JP2000018791A - 冷却・加温トンネル - Google Patents

冷却・加温トンネル

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JP2000018791A
JP2000018791A JP10222231A JP22223198A JP2000018791A JP 2000018791 A JP2000018791 A JP 2000018791A JP 10222231 A JP10222231 A JP 10222231A JP 22223198 A JP22223198 A JP 22223198A JP 2000018791 A JP2000018791 A JP 2000018791A
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JP
Japan
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cooling
tunnel
heating
temperature
powder
Prior art date
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Application number
JP10222231A
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English (en)
Inventor
Tadashi Sudo
正 須藤
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AGRITEC KK
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AGRITEC KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低温の場合において、粉体(例、香辛料)を粉
砕機で、粉砕するとき発熱をもたらす。この時に、発熱
による品質の劣化が生じる。高温の場合において、加工
されて高温になった粉体からは、水蒸気或いはガスは、
常温に至るまで常に放出される。 【解決手段】低温の場合において、粉砕機により粉砕さ
れた粉体は、昇温し品質に変化をもたらす。粉砕機前
に、冷却・乾燥機能を持った装置を取り付け冷却を行
い、結露を防ぐため、乾燥空気或いは窒素を送る、その
結果、粉体(例香辛料)は昇温に伴う品質の劣化を防ぐ
ことが出来る。高温の場合において、粉体を加工された
温度或いは臨界温度まで加温し、乾燥空気或いは窒素ガ
スを注入し、粉体より放出した水蒸気或いはガスを、置
換或いは吸収除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却・加温トンネ
ル(配管)に流体を通過させ、冷却・加温するものであ
る。低温における露の発生を乾燥空気或いは窒素を内部
に注入することにより結露を防ぐ。粉体が、前工程を終
了した時の温度を維持するため、加温し粉体より放出さ
れる水蒸気或いはガスを乾燥空気或いは窒素ガスをトン
ネル内部に注入することにより吸収し、乾燥する。
【0002】
【従来の技術】冷却の場合においては、その物体を冷蔵
庫に入れて冷却して、粉砕機にかけている。加温の場合
は、行われていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】冷却の場合において
は、粉砕機で粉砕して発熱し、常温以上の温度になり、
それが常温まで下がったときに、水分或いはガスを放出
して、製品に悪い影響を与える。
【0004】夏季など室温の高い状態において、粉砕す
ることにより、香料等は昇温により内部の物質が著しく
変化し使用不可能有となる。
【0005】加温の場合においては、温度を臨界温度
(一定温度)以上上げずに、乾燥空気或いは窒素ガスを
注入することにより、最大の水分及びガス量を除去する
ことが出来る。その粉体等を高低温の変化による悪影響
を防ぎ、本来の品質を維持する事が出来る。尚ここでの
臨界温度とは、粉体等に悪影響を及ぼさない上限の温度
です。
【0006】
【課題を解決するための手段】冷却の場合においては、
冷凍機で熱交換器を冷却し、液ポンプで、ブラインを熱
交換器、冷却・加温トンネルに循環させる。乾燥空気は
圧縮機より乾燥器を経てトンネル内へ注入する。或いは
窒素ガスはPSA(窒素発生機)よりトンネル内へ注入
する。(ボンベでも可)
【0007】加温の場合においては、熱交換器(ヒータ
ー等の熱源)で水或いはその他の水溶液を加温し、液ポ
ンプで冷却・加温トンネルに循環させる。粉体等(コー
ヒー等)を加温する。乾燥空気は圧縮機より乾 燥器を
経てトンネル内へ注入する。或いは窒素ガスはPSA
(窒素発生機)よりトンネル内へ注入する。(ボンベで
も可) 煤煎コーヒーから発生する炭酸ガスを吸収して放出する
ことが出来る。
【0008】冷却・加温トンネルは、二重殼で閉鎖系と
なり、空気の溜まりが出来ないように、入口、出口を上
下に設ける。内部には搬送機能を持つスクリューコンベ
ア等を設ける。
【0009】
【作 業】冷却の場合においては、冷凍機により熱交換
器を冷却し、その熱交換器で低温になったブラインは液
ポンプで冷却・加温トンネルへと循環する。冷却・加温
トンネルの温度低下により、冷却・加温トンネル内部の
粉体を冷却させる。冷却されたトンネル内面の結露を防
ぐため冷却・加温トンネル内に乾燥空気或いは窒素ガス
を注入する。
【0010】加温の場合においては、加熱器により熱交
換器を加熱し、その熱交換器で高温(臨界温度)になっ
た温水は液ポンプで、冷却・加温トンネルヘ送られ循環
する。冷却・加温トンネルの臨界温度までの昇温により
粉体に含んでいる水蒸気或いはガスが放出され、乾燥空
気或いは窒素ガスにより吸収され乾燥される。又加温方
法は冷却・加温トンネルにヒーターを巻き外部より加温
することもできる。この方法で外殻を取り付けない状態
でも出来る。
【0011】
【実施例】低温の場合においては、添付図面に従って、
実施例を説明する。図1は、配管冷却・加温装置の系統
図を示すものである。冷凍機を廻し、冷凍サイクルに
より、熱交換器でブラインを冷却する。続けて液ポン
プを廻して、冷却・加温トンネル中空部▲45▼へノ
ズル▲30▼より流れる。
【0012】冷却・加温トンネル中空部▲45▼の入
口は下部、出口は上部と、ブラインの流れが下部から上
部へ流れる。
【0013】タンクは、ポンプの吸込側と吐出側と
に接続がされている。タンク、は運転開始時にはポン
プの吸い込み側の弁、、▲10▼、▲11▼、▲
13▼、▲14▼を開き、弁、▲12▼、▲15▼を
閉とし、熱交換器とコールドトンネルを経て、弁
よりタンクへ戻り、空気抜きをする。
【0014】空気抜き後、運転時は弁、、、▲1
0▼は閉、(▲15▼は閉じたまま)弁▲11▼、▲1
2▼、▲13▼、▲14▼は開く。配管が設定温度以
下へ入るらないよう温度センサーT1、T2を弁▲13
▼、の冷却・加温トンネル側に設けて温度制御する。
【0015】冷却・加温トンネルは内部を適正冷却温度
にするため、最適の速さで搬送するスクリューコンベヤ
ーを設けて温度を制御する。結露防止のため乾燥空気或
いは窒素ガスをトンネル内へ空気圧縮機▲28▼より乾
燥器(或いはPSA)▲29▼を経て注入する。熱交換
器、冷却・加温トンネル及び配管の低温領域は断熱材を
被覆している。各機器の接続は低温特性のある材料を使
用し、断熱材を用いて被覆する。
【0016】作業終了後は、冷却・加温トンネルは内部
のブラインを抜くとき、真空により座屈変形することが
あるので以下の手順行うこと。
【0017】冷凍機及び液ポンプの電源をOFFと
する。その後ブラインの回収を行う。弁、、▲10
▼は閉じ、弁▲11▼、▲12▼、▲13▼、▲14
▼、▲15▼は開ける。エアポンプ▲16▼を廻し、コ
ールドヘッド内に圧力をかけ、コールドヘッド内のブ
ラインをタンクに回収する。
【0018】表1は本装置の冷凍機、液ポンプ、エアポ
ンプの電源の状態を示している。コールドヘッドの出入
り口部分は、切り離し可能である。切り離し後、空気の
侵入を防ぐため盲栓をする。
【0019】加温の場合においては、添付図面に従っ
て、実施例を説明する。図1は配管冷却・加温装置の系
統図を示すものである。液ポンプを廻し、同時に加温
器▲40▼にもスイッチを入れる。加温器で加温された
水は冷却・加温トンネルへと還流される。冷却・加温ト
ンネルの入口は下部、出口は上部と、水の流れが下部
から上部へと流れる。
【0020】運転時の弁、▲10▼、▲14▼、▲1
8▼、▲19▼は開、弁、、▲12▼、▲13▼、
▲15▼、▲17▼は閉。順路は液ポンプ、加温器、冷
却・加温トンネルになる。配管を設定温度にするた
め、温度センサT1,T2を弁▲13▼、▲14▼の冷
却・加温トンネル側に設けて温度制御をする。
【0021】冷却・加温トンネル内部は適正温度にする
ため最適の速さで搬送するスクリーコンベアを設け、な
お且つ粉体の湿り度(水分、ガス)により放出された水
分、ガスを吸収するため乾燥空気或いは窒素ガスをトン
ネル内に効果的にノズルより注入する。
【0022】
【発明の効果】冷却の場合においては、粉砕機等により
加工された粉体は、加工によるエネルギーが熱に変わ
り、品質を劣化させる。本発明は粉体の状況により粉砕
機等の前、後或は前後に設ける。その結果、品質を劣化
させることなく、製品を製造することが出来る。
【0023】加温の場合においては、加工された粉体に
含まれている水蒸気やガス等が、加温により外部に放出
される。このときの放出された量は、乾燥空気或いは窒
素ガスにて吸収され、外部に放出される。粉体はその状
態で容器へ封入される。その結果容器内の放出ガスは殆
ど少なくなり、容器の膨らみはなくなる。又粉体の品質
はより長時間維持される。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明の系統図
【図 2】本発明の概略正面図
【図 3】本発明の概略側面図
【図 4】本発明の冷却トンネル概略図
【符号の説明】
1 冷凍機 2 熱交換器 3 液ポンプ 4 冷却トンネル(内殻) 5 冷却トンネル(外殻) 6 タンク 7〜15 バルブ 16 エアポンプ 17 バルブ 18 バルブ 19 バルブ 20 入口管(ステンレス) 21 出口管(ステンレス) 22 原料入口(ステンレス) 23 原料出口(ステンレス) 24 シャフト 25 スクリュー 26 ガイドフランジ 27 ピローブロック 28 スプロケット 29 エアコンプレッサー 30 乾燥器或いはPSA PSA:pressure
swing adosorptionの略 31 ノズル 32 制御函 40 熱交換器 45 中空部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送する粉体等を冷却・加温トンネル(配
    管)内を通過するときに、スクリューコンベヤア等で適
    正な速度とし、粉体、スラリー等を冷却・加温或いは乾
    燥する粉体冷却・加温装置です。尚粉体とは、粉流体の
    ことで、総ての物質(食品、医薬品、工業品、鉱物、合
    成樹脂)を含む。
  2. 【請求項2】冷却の場合においては、冷却をするため、
    冷却トンネルの壁内の結露を防ぐため、内部へ乾燥空気
    或いは窒素を流し、内部を除湿し粉体の高粘度化を防ぐ
    装置です。
  3. 【請求項3】加温の場合においては、冷却・加温トンネ
    ルの温度は、常温或いは加温により、その粉体の臨界温
    度とし、乾燥空気或いは窒素ガスを管内に、注入するこ
    とにより低温で乾燥する装置です。
JP10222231A 1998-07-02 1998-07-02 冷却・加温トンネル Pending JP2000018791A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107088508A (zh) * 2017-05-12 2017-08-25 广东顺德迪峰机械有限公司 一种折叶式油漆烘干设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107088508A (zh) * 2017-05-12 2017-08-25 广东顺德迪峰机械有限公司 一种折叶式油漆烘干设备
CN107088508B (zh) * 2017-05-12 2022-10-21 广东顺德迪峰机械有限公司 一种折叶式油漆烘干设备

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