JP2000019798A - 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 - Google Patents

定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置

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JP2000019798A JP10195160A JP19516098A JP2000019798A JP 2000019798 A JP2000019798 A JP 2000019798A JP 10195160 A JP10195160 A JP 10195160A JP 19516098 A JP19516098 A JP 19516098A JP 2000019798 A JP2000019798 A JP 2000019798A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、安価かつ簡単な構造で、定着体の
回転を早く停止することのできる定着装置及びこの定着
装置を備える画像形成装置の提供を目的とする。 【解決手段】 回転自在な定着ローラ18aと、定着ロ
ーラ18aを回転駆動させるモータ27と、定着ローラ
18aの慣性力を増大せしめるフライホイール33とを
有する定着装置18において、フライホイール33を定
着ローラ18aと解除可能に係合せしめる電磁クラッチ
61を有しているということにより達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定着装置及びこの
定着装置を備える画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の定着装置にあっては、画像形成装
置の小型化が図られたことにより、記録媒体たる転写材
が定着装置内に突入したときに、上記転写材がその衝撃
で振動し、そのとき上記転写材の後端が転写帯電器を抜
けていないために転写ズレが発生してしまうことがあっ
た。これを防止するため、定着装置は、特開平08−2
41008号に記載されているように、定着体たる定着
ローラの回転速度を一定に保ち、画像品質を向上させる
ための手投として、フライホイール等の慣性力の大きい
制御部材が使用されているものが知られており、実用に
供されている。
【0003】かかる定着装置(定着装置118)は、図
10に示すように、回転軸132上にフライホイール1
33及びギヤG106が固定されており、定着ローラ1
18aの回転をギヤG105、G106、軸132を介
してフライホイール133に伝達するようになってい
る。
【0004】フライホイール133は、定着ローラ11
8a及び加圧ローラ118bに十分な慣性力を与えるた
め、定着ローラ118a及び加圧ローラ118bの大き
さ等の条件に応じて適正な大きさとなっている。
【0005】定着ローラ118aは、コピー終了又は定
着部(定着ローラ118aと加圧ローラ118bとの圧
接部)でのジャム(転写材Pが滞留すること)時には、
定着クラッチ(図示せず)のOFFにより、電動モータ
(図示せず)の駆動伝達が解除され、定着ローラ118
a自身の回転抵抗などにより自然に減速しながら停止す
るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
定着装置118にあっては、定着ローラ118a自身の
回転抵抗などにより自然に減速しながら停止する構成に
なっているため、フライホイール133の慣性力が大き
いとその分停止距離が長くなる。
【0007】これにより、例えば分離爪144の先端1
44bにて、転写材Pがジャムを起こした場合、定着ロ
ーラ118aヘの駆動が解除されても慣性力で定着ロー
ラ118aが回転し続けようとするため、加圧ローラ1
18bの回転方向に転写材Pによって爪144が押し付
けられることによる、加圧ローラ118bの破損等の問
題が生じる虞があった。
【0008】また、定着装置118内でジャムをおこし
た転写材Pが、定着ローラ118aの回転によって内側
に巻き込まれて転写材のちぎれ等によって機械内部に入
り込み、ジャム処理(滞留した転写材を取り除くこと)
が不可能な状態になる虞があった。
【0009】近年、画像形成装置の小型化と、より安定
した画質が求められるなか、定着ローラの回転速度を一
定にするため、フライホイール等の大型の制御部材の使
用は避けられないため、定着装置内に転写材が滞留した
際に上述のような問題がさらに大きくなる虞がある。
【0010】そこで、本発明は、安価かつ簡単な構造
で、定着体の回転を早く停止することのできる定着装置
及びこの定着装置を備える画像形成装置の提供を目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、回転自在な定着体と、定着体を回転駆動させる駆
動手段と、定着体の慣性力を増大せしめる慣性付与手段
とを有する定着装置において、慣性付与手段を定着体と
解除可能に係合せしめる係合解除手段を有しているとい
う第一の発明によって達成される。
【0012】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、係合解除手段は、電磁クラッチであると
いう第二の発明によっても達成される。
【0013】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明又は第二の発明において、係合解除手段は、定着
装置内に記録媒体が滞留した際に、定着体への慣性力を
解除するようになっているという第三の発明によっても
達成される。
【0014】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、駆動手段は、
定着装置内に記録媒体が滞留した際に、定着体への回転
駆動を解除するようになっているという第四の発明によ
っても達成される。
【0015】更に、本出願によれば、上記目的は、一連
の画像形成プロセスにより形成された画像を記録媒体に
記録する画像形成装置であって、第一の発明の定着装置
を備えるという第五の発明によっても達成される。
【0016】又、本出願によれば、上記目的は、第五の
発明において、係合解除手段は、電磁クラッチを有する
という第六の発明によっても達成される。
【0017】更に、本出願によれば、上記目的は、第五
の発明又は第六の発明において、係合解除手段は、定着
装置内に記録媒体が滞留した際に、定着体への慣性力を
解除するようになっているという第七の発明によっても
達成される。
【0018】又、本出願によれば、上記目的は、第五の
発明乃至第七の発明のいずれかにおいて、駆動手段は、
定着装置内に記録媒体が滞留した際に、定着体への回転
駆動を解除するようになっているという第八の発明によ
っても達成される。
【0019】すなわち、本出願にかかる第一の発明にあ
っては、係合解除手段が、慣性付与手段と定着体との係
合を解除する。
【0020】又、本出願にかかる第二の発明にあって
は、電磁クラッチが、慣性付与手段と定着体との係合を
解除する。
【0021】更に、本出願にかかる第三の発明にあって
は、係合解除手段が、定着装置内に記録媒体が滞留した
際に、慣性付与手段と定着体との係合を解除する。
【0022】又、本出願にかかる第四の発明にあって
は、駆動手段が、定着装置内に記録媒体が滞留した際
に、定着体への回転駆動を解除する。
【0023】更に、本出願にかかる第五の発明にあって
は、係合解除手段が、慣性付与手段と定着体との係合を
解除する。
【0024】又、本出願にかかる第六の発明にあって
は、電磁クラッチが、慣性付与手段と定着体との係合を
解除する。
【0025】更に、本出願にかかる第七の発明にあって
は、係合解除手段が、定着装置内に記録媒体が滞留した
際に、慣性付与手段と定着体との係合を解除する。
【0026】又、本出願にかかる第八の発明にあって
は、駆動手段が、定着装置内に記録媒体が滞留した際
に、定着体への回転駆動を解除する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
に関して、添付図面の図1乃至図5に基づき説明する。
【0028】(第1の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態における画像形成装置の一例たる電子写真方式
の複写機10について図1乃至図3に基づき説明する。
【0029】図1は、複写機10の概略構成を示す断面
図であり、図2は、図1の複写機10要部の概略構成を
示す断面図であり、図3は、図1の複写機10に備えら
れた定着装置18の概略構成を示す上視図である。
【0030】かかる複写機10は、図1に示すように、
外周面に静電潜像が形成されるドラム状の感光ドラム1
と、感光ドラム1の外周面を規定電位に帯電するための
ローラ状の一次帯電器2と、規定電位に帯電せしめられ
た上記外周面に露光により静電潜像を形成する光学系2
0,21,22,23,24,25,26,50と、上
記静電潜像を現像剤により可視画像化する現像装置3
と、上記外周面に形成された可視画像(顕像)をシート
状の記録媒体たる転写材Pに転写するローラ状の転写帯
電器4と、定着装置18とを備えている。
【0031】かかる複写機10は、複写機10本体内に
は潜像担持体である感光ドラム1が回転自在に支持され
ており、感光ドラム1の周囲には一次帯電器2、現像装
置3、転写帯電器4、分離帯電器5、クリーナ6等のプ
ロセス機器が配されている。
【0032】そして、現像装置3の上方には現像剤たる
トナーを補給するためのトナーホッパー7が設置され、
複写機10本体の一側(図3の右側)には、複数枚の転
写材Pを積層収容してなる給紙カセット11,12,1
3,14が上下4段に亘って設けられている。
【0033】各給紙カセット11,12,13,14か
ら供給される転写材Pは、複写機10本体内を図1に示
す矢印方向に搬送されるが、その搬送経路にはレジスト
ローラ15、ベルト搬送装置16、定着前ガイド17、
定着体たる定着ローラ18aと加圧ローラ18bとを含
んで構成されており、加圧ローラ18bは、その表層部
が弾性体によって構成されている。
【0034】他方、複写機10本体内の上部には、光学
系を構成するランプ20、反射ミラー21,22,2
3,24,25,26、光学レンズ50等が配されてい
る。しかして、複写機10本体の上面に設けられた原稿
載置台301上にセットされた原稿51は光学系によっ
て読み取られ、原稿に対応する光像が感光ドラム1上に
露光されると、一次帯電器2によってその表面が帯電さ
れた感光ドラム1上には静電潜像が形成され、この静電
潜像は現像装置3によって現像されてトナー像として顕
画化される。
【0035】一方、例えば給紙カセット11からは転写
材Pが供給され、転写材Pは上記レジストローラ15に
よってタイミングを合わされて感光ドラム1と転写帯電
器4の間の転写部に送られ、感光ドラム1上に形成され
た上記トナー像の転写を重ね、その後、分離帯電器5の
作用によって感光ドラム1から分離される。
【0036】そして、感光ドラム1から分離された転写
材Pは、ベルト搬送装置16によって定着装置18に送
られ、定着装置18の定着ローラ18aと加圧ローラ1
8bとによって扶持されてこれらを通過することによっ
て熱及び圧力でトナー像の定着を受けた後、排出ローラ
19によって装置本体10外へ排出される。
【0037】次に、定着装置18の概略構成に関して、
図2及び図3に基づいて説明する。
【0038】定着装置18は、回転自在な定着ローラ1
8aと、定着ローラ18aと圧接する加圧ローラ18b
と、定着ローラ18aを回転駆動させる駆動手段たる電
動モータ27と、定着ローラ18aの慣性力を増大せし
める慣性付与手段たるフライホイール33と、フライホ
イール33を定着ローラ18aと解除可能に係合せしめ
る係合解除手段たる電磁クラッチ61(以下、クラッチ
61という)とを有している。
【0039】定着装置18に備えられた定着ローラ18
aは、電動モータ27から定着ローラ18aへの回転力
を伝達又は遮断(ON/OFF)する定着クラッチ35
を有している。
【0040】クラッチ61は、フライホイール33から
定着ローラ18aへの慣性力を伝達(ON)又は遮断
(OFF)に切り換え可能となっている。
【0041】定着ローラ18aは、図3に示すように、
電動モータ27によって回転駆動され電動モータ27の
出力軸端に結着されたプーリ28と回転軸29の一端に
結着されたプーリ30との間には、無端状の駆動ベルト
31が巻装され、回転軸29の他端には、ギヤG1が結
着されており、定着ローラ18aの回転軸18a−1の
一端には、ギヤG4が結着されている。
【0042】ギヤG1は、定着クラッチ35上に設けら
れたギアG2に噛合し、定着クラッチ35をONにする
ことにより、ギヤG2の駆動がギヤG3に伝され、ギヤ
G3に噛合しているギヤG4を回転させる。
【0043】定着ローラ18aの回転軸18a−1の他
端には、大径のギヤG5が結着されており、ギヤG5
は、回転軸32の一端にあるクラッチ61上に設けられ
た小径のギヤG6に噛合している。
【0044】ギヤG6は、クラッチ61がONの際に回
転軸32とかみ合うようになっており、回転軸32の他
端にフライホイール33が結着されている。
【0045】複写機10は、画像形成動作が開始される
と、電動モータ27が駆動され、電動モータ27の回転
がプーリ28、駆動ベルト31及びプーリ30を経て回
転軸29に伝達される。
【0046】回転軸29の回転は、定着クラッチ35が
ONの際に、ギヤG1、ギヤG2及びギヤG3に伝達さ
れ、さらにギヤG4を介して定着ローラ18aに伝達さ
れ、定着ローラ18aが所定速度で回転駆動されて未定
着状態のトナー像の定着に供される。
【0047】クラッチ61は、定着クラッチ35がON
されると同時にONされるようになっており、定着ロー
ラ18aの回転速度は、ギヤG5、ギヤG6によって加
速されて回転軸32に伝達される。
【0048】回転軸32に決着されたフライホイール3
3が、定着ローラ18aよりも速い速度で回転駆動する
ことにより、定着ローラ18aの慣性力が増大されるた
め外乱の影響を受けず定着ローラ18aの回転速度を一
定の保つことができ、転写ズレに伴う画像乱れの発生が
抑制され、高質な画像を常に得ることができる。
【0049】定着処理を施された転写材Pは、通常、軸
部43a、44aを中心に回転自在な分離爪43、分離
爪44によって、定着ローラ18aから分離され、ジャ
ム検知センサーフラッグ40を通過したのち排出され、
定着クラッチ35がOFFされることにより、定着ロー
ラ18a及びフライホイール33は惰性で回転しながら
減速しクラッチ61をOFFする。
【0050】一方、定着装置18内に滞留した転写材P
(以下、ジャム紙という)を検知するためのセンサー4
1が定着装置18内に滞留した転写材Pを検知した場
合、定着クラッチ35及びクラッチ61が同時にOFF
されることにより、回転軸32とギヤG6との駆動が切
断され、フライホイール33と回転軸32のみが慣性力
にて回転するので、定着ローラ18aの回転にフライホ
イール33の慣性力を与えることなく短時間で定着ロー
ラ18aの回転を停止させることが可能となる。
【0051】これにより、かかる複写機10は、図4に
示すように、分離爪43の先端43bにて転写材Pが滞
留(爪ジャム)を起こした際に、上記転写材Pによって
分離爪43が定着ローラ18aの回転方向に押しつけら
れることによる、定着ローラ18aへの傷付けや破損等
を防止することができる。
【0052】又、かかる複写機10は、ジャム処理の後
すぐの定着ローラ18aの駆動について、まず電動モー
タ27を駆動させた後に定着クラッチ35のみを一定時
間駆動させて、ジャム紙の有無を確認し、ジャム紙がな
いことを確認した後、定着クラッチ35をOFFし、定
着ローラ18aを停止させた状態でクラッチ61をON
しスタンバイ状態となる。
【0053】これにより、かかる複写機10は、フライ
ホイール33が回転しない状態で定着ローラ18aを回
すことにより、ユーザーがジャム紙をとり忘れていた場
合にセンサーがジャム紙を検知し、すぐに定着ローラ1
8aの回転を停止させることができ、定着ローラ18a
の破損等を防止することができる。
【0054】よって、本実施形態によれば、クラッチ6
1が、フライホイール33と定着ローラ18aとの係合
を解除するようになっているので、安価で簡単な構造
で、定着ローラ18aの慣性力が減少させ、モータ27
に負担をかけることなく定着ローラ18aの回転をすば
やく停止させることができ、定着装置18内に転写材P
が滞留した際に、転写材Pの定着ローラ18aへの巻き
込みや定着ローラ18aの破損等を防止することができ
る。
【0055】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態に関して、図5に基づいて説明する。尚、図5
は、本実施形態にかかる画像形成装置のに備えられた定
着装置の概略構成を示す上視図であり、第一の実施形態
と同様の構成に関しては、同符号を付してその説明を省
略する。
【0056】本実施形態は、第一の実施形態での定着ロ
ーラ18aの回転軸18a−1の両端に設けられていた
構成を、ギヤG6をギヤG4に噛合させ回転軸18a−
1の一端に構成したものであり、定着装置の設置スペー
スに制約がある場合や、将来、非常に肉薄の定着ローラ
を使用する場合に定着ローラの駆動側に取り付け可能に
なっている。
【0057】現在用いられている定着ローラは剛性が十
分ある肉厚の定着ローラのため、駆動列のない側にフラ
イホイールを使用してもねじれに対して耐えることがで
きるが、薄肉でねじれに耐えることのできない定着ロー
ラの場合は駆動側に取り付けることにより上記ねじれを
防ぐことができる。
【0058】本実施形態においても、ジャム紙をセンサ
ー41が検知した場合、定着クラッチ35と同時に電磁
クラッチ61がOFFされ、フライホイール33の慣性
力が切断されることにより、定着ローラ18aの回転を
意図的に短時間で停止することができる。
【0059】又、通常通紙時は、最終転写材が排紙され
た直後にクラッチ61をOFFした後、定着クラッチ3
5をOFFするようになっている。
【0060】尚、本実施形態では、ジャム紙をセンサー
41が検知した際に、定着クラッチ35とクラッチ61
とを同時にOFFするようになっているが、ジャム紙に
よる異常が定着ローラ18aを破損するに至らない範囲
では定着クラッチ35とクラッチ61とのOFFが同時
でなくても良い。
【0061】よって、本実施形態によれば、クラッチ6
1が、フライホイール33と定着ローラ18aとの係合
を解除するようになっているので、安価で簡単な構造
で、定着ローラ18aの慣性力が減少させ、モータ27
に負担をかけることなく定着ローラ18aの回転をすば
やく停止させることができ、定着装置18内に転写材P
が滞留した際に、転写材Pの定着ローラ18aへの巻き
込みや定着ローラ18aの破損等を防止することができ
る。
【0062】
【発明の効果】以上にて説明したように、本出願にかか
る第一の発明によれば、係合解除手段が、慣性付与手段
と定着体との係合を解除するようになっているので、定
着体の慣性力を減少させ、定着体の回転をすばやく停止
させることができ、定着装置内に記録媒体が滞留した際
に、記録媒体の定着体への巻き込みや定着体の破損等を
防止することができる。
【0063】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
電磁クラッチが、慣性付与手段と定着体との係合を解除
するようになっているので、安価で簡単な構造で、定着
体の慣性力を減少させ、定着体の回転をすばやく停止さ
せることができ、定着装置内に記録媒体が滞留した際
に、記録媒体の定着体への巻き込みや定着体の破損等を
防止することができる。
【0064】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、係合解除手段が、定着装置内に記録媒体が滞留した
際に、慣性付与手段と定着体との係合を解除するように
なっているので、定着体の慣性力を減少させ、定着体の
回転をすばやく停止させることができ、定着装置内に記
録媒体が滞留した際に、記録媒体の定着体への巻き込み
や定着体の破損等を防止することができる。
【0065】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
駆動手段が、定着装置内に記録媒体が滞留した際に、定
着体への回転駆動を解除するようになっているので、定
着体の慣性力を減少させ、駆動手段に負担をかけること
なく定着体の回転をすばやく停止させることができ、定
着装置内に記録媒体が滞留した際に、記録媒体の定着体
への巻き込みや定着体の破損等を防止することができ
る。
【0066】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、係合解除手段が、慣性付与手段と定着体との係合を
解除するようになっているので、定着体の慣性力を減少
させ、定着体の回転をすばやく停止させることができ、
定着装置内に記録媒体が滞留した際に、記録媒体の定着
体への巻き込みや定着体の破損等を防止することができ
る。
【0067】又、本出願にかかる第六の発明によれば、
電磁クラッチが、慣性付与手段と定着体との係合を解除
するようになっているので、安価で簡単な構造で、定着
体の慣性力を減少させ、定着体の回転をすばやく停止さ
せることができ、定着装置内に記録媒体が滞留した際
に、記録媒体の定着体への巻き込みや定着体の破損等を
防止することができる。
【0068】更に、本出願にかかる第七の発明によれ
ば、係合解除手段が、定着装置内に記録媒体が滞留した
際に、慣性付与手段と定着体との係合を解除するように
なっているので、定着体の慣性力を減少させ、定着体の
回転をすばやく停止させることができ、定着装置内に記
録媒体が滞留した際に、記録媒体の定着体への巻き込み
や定着体の破損等を防止することができる。
【0069】又、本出願にかかる第八の発明によれば、
駆動手段が、定着装置内に記録媒体が滞留した際に、定
着体への回転駆動を解除するようになっているので、定
着体の慣性力を減少させ、駆動手段に負担をかけること
なく定着体の回転をすばやく停止させることができ、定
着装置内に記録媒体が滞留した際に、記録媒体の定着体
への巻き込みや定着体の破損等を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第一の実施形態の画像形成装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の画像形成装置要部の概略構成を示す模式
的断面図である。
【図3】図1の画像形成装置に備えられた定着装置の概
略構成を示す模式的上面図である。
【図4】第一の実施形態にかかる画像形成装置要部にお
けるジャム発生時の状態を説明する模式図である。
【図5】本発明における第二の実施形態の定着装置の概
略構成を示す模式的上面図である。
【図6】従来の画像形成装置要部の概略構成を示す模式
的断面図である。
【符号の説明】
10 複写機(画像形成装置) 18a 定着ローラ(定着体) 18 定着装置 27 モータ(駆動手段) 33 フライホイール(慣性付与手段) 61 電磁クラッチ(係合解除手段) P 転写材(記録媒体)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在な定着体と、定着体を回転駆動
    させる駆動手段と、定着体の慣性力を増大せしめる慣性
    付与手段とを有する定着装置において、慣性付与手段を
    定着体と解除可能に係合せしめる係合解除手段を有して
    いることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 係合解除手段は、電磁クラッチであるこ
    ととする請求項1に記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 係合解除手段は、定着装置内に記録媒体
    が滞留した際に、定着体への慣性力を解除するようにな
    っていることとする請求項1又は請求項2に記載の定着
    装置。
  4. 【請求項4】 駆動手段は、定着装置内に記録媒体が滞
    留した際に、定着体への回転駆動を解除するようになっ
    ていることとする請求項1乃至請求項3のいずれか一項
    に記載の定着装置。
  5. 【請求項5】 一連の画像形成プロセスにより形成され
    た画像を記録媒体に記録する画像形成装置であって、請
    求項1に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 係合解除手段は、電磁クラッチを有する
    こととする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 係合解除手段は、定着装置内に記録媒体
    が滞留した際に、定着体への慣性力を解除するようにな
    っていることとする請求項5又は請求項6に記載の画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 駆動手段は、定着装置内に記録媒体が滞
    留した際に、定着体への回転駆動を解除するようになっ
    ていることとする請求項5乃至請求項7のいずれか一項
    に記載の画像形成装置。
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