JP2000021251A - 同軸ケーブル - Google Patents

同軸ケーブル

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JP2000021251A
JP2000021251A JP10187395A JP18739598A JP2000021251A JP 2000021251 A JP2000021251 A JP 2000021251A JP 10187395 A JP10187395 A JP 10187395A JP 18739598 A JP18739598 A JP 18739598A JP 2000021251 A JP2000021251 A JP 2000021251A
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JP
Japan
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coaxial cable
tube
shape
tube body
width direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP10187395A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiko Muto
智彦 武藤
Masayoshi Nakai
正佳 中井
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部導体と外部導体との間に補強用の伸縮可
撓性の管体が設けられた同軸ケーブルにおいて、伸縮可
撓性を損なうことなく、管体の強度を一層高めるように
する。 【解決手段】 内部導体1と外部導体12との間に伸縮
可撓性の管体10が設けられており、この管体10は、
帯状板20の幅方向の端部同士が互いに重複した状態で
螺旋状に巻回されて円筒状に形成されており、この帯状
板20にの幅方向の断面が略S字状をなし、かつ、その
両側の各先端部は、隣接する先端部同士が互い噛み合う
ように軸方向に向けて略U字状に屈曲されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部導体と外部導
体との間にケーブル補強用として伸縮可撓性の管体が設
けられた同軸ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の同軸ケーブルとして、た
とえば、図5ないし図7に示す構成のものがある。
【0003】これらの図において、1は内部導体で、本
例では銅線でできているが、銅管などが使用される場合
もある。2は耐電圧特性を向上させるために設けられた
ポリエチレンなどの樹脂でできた絶縁体で、この絶縁体
2は、内部導体1の外周に被覆された被覆層4と、この
被覆層4の周りに巻き付けられたスペーサ用の紐6と、
さらに、その紐6の外方に設けられた円筒状の被覆管8
とからなる。
【0004】10'はケーブル補強用の管体である。こ
の管体10'は、伸縮可撓性を備えたもので、図7に示
すように、たとえば磨き鋼帯に亜鉛等をめっき処理して
なる帯状板20'を、その幅方向の端部同士が互いに重
複する状態で螺旋状に巻回されて円筒状に形成されてい
る。特に、従来のものでは、帯状板20'の幅方向の断
面が略S字状に形成され、その幅方向の各端部22'の
先端はL字状に屈曲されて隣接する端部22'同士が互
いに面接触した状態で接合されている。
【0005】12は情報伝送用の外部導体で、本例で
は、管体10'の外周に銅線などの導電性のある金属線
を巻き付けてなる。なお、外部導体12としては、アル
ミニウウム等のテープを巻き付けたり、金属線を網組し
たような構成のものもある。また、この外部導体12に
は、情報伝送と電力伝送とを兼用する場合もある。
【0006】14は錆止め用の塗料、16はポリエチレ
ンなどの樹脂でできたケーブル保護層である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5ないし
図7に示した従来構成のものでは、管体10'を構成す
る帯状板20'の幅方向の端部22'同士が互いに重複し
ているものの、その隣接する端部22'同士の接合部分
は、L字状に屈曲されていて互いに面接触しているだけ
なので、互いの接合強さが弱く、このため、次のような
問題を起こしていた。
【0008】 管体10'の外周に外部導体12とな
る金属線を巻き付けるような場合、図8に示すように、
その金属線12の巻付力や、金属線12の反発力によっ
て管体10'の重なり合った端部22'が容易に外れて、
その部分が口を開いてしまうことがあった。
【0009】 管体10'に開口が生じるまでに至ら
なくても、管体10'の接合強さよりも金属線12の反
発力が大きい箇所があった場合には、ケーブルがその箇
所を起点して曲がってしまい、これが複数箇所あるとケ
ーブルが直線にならずに蛇行した状態となって製品品質
が低下していた。
【0010】 帯状板20'を螺旋状に巻回して管体
10'を製造する際には、その後の工程でこの管体10'
の上に金属線12を巻き付ける方向を考慮して、帯状板
20'を巻く方向を決めねばならず、余分な注意を払う
必要があった。
【0011】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、上記の〜の各問題点を同時に解消
することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、内部導体と外部導体との間に伸縮可撓性
の管体が設けられ、この管体は、帯状板の幅方向の端部
同士が互いに重複した状態で螺旋状に巻回されて円筒状
に形成されている同軸ケーブルにおいて、次の構成を採
用している。
【0013】すなわち、本発明では、管体は、これを構
成する前記帯状板の幅方向の断面が略S字状をなし、か
つ、その両側の各先端部は、隣接する先端部同士が互い
噛み合うように軸方向に向けて略U字状に屈曲されてい
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態に係る同
軸ケーブルの縦断面図であり、図5および図6に示した
従来技術に対応する部分には同一の符号を付す。
【0015】図1において、符号1は内部導体、2は絶
縁体、4は被覆層、6は紐、8は被覆管、12は外部導
体、14は錆止め用の塗料、16はケーブル保護層であ
り、これらの構成は、図5および図6に示した従来のも
のと同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
【0016】この実施形態の特徴は、内部導体1と外部
導体12との間に配置されるケーブル補強用の管体10
の構造にある。
【0017】すなわち、この実施形態において、管体1
0は、伸縮可撓性を備えたもので、図2および図3に示
すように、たとえば磨き鋼帯に亜鉛等をめっき処理して
なる帯状板20を、その幅方向の端部同士が互いに重複
する状態で螺旋状に巻回されて円筒状に形成されてお
り、帯状板20の幅方向の断面が略S字状をなしている
点は従来のものと大差はないが、特に、この実施形態で
は、帯状板の幅方向の両側の各先端部22は、隣接する
先端部22同士が互い噛み合うように軸方向に向けて略
U字状に屈曲されている。この場合の略U字状とは、図
3に示した形状以外に、図4に示すようなコ字状のもの
や、J字状のような形状のものも含まれる。
【0018】したがって、この実施形態では、管体10
を構成する帯状体20の重複部分の接合強度は、従来の
もの比較して格段に大きくなる。このため、管体10の
外周に金属線を巻き付けて外部導体12とする場合で
も、管体10の重なり合った端部22が外れて口を開い
たり、ケーブルが蛇行するなどの不都合は生じない。ま
た、帯状板22を螺旋状に巻回して管体10を製造する
際、その後の工程でこの管体10の上に金属線のような
外部導体12を巻き付ける方向を考慮する必要がなくな
り、ケーブル製作が一層容易になる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を奏する。
【0020】(1) 管体に開口が生じたり、直線になら
ずに蛇行するといったことがなく、良好な製品品質を維
持することができる。
【0021】(2) 帯状板を螺旋状に巻回して管体を製
造する際、その後の工程でこの管体の上に金属線のよう
な外部導体を巻き付ける方向を考慮する必要がなく、ケ
ーブル製作が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る同軸ケーブルの縦断面
【図2】図1の同軸ケーブルの管体部分のみを取り出し
て示す一部切欠側面図
【図3】図2のA部を拡大して示す断面図
【図4】本発明の実施形態の管体部分の変形例を示す縦
断面図
【図5】従来の同軸ケーブルの横断面図
【図6】従来の同軸ケーブルの縦断面図
【図7】従来の同軸ケーブルの管体部分を拡大して示す
断面図
【図8】従来の同軸ケーブルの不都合を説明するための
【符号の説明】
1…内部導体、2…絶縁体、10…管体、12…外部導
体、20…帯状板、22…先端部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部導体と外部導体との間に伸縮可撓性
    の管体が設けられ、この管体は、帯状板の幅方向の端部
    同士が互いに重複した状態で螺旋状に巻回されて円筒状
    に形成されている同軸ケーブルにおいて、 前記管体は、これを構成する前記帯状板の幅方向の断面
    が略S字状をなし、かつ、その両側の各先端部は、隣接
    する先端部同士が互い噛み合うように軸方向に向けて略
    U字状に屈曲されていることを特徴とする同軸ケーブ
    ル。
JP10187395A 1998-07-02 1998-07-02 同軸ケーブル Pending JP2000021251A (ja)

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