JP2000020220A - 入力キーのスイッチ構造 - Google Patents

入力キーのスイッチ構造

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JP2000020220A JP10182374A JP18237498A JP2000020220A JP 2000020220 A JP2000020220 A JP 2000020220A JP 10182374 A JP10182374 A JP 10182374A JP 18237498 A JP18237498 A JP 18237498A JP 2000020220 A JP2000020220 A JP 2000020220A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力キーのスイッチ構造のブラインド操作の場
合に誤りを少なくし、素速い入力操作を可能とする。 【解決手段】キーボード1のテンキー3−13の裏面側
に、入力数値を入力する第1の入力スイッチ24と、こ
の第1の入力スイッチの入力数値を加算する第2の入力
スイッチ25とを配置し、テンキー3−13を第1の入
力スイッチ24と第2のスイッチ25とを順次押圧可能
に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、卓上計算
機やパーソナルコンピュータ或いはワードプロセッサな
どの入力キーのスイッチ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、卓上計算機の入力キーの
スイッチ構造には、0-9のテンキーと、四則演算を行
うキーと、イコールキー等が配置されており、数値を入
力するテンキーにより数値を入力した後に、例えば、加
算キー、或いは、減算キー等の演算キーを入力し、イコ
ールキーを押すと、計算結果が液晶画面に表示されるよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな卓上計算機により、帳票類の数値集計などのように
連続して速やかに加算してゆく場合に、加算キーを逐一
目視しない素速い入力操作が行われることがある。この
ような入力操作の場合には、加算キーとその近辺のキー
とを間違えたり、集計の結果を間違え易くなるという問
題がある。
【0004】本発明の入力キーのスイッチ構造は、この
ような卓上計算機のテンキー操作の問題に着目してなさ
れたものであり、逐一四則演算キーの目視を行わない素
速い入力操作を行うときに誤りが極力少ない入力キーの
スイッチ構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1にかかる入力キーのスイッチ構造
は、入力キーの裏面側に、第1のスイッチと第2のスイ
ッチとが離れて配置されると共に、前記入力キーに、前
記第1のスイッチを押す第1押圧部と前記第2のスイッ
チを押す第2押圧部とが離れて設けられており、前記第
1のスイッチは、前記第1押圧部を押したときに当該入
力キーが指定する入力データを入力するデータ入力手段
とされ、前記第2のスイッチは、前記第2押圧部を押し
たときに、1以上の前記入力キーの前記第1のスイッチ
から入力された1以上の入力データにつき、所定の処理
を行う命令入力手段とされており、前記入力キーは、前
記第1押圧部を押圧するときに、前記第1のスイッチの
みをオンさせ、前記第2押圧部を押圧するときに、前記
第1のスイッチをオンさせた後に、前記第2のスイッチ
をオンさせるように構成されていることを特徴とする。
【0006】本発明の請求項1の入力キーのスイッチ構
造によれば、複数個の入力キーの中の第1の入力キーの
第1押圧部を押すと、第1の入力キーに表示されている
データが入力される。次に第2の入力キーの第1押圧部
を押すと、第1の入力データに続けて第2の入力キーの
表す第2の入力データが入力され、第1の入力データの
後に第2の入力データが並べられる。入力キーの第1押
圧部を続けて押圧すると、複数の入力データが入力順に
並べられる。
【0007】データの入力後に所定の処理を行う場合に
は、最後となる入力データの入力キーの第2押圧部を押
す。これにより、最後の入力キーにおける第1のスイッ
チをオンさせた後に第2のスイッチがオンされる。第2
のスイッチのオンにより、第2のスイッチに定められた
所定の命令が入力され、複数の入力キーにより入力され
たデータ(例えば、数値、文字)について、所定の命令
の処理(例えば、数値の四則演算、文字の変換選択、或
いは変換文字の確定等)が行われる。
【0008】従って、改めて、「+」・「-」・「×」
・「÷」、「tab」、「スペース」、「retur
n」等のキー操作を行わなくても良く、キー操作を早く
することができる。また、ブラインド操作のように目視
の伴わない入力操作の場合に、手首を返したりテンキー
から離れた位置にある命令入力キーを押圧する必要がな
くなり、誤りの少ない連続的なデータ入力と命令処理を
より素早く行うことができる。
【0009】本発明の請求項2にかかる入力キーのスイ
ッチ構造は、請求項1の入力キーのスイッチ構造におい
て、前記入力キーは数字の入力と当該入力数字の演算と
に用いられるものであり、前記第1のスイッチは当該入
力キーの数字を入力するものであり、前記第2のスイッ
チは1以上の前記入力キーから入力された1以上の入力
数字の列からなる数値を確定し、四則演算のいずれかの
命令を入力するものであることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項3にかかる入力キーのスイ
ッチ構造は、請求項1の入力キーのスイッチ構造におい
て、前記入力キーは文字の入力と当該入力文字の変換と
に用いられるものであり、前記第1のスイッチは当該入
力キーの文字を入力するものであり、前記第2のスイッ
チは1以上の前記入力キーから入力された1以上の文字
列を漢字に変換する命令を入力するものであることを特
徴とする。
【0011】本発明の請求項4の入力キーのスイッチ構
造は、請求項1の入力キーのスイッチ構造において、前
記入力キーは文字の入力と当該入力文字の変換とに用い
られるものであり、前記第1のスイッチは当該入力キー
の文字を入力するものであり、前記第2のスイッチは、
1以上の前記入力キーから入力された1以上の文字列を
漢字に変換した後に、当該変換した文字列を確定するも
のであることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項5の入力キーのスイッチ構
造は、請求項1の入力キーのスイッチ構造において、前
記入力キーは、卓上計算機の数字を表すテンキーであ
り、前記第1のスイッチは前記入力キーの表す数字を入
力するものであり、前記第2のスイッチは1以上の前記
入力キーから入力された1以上の数値を確定して、四則
演算のいずれかを行う命令を入力するものであることを
特徴とする。
【0013】本発明の請求項6の入力キーのスイッチ構
造は、請求項1ないし請求項5のいずれかの入力キーの
スイッチ構造において、前記入力キーは、前記第1押圧
部を押すときに、前記第1スイッチのみを入力し、前記
第2押圧部を押すときに、前記第1のスイッチを押して
から、遅れて前記第2のスイッチを押すように、前記第
1のスイッチの押圧ストロークが前記第2のスイッチの
押圧ストロークより短く設定されていることを特徴とす
る。とする。
【0014】本発明の請求項6の入力キーのスイッチ構
造によれば、第1のスイッチをオンさせる押圧ストロー
クが、第2のスイッチをオンさせる押圧ストロークより
短く設定されているので、第2のスイッチを押すとき
に、必ず第1のスイッチが押されることとなり、データ
の入力と命令処理とが続けて行われ、命令処理のための
入力キーを改めて押す必要がなくなる。このため、入力
キーによるデータ入力と命令処理が早くなると共に、入
力キーの操作ミスも少なくなり、ブラインド操作に有効
になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態にかか
る入力キーのスイッチ構造を図面を参照にして説明す
る。
【0016】図3、図4は、この実施形態の入力キーの
スイッチ構造としての卓上計算機を示す。この卓上計算
機1には、起倒式の液晶表示部2、入力キーとしてのテ
ンキー3-13、小数点キー14、イコールキー15、
四則演算キー16-19、クリアキー20、訂正キー2
1が設けられている。
【0017】テンキー3-13は、第2図の概略断面図
に示すように、表面が傾斜しており、表面に第1押圧部
Aと第2押圧部Bとが設けられている。第1押圧部Aは
テンキー3-13の表示する数字を入力するデータ入力
のための部分である。第2押圧部Bは、この実施の形態
では、四則演算のうち加算または減算を行うものであ
る。第2押圧部Bは、図3に示すように、色分け表示が
なされている。なお、この色分け表示の代わりに表面の
傾斜部に突起或いは凹みを形成しても良い。
【0018】テンキー3-13においては、LCD2の
近傍側にある第2押圧部B側の突出量がLCD2の遠方
側にある第1押圧部A側の突出量より大きく設定されて
いる。テンキー3-13の裏面周囲は、例えば、スポン
ジ、合成ゴム、板状スプリング等の弾性体28により上
部ケース23のテンキー開口部の縁に取り付けられてい
る。
【0019】テンキー3-13に覆われる基板22上に
は、当該テンキー3-13の数値情報を入力するための
第1のスイッチ24と、この第1のスイッチ24にて入
力された数値の四則演算をするための第2のスイッチ2
5とが設けられている。
【0020】この実施の形態の卓上計算機1では、第2
のスイッチ25は四則演算のうち加算又は減算を行うこ
とができる。テンキー3-13の裏面側には、第1のス
イッチ24を押す突起26と、第2のスイッチ25を押
す突起27とが形成されている。第1のスイッチ24と
突起26とのクリアランスは、第2のスイッチ25と突
起27とのクリアランスより小さく設定されている。す
なわち、第2のスイッチ25と突起27とのクリアラン
スは、第1のスイッチ24と突起26とのクリアランス
より大きく設定されている。
【0021】これにより、第1押圧部Aを押したときに
は、突起26が第1のスイッチ24を押すので、第1の
スイッチ24がオンされるが、突起27は第2のスイッ
チ25を押さないので、第2のスイッチ25はオンされ
ない。
【0022】一方、第2押圧部Bを押圧すると、突起2
6が第1のスイッチ24を押すので、第1のスイッチ2
4がオンされると共に、突起27が第2のスイッチ25
を遅れて押すので、第1のスイッチ24に遅れて第2の
スイッチ25がオンされる。
【0023】従って、第2押圧部Bを押したときには、
テンキー3-13の数値が入力された後に、加算又は減
算のうち選択されたモードの演算処理が連続的に行われ
ることとなり、加算キー又は減算キーを改めて押す必要
がなくなる結果、テンキー操作が早くなる。
【0024】卓上計算機1には、図1に示すように、卓
上計算機において周知の演算回路部29が設けられてお
り、この演算回路部29には図示しないインターフェー
スを介して液晶表示部2が接続されている。演算回路部
29には、図示しないインターフェースを介してテンキ
ー3-13の第1のスイッチ24、及び小数点キー14
のスイッチ14A、イコールキー15のスイッチ15
A、四則演算キー16-19のスイッチ16A-19A、
クリアキー20のスイッチ20A、訂正キー21のスイ
ッチ21Aが接続されている。
【0025】さらに、この実施の形態では、各テンキー
3-13の第2のスイッチ25は、切り替えスイッチ3
0に接続されている。切り替えスイッチ30は、加算キ
ー16と減算キー17とを切り替え可能とされている。
各テンキー3-13の第2のスイッチ25の接続回路2
51は切り替えスイッチ30の共通接点301に接続さ
れている。切り替えスイッチ30の切り替え接点302
は加算キー16の回路161に接続されており、切り替
えスイッチ30の切り替え接点303は減算キー17の
回路171に接続されている。
【0026】これによって、切り替えスイッチ30によ
り加算キー16が選択された場合には、テンキー3-1
3の第2押圧部Bを押すことにより、当該テンキー3-
13の数値入力と加算キー16の入力操作とが連続的に
行われる。切り替えスイッチ30を減算モードにする
と、テンキー3-13の数値入力と減算キー17とを連
続して押したことになり、減算が行われる。
【0027】なお、各切り替え接点302,303から
の入力により、第2のスイッチ25の機能が選択される
が、液晶表示部2に連続演算状態を表示するには、第2
のスイッチ25の接続回路251の出力信号と加算キー
16の出力信号とのアンド回路、及び、接続回路251
の出力信号と減算キー17の出力信号とのアンド回路を
演算回路部29に設ける。それぞれのアンド回路からの
出力は演算回路部29に入力され、演算回路部29に記
憶保持された「連続加算」「連続減算」を意味する文字
列(例えば、「連続加算」、「連続減算」、「++」、
「−−」等)が取り出されて、液晶表示部2の前に表示
される。
【0028】また、この実施の形態の卓上計算機1で
は、加算キー16と減算キー17とを選択的に切り替え
ることができるが、乗算キー18や除算キー19をさら
に選択できるようにしても良い。
【0029】この卓上計算機1によれば、例えば、加算
キー16と第2スイッチ25とを接続するように切り替
えスイッチ30を切り替え、数値1を入力するテンキー
3の第1押圧部Aを押し、数値00を入力するテンキー
13の第1押圧部Aを1度押し、さらにテンキー13の
第2押圧部Bを押すと、演算回路部29の処理により液
晶表示部2に10000が表示される。
【0030】次に、数値2を入力するテンキー4の第1
押圧部Aを押し、数値00を入力するテンキー13の第
1押圧部Aを1度押し、さらにテンキー13の第2押圧
部Bを1度押すと、加算キー16を押したときと同様
に、数値10000に数値20000が加算され、液晶
表示部2に加算結果「30000」が表示される。
【0031】また、第2のスイッチ25と減算キー17
とを接続するように、切り替えスイッチ30を切り替
え、数値1を入力するテンキー3の第1押圧部Aを押
し、数値00を入力するテンキー13の第1押圧部Aを
1度押し、さらにテンキー13の第2押圧部Bを押す
と、演算回路部29の処理により液晶表示部2に100
00が表示される。
【0032】次に、数値2を入力するテンキー4の第1
押圧部Aを押し、数値00を入力するテンキー13の第
1押圧部Aを1度押し、さらにテンキー13の第2押圧
部Bを1度押すと、減算キー17を押したときと同様
に、数値10000から数値20000が減算され、液
晶表示部2に減算結果「-10000」が表示される。
【0033】このように、連続して加算或いは減算する
場合、数値の入力の後に、第2のスイッチ25を押すこ
とにより、切り替えスイッチ30の演算モードにより、
加算又は減算を行うことができ、手首の返しも少なくな
るので、より素速い計算を行うことができる。
【0034】なお、この実施の形態では、卓上計算機に
テンキー下部のスイッチの配置構成を示したが、このテ
ンキー裏面側のスイッチの配置構成は卓上計算機に用途
が限定されるものではなく、テンキー及び四則演算キー
を有するキーボードに適用できるものである。
【0035】図5は入力キーのスイッチ構造の変形例を
示したものであり、入力キーとしてのテンキー40は裏
面中央部に基板22側に向かって突出する揺動用突起4
1が形成されている。テンキー40の第1押圧部A側に
は、第1のスイッチ24を押圧する突起42が形成され
ている。
【0036】テンキー40の第2押圧部B側には、増設
スイッチ241と、第2のスイッチ25とが配設され、
テンキー40の裏面側に増設スイッチ241をオンさせ
る突起43と、第2のスイッチ25をオンさせる突起4
4とが突出形成されている。突起43と増設スイッチ2
41との間隔は、突起44と第2のスイッチ25との間
隔より短く設定されており、第2押圧部Bを押圧したと
きに、先に増設スイッチ241がオンし、次に第2のス
イッチ25がオンするようになっている。
【0037】第1の増設スイッチ241は第1のスイッ
チ24の導通回路に並列して接続されており、第1のス
イッチ24と同機能すなわちテンキー40によって入力
されるデータ(例えば、数値、文字、記号)を入力する
機能を有している。
【0038】また、第2のスイッチ25は、四則演算の
いずれか、若しくは、かな漢字変換機能、或いは入力漢
字確定機能を持つ入力キーの入力スイッチと同機能を持
つ。第2のスイッチ25がこれらの四則演算のいずれ
か、若しくは、かな漢字変換機能、或いは入力漢字確定
機能を持つ入力キーの入力スイッチと同機能を持つため
に、第2のスイッチ25はこれらの入力キーの入力スイ
ッチと並列に接続されている。
【0039】従って、本発明の入力キーのスイッチ構造
を、パーソナルコンピュータのキーボードに適用した場
合、入力キーに文字キーを適用し、文字キーの裏面の基
板側に、第1のスイッチ24、第2のスイッチ25を配
設し、第2のスイッチ25とスペースキーのスイッチと
を並列接続する。パーソナルコンピュータの日本語入力
モードでは、スペースキーは通常かな漢字変換キーとし
て機能するので、スペースキーにより断続されるスイッ
チと、第2のスイッチ25とを並列接続することによ
り、入力キーの第2押圧部Bを押圧すると、入力文字或
いは文字列のかな漢字変換を行うことができる。
【0040】また、第2のスイッチ25とスペースキー
のスイッチとを並列接続しなくとも、第2のスイッチ2
5により特定の制御命令(例えば、確定命令、かな漢字
変換命令)を入力することも可能であるが、その場合に
は第2のスイッチ25の入力する制御命令を設定するた
めのドライバーが必要となるので、キーボードの入出力
制御用のドライバーをセットアップする必要がある。こ
の実施の形態のように、第2のスイッチ25をスペース
キーのスイッチと並列接続すると、キーボードのドライ
バー自体に変更はないので、従来のキーボード入出力ド
ライバーを利用することができる。
【0041】なお、上記の第2スイッチ25は、例え
ば、数値「00」を入力するためのテンキーの第1のス
イッチ24、若しくは、小数点「.」を入力する少数テ
ンキーのスイッチと並列に接続されていても良い。数値
「00」のテンキーの第1のスイッチ24と接続されて
いれば、大きな数値の入力操作が早くなる。第2のスイ
ッチ25を小数点テンキーの入力スイッチと並列に接続
した場合にも、小数点テンキーの入力操作が省略できる
ので、入力操作が早くなる。
【0042】さらに、第2スイッチ25の機能を「加
算」「減算」「乗算」「除算」「かな漢字変換」「確
定」「数値00」「小数点」等のように各種機能に変化
させ得るように、切り替えスイッチ30に多数の切り替
え接点を設けて或いはデジタル信号に切り替えて、自在
に切り替えるようにしても良い。この切り替えスイッチ
の選択モードが、切り替え接点からの入力信号により、
液晶表示部2に表示されるように、演算処理回路29に
「加算」「減算」「乗算」「除算」「かな漢字変換」
「確定」「数値00」「小数点」等を示すモード表示回
路を設け、切り替え接点からの選択信号により、各機能
のいずれかを選択して液晶表示部2に表示する。
【0043】以上述べたように、文字入力キーに第1押
圧部Aと第2押圧部Bとを設け、第1押圧部Aにより文
字を入力し、第2押圧部Bにより文字入力後にかな漢字
変換操作を行うようにすると、入力した文字列のかな漢
字変換が行われ、スペースキーを押すぶんだけキー操作
を省略できるので、文字入力が早くなる。これはワード
プロセッサのキーボードに適用した場合でも同様であ
る。
【0044】
【発明の効果】本発明の請求項1ないし請求項5の入力
キーのスイッチ構造によれば、複数個の入力キーの中の
第1の入力キーの第1押圧部を押すと、第1の入力キー
に表示されているデータが入力される。次に第2の入力
キーの第1押圧部を押すと、第1の入力データに続けて
第2の入力キーの表す第2の入力データが入力され、第
1の入力データの後に第2の入力データが並べられる。
入力キーの第1押圧部を続けて押圧すると、複数の入力
データが入力順に並べられる。
【0045】データの入力後に所定の処理を行う場合に
は、最後となる入力データの入力キーの第2押圧部を押
す。これにより、最後の入力キーにおける第1のスイッ
チをオンさせた後に第2のスイッチがオンされる。第2
のスイッチのオンにより、第2のスイッチに定められた
所定の命令が入力され、複数の入力キーにより入力され
たデータ(例えば、数値、文字)について、所定の命令
の処理(例えば、数値の四則演算、文字の変換選択、或
いは変換文字の確定等)が行われる。
【0046】従って、改めて、「+」・「−」・「×」
・「÷」、「tab」、「スペース」、「retur
n」等のキー操作を行わなくても良く、キー操作を早く
することができる。また、ブラインド操作のように目視
の伴わない入力操作の場合に、手首を返したりテンキー
から離れた位置にある命令入力キーを押圧する必要がな
くなり、誤りの少ない連続的なデータ入力と命令処理を
より素早く行うことができる。
【0047】本発明の請求項6の入力キーのスイッチ構
造によれば、第1のスイッチをオンさせる押圧ストロー
クが、第2のスイッチをオンさせる押圧ストロークより
短く設定されているので、第2のスイッチを押すとき
に、必ず第1のスイッチが押されることとなり、データ
の入力と命令処理とが続けて行われ、命令処理のための
入力キーを改めて押す必要がなくなる。このため、入力
キーによるデータ入力と命令処理が早くなると共に、入
力キーの操作ミスも少なくなり、ブラインド操作に有効
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる卓上計算機のスイッ
チの接続状態を示す図
【図2】本発明の実施形態にかかる卓上計算機のテンキ
ーの断面図
【図3】本発明の実施形態の卓上計算機の平面図
【図4】本発明の実施形態の卓上計算機の側面図
【図5】図2に示すテンキーのスイッチ配置構造の変形
例を示す断面図
【符号の説明】
1 卓上計算機 2 液晶表示部 3−13 テンキー 16 加算キー 17 減算キー 18 乗算キー 19 除算キー 24 第1のスイッチ 25 第2のスイッチ 30 切り替えスイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力キーの裏面側に、第1のスイッチと第
    2のスイッチとが離れて配置されると共に、前記入力キ
    ーに、前記第1のスイッチを押す第1押圧部と前記第2
    のスイッチを押す第2押圧部とが離れて設けられてお
    り、前記第1のスイッチは、前記第1押圧部を押したと
    きに当該入力キーが指定する入力データを入力するデー
    タ入力手段とされ、前記第2のスイッチは、前記第2押
    圧部を押したときに、1以上の前記入力キーの前記第1
    のスイッチから入力された1以上の入力データにつき、
    所定の処理を行う命令入力手段とされており、前記入力
    キーは、前記第1押圧部を押圧するときに、前記第1の
    スイッチのみをオンさせ、前記第2押圧部を押圧すると
    きに、前記第1のスイッチをオンさせた後に、前記第2
    のスイッチをオンさせるように構成されていることを特
    徴とする入力キーのスイッチ構造。
  2. 【請求項2】請求項1の入力キーのスイッチ構造におい
    て、前記入力キーは数字の入力と当該入力数字の演算と
    に用いられるものであり、前記第1のスイッチは当該入
    力キーの数字を入力するものであり、前記第2のスイッ
    チは1以上の前記入力キーから入力された1以上の入力
    数字の列からなる数値を確定し、四則演算のいずれかの
    命令を入力するものであることを特徴とする入力キーの
    スイッチ構造。
  3. 【請求項3】請求項1の入力キーのスイッチ構造におい
    て、前記入力キーは文字の入力と当該入力文字の変換と
    に用いられるものであり、前記第1のスイッチは当該入
    力キーの文字を入力するものであり、前記第2のスイッ
    チは1以上の前記入力キーから入力された1以上の文字
    列を漢字に変換する命令を入力するものであることを特
    徴とする入力キーのスイッチ構造。
  4. 【請求項4】請求項1の入力キーのスイッチ構造におい
    て、前記入力キーは文字の入力と当該入力文字の変換と
    に用いられるものであり、前記第1のスイッチは当該入
    力キーの文字を入力するものであり、前記第2のスイッ
    チは、1以上の前記入力キーから入力された1以上の文
    字列を漢字に変換した後に、当該変換した文字列を確定
    するものであることを特徴とする入力キーのスイッチ構
    造。
  5. 【請求項5】請求項1の入力キーのスイッチ構造におい
    て、前記入力キーは、卓上計算機の数字を表すテンキー
    であり、前記第1のスイッチは前記入力キーの表す数字
    を入力するものであり、前記第2のスイッチは1以上の
    前記入力キーから入力された1以上の数値を確定して、
    四則演算のいずれかを行う命令を入力するものであるこ
    とを特徴とする入力キーのスイッチ構造。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項5のいずれかの入力
    キーのスイッチ構造において、前記入力キーは、前記第
    1押圧部を押すときに、前記第1スイッチのみを入力
    し、前記第2押圧部を押すときに、前記第1のスイッチ
    を押してから、遅れて前記第2のスイッチを押すよう
    に、前記第1のスイッチの押圧ストロークが前記第2の
    スイッチの押圧ストロークより短く設定されていること
    を特徴とする入力キーのスイッチ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017111119A (ja) * 2015-11-09 2017-06-22 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company 接合コンポーネントの構造健全性を監視するシステム及び方法
DE102020007934A1 (de) 2020-03-26 2021-09-30 Ngk Insulators, Ltd. Säulenförmige Wabenstruktur und Verfahren zu deren Herstellung
US11761361B2 (en) 2020-03-26 2023-09-19 Ngk Insulators, Ltd. Method for manufacturing pillar-shaped honeycomb structure filter

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