JP2000019180A - 検体検査システム - Google Patents

検体検査システム

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JP2000019180A
JP2000019180A JP10183125A JP18312598A JP2000019180A JP 2000019180 A JP2000019180 A JP 2000019180A JP 10183125 A JP10183125 A JP 10183125A JP 18312598 A JP18312598 A JP 18312598A JP 2000019180 A JP2000019180 A JP 2000019180A
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JP10183125A
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Isao Ueda
勲 上田
Kenichi Isoda
健一 礒田
Kazuo Aichi
一男 相地
Masahiko Sugihara
雅彦 杉原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省スペース化、機能的、合理的な検査が行え
る検体検査システムを提供することを目的とする。 【解決手段】 前処理ブロック52と、検査ブロックを
構成するA1C&血糖検査ライン54,血液検査ライン
55,凝固検査ライン56,免疫検査ライン57,生化
学検査ライン58とに分け、共通の処理は前処理ブロッ
ク52でまとめておこない、前処理ブロック52と検査
ブロックの間には無人搬送車78が設けられて両者間の
検体の受け渡しを実行するよう構成されており、各検査
工程毎に個別にライン構成して作業効率の向上した検体
検査を実現している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は血液や尿などの検体
を収容した検体容器(例えば、ゴム栓付き試験管)を所
定位置に搬送搬入して、目的毎にそれぞれ必要な分析を
自動的に行う検体検査システムに関する。
【0002】
【従来の技術】病院や実験室などにおいて検体である血
液を検査する場合、検体搬入、遠心分離、量測定、子管
分注、検査という検査工程を要する。
【0003】従来のこのような検体検査システムは、図
6に示すように検体搬入から前記各検査完了までが全て
つながった構造の搬送ライン(図の斜線部分)で構成さ
れており、搬送ラインが複雑となり、このシステム内で
係員が移動、作業を行う範囲の確保が困難であるため、
検体を天井に吊した搬送ユニットで搬送する天井搬送
(あるいは検体を床下で搬送する床下搬送)で係員の動
線1の確保を行ったシステムが構築されている。2,3
は係員の作業場所を表している。
【0004】図6に示した従来の検査システムは、A1
C&・血糖凝固検査系4と、血液検査系5と、生化学・
免疫検査系6との搬送ラインLで構成されている。図7
はこの検体検査システムでの処理工程を示している。
【0005】検体容器に入った検体は、上記の各検査系
4,5,6用に分けられてバーコード管理された各検体
を図6の検体搬入部7,8,9に投入すると、図7に示
すステップS0でバーコードを読み取って検査目的別に
仕分けが実行され、検体容器を順次搬送して以下の処理
が順々に実行される。
【0006】A1C&・血糖凝固検査系4は、図7に示
すステップSa1〜ステップSa7で下記のように実行
される。ステップSa1ではA1C分析装置10,11
でA1C(ヘモグロビン中の血中濃度)分析し、ステッ
プSa2では遠心分離装置12,13で血液を血清と血
餅に分離し、ステップSa3では開栓装置14で検体容
器の栓を開栓し、一部のものはステップSa4において
血糖分析装置15,16で血糖分析を行ってステップS
a5で検体搬出ユニット17に搬出される。
【0007】ステップSa3で開栓された一部のものは
ステップSa6において凝固検査装置18,19で凝固
分析が行われてステップSa7で収納ユニット20にス
トックされる。
【0008】凝固検査しない検体は凝固検査装置18,
19の手前の検体搬出ユニット17にストックされる。
収納ユニット20に一時的にまたは再検査が必要でスト
ックされた検体のうちの必要なものを、この収納ユニッ
ト20からステップSa6に戻って自動再検査を実行す
る。
【0009】血液検査系5は、図7に示すステップSb
1〜ステップSb3で下記のように実行される。ステッ
プSb1では量測定装置21で血清量を測定し、ステッ
プSb2では血液分析装置22,23,24で血液分析
を行い、ステップSb3では血液分析を行った検体を収
納ユニット25に収納し、必要なものはこの収納ユニッ
ト25からステップSb2に戻って自動再検査を実行す
る。
【0010】生化学・免疫検査系6は、図7に示すステ
ップSc1〜ステップSc15で下記のように実行され
る。ステップSc1では待機ステーション26で血液が
凝固するまで待機させ、ステップSc2では遠心分離装
置27,28,29で血液を血清と血餅に分離し、ステ
ップSc3では量測定装置30で血清量を測定し、生化
学検査しない検体は検体搬出ユニット31にストックさ
れる。
【0011】ステップSc3で血清量を測定してその後
に生化学検査を受ける検体は、ステップSc4において
開栓装置32で検体容器の栓が開栓される。ステップS
c5では子管供給・分注装置33,34で親管の血清を
必要な本数の子管に分注する。その後に親管はステップ
Sc6で検体搬出ユニット35にストックする。
【0012】分注された子管のうちの生化学検査を受け
る子管は、ステップSc7において生化学検査装置3
6,37,38で生化学分析を行い、ステップSc8で
は生化学分析した検体を収納ユニット39に収納し、必
要なものはこの収納ユニット39からステップSc7に
戻して自動再検査を実行する。
【0013】分注された子管のうちの免疫検査を受ける
子管は、ステップSc9〜ステップSc10において免
疫分析装置40,41,42,43と電気泳動装置44
によって免疫分析を受ける。
【0014】ステップSc11では子管供給・分注装置
45,46によって子管の血清を必要な本数の孫管に分
注する。その後に孫管はステップSc12で検体搬出ユ
ニット47にストックする。
【0015】ステップSc11の子管はステップSc1
3において閉栓装置48で閉栓され、ステップSc14
で検体収納ユニット49にストックし、ホストからの要
求に応じて検体収納ユニット49から取り出した子管の
栓をステップSc15において開栓装置50で開いてス
テップSc9に戻して再検査を実施する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示すような従来の方式では病院や実験室等の限られたス
ペースで、しかも多種多様な検査を行う大規模なシステ
ムでの効率的な動線1の確保が困難である。
【0017】そして図からも分かるように作業を行う上
で人の移動、作業範囲が限られ、移動、作業に無駄が生
じている。また検体検査では、あらゆる種類の多種多様
な検査が日常行われており、作業が複雑になればなるほ
どこのような無駄が多くなり、緊急な作業を要する場合
でも早急な対応が実現しにくいという問題がある。また
安全性の面からもこのような作業状況を改善する必要が
ある。
【0018】更にラインの複雑化による処理能力低下に
伴う搬送ライン渋滞、1ヶ所のトラブルによる全ライン
の停止、移設、拡張時のフレキシビリティに欠けるとい
う問題がある。
【0019】また天井搬送、床下搬送では大規模な工事
が必要であり、コストも高くなるという問題がある。本
発明はこのような課題を解決するもので、省スペース
化、機能的、合理的な検査が行える検体検査システムを
提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、検体検査における検査室のレイアウト、つ
まり検査装置などの配置を前処理ブロック及び検査ブロ
ックに分け、検査ブロックは各検査目的別にそれぞれ独
立した検査ラインを有することを特徴とする。
【0021】この本発明によると、共通の処理はまとめ
ておこない、各検査工程毎に個別にライン構成すること
により作業効率の向上した検体検査を実現できる。
【0022】
【発明の実施の形態】請求項1記載の検体検査システム
は、血液などの検体検査における検査装置の配置を前処
理ブロック及び検査ブロックに分け、前記検査ブロック
は各検査目的別にそれぞれ独立した検査ラインを有する
ことを特徴とする。
【0023】請求項2記載の検体検査システムは、請求
項1において、前処理ブロックは検査目的別に検体を仕
分けする仕分けユニットを有することを特徴とする。請
求項3記載の検体検査システムは、請求項2において、
仕分けユニットは共通の前処理をまとめて行い検体を収
納することを特徴とする。
【0024】請求項4記載の検体検査システムは、請求
項1〜請求項3において、検査ブロックは生化学検査ラ
インと、免疫検査ラインと、凝固検査ラインと、血液検
査ラインを有することを特徴とする。
【0025】請求項5記載の検体検査システムは、請求
項4において、各検査ラインの搬送ラインはぞれぞれ個
別に制御されていることを特徴とする。請求項6記載の
検体検査システムは、請求項1〜請求項5において、前
処理ブロックと検査ブロックとの間を検査目的に仕分け
した検体毎に無人搬送車により搬送することを特徴とす
る。
【0026】請求項7記載の検体検査システムは、請求
項1〜請求項6において、検査ブロックは1列状の搬送
ラインを数列並設したことを特徴とする。請求項8記載
の検体検査システムは、請求項1〜請求項7において、
検体はバーコード管理され、検査ブロックを構成する各
検査ラインにおいてこのバーコード情報に基づいて自動
的に仕分け、検査、収納が行われるように構成したこと
を特徴とする。
【0027】以下、本発明の実施の形態を図1〜図5に
基づいて説明する。図1は本発明の検体検査システムの
全体を示しており、採血ステーション51と、前処理ブ
ロック52と、検査ブロック53を構成するA1C&血
糖検査ライン54と、血液検査ライン55と、凝固検査
ライン56と、免疫検査ライン57および生化学検査ラ
イン58との複数の検査ラインに分けられている。
【0028】検体検査の流れを図2〜図5を用いて説明
する。前処理ブロック52では下記のステップS1〜ス
テップS9で処理される。採血ステーション51で採取
して検体容器に収容した検体が搬入ステーション59に
搬入されると、ステップS1では検体容器が搬送ライン
Lに投入され、凝固検査を受けるものは検体搬入ユニッ
ト60,61に取り込まれる。
【0029】この検体搬入ユニット60,61はロボッ
トと一時保管用のラックを有しており、検体容器に貼ら
れているバーコードを読み取って凝固検査するように指
示されたものを搬送ラインLから取り出して自己のラッ
クに一時的に収納して、凝固待ちが完了した検体容器を
自己のラックから取り出して搬送ラインLに再投入す
る。
【0030】搬入ラインLに搬入された検体は順次コン
ベアで搬送され前処理ブロック52で検査目的に応じ遠
心分離、分注等の前処理が行われ仕分けユニットA6
2,仕分けユニットB63に検査目的別に収納される。
【0031】具体的には、検体をステップS2で対象別
に仕分けし、ここで各検体容器には予め各患者ごとの情
報を記憶したバーコードが貼られ、このバーコードを読
み取り、次に示す各前処理の内容を判断する。
【0032】そして免疫検査、生化学検査に使用するも
のはステップS3において遠心分離装置64,65,6
6で血液を血清と血餅に分離し、ステップS4では量測
定装置67で血清量を測定し、ステップS5では開栓装
置68で検体容器の栓を開栓し、ステップS6では子管
供給・分注装置69,70,71で親管の血清を必要な
本数の子管に分注し、分注後子管にはキャップされる。
【0033】なお、この分注の際には、検査に回す子管
とは別に保管用子管が作成され、保管用子管は閉栓ユニ
ット72で閉栓されて収納ユニット73,74,75,
76に保管される。保管用子管から検体を取り出す場合
には、収納ユニット73,74,75,76から該当す
る保管用子管を取り出して開栓ユニット77で開栓し、
これを子管供給・分注装置69,70,71で必要な本
数の子管に分注して仕分けユニットB63に搬送する。
保管用子管は閉栓してもとの収納ユニットに保管され
る。
【0034】分注作業が完了して不要となった親管は、
ステップS7において検体搬出ユニット112が搬送ラ
インLから取り出して自己のラックに収納し、いっぱい
になったこのラックは係員が取り出す。不要となった保
管用子管も検体搬出ユニット72のラックに収納され
る。
【0035】ステップS8では子管に設けた検査情報な
どを記憶したバーコードを読み取り、検査目的別に仕分
けユニットB63にそれぞれ収納する。一方、A1C&
血糖検査、血液検査、凝固検査に使用するものはステッ
プS2の後でステップS3の手前のステップS9におい
て、バーコードを読み取り仕分けユニットA62に検査
目的別にそれぞれ収納する。以上が前処理ブロック52
で行われる。
【0036】このように検査目的別に収納された検体を
順次、無人搬送車78により検査ブロック53の各検査
ラインに供給し目的の検体検査を自動で行う。無人搬送
車78は各検査ラインごとに仕分けされた検体容器を収
納した輸送用トレイのバーコードを読み取り、自動にこ
のトレイをA1C&血糖検査ライン54,血液検査ライ
ン55,凝固検査ライン56,免疫検査ライン57,生
化学検査ライン58の各検査ラインへ搬送する。
【0037】各検査ライン54〜58について次に説明
する。血糖値とヘモグロビンA1C(ヘモグロビン中の
血中濃度)の検査を行うA1C&血糖検査ライン54で
は、図3(a)に示すように前処理を終えた検体をステ
ップSd1で検体受け渡しユニット79に搬入し、これ
を搬送ラインLに投入して、ステップSd2においてA
1C分析装置80,81でA1C分析を行い、ステップS
d3において遠心分離装置82で血液を血清と血餅に分
離し、ステップSd4において開栓装置83で検体容器
の栓を開栓し、ステップSd5において血糖分析装置8
4,85で血糖分析を行って、ステップSd6で収納ユ
ニット86に小型収納を行う。
【0038】血液成分から赤血球と白血球と血小板など
を調べる血液検査ライン55では、図3(b)に示すよ
うに前処理を終えた検体をステップSe1で検体受け渡
しユニット87に搬入し、これを搬送ラインLに投入し
て搬入し、ステップSe2において量測定装置88で血
清量を測定し、ステップSe3において血液分析装置8
9,90,91で血液分析を行い、ステップSe4で収
納ユニット92に小型収納を行う。
【0039】血栓傾向ないしは凝固亢進状態を把握する
検査を行う凝固検査ライン56では、図4(a)に示す
ように前処理を終えた検体をステップSf1で検体受け
渡しユニット93に搬入し、これを搬送ラインLに投入
して搬入し、ステップSf2において遠心分離装置9
4,95で血液を血清と血餅に分離し、ステップSf3
において開栓装置96で検体容器の栓が開栓し、ステッ
プSf4において凝固検査装置97,98で凝固分析
し、ステップSf5で収納ユニット99に小型収納を行
う。
【0040】血清中に抗体がどれくらいできているのか
を調べる検査を行う免疫検査ライン57では、図4
(b)に示すように前処理を終えた検体をステップSg
1で検体受け渡しユニット100に搬入し、これを搬送
ラインLに投入して搬入し、ステップSg2,Sg3に
おいて免疫分析装置101,102,103,104で
免疫分析し、ステップSg4で収納ユニット105に小
型収納を行う。
【0041】体液や体の組織から検体をとり化学的に分
析(例えば感染症の検査)を行う生化学検査ライン58
では、図5(b)に示すように前処理を終えた検体をス
テップSh1で検体受け渡しユニット106に搬入し、
これを搬送ラインLに投入して搬入し、ステップSh2
において生化学検査装置107,108,109で生化
学分析し、ステップSh3で収納ユニット110に小型
収納する。ステップSh4では電気泳動装置111によ
って免疫分析を受ける。
【0042】なお、各検査ライン54〜58におけるス
テップSd6,Se4,Sf5,Sg4,Sh3の小型
収納とは、検体を搬送ラインから取り出し一時的に収納
保管することであって、各工程終了後に閉栓を行い収納
して、必要に応じて収納しているものを取り出して前工
程の検査に回して自動再検査するように使用されてい
る。
【0043】このように構成された本発明の検体検査シ
ステムは、図1を見れば分かるように、各々独立した搬
送ラインLを有した検査ライン54〜58で構成される
検査ブロック53と前処理ブロック52とに分離して配
置するとともに、前処理ブロック52と検査ライン54
〜58との間には床面走行の無人搬送車78の走行経路
(二点鎖線で示す)112を形成し、動線113が示す
ようにこの走行経路112を係員が移動できるので、作
業性が従来に比べて良好である。
【0044】本発明の検体検査システムの特徴を更に明
らかにするために、図6に示した従来の検体検査システ
ムを用いた検体検査の流れとを比較する。従来では検体
搬入、仕分け後に、A1C&血糖及び凝固検査系4と、
血液検査系5と、生化学及び免疫検査系6とで検査を行
うものであり工程が複雑である上に、A1C&血糖及び
凝固検査系4の遠心分離装置12,13と生化学及び免
疫検査系6の遠心分離装置27〜28に見られるように
遠心分離装置の重複、生化学及び免疫検査系6の子管供
給・分注装置33,34と45,46に見られるように
分注装置の重複があって無駄が多い。
【0045】これに対して本発明の実施の形態を示す図
1では、前処理ブロックと検査ブロックとを区別し、ま
た検査ブロックを各検査項目別に検査ライン54〜58
に分けたことにより、多種多様な検査を行う大規模なシ
ステムでの効率的な動線113の確保ができ、自由度の
大きい作業領域を得ることにより人の移動、作業が容易
に行える。このため多種多様の複雑な検査についても安
全に効率よく行える。また緊急な作業を要する場合でも
早急な対応ができる。
【0046】更に、本発明の実施の形態では、各搬送ラ
インLがそれぞれ独立して運転されており、渋滞が無く
処理能力が低下することなく、移設、拡張時のフレキシ
ビリティも大いにあり、今後の新技術の導入にも搬送ラ
イン毎に装置の変更、追加が可能であり、効率よく対応
できるものである。
【0047】また、各検査ラインが独自に制御されてい
るので、検査毎にさまざまな対応ができ、検査の時間、
内容の変更等、汎用性も有している。また、無人搬送車
により前処理ブロックと検査ブロックとを結ぶことによ
り大規模な工事がなく、低コストなシステムが提供でき
る。
【0048】また、各検査ラインが1列状の搬送ライン
から構成されているので、各検査毎にすっきりとした無
駄のないライン構成となり、各検査の工程が一望で管理
でき、トラブル発生時に発生箇所の特定が容易に行え
る。また作業性もよい。
【0049】また、バーコードにより検体の管理を行う
ことにより、病院のホストコンピュータに患者のデータ
を打ち込み、この情報をバーコードに記憶させ、各検査
をバーコード情報に基づいて自動的に行い、しかも検査
結果をバーコードに入力したり、あるいは各検査毎に通
信システムを用いてホストコンピュータに入力すること
により、患者の管理が一元化でき、患者毎の対応が早く
なり、効率の良い治療が可能となる。
【0050】上記の実施の形態では検体が血液の場合を
例に挙げて説明したが、検体が尿,体液等である場合の
検体検査システムも同様に構成することが出来る。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、検体検査
システムを検査目的別にブロック化することにより、効
率的な動線が確保でき、処理能力を低下させることな
く、多種多様な検査に対応ができる検体検査システムを
提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検体検査システムの実施の形態の配置
【図2】同実施の形態の前処理ブロックと検査ブロック
の概略のフローチャート図
【図3】同実施の形態の検査ブロックのA1C&血糖検
査ラインと血液検査ラインのフローチャート図
【図4】同実施の形態の検査ブロックの凝固検査ライン
と免疫検査ラインのフローチャート図
【図5】同実施の形態の検査ブロックの生化学検査ライ
ンのフローチャート図
【図6】従来の検体検査システムの配置図
【図7】従来の検体検査のフローチャート図
【符号の説明】
52 前処理ブロック 53 検査ブロック 54 検査ブロックを形成するA1C&血糖検査ライ
ン 55 検査ブロックを形成する血液検査ライン 56 検査ブロックを形成する凝固検査ライン 57 検査ブロックを形成する免疫検査ライン 58 検査ブロックを形成する生化学検査ライン 62 仕分けユニットA 63 仕分けユニットB L 搬送ライン 78 無人搬送車 112 無人搬送車の走行経路 113 動線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相地 一男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 杉原 雅彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2G058 AA08 AA09 BA06 CA02 CB09 CB11 CB12 CB15 CB20 CF00 CF16 GC02 GC05 GC06 GE05 HA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】血液などの検体検査における検査装置の配
    置を前処理ブロック及び検査ブロックに分け、前記検査
    ブロックは各検査目的別にそれぞれ独立した検査ライン
    を有する検体検査システム。
  2. 【請求項2】前処理ブロックは検査目的別に検体を仕分
    けする仕分けユニットを有する請求項1記載の検体検査
    システム。
  3. 【請求項3】仕分けユニットは共通の前処理をまとめて
    行い検体を収納する請求項2記載の検体検査システム。
  4. 【請求項4】検査ブロックは生化学検査ラインと、免疫
    検査ラインと、凝固検査ラインと、血液検査ラインを有
    する請求項1〜請求項3の何れかに記載の検体検査シス
    テム。
  5. 【請求項5】各検査ラインの搬送ラインはぞれぞれ個別
    に制御されている請求項4記載の検体検査システム。
  6. 【請求項6】前処理ブロックと検査ブロックとの間を検
    査目的に仕分けした検体毎に無人搬送車により搬送する
    請求項1〜請求項5の何れかに記載の検体検査システ
    ム。
  7. 【請求項7】検査ブロックは1列状のラインを数列並設
    した請求項1〜請求項6の何れかに記載の検体検査シス
    テム。
  8. 【請求項8】検体はバーコード管理され、検査ブロック
    を形成する各検査ラインにおいてこのバーコード情報に
    基づいて自動的に仕分け、検査、収納が行われるように
    構成した請求項1〜請求項7の何れかに記載の検体検査
    システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004505249A (ja) * 2000-07-21 2004-02-19 ベックマン コールター インコーポレイテッド 自動化学アナライザを統合するためのワークステーション
JP2019060655A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 アークレイ株式会社 測定システム、測定方法及び測定装置

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