JP2000018081A - 電流制御駆動装置 - Google Patents

電流制御駆動装置

Info

Publication number
JP2000018081A
JP2000018081A JP10199461A JP19946198A JP2000018081A JP 2000018081 A JP2000018081 A JP 2000018081A JP 10199461 A JP10199461 A JP 10199461A JP 19946198 A JP19946198 A JP 19946198A JP 2000018081 A JP2000018081 A JP 2000018081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
output
electromagnetic coil
signal
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10199461A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000018081A5 (ja
Inventor
Hiroshi Osawa
寛 大沢
Yoichi Noguchi
洋一 野口
Kinya Okamura
欣也 岡村
Yasuhiro Sato
康弘 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP10199461A priority Critical patent/JP2000018081A/ja
Priority to DE1999129749 priority patent/DE19929749C2/de
Publication of JP2000018081A publication Critical patent/JP2000018081A/ja
Publication of JP2000018081A5 publication Critical patent/JP2000018081A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/20Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/20Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils
    • F02D2041/202Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils characterised by the control of the circuit
    • F02D2041/2031Control of the current by means of delays or monostable multivibrators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/20Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils
    • F02D2041/202Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils characterised by the control of the circuit
    • F02D2041/2041Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils characterised by the control of the circuit for controlling the current in the free-wheeling phase
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/20Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils
    • F02D2041/202Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils characterised by the control of the circuit
    • F02D2041/2058Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils characterised by the control of the circuit using information of the actual current value
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/20Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils
    • F02D2041/2068Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils characterised by the circuit design or special circuit elements
    • F02D2041/2075Type of transistors or particular use thereof

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高価な回路部品を用いることなく、個々の製
品毎のばらつきに対処でき、精度の高い電流制御を可能
とする。 【解決手段】 CPUにより、エンジン回転数と目標噴
射量が読み込まれ(ステップ100参照)、これらのデー
タを基に、所定の演算式より電磁コイルに通電されるべ
き電流値ILが算出される(ステップ102参照)。さら
に、電磁コイルの印加電圧VBが読み込まれる(ステッ
プ104参照)と共に、演算定数C,dがメモリから読み出
されて、これらのデータを基に、CPUから出力される
繰り返しパルス信号の一周期に対するオン時間の比であ
るDiが算出され、このDiに対応するパルス幅で繰り返
しパルス信号が出力され、いわゆるフィードバック制御
に用いられるようになっており、製品毎のばらつきによ
らず、所望の電流ILが電磁コイルに通電されるように
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、車両等に
おいて種々用いられる電磁コイルへの通電電流を、フィ
ードバック信号に基づき、いわゆるPWM(Pulse Width
Modulation)制御するよう構成されてなる電流制御駆
動装置に係り、特に、通電電流値の高精度の制御を可能
としたものに関する。
【0002】
【従来の技術】電磁コイルへの通電電流を制御する回路
として、例えば、車両のバリアブルノズル制御に用いら
れるいわゆるターボ制御装置の電磁弁に用いられる電磁
コイルへの通電を行う回路を挙げることができる。ター
ボ制御装置の電磁弁に用いられる電磁コイルのようなも
のにあっては、その電流値の精度がいわゆるターボ制御
の精度に大きく影響するため、精度の高い通電電流の制
御が必要とされる。そのため、このような回路では、い
わゆるフィードバック制御が基本である。従来このよう
なフィードバック制御を基本とした電磁コイルの駆動回
路では、電磁コイルへ流す制御電流の精度を高めるた
め、例えば、高精度の電流検出差動アンプを用いて高精
度のフィードバックを行えるようにしていた。また、電
磁コイルのようなものでは、その電磁的な特性のいわゆ
るばらつきが個々のものに生じ易い。一方、上述のよう
に、ターボ制御装置の電磁弁に用いられる電磁コイルの
ようなものにおいては、高い駆動電流の精度が要求され
るため、駆動電流の調整を個々に行う必要が生じ、その
ため、例えば、調整用抵抗器を電磁コイルへの通電路に
設け、この調整用抵抗器の抵抗値を、個々の電磁コイル
の特性のばらつきに応じて調整し、所望の制御特性が得
られるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高精度
の電流検出機能を有する差動アンプは、高価なため、そ
のような差動アンプを用いて回路を構成することは、装
置の高価格化を招くこととなるという問題がある。ま
た、後者のように調整抵抗器の調整により、個々の製品
毎のばらつきに対処する方法においても、調整のための
時間、人件費等がかさみ、結局は、装置の高価格化を招
くこととなる。
【0004】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、高価な回路部品を用いることなく、個々の製品毎の
ばらつきに対処でき、精度の高い電流制御が可能な電流
制御駆動装置を提供するものである。本発明の他の目的
は、いわゆる個体差に対して許容範囲が大きく汎用性の
高い電流制御駆動装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る電流制御駆動装置は、電磁コイルへ対してフィードバ
ック制御により駆動電流を通電するよう構成されてなる
電流制御駆動装置であって、外部からの信号に応じてオ
ン・オフされ、前記電磁コイルへの通電電流を制御する
通電手段と、前記電磁コイルに流れる電流の大きさに応
じた信号を出力する出力電流検出手段と、与えられたエ
ンジン回転数及び燃料噴射量に基づいて、前記電磁コイ
ルへ通電されるべき電流値を算出する電流値算出手段
と、前記電流値算出手段により算出された電流値及び前
記電磁コイルの印加電圧並びに個体差データをパラメー
タとして所定の演算式により、所定の繰り返し周期に対
するパルス信号のオン時間の比を算出し、その算出結果
に対応する所定のディジタル信号を出力する制御信号出
力手段と、前記制御信号出力手段の出力信号を直流化す
る直流化手段と、前記直流化手段の出力と、前記出力電
流検出手段の出力との差を算出する差算出手段と、前記
差算出手段の算出結果に応じたパルス幅を有する繰り返
しパルス信号を前記通電手段へ出力するPWM手段と、
を具備してなるものである。
【0006】かかる構成においては、特に、制御信号出
力手段において、製品毎の特性のいわゆるばらつきであ
る個体差データを演算定数として所定の演算式で用いる
ようにして、その演算結果に基づいて所定のディジタル
信号を出力し、さらに、これを直流化手段により直流信
号に変換し、この直流信号を、出力電流検出手段と、差
算出手段と、PWM手段とにより形成されたいわゆるフ
ィードバック制御の中で目標値として用いるようにした
もので、これにより、製品毎のばらつきがあっても、電
流値算出手段により算出された電流を電磁コイルへ通電
することが可能となるものである。
【0007】また、上記構成に代えて、請求項2記載の
発明に係る電流制御駆動装置としても好適である。すな
わち、請求項2記載の発明に係る電流制御駆動装置は、
電磁コイルへ対してフィードバック制御により駆動電流
を通電するよう構成されてなる電流制御駆動装置であっ
て、外部からの信号に応じてオン・オフされ、前記電磁
コイルへの通電電流を制御する通電手段と、前記電磁コ
イルに流れる電流の大きさに応じた信号を出力する出力
電流検出手段と、与えられたエンジン回転数及び燃料噴
射量に基づいて、前記電磁コイルへ通電されるべき電流
値を算出する電流値算出手段と、前記電流値算出手段に
より算出された電流値及び前記電磁コイルの印加電圧並
びに個体差データをパラメータとして所定の演算式によ
り、所定の繰り返し周期に対するパルス信号のオン時間
の比を算出し、その算出結果に対応するパルス幅を有す
る繰り返しパルス信号を出力する制御信号出力手段と、
前記制御信号出力手段の出力信号を直流化する直流化手
段と、前記直流化手段の出力と、前記出力電流検出手段
の出力との差を算出する差算出手段と、前記差算出手段
の算出結果に応じたパルス幅を有する繰り返しパルス信
号を前記通電手段へ出力するPWM手段と、を具備して
なるものである。
【0008】かかる構成においては、特に、制御信号出
力手段において、製品毎の特性のいわゆるばらつきであ
る個体差データを演算定数として所定の演算式で用いる
ようにして、その演算結果に基づいて繰り返しパルス信
号を出力し、さらに、これを直流化手段により直流信号
に変換し、この直流信号を、出力電流検出手段と、差算
出手段と、PWM手段とにより形成されたいわゆるフィ
ードバック制御の中で目標値として用いるようにしたも
ので、これにより、製品毎のばらつきがあっても、電流
値算出手段により算出された電流を電磁コイルへ通電す
ることが可能となるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1乃至図5を参照しつつ説明する。なお、以下に
説明する部材、配置等は本発明を限定するものではな
く、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができる
ものである。最初に、図1を参照しつつこの実施の形態
における電流制御駆動装置(以下「本装置」と言う。)
の構成について説明する。本装置は、車両のターボ制御
装置を構成する電磁弁(図示せず)に用いられる電磁コ
イル20の通電制御に適するもので、CPU1と、メモ
リ2と、ローパスフィルタ3と、差分検出回路4と、P
WM制御回路5と、通電回路6と、出力検出回路7と、
アナログ・ディジタル変換器(図1においては「A/
D」と表記)8とを具備して構成されたものとなってい
る。
【0010】CPU1は、公知・周知のIC化されたも
ので、後述するように本装置の動作を制御するものとな
っている。このCPU1には、メモリ2が接続されてお
り、このメモリ2に記憶された後述するような諸定数等
がCPU1に読み込まれ、動作制御に用いられるように
なっている。このようなメモリ2としては、例えば、E
EPROM(Electrically Erasable Programmable Read
-Only Memory)と称されるデータの書き換えが可能なI
Cメモリ等が好適である。また、CPU1は、外部の指
令装置21と、例えば、通信回線9を介して接続されて
おり、外部の指令装置21により、後述するような各種
の定数等のデータの変更、追加等ができるようになって
いる。
【0011】本装置は、電磁コイル20への所望する駆
動電流ILの大きさに応じて、CPU1から制御信号V
contが、いわゆるPWM(Pulse Width Modulation)パル
ス信号で出力されるようになっているが(詳細は後
述)、この制御信号Vcontは、後述する差分検出回路4
における出力検出回路7の検出出力電圧VILとの比較の
ために、ローパスフィルタ3により直流信号に変換され
るようになっている。差分検出回路4は、出力検出回路
7の検出出力電圧VILとローパスフィルタ3を介して入
力された制御信号Vcontとの差を検出し、その差に応じ
た信号を出力するためのもので、この発明の実施の形態
においては、加算器4aを用いて構成されたものとなっ
ている。この加算器4aを用いる場合、出力検出回路7
の検出出力電圧VILは、負の値として制御信号Vcont
加算されるようにしてあり、(Vcont−VIL)が演算算
出されるようになっている。
【0012】PWM制御回路5は、差分検出回路4の出
力信号の大きさに応じたパルス幅を有する繰り返しパル
ス信号を生成して、通電回路6へ出力するようになって
いるもので、この発明の実施の形態においては、積分器
(図1においては「積分」と表記)10と、発振器(図
1においては「OSC」と表記)11と、比較器(図1に
おいては「COMP」と表記)12と具備して構成されたも
のとなっている。積分器10は、差分検出回路4からの
出力信号をいわば平滑化するためのもので、公知・周知
の回路構成を有してなるものである。発振器11は、例
えば、いわゆる三角波信号を発生する公知・周知の回路
構成を有してなるものである。比較器12は、積分器1
0を介して入力された差分検出回路4の出力信号と、発
振器11からの三角波信号とをレベル比較するもので、
その出力は、発振器11の出力レベルが積分器10のそ
れを越えると、いわゆるハイレベル、発振器11の出力
レベルが積分器10のそれを下回ると、いわゆるローレ
ベルとそれぞれ変化するようになっている。したがっ
て、この比較器12からは、積分器10の出力レベルに
応じたパルス幅を有する繰り返しパルス信号が出力され
ることとなるものである。
【0013】通電回路6は、電磁コイル20への通電を
行うもので、PWM制御回路5からの駆動パルス信号に
応じて動作する駆動用トランジスタ13を主たる構成要
素としてなるものである。この発明の実施の形態におい
ては、この駆動用トランジスタ13として、FET(Fie
ld Effect Transistor)を用いているが、勿論これに限
定される必要はなく、他のタイプの半導体素子であって
もよいものである。駆動用トランジスタ13は、そのゲ
ートにPWM制御回路5からの駆動パルス信号が印加さ
れるようになっており、一方、ソースはアースに接続さ
れ、ドレインは、電流検出用抵抗器14を介して電磁コ
イル20の一端に接続されている。なお、電磁コイル2
0の他端は、電源電圧VBが印加されるようになってい
る。そして、駆動用トランジスタ13がPWM制御回路
5からの信号により導通状態となると、その間、電磁コ
イル20へ通電されるようになっている。
【0014】なお、駆動用トランジスタ13が非導通状
態となった際に電磁コイル20に生ずるいわゆる逆起電
力による電流を流すために、電磁コイル20の電源電圧
Bが印加される側の端部と、駆動用トランジスタ1
3、電流検出用抵抗器14及び演算増幅器17の非反転
入力端子の相互の接続点との間には、抵抗器15及びダ
イオード16とが直列接続されている。すなわち、ダイ
オード16のカソード側は、電源電圧VBが印加される
一方、アノード側に抵抗器15の一端が接続されてい
る。
【0015】出力検出回路7は、電磁コイル20に流れ
る電流ILを検出するためのもので、電流ILの大きさに
対応した検出出力電圧VILを差分検出回路4へ出力する
ようになっているものである。この出力検出回路7は、
差動増幅器17及び電流検出用抵抗器14を主たる構成
要素として構成されたものとなっている。すなわち、差
動増幅器17の非反転入力端子は、電流検出用抵抗器1
4と先の駆動用トランジスタ13の接続点に接続されて
おり、反転入力端子は、電流検出用抵抗器14と電磁コ
イル20との接続点に接続されている。したがって、電
流検出用抵抗器14の両端には、電磁コイル20に流れ
る電流ILの大きさに応じた電圧降下が生じ、それが差
動増幅器17が有する増幅率で増幅されて、検出出力電
圧VILとして差分検出回路4へ出力されるようになって
いる。
【0016】次に、CPU1により行われる電磁コイル
20への駆動電流ILの制御について、図2に示された
フローチャートを参照しつつ説明する。まず、CPU1
の動作が開始されると、最初にエンジン回転数及び目標
噴射量がデータ入力される(図2のステップ100参
照)。ここで、エンジン回転数は、この本装置が、特
に、車両のターボ制御装置に用いられる場合には、その
ターボ制御装置の制御のために通常設けられるエンジン
回転数検出のためのセンサにより検出され信号を流用す
るか、または、例えば、図示されないターボ制御装置に
既に読み込まれ、ディジタルデータに変換された状態の
エンジン回転数を流用するようにすればよく、特別に本
装置のために専用のセンサを設ける必要はないものであ
る。また、燃料噴射量も、図示されないターボ制御装置
において演算等により算出されたものを流用するべくタ
ーボ制御装置からデータの読み込みを行えばよいもので
ある。
【0017】なお、現実には、図示されないターボ制御
装置は、CPUとソフトウェアを主に実現することがで
きるため、本装置のCPU1を、ターボ制御装置を構成
するCPUと共用にすれば、ステップ100におけるデ
ータ入力は、当該データが記憶された部位からの読み出
しで済むこととなる。すなわち、例えば、CPU1内部
の記憶領域に当該データが記憶されている場合には、そ
の記憶領域からのデータの読み出しを行えばよく、ま
た、例えば、CPU1の外部に接続されたRAM等(図
示せず)の記憶素子にデータが記憶されている場合に
は、その記憶素子からのデータの読み出しを行えばよ
い。
【0018】次に、上述のようにして入力されたエンジ
ン回転数及び目標噴射量をいわゆるパラメータとして、
予め設定されている演算式から電磁コイル20へ流され
るべき電流ILが算出されることとなる(図2のステッ
プ102参照)。次いで、電源電圧VBのデータ入力が
行われる(図2のステップ104参照)。すなわち、後
述するハイデューティDi演算に用いるため、電源電圧
Bのデータがアナログ・ディジタル変換器8を介して
CPU1に入力されることとなる。そして、メモリ2に
予め記憶されている演算定数C,dのCPU1への読み
込みが行われる(図2のステップ106参照)。
【0019】次に、ステップ108においては、CPU
1から出力される制御信号VcontのハイデューティDi
を求めるための演算が行われることとなる(図2のステ
ップ108参照)。すなわち、まず、ハイデューティD
iは、CPU1から出力される繰り返しパルス信号の一
周期の長さ(時間)を1とした場合(図3参照)に、そ
のパルス信号が論理値Highとなる長さ(オン時間)
の割合を表すものである。そして、このDiは、下記す
る式1により算出されるものである。
【0020】Di=C×IL+b×VB・・・(式1)
【0021】この演算式は、次のような観点に基づいて
導出されたものである。まず、ステップ102で算出さ
れた電流ILは、電磁コイル20の電気的特性のばらつ
きや、通電回路6の電気的特性のばらつき等とは関係な
く、エンジンの回転等から一義的に定まる値である。換
言すれば、電磁コイル20等の特性は、理想的なもので
あるとした場合における電流値である。しかしながら、
実際には、装置毎で電気的特性のいわゆるばらつき、言
わば個体差があるため、それを考慮せずに電流ILに対
して所定の条件の下で決定されるパルス幅で制御信号V
contを出力する場合には、電磁コイル20に流れる電流
は、ILではなくなる。
【0022】本願発明者は、電流ILを得るために回路
の如何なる要素が影響を与えるか等について鋭意研究を
行った結果、IL=a×Vcont+b×VBという近似式を
得るに至った。ここで、aは、出力検出回路7による電
流検出ゲインに相当する演算定数であり、また、bは、
装置毎の電気的特性のばらつきに起因する演算定数であ
る。この近似式の意味するところは、回路が理想的なも
のであれば、本来はIL=a×Vcontと表されるべきと
ころ、(b×VB)と表されるいわばオフセット量が加
味されることで本来のILを得ることができるというこ
とにある。そして、この近似式を基に、装置毎の電気的
特性のばらつきを考慮して、所望の電流ILを得るため
に設定されるべき制御信号Vcontのパルス幅を決定する
演算式として導出されたのが先の式1である。
【0023】式1において、C及びbは、先のステップ
106でメモリ2から読み出された演算定数であり、装
置毎の電気的特性のばらつき、すなわち、例えば、個々
の電磁コイル20の特性のばらつきや通電回路6の通電
特性のばらつき等に対応して個々の製品毎に異なるもの
で、言わば、個体差データと称されるべきものであり、
試験データ等から予め定めて、先に述べたようにメモリ
2に記憶されるものである。上述のようにしてDiが決
定された後、CPU1からは、その決定されたDiに対
応するパルス幅で制御信号Vcontが出力されることとな
る(図2のステップ110参照)。なお、CPU1から
出力されるこの制御信号Vcontの繰り返し周期は、予め
所定の値に設定されており、Diが電流IL及び電源電圧
Bにより変化しても、周期は一定に保持されるものと
なっている。
【0024】そして、このようにして決定されたDiに
対応するパルス幅を有する制御信号Vcontが出力される
と、その信号はローパスフィルタ3により直流化され
て、差分検出回路4へ印加されることとなる。一方、こ
の差分検出回路4には、電磁コイル20に流れる電流の
大きさに対応した電圧VILが印加される。ここで、もし
仮に、電磁コイル20に流れる電流がエンジンの回転数
等から定まる所望の電流ILに一致する場合には、ロー
パスフィルタ3の出力と、VILとは一致するようになっ
ている。差分検出回路4からは、ローパスフィルタ3の
出力(これをここで便宜的にVcont(DC)と表すとする)
と、電圧VILとの差、すなわち、(Vcont(DC)−VIL
が出力される。
【0025】この差分検出回路4の出力である(V
cont(DC)−VIL)は、PWM制御回路5へ入力され、積
分された後、比較器12に印加されるようになってい
る。一方、この比較器12の他方の入力端子には、発振
器11からのいわゆる三角波信号が印加されるため、比
較器12からは、(Vcont(DC)−VIL)の大きさに応じ
たパルス幅を有し、かつ、発振器11から出力される三
角波信号と同一の繰り返し周期を有するいわゆる繰り返
しパルス信号が出力されることとなる。換言すれば、電
磁コイル20に流れる電流の大きさが、出力検出回路7
により、検出出力電圧VILとして差分検出回路4へいわ
ゆるフィードバックされることで、PWM制御回路5か
らのパルス信号の幅が変えられて、電磁コイル20への
通電電流の大きさがフィードバック制御されることとな
る。駆動用トランジスタ13は、この繰り返しパルス信
号に応じていわるオン・オフされる結果、電磁コイル2
0には、この駆動用トランジスタ13のオン時間に比例
した電流が流れることとなる。結局、上述のようなフィ
ードバック制御と、回路のばらつき等を考慮したCPU
1からの制御信号Vcontの出力により、電磁コイル20
には、所望の電流ILが流れることとなる。
【0026】次に、第2の実施例について図4及び図5
を参照しつつ説明する。この第2の実施例は、通信回線
9によりCPU1と接続される外部の指令装置21によ
り演算定数の書き換えを可能としたものである。以下、
具体的に説明する。まず、図4に示されたフローチャー
トは、制御手順の全体の流れを示すものであるが、外部
の指令装置21からの割り込みを処理できるようになっ
ている点を除けば、基本的には図2に示された処理と同
一の処理が行われるようになっている。したがって、図
4において、先の図2に示された処理と同一の処理につ
いては、図2と同一のステップ番号を付することとし、
その詳細な説明は省略して、以下、異なる点を中心に説
明することとする。外部の指令装置21からデータ書き
換えのための割り込み要求が、通信回線を介してCPU
1へ入力されると、CPU1は、制御動作の流れの中
で、予め定めれたところで、割込処理の状態へ移ること
となる。例えば、図4においては、ステップ102の処
理後、割込処理へ移ることが示されている。
【0027】割込処理へ移行すると、データ書換のため
のサブルーチン処理が開始されることとなり、最初に、
外部の指令装置21からデータの書換要求がなされてい
るか否かが判定される(図5のステップ200参照)。
そして、データ書換の必要有りと判定された場合(YE
Sの場合)は、次述するステップ202へ進む一方、デ
ータ書換の必要無しと判定された場合(NOの場合)に
は、このサブルーチン処理を終了し、図4に示されたメ
インルーチンへ戻り、メインルーチンの処理が再開され
ることとなる。
【0028】ステップ202においては、外部の指令装
置21からCPU1へ対して、書換データの入力が行わ
れる。次いで、上述のようにして読み込まれたデータに
ついて、メモリ2に記憶されている該当するデータの書
き換えが行われ(図5のステップ204参照)、その
後、図4に示されたメインルーチンへ戻り、メインルー
チンの処理が再開されることとなる。
【0029】なお、上述した実施例においては、通電回
路6により通電手段が、出力検出回路7により出力電流
検出手段が、CPU1によるステップ100,102の
実行により電流値算出手段が、CPU1によるステップ
104,106,108,110の実行により制御信号
出力手段が、ローパスフィルタ3により直流化手段が、
差分検出回路4により差算出手段が、PWM制御回路5
によりPWM手段が、それぞれ実現されたものとなって
いる。また、メモリ2により記憶手段が実現され、CP
U1によるステップ200乃至204の実行により、記
憶手段の演算定数の書き換えを実現したものとなってい
る。
【0030】また、上述の実施例においては、CPU1
から繰り返しパルス信号を出力し、ローパスフィルタ3
により直流化して、差分検出回路4へ入力するようにし
たが、このような回路構成に限定される必要はなく、例
えば、CPU1から目標値としてのディジタル信号を出
力するようにし、これを公知・周知のディジタル・アナ
ログ変換器により直流信号に変換して、差分検出回路4
へ入力するような構成としてもよいことは勿論である。
なお、このような構成とする場合には、直流化手段は、
ディジタル・アナログ変換器により実現されることとな
る。
【0031】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
製品毎の電気的特性のばらつきが演算定数として加味さ
れて、いわゆるフィードバック制御がなされるような構
成とすることにより、高価な回路部品、例えば、従来の
ような高精度の差動アンプ等を用いることなく、個々の
製品毎のばらつきに対処できるので、安価でしかも、精
度の高い電流制御が可能な電流制御駆動装置を提供する
ことができる。また、特に、請求項5記載の発明にあっ
ては、上述した効果に加えて、外部からの演算定数の書
き換えが可能であるため、従来と異なり、個々の製品毎
のばらつきの調整のための時間、人件費等がかさみむこ
となく、汎用性の高い装置を提供することができるとい
う効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における電流制御駆動装置
の構成例を示す構成図である。
【図2】図1に示された電流制御駆動装置に用いられる
CPUによる動作制御の手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】図1に示された電流制御駆動装置に用いられる
CPUから出力される制御信号Vcontの出力状態を模式
的に示す模式図である。
【図4】図1に示された電流制御駆動装置に用いられる
CPUによる動作制御の他の実施例における手順を示す
フローチャートである。
【図5】図4に示された制御例における割込処理の具体
的内容を示すサブルーチンフローチャートである。
【符号の説明】
1…CPU 2…メモリ 3…ローパスフィルタ 4…差分検出回路 5…PWM制御回路 6…通電回路 7…出力検出回路 9…通信回線 20…電磁コイル 21…指令装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 欣也 埼玉県東松山市箭弓町3−13−26 株式会 社ゼクセル東松山工場内 (72)発明者 佐藤 康弘 埼玉県東松山市箭弓町3−13−26 株式会 社ゼクセル東松山工場内 Fターム(参考) 3G084 BA08 DA04 DA13 DA21 EA06 EA07 EB06 EB13 EC04 EC05 FA13 FA33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁コイルへ対してフィードバック制御
    により駆動電流を通電するよう構成されてなる電流制御
    駆動装置であって、 外部からの信号に応じてオン・オフされ、前記電磁コイ
    ルへの通電電流を制御する通電手段と、 前記電磁コイルに流れる電流の大きさに応じた信号を出
    力する出力電流検出手段と、 与えられたエンジン回転数及び燃料噴射量に基づいて、
    前記電磁コイルへ通電されるべき電流値を算出する電流
    値算出手段と、 前記電流値算出手段により算出された電流値及び前記電
    磁コイルの印加電圧並びに個体差データをパラメータと
    して所定の演算式により、所定の繰り返し周期に対する
    パルス信号のオン時間の比を算出し、その算出結果に対
    応する所定のディジタル信号を出力する制御信号出力手
    段と、 前記制御信号出力手段の出力信号を直流化する直流化手
    段と、 前記直流化手段の出力と、前記出力電流検出手段の出力
    との差を算出する差算出手段と、 前記差算出手段の算出結果に応じたパルス幅を有する繰
    り返しパルス信号を前記通電手段へ出力するPWM手段
    と、 を具備してなることを特徴とする電流制御駆動装置。
  2. 【請求項2】 電磁コイルへ対してフィードバック制御
    により駆動電流を通電するよう構成されてなる電流制御
    駆動装置であって、 外部からの信号に応じてオン・オフされ、前記電磁コイ
    ルへの通電電流を制御する通電手段と、 前記電磁コイルに流れる電流の大きさに応じた信号を出
    力する出力電流検出手段と、 与えられたエンジン回転数及び燃料噴射量に基づいて、
    前記電磁コイルへ通電されるべき電流値を算出する電流
    値算出手段と、 前記電流値算出手段により算出された電流値及び前記電
    磁コイルの印加電圧並びに個体差データをパラメータと
    して所定の演算式により、所定の繰り返し周期に対する
    パルス信号のオン時間の比を算出し、その算出結果に対
    応するパルス幅を有する繰り返しパルス信号を出力する
    制御信号出力手段と、 前記制御信号出力手段の出力信号を直流化する直流化手
    段と、 前記直流化手段の出力と、前記出力電流検出手段の出力
    との差を算出する差算出手段と、 前記差算出手段の算出結果に応じたパルス幅を有する繰
    り返しパルス信号を前記通電手段へ出力するPWM手段
    と、 を具備してなることを特徴とする電流制御駆動装置。
  3. 【請求項3】 所定の演算式は、Di=C×IL+d×V
    Bと表されるものであり、ここで、Diは、所定の繰り返
    し周期に対するパルス信号のオン時間の比であり、IL
    は、電流値算出手段により算出された電磁コイルへ通電
    されるべき電流値であり、VBは、電磁コイルへの印加
    電圧であり、C及びdは、個々の製品毎の実測データに
    基づいて設定された個体差データとしての演算定数であ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電流
    制御駆動装置。
  4. 【請求項4】 演算定数を記憶する記憶手段を有し、制
    御信号出力手段は演算の際に、前記記憶手段から演算定
    数を読み出すことを特徴とする請求項3記載の電流制御
    駆動装置。
  5. 【請求項5】 記憶手段は、外部からの制御により、演
    算定数の書き換えを可能とすることを特徴とする請求項
    4記載の電流制御駆動装置。
JP10199461A 1998-07-01 1998-07-01 電流制御駆動装置 Pending JP2000018081A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10199461A JP2000018081A (ja) 1998-07-01 1998-07-01 電流制御駆動装置
DE1999129749 DE19929749C2 (de) 1998-07-01 1999-06-30 Stromsteuertreibersystem

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10199461A JP2000018081A (ja) 1998-07-01 1998-07-01 電流制御駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000018081A true JP2000018081A (ja) 2000-01-18
JP2000018081A5 JP2000018081A5 (ja) 2005-06-02

Family

ID=16408196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10199461A Pending JP2000018081A (ja) 1998-07-01 1998-07-01 電流制御駆動装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2000018081A (ja)
DE (1) DE19929749C2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008045469A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Toyota Motor Corp コンピュータユニットのシミュレーションシステム及びシミュレーション用外部回路
JP2014211698A (ja) * 2013-04-17 2014-11-13 株式会社デンソー 電磁弁制御装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7848126B2 (en) 2007-08-21 2010-12-07 Infineon Technologies Ag Integrating current regulator and method for regulating current
EP2662554A1 (en) * 2012-05-11 2013-11-13 Continental Automotive GmbH Driving circuit for a magnetic valve

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008045469A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Toyota Motor Corp コンピュータユニットのシミュレーションシステム及びシミュレーション用外部回路
JP4720671B2 (ja) * 2006-08-14 2011-07-13 トヨタ自動車株式会社 コンピュータユニットのシミュレーションシステム及びシミュレーション用外部回路
JP2014211698A (ja) * 2013-04-17 2014-11-13 株式会社デンソー 電磁弁制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE19929749A1 (de) 2000-01-13
DE19929749C2 (de) 2002-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2663224C1 (ru) Способ оценивания положения и устройство управления положением
JP4630763B2 (ja) 固定周波数電流モードのスイッチングレギュレータにおける高次の傾き補償
US7656142B2 (en) Switching regulator with variable slope compensation
JP4991936B2 (ja) プルインコイルおよび/またはホールドコイルを備えた切換装置のための制御装置、および、コイルを流れる電流を制御する方法
US7222694B2 (en) Control unit for electric power steering
US8786242B2 (en) Method and device for controlling load and voltage in voice coils
CN100334664C (zh) 螺线管驱动电路
JP2007091121A (ja) モータ制御装置およびそれを用いた電動パワーステアリング装置
JP2004297985A (ja) スイッチング電源のソフトスタート方法、出力制御回路およびスイッチング電源
JP2000018081A (ja) 電流制御駆動装置
US20050156588A1 (en) Circuit arrangement and a method for compensating changes of a transfer factor of a magnetic field sensor arrangement
JPH0826911B2 (ja) 自動車用電磁クラツチ電流制御装置
JP2006042413A (ja) インバータ装置
JP4075257B2 (ja) 誘導性負荷駆動装置
JPH0934561A (ja) 負荷電圧安定化電源装置
KR100430669B1 (ko) 입력전압 센스리스형 역률보상 제어방법
US5710495A (en) Apparatus and method for measuring average motor current
JP5051103B2 (ja) モニタ電圧補正回路および電圧モニタ回路
JP4098716B2 (ja) 制御装置
EP3648349B1 (en) A method of operating a controller, corresponding circuit and device
JPH11327602A (ja) 誘導性負荷の駆動装置
JP2013073944A (ja) ソレノイドの通電制御装置
US20220170965A1 (en) Apparatus and method for compensating for offset in switching current sensing
JP2002199742A (ja) Pwm電流制御型誘導負荷ドライバおよびその負荷電流検出方法
KR20090106862A (ko) 모터 구동 제어 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040817

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080108