JP2000023150A - プロジェクタにおける画像データの再生方法及びプロジェクタ - Google Patents

プロジェクタにおける画像データの再生方法及びプロジェクタ

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JP2000023150A
JP2000023150A JP10187950A JP18795098A JP2000023150A JP 2000023150 A JP2000023150 A JP 2000023150A JP 10187950 A JP10187950 A JP 10187950A JP 18795098 A JP18795098 A JP 18795098A JP 2000023150 A JP2000023150 A JP 2000023150A
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Japan
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image
data
image data
projector
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JP10187950A
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English (en)
Inventor
Masaaki Yasukawa
昌昭 安川
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 PCの仕様や環境に制限されずに、安価で簡
便に動画を含む画像データを再生することのできるプロ
ジェクタにおける画像データの再生方法及びプロジェク
タを提供する。 【解決手段】 本発明のプロジェクタは、CPU1と、
ROM2と、サーバに接続するためのネットワーク・イ
ンタフェース5と、サーバからダウンロードしたアプリ
ケーションや画像データ等を記憶するRAM6と、処理
された画像を蓄えるVRAM7と、画像を表示するプロ
ジェクタ表示装置15と、プロジェクタ・インタフェー
ス14と、画像データを処理するグラフィック・コント
ローラ3と、データや制御信号を転送するBUS13と
を備えている。サーバから、不必要なデータを削除しな
がら表示する画像データの一部分とアプリケーションを
ダウンロードし、画像データを処理して画像を生成し表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アニメーションや
ビデオ画像等の動画、及びテキスト、図表、写真等の静
止画をデジタル処理した画像データをプロジェクタで再
生することに関し、特に、コンピュータ・ネットワーク
等を介してサーバ用コンピュータに接続され、プロジェ
クタで効果的に画像データを再生することができるプロ
ジェクタにおける画像データの再生方法及びプロジェク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、研究発表会や各種のフォーラ
ム等では、発表資料等の表示をするのにプロジェクタを
使用することが多く行われている。特に、近年において
は、パーソナル・コンピュータ(以下、単に「PC」と
もいう)で発表用の資料を画像データとして作成するこ
とが多い。このようにして作成された画像データは、P
Cで容易に再生することができる。
【0003】そこで、近年においては、プロジェクタに
PCを接続し、予め作成してある画像データをPCで再
生し、この再生された画像をプロジェクタで表示するこ
とが行われている。この方法によると、PCで作成した
画像データをフロッピーディスク(以下、単に「FD」
ともいう)等の外部記憶媒体に複数作成し、複数の場所
(会場)で同一の資料の画像データを使用することがで
きる。
【0004】図8は、従来のプロジェクタでの画像の表
示方法の一例を示すフローチャートである。図8におい
て、画像データを作成しプロジェクタで表示する場合、
まず、画像データ作成用のPCで発表資料等をデジタル
処理して画像データを作成し、作成用PCのハードディ
スク(以下、単に「HD」ともいう)等の記憶媒体にセ
ーブする(801)。発表等の際には、この作成用PC
のHD等にセーブされた画像データをフロッピーディス
ク(以下、単に「FD」ともいう)等の外部記憶媒体に
ダウンロードする(802)。
【0005】発表会場では、この画像データを再生する
ことができる再生用PCを準備(セットアップ)し、こ
の再生用PCにプロジェクタを接続する(803)。次
に、再生用PCは、FD等の外部記憶媒体から画像デー
タをHDにダウンロードする(804)。再生用PC
は、ダウンロードした画像データを適宜再生処理し、プ
ロジェクタに画像を転送する(805)。プロジェクタ
は、PCから転送された画像を大型スクリーン等の表示
装置上に表示する(806)。
【0006】このようにして、従来のプロジェクタにお
ける画像の表示方法では、作成用PCで発表用資料等を
画像データとして作成し、この画像データを発表会場の
再生用PCで再生して、再生用PCに接続されているプ
ロジェクタで画像を表示していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プロジェクタにおける画像の表示方法においては、プロ
ジェクタを使用する発表場所(会場や会議室等)に、画
像データを再生用するためのPCを準備する必要があ
る。特に、この再生用PCには、予め作成した画像デー
タを再生することができる再生用アプリケーションを備
える必要がある。この再生用アプリケーションは、画像
データを作成したアプリケーションに依存し、また、近
年においては、画像データを作成する作成用アプリケー
ションが多種多様に存在して、不特定多数の者が各種の
ソフトウェアで画像データを作成している。このため、
発表場所に用意されているPCに画像データを再生する
のに適した再生用アプリケーションがなく、発表場所に
あるPCで準備してきた画像データを再生できず、プロ
ジェクタで画像を表示できない場合があった。
【0008】また、PCとプロジェクタのセットアップ
に時間がかかるため、事前にプロジェクタとPCを準備
することができない会場等では、PCを使用できずにプ
ロジェクタの使用方法が制限されていしまうという問題
があった。
【0009】さらに、画像データを記憶したFD等を会
場に持ち込む必要があり、特に、FDが複数存在する場
合に、必要なFDを忘れてくるおそれもあった。
【0010】また、画像データを記憶して持ち運ぶため
の外部記憶媒体が、最も一般的なFDの場合、記憶でき
るデータの容量が制限されているため、特に、容量の多
い動画の画像データを再生して表示することは困難であ
った。
【0011】また、PCで作成した画像データをプロジ
ェクタで表示する場合、企業などで会議室ごとにPCを
準備すると、PCの価格も高価になっているため、非常
にコストがかかってしまうという問題があった。
【0012】したがって、本発明の目的は、PCの仕様
や環境に制限されずに、安価で簡便に動画を含む画像デ
ータを再生することのできるプロジェクタにおける画像
データの再生方法及びプロジェクタを提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1の態様のプロジェクタにおける画像デ
ータの再生方法は、ネットワークに接続されたプロジェ
クタでサーバからデータを読込んで該データに基づいて
画像を再生するプロジェクタにおける画像データの再生
方法であって、(a)ネットワークを介してサーバに接
続し、(b)サーバから画像データと画像制御データを
含むデータを読み込み、(c)表示される画像に必要な
画像データを画像制御データに基づいて決定し、(d)
必要な画像データが記憶媒体上に記憶されているかどう
かをチェックし、(e)必要な画像データが記憶媒体上
に記憶されていない場合に、必要な画像データを記憶す
るのに十分な空き領域が記憶媒体上にあるかどうかを判
断し、(f)必要な画像データを記憶するための記憶媒
体上の空き領域が不十分な場合には、表示される画像に
不要なデータを検出して、記憶媒体上から削除し、
(g)サーバから必要な画像データを読み込み、(h)
読み込んだ画像データを記憶媒体に記憶し、(i)記憶
した画像データを処理して画像を生成し、(j)生成さ
れた画像を表示する、ことを特徴とする。
【0014】また、上記課題を解決するため、本発明の
第2の態様のプロジェクタにおける画像データの再生方
法は、ネットワークに接続されたプロジェクタでサーバ
からデータを読込んで該データに基づいて画像を再生す
るプロジェクタにおける画像データの再生方法であっ
て、(a)ネットワークを介してサーバに接続し、
(b)サーバから画像データと画像制御データを含むデ
ータを読み込み、(c)表示される画像に必要な画像デ
ータを画像制御データに基づいて決定し、(d)必要な
画像データが記憶媒体上に記憶されているかどうかをチ
ェックし、(e)必要な画像データが記憶媒体上に記憶
されていない場合に、必要な画像データを記憶するのに
十分な空き領域が記憶媒体上にあるかどうかを判断し、
(f)必要な画像データを記憶するための記憶媒体上の
空き領域が不十分な場合には、表示される画像に不要な
データを検出して、記憶媒体上から削除し、(g)サー
バから必要な画像データを読み込み、(h)読み込んだ
画像データを記憶媒体に記憶し、(i)記憶した画像デ
ータを処理して画像を生成し、(j)生成された画像を
表示し、(k)表示された画像に関連してイベントを入
力し、(l)入力されたイベントに応じてスクリプトを
発生し、(m)発生したスクリプトを処理し、(n)ス
クリプトの処理の結果に応じて、画像データの処理を制
御することを特徴とする。
【0015】さらに、本発明の第2の態様のプロジェク
タにおける画像データの再生方法においては、ステップ
(i)で表示された画像に、スクリプトを含ませて、ス
テップ(k)で、スクリプトに関連してイベントを入力
するようにしてもよい。
【0016】画像データをサーバに準備しておき、プロ
ジェクタで画像データを処理して画像を表示することに
よって、PCが不要となり、環境に制限されずに、簡便
に画像データから画像を生成して表示することができる
ようになる。また、再生する画像データが記憶されてい
るかどうかを判断でき、不要なデータを記憶媒体から削
除できるため、記憶容量に応じてサーバから画像データ
をダウンロードすることができ、記憶容量を小さく抑え
ることができる。
【0017】また、本発明の第2の態様のプロジェクタ
における画像データの再生方法においては、スクリプト
の処理を個別に行うことができ、効率よく対話的に画像
を処理して表示することができる。
【0018】また、上述の本発明の第1及び第2の態様
のプロジェクタにおける画像データの再生方法において
は、ステップ(i)及びステップ(j)を処理している
間に、次に表示する画像に対してステップ(c)からステ
ップ(h)の処理を行うようにすることができる。
【0019】画像を表示している間に、次の画像データ
をサーバからダウンロードして再生処理することによっ
て、画像の表示が途切れることなく効率よくスムースに
行うことができる。
【0020】また、上述の本発明の第1及び第2の態様
のプロジェクタにおける画像データの再生方法において
は、ステップ(b)が、サーバから画像データ、画像制
御データ、及び画像処理アプリケーションを含むデータ
を読み込み、ステップ(i)が、画像処理アプリケーシ
ョンで画像データを処理して画像を生成することもでき
る。
【0021】画像処理アプリケーションをサーバに準備
して、サーバから画像データと共に画像処理アプリケー
ションを読み込むようにすると、画像データを処理する
アプリケーションを考慮する必要がなくなる。
【0022】また、ステップ(b)でサーバから読み込
まれる画像データは、静止画データ、サウンド・デー
タ、デジタル・ビデオ・データ、スクリプト・データ、
及びテキスト・データのうち、少なくともいずれか1つ
を含むこととすることができ、さらに、ステップ(i)
は、デジタル・ビデオ・データを処理して画像を生成す
るステップと、デジタル・ビデオ・データ以外の画像デ
ータを処理して画像を生成するステップを含むようにす
ることができる。
【0023】画像データの種類に応じて動画と静止画を
個別に処理することができ、効果的に画像の生成と表示
を行うことができる。
【0024】また、上記課題を解決するため、本発明の
第1の態様のプロジェクタは、ネットワークに接続され
たサーバからデータを読込んで該データに基づいて画像
を表示するプロジェクタであって、ネットワークに接続
するインタフェースと、インタフェースを介してサーバ
から画像データと画像制御データを含むデータを読み込
む読込み手段と、読込み手段で読み込んだデータを記憶
する記憶手段と、記憶手段から画像データを読み出し、
画像制御データに基づいて画像データを処理して画像を
生成する制御部と、制御部で生成された画像を表示する
画像表示手段と、を備え、制御部は、画像制御データに
基づいて、表示手段で表示する画像に必要な画像データ
を決定する手段と、必要な画像データが記憶手段に記憶
されているかどうかをチェックする手段と、必要な画像
データが記憶手段に記憶されていない場合に、記憶手段
が必要な画像データを記憶する領域を有するかどうかを
判断する手段と、必要な画像データを記憶するために、
記憶媒手段の領域が不十分な場合には、表示する画像に
不要なデータを検出して、記憶手段から削除する手段
と、サーバから必要な画像データを読込むように読込み
手段を制御する手段と、を含むことを特徴とする。
【0025】また、上記課題を解決するため、本発明の
第2の態様のプロジェクタは、ネットワークに接続され
たサーバからデータを読込んで該データに基づいて画像
を表示するプロジェクタであって、ネットワークに接続
するインタフェースと、インタフェースを介してサーバ
から画像データと画像制御データを含むデータを読み込
む読込み手段と、読込み手段で読み込んだデータを記憶
する記憶手段と、記憶手段から画像データを読み出し、
画像制御データに基づいて画像データを処理して画像を
生成する制御部と、制御部で生成された画像を表示する
画像表示手段と、画像表示手段で表示された画像に関連
してイベントを入力することができる入力手段と、を備
え、制御部は、画像制御データに基づいて、表示手段で
表示する画像に必要な画像データを決定する手段と、必
要な画像データが記憶手段に記憶されているかどうかを
チェックする手段と、必要な画像データが記憶手段に記
憶されていない場合に、記憶手段が必要な画像データを
記憶する領域を有するかどうかを判断する手段と、必要
な画像データを記憶するために、記憶媒手段の領域が不
十分な場合には、表示する画像に不要なデータを検出し
て、記憶手段から削除する手段と、サーバから必要な画
像データを読み込むように読込み手段を制御する手段
と、入力手段から入力された前記イベントに応じてスク
リプトを発生する手段と、発生したスクリプトを処理
し、スクリプトの処理の結果に応じて、画像データの処
理を制御する手段と、を含むことを特徴とする。
【0026】また、本発明の第2の態様のプロジェクタ
においては、画像表示手段で表示された画像にスクリプ
トを含ませて、入力手段をスクリプトに関連してイベン
トを入力することができる構成にしてもよい。
【0027】本発明の第1及び第2の態様のプロジェク
タにおいては、画像データをサーバに準備しておき、プ
ロジェクタで画像データを処理して画像を表示すること
によって、PCが不要となり、環境に制限されずに、簡
便に画像データから画像を生成して表示することができ
るようになる。また、再生する画像データが記憶されて
いるかどうかを判断でき、不要なデータを記憶手段から
削除できるため、記憶容量に応じてサーバから画像デー
タをダウンロードすることができ、記憶容量を小さく抑
えることができる。
【0028】また、本発明の第2の態様のプロジェクタ
においては、スクリプトの処理を個別に行うことがで
き、効率よく対話的に画像を処理して表示することがで
きる。
【0029】また、上述の第1及び第2の態様のプロジ
ェクタにおいては、制御手段の読込み手段を制御する手
段は、表示手段が画像を表示している間に、次に表示す
る画像に対応する画像データをサーバから読み込むよう
に読込み手段を制御することができるようにしてもよ
い。
【0030】画像を表示している間に、次の画像データ
をサーバからダウンロードして再生処理することによっ
て、画像の表示が途切れることなく効率よくスムースに
行うことができる。
【0031】また、上述のプロジェクタにおいては、デ
ータは、画像データ、画像制御データ、及び画像処理ア
プリケーションを含むようにしてもよく、制御部は、画
像処理アプリケーションで画像データを処理して画像を
生成するようにすることができる。
【0032】画像処理アプリケーションをサーバに準備
して、サーバから画像データと共に画像処理アプリケー
ションを読み込むようにすると、画像データを処理する
アプリケーションを考慮する必要がなくなる。
【0033】また、上述のプロジェクタにおいて、画像
データを、静止画データ、サウンド・データ、デジタル
・ビデオ・データ、スクリプト・データ、及びテキスト
・データのうち、少なくともいずれか1つを含むように
してもよく、制御部は、デジタル・ビデオ・データを処
理して画像を生成するビデオ処理手段と、デジタル・ビ
デオ・データ以外の画像データを処理して画像を生成す
る手段とを含むようにすることもできる。
【0034】画像データの種類に応じて動画と静止画を
個別に処理することができ、効果的に画像の生成と表示
を行うことができる。
【0035】さらに、画像表示手段で表示された画像に
関連してイベントを入力することができる入力手段を有
し、制御部は、入力手段から入力されたイベントに応じ
てスクリプトを発生し、発生したスクリプトを処理し、
スクリプトの処理の結果に応じて、画像データの処理を
制御することができるようにしてもよく、画像表示手段
で表示された画像に、スクリプトを含ませて、入力手段
から、スクリプトに関連してイベントを入力することが
できる構成にすることもできる。
【0036】スクリプトの処理を個別に行うことがで
き、効率よく対話的に画像を処理して表示することがで
きる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のプ
ロジェクタにおける画像データの再生方法及びプロジェ
クタを説明する。
【0038】図1は、本発明のプロジェクタの一形態を
示すハードウェアの構成図である。図1において、この
プロジェクタは、装置全体を制御するCPU1と、装置
の起動時に使用されるIPL(Initial Program Loade
r)などの初期プログラムを記憶するROM(Read Only
Memory)2と、画像データを処理する画像処理アプリ
ケーションを有するFTP(File Transfer Protocol)
サーバ(図示せず)に接続するためのネットワーク・イ
ンタフェース5と、FTPサーバ(図示せず)からネッ
トワーク・インタフェース5を介してダウンロードした
画像処理アプリケーションやHTTP(HyperText Tran
sfer Protocol)(Web)サーバ(図示せず)からダ
ウンロードした画像データ等を記憶するRAM(Random
Access Memory)6と、処理された画像データを一時的
に蓄えるVRAM7(Video RAM)と、サウンド・デー
タを再生するスピーカ10と、スピーカ10を制御する
サウンド制御部9と、外部入力装置であるキー入力装置
11と、キー入力装置11からの信号を受取るI/Oポ
ート12と、キー入力装置11から入力された文字や記
号等を表示する液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Cry
stal Display)8と、画像を表示するプロジェクタ表示
装置15と、VRAM7からの画像をプロジェクタ表示
装置15に転送するプロジェクタ・インタフェース14
と、RAM6からの画像データを処理し、VRAM7、
LCD8、サウンド制御部9、及びI/Oポート12を
制御するグラフィック・コントローラ3と、グラフィッ
ク・コントローラ3を制御するための制御プログラムや
制御データを有するEEPROM(Electrically Erasa
ble Programmable ROM)4と、CPU1、ROM2、グ
ラフィック・コントローラ3、RAM6及びVRAM7
に接続され、データや制御信号を転送するBUS13と
を備えている。
【0039】ここで、画像データには、アニメーショ
ン、デジタル・ビデオ、静止画(テキストや写真等も含
む)、スクリプト、及びサウンドのデータが含まれる。
また、動画は、これら画像データを適宜組み合わせるこ
とによって構成される。
【0040】なお、上述において、プロジェクタに接続
されるサーバとして、再生用アプリケーションを有する
FTPサーバと、画像データを有するHTTP(We
b)サーバとを示したが、再生用アプリケーションと画
像データは同一のサーバ用コンピュータに備えることが
できる。以下、説明を簡単にするために、FTPサーバ
及びHTTP(Web)サーバとも単にサーバという。
【0041】図2は、図1のプロジェクタ上で稼働する
ソフトウェアの構造を示す。このソフトウェアには、プ
ロジェクタの画像処理全体を制御するオペレーティング
・システム(OS)21と、画像データを再生する再生
用アプリケーション24と、再生用アプリケーション2
4によって再生された画像を表示する表示用アプリケー
ションと、サーバとデータの送受信を行う通信用アプリ
ケーション26とを含む。また、再生用アプリケーショ
ン24には、画像データを処理し、静止画を再生するブ
ラウザ22と、画像データのうち動画を処理し再生する
プレーヤ23とが含まれる。
【0042】図3は、本発明におけるプロジェクタをサ
ーバに接続する形態の一例を示す。図3において、ネッ
トワークの構成はLAN(Local Area Network)になっ
ており、プロジェクタ31は、通信ケーブル33を介し
てサーバ32に接続されている。通信ケーブル33とプ
ロジェクタ31やサーバ32等の端末装置との接続は、
通信コネクタ34を介して行われる。この通信コネクタ
34は、プロジェクタ31等の端末装置をLANに接続
するためのものであり、必要な場所に適宜設置すること
ができる。
【0043】図3において、ネットワークの構成として
バス型のLAN形式を示したが、HUB等を使用したス
ター型のネットワークとすることもできる。また、通信
ケーブル33としては、光ファイバケーブルの10Ba
seF、同軸の10Base5や10Base2、及び
より対線の10BaseT等がある。
【0044】図4は、本発明におけるプロジェクタをサ
ーバに接続する形態の一例を示す。図4に示したネット
ワーク40は、通信回線によって構成されている。ま
た、ネットワーク40には、サーバ用PC32、41、
プロジェクタ31、及びPC等の端末装置42、43が
接続されている。ここで、プロジェクタ31は、PC4
1をサーバとしてネットワーク40に直接接続してもよ
く、また、ネットワーク40に接続されているPC32
をサーバとして通信ケーブル33によって接続すること
もできる。
【0045】図4に示したネットワーク40の方式とし
ては、所定の通信プロトコルなどに準拠すれば、原則と
して自由にコンピュータの接続ができるオープン型ネッ
トワーク方式と、ネットワークをホスト・コンピュータ
などで管理し、接続されるコンピュータなどの端末装置
に一定のセキュリティなどの制限を設けて、管理外のコ
ンピュータ・ノードをネットワークに接続させないよう
にするクローズ型ネットワーク方式がある。
【0046】上述のオープン型ネットワーク方式の代表
的なものとして、インターネットがある。このインター
ネットにおいては、通信プロトコルにTCP(Transfer
Control Protocol)/IP(Internet Protocol)が採
用されており、原則としてこの通信プロトコルを遵守し
たコンピュータであればネットワークに接続することが
できる。特に、近年において、インターネットのような
自由なネットワーク環境を背景に、WWW(World Wide
Web)などのマルチメディア環境が整備されている。こ
のWeb上においては、静止画(テキストやビットマッ
プ・イメージ等)はWebページ上に一体となって盛り
込むことができる。また、アプリケーションによって、
静止画と同様に、サウンドや動画を同一のWebページ
上で同期させて機能させることができる。
【0047】したがって、ネットワーク40がインター
ネットの場合には、プロジェクタ31の通信用アプリケ
ーション26(図2)をTCP/IPに適合させ、ま
た、ブラウザ22(図2)にWWWの機能を持たせるこ
とによって、プロジェクタ31をネットワーク40(イ
ンターネット)に接続して、データの送受信をすること
ができる。
【0048】また、ネットワーク40を特定の企業や団
体などでのみ使用することを目的としたクローズ型ネッ
トワークにすることもできる。このクローズ型ネットワ
ークとしては、ネットワーク上で使用する通信プロトコ
ル及びアプリケーションの開発やメンテナンスなどのコ
スト面から、インターネットで活用されている通信プロ
トコル(TCP/IP)やマルチメディア関連のアプリ
ケーションをそのまま利用して構築するイントラネット
とすることもできる。
【0049】このようにネットワーク40をイントラネ
ットにした場合、プロジェクタ31を上述のインターネ
ットと同様に構成すればよい。また、データの管理は、
ネットワーク40上で通信される情報(データ)の種類
に応じて、一元管理方式にしたり、分散方式にしたりす
ることができ、さらに、1つのネットワーク40上に両
方の方式を採用することもできる。
【0050】次に、図1〜図4に示したプロジェクタで
画像を表示する方法を具体的に示す。図5は、図1〜図
4で示したプロジェクタとソフトウェアによる画像デー
タの処理を示すフローチャートである。図5において、
まず、プロジェクタ31に電源が入れられる(501)
と、ROM2からイニシャル・プログラムが呼び出さ
れ、CPU1によって、IPL(Initial Program Load
er)が実行される(502)。このIPLによって、通
信用アプリケーション26が機能し、サーバ(FTPサ
ーバ)32又は41からOS21、ブラウザ22、プレ
ーヤ23などの実行モジュールがネットワーク・インタ
フェース5を介してダウンロードされ、RAM6に記憶
される(503)。実行モジュールのダウンロード後、
OS21が起動し(504)、OS21によってブラウ
ザ22が起動される(505)。
【0051】ブラウザ22は、グラフィック・コントロ
ーラ3の制御の下、EEPROM4からIP(Internet
Protocol)アドレスを読み出し、そのIPアドレスで
HTTP(Web)サーバから再生用データである最初
の画像データをRAM6に読み込む(506)。ここ
で、プロジェクタ31にEEPROM4を備えずに、I
Pアドレスをキー入力装置11から入力することもでき
る。また、EEPROM4に複数のIPアドレスを記憶
しておき、キー入力装置11(例えば、ファンクション
キー)から入力された入力信号に応じて、IPアドレス
をEEPROM4から読み出すようにすることもでき
る。入力等によって指定したIPアドレスは、LCD8
に表示して確認することができ、IPアドレスの入力ミ
スを防ぐことができる。これによって、セキュリティ上
の安全性が向上する。なお、最初の画像データは、ホー
ムページ等の画像データにすることもできる。
【0052】RAM6に記憶された画像データは、グラ
フィック・コントローラ3で処理される。この時、グラ
フィック・コントローラ3においては、画像データにア
ニメーションやデジタル・ビデオ等の動画が含まれる場
合(507)には、プレーヤ23が起動され(50
8)、プレーヤ23によって、動画が処理される(50
9)。
【0053】一方、画像データにアニメーションやデジ
タル・ビデオ等の動画が含まれない場合(507)に
は、グラフィック・コントローラ3において、ブラウザ
22によって画像データが処理される(510)。
【0054】ブラウザ22やプレーヤ23で処理された
画像データは、VRAM7及びプロジェクタ・インタフ
ェース14を介してプロジェクタ表示装置15で表示さ
れる(511)。また、サウンド・データは、サウンド
制御部9によってスピーカ10で再生される。
【0055】以上、本発明のプロジェクタで画像を表示
する方法の一形態例を示したが、ステップ(502)及
びステップ(503)において、サーバからOS21、
ブラウザ22、プレーヤ23などの実行モジュールをダ
ウンロードせずに、初めからプロジェクタにこれらの実
行モジュールを準備することもできる。
【0056】図6は、本発明のプロジェクタで稼動する
再生用アプリケーション24の具体的な構成を示すブロ
ック図である。以下、図6によって、画像データの処理
方法の一例を具体的に説明する。再生用アプリケーショ
ン24は、画像データの再生を制御する制御部61と、
ネットワーク・インタフェース5及びRAM6に接続さ
れ、サーバ32(図3)及びRAM6との間で画像デー
タを読み書きするリソース・データ・インタフェース6
2と、対話的なスクリプトを処理するスクリプト・イン
タープリタ63と、VRAM7に接続され、デジタル・
ビデオ・データを処理するビデオ処理部64とを備えて
いる。
【0057】ここで、制御部61は、イベント・エント
リ部61aを有し、VRAM7、サウンド制御部9、及
びI/Oポート12に接続されている。イベント・エン
トリ部61aには、割り込み処理などの定型的な処理を
行うイベントが登録されており、I/Oポート12を介
してキー入力装置11から入力される入力信号に応じて
イベントが発生し、制御部61でそのイベントが処理さ
れる。
【0058】ここで、キー入力装置11からの入力信号
が表示画像と対話的に入力され、それがスクリプトの処
理を要求している場合には、制御部61は、イベント・
エントリ部61aからのスクリプトの発生を受けて、ス
クリプト・インタープリタ63を呼び出し、スクリプト
・インタープリタ63にスクリプトを処理させて、その
実行結果を受取る。
【0059】また、制御部61は、処理するデータがデ
ジタル・ビデオ・データの場合には、ビデオ処理部64
を起動し、ビデオ処理部64によってデジタル・ビデオ
・データを再生処理する。このビデオ処理部64の起動
及び停止の制御は制御部61が行い、ビデオ処理部64
のデータ領域には、制御部61のデータ領域の一部が割
当てられる。また、制御部61とビデオ処理部64のク
ロック・タイマは独立しており、それぞれの画像データ
の処理を個別に行うことができる。
【0060】図7は、図6で示した再生用アプリケーシ
ョン24の画像データの処理を示すフローチャートであ
る。前提条件として、サーバには、すでに画像データが
準備されている。ここで、画像データの作成の一例を示
す。まず、複数の静止画像ファイル、デジタル・ビデオ
・ファイル、サウンド・ファイルなどを作成し、これら
によって各々の画像毎のコンテンツを作成する。作成さ
れた複数のコンテンツにフレーム番号を付して、このフ
レーム番号に基づいて表示順に沿ってテーブル化して、
制御テーブルを作成する。この制御テーブルと各画像デ
ータは、サーバに蓄えられている。
【0061】図7において、まず、制御部61は、制御
テーブルをサーバからダウンロードする(701)。次
に、再生する画像データを決定する(702)。この決
定は、プログラム(アプリケーション)によって自動的
にすることができ、また、キー入力装置11からのイベ
ントの再生に応じたスクリプト・インタプリタ63の処
理結果に基づいて行ってもよい。再生される画像データ
の決定に応じて、必要な画像データの最初のフレーム番
号をフレーム・カウンタ(図示せず)にセットする(7
03)。次に、制御部61は、制御テーブルに応じた再
生用の画像データがRAM6内にあるかどうかをリソー
ス・データ・インタフェース62を介してフレーム番号
を基にチェックする(704)。もし、RAM6内にフ
レーム番号に対応する画像データがない場合には、サー
バから、ネットワーク・インタフェース5を介して対応
する画像データをダウンロードすることを決定する(7
05)。この時、制御部61は、表示すべき画像を再生
するのに必要な全ての画像データを一度にダウンロード
する必要はなく、予め決められたデータ量の画像データ
をダウンロードする。このダウンロードのデータ量は、
RAM6の容量に応じて設計しておくとよい。
【0062】制御部61は、ダウンロードする画像デー
タを記憶するために、RAM6の空き領域の容量をチェ
ックする(706)。RAM6の空き領域の容量が不十
分な場合、即ち、記憶する画像データの容量よりも小さ
い場合には、画像データの再生に不必要なデータがRA
M6内にあるかどうかを制御テーブルのフレーム番号を
基に検索する(707)。
【0063】不必要なデータを検出したら、そのデータ
をRAM6内から削除して、RAM6に空き領域を確保
する(708)。もし、不必要なデータが検出されなか
ったら、RAM6に再生用の画像データを書込めないた
め、エラー処理によって画像の再生処理を中止する(7
17)。
【0064】RAM6に十分な空き領域が確保できたら
(706)、制御部61は、リソース・データ・インタ
フェース62を介してサーバから画像データをダウンロ
ードしてRAM6に書込む(709)。
【0065】次に、制御部61は、フレーム番号に応じ
た画像データをRAM6から読み出し、再生処理(画像
の生成及び表示)する(710)。このとき、制御部6
1は、データの種類に応じて処理し、サウンド・データ
であれば、サウンド制御部9にサウンド・データを転送
してスピーカ10によって再生し、静止画やアニメーシ
ョン・データなどであれば、VRAM7に転送し、デジ
タル・ビデオ・データの場合には、ビデオ処理部64に
デジタル・ビデオ・データを処理させ、ビデオ処理部6
4からVRAM7にデジタル・ビデオ・データを転送す
る。VRAM7に転送されたテキスト等の静止画やデジ
タル・ビデオ等の動画の画像は、プロジェクタ・インタ
フェース14を介してプロジェクタ表示装置15で表示
される。なお、画像を再生している間にキー入力装置1
1からキー入力が発生した場合、制御部61がそのイベ
ントに対応したスクリプトがあるかどうかをチェックす
る。スクリプトがあった場合には、スクリプト・インタ
ープリタ63に処理させてその実行結果を受取り、その
結果に応じた処理を実行する。
【0066】フレーム・カウンタに設定されたフレーム
番号の画像データの再生(画像の生成及び表示)が終了
すると、フレーム終了のイベントが発生する。このイベ
ントがスクリプト処理を要求している場合には(71
1)、スクリプト・インタプリタ63によってスクリプ
トを処理し、その結果を制御部61に渡す(712)。
制御部61は、スクリプト処理の結果が新たなフレーム
番号を指定している場合には(713)、そのフレーム
番号をフレーム・カウンタに設定し直して(714)、
全ての画像の表示が終了するまで画像データの再生動作
を繰り返す(704〜716)。
【0067】一方、フレーム終了のイベントがスクリプ
ト処理を要求していない場合(711)、及びスクリプ
ト処理の結果がフレーム番号を指定していない場合(7
13)には、制御部61は、フレーム・カウンタのフレ
ーム番号に1を加え(715)、再生処理が終了するま
で画像データの再生動作を繰り返す(704〜71
6)。最後のフレーム番号の画像データが再生される前
にRAM6内に再生すべき画像データがなくなった場合
(704)、上述のステップ705〜ステップ709を
実行する。
【0068】この様にして、画像の再生に必要な画像デ
ータを一部分ずつダウンロードして、再生するようにす
れば、少ないメモリ容量で効果的に画像の生成と表示
(再生処理)をすることができる。特に、表示すべき画
像がデータ量の多い動画の場合であっても、少ないメモ
リ容量で効果的に画像の再生処理をすることができる。
【0069】ここで、最後のフレーム番号の画像データ
を再生した後は、スクリプトを実行し、最初のフレーム
番号から表示を繰り返すようにしてもよく、所定の画像
を表示するようにしてもよい。
【0070】また、対話型のスクリプト・データの場合
には、制御部61は、スクリプト・インタープリタ63
に処理させてその実行結果を受取り、その結果に応じた
処理を実行するが、この処理は、サーバに対するもので
あってもよい。例えば、スクリプト・インタープリタ6
3による実行結果が、新たな画像データの要求などの場
合には、制御部61は、サーバに対して、新たな画像デ
ータのダウンロードを要求するようにする。
【0071】以上述べた通り、本発明のプロジェクタに
おける画像データの再生方法及びプロジェクタによれ
ば、画像の再生処理をブラウザ22とプレーヤ23から
成る再生用アプリケーションで行い、不必要なデータを
削除しながら画像データを部分的にダウンロードして画
像を再生し、画像データの対話的なスクリプト処理をス
クリプト・インタープリタ63によって処理し、デジタ
ル・ビデオ・データをビデオ処理部64によって処理す
るようにして、それぞれの画像データの種類に応じて再
生機能を分割したので、OS、再生用アプリケーショ
ン、及び画像データを蓄えておくRAM8の容量を、小
さくすることができ、CPU1の処理速度も、高くする
必要がない。したがって、プロジェクタ全体のサイズを
コンパクトにすることができ、コストも低く抑えること
ができる。
【0072】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明のプロジェクタ
における画像データの再生方法及びプロジェクタによれ
ば、PCの仕様や環境に制限されずに、安価で簡便に動
画を含む画像データを再生することができるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のプロジェクタの一形態を示すハード
ウェアの構成図である。
【図2】 図1で示したプロジェクタで稼働するソフト
ウェアの構造を示すブロック図である。
【図3】 本発明におけるプロジェクタをサーバに接続
するネットワークの形態の一例を示す図である。
【図4】 本発明におけるプロジェクタをサーバに接続
するネットワークの形態の一例を示す図である。
【図5】 図1〜図4で示したプロジェクタとソフトウ
ェアによる画像データの処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】 再生用アプリケーションの構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】 図6で示した再生用アプリケーションによる
画像データの処理を示すフローチャートである。
【図8】 従来のプロジェクタでの画像の表示方法の一
例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 グラフィック・コントローラ 4 EEPROM 5 ネットワーク・インタフェース 6 RAM 7 VRAM 8 LCD 9 サウンド制御部 10 スピーカ 11 キー入力装置 12 I/Oポート 13 BUS 14 プロジェクタ・インタフェース 15 プロジェクタ表示装置 21 OS 22 ブラウザ 23 プレーヤ 24 再生用アプリケーション 25 表示用アプリケーション 26 通信用アプリケーション 31 プロジェクタ 32、41 サーバ 33 通信ケーブル 34 通信コネクタ 42、43 PC 61 制御部 61a イベント・エントリ部 62 リソース・データ・インタフェース 63 スクリプト・インタープリタ 64 ビデオ処理部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/92 H Fターム(参考) 5C052 AA16 AB03 AB04 AC08 DD03 DD04 EE02 EE03 GA04 GA08 GA09 GB01 GB07 GB09 GE04 5C053 FA23 GB06 GB09 JA01 JA16 KA03 KA05 KA24 LA11 LA14 LA20 5C054 DA09 FA04 FF03 GA01 GB02 GB04 GB11 GD03 GD09 HA17 5C082 AA01 AA03 BA12 BA20 BB01 DA87 MM02 MM07 MM09

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されたプロジェクタ
    でサーバからデータを読込んで該データに基づいて画像
    を再生するプロジェクタにおける画像データの再生方法
    であって、(a)ネットワークを介してサーバに接続
    し、(b)前記サーバから画像データと画像制御データ
    を含むデータを読み込み、(c)表示される画像に必要
    な画像データを前記画像制御データに基づいて決定し、
    (d)前記必要な画像データが記憶媒体上に記憶されて
    いるかどうかをチェックし、(e)前記必要な画像デー
    タが前記記憶媒体上に記憶されていない場合に、前記必
    要な画像データを記憶するのに十分な空き領域が前記記
    憶媒体上にあるかどうかを判断し、(f)前記必要な画
    像データを記憶するための前記記憶媒体上の前記空き領
    域が不十分な場合には、表示される画像に不要なデータ
    を検出して、前記記憶媒体上から削除し、(g)前記サ
    ーバから前記必要な画像データを読み込み、(h)読み
    込んだ前記画像データを前記記憶媒体に記憶し、(i)
    記憶した前記画像データを処理して画像を生成し、
    (j)生成された前記画像を表示する、ことを特徴とす
    るプロジェクタにおける画像データの再生方法。
  2. 【請求項2】 ネットワークに接続されたプロジェクタ
    でサーバからデータを読込んで該データに基づいて画像
    を再生するプロジェクタにおける画像データの再生方法
    であって、(a)ネットワークを介してサーバに接続
    し、(b)前記サーバから画像データと画像制御データ
    を含むデータを読み込み、(c)表示される画像に必要
    な画像データを前記画像制御データに基づいて決定し、
    (d)前記必要な画像データが記憶媒体上に記憶されて
    いるかどうかをチェックし、(e)前記必要な画像デー
    タが前記記憶媒体上に記憶されていない場合に、前記必
    要な画像データを記憶するのに十分な空き領域が前記記
    憶媒体上にあるかどうかを判断し、(f)前記必要な画
    像データを記憶するための前記記憶媒体上の前記空き領
    域が不十分な場合には、表示される画像に不要なデータ
    を検出して、前記記憶媒体上から削除し、(g)前記サ
    ーバから前記必要な画像データを読み込み、(h)読み
    込んだ前記画像データを前記記憶媒体に記憶し、(i)
    記憶した前記画像データを処理して画像を生成し、
    (j)生成された前記画像を表示し、(k)表示された
    前記画像に関連してイベントを入力し、(l)入力され
    た前記イベントに応じてスクリプトを発生し、(m)発
    生した前記スクリプトを処理し、(n)スクリプトの処
    理の結果に応じて、画像データの処理を制御する、こと
    を特徴とするプロジェクタにおける画像データの再生方
    法。
  3. 【請求項3】 前記ステップ(j)で表示された前記画
    像は、スクリプトを含み、前記ステップ(k)は、前記
    スクリプトに関連してイベントを入力することを特徴と
    する請求項2記載のプロジェクタにおける画像データの
    再生方法。
  4. 【請求項4】 前記ステップ(i)及び前記ステップ
    (j)を処理している間に、次に表示する画像に対して
    前記ステップ(c)から前記ステップ(h)の処理を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至3記載のプロジェクタに
    おける画像データの再生方法。
  5. 【請求項5】 前記ステップ(b)は、前記サーバから
    画像データ、画像制御データ、及び画像処理アプリケー
    ションを含むデータを読み込み、前記ステップ(i)
    は、前記画像処理アプリケーションで前記画像データを
    処理して画像を生成することを特徴とする請求項1乃至
    4記載のプロジェクタにおける画像データの再生方法。
  6. 【請求項6】 前記ステップ(b)及び前記ステップ
    (g)で前記サーバから読み込まれる前記画像データ
    は、静止画データ、サウンド・データ、デジタル・ビデ
    オ・データ、スクリプト・データ、及びテキスト・デー
    タのうち、少なくともいずれか1つを含むことを特徴と
    する請求項1乃至5記載のプロジェクタにおける画像デ
    ータの再生方法。
  7. 【請求項7】 前記ステップ(i)は、前記デジタル・
    ビデオ・データを処理して画像を生成するステップと、
    前記デジタル・ビデオ・データ以外の画像データを処理
    して画像を生成するステップとを含むことを特徴とする
    請求項6記載のプロジェクタにおける画像データの再生
    方法。
  8. 【請求項8】 ネットワークに接続されたサーバからデ
    ータを読込んで該データに基づいて画像を表示するプロ
    ジェクタであって、ネットワークに接続するインタフェ
    ースと、前記インタフェースを介してサーバから画像デ
    ータと画像制御データを含むデータを読み込む読込み手
    段と、前記読込み手段で読み込んだ前記データを記憶す
    る記憶手段と、前記記憶手段から前記画像データを読み
    出し、前記画像制御データに基づいて前記画像データを
    処理して画像を生成する制御部と、 前記制御部で生成された前記画像を表示する画像表示手
    段と、を備え、前記制御部は、前記画像制御データに基
    づいて、前記表示手段で表示する画像に必要な画像デー
    タを決定する手段と、前記必要な画像データが前記記憶
    手段に記憶されているかどうかをチェックする手段と、
    前記必要な画像データが前記記憶手段に記憶されていな
    い場合に、前記記憶手段が前記必要な画像データを記憶
    する領域を有するかどうかを判断する手段と、前記必要
    な画像データを記憶するために、前記記憶媒手段の領域
    が不十分な場合には、表示する画像に不要なデータを検
    出して、前記記憶手段から削除する手段と、前記サーバ
    から前記必要な画像データを読み込むように前記読込み
    手段を制御する手段と、を含むことを特徴とするプロジ
    ェクタ。
  9. 【請求項9】 ネットワークに接続されたサーバからデ
    ータを読込んで該データに基づいて画像を表示するプロ
    ジェクタであって、ネットワークに接続するインタフェ
    ースと、前記インタフェースを介してサーバから画像デ
    ータと画像制御データを含むデータを読み込む読込み手
    段と、前記読込み手段で読み込んだ前記データを記憶す
    る記憶手段と、前記記憶手段から前記画像データを読み
    出し、前記画像制御データに基づいて前記画像データを
    処理して画像を生成する制御部と、 前記制御部で生成された前記画像を表示する画像表示手
    段と、前記画像表示手段で表示された前記画像に関連し
    てイベントを入力することができる入力手段と、を備
    え、前記制御部は、前記画像制御データに基づいて、前
    記表示手段で表示する画像に必要な画像データを決定す
    る手段と、前記必要な画像データが前記記憶手段に記憶
    されているかどうかをチェックする手段と、前記必要な
    画像データが前記記憶手段に記憶されていない場合に、
    前記記憶手段が前記必要な画像データを記憶する領域を
    有するかどうかを判断する手段と、前記必要な画像デー
    タを記憶するために、前記記憶媒手段の領域が不十分な
    場合には、表示する画像に不要なデータを検出して、前
    記記憶手段から削除する手段と、前記サーバから前記必
    要な画像データを読み込むように前記読込み手段を制御
    する手段と、前記入力手段から入力された前記イベント
    に応じてスクリプトを発生する手段と、発生した前記ス
    クリプトを処理し、前記スクリプトの処理の結果に応じ
    て、画像データの処理を制御する手段と、を含むことを
    特徴とするプロジェクタ。
  10. 【請求項10】 前記画像表示手段で表示された前記画
    像は、スクリプトを含み、 前記入力手段は、前記スクリプトに関連してイベントを
    入力することができる構成の請求項9記載のプロジェク
    タ。
  11. 【請求項11】 前記制御手段の前記読込み手段を制御
    する手段は、前記表示手段が画像を表示している間に、
    次に表示する画像に対応する画像データを前記サーバか
    ら読み込むように前記読込み手段を制御することを特徴
    とする請求項8乃至10記載のプロジェクタ。
  12. 【請求項12】 前記データは、画像データ、画像制御
    データ、及び画像処理アプリケーションを含み、前記制
    御部は、前記画像処理アプリケーションで前記画像デー
    タを処理して画像を生成することを特徴とする請求項8
    乃至11記載のプロジェクタ。
  13. 【請求項13】 前記画像データは、静止画データ、サ
    ウンド・データ、デジタル・ビデオ・データ、スクリプ
    ト・データ、及びテキスト・データのうち、少なくとも
    いずれか1つを含むことを特徴とする請求項8乃至12
    記載のプロジェクタ。
  14. 【請求項14】 前記制御部は、前記デジタル・ビデオ
    ・データを処理して画像を生成するビデオ処理手段と、
    前記デジタル・ビデオ・データ以外の画像データを処理
    して画像を生成する手段と、を含むことを特徴とする請
    求項13記載のプロジェクタ。
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