれば、プリンタの直流電源供給制御に適用可
能であるため、次のような効果を奏する。プリンタの直
流電源供給制御において、一層の省エネルギ化に対応し
た動作を実現することができると共に、一層の安全性や
サービス性の向上も図ることができるという効果があ
る。
【0072】請求項23記載の本発明の直流電源供給制
御方法によれば、ファクシミリの直流電源供給制御に適
用可能であるため、次のような効果を奏する。ファクシ
ミリの直流電源供給制御において、一層の省エネルギ化
に対応した動作を実現することができると共に、一層の
安全性やサービス性の向上も図ることができるという効
果がある。
【0073】請求項24記載の本発明の直流電源供給制
御方法によれば、複写機、プリンタ、ファクシミリを有
するシステムの直流電源供給制御に適用可能であるた
め、次のような効果を奏する。複写機、プリンタ、ファ
クシミリを有するシステムの直流電源供給制御におい
て、一層の省エネルギ化に対応した動作を実現すること
ができると共に、一層の安全性やサービス性の向上も図
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置に搭載
される直流電源供給制御装置の全体構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像形成装置に搭載
される直流電源供給制御装置におけるスイッチ回路及び
リモート回路の具体例を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像形成装置に搭載
される直流電源供給制御装置における過電流検知回路及
び第2の過電流保護回路の具体例を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態に係る画像形成装置に搭載
される直流電源供給制御装置における第2の過電流保護
回路の一部を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の模式
的構造を示す構成図である。
【符号の説明】
1 DC電源 2 第1のスイッチングレギュレータ 3 第2のスイッチングレギュレータ 4 スイッチ回路 5 リモート回路 6 第1の過電流保護回路 7 第2の過電流保護回路 8 DCコントローラ 9 負荷基板 10 交流圧電源 11 DC電源供給制御基板 12 エラー出力部 OCP1〜OCP10 過電流検知回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 H04N 1/00 C Fターム(参考) 2H027 ZA01 ZA07 5C062 AB49 AC58 BA00 5G065 AA01 BA04 DA06 EA06 FA02 GA04 GA07 HA01 JA02 LA02 MA07 MA10 5H430 BB01 BB09 BB12 BB13 BB20 EE06 FF04 FF08 FF13 GG02 HH02 HH03 KK16 LA07 LA26 5H730 AA16 AA20 AS01 BB21 BB82 CC01 DD02 EE19 EE43 EE73 FG01 XC20 XX15 XX23 XX35 XX44

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器に直流電源を供給する直流電源供給
    制御装置であって、 過電流保護機能を持つ直流安定化電源と、該直流安定化
    電源から供給される異なる電圧の電源毎に過電流を検知
    する過電流検知手段と、該過電流検知手段の検知結果に
    基づき前記直流安定化電源の過電流保護機能を動作させ
    る過電流保護手段とを有することを特徴とする直流電源
    供給制御装置。
  2. 【請求項2】 前記直流安定化電源は、過電流保護信号
    が所定時間以上入力された場合に過電流保護機能により
    出力を停止し、前記過電流検知手段は、前記直流安定化
    電源から供給される異なる電圧の電源について各電源又
    は各電源が分岐された各系統毎に過電流を検知し、前記
    過電流保護手段は、前記過電流検知手段の検知結果に基
    づき前記直流安定化電源に過電流保護信号を出力し過電
    流保護機能を動作させることを特徴とする請求項1記載
    の直流電源供給制御装置。
  3. 【請求項3】 前記直流安定化電源は、第一のスイッチ
    ングレギュレータと第二のスイッチングレギュレータと
    を有し、前記第一のスイッチングレギュレータは、交流
    電源の供給に基づき異なる電圧を出力し、前記第二のス
    イッチングレギュレータは、交流電源の供給及び外部信
    号に基づき異なる電圧を出力することを特徴とする請求
    項1又は2記載の直流電源供給制御装置。
  4. 【請求項4】 前記直流安定化電源の前記第二のスイッ
    チングレギュレータに前記外部信号であるリモート信号
    を出力するリモート信号発生手段を有することを特徴と
    する請求項1乃至3の何れかに記載の直流電源供給制御
    装置。
  5. 【請求項5】 前記直流安定化電源の前記第一のスイッ
    チングレギュレータから供給された第1〜第Nの電源の
    うち所定の電源を前記リモート信号発生手段の出力に同
    期して出力制御を行う電源出力制御手段を有することを
    特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の直流電源供
    給制御装置。
  6. 【請求項6】 前記過電流検知手段は、前記直流安定化
    電源の前記第二のスイッチングレギュレータから供給さ
    れた第N+1、第N+2の電源が各々分岐された複数の
    系統毎に具備されており、前記過電流保護手段は、過電
    流が検知された場合は過電流保護信号を前記直流安定化
    電源に出力することを特徴とする請求項1乃至5の何れ
    かに記載の直流電源供給制御装置。
  7. 【請求項7】 前記第N+1、第N+2の電源の何れか
    の電源で過電流が検知されたかを示すエラー信号を出力
    するエラー信号発生手段を有することを特徴とする請求
    項1乃至6の何れかに記載の直流電源供給制御装置。
  8. 【請求項8】 前記過電流検知手段、前記過電流保護手
    段、前記リモート信号発生手段、前記電源出力制御手
    段、前記エラー信号発生手段は、直流電源制御基板に搭
    載されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか
    に記載の直流電源供給制御装置。
  9. 【請求項9】 複写機の直流電源供給制御に適用可能で
    あることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の
    直流電源供給制御装置。
  10. 【請求項10】 プリンタの直流電源供給制御に適用可
    能であることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記
    載の直流電源供給制御装置。
  11. 【請求項11】 ファクシミリの直流電源供給制御に適
    用可能であることを特徴とする請求項1乃至8の何れか
    に記載の直流電源供給制御装置。
  12. 【請求項12】 複写機、プリンタ、ファクシミリを有
    するシステムの直流電源供給制御に適用可能であること
    を特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の直流電源
    供給制御装置。
  13. 【請求項13】 機器に直流電源を供給する直流電源供
    給制御装置に適用される直流電源供給制御方法であっ
    て、 過電流保護機能を持つ直流安定化電源から供給される異
    なる電圧の電源毎に過電流を検知する過電流検知ステッ
    プと、該過電流検知ステップの検知結果に基づき前記直
    流安定化電源の過電流保護機能を動作させる過電流保護
    ステップとを有することを特徴とする直流電源供給制御
    方法。
  14. 【請求項14】 前記過電流検知ステップでは、過電流
    保護信号が所定時間以上入力された場合に過電流保護機
    能により出力を停止する前記直流安定化電源から供給さ
    れる異なる電圧の電源について各電源又は各電源が分岐
    された各系統毎に過電流を検知し、前記過電流保護ステ
    ップでは、前記過電流検知ステップの検知結果に基づき
    前記直流安定化電源に過電流保護信号を出力し過電流保
    護機能を動作させることを特徴とする請求項13記載の
    直流電源供給制御方法。
  15. 【請求項15】 前記直流安定化電源が有する第一のス
    イッチングレギュレータによる第一の電圧出力ステップ
    と、前記直流安定化電源が有する第二のスイッチングレ
    ギュレータによる第二の電圧出力ステップとを有し、前
    記第一の電圧出力ステップでは、交流電源の供給に基づ
    き異なる電圧を出力し、前記第二の電圧出力ステップで
    は、交流電源の供給及び外部信号に基づき異なる電圧を
    出力することを特徴とする請求項13又は14記載の直
    流電源供給制御方法。
  16. 【請求項16】 前記直流安定化電源の前記第二のスイ
    ッチングレギュレータに前記外部信号であるリモート信
    号を出力するリモート信号発生ステップを有することを
    特徴とする請求項13乃至15の何れかに記載の直流電
    源供給制御方法。
  17. 【請求項17】 前記直流安定化電源の前記第一のスイ
    ッチングレギュレータから供給された第1〜第Nの電源
    のうち所定の電源を前記リモート信号発生ステップの出
    力に同期して出力制御を行う電源出力制御ステップを有
    することを特徴とする請求項13乃至16の何れかに記
    載の直流電源供給制御方法。
  18. 【請求項18】 前記過電流検知ステップは、前記直流
    安定化電源の前記第二のスイッチングレギュレータから
    供給された第N+1、第N+2の電源が各々分岐された
    複数の系統毎に設けられており、前記過電流保護ステッ
    プでは、過電流が検知された場合は過電流保護信号を前
    記直流安定化電源に出力することを特徴とする請求項1
    3乃至17の何れかに記載の直流電源供給制御方法。
  19. 【請求項19】 前記第N+1、第N+2の電源の何れ
    かの電源で過電流が検知されたかを示すエラー信号を出
    力するエラー信号発生ステップを有することを特徴とす
    る請求項13乃至18の何れかに記載の直流電源供給制
    御方法。
  20. 【請求項20】 前記過電流検知ステップ、前記過電流
    保護ステップ、前記リモート信号発生ステップ、前記電
    源出力制御ステップ、前記エラー信号発生ステップは、
    直流電源制御基板に搭載された各手段で実行されること
    を特徴とする請求項13乃至19の何れかに記載の直流
    電源供給制御方法。
  21. 【請求項21】 複写機の直流電源供給制御に適用可能
    であることを特徴とする請求項13乃至20の何れかに
    記載の直流電源供給制御方法。
  22. 【請求項22】 プリンタの直流電源供給制御に適用可
    能であることを特徴とする請求項13乃至20の何れか
    に記載の直流電源供給制御方法。
  23. 【請求項23】 ファクシミリの直流電源供給制御に適
    用可能であることを特徴とする請求項13乃至20の何
    れかに記載の直流電源供給制御方法。
  24. 【請求項24】 複写機、プリンタ、ファクシミリを有
    するシステムの直流電源供給制御に適用可能であること
    を特徴とする請求項13乃至20の何れかに記載の直流
    電源供給制御方法。
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