JP2000021846A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Abstract
機絶縁膜を連続エッチングする場合、有機絶縁膜のエッ
チング途中でレジストマスクはエッチングされて無くな
るため、その後有機絶縁膜の被エッチング部分へのラジ
カル供給が過剰になり、エッチング断面がボーイング形
状になる。 【解決手段】 有機絶縁膜13をエッチングする際に用
いるエッチングガスに、少なくとも窒素ガスを含むガス
もしくは窒素からなるガスを用いる。また、レジストマ
スク15は、有機絶縁膜13のエッチング開始時と終了
時における基板表面を平面視したレジストマスク15の
面積がほぼ同一になる膜からなるものを用いる。
Description
方法に関し、詳しくはエッチングに用いるガスまたはレ
ジストマスクを特徴とする半導体装置の製造方法に関す
る。
チップに数百万個以上の素子を集積化することが必要と
なっている。そのため、従来のように平面的な素子の微
細化で素子の高集積化を実現することは困難になってき
ているため、配線を二重もしくは三重もしくはそれ以上
に積み上げる多層配線技術が不可欠になってきている。
一方、素子の高性能化、デバイスの動作速度の高速化の
要望はとどまることを知らず、これを満たすプロセス技
術の開発が急がれている。特に多層配線構造の採用によ
る層間容量の低減は信号遅延時間の低減につながり、上
記要望に沿う重要な要素となっている。
比誘電率εが3.5程度以下の低誘電率層間絶縁膜が注
目されている。この低誘電率層間絶縁膜には有機系絶縁
膜と無機系絶縁膜とがある。上記無機系絶縁膜としては
SiOF膜が代表的である。このSiOF膜はプラズマ
CVDによる成膜が可能であるという成膜の容易性によ
り実用化が近い技術として注目されている。一方有機系
絶縁膜は、比誘電率εが2〜2.5と低い材料が多く、
次世代以降のデバイスへの適用に向けて、実用化の期待
が大きい材料である。
て用いる半導体装置の要望が高まっており、低誘電率膜
に接続孔や溝配線用の溝を形成する技術を中心とする半
導体装置の製造技術がますます重要になってきている。
待が大きい有機系低誘電率膜は、回転塗布によって成膜
される。その後、保護膜および有機系低誘電率膜のエッ
チングマスク用としての酸化シリコン膜をCVDによっ
て成膜するのが一般的なプロセスである。上記積層構造
に接続孔、溝配線の溝等を形成する際には、まずレジス
トマスク用いて上層の酸化シリコン膜のエッチングを行
い、その後有機系低誘電率のエッチングを行う。
ように、0.8μm程度の厚さのレジストマスクを用い
て酸化シリコン膜および有機系低誘電率膜のエッチング
を連続して行う場合、有機系低誘電率膜とレジストマス
クとのエッチング選択比が低いことから、有機系低誘電
率膜のエッチングの途中でレジストマスクはエッチング
されて無くなる。そのため、レジストマスクが存在する
場合にはレジストマスクのエッチングに多くのラジカル
(活性種)が消費されていたが、レジストマスクがなく
なると同時に有機系低誘電率膜のエッチング部分へラジ
カルが過剰供給されるようになり、そのエッチング部分
での反応が過剰になって、エッチング後の断面形状がい
わゆるボーイング形状になるという問題が発生してい
る。
決するためになされた半導体装置の製造方法であって、
第1の製造方法は、有機絶縁膜をエッチングする際に用
いるエッチングガスに、少なくとも窒素ガスを含むガス
または窒素ガスを用いることを特徴としている。
に少なくとも窒素ガスを含むまたは窒素ガスを用いるこ
とから、有機絶縁膜は窒素により異方的にエッチングさ
れる。その結果、エッチング形状は異方的となる。その
際、酸素または酸素を含むエッチングガスでエッチング
した場合のように酸素が有機絶縁膜中の炭素と結合し
て、低温(例えば250°〜300℃程度)で炭酸ガス
(例えばCO)を発生するようなことはない。そのた
め、上記第1の製造方法によるエッチングによって有機
絶縁膜に接続孔、配線溝等の凹部を形成し、その内部に
金属の埋め込みを行っても、炭酸ガスの脱ガスによる金
属の埋め込み不良を発生することはない。
絶縁膜とその有機絶縁膜上に形成した無機絶縁膜とから
なる絶縁膜を形成した後、レジストマスクを用いて上記
無機絶縁膜をエッチングし、さらにこの無機絶縁膜をマ
スクにして上記有機絶縁膜をエッチングする半導体装置
の製造方法において、上記レジストマスクは、有機絶縁
膜のエッチング中に表面がエッチングされるものであっ
て、かつエッチングの開始時と終了時とにおける基板表
面を平面視したレジストマスクの面積がほぼ同一になる
膜からなることを特徴としている。
は、有機絶縁膜のエッチング中に一部分がエッチングさ
れ、かつエッチングの開始時と終了時とにおける基板表
面を平面視したレジストマスクの面積がほぼ同一になる
膜からなることから、エッチング中にレジストマスクの
面積の急激な減少は起こらない。すなわち、上記有機絶
縁膜のエッチング中は、この有機絶縁膜と上記レジスト
マスクとがエッチングされることになり、被エッチング
領域の大きな変化にともなう被エッチング部分へのエッ
チングガスの活性種の集中が抑制される。しかも、レジ
ストマスクが消滅することが無いので、エッチング中の
ラジカルの消費量がほぼ一定になる。そのため、被エッ
チング領域へのラジカルの供給がエッチングの開始から
終了までほぼ一定になるので、異方性エッチングが保た
れた状態でエッチングが進行する。よって、被エッチン
グ領域の側壁はいわゆるボーイング形状にはならない。
また上記無機絶縁膜は、有機絶縁膜のエッチングマスク
になるとともに有機絶縁膜の保護膜になる。
実施の形態の一例を、図1の製造工程図によって説明す
る。図1では、一例として、有機絶縁膜に接続孔を形成
する場合を断面図で示す。
は配線12が形成されている。この配線12は、例えば
アルミニウム配線からなる。上記のような基板11上
に、上記配線12を覆う有機絶縁膜13を形成する。こ
の有機絶縁膜13は、低誘電率有機絶縁膜からなり、例
えばポリアリールエーテルからなる。その厚さは例えば
500nmとした。さらに上記有機絶縁膜13上に無機
絶縁膜14を形成し、さらにレジストマスク15を形成
する。無機絶縁膜14は、例えば酸化シリコン膜からな
り、600nmの厚さに形成されている。レジストマス
ク15は、例えばレジスト膜を850nmの厚さに形成
し、露光、現像、ベーキング等の工程を経て接続孔を形
成するための開口部16を形成したものである。
グマスクにして無機絶縁膜14をエッチングする。エッ
チング装置には例えばマグネトロンエッチング装置を用
いた。またエッチングガスには、一例として、オクタフ
ルオロブタン(C4 F8 )〔供給流量=14scc
m〕、一酸化炭素(CO)〔供給流量=250scc
m〕、アルゴン(Ar)〔供給流量=100scc
m〕、酸素(O2 )〔供給流量=2sccm〕を用い
た。ここでsccmは標準状態における体積流量(cm
3 /分)を表し、以下同様である。またエッチング条件
は、エッチング雰囲気の圧力を5.3Pa、エッチング
装置のパワーを1.6kW、基板側の電極温度の設定値
を20℃とした。
エッチング装置には例えばECR(Electron Cycrotron
Resonance)プラズマエッチング装置を用いた。またエ
ッチングガスには、一例として、窒素(N2 )〔供給流
量=40sccm〕、ヘリウム(He)〔供給流量=1
65sccm〕を用いた。またエッチング条件は、エッ
チング雰囲気の圧力を0.8Pa、エッチング装置のマ
イクロ波パワーを500W(2.45GHz)、RFパ
ワーを100W、基板側の電極温度の設定値を−50℃
とした。
記説明したような少なくとも窒素ガスを含むガスを用い
る。もしくは窒素ガスを用いる。上記少なくとも窒素ガ
スを含むガスとは、例えば窒素ガスと不活性ガスとの混
合ガスをいう。または上記混合ガスに活性な酸素は含ま
ないが、酸素以外のガスとして例えば、アンモニア(N
H3 )、テトラフルオロメタン(CF4 )、水素
(H2 )、塩素(Cl2 )、塩化水素(HCl)、臭化
水素(HBr)、ヨウ化水素(HI)、ヨウ素(I)、
臭素(Br2 )、サルファーヘキサフルオライド(SF
6 )等のうちの1種または複数種を含んでもよい。
絶縁膜13のエッチング中に上記レジストマスク15は
エッチングされて除去される。そして図1の(2)に示
すように、無機絶縁膜14および有機絶縁膜13からな
る絶縁膜17に接続孔18が形成される。
機絶縁膜13のエッチングに用いるエッチングガスに少
なくとも窒素ガスを含むガスとして、窒素とヘリウムと
の混合ガスを用いることから、有機絶縁膜13は窒素に
より異方的にエッチングされ、接続孔18のエッチング
形状はボーイング形状にはならず、基板11の表面に対
してほぼ垂直な側壁を有するものとなる。
ッチングを行った上記基板11)を加熱していき、その
加熱過程で分析試料から脱離したガスを分光分析する昇
温脱離分光法〔TDS(Thermal Desorption Spectrosc
opy )〕による評価を行った。その結果を図2に示す。
図2に示すように、従来の酸素を用いたエッチング後に
250℃付近で観察されていた炭酸ガス(CO)の脱ガ
スは、上記窒素を含むガスを用いたエッチングでは観察
されなかった。それは、上記有機絶縁膜13のエッチン
グ中に、この有機絶縁膜13中の炭素と結合する酸素が
ないからである。したがって、低温(例えば250℃〜
300℃付近)で炭酸ガス(例えばCO)を発生するよ
うなことはない。なお、図2は、縦軸に脱ガス量(Inte
nsity )を示し、横軸に温度(deg.)を示した。
内壁に下層よりチタン膜、窒化チタン膜を成膜して下地
膜21を形成する。その際、無機絶縁膜14上にも下地
膜21が成膜される。その後、酸素プラズマによるエッ
チングを行ってから、接続孔18の内部にタングステン
を埋め込む条件で下地膜21上にタングステン膜22を
成膜した。このように接続孔18の内部に金属(タング
ステン)の埋め込みを行っても埋め込み不良を発生する
ことはなかった。
に少なくとも窒素ガスを含むガスとして、窒素とヘリウ
ムとの混合ガスを用いることから、有機絶縁膜13は窒
素により異方的にエッチングされる。その結果、エッチ
ング形状は、基板11の表面に対してほぼ垂直な側壁を
有するものとなった。その際、酸素または酸素を含むエ
ッチングガスでエッチングした場合のように酸素が有機
絶縁膜13中の炭素と結合して、低温(例えば250°
〜300℃程度)で炭酸ガス(例えばCO)を発生する
ようなこともない。そのため、上記第1の製造方法によ
るエッチングによって有機絶縁膜13に接続孔18を形
成し、その内部にタングステンのような金属の埋め込み
を行っても、炭酸ガスの脱ガスによる金属の埋め込み不
良を発生することはない。
明する。図4では、前記図1と同様の構成部品には同一
符号を付与して示す。
(1)によって説明したのと同様にして、基板11上に
形成されている配線12を覆う状態に有機絶縁膜13を
低誘電率有機絶縁膜のポリアリールエーテルで形成し、
さらに無機絶縁膜14を酸化シリコン膜で形成する。そ
の上にレジストマスク15を形成する。このレジストマ
スク15には接続孔を形成するための開口部16が形成
されている。
グマスクにして無機絶縁膜14をエッチングする、エッ
チング装置には例えばマグネトロンエッチング装置を用
い、そのエッチング条件は、前記図1によって説明した
のと同様である。
エッチング装置には例えばECRプラズマエッチング装
置を用いた。エッチングガスには、一例として、酸素
(O2)〔供給流量=10sccm〕、ヘリウム(H
e)〔供給流量=200sccm〕を用いた。またエッ
チング条件は、エッチング雰囲気の圧力を0.8Pa、
エッチング装置のマイクロ波パワーを500W(2.4
5GHz)、RFパワーを100W、基板側の電極温度
の設定値を−50℃に設定した。
レジストマスク15はエッチングされて無くなる。その
結果、図4の(2)に示すように、無機絶縁膜14およ
び有機絶縁膜13からなる絶縁膜17に接続孔18が形
成される。その際、無機絶縁膜14に形成される接続孔
18の部分はサイドエッチングが進行した状態になり、
有機絶縁膜13に形成される接続孔18の部分はボーイ
ング形状となった。
分光法による評価を行った。その結果、図5に示すよう
に、250℃付近で炭酸ガス(CO)の脱ガスが観察さ
れた。これは、エッチングガス中に酸素を含むため、有
機絶縁膜13中の炭素と、エッチングガスの酸素とが結
合して、加熱により炭酸ガス(例えばCO)として脱離
するためである。なお、図5は、縦軸に脱ガス量(Inte
nsity )を示し、横軸に温度(deg.)を示した。
内壁に下層よりチタン膜、窒化チタン膜からなる下地膜
21を成膜する。その際、無機絶縁膜14上にも上記下
地膜21が成膜される。その後、酸素プラズマによるエ
ッチングを行ってから、接続孔18の内部にタングステ
ンを埋め込む条件で下地膜21上にタングステン膜22
を堆積した。このように接続孔18の内部に金属(タン
グステン)の埋め込みを行おうとすると、炭酸ガスの脱
離による埋め込み不良が発生した。そのため、上記説明
したように、有機絶縁膜13のエッチングには、酸素を
含まずにエッチング可能な窒素ガスを含むガスもしくは
窒素ガスを用いることが必要になる。
の形態の一例を、図7の製造工程図によって説明する。
図7では、一例として、有機絶縁膜に接続孔を形成する
場合を示す。
は配線12が形成されている。この配線12は、例えば
アルミニウム配線からなる。上記のような基板11上
に、上記配線12を覆う有機絶縁膜膜13を形成する。
この有機絶縁膜13は、低誘電率有機絶縁膜からなり、
例えばポリアリールエーテルからなり、その厚さを例え
ば500nmとした。さらに上記有機絶縁膜13上に無
機絶縁膜14を形成し、さらにレジストマスク15を形
成する。無機絶縁膜14は、例えば酸化シリコン膜から
なり、600nmの厚さに形成されている。レジストマ
スク15は、有機絶縁膜13をエッチングした後にも残
る厚さとして、例えばレジスト膜を通常の850nmよ
りも厚い1.2μmの厚さに形成し、露光、現像、ベー
キング等の工程を経て接続孔を形成するための開口部1
6を形成したものである。
グマスクにして無機絶縁膜14をエッチングする、エッ
チング装置には例えばマグネトロンエッチング装置を用
いた。またエッチングガスおよびエッチング条件は、前
記第1の製造方法と同様である。次いで有機絶縁膜13
をエッチングする、エッチング装置には例えばECRプ
ラズマエッチング装置を用い、またエッチングガスおよ
びエッチング条件は、前記第1の製造方法と同様であ
る。
レジストマスク15は、上層部分がエッチングされて除
去されるが、図7の(2)に示すように、上記エッチン
グの開始時における基板11の表面を平面視したレジス
トマスク15の面積S1(開口部16を除く斜線で示す
領域)と、図7の(3)に示すように、上記エッチング
の終了時における基板11の表面を平面視したレジスト
マスク15の面積S2(開口部16および接続孔18を
除く斜線で示す領域)とがほぼ同一になるレジスト膜か
らなる。このようなレジスト膜からなるレジストマスク
15を用いてエッチングを行うと、図7の(4)に示す
ように、無機絶縁膜14および有機絶縁膜13からなる
絶縁膜17が異方的にエッチングされて、接続孔18が
形成される。その際、レジストマスク15は残ってお
り、また基板11の表面を平面視した開口部16の形状
もほぼエッチング前と同様となっている。なお、上記図
7の(1),(4)では接続孔近傍の拡大断面図を示
し、上記図7の(2),(3)では基板11全体を模式
的に表す平面図と部分拡大図を示した。
ジストマスク15は、有機絶縁膜13のエッチング中に
一部分がエッチングされ、かつエッチングの開始時にお
ける基板11の表面を平面視したレジストマスク15の
面積S1と、エッチングの終了時における基板11の表
面を平面視したレジストマスク15の面積S2とがほぼ
同一になる膜で形成されていることから、エッチング中
にレジストマスク15の面積の急激な減少は起こらな
い。すなわち、上記有機絶縁膜13のエッチング中は、
この有機絶縁膜13と上記レジストマスク15とがエッ
チングされることになり、被エッチング領域(接続孔1
8とレジストマスク15)の大きな変化にともなう被エ
ッチング部分(接続孔18)へのエッチングガスの活性
種の集中が抑制される。しかも、レジストマスク15が
消滅することが無いので、エッチング中のラジカルの消
費量がほぼ一定になる。その結果、被エッチング領域の
異方性エッチングがエッチングの開始から終了まで保た
れるので、被エッチング領域の接続孔18の側壁がいわ
ゆるボーイング形状にはならず、基板11の表面に対し
てほぼ垂直な側壁を有する接続孔18を形成することが
可能になる。また上記無機絶縁膜14は酸化シリコンか
らなることから、有機絶縁膜13のエッチングマスクに
なるとともに、有機絶縁膜13に対して安定したかつ比
較的に比誘電率の低い保護膜になる。
一例として、ポリアリールエーテルを挙げたが、それに
限定されることはない。例えば、有機絶縁膜13は化学
式(1)に表される構造を有する低誘電率有機絶縁膜で
あればよい。このようなものとしては、例えば環状フッ
素樹脂・シロキサン共重合体がある。
に表される構造を有する低誘電率有機絶縁膜であればよ
い。このようなものとしては、例えばフッ化ポリアリー
ルエーテル系樹脂〔例えばポリフルオロアリールエーテ
ル樹脂:FLARE(商品名)〕がある。
に表される構造を有する低誘電率有機絶縁膜であればよ
い。このようなものとしては、例えばポリペンタフルオ
ロスチレンがある。
に表される構造を有する低誘電率有機絶縁膜であればよ
い。このようなものとしては、例えばポリテトラフルオ
ロエチレン系樹脂〔例えばデュポン社製:テフロンAF
(商品名)〕がある。
に表される構造を有する低誘電率有機絶縁膜であればよ
い。このようなものとしては、例えばポリ−1、4−フ
ルオロメチルベンゼンがある。
に表される構造を有する低誘電率有機絶縁膜であればよ
い。このようなものとしては、例えばフッ化ポリイミド
樹脂がある。
に表される構造を有する低誘電率有機絶縁膜であればよ
い。このようなものとしては、例えばポリフッ化ナフタ
レンがある。
に表される構造を有する低誘電率有機絶縁膜であればよ
い。このようなものとしては、例えばポリイミド樹脂が
ある。
に表される構造を有する低誘電率有機絶縁膜であればよ
い。このようなものとしては、例えば上記図1によって
説明した有機絶縁膜に用いたポリアリールエーテル樹脂
がある。
0)に表される構造を有する低誘電率有機絶縁膜であれ
ばよい。このようなものとしては、例えばポリ−2、
3、5、6、−テトラフルオロ−p−キシレン樹脂があ
る。
1)に表される構造を有する低誘電率有機絶縁膜であれ
ばよい。このようなものとしては、例えばポリ−p−キ
シレン樹脂がある。
2)に表される構造を有する低誘電率有機絶縁膜であれ
ばよい。このようなものとしては、例えばポリナフタレ
ン樹脂がある。
造方法によれば、エッチングガスに少なくとも窒素ガス
を含むまたは窒素からなるガスを用いるので、窒素によ
り有機絶縁膜を異方的にエッチングすることができる。
その際、低温(例えば250°〜300℃程度)で炭酸
ガス(例えばCO)を発生するようなことがないので、
有機絶縁膜に接続孔、配線溝等の凹部を形成し、その内
部に金属の埋め込みを行っても、炭酸ガスの脱ガスによ
る金属の埋め込み不良を発生することはない。よって、
金属の良好な埋め込みを実現することが可能になる。
トマスクは、エッチングの開始時と終了時とにおける基
板表面を平面視したレジストマスクの面積がほぼ同一に
なる膜からなるので、エッチング中にレジストマスクの
面積の急激な減少は起こらない。そのため、被エッチン
グ部分へのエッチングガスの活性種の集中が抑制され、
しかもレジストマスクが消滅することが無いので、エッ
チング中のラジカルの消費量がほぼ一定になる。したが
って、異方性エッチングが可能になり、被エッチング領
域の側壁がいわゆるボーイング形状にはなるのを回避で
きる。
一例を説明する製造工程図である。
した脱ガス量と温度との関係図である。
を埋め込みを説明する概略構成断面図である。
ある。
ス量と温度との関係図である。
みを説明する概略構成断面図である。
一例を、図7の製造工程図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 有機絶縁膜をエッチングする際に用いる
エッチングガスに、少なくとも窒素ガスを含むガスもし
くは窒素ガスを用いることを特徴とする半導体装置の製
造方法。 - 【請求項2】 基板上に形成した有機絶縁膜と該有機絶
縁膜上に形成した無機絶縁膜とからなる絶縁膜を形成し
た後、レジストマスクを用いて前記無機絶縁膜をエッチ
ングし、さらに前記無機絶縁膜をマスクにして前記有機
絶縁膜をエッチングする半導体装置の製造方法におい
て、 前記レジストマスクは、前記有機絶縁膜のエッチング中
に表面がエッチングされるものであって、かつ前記エッ
チングの開始時と終了時とにおける前記基板表面を平面
視した前記レジストマスクの面積がほぼ同一になる膜か
らなることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の半導体装置の製造方法に
おいて、 前記有機絶縁膜のエッチングに用いるエッチングガス
に、少なくとも窒素ガスを含むガスもしくは窒素ガスを
用いることを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10182238A JP2000021846A (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10182238A JP2000021846A (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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JP (1) | JP2000021846A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 1998-06-29 JP JP10182238A patent/JP2000021846A/ja active Pending
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