JP2000019169A - 検尿機能付き便器装置 - Google Patents

検尿機能付き便器装置

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JP2000019169A
JP2000019169A JP10182836A JP18283698A JP2000019169A JP 2000019169 A JP2000019169 A JP 2000019169A JP 10182836 A JP10182836 A JP 10182836A JP 18283698 A JP18283698 A JP 18283698A JP 2000019169 A JP2000019169 A JP 2000019169A
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urine
sensor
liquid
measurement
urine sensor
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JP10182836A
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English (en)
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Takahiro Toyama
貴博 遠山
Hiroyuki Abe
裕幸 阿部
Toshiyuki Torii
俊之 鳥居
Takashi Isoyama
隆 磯山
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 尿センサーが微細通路に保存されることによ
り、尿センサーの乾燥、PH変動等の影響を受けること
なく、尿センサーを保存することができ、繰り返し使用
可能な尿センサーを長時間有効に使用できる。 【解決手段】 尿に含まれる糖、タンパク、潜血、ビタ
ミン等の尿中物質の濃度を検出する尿センサーを備えた
検尿機能付き便器装置1において、尿中物質の濃度を検
出する検尿センサーを備えた検出ヘッド3には、毛細管
現象により液体を保持可能な微細通路415aを設けた
ことを特徴とする検尿付き便器装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、糖、タンパク、潜血、
ビタミン等の尿中の濃度を検出する検尿機能付き便器装
置に関し、特に便器内に排尿され該便器内に溜められて
いる水によって希釈された希釈尿に含まれる糖、タンパ
ク、潜血、ビタミン等の尿中の濃度を検出する検尿機能
付き便器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平06−258315号公
報、特開平07−234178号公報には、便器や温水
洗浄便座に糖やタンパクなどの尿検査機能を持たせて、
トイレ内で健康状態を判定しようという技術が開示され
ている。
【0003】特開平06−258315号公報は採尿ノ
ズルを検尿時に待機位置から採尿位置に駆動するアクチ
ュエータと、採尿後に待機位置に復帰した採尿ノズルに
散水する洗浄シャワーと、採尿容器に採尿した尿を分析
する検尿位置本体と、検尿後に採尿容器へ洗浄液を供給
するウォータポンプと、検尿時に尿を採尿ノズルから採
尿容器へ吸入し、かつ検尿後に採尿容器の尿及び洗浄液
を排出させるエア圧発生源を設けた技術が開示されてい
る。
【0004】また、特開平07−234178号公報に
は、便座の下面に洗浄室を形成し、採尿容器の側方に洗
浄ノズルを配置し、洗浄室の入口には開閉型の洗浄室カ
バーを設け、採尿容器が洗浄室に戻るとカバーを閉じ、
洗浄液を噴射し、使用済の洗浄液は排水路を介してボウ
ルに排出される技術が開示されている。
【0005】また、特開平5−256812号公報、特
開平2−77641号公報、特公平8−14562号公
報には、バイオセンサに加温機能を付加させて測定対象
を酵素活性に適した温度まで上昇させ、バイオセンサの
測定感度を安定化させる目的の発明がなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
問題点として、特開平06−258315号公報、特開
平07−234178号公報の従来技術は、検尿後、尿
センサに洗浄液を散水して、次の検尿を行う構成が開示
されているが、尿センサはそのコスト的な問題から、再
使用可能な尿センサーを使用する必要がある。再使用可
能な尿センサーとして、例えばグルコースオキシダーゼ
を用いた酵素電極方式の尿糖センサ等を使用した場合
に、尿センサー使用後、尿センサーを使用しないとき、
尿センサーが乾燥、PH変動等の影響が生じ、尿センサ
ーからの正確な測定ができない。
【0007】また、第2の問題点として、特開平5−2
56812号公報、特開平2−77641号公報、特公
平8−14562号公報の従来技術のいずれも尿センサ
ーに近傍にヒータを配置し、尿センサー感度の安定化を
目的としたものであるが、尿センサーの保管環境が高温
及び凍結などの環境状態時に、酵素活性が低下又は失活
してしまう。又は、高温時、保存液内での雑菌の繁殖な
どにより酵素活性が低下又は、失活してしまい、結果セ
ンサの感度が安定に保てなくなるという問題点を有す
る。また、未だ検尿付き便器装置に温度制御機能を備え
た尿センサーを実施された技術はなく、トイレ内のよう
な温度の高低が激しい場所や湿度が高い場所に設置され
る便器装置には上記問題点が大きな課題であった。
【0008】本発明は、上記第1の課題を解決するもの
であって、尿センサーの保存が微細通路に形成されたセ
ンサー収納部を構成し、特に種々の機能が収納された人
体局部洗浄装置へ組み込むときの小型化に有利となる検
尿機能付き便器装置を提供する。
【0009】また、測定微細通路を設置することによ
り、測定対象物の微量化に貢献でき、また、微細通路内
での表面張力による液体保持を行うことにより、廃液蓋
の除去、また、微細通路での測定対象物及び、保存液の
迅速な温度管理、微細通路での微量サンプル計測におい
て、測定動揺の低減に貢献する微細通路を持つ検尿機能
付き便器装置を提供する。
【0010】さらに、上記第2の課題を解決するため
に、本発明は測定対象を測定時に加温し測定感度を安定
化するのに加え、尿センサー保存時に保存液を凍結しな
い程度に加温、冷却機能を付加させることにより、酵素
活性の保持に優れ、また、保存液中での雑菌の増殖を抑
え、その結果、測定感度の安定化に貢献できる温度調整
機能(発熱、冷却機能)を付加させた検尿付き便器装置
を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明の請求項1において講じた技術的手段
(以下、第1の技術的手段と称する。)は、尿に含まれ
る糖、タンパク、潜血、ビタミン等の尿中物質の濃度を
検出する尿センサーを備えた検尿機能付き便器装置にお
いて、尿中物質の濃度を検出する検尿センサーを備えた
検出ヘッドには、毛細管現象により液体を保持可能な微
細通路を設けたことを特徴とする検尿付き便器装置であ
る。
【0012】上記第1の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0013】尿センサーが微細通路に保存されることに
より、尿センサーの乾燥、PH変動等の影響を受けるこ
となく、尿センサーを保存することができるので、繰り
返し使用可能な尿センサーを長時間有効に使用でき、尿
センサーからの正確な測定ができるといった効果を有す
る。特に酵素電極による尿センサー(バイオセンサ)に
は特に有効である。また、測定用の微細通路を設置する
ことにより、測定対象物の微量化に貢献でき、微細通路
内での表面張力による液体保持を行うことにより、廃液
蓋の除去、また、微細通路での測定対象物及び、保存液
の迅速な温度管理、微細通路での微量サンプル計測にお
いて、測定動揺の低減に貢献する微細通路を持つことが
できる。
【0014】本発明の請求項2において講じた技術的手
段(以下、第2の技術的手段と称する。)は、前記微細
通路に、前記尿センサーを洗浄する洗浄液装置及び前記
尿センサーを保存する保存液装置から交互に、洗浄液及
び保存液を供給する制御手段を備えたことを特徴とする
請求項1記載の検尿機能付き便器装置である。
【0015】上記第2の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0016】尿センサーの洗浄と保存の両方の機能を保
持することができ、簡便な構造となり、特に種々の機能
が収納された人体局部洗浄装置へ組み込むときの小型化
に有利となる。
【0017】本発明の請求項3において講じた技術的手
段(以下、第4の技術的手段と称する。)は、尿に含ま
れる糖、タンパク、潜血、ビタミン等の尿中物質の濃度
を検出する尿センサーを備えた検尿機能付き便器装置に
おいて、前記尿センサーが配設された検出ヘッドに、温
度調整手段が前記尿センサー近傍に配設されていること
を特徴とする検尿付き便器装置である。
【0018】上記第3の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0019】測定対象を測定時に加温し測定感度を安定
化することができる。
【0020】本発明の請求項4において講じた技術的手
段(以下、第5の技術的手段と称する。)は、前記温度
調整手段は、ペルチェ素子からなる熱電冷却サーモモジ
ュールであり、前記熱電冷却サーモモジュールにより、
前記尿センサーを発熱、冷却を行うことを特徴とする請
求項3記載の検尿付き便器装置である。
【0021】上記第4の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0022】測定対象を測定時に加温し測定感度を安定
化するのに加え、尿センサー保存時に保存液を凍結しな
い程度に加温、冷却機能を付加させることにより、酵素
活性の保持に優れ、また、保存液中での雑菌の増殖を抑
え、その結果、測定感度の安定化に貢献できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面に基づいて説明する。
【0024】(第1実施例)本第1実施例の検尿機能付
き便器装置の主構成は、図1、図2に示されるように便
器1の開口部上面に載置される温水による洗浄を可能に
する便器装置において、前記便器1内に溜められている
水に排尿され希釈された尿に含まれる糖、タンパク、潜
血、ビタミン等の尿中物質の濃度を測定する尿中物質測
定手段3と、尿中物質測定手段3を、前記便器1内に溜
められ尿が希釈されている水内に挿入する尿センサー3
1と、希釈尿が希釈倍率を算出する希釈率算出手段(導
電率計)37と、算出された尿の希釈倍率を用いて、測
定された糖、タンパク、潜血、ビタミン等の尿中物質の
濃度を演算する演算手段(図示せず)と、演算された尿
中物質の濃度を表示する表示手段(図示せず)とからな
る検尿装置8を備えたものである。なお便器装置2は便
座及び便蓋からなりたち、ここには図示していないが、
人体の局部を洗浄する人体局部洗浄機能(洗浄ノズル装
置、乾燥装置、脱臭装置、それらを制御する制御装置
等)を有し、それら人体局部洗浄機能は本体カバーK内
に収納されている。
【0025】尿中物質測定手段3が、尿糖計測手段とし
て使用される場合、図2に示されるように希釈尿に浸さ
れる検出ヘッド30に配設されたグルコースオキシサー
ゼ層(グルコース酸化酵素GOD)が固定された白金電
極33と、対極電極34とからなる尿センサー31によ
って構成され、複数のリード線によって演算手段に接続
されている。希釈率算出手段(導電率計)37は、希釈
尿の導電率を測定する。この希釈率算出手段37は、便
器1内溜り水内の溜り水に希釈された希釈尿の測定時の
希釈率を求めるための電気伝導率計測用の導電率電極と
して、白金電極33の近傍に配置される。
【0026】図3は、本実施例における尿センサー31
等を配設する測定部132の検出ヘッド30の斜視図で
ある。図4は図3のA−A線断面図を示す。なお図4は
図面の制約上、そのロッド415、シリンダ414の長
さ方向(上下方向)を短縮化している。
【0027】検出ヘッド30は、測定部131と温度調
節部132で挟まれたロッド415が構成されており、
このロッド415には微細通路415aが開けられてい
る。図4に示すように、この微細通路415aはそれぞ
れ、洗浄液供給路91、保存液供給路101を介して、
洗浄タンク93と保存タンク103に連通している。こ
の微細通路415aの寸法は、縦×横が1〜2mm×1
0mmの微細通路であり、毛細管現象により液体が保持
されるような微細な幅を備えた偏平状のロッド415か
らなる。それゆえ、微細通路415aの内部は希釈尿や
保存液、洗浄液等の液体が保持可能になっている。なお
この微細通路415aの圧力等の力で液体を押し流すこ
ともできる。またこの微細通路415aの通路寸法は、
液体が保持可能な微少寸法であり、通常の気圧で液体が
流れないような微少な幅であればよい。微細通路は管状
であってもよい。
【0028】一般に、理化学辞典第4版(岩波書店)に
は、毛細管現象(毛管現象)は液体中に細い管を立てる
と、管内において液面が管外よりも上がるか又は下がる
現象である。液体分子間の凝集力と液体と管壁の間の付
着力の大小関係により、液体が管を濡らすときは液面は
上昇し、濡らさないときは下降する。管の内外の液面の
高さの差をh、管の半径をr、液体の密度をρ、液体の
表面張力をγ、接触角をθ、重力加速度をgとすれば、
h=2γcosθ/rρgとなると定義されている。
【0029】また、図3、図5に示すように、測定部1
31は平板状の空洞のケース体からなり、片方の平面部
131aは、ロッド415の微細通路415a内に面が
露出された状態で配設されている。つまり、図5の断面
図に示すように、測定部131のロッド415側の測定
面131aは、ロッド415内に埋没(ロッド415の
壁を隔てて)され、通路415a内に保持、流通する尿
等の液体の物質の濃度が測定可能に露出された状態にな
っている。この測定面131aには、前述した尿センサ
ー31が配設されている。
【0030】温度調整部132は図3、図5に示すよう
に、ロッド415の他方の面上に接触して配置されてい
る。この温度調整部132の中には、電流の流れの正逆
により、冷却と発熱作用を行う平板状のペルチェ素子と
呼ばれる熱電素子P4(図6)からなる熱電冷却サーモ
モジュールPが配設されている。この熱電冷却サーモモ
ジュールPの裏面P5はロッド415の表面側に接触し
て配設され、加熱、冷却作用が行われる。
【0031】図6は、この熱電冷却サーモモジュールP
を表わした斜視図である。この複数の金属電極P3の
内、2つの金属電極には、端子P1、端子P2が接続さ
れており、複数の金属電極P3は交互にペルチェ素子p
とnが接合されている。この端子P1、端子P2に今電
流Iを矢印のように流すと、熱電冷却サーモモジュール
Pの裏面P5側が発熱(加熱)され、表面P6は吸熱
(冷却)される。また電流の向きを逆にすると、裏面P
5が吸熱(冷却)され、表面P6が発熱(加熱)され
る。
【0032】この発熱の温度は尿センサー31の酵素の
活性度に最適な30〜40°Cにまで急速に加温するこ
とができ、また電流を逆向きに流すことにより、吸熱の
温度は0〜25°C(好ましくは0〜10°C)に迄冷
却するようにコントローラ110で制御される。
【0033】このように、上記熱電素子P4からなるサ
ーモモジュールPとコントローラ110により発熱・冷
却の温度の制御が可能となるが、これら、温度調節部
(温度調整手段)132及び測定部131は、リード線
R2、R3によりコントローラ110と接続され、この
コントローラ110により温度調整及び測定がなされ
る。またコントローラ110には測定開始スイッチSW
が接続されている。
【0034】可動機構4は、図1に示されるように検出
ヘッド30に配設された尿センサー31を上下動させ、
尿センサー31を、便器内に溜められ尿が希釈されてい
る水内に挿入し、ロッド415を上下作動させる上下動
機構41とからなる。
【0035】上下動機構41は、段付きワイヤ411が
巻き取られている巻取ドラム410と、この巻取ドラム
410に巻き取られている段付きワイヤ411の送り出
し及び巻き取りを制御するピニオンギヤを回転駆動する
ロッド駆動モータ412と、段付きワイヤ411をガイ
ドするガイドローラ413と、段付きワイヤ411の一
端が係止されるとともに先端に検出ヘッド30が配設さ
れオートアンテナのように伸縮自在のロッド415とシ
リンダー414とからなる。
【0036】図4に示すように、洗浄装置9は、洗浄液
を供給する洗浄液供給路91と、洗浄タンク93とから
なる。保存液装置10は、保存液を供給する保存液供給
路101と保存タンク103とからなる。開閉弁Vは、
洗浄液及び保存液を交互に選択的に供給するために、リ
ード線R1によりコントローラ110により開閉制御さ
れる。この保存液はリン酸バッファーあるいは生理食塩
水等からなる。なお、通路6は上記の洗浄液流通路9
1、保存液供給路101、微細通路415aと連通して
おり、3つの通路の接続部には、上記開閉弁Vが配置さ
れている。
【0037】図7は、本発明の第1実施例の装置による
各作動モードにおける作動状態のタイムチャート図を示
している。
【0038】図7において、(a)保存→(b)尿採取
→(c)尿計測→(d)洗浄→(e)保存→(a)のサ
イクルで検尿を繰り返す。図7のタイムタチャート図
は、上記(a)〜(e)までの各モードの尿センサー3
1の測定状態、温度調整部132の動き、対象水(洗浄
液、保存液)の動きを表わした図である。
【0039】上記サイクルにより、便器1内に溜められ
ている水に尿が希釈され、希釈された尿に含まれる糖、
タンパク、潜血、ビタミン等の尿中物質の濃度が検出さ
れる。次にその各モードの作業状態を図7を参照して説
明する。
【0040】モード:保存状態「図7(a)保存モー
ド」 被検査者によって便器1内に排尿され、検査を開始させ
る測定開始スイッチSW(図4参照)が押される前は、
図1において、ロッド駆動モータ412は停止状態であ
る。尿センサー31は最上部に位置している。また洗浄
液開閉弁92、保存液開閉弁Vは閉鎖状態である。微細
通路415a内には保存液が保持されている。このとき
0点設定を行う。
【0041】モード:尿採取「図7(b)尿採取モー
ド」 尿検査を開始させる測定開始スイッチSWが押される
と、その後微細通路415aに保存されていた保存液を
排出し、ロッド駆動モータ412が段付きワイヤ411
を介しロッド415を下方に送出する。そのため、尿セ
ンサー31が最下部に位置し、便器1の尿の溜り水中に
位置し停止する。
【0042】このように、ピニオンギヤを回転駆動する
ロッド駆動モータ412によって巻き取りドラム410
に巻き取られていた段付きワイヤ411が送り出される
ことにより、シリンダー414、ロッド415が斜め下
方に伸びることによって、尿センサー31の検出ヘッド
30が便器1内に溜められ尿が希釈されている水の水面
下に挿入される。
【0043】モード:尿計測「図7(c)尿計測」 開始から1分後、ピニオンギヤ413を回転駆動するロ
ッド駆動モータ412によって巻き取りドラム410に
段付きワイヤ411が巻き取られ、尿センサー31とが
配設した測定部131と温度調整部132から形成され
る検出ヘッド30が引き上げられる。
【0044】このときロッド415の微細通路415a
は毛細管現象により液体を保持できるような微細な通路
であるため、希釈尿を微細通路415a内に保持(充
填)することができる。
【0045】モード:尿計測「図7(c)尿計測モー
ド」 開始から1分後、ロッド駆動モータ412が逆回転し、
段付きワイヤ411を巻取り、ロッド415は途中で停
止し、尿センサー31が中間部にて停止する。
【0046】その停止前に尿センサー31近傍に位置す
る温度調整手段132の熱電冷却サーモモジュールPの
機能により裏面P5が発熱され、尿センサー31の酵素
の活性度に最適な30〜40°Cにまで急速に加温す
る。このモードにおいて、尿センサー31により計測が
行われ、かつ導電率計35の計測及び演算により、最終
的に尿糖値等を表示、保存(図示せず)する。
【0047】すなわち、尿センサー31の検出ヘッド3
0が尿が希釈されている水内に挿入されると、尿中物質
測定手段を構成する尿センサー31の検出ヘッド30に
配設されたグルコースオキシダーゼ層32が固定された
白金電極33と、対極電極34が希釈尿に浸され、接触
している希釈尿における尿中物質の濃度が複数のリード
線を介して接続された演算手段に出力されるのである。
【0048】尿センサー31の各電極が配設されたヘッ
ド30には希釈率算出手段37を構成する一対の導電率
電極371、372が、接触している希釈尿の導電率を
測定して、複数のリード線を介して接続されて演算手段
に出力される。
【0049】演算手段は、希釈率算出手段によって求め
られた導電率による尿の希釈倍率を用いて、尿センサー
31によって希釈尿により測定された糖、タンパク、潜
血、ビタミン等の尿中物質の濃度を演算する。
【0050】また、希釈尿の導電率と希釈率との関係
は、予め演算装置の記憶装置(ROM)内にデータとし
て予め格納されており、導電率を測定すれば上記データ
により希釈率が算出できるようプログラムされている。
【0051】モード:洗浄「図7(d)洗浄モード」 開始から3分後に、ロッド駆動モータ412を駆動し、
その巻取りの最中に(検出ヘッド305が最上部に位置
しない前)に開閉弁Vの選択供給路(図示せず)を洗浄
液供給通路101から洗浄液供給91に切替(開閉弁の
回転により選択的に洗浄液供給91に供給)する。ある
いは、大気孔から洗浄液供給路91に切替てもよい。そ
の結果、洗浄液が洗浄タンク93から洗浄液供給路91
を通り、ロッド415の微細通路415a内に供給さ
れ、希釈尿を排出し、尿センサー31を洗浄する。その
後、開閉弁Vを洗浄液供給91から保存液供給通路10
1に開放(回転により選択的に保存液供給通路101に
供給)する。
【0052】上記測定が終了すると、ピニオンギヤを回
転駆動するロッド駆動モータ412によって巻取ドラム
410に段付きワイヤ411が巻き取られる。
【0053】検出ヘッド30が洗浄されると、ピニオン
ギヤを回転駆動するロッド駆動モータ412によって、
段付きワイヤ411が巻取ドラム410に巻き取られ、
尿センサー31が配設された検出ヘッド30が最上位位
置まで引き上げられる。
【0054】モード:保存「図7(e)保存モード」 開始から6分後に、ロッド駆動モータ412をさらに逆
回転し、尿センサー31が最上部まで巻き込まれた位置
にて停止し、その後、開閉弁Vを保存液通路101に切
り換えることにより、微細通路415a内に、保存タン
ク103から保存液が供給され、保持される。
【0055】ロッド415の微細通路415aは毛細管
現象により液体を保持できるような微細な通路であるた
め、保存液を微細通路415a内に保持(充填)するこ
とができる。
【0056】この時、リセットを行うことにより、尿セ
ンサー31の電流は逆バイアスから順バイアスになる。
これによって、尿センサー31の安定化が行なわれる。
【0057】次に、尿センサー31、特に、酵素センサ
(バイオセンサ)から形成されているとき、冷却微細通
路415a内に保存された保存液を熱電冷却サーモモジ
ュールPに発熱とは逆の逆電流により冷却作用が行なわ
れ、酵素センサ保存に最適な0°〜25°C(好ましく
は0〜10°C)に保存液を冷却する。その結果、繰り
返し使用可能な尿センサーを長時間有効に使用でき、尿
センサーからの正確な測定ができるといった効果を有す
る。
【0058】その後、図7(a)保存のモードに戻り、
尿センサー31は微細通路415a内に保存された状態
になる。なお、前述したように、この冷却による保存に
より保存液の鮮度を保持し、保存液に雑菌が繁殖するこ
とによる測定部131の感度を低下させないために、測
定部131と温度調整部132の間の保存液を新しい保
存液と定期的に入れ替えることを行ってもよい。
【0059】(第2実施例)図8は本発明の他の実施例
である。この第2実施例は尿センサーの移動作動をロッ
ド415、シリンダ414による伸縮ではなく、ワイヤ
141による吊下げ構造に変更した第2実施例を示す。
【0060】第1実施例と同様な構造については、同一
の番号を示しその内容については省略する。段付きワイ
ヤ141には、シリンダ414が連結されており、その
先端には尿センサー131が配設されている。この尿セ
ンサー31はセンサー収納装置106に収納自在となっ
ており、第1実施例と同様、洗浄液と保存液が交互に供
給される。第1実施例と相違する点は、ロッド415は
先端部のみに形成されその上部には図9に示すように、
開口部415cが形成されている。
【0061】また、開閉弁Vは洗浄液供給路91、保存
液供給路103とは別に測定対象供給路102が形成さ
れ、この測定対象供給路102は開閉弁Vの選択的作用
により、希釈尿である測定対象を供給する。供給はポン
プ(図示せず)等により便器内の希釈尿を汲み上げ、上
記測定対象供給路102に供給するようになっている。
通路106は上記の洗浄液流通路91、保存液供給路1
01、測定対象供給路102と連通しており、3つの通
路の接続部には、上記開閉弁Vが配置されている。
【0062】測定対象供給路102からくみ上げられた
希釈尿は通路106を介し、帯状の吊下げ部材415b
を伝って微細通路415a内で保持され測定され、第1
実施例と同様保存液を保持できる。
【0063】この第2実施例による効果は、シリンダ4
14、及びロッド415を用いないため、よりコンパク
トになり、ロッド方式で必要となる便器形状による調整
が簡単になるという効果を示す。
【0064】(第3実施例)図11、図12は本発明の
さらに他の実施例である。前述のように、便器装置2は
便座及び便蓋からなりたち、ここには図示していない
が、人体の局部を洗浄する人体局部洗浄機能(洗浄ノズ
ル装置、乾燥装置、脱臭装置、それらを制御する制御装
置等)を有し、それら人体局部洗浄機能は本体カバーK
内に収納されている。
【0065】この第3実施例は、尿センサー31を備え
た検出ヘッド230を便器1の溜り部に伸縮するのでは
なく、本体カバーK内に収納されている実施例である。
【0066】第1実施例と同様な構造については、同一
の番号を示しその内容については省略する。第1実施例
と相違する点は、ロッド415及びシリンダ414の伸
縮により、先端に配設した採尿ヘッド202により、希
釈尿を採取する構造になっている。この採尿ヘッド20
2と測定対象供給路202との間にはポンプ(図示せ
ず)等により便器内の希釈尿を汲み上げ、上記測定対象
供給路202に供給するようになっている。
【0067】機能段付きワイヤ141には、シリンダ4
14、ロッド415が連結されており、伸縮自在となっ
ている。
【0068】上記検出ヘッド230は、第2実施例と同
様、洗浄液と保存液が交互に供給される。開閉弁Vは洗
浄液供給路91、保存液供給路103とは別に測定対象
供給路202が形成され、この測定対象供給路202は
開閉弁Vの選択的作用により、希釈尿である測定対象を
供給する。供給はポンプ等により便器内の希釈尿を汲み
上げ、上記測定対象供給路202に供給するようになっ
ている。通路206は上記の洗浄液流通路91、保存液
供給路101、測定対象供給路202と連通しており、
3つの通路の接続部には、第2実施例と同様、開閉弁V
が配置されている。
【0069】採尿ヘッド230から測定対象供給路10
2を介し、くみ上げられた希釈尿は通路206を介し、
微細通路415a内で保持された後、希釈尿が測定さ
れ、さらに保存液を保存供給路101を介し、第1実施
例、第2実施例と同様保存液を微細通路415aに保持
しながら、尿センサー31を冷却状態に保持できる。そ
の後微細通路415aから保存液を排出することは第2
実施例と同様である。なお第3実施例のように尿センサ
ー31を本体ケースK内に収納した利点は、例えばカー
トリッジの検出ヘッド230を交換することにより尿セ
ンサー31を簡単に交換し易いという利点がある。
【0070】以上、上記第1実施例から第3実施例に共
通な測定順序を再度簡単に説明すると、 1.始動スイッチを押す 2.キャリブレーション機構(0設定機構)作動 3.排尿 4.測定開始スイッチを押す 5.測定対象サンプル(希釈尿)がポンプ又は毛細管現
象によって、測定部と温度調節部の間に導かれる 6.温度調節部で温度を測定し、酵素活性に最適な30
〜40°Cまで急速に加熱し、測定部を電気信号で測定 7.測定終了後加温停止し、洗浄水を測定部と温度調節
部の間に流すことにより、測定対象サンプルを除去、洗
浄を行う。
【0071】8.洗浄終了後、保存液を測定部と温度調
節部の間に流し洗浄水と置換し、逆バイアスをかけるこ
とにより、尿センサをリセットする 9.保存液を新しい保存液に置換し順バイアスをかける
ことにより尿センサーの安定化を行う。表面張力によっ
て保存液の保持を行う。
【0072】10.温度調節部で温度を測定し、尿セン
サー(特に酵素センサ)保存に最適な0〜25°C(好
ましくは0〜10°C)に冷却し、測定部の保存を行う 11.場合によっては、保存液の鮮度を保持し、保存液
に雑菌が繁殖することによる測定部の感度を低下させな
いために、測定部と温度調節部の間の保存液を新しい保
存液に定期的に入れ替える。
【0073】本発明は、以上のような測定が可能な便器
装置であるため、以下のような効果を有する。
【0074】1.測定対象サンプル(希釈尿)量を微量
にすることにより迅速な温度制御が可能になる。
【0075】2.測定対象サンプル量を微量にすること
により測定動揺が抑えられる。微細通路を用いることに
より、保存液量が少なくでき、保存液予備タンクが小さ
くできる。
【0076】3.微細通路を用いることにより、測定対
象サンプル及び保存液を表面張力で保持することがで
き、排出口のバルブ(蓋)が不要になる。
【0077】4.測定対象を測定時に加温し測定感度を
安定化することができる。
【0078】5.測定部の低温保存が可能になり、酵素
活性の低下及び失活を抑え、その結果、測定感度を安定
に保つことが可能となる。
【0079】6.また保存液を低温に保つことにより保
存液中の雑菌の繁殖を抑え、センサ品質の長期安定化が
可能になる。
【0080】
【発明の効果】第1の技術的手段による効果は、以下の
ようである。
【0081】即ち、本発明は、尿に含まれる糖、タンパ
ク、潜血、ビタミン等の尿中物質の濃度を検出する尿セ
ンサーを備えた検尿機能付き便器装置において、尿中物
質の濃度を検出する検尿センサーを備えた検出ヘッドに
は、毛細管現象により液体を保持可能な微細通路を設け
たことを特徴とする検尿付き便器装置であるので、尿セ
ンサーが微細通路に保存されることにより、尿センサー
の乾燥、PH変動等の影響を受けることなく、尿センサ
ーを保存することができる。
【0082】それゆえ、繰り返し使用可能な尿センサー
を長時間有効に使用でき、尿センサーからの正確な測定
ができるといった効果を有する。特に酵素電極による尿
センサー(バイオセンサ)には特に有効である。また、
測定用の微細通路を設置することにより、測定対象物の
微量化に貢献でき、微細通路内での表面張力による液体
保持を行うことにより、廃液蓋の除去、また、微細通路
での測定対象物及び、保存液の迅速な温度管理、微細通
路での微量サンプル計測において、測定動揺の低減に貢
献する微細通路を持つことができる。
【0083】第3の技術的手段による効果は、以下のよ
うである。
【0084】本発明は、尿に含まれる糖、タンパク、潜
血、ビタミン等の尿中物質の濃度を検出する尿センサー
を備えた検尿機能付き便器装置において、前記尿センサ
ーが配設された検出ヘッドに、温度調整手段が前記尿セ
ンサー近傍に配設されていることを特徴とする検尿付き
便器装置であるので、測定対象を測定時に加温し測定感
度を安定化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の検尿機能付き便器装置の
概略を示す断面図。
【図2】本発明の第1実施例の尿センサー等が配設され
た検出ヘッド付近を示す概略図。
【図3】本発明の第1実施例の検尿装置における検出ヘ
ッドの斜視図
【図4】本発明の第1実施例の検尿装置における図1、
図3のA−A線断面図。
【図5】図3のB−B線断面図。
【図6】本発明の第1実施例の検尿装置における検出ヘ
ッドに配設される熱電冷却サーモモジュールの斜視図。
【図7】本発明の第1実施例の検尿装置における尿セン
サーの測定状態、温度調整部、対象水の動きと時間を表
わしたタイムチャート図。
【図8】本発明の第2実施例の検尿装置における検出ヘ
ッドの斜視図
【図9】本発明の第2実施例の検尿装置における図1
0、図8のA−A線断面図。
【図10】本発明の第2実施例の検尿機能付き便器装置
の概略を示す断面図。
【図11】本発明の第3実施例の検尿装置における図1
2の検出ヘッド部付近の断面図。
【図12】本発明の第3実施例の検尿機能付き便器装置
の概略を示す断面図。
【符号の説明】
1…便器装置 9…洗浄液装置 10…保存液装置 3…検出ヘッド 31…尿センサー 110…コントローラ(制御手段) 415…微細通路 P…熱電冷却サーモモジュール P4…ペルチェ素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯山 隆 東京都目黒区駒場4−8−RA−305 Fターム(参考) 2D038 JF04 ZA03 2G045 AA16 AA21 AA36 BB14 BB31 BB41 BB50 BB52 CB03 DA31 DA36 DA51 DA57 FB01 FB05 GC30 HA09 HA14 HA20 JA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】尿に含まれる糖、タンパク、潜血、ビタミ
    ン等の尿中物質の濃度を検出する尿センサーを備えた検
    尿機能付き便器装置において、尿中物質の濃度を検出す
    る検尿センサーを備えた検出ヘッドには、毛細管現象に
    より液体を保持可能な微細通路を設けたことを特徴とす
    る検尿付き便器装置。
  2. 【請求項2】前記微細通路に、前記尿センサーを洗浄す
    る洗浄液装置及び前記尿センサーを保存する保存液装置
    から交互に洗浄液及び保存液を供給する制御手段を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の検尿機能付き便器装
    置。
  3. 【請求項3】尿に含まれる糖、タンパク、潜血、ビタミ
    ン等の尿中物質の濃度を検出する尿センサーを備えた検
    尿機能付き便器装置において、前記尿センサーが配設さ
    れた検出ヘッドに、温度調整手段が前記尿センサー近傍
    に配設されていることを特徴とする検尿付き便器装置。
  4. 【請求項4】前記温度調整手段は、ペルチェ素子からな
    る熱電冷却サーモモジュールであり、前記熱電冷却サー
    モモジュールにより、前記尿センサーを発熱、冷却を行
    うことを特徴とする請求項3記載の検尿付き便器装置。
JP10182836A 1998-06-29 1998-06-29 検尿機能付き便器装置 Pending JP2000019169A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005025397A1 (ja) * 2003-09-10 2005-03-24 Japan Science And Technology Agency トイレ装置
WO2022044475A1 (ja) * 2020-08-31 2022-03-03 住友化学株式会社 電気化学センサ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005025397A1 (ja) * 2003-09-10 2005-03-24 Japan Science And Technology Agency トイレ装置
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JP7516166B2 (ja) 2020-08-31 2024-07-16 住友化学株式会社 電気化学センサおよび電気化学センサの製造方法

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