JP2000018443A - ホ−ス - Google Patents

ホ−ス

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JP2000018443A
JP2000018443A JP10185499A JP18549998A JP2000018443A JP 2000018443 A JP2000018443 A JP 2000018443A JP 10185499 A JP10185499 A JP 10185499A JP 18549998 A JP18549998 A JP 18549998A JP 2000018443 A JP2000018443 A JP 2000018443A
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JP
Japan
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wire
stainless steel
hose
steel wire
spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP10185499A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kobayashi
茂 小林
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は台所や洗面台の水洗金具やトイレ貯水
タンク、その他給水・給湯用の配管に使用されるホ−ス
型可撓伸縮継手に用いるホ−スに関する。 【解決手段】ゴム又は熱可塑性エラストマ−よりなる内
面層と、該内面層の外表面に編組された補強層を備えた
ホ−スであって、前記線材を構成する一部の素線をばね
用ステンレス鋼線を用い、当該鋼線の線径を0.15〜
0.5mmとしたホ−ス。5‥編組補強線材、6‥素線
・ばね用ステンレス鋼線、7‥素線。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は台所や洗面台の水洗
金具やトイレ貯水タンク、その他給水・給湯用の配管に
使用されるホ−ス型可撓伸縮継手に用いるホ−スに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、台所や洗面台及びトイレの貯
水タンク、その他給水・給湯用の配管には銅製のパイプ
やステンレス製の蛇腹管が使用されてきた。しかしなが
ら、ここで使用される管自体は可撓性に乏しく、配管工
事の施工性が悪かった。
【0003】そのため、近年では内面層をゴム又は熱可
塑性エラストマ−を主体とし、その外周をステンレス鋼
線やナイロン、ポリエステル等の編組補強した可撓性を
有するホ−スに継手を加締締結したホ−ス型可撓伸縮継
手が使用されるようになってきた。しかるに、配管工事
のスペ−スは比較的狭く、又、使用する長さは短いため
ホ−ス型可撓伸縮継手の施工時に無理に曲げられたり、
周囲の部材に接触する等外力が加わることが多い。この
ため、前記のホ−ス型可撓伸縮継手は柔軟性には優れる
ものの上記補強材は剛性がそれ程高くないため、一定以
上の外力が加わると折れ曲がってしまうという欠点があ
る。このホ−スの折れ曲がりが生じた際には通水路がふ
さがれ、通水量が減り、又は通水できなくなる場合があ
る。
【0004】このため、場合によってはホ−ス内部にス
プリングを入れてホ−スの折れ曲がりを防ぐ方法もある
が、スプリングを入れることはその分通水径が減少する
し、通水時に音が発生する等の問題がある。
【0005】又、ばね用ステンレス鋼線の編組補強した
ホ−スが考えられてはいるが、ばね用ステンレス鋼線の
みでは耐圧性能が十分でなくこのため編上密度を高める
必要がある。そのためには線径を太くするか打ち込み本
数を増す必要がある。しかし、この方策による場合には
編上時の編上張力を高める必要があり、編組時にホ−ス
が潰れるという現象が発生するため生産しにくいという
欠点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は剛性の高いば
ね用ステンレス鋼線を剛性の低い編組補強層の内側に編
組することによりホ−スの柔軟性を損なうことがなく、
配管施工時の外力による折れ曲がりに強いホ−ズを提供
するもので、更には外力による変形に強くなるばかりで
なく、ナイフ等による耐カット性をも向上させたもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決するためになされたものであって、その要旨は、ゴム
又は熱可塑性エラストマ−よりなる内面層と、該内面層
の外表面に編組された補強層を備えたホ−スであって、
前記線材を構成する一部の素線をばね用ステンレス鋼線
を用いたことを特徴とする。
【0008】そして、具体的にはばね用ステンレス鋼線
の線径を0.15〜0.5mmとし、編組された補強層
中のばね用ステンレス鋼線の体積比を30%以下とする
ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のホ−スは上記したように
補強層を構成する線材の一部をばね用ステンレス鋼線と
することにより、ホ−ス自体の柔軟性を損なうことな
く、又、外力による折れ曲がりに強く、そして通水径を
維持できることとなったもので、更に外力による変形に
強くなるばかりでなく、ナイフ等による耐カット性をも
向上させたものである。
【0010】ゴム又は熱可塑性エラストマ−よりなる内
面層は単層より形成されるもの、これらを積層すること
により形成されるものが含まれる。
【0011】一方、補強層は線材を編組させたものであ
り、2又はそれ以上の素線を組み合わせたもので、これ
らは複合材として用いられる。複合材としては夫々の材
質のの弱点を補うものであり、別の材質のものを組み合
わせる。例えば、ポリエステル素線にアラミド素線を組
み合わせることにより強力を向上させるものである。こ
の例と同様にして組み合わせる素線の一つをばね用ステ
ンレス鋼線を用いるものである。
【0012】補強層を構成する線材の素線としてステン
レス鋼線(JISG4309)等の鉄及び非鉄の軟質金
属素線やポリエステル、ナイロン、アラミド等の繊維素
線、更にはポリエステルとアラミド等による繊維素線同
士による混合線材やステンレス鋼線等の軟質金属線とポ
リエステル等の繊維素線による混合糸が挙げられる。こ
れら組み合わせた素線とばね用ステンレス鋼線を組み合
わせ、一つの線材として編組補強するものである。その
組み合わせは夫々を撚り合わせてもよいし、夫々を撚り
合わせることなく一本としてもよい。使用される繊維素
線はマルチフィラメントやモノフィラメントが使用され
る。
【0013】そして、補強層素線を構成するばね用ステ
ンレス鋼線の線径は0.15〜0.5mmであることが
望ましく、これが0.15mm未満であると線材の剛性
が低くなりホ−スの折れ曲げに対抗する力が弱くなる。
一方、0.5mmを越えるとその剛性により逆にホ−ス
の柔軟性が損なわれることになってしまう。そしてホ−
スの折れ曲げ力に抗する力と柔軟性を勘案すると、編組
された補強層中のばね用ステンレス鋼線の体積比を30
%以下、好ましくは、5%〜25%の範囲としたもので
ある。この体積比が30%を越えると上記と同様ホ−ス
の柔軟性が損なわれ、編組時に大きな張力を必要とし、
ホ−スがつぶれる等の生産性を損なう不具合が生じてし
まう。
【0014】ばね用ステンレス鋼線の材質は一般的には
SUS304又はSUS316を使用するものであり、
編組後の性能等のバランスを保持するために編組に用い
られる線材の中には夫々同本数のばね用ステンレス鋼線
を混入することが望ましい。更に言えば、同線径のばね
用ステンレス鋼線を混入することがよい。
【0015】尚、補強層の外側に外面層を形成してもよ
い。かかる外面層は外観を整えると共に、補強層の保護
に供されるもので、特に繊維糸による補強の際にはこの
保護が必要になる。この外面層に用いられる材料として
は耐候性のよいEPDM等のゴムや塩化ビニ−ル樹脂等
の熱可塑性エラストマ−が用いられる。
【0016】
【実施例】以下、本発明のホ−スを図面をもって更に詳
細に説明する。図1及び図2は本発明のホ−ス1を示す
側面図で、符号2はホ−スの最内層を形成する内面層で
あり、この例ではオレフィン系エラストマ−よりなって
いる。そして、3はその内面層2の外周表面に編組され
た補強層、4は塩化ビニル樹脂よりなる外面層である。
得られたホ−スの内径は9mm、内面層の厚さは1.5
mm、外径は13.6mmであった。
【0017】ここで編組補強する線材5はばね用ステン
レス鋼線(材質SUS304、太さ0.25mm)6
と、軟質ステンレス鋼線(材質SUS304、太さ0.
25mm)7とを組み合わせた線材である。
【0018】図3〜図5は編組補強する線材5の例を示
す。即ち素線・ばね用ステンレス鋼線6と素線・軟質ス
テンレス鋼線7とを撚らずに一本の線材としたものであ
る。又、図4に示す線材5は素線・ばね用ステンレス鋼
線6と素線・軟質ステンレス鋼線7とを撚って一本の線
材としたものである。更に、図5の線材5は素線・スト
レ−トのばね用ステンレス鋼線6と、素線・軟質ステン
レス鋼線7を撚り合わせた糸とをもって一本の線材とし
たものである。尚、軟質ステンレス鋼線の代わりに銅
線、ナイロン、ポリエステル等の繊維糸を用いてもよい
ことは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】本発明は剛性の高いばね用ステンレス鋼
線を剛性の低い編組補強層の内側に編組することにより
ホ−スの柔軟性を損なうことがなく、配管施工時の外力
による折れ曲がりに強いホ−スを提供することができた
もので、配管施工時の作業の簡便さと耐久性の向上が確
保できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のホ−スを示す構造例である。
【図2】図2は本発明のホ−スの第2構造例である。
【図3】図3は本発明のホ−スの編組補強層を構成する
線材の第1例である。
【図4】図4は本発明のホ−スの編組補強層を構成する
線材の第2例である。
【図5】図5は本発明のホ−スの編組補強層を構成する
線材の第3例である。
【符号の説明】
1‥本発明のホ−ス、 2‥ホ−スの内面層、 3‥編組補強層、 4‥外面層、 5‥編組補強線材、 6‥素線・ばね用ステンレス鋼線、 7‥素線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム又は熱可塑性エラストマ−よりなる
    内面層と、該内面層の外表面に編組された補強層を備え
    たホ−スであって、前記線材を構成する一部の素線をば
    ね用ステンレス鋼線を用いたことを特徴とするホ−ス。
  2. 【請求項2】 ばね用ステンレス鋼線の線径を0.15
    〜0.5mmとした請求項第1項記載のホ−ス。
  3. 【請求項3】 編組された補強層中のばね用ステンレス
    鋼線の体積比を30%以下とした請求項第1項乃至第2
    項記載のホ−ス。
JP10185499A 1998-07-01 1998-07-01 ホ−ス Pending JP2000018443A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009297642A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Sepratek Inc 中空糸内部投入用の中空糸膜
KR20200123178A (ko) 2018-02-19 2020-10-28 게이츠 코포레이션 압력 호스

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