JP2000022697A - エンド装置及びルータ - Google Patents

エンド装置及びルータ

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JP2000022697A JP10184699A JP18469998A JP2000022697A JP 2000022697 A JP2000022697 A JP 2000022697A JP 10184699 A JP10184699 A JP 10184699A JP 18469998 A JP18469998 A JP 18469998A JP 2000022697 A JP2000022697 A JP 2000022697A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データパケットの宛先アドレス解決を行うエン
ド装置(端末及びルータを含む)に関し、NBMAネットワ
ークとブロードキャストネットワークとの違いに関わり
なく全てネットワーク層で処理可能としポータビリティ
のよいパケット送信方式並びにアドレス解決プロトコル
を提供する。 【解決手段】ネットワーク層において、パケット送信部
43がルーティングテーブル44に入力パケット70のダイレ
クトルートが登録されていないことを検出したとき、パ
ス管理部45が問合せパケットを送出し、受信した応答パ
ケットに含まれる該宛先のデータリンク層アドレスに基
づきダイレクトルートのポイント・ ツー・ポイント論理
インタフェースの作成をインタフェース管理部42に要求
し、作成された論理インタフェースを該ルーティングテ
ーブル44に登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンド装置及びルー
タに関し、特にデータパケットの宛先アドレス解決を行
うエンド装置及びルータに関するものである。
【0002】近年、ATM(Asychronous Transfer Mode)ネ
ットワークを代表とする非放送多元接続((Non Broadca
st Multi Access:以後、NBMAと略称する) ネットワーク
は、Distannce Carrier 、ネットワークプロバイダを中
心にネットワーク環境に多く使われ始めている。コネク
ション型のNBMAネットワークは、イーサネット(Etherne
t)等のコネクションレス型のブロードキャストネットワ
ークとはデータ送信の仕組みが全く異なっているが、い
ずれのネットワークにおいても、送出するパケットの宛
先のエンド装置のネットワーク層論理アドレスからハー
ドウェアが個別に持つデータリンク層アドレスを知るア
ドレス解決プロトコル(ARP:Address Resolution Protoc
ol、以後、ARP プロトコルと称する) が必要である。
【0003】
【従来の技術】一般にエンド装置はサブネットワークで
あるLAN に接続され、各LAN は中継装置であるルータで
接続されて企業内ネットワークやキャンパスネットワー
ク等を構成している。
【0004】エンド装置が同一サブネットワーク内のエ
ンド装置と通信を行う場合は、直接宛先のエンド装置へ
パケットを送信することが可能であるが、別のサブネッ
トワーク内のエンド装置へ通信を行う場合は、サブネッ
トワークの境界に位置する直接送信可能なルータへパケ
ットを送信する。これを受信したルータでは、宛先のエ
ンド装置へパケットを届けるために次にどのルータへパ
ケットを送信すればよいかを判断し、次のルータへパケ
ットを転送する。このようにして、異なるサブネットワ
ーク内のエンド装置に対しても通信が可能となってい
る。
【0005】また、エンド装置は、OS(Operating Syste
m)内の送信処理部でパケットの送信を行う。OSは自局か
ら到達可能なネットワークのアドレス一覧をルーティン
グテーブルとして持ち、各テーブルエントリには宛先IP
アドレス、自局の出力インタフェース、及びゲートウェ
イアドレス等が記入されている。
【0006】ゲートウェイアドレスは、自局が属するサ
ブネットワーク外の宛先のエンド装置にパケットを届け
るために、次に送るべきルータのIPアドレスを示してい
る。宛先が同一サブネットワーク内の場合、ゲートウェ
イアドレスには、ルータのIPアドレスではなく、宛先の
エンド装置のIPアドレス又は自局のIPアドレスが設定さ
れる。さらに、OSはデータリンク層のARP テーブルを保
持しており、ネットワーク層アドレスとデータリンク層
アドレスの対応がとれるようになっている。
【0007】送信処理部は、ネットワーク層アドレスで
ある、例えば、IPアドレス(以後IPアドレスの場合につ
いてのみ説明する)で指定された宛先アドレスを含むパ
ケットが入力されると、宛先IPアドレスをキーとしてル
ーティングテーブルを検索し、出力インタフェースとゲ
ートウェイアドレスを取得する。
【0008】そして、送信処理部は、宛先のエンド装置
が同一サブネットワーク内の場合、出力インタフェース
に対応するARP テーブルを検索してIPアドレスに対する
ハードウェアアドレスを求めて通信を行い、宛先のエン
ド装置が他サブネットワークの場合、ルーティングテー
ブルから得られるゲートウェイルータのアドレスをキー
としてARP テーブルを検索する。
【0009】また、ARP テーブルにエントリが見つから
ない場合、OSはARP プロトコルを用いて同一サブネット
ワーク内の全エンド装置に対して、宛先のIPアドレスに
対するMAC アドレス要求を行い、これを取得して、エン
ド装置及びルータと通信が可能となる。
【0010】例えば、ブロードキャストネットワークに
おける従来のイーサネットのエンド装置が保持するARP
テーブルは、IPアドレスとMAC アドレスが対応してお
り、直接到達可能なエンド装置又はゲートウェイのIPア
ドレスからMAC アドレスを知り、このMAC アドレスを用
いてエンド装置及びルータと通信が可能となる。また、
ARP プロトコルはブロードキャストでネットワーク内の
全エンド装置へデータリンク層アドレスであるMAC アド
レスを問い合わせて取得する。
【0011】図15及び図16は、従来のARP プロトコル例
を示しており、この例では、NBMAネットワーク例として
特に近年利用することが多くなったATM ネットワーク上
におけるプロトコルを示している。 ATM ネットワーク
10上にはサブネットワーク20_1 〜20_3 (符号“20”
で総称することがある)が設定され、サブネットワーク
20_1 、20_2 はルータ30_1 で接続され、サブネット
ワーク20_2 、20_3はルータ30_2 で接続されてい
る。また、サブネットワーク20_1,20_3 にはそれぞれ
エンド装置40_1,40_2 (符号“40”で総称することが
ある)が接続されている。
【0012】図15(1) は、ATM _ARP(ATM Address Reso
lution Protocol 、以後、ATM _ARP プロトコルと称す
る) 例を示しており、この例では、サブネットワーク20
はネットワーク層の論理サブネットワーク(LIS :Logi
cal IP Subnetwork )であり、サブネットワーク20_1
にはエンド装置40_3 がさらに接続され、さらに、各論
理サブネットワーク20にはATM _ARP サーバ31_1 〜3
(符号“31”で総称することがある)が接続されてい
る。
【0013】ATM _ARP プロトコルは、ARP プロトコル
と同等の機能をATM-LAN 上で実現するように考案された
プロトコルである。すなわち、MAC アドレスの代わりに
ATMアドレスによってエンド装置間に設定されたATM コ
ネクション、特にSVC(Switched Virtual Connection)を
使用してIPパケットの通信を行うIP over ATM における
ARP プロトコルである。
【0014】動作においては、まず各エンド装置40は、
自局を管理するATM ARP サーバに自局のIPアドレス及
びATM アドレスを登録する。
【0015】エンド装置40 1 は、コネクションが開設
されていない異なる論理サブネットワーク20 3 のエン
ド装置40 2 宛のデータパケットを送る時、ATM ARP
サーバ31 1 に宛先IPアドレスを付けたARP 要求パケッ
トを送る。
【0016】ATM ARP サーバ31 1 は、次ホップのル
ータ30 1 のATM アドレスを含むARP 応答パケットをエ
ンド装置40 1 に返す。エンド装置40 1 は、ルータ30
1にパケットを渡し、ルータ30 1 は、ATM ARP サ
ーバ31 2 によりアドレス解決を行いルータ30 2 にパ
ケットを渡す。
【0017】ルータ30 2 は、ATM ARP サーバ31 3
にARP 要求パケットを送ることにより、エンド装置40
2 のATM アドレスを知り、データパケットをエンド装置
40 2 に送り通信が完了する。NBMAネットワーク10ではも
ともとブロードキャストという概念がないため、ブロー
ドキャストによる問い合わせは不可能である。そこで、
ATM _ARP プロトコルではATM _ARP サーバ31を用意し
て各論理サブネットワーク20内のエンド装置のATM アド
レスを登録管理して、アドレス解決を行っている。各論
理サブネットワーク20は、各ATM _ARP サーバ31が受け
持つエンド装置のNBMAネットワーク10上の範囲に対応し
ている。
【0018】すなわち、論理サブネットワーク20は、デ
ータリンク層のアドレスであるATMアドレスのみで通信
可能なATM ネットワーク10上に論理的に作ったサブネッ
トワークである。従って、送信元のエンド装置40_1
は、異る論理サブネットワーク20に跨る通信の場合で
も、例えば宛先のエンド装置40_2 のATM アドレスさえ
分かれば、このアドレスを用いて宛先のエンド装置にダ
イレクトパスであるVC(Virtual Connection)を張りパケ
ットを直接送信することが可能である。
【0019】しかしながら、ATM _ARP プロトコルは論
理サブネットワーク20間のパケット通信は、ルータを介
して行わなければならないため、本来のATM ネットワー
クが提供可能なエンド装置間でのダイレクトパス接続が
実現できない。このダイレクトパス接続の仕組みを提供
するプロトコルとして、IETF(Internet Engineering Ta
sk Force) で提案されているNHRP(Next Hop Resolution
Protocol 、以後、NHRPプロトコルと称する) がある。
【0020】同図(2) は、NHRPプロトコル例を示してお
り、この例が同図(1) のATM _ARPプロトコルと異なる
点は、各論理サブネットワーク20にはATM _ARP サーバ
31が接続されておらず、ルータ30_1 〜30_3 が原則と
してルータを兼ねるNHS(NEXT_Hop Server、以後、NHS
サーバと称する) となっていることである。
【0021】まず、各エンド装置40は、自局が属するLI
S のNHS サーバ30に対して自局のIPアドレスとATM アド
レスを登録する。エンド装置40_1 は、異なる論理サブ
ネットワーク20_3 のエンド装置40_2宛のパケットを
受けると、NHS サーバ30_1 にエンド装置40_2 のIPア
ドレスを書き込んだNHRP解決要求パケットを送信する。
【0022】これを受信したNHS サーバ30_1 は、宛先
IPアドレスが自局が管理するサブネットワーク内のエン
ド装置のIPアドレスでないので、ルーティングテーブル
に従いNHRP解決要求パケットを次のNHS サーバ30_2 へ
転送する。NHS サーバ30_2は、宛先IPアドレスが自局
が管理する論理サブネットワーク20_3 内のものである
と判断し、管理する論理サブネットワーク内のエンド装
置について保持しているATM アドレスのテーブル(図示
省略) を検索し、ヒットするエントリが有る場合は、解
決要求発信元のエンド装置40_1 に対してエンド装置40
_2 のATM アドレスを含んだNHRP解決応答パケットを送
信する。
【0023】エンド装置40_1 は、NHRP解決応答パケッ
トから宛先IPアドレスに対するATMアドレスを知り、こ
のアドレスを用いてエンド装置40_2 とダイレクトに仮
想コネクション(VC:ダイレクトパスと称する)62を張
る。このダイレクトパス62はNHS サーバ30を経由しない
ため、NHS サーバ30におけるパケット再構成の遅延、転
送遅延等の影響を受けずに高速な通信が可能となる。
【0024】すなわち、NHRPプロトコルはATM _ARP プ
ロトコルの手法を異る論理サブネットワークのエンド装
置にまで拡張したものと考えられる。
【0025】なお、エンド装置40_1 は、ダイレクトパ
ス62が張られる前に入力したデータパケットをルータ30
_1 、30_2 を経由したホップバイホップのパス60を使
用してデータパケットを送信するが、ダイレクトパス62
が作成された後はこのパス62を使用してデータパケット
を送信する。
【0026】図16は、特願平第9−41159号で提案
されたRISP(Responder Initiated Shortcut Path) 例を
示しており、この例では、図15(2) のNHRPプロトコルと
比較すると、ルータ30_3 〜5 にはNHS サーバ機能が含
まれていないことが異なっている。以下に、エンド装置
40_1 及びエンド装置40_2 の間にダイレクトパスを設
定する方法を説明する。
【0027】エンド装置40_1 は、エンド装置40_2 宛
のデータパケットを受信して、自局のATM アドレスを含
んだコールバック要求パケットを作成し、このパケット
をルータ経由のルーティングルート60でエンド装置40_
2 に送信する。エンド装置40_2 は、受信した該パケッ
トに含まれるエンド装置40_1 のATMアドレスを用いて
ダイレクトパスを発呼し、この張られたパスである仮想
コネクション62を経由して自局のATM アドレスを含んだ
コールバック応答パケットを返送する。
【0028】すなわち、アドレス解決及びダイレクトパ
スの設定を同時に行う。エンド装置40_1 は、その後の
エンド装置40_2 宛のIPパケットをこのダイレクトパス
を用いて送信する。
【0029】図17は、従来のATM ARP 例を示してお
り、この例では図15(1) で示したATM ARP と異なり、サ
ブネットワーク間をルータ経由で通信する場合は示され
ておらず、エンド装置40 1 の出力インタフェースatm0
〜atm2には、それぞれサブネットワーク(LIS1 〜LIS3)2
0 1 〜3 が接続されている。サブネットワーク20 1 に
は、さらにエンド装置40 2 〜40 5 が接続されてい
る。
【0030】サブネットワーク20 1 〜3 のIPアドレ
スは、それぞれ“133.160.115.0 ”,“133.160.114.0
”, 及び“133.160.113.0 ”であり、エンド装置40 1
の出力インタフェースatm0のIPアドレスは“133.160.1
15.3 ”であり、エンド装置40 2 〜40 5 のIPアドレス
はそれぞれ“133.160.115.10”, “133.160.115.21”,
“133.160.115.33”, 及び“133.160.115.47”である。
【0031】図18は、図17に示したエンド装置40 1 が
ネットワーク層に保持するルーティングテーブル44とデ
ータリンク層に保持するATM ARP 変換機構51を示して
いる。ATM ARP 変換機構51は、インタフェース構造体
52 1 〜4 とATM ARP テーブル54とVC(Vertual Conne
ction)構造体53とで構成されている。
【0032】以下に図17及び図18を参照してエンド装置
40 1 の動作を説明する。エンド装置40 1 のIPプロト
コル処理部55は、IPアドレス“133.160.115.10”のエ
ンド装置40 2 宛のデータパケット70を受け、IPアド
レス“133.160.115.10”をキーとしてルーティングテー
ブル44を検索し、その結果、ヒットしないためサブネッ
トマスク“255.255.255.0 ”をかけた“133.160.115.0
”で再検索を行い、出力インタフェース“atm0”を知
り、そして“atm0”が持つ ATM ARP テーブルをIPア
ドレス“133.160.115.10”をキーとして検索することで
宛先エンド装置のATM アドレス= “47.0091811・・・C
E.00 ”を取得し、VC構造体53からVC番号= “VPI=0,V
CI=32”を得、そして該データパケット70をVCに送信
する。
【0033】また、IPプロトコル処理部55が、宛先IP
アドレス=140.151.120.5 のパケットを受けると、ポ
イント・ ツー・ ポイント型インタフェースtun0にヒット
し、該パケットをインタフェースtun0(図示せず)に
送信する。
【0034】ATMARPテーブル54にエントリがあるがVCが
ない場合は、エントリのATM アドレス“47.009181 …C
E.00 ”に基づきVCを作成した後にパケットを送信す
る。
【発明が解決しようとする課題】このような従来のエン
ド装置におけるアドレス解決及びデータパケット送信を
纏めると下記のようになる。 ARP プロトコルにおいては、エンド装置は1つのサブ
ネットワーク内の全てのエンド装置にブロードキャスト
でデータリンク層アドレスであるMAC アドレスを問い合
わせる。従って、エンド装置はアドレス解決をネットワ
ーク層のIPプロトコルとは無関係にデータリンク層の機
能のみで実現できる。
【0035】1つの論理サブネットワークで構成され
たNBMAネットワークのATM _ARP プロトコルにおいて
は、エンド装置は、ATM _ARP サーバに張られたVCを経
由して問合せパケットを送信してアドレス解決を行う。
エンド装置はアドレス解決をデータリンク層の機能のみ
で実現できる。 複数の論理サブネットワークで構成されたNBMAネット
ワークのATM _ARP プロトコルにおいては、エンド装置
は、論理サブネットワーク間にまたがる通信は必ずルー
タを経由して行う必要があり、アドレス解決にはデータ
リンク層及びネットワーク層の機能を共に必要とする。
【0036】NHRPプロトコルにおいては、エンド装置
は、アドレス解決を行うためのネットワーク層の機能で
あるルーティング機能及びネットワーク層アドレスをデ
ータリンク層アドレスに変換するデータリンク層の機能
を必要とする。 RISPにおいては、エンド装置は、コールバック要求パ
ケットを送信するネットワーク層のルーティング機能を
必要とし、及びデータリンク層のアドレス変換機能を必
要としないよう構成する。
【0037】すなわち、、のARP プロトコルにおい
ては、エンド装置は、イーサネットにおけるARP とATM
_ARP が存在するように、データリンク層の種類に固有
の実装となっている。従って、新たなデータリンク層の
導入には専用のARP 機能の開発が必要となり、開発コス
トの増大につながる。
【0038】、、において、エンド装置は、ネッ
トワーク層のアドレス解決を行うためのルーティング機
能とデータリンク層のアドレス変換の機能とを必要とし
ている。また、コネクション型のNBMAネットワークとコ
ネクションレス型のネットワークであるイーサネット等
のブロードキャストネットワークとは、データ送信の仕
組みが全く異なる上、データパケット送信時のネットワ
ーク層論理アドレスからデータリンク層アドレスに変換
するアドレス変換メカニズムも異なっている。
【0039】また、同一のNBMAネットワークにおいて
も、データリンク層アドレスを知ることが可能な範囲を
論理サブネットワーク内だけに閉じるか、NBMAネットワ
ーク全体まで許すかにより変換の仕組みが異なる。従っ
て、ネットワーク層とデータリンク層が密接に関係する
ことにより、プロトコルとしてのポータビリティがな
い。
【0040】従って本発明は、パケットの宛先アドレス
解決を行うエンド装置において、NBMAネットワークとブ
ロードキャストネットワークとの違い、及びNBMAネット
ワークにおけるアドレス解決の範囲が1つの論理サブネ
ットワーク内と複数の論理サブネットワークとの違いに
関わりなく全てネットワーク層で処理可能としポータビ
リティのよいパケット送信方式並びにアドレス解決プロ
トコルを提供することを課題とする。
【0041】
【課題を解決するための手段】〔1〕上記の課題を解決
するため、本発明に係るエンド装置を、図1の例で説明
すると、ネットワーク層とデータリンク層との間でダイ
レクトルート及びルーティングルートと1対1の対応関
係がある論理インタフェース47を作成するインタフェー
ス管理部42と、入力パケットの宛先のネットワーク層ア
ドレスと該論理インタフェースとの対応関係を示すルー
ティングテーブル44と、ネットワーク層アドレスをキー
として該ルーティングテーブル44を参照して該入力パケ
ットを該論理インタフェース47に送出するパケット送信
部43と、該テーブルに該入力パケットのダイレクトルー
トの該論理インタフェースが登録されていないとき、デ
ータリンク層アドレスを問い合わせる問合せパケット及
び該入力パケットを予め設定された該ルーティングルー
トへの論理インタフェース47に送出し、受信した応答パ
ケットに含まれる該宛先のデータリング層アドレスに基
づき該インタフェース管理部42に論理インタフェースの
作成を要求することにより該インタフェース管理部が設
定された論理インタフェースを該ルーティングテーブル
44に登録するパス管理部45と、を有することを特徴とし
ている。
【0042】動作においては、送信元のエンド装置(ル
ータ又は端末を含む)のパケット送信部43は上位層から
入力データパケット70を受け取り、このパケットに含ま
れる宛先のエンド装置のネットワーク層アドレスをキー
としてルーティングテーブル44を信号81で検索する。テ
ーブル検索の結果、同一又は異なるサブネットワークに
属する宛先のエンド装置にダイレクトに到達するダイレ
クトルートが存在しなかった場合、パケット送信部43は
信号82でデータパケット70をインタフェース47に含まれ
るルーティングルートの論理インタフェースに送信する
とともに、パス管理部45にダイレクトルートが存在しな
かったことを信号84で知らせる。
【0043】パス管理部45は、自局のデータリンク層ア
ドレス及びネットワーク層アドレスを含み、宛先のエン
ド装置のデータリンク層アドレスを問合せるための問合
せパケット95を作成し、予め設定されたルーティングル
ートの該論理インタフェースに送信する。この論理イン
タフェースへ送信されたデータパケット70及び問合せパ
ケット83は、それぞれのデータリンク層に適する方法で
ルータへ送信される。
【0044】インタフェース47を経由して問合せパケッ
トに対する応答パケット90,91 を宛先のエンド装置から
受信したパス管理部45は、応答パケット91に含まれる宛
先のエンド装置のデータリンク層アドレス及びネットワ
ーク層アドレスを知り、これをインタフェース管理部42
(パス管理部45に含まれてもよい)に通知する。インタ
フェース管理部42は、宛先のエンド装置へのダイレクト
ルートと1対1の関係にあるポイント・ ツー・ ポイント
型の論理インタフェースを新たに作成する。
【0045】さらに、パス管理部45は、該ポイント・ ツ
ー・ ポイント型論理インタフェースが宛先のエンド装置
へのダイレクトルートあることを示すように、ルーティ
ングテーブル44に該ポイント・ ツー・ ポイント型インタ
フェースを信号92により登録する。以後、パケット送信
部43に入力された該エンド装置宛のデータパケット70
は、信号81,82,83によって該ポイント・ ツー・ ポイント
型インタフェースを介したダイレクトルートで宛先のエ
ンド装置に送出されることになる。
【0046】この結果、該ポイント・ ツー・ ポイント型
論理インタフェースは宛先のデータリンク層アドレスと
1対1に対応しているので、宛先のネットワーク層アド
レスと宛先のデータリンク層アドレスが対応付けられて
いることになる。従って、データリンク層におけるネッ
トワーク層アドレスからデータリンク層アドレスへのア
ドレス変換は必要とせず、全てネットワーク層での処理
で済むことになる。なお、インタフェース47へデータパ
ケットを送信した後にどのようにして物理メディアに送
信されるかは、メディアにより異り、データリンク層の
送信機能に依存する。
【0047】〔2〕また本発明では、宛先のエンド装置
が、図1に示す如く、入力パケットである問合せパケッ
ト90(91)の宛先のネットワーク層アドレスと該論理イ
ンタフェースとの対応関係を示すルーティングテーブル
44と、受信した問合せパケット90が自局宛であることを
判定して自局のデータリンク層アドレスを含んだ応答パ
ケット85を作成するパス管理部45と、該自局宛問合せパ
ケット90に含まれる送信元のネットワーク層アドレスを
キーとして該ルーティングテーブル44から検索した論理
インタフェース47に含まれるルーティングルートの論理
インタフェースを用いて応答パケット85(81,82 )を送
信するパケット送信部43とを有することを特徴する。
【0048】図2は、本発明に係るエンド装置を用いた
アドレス解決例(1) を示しており、NBMAネットワーク10
に論理サブネットワーク20が設定され、論理サブネット
ワーク20_1,20_2 及び論理サブネットワーク20_2,20
_3 はそれぞれルータ30_1及び30_2 で接続され、論
理サブネットワーク20_1 及び20_3 にはそれぞれエン
ド装置40_1 及び40_2 が接続されている。
【0049】エンド装置40_1 から送出された問合せパ
ケット71は、ルーティングルート60を経由してエンド装
置40_2 に入力される。問合せパケット71に対する応答
パケット72は、エンド装置40_2 で作成されてルーティ
ングルート61に送出される。そして、ルータ30_1 及び
30_2 を経由して送信元のエンド装置40_1 に送信され
ることになる。なお、同図のNBMAネットワーク10は、ブ
ロードキャストネットワークであってもよい。
【0050】〔3〕また本発明では、ネットワーク上に
設定された複数のサブネットワーク間を接続するルータ
において、図1に示す如く、入力パケット90の宛先のネ
ットワーク層アドレスと論理インタフェース47との対応
関係を示すルーティングテーブル44を有し、パス管理部
45が、受信した問合せパケット又は応答パケット91に含
まれる宛先ネットワーク層アドレスをキーとして該ルー
ティングテーブル44を参照して自局宛でない該問合せ及
び応答パケットをルーティングルートの該論理インタフ
ェースに送出することができる。
【0051】すなわち、図1に示す如く、パス管理部45
が受信した該問合せパケット又は該応答パケット90(信
号91)が自局宛でないことを検出したとき、該問合せパ
ケット又は該応答パケット91に含まれる宛先ネットワー
ク層アドレスをキーとしてルーティングテーブル44を信
号92で参照して信号84でルーティングルートの論理イン
タフェース47を得る。そして、パス管理部45は、該問合
せパケット又は該応答パケットを信号95及び83として該
論理インタフェースを経由して出力パケットとして送出
する。
【0052】この動作を図2に示したルータ30_1 で説
明すると、ルータ30_1 は、ルーティングルート60(左
側からのルート)から自局宛でない問合せパケット71入
力すると、ルーティングテーブル44が指定するルーティ
ングルート60(右側のルート)へ該問合せパケット71を
送出する。また、ルータ30_1 は、ルーティングルート
61(右側からのルート)から自局宛でない応答パケット
72を入力すると、ルーティングテーブル44が指定するル
ーティングルート61(左側へのルート)へ該応答パケッ
ト72を送出する。
【0053】なお、ルータは、エンド装置と同等の機能
を持たせることにより、問合せパケット及び応答パケッ
トを中継する点を除けば、エンド装置と同じようにアド
レス解決を行うようにすることもできる。また、同図の
NBMAネットワーク10は、ブロードキャストネットワーク
であってもよい。
【0054】〔4〕また本発明では、上記の本発明
〔1〕において、パス管理部45が、テーブル44に該デー
タパケット70のダイレクトルートが登録されるまでの
間、該入力パケット70を一時記憶するバッファ(図示省
略)を有することもできる。
【0055】すなわち、上記のようにバッファを有しな
い場合には予め決められたルーティングルートを経由し
て送出されるが、バッファを用いて全てのデータパケッ
ト70を待機させ、その間に決まったダイレクトルートを
経由して宛先のエンド装置に送信することが可能とな
る。
【0056】〔5〕また本発明では、上記の本発明
〔2〕において、図1に示す如く、パス管理部45が、ル
ーティングテーブル44を用いる代わりに、受信した問合
せパケットである信号90(91)に含まれる送信元のエン
ド装置のデータリンク層アドレスを用いて、該応答パケ
ットである信号95(83)を送出することができる。
【0057】〔6〕また本発明では、上記の本発明
〔2〕において、該サブネットワークがNBMAネットワー
クであって、図1に示す如く、宛先のエンド装置40_2
はシグナリング管理部50を有し、パス管理部45が、パケ
ット送信部43に応答パケットを送信することを依頼する
代わりに、問合せパケットに含まれる送信元のエンド装
置40_1 のデータリンク層アドレスを用いてシグナリン
グ管理部50に送信元のエンド装置40_1 へ発呼するよう
に依頼する。
【0058】シグナリング管理部50は発呼して仮想コネ
クションを張る。パス管理部45は、張られた仮想コネク
ションに送信を行なう為の論理インタフェースをインタ
フェース47に作成することをインタフェース管理部へ依
頼し、作成された該インタフェースを介して該応答パケ
ットを送出することができる。
【0059】図3は、本発明のエンド装置を用いたアド
レス解決例(2) を示しており、ネットワークの構成は図
2に示した構成と同じである。宛先のエンド装置40_2
は、問合せパケット71をルーティングルート60を介して
受信し、問合せパケット71に対する応答パケット72を作
成する。さらに、エンド装置40_1 の間に仮想コネクシ
ョン62を張り、この仮想コネクション62を介して応答パ
ケット72をエンド装置40_1 に送信する。この結果、応
答パケット72は、図2に示したルーティングルート61を
経由すること無く、エンド装置40_1 に高速で直接送信
することが可能となる。
【0060】〔7〕また本発明では、図1に示す如く、
ブロードキャストのサブネットワークに接続された宛先
のエンド装置が、ネットワーク層とデータリンク層との
間に論理インタフェース47を作成するインタフェース管
理部42と、受信した問合せパケット90に含まれる送信元
のエンド装置のデータリンク層アドレスを用いて該イン
タフェース管理部42に該送信元のエンド装置を接続先と
する新規の論理インタフェースの作成指示を行い、この
論理インタフェースに作成した応答パケットを送出する
パス管理部45と、を有することを特徴としている。
【0061】図4は、本発明のエンド装置を用いたアド
レス解決例(3) を示しており、ネットワーク10の構成
は、図2に示したネットワーク10がNBMAネットワークで
はなくブロードキャストのサブネットワークであるこ
と、及び論理サブネットワーク20_1 〜3 がVLAN(Virtu
al LAN) であること以外は図2のネットワーク10と同じ
である。
【0062】ルーティングルート60から問合せパケット
71を受信したエンド装置40_2 は、送信元のエンド装置
40_1 向けのポイント・ ツー・ ポイント型インタフェー
ス47を作成する。そして、このインタフェース47を介し
たダイレクトルート63を経由して応答パケット72をエン
ド装置40_1 に送信する。
【0063】以後、エンド装置40_2 向けのパケット
は、新規のインタフェース47を介してダイレクトに送信
することが可能になる。
【0064】〔8〕また本発明では、上記の本発明
〔1〕において、該論理インタフェース47は、少なくと
もインタフェースに関するパラメータである論理インタ
フェース名、自局のネットワーク層論理アドレス、及び
宛先のネットワーク層論理アドレス並びにデータリンク
層アドレスで構成された1つの又は互いにリンクされた
複数のインタフェース管理テーブルとして定義すること
もできる。
【0065】
〔9〕また本発明では、上記の本発明
〔8〕において、該サブネットワークがブロードキャス
トのサブネットワークであり、該論理インタフェース47
からパケットを受信して、該論理インタフェース47をキ
ーとして該インタフェース管理テーブルより取得した宛
先のデータリンク層アドレスに基づき各通信メディアに
適した方法でパケットを送出するパケット送出部をデー
タリンク層に有することもできる。
【0066】図5は、本発明のエンド装置を用いたアド
レス解決例(4) を示しており、ネットワーク10の構成は
図4と同じである。ネットワーク10が例えばイーサネッ
トの場合、パケット送出部は、MAC ヘッダの送信先MAC
アドレスの位置に上記の宛先データリンク層アドレスを
入れる。そして、イーサネットのメディアアクセス手法
であるCSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with C
ollision Detection: 衝突検出機能付き搬送波検知多元
アクセス) 方式を使用してアドレス解決を行うとき、ブ
ロードキャストで通信メディア上にパケットを送出す
る。
【0067】〔10〕また本発明では、上記の本発明
〔8〕において、該サブネットワークがNBMAネットワー
クであり、図1に示す如く、該宛先のエンド装置のダイ
レクトルートが存在しない場合は、該インタフェース管
理テーブルより取得した宛先のデータリンク層アドレス
に基づき該宛先のエンド装置へダイレクトに仮想コネク
ションを張るシグナリング管理部50を有することもでき
る。
【0068】図6は、本発明のエンド装置を用いたアド
レス解決例(5) を示しており、ネットワーク10の構成は
図2と同じである。エンド装置40_1 は、宛先のエンド
装置40_2 のダイレクトルートが無いとき、宛先のエン
ド装置40_2 に発呼63する。そして、設定された仮想コ
ネクション62にデータパケット70を送出する。
【0069】なお、上記の本発明〔1〕において、該応
答パケットを受信しインタフェースを作る前に、応答パ
ケットに含まれるエンド装置のデータリンク層アドレス
を用いて、あらかじめエンド装置へのダイレクトルート
を作成してもよい。
【0070】〔11〕また本発明では、上記の本発明
〔1〕又は〔7〕において、エンド装置が、図7に示す
が如く、インタフェース管理部42に接続されたタイマ管
理部48を有することができる。タイマ管理部48は、各論
理インタフェースに対応したタイマを有しこれを管理す
る。なお、図7は、図1の構成とタイマ管理部48が追加
されている以外は同一である。
【0071】すなわち、インタフェース管理部42が、該
論理インタフェースを作成するとき、該タイマ管理部48
は対応するタイマを起動する。タイマ管理部48は、各論
理インタフェース47を介してパケットが送信される度に
対応する各タイマの値をクリアする。パケット送信がし
ばらく行われず対応するタイマが所定の値を越えた時、
対応する該論理インタフェースを該インタフェーステー
ブルから削除する。
【0072】この結果、一定時間以上の過去に作成され
た論理インタフェースを削除することにより、エンド装
置が移動した場合においても、誤ったインタフェースを
用いることが無くなる。
【0073】〔12〕また本発明では、上記の本発明
〔1〕において、図8に示す如く、送信元のエンド装置
40のパケット送信部43に、プライオリティ制御部49を信
号108,109 で相互に接続することができる。
【0074】すなわち、パケット送信部43は、宛先のエ
ンド装置に対するルーティングルート及びダイレクトル
ートが共に存在する時、受信したデータパケット70に含
まれる情報108 をプライオリティ制御部49に送信する。
この制御部49は、情報108 に基づき、データパケット70
をダイレクトルート及びルーティングルートのいずれに
送出するかを決定し、これを示す信号109 をパケット送
信部43に通知する。パケット送信部43は、決定されたル
ートに対応するインタフェース47をルーティングテーブ
ル44で知り、入力データパケット70を送出する。この結
果、データパケット70は、適するルートに送信されるこ
とになる。
【0075】〔13〕さらに本発明では、上記の本発明
〔1〕において、図1に示す如く、ユーザが、ユーザコ
マンド処理部41に対して通信を始める前に、インタフェ
ースの作成、及びルータに対して自局を登録するユーザ
コマンドを実行する。ユーザコマンド処理部41は、自局
に接続されている該ネットワークに対するプライマリイ
ンタフェースを作成することを信号101 でインタフェー
ス管理部42に指示し、又はレジストレーション機能部46
を介してパス管理部45に登録要求パケット作成を信号10
3 で要求する。
【0076】そして、パス管理部45が、データリンク層
のシグナリング管理部50に該ルータに発呼するように指
示する。シグナリング管理部50は、発呼してルーティン
グルートを設定する。インタフェース管理部42は、該ル
ーティングパスと1対1に対応するインタフェースを作
成する。パス管理部45が、このインタフェースの先に該
ルータが接続されていることを示すエントリを該ルーテ
ィングテーブル44に登録する。
【0077】〔14〕さらに本発明では、上記の本発明
〔1〕において、該サブネットワークがNBMAネットワー
クであるとき、該ルーティングルート及び該ダイレクト
ルートが仮想コネクションであることを特徴とする。
【0078】本発明〔1〕〜〔14〕において示した送
信元のエンド装置、宛先のエンド装置及びルータを、NB
MAネットワーク及びブロードキャストネットワークに接
続されるエンド装置、及びこれらのネトワークを論理的
に分割するLIS,VLANの境界に配置するルータに適宜適用
することが可能である。
【0079】
【発明の実施の形態】図9は、本発明に係るエンド装置
(以後、ホストと称する)及びルータを用いたネットワ
ークの実施例を示しており、この例では特に「NBMAのAT
M ネットワーク」上でIP通信を行い、アドレス解決方式
はRISPプロトコルを採用している。
【0080】ATM ネットワーク10の構成は図3と同様で
あるが、さらにサブネットワーク20_1 〜20_3 (以
後、それぞれをLIS1〜3 と称することがある)に、それ
ぞれホスト40_3 〜5 、ホスト40_6,40_7 、及びホス
ト40_8,40_9 が接続されている点が異なっている。ま
た、各ホスト40_1 〜40_9 、及びルータ30_1,30_2
は、図7に示したエンド装置と同一の構成に、さらに、
図8に示したパケット送信部43に接続されたプライオリ
ティ制御部49を追加している。
【0081】上記のLIS1〜3 のIPアドレスは、それぞれ
“133.160.113.0 ”,“133.160.114.0 ”,及び“133.
160.115.0 ”である。ルータ30_1 のLIS1及びLIS2側の
IPアドレスは、それぞれ“133.160.113.1 ”及び“133.
160.114.2 ”である。ルータ30_2 のLIS2及びLIS3側の
IPアドレスは、それぞれ“133.160.114.2 ”及び“133.
160.115.1 ”である。ホスト40_1 〜9 のIPアドレス
は、それぞれ“133.160.113.2 ”,“133.160.115.2
”,“133.160.113.3 ”,“133.160.113.4 ”,“13
3.160.113.5 ”, “133.160.114.3 ”,“133.160.114.
4 ”,“133.160.115.3 ”,及び“133.160.115.4 ”で
ある。
【0082】図10は、本発明のホスト40及びルータ30に
おけるテーブルの実施例を示しており、この例では、特
にダイレクトコネクションがまだ張られる前のルーティ
ングテーブル44及びインタフェース管理テーブル51を示
している。
【0083】例えば、ホスト40_1 のルーティングテー
ブル44の要素は、「IPアドレス」としてネットワークの
IPアドレス“133.160.112.0 ”,“133.160.113.0 ”〜
“133.160.116.0 ”が登録され、「ネットマスク」とし
て全て“255・255・255・0 ”が登録され、「次ホップルー
ト」として全てルータ30_1 のIPアドレス“133・160・11
3・1 ”が登録され、「出力インタフェース」としてプラ
イマリインタフェースpri _atm0が登録されている。な
お、テーブル44には、図9に示したサブネットワーク20
_1 〜3 の他にIPアドレス“133.160.112.0 ”及び“13
3.160.116.0 ”のサブネットワークのエントリも示され
ている。
【0084】また、インタフェース管理テーブル51に
は、「インタフェースpri _atm0」の属性として自IPア
ドレス=“113.160.113.2 ”、接続先IPアドレス=“11
3・160・113・1 ”、インタフェースタイプ=“ポイント・
ツー・ ポイント(図中においては、point _to_point
と称する)”、インタフェース状態=“UP(使用
可)”、宛先ATM アドレス=“xxxxxxxxxxx ”、及びVP
I/VCI =0/32が登録されている。
【0085】テーブルの検索動作は、IPパケット70の
IPアドレス=133.160.113.1 をキーとして検索する。
ヒットしないので、宛先IPアドレス=133.160.113.1 の
コールバック要求パケット71を作成する。宛先IPアド
レスをネットマスク=255.255.255.0 でマスクした133.
160.113.0 をキーとして検索し、IPアドレス=133.16
0.113.0 のエントリにヒットして、このエントリの出力
インタフェースが指定するインタフェースpri ー atm0に
要求パケット71を出力する。データリンク層は、イン
タフェースpri-atm0に1対1に対応したルートに出力す
る。
【0086】図11は、インタフェース管理テーブル51の
別の実施例を示しており、この例では、管理テーブル51
は、同図(1) 〜(3) に示すインタフェース構造体52及び
後述するVC構造体で構成される。 同図(1) は、ユーザ
コマンドによって定義されたプライマリインタフェース
構造体52_1 の実施例を示しており、このインタフェー
スは通信を始める前にホスト40_1 が自局が属するサブ
ネットワークに対して作成したプライマリインタフェー
スpri _atm0を示している。このインタフェースpri _
atm0の要素は、自局のIPアドレス、ネトワークマスク及
びインタフェースタイプである。なお、インタフェース
pri _atm0はルータへ自身を登録しているパスへのイン
タフェースと兼用してもよいし、どこにもつながらない
仮想のインタフェースとして定義しても良い。
【0087】同図(2) は、新たなホスト40へのインタフ
ェース構造体52_2 の実施例を示している。例えば、IP
アドレス=“133.160.115.2 ”のホスト40_2 へのパス
( =仮想コネクション) が新たに設定された場合、この
パスに対し新たに1つのポイント・ツー・ ポイント型イ
ンタフェースを割り当てる。このとき宛先ホストに最も
近いインタフェースpri _atm0( 同図(1) に示したイン
タフェース) の情報を、この新しいインタフェースの情
報として、新たにインタフェース構造体52_2 が作成さ
れる。すなわち、インタフェース構造体52_2 は、複製
した構造体52_1 にさらに接続先IPアドレス133.160.11
5.2 を追加して作成される。
【0088】同図(3) は、VCを管理するVC構造体とリン
クしたインタフェース構造体52_3の定義例を示してお
り、この例ではインタフェース構造体52_2 の要素にさ
らにインタフェースの状態を示す要素「フラグ」、及び
VC構造体へリンクするための要素「VC構造体へのポイン
タ」が追加されている。
【0089】図12は、本発明のホスト及びルータが保持
するルーティングテーブル44の実施例を示しており、同
図(1) 〜(3) は、それぞれホスト40_1 、ルータ30_1,
30_2 のルーティングテーブル44_1 〜44_3 (以後、
符号“44”で略称することがある)を示している。ま
た、同図(4) は、ホスト40_1 のアドレス解決後のルー
ティングテーブル44_1 を示している。
【0090】各ルーティングテーブル44の各エントリ
は、IPパケットの宛先ホストの「IPアドレス」、「ネッ
トマスク」、次ホップ「ルータのアドレス」、及び「出
力インタフェース」で構成されている。
【0091】以下に、通信アプリケーション等により図
9に示したホスト40_1 からホスト40_2 に対してIPパ
ケットの送信要求が発生した場合の動作を図7及び図8
を参照して説明する。図7において、IPデータパケット
70を受信したホスト40_1 のパケット送信部43は、ルー
ティングテーブル44(図12(1) のテーブル44_1 参照)
をパケット70に含まれる宛先ホスト40_2 のIPアドレ
ス、例えば“133.160.115.2 ”をキーとして検索し、こ
のIPアドレスが登録されていないことを認識してホスト
40_2 へのダイレクトパスが存在しないことを知る。そ
して、パケット送信部43は、パス管理部45に問合せパケ
ットであるコールバック要求パケットの作成を信号84で
依頼する。
【0092】さらに、パケット送信部43は、ルーティン
グテーブル44_1 において、宛先IPアドレス“133.160.
115.2 ”を各エントリの「ネットマスク」でマスクした
IPアドレスをキーとして「IPアドレス」を検索する。そ
して、エントリE1において、宛先IPアドレス“133.160.
115.2 ”を「ネットマスク=“255.255.255.0 ”」でマ
スクしたアドレス“133.160.115.0 ”のみが上記の「IP
アドレス」と同じあることから出力インタフェース=
“atm0”を得る。すなわち、インタフェースatm0に出力
されたパケットは必ず次ホップルータ30_1 (=ゲート
ウェイ:IPアドレス“133.160.113.1 ”)に届くことに
なっている。
【0093】さらに、パケット送信部43は、データパケ
ット70を信号81(82)として出力インタフェース47に含ま
れるインタフェースatm0に送出する。パス管理部45は、
ホスト40_2 のATM アドレスを要求するコールバック要
求パケット作成し、信号95としてインタフェースatm0に
出力する。なお、パス管理部45は、コールバック要求パ
ケットの送信をパケット送信部43に信号88で依頼しても
よい。
【0094】データリンク層において、データパケット
70及びコールバック要求パケット(以後、このパケット
の符号を“71”とする)は、インタフェースatm0に対応
したルーティングパス60に送出される。この場合、バッ
ファによる一時記憶はされないので、データパケット70
はとりあえずそのまま送出される。図9において、ホス
ト40_1 から送出されたデータパケット70及び要求パケ
ット71は、ルーティングルート60を介してルータ30_1
に送信される。
【0095】図7において、ルータ30_1 は、ルーティ
ングテーブル44として図12(2) に示したルーティングテ
ーブル44_2 を有している。パス管理部45は、信号90(9
1)として宛先IPアドレス=“133.160.115.2 ”のデータ
パケット70及び要求パケット71を受信する。
【0096】そして、ルーティングテーブル44_2 を宛
先IPアドレス“133.160.115.2 ”をキーとして検索し、
ホスト40_1 の検索の場合と同様に、ダイレクトパスが
無く、IPアドレスが“133.160.115.0 ”のエントリE2に
ヒットし、次ホップルータ30_2 (=IPアドレス“113.
160.114.1 ”)のインタフェースatm0を知り、データパ
ケット70及び要求パケット71をインタフェース47に含ま
れるインタフェースatm0に信号95として出力する。
【0097】このルータ30_1 のデータリンク層におい
ては、インタフェースatm0に対応するルーティングパス
60(IPアドレス“133.160.114.2 ”)からデータパケッ
ト70及び要求パケット71を出力する。 ルータ30_2
は、図9に示すように、データパケット70及び要求パケ
ット71をルート60を介して受信する。
【0098】図7において、ルータ30_2 は、ルーティ
ングテーブル44として図12(3) のルーティングテーブル
44_3 を有している。ルータ30_2 のパス管理部45は、
パケット70,71 の宛先IPアドレス=“133.160.115.2 ”
をキーとしてルーティングテーブル44_3 を検索し、エ
ントリE3にヒットして、インタフェースatm3がホスト40
_2 へのダイレクトパスに接続されていることを知る。
図9において、ルータ30_2 は、インタフェースatm3及
びダイレクトパス60を介してパケット70,71 をホスト40
_2 に送信する。
【0099】要求パケット71を受信したホスト40_2
は、下記の動作〜を行う。 自局とホスト40_1 の間に仮想コネクションを張るた
めのポイント・ ツー・ ポイント型インタフェースを作成
する。 自局からホスト40_1 へのSVC(Switched Virtual Con
nection :スイッチド仮想コネクション)の発呼を行
う。 張られたSVC を使用してコールバック応答パケットの
送信を行う。
【0100】図13は、ホスト40_2 が保持するインタフ
ェース管理テーブルの実施例を示しており、この例では
管理テーブルは、同図(1) のインタフェース構造体52及
び同図(2) のVC構造体53で構成されている。 インタフ
ェース構造体52の要素は、インタフェース名、自IPアド
レス、接続先IPアドレス、インタフェースタイプ、イン
タフェース状態、及びVC構造体53へのポインタである。
VC構造体53は、ATM コネクション(SVC) を管理する構造
体であり、その要素は、接続先ATM アドレス、パス情報
であるVPI/VCI(Virtual Path Identifier/Virtual Chan
nel Identifier) 、及びAAL(ATM Adaptation Layer) タ
イプである。
【0101】図7において、ホスト40_2 のパス管理部
45は、信号90(91)で要求パケット71を受信すると、送信
元ホスト40_1 へのSVC がまだ確立されていないことを
確認した後、インタフェース管理部42にホスト40_1 と
40_2 との間にダイレクトなATM コネクションを張るた
めのポイント・ ツー・ ポイント型インタフェースの作成
を依頼する。管理部42は、図13(1) に示した新規に作成
したインタフェース構造体52の各要素にそれぞれ“atm
1”、“133.160.115.2 ”、“133.160.113.2 ”、“poi
nt _to_point ”、…を書き込む。
【0102】さらに、パス管理部45は、シグナリング管
理部50に要求パケット71に含まれる送信元ホスト40_1
のATM アドレスを用いて発呼することを指示する。シグ
ナリング管理部50は、発呼してホスト40_2 からホスト
40_1 の間で従来技術に基づくATM ダイレクトコネクシ
ョン(SVC :以後、ダイレクトパスと称する)62を張
る。そして、このダイレクトパス62に対するVPが決定さ
れる。さらに、このダイレクトパス62にVC構造体53が用
意され、この構造体53の各要素にそれぞれ“xxxxxxxxxx
x ”、“0/32”、及び“AAL5”が書き込まれる。 その
後、インタフェース構造体52のポインタに該VC構造体53
のアドレスを書込み、インタフェース構造体52から該VC
構造体53を参照することが出来るようにする。
【0103】パス管理部45は、以上の動作が完了する
と、コールバック応答パケット72を作成し、上記で新規
作成したインタフェースatm1へ信号95として直接送出す
る。この結果、応答パケット72は送信元ホスト40_1 へ
送られることになる(図9参照)。なお、パス管理部45
は応答パケット72をインタフェースatm1に直接送信する
代わりにパケット送信部43へ渡した後、パケット送信部
43がルーティングテーブル44を検索した後、ルーティン
グルートに従って送信してもよい。
【0104】ホスト40_1 は、受信した応答パケット72
に含まれる宛先ホスト40_2 のIPアドレス及びATM アド
レスを元に、張られたダイレクトパス62を自局が利用で
きるように新規にポイント・ ツー・ ポイント型のインタ
フェースatm4であるインタフェース構造体52及びダイレ
クトパス62のVC構造体53を作成する。そして、構造体52
の要素である「ポインタ」にVC構造体53を指し示すアド
レスを書き込み、ダイレクトパス62にインタフェースat
m4を割り付ける。さらに、ホスト40_1 は、ダイレクト
パス62に接続されたインタフェースatm4をルーティング
テーブル44に登録するためのエントリE4を作成する。
【0105】図14は、ホスト40_1 が作成したインタフ
ェース及びルーティングテーブルのエントリの実施例を
示しており、同図(1) 及び(2) は、それぞれインタフェ
ース構造体52及びVC構造体53を示し、同図(3) は、ルー
ティングテーブル44に登録するエントリE4を示してい
る。
【0106】すなわち、インタフェース構造体52の要素
は、インタフェース名=“atm4”、自局のIPアドレス=
“133.160.113.2 ”、接続先であるホスト40_2 のIPア
ドレス=“133.160.115.2 ”、インタフェースタイプ=
“point _to_point ”、インタフェース状態=“U
P”、及びポインタ=“VC構造体のアドレス”である。V
C構造体53の要素は、接続先のATM アドレス=“xxxxxxx
xxxx ”、VPI/VCI =“0/32”、及びALL タイプ=“ALL
5”である。
【0107】ルーティングテーブル44に登録するエント
リE4の要素は、接続先IPアドレス=“133.160.115.2
”、ネットマスク=“255.255.255.255 ”、次ホップ
ルータ=“133.160.115.2 ”、及び出力インタフェース
=“atm4”である。図12(4) は、上記のエントリE4が、
登録されたルーティングテーブル44_1 を示している。
以後、ホスト40_2 宛のデータパケット70は、インタ
フェースatm4を介してATM コネクション62に出力され、
ホスト40_2 に直接送信されることになる。
【0108】この結果、ホスト40_1 がルーティング機
能のみを利用して、ホスト40_2 との間でパケット送信
可能となる。また、ホスト40_1 は、着呼時のシグナリ
ング機能又はコールバック応答パケットによってホスト
40_2 のATM アドレスを知り、データリンク層における
ARP機能を利用せずして、ホスト40_2 の間にダイレク
トパスを確立することができる。
【0109】一般的にTCP 等のプロトコルでは、双方向
にパケットを送信する。例えば、ホスト40_1 がホスト
40_2 にパケットを送信したとすれば、ホスト40_2 は
ホスト40_1 に対してACK パケットを送信する。上記の
動作では、ホスト40_1 からホスト40_2 へのダイレク
トパスができるまでの手順を示しており、ホスト40_1
のルーティングテーブル44には、ホスト40_2 への経路
としてこのダイレクトパスを利用するように変更が反映
されているので、ダイレクトパス確立後のパケットはこ
のダイレクトパス経由で送信される。
【0110】一方、ホスト40_2 では、ホスト40_1 へ
のダイレクトパスがATM レクトコネクション63であるこ
とをルーティングテーブル44に登録されていない。そこ
で、ホスト40_2 側も、ホスト40_1 から到着したパケ
ットに対するACK パケットをトリガとして、ホスト40_
1 へ向けてコールバック要求パケット71(図示省略)を
送信する。要求パケット71は、ホスト40_1 がコールバ
ック要求パケット71を送った時と同様にルータ30_2,30
_1 経由のルーティングパス61(図示省略)に従い転送
されて、ホスト40_1 に到達する。
【0111】ホスト40_1 は、既にホスト40_1 〜40_
2 間のダイレクトコネクション63が張られているので、
新たに仮想コネクションを発呼せず、仮想コネクション
62上にコールバック応答パケットを送出する。以後の応
答パケットを受信したホスト40_2 の動作はホスト40_
1 で行なった動作と同様の動作を行いホスト40_1 への
ダイレクトパスがATM ダイレクトコネクション62である
ことをルーティングテーブル44に登録する。
【0112】また、プライオリティ制御部49(図8参
照)は、データパケット70のヘッダに含まれる情報に基
づいて、エントリE5を参照してインタフェースatm0を介
してルーティングルートに出力するように指示すること
もできる。さらに、インタフェースatm4が作成された時
に、タイマ管理部48はインタフェースatm4に対応するタ
イマを起動する。そして、データパケット70が送出され
ない時間が、例えば、20分以上継続した場合、インタフ
ェース構造体の状態を“DOWN”としてしてインタフェー
スを削除した状態にすることもできる。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエン
ド装置によれば、送信元のエンド装置のネットワーク層
において、パケット送信部がルーティングテーブルを参
照してダイレクトルート又はルーティングルートに入力
パケットを送出し、該ダイレクトルートが登録されてい
ないとき、パス管理部が問合せパケットを送出し、受信
した応答パケットに含まれる該宛先のデータリンク層ア
ドレスに基づきダイレクトルートの論理インタフェース
の作成を要求し、作成された該論理インタフェースを該
ルーティングテーブルに登録する。
【0114】或いは、ルータのネットワーク層におい
て、パス管理部が受信した自局宛以外の問合せパケット
又は応答パケットをルーティングテーブルを参照してダ
イレクトルート又はルーティングルートに送出する。
【0115】或いは、宛先のエンド装置のネットワーク
層において、問合せパケットを受信したとき、パス管理
部が自局のデータリンク層アドレスを含んだ応答パケッ
トを作成すると共に、該問合せパケットに含まれる送信
元のエンド装置のデータリンク層アドレスを用いて送信
元のエンド装置との間にダイレクトルートを張ることを
シグナリング管理部に依頼する。
【0116】このように構成することにより、データリ
ンク層におけるアドレス解決機能を必要とせずにダイレ
クトルートを作成し効率的な通信を行なうと共にポータ
ビリティのよいアドレス解決プロトコルを提供すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンド装置及びルータの原理構成
例(1) を示したブロック図である。
【図2】本発明に係るエンド装置及びルータを用いたネ
ットワークにおけるアドレス解決の動作原理例(1) を示
したブロック図である。
【図3】本発明に係るエンド装置及びルータを用いたネ
ットワークにおけるアドレス解決の動作原理例(2) を示
したブロック図である。
【図4】本発明に係るエンド装置及びルータを用いたネ
ットワークにおけるアドレス解決の動作原理例(3) を示
したブロック図である。
【図5】本発明に係るエンド装置及びルータを用いたネ
ットワークにおけるアドレス解決の動作原理例(4) を示
したブロック図である。
【図6】本発明に係るエンド装置及びルータを用いたネ
ットワークにおけるアドレス解決の動作原理例(5) を示
したブロック図である。
【図7】本発明に係るエンド装置及びルータの原理構成
例(2) を示したブロック図である。
【図8】本発明に係るエンド装置及びルータの原理構成
例(3) を示したブロック図である。
【図9】本発明に係るエンド装置及びルータを用いたネ
ットワークの実施例を示したブロック図である。
【図10】本発明に係るエンド装置及びルータにおけるテ
ーブルの初期状態における実施例を示した図である。
【図11】本発明に係るエンド装置及びルータにおけるイ
ンタフェース管理テーブルの実施例(1) を示した図であ
る。
【図12】本発明に係るエンド装置及びルータにおけるル
ーティングテーブルの実施例を示した図である。
【図13】本発明に係るエンド装置及びルータにおけるイ
ンタフェース管理テーブルの実施例(2) を示した図であ
る。
【図14】本発明に係るエンド装置におけるテーブルの実
施例を示した図である。
【図15】従来のエンド装置を用いたネットワークにおけ
るアドレス解決の動作例(1) を示したブロック図であ
る。
【図16】従来のエンド装置を用いたネットワークにおけ
るアドレス解決の動作例(2) を示したブロック図であ
る。
【図17】従来のエンド装置を用いたアドレス解決の動作
例(3) を示したブロック図である。
【図18】従来のエンド装置におけるテーブル例を示した
図である。
【符号の説明】
10 ネットワーク 20,20 _1 〜3 サブネットワ
ーク(LIS ,VLAN) 30,30 _1 〜30_2 ルータ 40,40_1 〜40_2 エ
ンド装置(ホスト) 41 ユーザコマンド処理部 42 インタフェース管
理部 43 パケット送信部 44 ルーティングテーブル
45 パス管理部 46 レジストレーション機能部 47,atm0 〜atm 4 イ
ンタフェース 48 タイマ管理部 49 プライオリティ制
御部 50 シグナリング管理部 51 インタフェース管理テーブル(ATM _ARP 変換機
構) 52 インタフェース構造体 53 VC構造体 54
ATMARPテーブル 60,61 ルーティングルート 62 ダイレクトルート(ダイレクトパス、仮想コネクシ
ョン) 63 発呼 70 データパケット 71 問合せパケット(コールバック要求パケット) 72 応答パケット(コールバック応答パケット) 80〜
88,100〜105 信号 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA21 GA31 GB01 HA04 HB19 JB01 KA07 KA10 KB06 KC15 KC23 KC51 KD01 KE02 KE03 KF02 KF03 KG08 KH03 5K030 HA08 HB14 HD03 KA05 LB05 LB19 5K033 CB09 CC01 DB12 DB19 EC04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つのサブネットワークに接続
    される送信元のエンド装置において、 ネットワーク層とデータリンク層との間でダイレクトル
    ート及びルーティングルートと1対1の対応関係に論理
    インタフェースを作成するインタフェース管理部と、 入力パケットの宛先のネットワーク層アドレスと該論理
    インタフェースとの対応関係を示すルーティングテーブ
    ルと、 該ネットワーク層アドレスをキーとして該ルーティング
    テーブルを参照して該入力パケットを該論理インタフェ
    ースに送出するパケット送信部と、 該テーブルに該入力パケットのダイレクトルートの該論
    理インタフェースが登録されていないとき、該宛先のデ
    ータリンク層アドレスを問い合わせる問合せパケット及
    び該入力パケットを共に予め設定された該ルーティング
    ルートの該論理インタフェースに送出し、受信した応答
    パケットに含まれる該宛先のデータリンク層アドレスに
    基づき該インタフェース管理部に該ダイレクトルートの
    論理インタフェースの作成を要求することにより該イン
    タフェース管理部が作成された該論理インタフェースを
    該ルーティングテーブルに登録するパス管理部と、 を有することを特徴としたエンド装置。
  2. 【請求項2】少なくとも1つのサブネットワークに接続
    される宛先のエンド装置において、 入力パケットの宛先のネットワーク層アドレスと論理イ
    ンタフェースとの対応関係を示すルーティングテーブル
    と、 受信した問合せパケットが自局宛であることを判定して
    自局のデータリンク層アドレスを含んだ応答パケットを
    作成するパス管理部と該自局宛問合せパケットに含まれ
    る送信元のネットワーク層アドレスをキーとして該ルー
    ティングテーブルから検索した論理インタフェースのル
    ーティングルートへ該応答パケットを送信するパケット
    送信部と、 を有することを特徴としたエンド装置。
  3. 【請求項3】複数のサブネットワーク間を接続するルー
    タにおいて、 パケットの宛先のネットワーク層アドレスと論理インタ
    フェースとの対応関係を示すルーティングテーブルと、 受信した問合せパケット又は応答パケットに含まれる宛
    先ネットワーク層アドレスをキーとして該ルーティング
    テーブルを参照して該パケットをルーティングルートの
    該論理インタフェースに送出するパス管理部と、 を有することを特徴としたルータ。
  4. 【請求項4】請求項1において、 該パス管理部が、該テーブルに該入力パケットのダイレ
    クトルートを登録するまでの間、該入力パケットを一時
    記憶するバッファを有することを特徴としたエンド装
    置。
  5. 【請求項5】請求項2において、 該パス管理部が、該ルーティングテーブルを用いる代わ
    りに、該問合せパケットに含まれる送信元のエンド装置
    のデータリンク層アドレスを用いて、該応答パケットを
    送信することを特徴としたエンド装置。
  6. 【請求項6】請求項2において、 該サブネットワークがNBMAネットワークであり、 シグナリング管理部をさらに有し、 該パス管理部が、該パケット送信部に該応答パケットの
    送信を依頼する代わりに、該問合せパケットに含まれる
    送信元のエンド装置のデータリンク層アドレスを用いて
    該シグナリング管理部に送信元のエンド装置へ発呼する
    ように依頼し、該シグナリング管理部によって張られた
    ダイレクトパスに該応答パケットを送信することを特徴
    としたエンド装置。
  7. 【請求項7】ブロードキャストのサブネットワークに接
    続される宛先のエンド装置において、 ネットワーク層とデータリンク層との間に論理インタフ
    ェースを作成するインタフェース管理部と、 受信した問合せパケットに含まれる送信元のエンド装置
    のデータリンク層アドレスを用いて該インタフェース管
    理部に該送信元のエンド装置を接続先とする新規の論理
    インタフェースの作成指示を行い、この論理インタフェ
    ースに作成した応答パケットを送出するパス管理部と、 を有することを特徴としたエンド装置。
  8. 【請求項8】請求項1において、 該論理インタフェースが、少なくとも論理インタフェー
    ス名、自局のネットワーク層論理アドレス、及び宛先の
    ネットワーク層論理アドレス並びにデータリンク層アド
    レスで構成された1つの又は互いにリンクされた複数の
    インタフェース管理テーブルとして定義されていること
    を特徴としたエンド装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、 該サブネットワークがブロードキャストのサブネットワ
    ークであり、 該論理インタフェースからパケットを受信して、該イン
    タフェース管理テーブルより取得した接続先のデータリ
    ンク層アドレスに基づきパケットを送出するパケット送
    出部をデータリンク層に有することを特徴としたエンド
    装置。
  10. 【請求項10】請求項8において、 該サブネットワークがNBMAネットワークであり、 該宛先のエンド装置の該ダイレクトルートが存在しない
    場合は、該インタフェース管理テーブルより取得した宛
    先のデータリンク層アドレスに基づき該宛先のエンド装
    置へのダイレクトパスを張るシグナリング管理部を有す
    ることを特徴としたエンド装置。
  11. 【請求項11】請求項1又は7において、 各論理インタフェースに対応するタイマを管理するタイ
    マ管理部を有し、 該インタフェース管理部が、該論理インタフェースを作
    成するとき、対応するタイマを起動する指示を該タイマ
    管理部に出し、 該タイマ管理部は、各論理インタフェースを介してパケ
    ットが送信される度に対応する各タイマの値をクリア
    し、各タイマが所定の値を越えた時、対応する該論理イ
    ンタフェースを該インタフェーステーブルから削除する
    ことを特徴としたエンド装置。
  12. 【請求項12】請求項1において、 該入力パケットに含まれる情報に基づき、該入力パケッ
    トを該ダイレクトルート及び該ルーティングルートのい
    ずれに送出するかを決定するプライオリティ制御部を有
    し、 該パケット送信部が、該制御部が決定した該ルートに該
    入力パケットを送出することを特徴としたエンド装置。
  13. 【請求項13】請求項1において、 該サブネットワークを管理するルータに登録する処理を
    行うレジストレーション機能部と、 自局に接続されている該ネットワークに対するプライマ
    リインタフェースを作成することを指示するユーザコマ
    ンドを受信して該インタフェース管理部に該インタフェ
    ースを作成する旨の指示、及び該登録処理を指示するユ
    ーザコマンドを受信して該レジストレーション機能部を
    介して該パス管理部に登録要求パケット作成の要求を行
    うユーザコマンド処理部と、を有し、 該パス管理部が、該ルーティングルートを予め設定する
    ために、データリンク層のシグナリング管理部に該ルー
    タに発呼するように指示し、該ルーティングルートに対
    応する論理インタフェースを作成するように該インタフ
    ェース管理部に要求し、この論理インタフェースの先に
    該ルータが接続されていることを示すエントリを該ルー
    ティングテーブルに登録することを特徴としたエンド装
    置。
  14. 【請求項14】請求項1において、 該サブネットワークがNBMAネットワークであり、 該ルーティングルート及び該ダイレクトルートが仮想コ
    ネクションであることを特徴としたエンド装置。
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