JP2004211873A - ホース - Google Patents

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JP2004211873A
JP2004211873A JP2003002352A JP2003002352A JP2004211873A JP 2004211873 A JP2004211873 A JP 2004211873A JP 2003002352 A JP2003002352 A JP 2003002352A JP 2003002352 A JP2003002352 A JP 2003002352A JP 2004211873 A JP2004211873 A JP 2004211873A
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Toshio Hino
利夫 日野
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Inax Corp
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Inax Corp
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Abstract

【課題】トイレルームやキッチン、洗面室等において止水栓と水回り機器とをホースで接続する場合に、両者の距離や高低差、向き等に応じて、ホースを曲げる際に、座屈状に折れ曲ることが防止されるホースを提供する。
【解決手段】少なくとも長手方向の両端が円形断面形状であり、長手方向の途中が部分的に略楕円形断面形状部2となっている直管状のホース1。長手方向の途中に略楕円形断面形状部分2が設けられているので、このホース1を曲げようとした場合、略楕円形断面形状の短径方向を含む面に沿って容易に湾曲させることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給水用に用いるのに好適なホースに係り、特に洋風便器と止水栓とを接続する場合など、曲げて利用されるホースに関する。
【0002】
【従来の技術】
洋風便器を備えたトイレルームにあっては、この洋風便器に水道配管から水を供給するために、トイレルームの壁面等に設けられた止水栓と洋風便器の温水洗浄装置等とを配管で接続している。この配管は、従来は銅パイプなどの金属パイプが用いられていたが、最近では施工が容易なホースが用いられることも多くなっている(例えば特開2001−200567号公報)。
【0003】
図2は、ホースによって洋風便器の温水洗浄装置と止水栓とを接続したトイレルーム内の斜視図である。
【0004】
洋風便器10の後部上面にロータンク11が設置され、このロータンク11の前側に便座ボックス12が設置されている。この便座ボックス12に対し便座13と便蓋14とが起倒回動可能に設置されている。ロータンク11にはボールタップが設置されている。ロータンク11の側壁面には、このボールタップの受水側の端部15がナットによって固定されている。トイレルームの壁面16に設けられた止水栓17に対し該ボールタップが金属パイプ18を介して接続されている。便座ボックス12は、洋風便器10から側方に張り出す張出部12aを有し、この張出部12aの上面にスイッチパネル12bが設けられている。また、便座ボックス12には、温水タンク(図示略)、洗浄ノズル20,21及び温風乾燥ファン(図示略)等が設けられている。
【0005】
便座ボックス12のスイッチパネル12bには、肛門洗浄(シャワー洗浄)、ビデ洗浄、温風乾燥等の作動をストップさせるストップスイッチ、肛門洗浄用操作スイッチ(シャワースイッチ)、ビデ洗浄用操作スイッチ(ビデスイッチ)、温風を吹き出させるドライスイッチ、洗浄の広がりを調整するためのワイド洗浄入/切スイッチ、洗浄位置前進スイッチ、その後退スイッチ、便座の温度を調整するための便座温度調節スイッチ、洗浄強さを調整するダイヤル、シャワー等の水温を調整する温水温度調節スイッチ等が配置されている。
【0006】
便座ボックス12内の温水タンクに連なるメインバルブの流入口23が張出部12aの下面から下方に突設されており、このメインバルブ流入口23と壁面16の止水栓17とがホース24によって接続されている。
【0007】
なお、便座ボックス12から引き出された電気コード25の先端のプラグ26が、壁面16のコンセント27に差し込まれている。
【0008】
上記のホース24は、内周面がEPDM等のゴムよりなり、外周面がやや硬質の合成樹脂(例えば塩化ビニル樹脂)よりなり、ゴム層と合成樹脂層との間には補強用の網と、ゴム層と合成樹脂層とのなじみを良くするための中間層とが設けられている。このホース24は、一端から他端まで等径の円形断面形状のものである。
【0009】
上記のようにホースによって止水栓と水回り機器とを接続した構造は、トイレルームに限らず、キッチン等のキャビネット内において水栓と止水栓とを接続する構造にも用いられるようになってきている。
【0010】
なお、特開平9−24559号公報には、両端が円形断面形状であり、途中部分が楕円形断面形状となった曲管状の車両用高圧ホースが記載されている。
【0011】
【特許文献1】
特開2001−200567号公報
【特許文献2】
特開平9−24559号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
洋風便器10や止水栓17の位置はトイレルームによってマチマチであり、メインバルブ流入口23と止水栓17との間の距離、両者の高低差、止水栓17の向きなどが種々異なる。止水栓17と該流入口23が図2よりも近接しているときには、ホース24を更に小さい曲率半径で曲げなければならないことがある。
【0013】
ホース24を小さい曲率半径で曲げて施工する場合、ホース24に対し局部的に大きな曲げ応力が加えられ、ホース24が座屈する如く折れ曲ることがある。このようにホース24が折れ曲ると、折れ曲った箇所の流路断面積が著しく小さくなり、温水タンクに水が十分に供給されないおそれがある。また、ホースが折れ曲った部分では、ホース構成材料に材料疲労が蓄積し、ホースの寿命が短くなるおそれもある。
【0014】
なお、前記特開平9−24559号公報の車両用耐圧ホースは、加硫成形時にクランク状に湾曲形成したものであり、屈曲自在な特性が要求される給水ホースとしては使用することができない。
【0015】
本発明は、トイレルームやキッチン、洗面室等において止水栓と水回り機器とをホースで接続する場合に、両者の距離や高低差、向き等に応じて、ホースを曲げる際に、座屈状に折れ曲ることが防止されるホースを提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明のホースは、直管状のホースにおいて、少なくとも長手方向の両端が円形断面形状であり、長手方向の途中が部分的に略楕円形断面形状であることを特徴とするものである。
【0017】
かかる本発明のホースにあっては、長手方向の途中に略楕円形断面形状部分が設けられているので、このホースを曲げようとした場合、この略楕円形断面形状の短径方向を含む面に沿って該ホースが該略楕円形断面形状部分において湾曲する。この場合、湾曲面の内周側と外周側との距離が真円形断面形状の場合に比べて小さいので、座屈を引き起すことなく、十分な流路断面積を確保した状態で容易にホースを湾曲させることができる。
【0018】
このホースは、両端側は円形断面形状であるので、全体が円形断面形状とされている従来のホースと同様に、円形断面形状の配管接続部材に水密的に接続することができる。
【0019】
本発明のホースは、内周面がゴムよりなり、外周面が合成樹脂よりなる給水用ホースであることが好ましい。
【0020】
また、略楕円形断面形状部分の断面における長径Dと短径Dとの比D/Dは1〜4であることが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明のホースの実施の形態を詳細に説明する。
【0022】
図1(a)は本発明のホースの実施の形態を示す長手方向の途中部分の斜視図であり、図1(b)は、図1(a)のB−B線に沿う断面の拡大図、図1(c)は図1(a)のホースを湾曲させた状態を示す斜視図である。
【0023】
このホース1は、図1(a)に示す如く、直管状に成形され、長手方向の両端が円形断面形状であり、長手方向の途中が略楕円形断面形状部2となっている。
【0024】
このようなホース1であれば、図1(c)に示す如く、略楕円形断面形状部2において、その略楕円形断面形状の短径方向を含む面に沿って座屈を引き起すことなく、容易に湾曲させることができる。
【0025】
本発明において、ホースの材料構成自体には特に制限はなく、従来と同様の層構成を採用することができる。図1に示すホース1は、図1(b)に示す如く、最内層としてのゴム層3と、最外層としての合成樹脂層4と、これらの層の間に設けられた補強ネット5と、両層のなじみを良くするための中間層6とで構成されるが、本発明のホースは、何らこのような層構成に採用されるものではない。
【0026】
図1のホース1において、ゴム層3のゴムとしては、EPDM系ゴム、フッ素ゴム、アクリルゴム、ブチルゴム、NBR系ゴム等が用いられる。また、合成樹脂層4の合成樹脂としては、塩化ビニル樹脂、スチレン系エラストマー等が用いられる。両層間のなじみ性改善のための中間層6としては、合成ゴム等が用いられる。また、補強ネット5としては、軟質ステンレスワイヤーを編み組みしたものや、ビニロン、ポリエステル、ナイロン、アラミド等の合成繊維を編み組みしたもの、或いはスパイラル状に巻回したものなどを用いることができる。
【0027】
ホースの円形断面形状部及び略楕円形断面形状部2の径には特に制限はなく、使用目的に応じて適宜決定されるが、円形断面形状部と略楕円形断面形状部2とは、その流路断面積が同等となるように設計されることが好ましい。
【0028】
また、略楕円形断面形状部2の断面における長径Dと短径Dとの比D/Dは、ホース1の用途、即ち、予想される湾曲の程度等に応じて適宜決定されるが、1〜4特に1〜2であることが好ましい。この径比D/Dが大き過ぎると略楕円形断面形状部2を設けたことによる本発明の座屈防止効果を十分に得ることができず、小さ過ぎると通水抵抗が大きくなる。
【0029】
また、略楕円形断面形状部2の長さも、ホース1の用途、即ち、予想される湾曲の程度等に応じて適宜決定されるが、通常、10〜20cm特に10〜15cm程度である。この長さが短か過ぎると略楕円形断面形状部2を設けたことによる本発明の座屈防止効果を十分に得ることができず、長過ぎると通水抵抗が大きくなる。
【0030】
本発明において、ホースの長手方向の両端側は、円形断面形状の配管接続部材に水密的に接続することができるように円形断面形状とするが、長さ方向の途中部分のどのような箇所に略楕円形断面形状部2が設けられていても良く、また、略楕円形断面形状部2は、1本のホースにおいて、長さ方向の2ヶ所以上に設けられていても良い。略楕円形断面形状部2の設置箇所、設置数は、ホース1の用途に応じて、予想される湾曲部の位置や数に応じて適宜設計される。
【0031】
2以上の略楕円形断面形状部を設ける場合、一部又は全ての略楕円形断面形状部の短径方向の向きを異ならせてもよい。
【0032】
なお、ホースの両端部の円形断面形状部の長さは、ホースの用途やホースの長さによっても異なるが、通常5cm以上であることが好ましい。
【0033】
このような本発明のホースは、特に給水用ホースとして好適であり、トイレルーム、キッチンキャビネット、洗面台キャビネット、その他食洗機、洗濯機等への給水施工において、止水栓と給水口との距離や高低差、向き等に応じて、ホースの流路断面積を確保した上でホースを自在に湾曲させて、良好な給水構造を形成することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明のホースによれば、トイレルームやキッチン、洗面室等において止水栓と水回り機器とをホースで接続する場合に、両者の距離や高低差、向き等に応じて、ホースを曲げる際に、座屈状に折れ曲ることが防止され、十分な流路断面積を確保した状態で容易に所望の形状に湾曲させることが可能であり、良好な給水施工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明のホースの実施の形態を示す長手方向の途中部分の斜視図であり、図1(b)は、図1(a)のB−B線に沿う断面の拡大図、図1(c)は図1(a)のホースを湾曲させた状態を示す斜視図である。
【図2】ホースによって洋風便器の温水洗浄装置と止水栓とを接続したトイレルーム内の斜視図である。
【符号の説明】
1 ホース
2 略楕円形断面形状部
3 ゴム層
4 合成樹脂層
5 補強ネット
6 中間層
10 洋風便器
12 便座ボックス
17 止水栓
23 メインバルブ流入口
24 ホース

Claims (3)

  1. 直管状のホースにおいて、少なくとも長手方向の両端が円形断面形状であり、長手方向の途中が部分的に略楕円形断面形状であることを特徴とするホース。
  2. 請求項1において、内周面がゴムよりなり、外周面が合成樹脂よりなる給水用ホースであることを特徴とするホース。
  3. 請求項1又は2において、略楕円形断面形状部分の断面における長径Dと短径Dとの比D/Dが1〜4であることを特徴とするホース。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100844896B1 (ko) * 2006-09-28 2008-07-10 노승용 다중직경 내압호스의 제조방법
JP2015055261A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 住友理工株式会社 樹脂ホースおよびその製造方法
JP2017175926A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 株式会社クボタケミックス 給水装置
KR101833661B1 (ko) 2014-03-18 2018-02-28 가부시키가이샤 니프코 곡관 구조

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