JP2000021087A - データ記録方法 - Google Patents

データ記録方法

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JP2000021087A
JP2000021087A JP10188522A JP18852298A JP2000021087A JP 2000021087 A JP2000021087 A JP 2000021087A JP 10188522 A JP10188522 A JP 10188522A JP 18852298 A JP18852298 A JP 18852298A JP 2000021087 A JP2000021087 A JP 2000021087A
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Masahiro Kageyama
昌広 影山
Hisao Tanabe
尚男 田邊
Tatsuto Suzuki
達人 鈴木
Tamotsu Ito
保 伊藤
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    • G11B2220/2575DVD-RAMs

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既に普及しつつある一般的な制御プログラム
を用いて画像データなどを記録した場合には、シームレ
ス再生に不可欠な最小記録長の条件を満足できず、大き
くジャンプしたときにバッファが空になって再生が途切
れる課題があった。 【解決手段】 記録動作を開始した直後に、まずシーム
レス記録不可な空き領域(最小記録長未満の空き領域)を
検索し、その領域を記録不可領域に設定したのちに、一
般的なデータ記録を行う。記録不可に設定する方法とし
て、その領域が既に使用中であることを示す情報を記録
媒体上の空き領域情報に記録すればよい。あるいは、そ
の領域は欠陥領域であると見なし、記録媒体上の欠陥登
録領域に登録してもよい。なお、データ記録後に、記録
不可領域に設定した領域を空き領域に再設定すれば、シ
ームレス動作が必要ないデータの記録領域として利用す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ記録方法に関
し、特に書き換え可能な記録媒体に対して時間的に連続
したデータを記録する用途に好適なデータ記録方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクや光磁気ディスクのような書
き換え可能な記録媒体に対して、画像や音声などのデー
タを記録再生する方法の開発が盛んである。以下、時間
的に途切れないような連続再生をシームレス再生、シー
ムレス再生を実現するための記録をシームレス記録と称
する。
【0003】一般に、光あるいは光磁気を用いた記録再
生装置では、ピックアップ等の慣性が大きいため、所望
のデータへのアクセス速度が比較的遅い特徴がある。図
1に、データアクセス速度が比較的遅い記録媒体を用い
てシームレス再生を行う従来技術(以下、第1の従来技
術)として、一般的に用いられている記録再生方法を示
す)。まず、同図(a)に示すように、記録媒体(1)から再
生系(2)を介して読み出したデータは、データ読み出し
速度Vrでバッファ(3)に読み込む。一方、バッファ(3)か
らデータを読み出す際には、MPEG(Motion Picture Expe
rts Group)方式(ISO/IEC11172規格やISO/IEC13818規格
等に記載)などのデコーダ(4)に対してデータ再生速度Vo
で出力する。ここで、データ再生速度Voはデータが本来
持っている速度であり、データ長とデータ中の時刻情報
(System Clock ReferenceやPresentation Time Stampな
ど)から算出できる。このとき、同図(b)のように、記録
媒体から実際にデータを読み出している時間(Tr)では(V
r-Vo)の速度でバッファ内のデータ量が増えていき、記
録媒体上をジャンプ(シーク+回転待ち動作、等)するな
どしてデータが読み出せない時間(Tj)では(-Vo)の速度
でバッファ内のデータ量が減る。バッファが空になる前
に次の読み出しを開始すれば再生動作が途切れること無
く、シームレス再生を実現できる。
【0004】ジャンプ中にバッファが空にならないため
には、図1(b)から(Vr-Vo)Tr-VoTj≧0の条件が必要なこ
とがわかる。ここで、規格で定められたデータ速度Vr、
Voと最大ジャンプ時間(Tj)から、読み出し時間(Tr)はTr
≧(Vo/(Vr-Vo))*Tjと算出でき、データ速度VrでTrの時
間中に連続して再生できるように、予め(Vr*Tr)以上の
データ量を物理的にほぼ連続したアドレスに書き込んで
おけばよい。この物理的にほぼ連続して書き込む必要の
あるデータ長を、以下、最小記録長と称する。例えば、
最大ジャンプ時間をTj=1秒と仮定し、Vr=11Mbps、Vo=最
大8Mbpsと仮定すると、最小記録長DはD≧Vr*Tr≧(Vr*Vo
/(Vr-Vo))*Tj=(11*8/(11-8))*1=29.3Mbit=3.7MBとな
る。すなわち、3.7MB以上の空き領域だけを選択的に利
用して記録する。なお、物理的にほぼ連続とは、記録媒
体上の欠陥などにより記録できない微小領域を除いて、
物理的に連続していることを表す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の従来技術を
改良し、書き換え可能な記録媒体であるDVD-RAM等での
媒体利用効率を向上する従来技術(以下、第2の従来技
術)が提案されている(特願平10-43184号)。これは、DVD
-RAMの記録再生方式としてZCLV(Zoned ConstantLinear
Velocity)方式が採用されており、ゾーン内ジャンプで
はジャンプ時間Tjが小さく、ゾーン間ジャンプではジャ
ンプ時間Tjが大きいことに着目して、ゾーン内ジャンプ
の直前には比較的小さな第1の最小記録長以上の空き領
域を用いてデータ記録を行い、ゾーン間ジャンプの直前
には比較的大きな第2の最小記録長以上の空き領域を用
いてデータ記録を行うものである。これにより、第1の
従来技術では比較的大きな第2の最小記録長以上の空き
領域しか利用できなかったのに対し、第2の従来技術で
は比較的小さな第1の最小記録長以上の空き領域が利用
できるようになり、記録媒体の利用効率が向上する。
【0006】DVD-RAMは、記録媒体上の論理的なファイ
ル構造がISO/IEC13346規格に準拠しており、PC(Persona
l Computer)とのデータ共用が可能である。すなわち、P
Cによるデータ記録・編集・消去等が可能である。
【0007】PCでは一般に、制御ソフトウェアにより記
録媒体上のアドレスを昇順に検索し、空き領域を検出し
てデータ記録を行う。空き領域の検出には、記録媒体上
に記録された空き領域情報(ISO/IEC13346規格に記載の
スペース・ビットマップ・ディスクリプタなど)を用い
る。このとき、前述したように最小記録長以上の空き領
域だけを選択的に用いて記録したりせず、小さな空き領
域もすべて用いて記録する。このような一般的な記録方
法を用いた制御ソフトウェアがすでに普及しつつある。
【0008】このような一般的な記録方法により画像デ
ータなどを記録した場合には、シームレス再生に不可欠
な前記最小記録長の条件を満足できず、大きくジャンプ
したときにバッファが空になって再生が途切れる課題が
あった。
【0009】従って本発明の目的は、一般的な記録・再
生・消去などを行う既存の制御ソフトウェアに何ら変更
を加えること無く、シームレス再生を実現するデータ記
録方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】記録動作を開始した直後
に、まずシームレス記録不可な空き領域(最小記録長未
満の空き領域)を検索し、その領域を記録不可領域に設
定したのちに、一般的なデータ記録を行う。
【0011】記録不可に設定する方法として、その領域
が既に使用中であることを示す情報を記録媒体上の空き
領域情報に記録すればよい。あるいは、その領域は欠陥
領域であると見なし、記録媒体上の欠陥登録領域に登録
してもよい。
【0012】なお、データ記録後に、記録不可領域に設
定した領域を空き領域に再設定すれば、シームレス再生
が必要ないデータの記録領域として利用することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図示によ
り説明する。
【0014】図2を用いて、前記第1の従来技術と同様
のシームレス再生を実現する制御方法(以下、第1の制
御方法)を説明する。同図は、DVD-RAMのようにZCLV方式
により記録媒体にゾーンが存在する場合の記録媒体上の
領域および動作を示している。同図において、空き領域
を最小記録長以上の空き領域(5)、最小記録長未満の空
き領域(7)、ゾーン境界によって分割された最小記録長
以上の空き領域(8)、ゾーン境界によって分割された最
小記録長未満の空き領域(9)に分類する。このうち、最
小記録長以上の空き領域(5)(8)だけを利用して記録すれ
ばシームレス再生が可能である。
【0015】一般的な記録動作をする既存の制御ソフト
ウェアを用いて、図2に示したような記録を実現するた
めに、図3に示す方法を用いる。同図において、記録動
作を開始(10)した直後に、まずシームレス記録不可な空
き領域、すなわち図2に示した最小記録長未満の空き領
域(7)(9)を後述の方法で検索し、その領域を記録不可領
域に設定(11)する。このとき例えば、その領域が既に使
用中であることを示す情報を記録媒体上の空き領域情報
(ISO/IEC13346規格に記載のスペース・ビットマップ・
ディスクリプタなど)に記録すれば、以後その領域には
新たにデータを記録できなくなる。あるいは、その領域
を欠陥領域と見なし、記録媒体上の欠陥登録領域に登録
しても、同様に以後データを記録できなくなる。このよ
うに、最小記録長に満たない空き領域をすべて記録不可
としたのちに、通常の一般的な記録(12)を行って記録動
作を終了(13)すれば、結果的に第1の制御方法によるシ
ームレス記録を実現できる。
【0016】図4に、図2に示した空き領域に対して、
(a)一般的な記録方法を用いた場合の結果と、(b)図3の
方法を用いた場合の結果の一例を示す。図4(a)では、
すべての空き領域にデータを記録するため、図2の領域
(5-1)に対応する開始アドレス(SA5-1)から連続した領域
長(DL5-1)の記録を行った後、領域(7-1)に対応する開始
アドレス(SA7-1)から連続した領域長(DL7-1)の記録を行
い、以下同様に、領域(5-4)まで開始アドレス(SA)と領
域長(DL)の情報が続く。一方、同図(b)では、最小記録
長に満たない空き領域を予め記録不可に設定するため、
その領域をジャンプして記録することになる。すなわ
ち、例えば図2の領域(5-1)に対応する開始アドレス(SA
5-1)と領域長(DL5-1)の次は、領域(8)に対応する開始
アドレス(SA8)と領域長(DL8)の情報が続くことになる。
【0017】図5に、最小記録長未満の空き領域を検索
する装置の構成図の一例を示す。同図において、まず記
録媒体(1)に記録されている空き領域情報を、再生系(2)
を介して読み出し、変換手段(16)に入力する。一方、記
録媒体の物理規格により規定されているゾーン境界のア
ドレス情報(14)と、最大ジャンプ時間Tjとデータ速度Vr
およびVoから前述のD≧Vr*Tr≧(Vr*Vo/(Vr-Vo))*Tjの条
件式によって求められる最小記録長D(15)を、変換手段
(16)に入力する。変換手段(16)では、ゾーン境界情報(1
4)に基づいて空き領域を分割したのち、最小記録長(15)
に満たない空き領域を記録不可領域(記録済み領域など)
の属性に変換し、記録系(17)を介して記録媒体(1)に記
録する。
【0018】図6に、一例として、ISO/IEC13346規格に
記載の空き領域情報(スペース・ビットマップ・ディス
クリプタ)を示す。空き領域情報(18)は、タグ(19)、ビ
ット数(20)、バイト数(21)、ビットマップ(22)から成
る。タグ(18)は、これに続く情報が空き領域情報である
ことを示すためのものである。ビット数(19)およびバイ
ト数(20)はそれぞれ、ビットマップ(22)が何ビットおよ
び何バイトのビット情報から成るかを示したものであ
る。ビットマップ(22)は、各ビットが記録媒体上の記録
単位領域と対応しており、ビットの0と1の値がそれぞ
れ、記録済みと未記録に対応する。記録単位領域は、例
えば2048バイトを単位としたセクタに対応する論理ブロ
ックに相当する。ここで、1のビットが連続する個数を
数え、その個数に記録単位領域サイズ(例えば2048バイ
ト)を乗じることにより空き領域の大きさがわかる。前
記変換手段(16)では、空き領域の大きさと最小記録長を
比較し、最小記録長に満たない空き領域に対応する位置
のビットを0(記録済み)に変換することにより、その領
域を記録不可領域にすることができる。
【0019】図7に、図6に示した方法を改良し、記録
不可領域を再利用可能にする方法を示す。まず、図6に
示した方法と同様に、記録開始(10)後にシームレス記録
不可な空き領域を記録不可領域に設定(11)し、記録(12)
を行う。終了(13)する直前に、さきほど記録不可領域に
設定した領域を空き領域に再設定(23)すれば、その空き
領域を用いてシームレス再生が必要ないデータ(管理情
報や静止画データなど)を記録することができるように
なる。
【0020】図8に、図7で示した再設定(23)の方法を
示す。図8(a)において、図6で示したビットマップ(2
2)と同様の形態により、各ビットが記録媒体上の記録単
位領域と対応したビットマップを生成し、各ビットを例
えば0に初期化しておく。図7の記録方法において、記
録不可領域に設定(11)した記録単位領域に対応するビッ
トを1に変更する。記録(12)後に、このビットマップと
図6に示した記録媒体上のビットマップ(22)との論理和
(OR)をとって新たなビットマップ(22)とすれば、記録不
可領域に設定した記録単位領域に対応するビットを1(未
記録)に戻すことができる。また、図8(b)のように、記
録不可領域に設定(11)する際に、設定変更した開始アド
レス(SA)と領域長(DL)の一覧表を生成し、終了(13)直前
にこの一覧表に対応する位置のビットを1(未記録)に変
更しても同様の結果を得られることは明らかである。な
お、図8(b)に示した一覧表は、図4(a)と図4(b)に示し
た一覧表の差分になることも明らかである。
【0021】図9を用いて、前記第2の従来技術と同様
のシームレス再生を実現する制御方法(以下、第2の制
御方法)を説明する。まず予め、ゾーン内ジャンプ時間
の最大値Tj1からD1≧Vr*Tr1≧(Vr*Vo/(Vr-Vo))*Tj1の条
件式により第1の最小記録長D1を求め、ゾーン間ジャ
ンプ時間の最大値Tj2からD2≧Vr*Tr2≧(Vr*Vo/(Vr-Vo))
*Tj2の条件式により第2の最小記録長D2を求める。文
献2に記載されているように、ゾーン間ジャンプの直前
には前記第2の最小記録長D2以上の空き領域に記録し、
ゾーン内ジャンプの直前には前記第1の最小記録長D1以
上の空き領域に記録するように制御すれば、シームレス
再生を保証することができる。
【0022】図9において、一般的な記録方法の場合に
はすべての空き領域(24)(25)(26)を用いて記録を行って
しまうが、後述するような第2の制御方法と整合しない
空き領域(25)(24-3)を、図3および図7に示した方法で
記録不可領域に設定(11)することにより、第2の制御方
法によるシームレス記録を実現する。
【0023】具体的には、図10に示す方法により、シ
ームレス記録不可な空き領域を記録不可領域に設定(11)
する。同図において、まずステップ(27)にて、処理の対
象とする対象ゾーンの初期値設定を行い、ステップ(28)
に進む。このとき、初期値は任意であり、例えば記録媒
体の最内周に位置するゾーンを対象ゾーンとして設定す
ればよい。
【0024】ステップ(28)では、対象ゾーンは記録媒体
内を順に処理した後に残された最後のゾーンか否かを判
定し、最後のゾーンの場合にはステップ(32)に進み、否
の場合にはステップ(29)に進む。例えば、再内周のゾー
ンから外周側に向かって順に処理する場合には、再外周
のゾーンが最後のゾーンになる。
【0025】ステップ(29)では、対象ゾーン内に第2の
最小記録長以上の連続空き領域が存在するか否かを判定
し、存在する場合はステップ(30)に進み、否の場合には
ステップ(31)に進む。
【0026】ステップ(30)では、対象ゾーン内におい
て、最後尾(すなわち、開始アドレスが最も大きい)の第
2の最小記録長以上の空き領域よりも後ろに存在する空
き領域を記録不可領域に設定し、ステップ(32)に進む。
これにより、次のゾーンへのジャンプの直前には必ず第
2の最小記録長以上の記録を行うように制御できる。例
えば、前記図9に示した領域(26)が対象ゾーン内の最後
尾の第2の最小記録長以上の空き領域にあたり、領域(2
4-3)がこのとき設定された記録不可領域にあたる。
【0027】ステップ(31)では、対象ゾーン内のすべて
の空き領域を記録不可領域に設定し、このゾーンにデー
タを記録できないようにして、ステップ(34)に進む。記
録できないようにする理由は、対象ゾーン内に第2の最
小記録長以上の空き領域が存在しない(29)ため、このゾ
ーンを使用してしまうと、次のゾーンへのジャンプ時に
シームレス再生を保証できないためである。
【0028】ステップ(32)では、対象ゾーン内の第1の
最小記録長未満の空き領域を記録不可領域に設定し、ス
テップ(33)に進む。例えば、前記図9に示した領域(25)
が、このとき設定した記録不可領域にあたる。
【0029】ステップ(33)では、再び対象ゾーンが最後
のゾーンか否かを判定し、最後のゾーンの場合は設定(1
1)の処理を終了し、否の場合はステップ(34)に進む。
【0030】ステップ(34)では、次のゾーンを対象ゾー
ンに設定して、ステップ(28)に進む。このとき、次のゾ
ーンは未だ対象ゾーンになっていないゾーンの中から任
意に選択できる。例えば、現在の対象ゾーンよりもひと
つ外周のゾーンを次の対象ゾーンとして設定すればよ
い。
【0031】以上の方法に従えば、図9に示したように
第2の制御方法と整合しない空き領域を記録不可領域に
設定(11)でき、結果的にシームレス記録を実現できる。
【0032】以上、記録媒体としてDVDーRAMを例に挙げ
て説明したが、本発明はこれに限定されるわけではな
い。例えば、DVD-RWのように、ZCLVでなくCLV(Constant
Linear Velocity)方式の場合には、記録媒体全体をひ
とつのゾーンと考えれば、上述した記録方法をそのまま
用いることができる。また、データ速度Vr、Voが一定で
なく、瞬時的に変化する場合にも、Vrの最小値を新しい
Vrとし、Voの最大値を新しいVoとすれば、本発明をその
まま適用できる。その他、一般的な記録媒体を用いてシ
ームレス記録再生を行う場合に本発明を適用可能なこと
は明らかである。
【0033】
【発明の効果】本発明により、一般的な記録・再生・消
去などを行う既存の制御ソフトウェアに何ら変更を加え
ること無く、シームレス再生(時間的に途切れない連続
再生)を保証したデータ記録を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の動作説明図である。
【図2】本発明の実施例の動作説明図である。
【図3】本発明の実施例の動作説明図である。
【図4】本発明の実施例の動作説明図である。
【図5】本発明の実施例の構成説明図である。
【図6】本発明の実施例の動作説明図である。
【図7】本発明の実施例の動作説明図である。
【図8】本発明の実施例の動作説明図である。
【図9】本発明の実施例の動作説明図である。
【図10】本発明の実施例の動作説明図である。
【符号の説明】
1…記録媒体;2…再生系;3…バッファ;4…デコーダ;
5…最小記録長以上の空き領域;6…他のデータが使用中
の領域;7…最小記録長未満の空き領域;8…ゾーン境界
によって分割された最小記録長以上の空き領域;9…ゾ
ーン境界によって分割された最小記録長未満の空き領
域;10…開始;11,23,27,28,29,30,31,32,33,34…ステ
ップ;12…シームレス記録;13…終了;14…ゾーン境界
情報;15…最小記録長;16…変換手段;17…記録系;18
…空き領域情報;19…タグ;20…ビット数;21…バイト
数;22…ビットマップ;24…第1の最小記録長以上、第
2の最小記録長未満の空き領域;25…第1の最小記録長
未満の空き領域;26…第2の最小記録長以上の空き領
域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 達人 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 伊藤 保 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 Fターム(参考) 5D044 AB05 AB07 BC06 CC04 DE01 DE03 EF03 FG10 FG23 GK10 GK11 5D090 AA01 BB04 CC01 CC04 DD03 FF31 GG01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを時間的に連続して記録媒体上に記
    録(以下、シームレス記録)する方法において、物理的に
    ほぼ連続した記録可能領域を空き領域とした場合に、シ
    ームレス記録できない空き領域を検索し、その領域を記
    録不可領域に設定したのちに、データ記録することを特
    徴とした、データ記録方法。
  2. 【請求項2】データをシームレス記録する方法におい
    て、物理的にほぼ連続した記録可能領域を空き領域とし
    た場合に、シームレス記録できない記録可能領域を検索
    し、その領域を記録不可領域に設定したのちに、データ
    記録を行い、前記記録不可領域に設定した領域を記録可
    能領域に再設定することを特徴とした、データ記録方
    法。
  3. 【請求項3】記録媒体上のデータにアクセスするために
    必要な時間の最大値をジャンプ時間とし、前記記録媒体
    へデータを記録あるいは再生するときのデータ速度を第
    1のデータ速度とし、該データが本来持っているデータ
    速度を第2のデータ速度とし、ジャンプ時間と第1のデ
    ータ速度と第2のデータ速度から定まるデータ量の最小
    値を最小記録長とした場合に、該最小記録長に満たない
    容量の空き領域を前記シームレス記録できない領域とす
    ることを特徴とした、請求項1乃至2記載のデータ記録
    方法。
  4. 【請求項4】前記記録不可領域に設定するとは、その領
    域が既に使用中であることを示す情報を記録媒体上の空
    き領域情報に記録することを特徴とする、請求項1乃至
    2記載のデータ記録方法。
  5. 【請求項5】前記記録不可領域に設定するとは、その領
    域のアドレス情報を、記録媒体上の欠陥登録領域に登録
    することを特徴とする、請求項1乃至2記載のデータ記
    録方法。
  6. 【請求項6】記録媒体上のデータ記録可能領域を複数の
    ゾーンに分け、データをシームレス記録する方法におい
    て、前記ゾーン境界を跨がないでデータにアクセスする
    ために必要な時間の最大値を第1のジャンプ時間とし、
    前記ゾーン境界を跨いでデータにアクセスするために必
    要な時間の最大値を第2のジャンプ時間とし、前記記録
    媒体へデータを記録あるいは再生するときのデータ速度
    を第1のデータ速度とし、該データが本来持っているデ
    ータ速度を第2のデータ速度とし、第1のジャンプ時間
    と第1のデータ速度と第2のデータ速度から定まるデー
    タ量の最小値を第1の最小記録長とし、第2のジャンプ
    時間と第1のデータ速度と第2のデータ速度から定まる
    データ量の最小値を第2の最小記録長とした場合に、第
    1の最小記録長に満たない空き領域と、ゾーン内の最後
    尾に位置する第2の最小記録長以上の空き領域よりも後
    ろに存在する空き領域を、前記シームレス記録できない
    領域とすることを特徴とした、請求項1乃至2記載のデ
    ータ記録方法。
  7. 【請求項7】前記最小記録長をDとし、前記ジャンプ時
    間をTjとし、前記第1のデータ速度をVrとし、前記第2
    のデータ速度をVoとした場合に、D≧(Vr*Vo/(Vr-Vo))*T
    jなる関係式を満たすように設定したことを特徴とす
    る、請求項3及び6記載のデータ記録方法。
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