JP2000018063A - ディーゼルエンジンの駆動制御装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの駆動制御装置

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JP2000018063A
JP2000018063A JP10187729A JP18772998A JP2000018063A JP 2000018063 A JP2000018063 A JP 2000018063A JP 10187729 A JP10187729 A JP 10187729A JP 18772998 A JP18772998 A JP 18772998A JP 2000018063 A JP2000018063 A JP 2000018063A
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injection amount
diesel engine
maximum
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    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディーゼルエンジン自体またはディーゼルエ
ンジンにより駆動される機構の駆動速度を迅速に制限速
度以下に制御する。 【解決手段】 車速と最高車速との比較結果(S11
0)に応じて、式[eqgovsp=(eneqcts
p−ene)×EMQGNSP+EQGVSPO]にお
ける最高回転数eneqctspを変更している(S1
60,S170)。上記式は回転数eneが高いほど最
高車速燃料噴射量eqgovspが小さくなる傾向に設
定されていることから、上記式にて車速を最高車速また
はそれ以下にフィードバック制御している際に、ディー
ゼルエンジンの回転数eneが急速に上昇しても、これ
に対応して最高車速燃料噴射量eqgovspも急速に
低下させることができる。このため応答性良く車速を最
高車速またはそれ以下に制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ン自体またはディーゼルエンジンにより駆動される機構
の駆動速度を制限速度以下に制御するディーゼルエンジ
ンの駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディーゼルエンジンやその駆動系
の保護、あるいはこれらの速度制限を望む社会的要請等
により、ディーゼルエンジンやその駆動系の最高速度を
制限する技術が提案されている。
【0003】例えば、自動車に搭載されたディーゼルエ
ンジンの場合、走行速度が最高速度を越えると燃料噴射
をカットして減速させるものが知られてる。しかし、こ
のように燃料カットにより減速させる装置は、燃料カッ
ト時にディーゼルエンジンの出力トルクが急激に低下し
てショックを生じると共に、走行速度が最高速度以下と
なれば燃料噴射が再開されて出力トルクが急激に上昇し
て再度ショックを生じる。このようにディーゼルエンジ
ンの出力トルクが極端に変化するので、車速のハンチン
グを生じたりして、ドライバビリティに問題を生じるも
のであった。
【0004】このような、ショックを防止するための技
術として、車両が制限速度を越えると、燃料噴射量の上
限値、すなわち最高燃料噴射量を下げる装置が提案され
ている(特開平5−79352号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
は、ディーゼルエンジンの回転数の変動とは無関係に、
単純に最高燃料噴射量を一律に下げる処理を行っている
ため、ディーゼルエンジンの回転数が急激に上昇した場
合には、迅速に対処することができず、長期間、制限速
度以上の状態を継続するおそれがある。
【0006】本発明は、ディーゼルエンジンの運転状態
に対応して、ディーゼルエンジン自体またはディーゼル
エンジンにより駆動される機構の駆動速度を迅速に制限
速度以下に制御することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のディーゼ
ルエンジンの駆動制御装置は、ディーゼルエンジン自体
またはディーゼルエンジンにより駆動される機構の駆動
速度を制限速度以下に制御するディーゼルエンジンの駆
動制御装置であって、ディーゼルエンジンの回転数が高
いほど最高燃料噴射量が小さくなる傾向に設定されてい
る回転数と最高燃料噴射量との対応関係に基づいてディ
ーゼルエンジンの実回転数から求められた最高燃料噴射
量を上限として、ディーゼルエンジンの燃料噴射量を制
限する燃料噴射量制限手段と、前記駆動速度と前記制限
速度とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較
結果に応じて、前記燃料噴射量制限手段にて用いられる
前記対応関係における回転数に対する最高燃料噴射量の
大きさを変更する対応関係変更手段とを備えたことを特
徴とする。
【0008】ディーゼルエンジン自体またはディーゼル
エンジンにより駆動される機構の駆動速度を制限速度以
下に制御するに際して、対応関係変更手段は、比較手段
による駆動速度と制限速度との比較結果に応じて、燃料
噴射量制限手段にて用いられる前記対応関係における回
転数に対する最高燃料噴射量の大きさを変更している。
【0009】すなわち、対応関係変更手段は、燃料噴射
量制限手段がディーゼルエンジンの燃料噴射量を制限す
るために用いているところの、回転数と最高燃料噴射量
との対応関係を変更することにより、実燃料噴射量を最
高燃料噴射量にて抑制する新たな対応関係を形成し、駆
動速度を制限速度以下に制御している。
【0010】この回転数と最高燃料噴射量との対応関係
は、ディーゼルエンジンの回転数が高いほど最高燃料噴
射量が小さくなる傾向に設定されていることから、ディ
ーゼルエンジンの回転数が急速に上昇しても、これに対
応して最高燃料噴射量も急速に低下する。このため、デ
ィーゼルエンジンの回転数が急激に上昇した場合にも迅
速に対処することができ、ディーゼルエンジン自体また
はディーゼルエンジンにより駆動される機構の駆動速度
を迅速に制限速度以下に制御することができる。
【0011】請求項2記載のディーゼルエンジンの駆動
制御装置は、請求項1記載の構成に対して、前記対応関
係変更手段は、前記比較手段の比較結果が前記駆動速度
が前記制限速度よりも大きいものであった場合には、前
記燃料噴射量制限手段にて用いられる前記対応関係を、
回転数に対する最高燃料噴射量の大きさが小さくなる方
向へシフトし、前記比較手段の比較結果が前記駆動速度
が前記制限速度よりも小さいものであった場合には、前
記燃料噴射量制限手段にて用いられる前記対応関係を、
回転数に対する最高燃料噴射量の大きさが大きくなる方
向へシフトすることを特徴とする。
【0012】対応関係変更手段は、具体的な例として
は、請求項2に記載のごとく前記対応関係をシフトする
ことにより、実燃料噴射量を最高燃料噴射量にて抑制す
る新たな対応関係を形成し、駆動速度を制限速度以下に
制御している。このことで、請求項1で述べた作用効果
を生じる。
【0013】請求項3記載のディーゼルエンジンの駆動
制御装置は、請求項2記載の構成に対して、前記対応関
係変更手段は、前記比較手段の比較結果が前記駆動速度
が前記制限速度よりも大きいものであった場合におい
て、実回転数に基づいて前記対応関係から求められる最
高燃料噴射量と実燃料噴射量とが異なる場合には、回転
数に対する最高燃料噴射量の大きさが小さくなる方向へ
前記対応関係を迅速にシフトすることを特徴とする。
【0014】このように回転数に対する最高燃料噴射量
の大きさが小さくなる方向へ前記対応関係をシフトする
に際して、実回転数に基づいて前記対応関係から求めら
れる最高燃料噴射量と実燃料噴射量との差が大きい場
合、具体的には、実燃料噴射量が最高燃料噴射量よりも
小さい場合には、燃料噴射量制限手段による最高燃料噴
射量の制限では実燃料噴射量を直ちに抑制できず、駆動
速度を制限速度以下に迅速に制御することができない。
このため回転数に対する最高燃料噴射量の大きさが小さ
くなる方向への前記対応関係のシフトを、実燃料噴射量
が最高燃料噴射量よりも小さい場合には、シフトを一層
速くして迅速に行うことにより、早期に駆動速度を制限
速度以下に制御することができる。
【0015】請求項4記載のディーゼルエンジンの駆動
制御装置は、請求項2または3記載の構成に対して、前
記対応関係変更手段は、前記比較手段の比較結果が前記
駆動速度が前記制限速度よりも小さいものであった場合
において、実回転数に基づいて前記対応関係から求めら
れる最高燃料噴射量より実燃料噴射量が小さい場合に
は、前記対応関係を初期状態に戻すことを特徴とする。
【0016】駆動速度が制限速度よりも小さい場合に
は、前記対応関係を、回転数に対する最高燃料噴射量の
大きさが大きくなる方向へシフトするに際しては、最高
燃料噴射量より実燃料噴射量が小さい場合には、請求項
4に示したごとく、直ちに前記対応関係を初期状態に戻
すこととしてもよい。
【0017】駆動速度が制限速度よりも小さく、かつ実
燃料噴射量が最高燃料噴射量より小さい場合には、ディ
ーゼルエンジンは問題のない駆動状態であり、通常のデ
ィーゼルエンジンの駆動制御に戻すべきだからである。
【0018】請求項5記載のディーゼルエンジンの駆動
制御装置は、請求項1記載の構成に対して、前記燃料噴
射量制限手段にて用いられる前記対応関係は、次式で表
されることを特徴とする。
【0019】
【数2】eqgovsp=(eneqctsp−en
e)×EMQGNSP+EQGVSPO ここで、eqgovspは最高燃料噴射量、eneqc
tspは最高回転数、eneは回転数、EMQGNSP
は正の係数、EQGVSPOは正の定数である。
【0020】前記対応関係は、具体的な例としては、こ
のような最高燃料噴射量eqgovspと回転数ene
との1次式にて表すことができ、この式をシフトするこ
とにより請求項1で述べた作用効果を生じさせることが
できる。
【0021】請求項6記載のディーゼルエンジンの駆動
制御装置は、請求項5記載の構成に対して、前記対応関
係変更手段は、前記比較手段の比較結果が前記駆動速度
が前記制限速度よりも大きいものであった場合には、前
記燃料噴射量制限手段にて用いられる前記式の最高回転
数eneqctspを小さくし、前記比較手段の比較結
果が前記駆動速度が前記制限速度よりも小さいものであ
った場合には、前記燃料噴射量制限手段にて用いられる
前記式の最高回転数eneqctspを大きくすること
を特徴とする。
【0022】このように前記式の最高回転数eneqc
tspの大きさを変更することにより前記式をシフトさ
せることができ、請求項2と同様な作用効果を生じさせ
ることができる。
【0023】請求項7記載のディーゼルエンジンの駆動
制御装置は、請求項6記載の構成に対して、前記対応関
係変更手段は、前記比較手段の比較結果が前記駆動速度
が前記制限速度よりも大きいものであった場合におい
て、実回転数に基づいて前記式から求められる最高燃料
噴射量と実燃料噴射量とが異なる場合には、前記燃料噴
射量制限手段にて用いられる前記式の最高回転数ene
qctspを迅速に小さくすることを特徴とする。
【0024】このことにより、請求項3に述べたと同じ
作用効果により、早期に駆動速度を制限速度以下に制御
することができる。請求項8記載のディーゼルエンジン
の駆動制御装置は、請求項6または7記載の構成に対し
て、前記対応関係変更手段は、前記比較手段の比較結果
が前記駆動速度が前記制限速度よりも小さいものであっ
た場合において、実回転数に基づいて前記式から求めら
れる最高燃料噴射量より実燃料噴射量が小さい場合に
は、前記式の最高回転数eneqctspを初期値に戻
すことを特徴とする。
【0025】このことにより、請求項4に述べたと同じ
作用効果が生じる。請求項9記載のディーゼルエンジン
の駆動制御装置は、請求項1〜8のいずれか記載の構成
に対して、前記ディーゼルエンジンは自動車に搭載され
て該自動車を駆動するとともに、前記駆動速度は自動車
の走行速度であることを特徴とする。
【0026】このような構成として具体化することによ
り、自動車の走行速度を制限速度に制限する最高速度制
御において、前述した各請求項における作用効果を生じ
させることができる。
【0027】請求項10記載のディーゼルエンジンの駆
動制御装置は、請求項1〜8のいずれか記載の構成に対
して、前記駆動速度はディーゼルエンジンの回転数であ
ることを特徴とする。
【0028】このような構成として具体化することによ
り、ディーゼルエンジンの回転数を制限速度に制限する
最高回転数制御において、前述した各請求項における作
用効果を生じさせることができる。
【0029】なお、このようなディーゼルエンジンの駆
動制御装置の各手段をコンピュータシステムにて実現す
る場合は、例えば、コンピュータシステム側で起動する
プログラムとして備えることができる。このようなプロ
グラムの場合、例えば、ROMやバックアップRAMを
コンピュータ読み取り可能な記録媒体として前記プログ
ラムを記録しておき、このROMあるいはバックアップ
RAMをコンピュータシステムに組み込んで用いること
ができる。この他、フロッピーディスク、光磁気ディス
ク、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュ
ータシステムにロードして起動することにより用いても
よい。
【0030】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、上述し
た発明が適用されたディーゼルエンジン制御装置2の概
略構成を表すブロック図である。
【0031】ディーゼルエンジン4は自動車の駆動用と
して車両に搭載されている。このディーゼルエンジン4
は、ターボチャージャー6を備えており、エアクリーナ
ー8を介して吸気管10に導入された空気は、ターボチ
ャージャー6によって過給され、インタークーラー1
2、ベンチュリー14を介して、シリンダー16内の燃
焼室18に導かれる。
【0032】燃焼室18内にて燃料噴射弁20から燃料
が噴射され、燃焼した後の排気は、排気管22に排出さ
れ、ターボチャージャー6を駆動させて外部に排出され
る。なお、ターボチャージャー6より上流側の排気管2
2と、ベンチュリー14よりも下流の吸気管10との間
には、排気環流管24が設けられている。この排気環流
管24には、ECU51の指示により電気式負圧調整弁
(EVRV)74を介して開閉が調整されるEGRバル
ブ26が設けられている。排気環流管24は、EGRバ
ルブ26が開状態の場合に、その開度に応じて排気を排
気管22から吸気管10へ供給し、排気再循環を実現し
ている。
【0033】燃料噴射弁20へは、分配型燃料噴射ポン
プ28から高圧燃料が、燃料噴射タイミングと燃料噴射
量とが調整されて供給されている。この分配型燃料噴射
ポンプ28にはタイミングコントロールバルブ30が設
けられて、ECU51により駆動されて燃料噴射タイミ
ングが調整される。更に、分配型燃料噴射ポンプ28に
は電磁スピル弁32が設けられ、ECU51により駆動
されて燃料噴射量が調整される。
【0034】また、ベンチュリー14内の第1絞り弁3
4はアクセルペダル36と連動して開閉すると共に、第
1絞り弁34の回動軸にはアクセルセンサ38が設けら
れて、アクセル開度ACCP、すなわち、運転者による
アクセルペダル36の操作量を検出している。ベンチュ
リー14内に第1絞り弁34と並列に設けられた第2絞
り弁40はダイヤフラム機構42と負圧切換弁72とを
介して、ECU51により調整される。
【0035】ECU51の電気的構成について、図2の
ブロック図に従って説明する。ECU51は、中央処理
制御装置(CPU)52、所定のプログラムやマップ等
を予め記憶した読出専用メモリ(ROM)53、CPU
52の演算結果等を一時記憶するランダムアクセスメモ
リ(RAM)54、予め記憶されたデータ等を保存する
バックアップRAM55、およびタイマカウンタ56等
を備えているとともに、入力インターフェース57およ
び出力インターフェース58等を備えている。また、上
記各部52〜56と入力インターフェース57および出
力インターフェース58とは、バス59によって接続さ
れている。
【0036】前述したアクセルセンサ38、ベンチュリ
ー14より下流の吸入空気の圧力を検出する吸気圧セン
サ62、ディーゼルエンジン4のエンジン冷却水温TH
Wを検出する水温センサ64、分配型燃料噴射ポンプ2
8内で燃料の温度を検出する燃温センサ66、吸気管1
0に設けられて吸入空気の温度を検出する吸気温センサ
67、その他のセンサは、それぞれバッファ、マルチプ
レクサ、A/D変換器(いずれも図示せず)を介して入
力インターフェース57に接続されている。
【0037】また、分配型燃料噴射ポンプ28の回転か
らディーゼルエンジン4のエンジン回転数NEを検出す
る回転数センサ68、ディーゼルエンジン4のクランク
シャフトの基準角度位置を検出するクランクポジション
センサ70、車速センサ71、その他のセンサは、波形
整形回路(図示せず)を介して入力インターフェース5
7に接続されている。さらに、図示していないがスター
タスイッチ等は入力インターフェース57に直接接続さ
れている。このことで、CPU52は、上記各センサの
信号を読み込むことができる。
【0038】また、前述した電磁スピル弁32、ダイヤ
フラム機構42の動作を前記バキュームポンプ27が発
生する負圧と大気圧との供給状態にて調整することで第
2絞り弁40の開度を調整する負圧切換弁72、EGR
バルブ26の開度を前述したごとくバキュームポンプ2
7の負圧と大気圧との供給状態にて調整することで排気
環流管24による排気の環流量を調整するEVRV74
は、それぞれ駆動回路(図示せず)を介して出力インタ
ーフェース58に接続されている。
【0039】したがって、CPU52は、前述のごとく
入力インターフェース57を介して読み込んだセンサ類
の検出値に基づき、出力インターフェース58を介して
電磁スピル弁32、負圧切換弁72、EVRV74等を
好適に調整し、ディーゼルエンジン4の駆動状態を適切
に制御している。
【0040】次に、本実施の形態において、ECU51
により実行される制御のうち、燃料噴射量の制御につい
て説明する。図3および図4は燃料噴射量設定処理のフ
ローチャートを示す。この処理は、時間周期あるいは1
80゜クランク角毎(爆発行程毎)の割り込みで実行さ
れる。なお個々の処理に対応するフローチャート中のス
テップを「S〜」で表す。
【0041】処理が開始されると、まず、車速センサ7
1にて検出されている現在の車速espdをRAM54
の作業領域に読み込む(S100)。そして、回転数セ
ンサ68にて検出されているディーゼルエンジン4の回
転数eneを読み込む(S105)。
【0042】次に、車速espdが制限車速である最高
車速ESPDMXを越えているか否かが判定される(S
110)。espd>ESPDMXであれば(S110
で「YES」)、車速制限実行フラグexspmxに
「ON」が設定される(S120)。espd≦ESP
DMXであれば(S110で「NO」)、車速制限実行
フラグexspmxに「OFF」が設定される(S13
0)。
【0043】次に、車速制限実行フラグexspmxが
「ON」か否かが判定される(S140)。車速esp
dが最高車速ESPDMXを越えていることで車速制限
実行フラグexspmxに「ON」が設定されていれば
(S140で「YES」)、次に、現在の分配型燃料噴
射ポンプ28による実燃料噴射量eqgovが最高車速
燃料噴射量(最高燃料噴射量に相当する)eqgovs
pに一致しているか否かが判定される(S150)。
【0044】eqgov=eqgovspであれば(S
150で「YES」)、次式1のごとく最高回転数en
eqctspが変更される(S160)。
【0045】
【数3】 eneqctsp(i) ← eneqctsp(i−1)−ENEQCDS1 … [式1] ここで、eneqctsp(i)は今回の最高回転数を
表し、eneqctsp(i−1)は前回の最高回転数
を表し、ENEQCDS1は適合定数(>0)を表す。
すなわち、ステップS160が実行されると最高回転数
eneqctspは減少する。
【0046】一方、ステップS150にてeqgov≠
eqgovspであれば(S150で「NO」)、次式
2のごとく最高回転数eneqctspが変更される
(S170)。
【0047】
【数4】 eneqctsp(i) ← eneqctsp(i−1)−ENEQCDS2 … [式2] なお、ここでENEQCDS2は適合定数(>0)を表
し、前記式1における適合定数ENEQCDS1よりも
大きい値が設定されている。すなわち、ステップS17
0が実行されると最高回転数eneqctspはステッ
プS160の場合よりも速く減少する。
【0048】また、ステップS140にて、車速esp
dが最高車速ESPDMX以下であるために車速制限実
行フラグexspmxに「OFF」が設定されていれば
(S140で「NO」)、次に、現在の分配型燃料噴射
ポンプ28による実燃料噴射量eqgovが最高車速燃
料噴射量eqgovspに一致しているか否かが判定さ
れる(S180)。
【0049】eqgov=eqgovspであれば(S
180で「YES」)、次式3のごとく最高回転数en
eqctspが変更される(S190)。
【0050】
【数5】 eneqctsp(i) ← eneqctsp(i−1)+ENEQCAS1 … [式3] ここで、ENEQCAS1は適合定数(>0)を表す。
すなわち、ステップS190が実行されると最高回転数
eneqctspは増加する。
【0051】一方、ステップS180にてeqgov≠
eqgovspであれば(S180で「NO」)、次式
4のごとく最高回転数eneqctspが変更される
(S200)。
【0052】
【数6】 eneqctsp(i) ← ENEQCMX … [式4] ここで、ENEQCMXは最高回転数eneqctsp
の初期値を表す。この値ENEQCMXは、ECU51
が起動した際の初期設定により最高回転数eneqct
spに設定される値であり、例えば最高回転数eneq
ctspが取り得る最大の値が設定されている。
【0053】ステップS160,S170,S190,
S200のいずれかの処理が終了すると、次に、最高回
転数eneqctspが下限ガード値ENEQCSMN
より小さいか否かが判定される(S210)。eneq
ctsp<ENEQCSMNであれば(S210で「Y
ES」)、最高回転数eneqctspに下限ガード値
ENEQCSMNが設定されることにより、最高回転数
eneqctspに下限ガードがかけられる(S22
0)。
【0054】ステップS210にて「NO」と判定され
た場合、あるいはステップS220の次に、最高車速燃
料噴射量eqgovspが次式5に示すごとく算出され
る(S230)。
【0055】
【数7】 eqgovsp ← (eneqctsp−ene)×EMQGNSP+EQGVSPO … [式5] ここでeneは回転数、EMQGNSPは係数(>
0)、EQGVSPOは定数(>0)である。
【0056】次に、ステップS230にて求められた最
高車速燃料噴射量eqgovspと走行用燃料噴射量e
qgovgnとの内で、小さい方が、新たな実燃料噴射
量eqgovとして設定される(S240)。ここで、
走行用燃料噴射量eqgovgnとは、図5に例示する
ごとく回転数センサ68にて検出された回転数eneお
よびアクセルセンサ38にて検出されたアクセル開度A
CCPから求められるものである。
【0057】このように実燃料噴射量eqgovが得ら
れると、図示していない燃料噴射処理にて電磁スピル弁
32の調整により、実燃料噴射量eqgovの燃料量が
燃焼室18内に噴射される。なお、実燃料噴射量eqg
ovは、燃料噴射前に、更に各種補正がなされて噴射処
理されることもある。
【0058】こうして、一旦処理を終了し、再度、ステ
ップS100から繰り返す。ここで、車速が最高車速を
越える場合の処理の流れについて図6に基づいて説明す
る。図6は、ディーゼルエンジン4の運転状態を回転数
eneと実燃料噴射量eqgovとの関係で表してい
る。また実線で表される斜めの直線は、回転数eneと
最高車速燃料噴射量eqgovspとの対応関係を表す
前記式5のラインを表している。
【0059】実燃料噴射量eqgovがP1の状態であ
り、車速espdが最高車速ESPDMX以下であれ
ば、ステップS110で「NO」と判定されて、ステッ
プS130にて車速制限実行フラグexspmxが「O
FF」となり、ステップS140にて「NO」と判定さ
れて、ステップS180の判定がなされる。ステップS
180では、実燃料噴射量eqgovが最高車速燃料噴
射量eqgovspに一致しているか否かが判定される
が、図6に示したごとく、P1は実線で表される回転数
eneと最高車速燃料噴射量eqgovspとの対応関
係を表すラインよりも下であり、eqgov≠eqgo
vspであるので(S180で「NO」)、今回の最高
回転数eneqctsp(i)に最高回転数初期値EN
EQCMXが設定される(S200)。
【0060】したがって、回転数eneと最高車速燃料
噴射量eqgovspとの対応関係を表す前記式5のラ
インはECU51の起動初期の状態から変化せず、図6
に実線で表される状態のままであるので、ステップS2
30で計算された最高車速燃料噴射量eqgovspと
図5から求められた走行用燃料噴射量eqgovgnと
の内で小さい方は走行用燃料噴射量eqgovgnとな
り、実燃料噴射量eqgovに走行用燃料噴射量eqg
ovgnが設定される(S240)。
【0061】すなわち、車速espdが最高車速ESP
DMX以下であり、実燃料噴射量eqgovが最高車速
燃料噴射量eqgovspに一致していなければ、図5
に基づいてアクセル開度ACCPと回転数eneとから
求められる走行用燃料噴射量eqgovgnにてディー
ゼルエンジン4が運転される。
【0062】もし、このP1の運転状態において、車速
espdが最高車速ESPDMXを越えると(S110
で「YES」)、ステップS120にて車速制限実行フ
ラグexspmxが「ON」となり、ステップS140
にて「YES」と判定されて、ステップS150の判定
がなされる。
【0063】ステップS150では、実燃料噴射量eq
govが最高車速燃料噴射量eqgovspに一致して
いるか否かが判定されるが、図6に示したごとく、現時
点ではP1は実線で表される回転数eneと最高車速燃
料噴射量eqgovspとの対応関係を表すラインより
も下であり、eqgov≠eqgovspであるので
(S150で「NO」)、今回の最高回転数eneqc
tsp(i)として、前回の最高回転数eneqcts
p(i−1)から適合定数ENEQCDS2を減じて小
さくした値が設定される(S170)。
【0064】したがって、回転数eneと最高車速燃料
噴射量eqgovspとの対応関係を表す前記式5のラ
インは図6に矢印で示すごとく状態点P1に向かって、
比較的急速にシフトする。
【0065】しかし、eqgovgn≦eqgovsp
である限りは、ステップS240にて、実燃料噴射量e
qgovに走行用燃料噴射量eqgovgnが設定され
る。以後、espd>ESPDMXである限り、この燃
料噴射料設定処理のステップS170を繰り返すこと
で、回転数eneと最高車速燃料噴射量eqgovsp
との対応関係を表すラインは急速に状態点P1に近づ
き、一瞬、eqgovgn>eqgovspとなって、
ステップS240にて実燃料噴射量eqgovに最高車
速燃料噴射量eqgovspが設定される。
【0066】このことで、次の制御周期では、eqgo
v=eqgovspとなることから(S150で「YE
S」)、次に今回の最高回転数eneqctsp(i)
として、前回の最高回転数eneqctsp(i−1)
から適合定数ENEQCDS1(<ENEQCDS2)
を減じて小さくした値が設定される(S160)。この
ように、eqgov=eqgovspとなった後に、最
高回転数eneqctsp(i)は減少することから、
ステップS240では、eqgov>eqgovspで
あるため、実燃料噴射量eqgovに最高車速燃料噴射
量eqgovspが設定される。
【0067】したがって、espd>ESPDMXであ
る限り、回転数eneと最高車速燃料噴射量eqgov
spとの対応関係を表す前記式5のラインは図7に矢印
で示すごとく状態点P1とともに、比較的緩慢に低回転
数側へシフトする。この時、ディーゼルエンジン4の実
回転数がほぼ一定であったり、あるいは上昇している場
合には、実燃料噴射量eqgovは破線の矢印にて示す
ごとく比較的急速に低下してゆく。
【0068】このようにして、回転数eneと最高車速
燃料噴射量eqgovspとの対応関係を表すラインが
低回転数側へシフトすることにより、実燃料噴射量eq
govは減少してディーゼルエンジン4の出力トルクが
低下する。このことで車速espdが低下する。
【0069】そして、車速espdが最高車速ESPD
MX以下となれば(S110で「NO」)、車速制限実
行フラグexspmxに「OFF」が設定され(S13
0)、ステップS140では「NO」と判定されて、ス
テップS180の判定に移る。
【0070】この時まで、前回の制御周期での処理結果
によりeqgov=eqgovspの状態が継続してい
るので、ステップS180では「YES」と判定され
て、今回の最高回転数eneqctsp(i)として、
前回の最高回転数eneqctsp(i−1)に適合定
数ENEQCAS1(たとえば、適合定数ENEQCD
S1と同じ値)を加えて大きくした値が設定される(S
190)。
【0071】したがって、ステップS230で求められ
る最高車速燃料噴射量eqgovspの値は増加に転じ
て、図5のマップから求められる走行用燃料噴射量eq
govgnが最高車速燃料噴射量eqgovspよりも
大きい状態にある限りは、ステップS240にて求めら
れる実燃料噴射量eqgovも最高車速燃料噴射量eq
govspの増加とともに増加する。
【0072】したがって、回転数eneと最高車速燃料
噴射量eqgovspとの対応関係を表す前記式5のラ
インは図8に矢印で示すごとく運転状態P1とともに、
比較的緩慢にシフトする。この時、実回転数がほぼ一定
あるいは低下している場合は、実燃料噴射量eqgov
は破線の矢印にて示すごとく次第に上昇する。このこと
で、ディーゼルエンジン4の出力トルクが上昇し、車速
espdが上昇する。
【0073】そして、以後、運転者がアクセルペダル3
6を十分に戻さない限り、車速espdが最高車速ES
PDMXを越えれば(S110,S140で「YE
S」)、ステップS160が実行されて図7のごとく実
燃料噴射量eqgovが低下される。一方、車速esp
dが最高車速ESPDMX以下となれば(S110,S
140で「NO」)、ステップS190が実行されて図
8のごとく実燃料噴射量eqgovが上昇される。
【0074】上述したごとく、回転数eneと最高車速
燃料噴射量eqgovspとの対応関係を表すラインの
シフトが繰り返されることにより、最高車速ESPDM
Xに対する車速espdのフィードバック制御がなされ
る。
【0075】また、上述したラインのシフトによるフィ
ードバック制御がなされている時に、運転者がアクセル
ペダル36を十分に戻すと、図5のマップに基づいて、
走行用燃料噴射量eqgovgnが低下する。したがっ
て、ステップS240では、実燃料噴射量eqgovに
は走行用燃料噴射量eqgovgnが設定されて、ディ
ーゼルエンジン4の出力トルクが十分に低くなり、車速
espdが最高車速ESPDMXよりも小さくなって
(S110で「NO」)、車速制限実行フラグexsp
mxに「OFF」が設定され(S130)、ステップS
140にて「NO」と判定されて、ステップS180の
判定処理がなされる。
【0076】ここでは、直前の制御サイクルにて最高車
速燃料噴射量eqgovspよりも小さい実燃料噴射量
eqgovが設定されているので、ステップS180で
は「NO」と判定されて、今回の最高回転数eneqc
tsp(i)には最高回転数初期値ENEQCMXが設
定される(S200)。
【0077】したがって、前記式5により求められる最
高車速燃料噴射量eqgovspのラインは回転数en
eの高い方にある図6に実線で表される状態に戻り、そ
の状態で固定される。このためステップS230で計算
された最高車速燃料噴射量eqgovspと図5から求
められた走行用燃料噴射量eqgovgnとの内で小さ
い方は走行用燃料噴射量eqgovgnとなり、実燃料
噴射量eqgovには走行用燃料噴射量eqgovgn
が設定されるようになる(S240)。
【0078】すなわち、車速espdが最高車速ESP
DMX以下となり、実燃料噴射量eqgovが最高車速
燃料噴射量eqgovspに一致しなくなったので、図
5に基づいて運転者が操作するアクセル開度ACCPと
回転数eneとから求められる走行用燃料噴射量eqg
ovgnにてディーゼルエンジン4が運転される状態に
戻されることになる。
【0079】上述した実施の形態1の内容と請求項との
関係は、前記式5が回転数と最高燃料噴射量との対応関
係に相当し、ステップS240が燃料噴射量制限手段と
しての処理に相当し、ステップS110が比較手段とし
ての処理に相当し、ステップS160,S170,S1
90,S200が対応関係変更手段としての処理に相当
する関係にある。
【0080】以上説明した本実施の形態1によれば、以
下の効果が得られる。 (イ).ディーゼルエンジン4により走行駆動される自
動車の走行速度を最高車速ESPDMX以下に制御する
に際して、ステップS110での車速espdと最高車
速ESPDMXとの比較結果に応じて、前記式5におけ
る最高回転数eneqctspを変更している。
【0081】このことにより、式5は、図7および図8
に示したごとく、回転数eneの軸方向にシフトされ
て、実燃料噴射量eqgovを最高車速燃料噴射量eq
govspにて抑制する新たな対応関係を形成し、その
関係の下に、車速espdを最高車速ESPDMX以下
に制御している。実際には、車速espdが最高車速E
SPDMXよりも高い場合には式5の最高回転数ene
qctspを小さくして(S160:図7)実燃料噴射
量eqgovを小さくし(S240)、車速espdが
最高車速ESPDMXよりも低い場合には式5の最高回
転数eneqctspを大きくして(S190:図8)
実燃料噴射量eqgovを大きくしている(S24
0)。
【0082】この回転数と最高車速燃料噴射量との対応
関係を表す式5は、図7,8に示したごとく、ディーゼ
ルエンジン4の回転数eneが高いほど最高車速燃料噴
射量eqgovspが小さくなる傾向に設定されている
ことから、式5にて車速espdを最高車速ESPDM
Xまたはそれ以下にフィードバック制御している際に、
ディーゼルエンジン4の回転数eneが急速に上昇して
も、これに対応して最高車速燃料噴射量eqgovsp
も急速に低下させることができる。このため、ディーゼ
ルエンジン4の回転数eneが急激に上昇した場合にも
迅速に対処することができ、応答性良く車速を最高車速
ESPDMXまたはそれ以下に制御することができる。
またこのことから、ディーゼルエンジン4に駆動される
自動車の各種機構の耐久性を向上させることができる。
【0083】(ロ).また、車速espdが最高車速E
SPDMXを越えていても、実際の運転状態が式5の対
応関係から図6に示したごとく離れいて、ステップS2
40では燃料噴射量を直ちに抑制できない状態である場
合には、最高回転数eneqctspを迅速に小さくし
て(S170)、燃料噴射量を抑制できる位置に式5を
迅速にシフトさせている。このため早期に実燃料噴射量
eqgovを減少に移らせることができ、応答性良く、
車速espdを最高車速ESPDMX以下に制御するこ
とができる。
【0084】(ハ).車速espdが最高車速ESPD
MX以下であって実燃料噴射量eqgovが最高車速燃
料噴射量eqgovspよりも小さい時には、式5の最
高回転数eneqctspを直ちに最高回転数初期値E
NEQCMXに戻している(S200)。このように通
常の運転状態では、図5のマップにより得られる走行用
燃料噴射量eqgovgnが実燃料噴射量eqgovと
して設定できるようになる。
【0085】[実施の形態2]本実施の形態2は、実施
の形態1と異なり、車速を制御するのではなくディーゼ
ルエンジン4の回転数eneを制限回転数に制御する処
理である。このため、実施の形態1に対しては、ステッ
プS100を行わず、ステップS110にては回転数e
neが制限回転数を越えているか否かを判定する点が異
なる。他の構成は実施の形態1と同じである。なお、本
実施の形態2の場合は、前記実施の形態1における最高
車速燃料噴射量eqgovspは、最高回転数燃料噴射
量eqgovspと表現される。
【0086】以上説明した本実施の形態2によれば、以
下の効果が得られる。 (イ).回転数eneの最高回転数フィードバック制御
として、前記実施の形態1の(イ)〜(ハ)と同じ作用
効果が得られる。
【0087】[その他の実施の形態] ・前記実施の形態1において、ステップS190の処理
の直後に、eneqctsp(i)の上限ガードを、例
えば、最高回転数初期値ENEQCMXにてガードして
もよい。
【0088】・前記実施の形態2は、自動車走行駆動用
のディーゼルエンジンについての制御であったが、実施
の形態2はディーゼルエンジンの回転数の制御であるの
で、車両走行駆動以外の用途のディーゼルエンジンに対
しても適用できる。
【0089】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明の実施の形態には、特許請求の範囲に記載
した技術的事項以外に次のような各種の技術的事項の実
施形態を有するものであることを付記しておく。
【0090】(1).前記対応関係変更手段は、前記比
較手段の比較結果が前記駆動速度が前記制限速度よりも
大きいものであった場合において、実回転数に基づいて
前記対応関係から求められる最高燃料噴射量と実燃料噴
射量との差が大きい場合には、回転数に対する最高燃料
噴射量の大きさが小さくなる方向へ前記対応関係を迅速
にシフトすることを特徴とする請求項2記載のディーゼ
ルエンジンの駆動制御装置。
【0091】(2).前記対応関係変更手段は、前記比
較手段の比較結果が前記駆動速度が前記制限速度よりも
大きいものであった場合において、実回転数に基づいて
前記式から求められる最高燃料噴射量と実燃料噴射量と
の差が大きい場合には、前記燃料噴射量制限手段にて用
いられる前記式の最高回転数eneqctspを迅速に
小さくすることを特徴とする請求項6記載のディーゼル
エンジンの駆動制御装置。
【0092】(3).請求項1〜10のいずれか記載の
ディーゼルエンジンの駆動制御装置の各手段としてコン
ピュータシステムを機能させるためのプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0093】
【発明の効果】請求項1記載のディーゼルエンジンの駆
動制御装置は、ディーゼルエンジン自体またはディーゼ
ルエンジンにより駆動される機構の駆動速度を制限速度
以下に制御するに際して、対応関係変更手段は、比較手
段による駆動速度と制限速度との比較結果に応じて、燃
料噴射量制限手段にて用いられる前記対応関係における
回転数に対する最高燃料噴射量の大きさを変更してい
る。すなわち、対応関係変更手段は、燃料噴射量制限手
段がディーゼルエンジンの燃料噴射量を制限するために
用いているところの、回転数と最高燃料噴射量との対応
関係を変更することにより、実燃料噴射量を最高燃料噴
射量にて抑制する新たな対応関係を形成し、駆動速度を
制限速度以下に制御している。この回転数と最高燃料噴
射量との対応関係は、ディーゼルエンジンの回転数が高
いほど最高燃料噴射量が小さくなる傾向に設定されてい
ることから、ディーゼルエンジンの回転数が急速に上昇
しても、これに対応して最高燃料噴射量も急速に低下す
る。このため、ディーゼルエンジンの回転数が急激に上
昇した場合にも迅速に対処することができ、ディーゼル
エンジン自体またはディーゼルエンジンにより駆動され
る機構の駆動速度を迅速に制限速度以下に制御すること
ができる。
【0094】請求項2記載のディーゼルエンジンの駆動
制御装置においては、請求項1記載の構成に対して、前
記対応関係変更手段は、前記比較手段の比較結果が前記
駆動速度が前記制限速度よりも大きいものであった場合
には、前記燃料噴射量制限手段にて用いられる前記対応
関係を、回転数に対する最高燃料噴射量の大きさが小さ
くなる方向へシフトし、前記比較手段の比較結果が前記
駆動速度が前記制限速度よりも小さいものであった場合
には、前記燃料噴射量制限手段にて用いられる前記対応
関係を、回転数に対する最高燃料噴射量の大きさが大き
くなる方向へシフトすることにより、実燃料噴射量を最
高燃料噴射量にて抑制する新たな対応関係を形成し、駆
動速度を制限速度以下に制御している。このことで、請
求項1で述べた作用効果を生じる。
【0095】請求項3記載のディーゼルエンジンの駆動
制御装置においては、請求項2記載の構成に対して、前
記対応関係変更手段は、回転数に対する最高燃料噴射量
の大きさが小さくなる方向へ前記対応関係をシフトする
に際して、実燃料噴射量が最高燃料噴射量よりも小さい
場合に、シフトを一層速くして迅速に行っている。この
ことにより、早期に駆動速度を制限速度以下に制御する
ことができる。
【0096】請求項4記載のディーゼルエンジンの駆動
制御装置においては、請求項2または3記載の構成に対
して、前記対応関係変更手段は、駆動速度が制限速度よ
りも小さい場合に前記対応関係を回転数に対する最高燃
料噴射量の大きさが大きくなる方向へシフトするに際し
ては、最高燃料噴射量より実燃料噴射量が小さい場合に
は直ちに前記対応関係を初期状態に戻すこととしてい
る。駆動速度が制限速度よりも小さく、かつ実燃料噴射
量が最高燃料噴射量より小さい場合には、ディーゼルエ
ンジンは問題のない駆動状態であるので、直ちに前記対
応関係を初期状態に戻すことにより、通常のディーゼル
エンジンの駆動制御に戻すことができる。
【0097】請求項5記載のディーゼルエンジンの駆動
制御装置においては、請求項1記載の構成に対して、前
記燃料噴射量制限手段にて用いられる前記対応関係は、
請求項5に示した式で表している。前記対応関係は、こ
のような最高燃料噴射量eqgovspと回転数ene
との1次式にて表すことができ、この式をシフトするこ
とにより請求項1で述べた作用効果を生じさせることが
できる。
【0098】請求項6記載のディーゼルエンジンの駆動
制御装置においては、請求項5記載の構成に対して、前
記対応関係変更手段は、前記式の最高回転数eneqc
tspの大きさを変更することにより前記式をシフトさ
せることができ、請求項2と同様な作用効果を生じさせ
ることができる。
【0099】請求項7記載のディーゼルエンジンの駆動
制御装置においては、請求項6記載の構成に対して、前
記対応関係変更手段は、前記比較手段の比較結果が前記
駆動速度が前記制限速度よりも大きいものであった場合
において、実回転数に基づいて前記式から求められる最
高燃料噴射量と実燃料噴射量との差が大きい場合には、
前記燃料噴射量制限手段にて用いられる前記式の最高回
転数eneqctspを迅速に小さくしている。このこ
とにより、請求項3に述べたと同じ作用効果により、早
期に駆動速度を制限速度以下に制御することができる。
【0100】請求項8記載のディーゼルエンジンの駆動
制御装置においては、請求項6または7記載の構成に対
して、前記対応関係変更手段は、前記比較手段の比較結
果が前記駆動速度が前記制限速度よりも小さいものであ
った場合において、実回転数に基づいて前記式から求め
られる最高燃料噴射量より実燃料噴射量が小さい場合に
は、前記式の最高回転数eneqctspを初期値に戻
している。このことにより、請求項4に述べたと同じ作
用効果が生じる。
【0101】請求項9記載のディーゼルエンジンの駆動
制御装置においては、請求項1〜8のいずれか記載の構
成に対して、前記ディーゼルエンジンは自動車に搭載さ
れて該自動車を駆動するとともに、前記駆動速度は自動
車の走行速度であることとしている。このような構成と
することにより、自動車の走行速度を制限速度に制限す
る最高速度制御において、前述した各請求項における作
用効果を生じさせることができる。
【0102】請求項10記載のディーゼルエンジンの駆
動制御装置においては、請求項1〜8のいずれか記載の
構成に対して、前記駆動速度はディーゼルエンジンの回
転数であることとしている。このような構成とすること
により、ディーゼルエンジンの回転数を制限速度に制限
する最高回転数制御において、前述した各請求項におけ
る作用効果を生じさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1としてのディーゼルエンジンの
駆動制御装置の概略構成を表すブロック図。
【図2】 実施の形態1で用いられるECUの電気的構
成を示すブロック図。
【図3】 実施の形態1でECUにより実行される燃料
噴射量設定処理を示すフローチャート。
【図4】 実施の形態1でECUにより実行される燃料
噴射量設定処理を示すフローチャート。
【図5】 実施の形態1で用いられるアクセル開度Ac
cpおよび回転数NEに基づいて走行用燃料噴射量eq
govgnを設定するマップの構成説明図。
【図6】 実施の形態1の燃料噴射量設定処理で行われ
る式5のシフト動作の説明図。
【図7】 実施の形態1の燃料噴射量設定処理で行われ
る式5のシフト動作の説明図。
【図8】 実施の形態1の燃料噴射量設定処理で行われ
る式5のシフト動作の説明図。
【符号の説明】
2…ディーゼルエンジン制御装置、4…ディーゼルエン
ジン、6…ターボチャージャー、8…エアクリーナー、
10…吸気管、12…インタークーラー、14…ベンチ
ュリー、16…シリンダー、18…燃焼室、20…燃料
噴射弁、22…排気管、24…排気環流管、26…EG
Rバルブ、27…バキュームポンプ、28…分配型燃料
噴射ポンプ、30…タイミングコントロールバルブ、3
2…電磁スピル弁、34…第1絞り弁、36…アクセル
ペダル、38…アクセルセンサ、40…第2絞り弁、4
2…ダイヤフラム機構、51…ECU、52…中央処理
制御装置(CPU)、53…読出専用メモリ(RO
M)、54…ランダムアクセスメモリ(RAM)、55
…バックアップRAM、56…タイマカウンタ、57…
入力インターフェース、58…出力インターフェース、
59…バス、62…吸気圧センサ、64…水温センサ、
66…燃温センサ、67…吸気温センサ、68…回転数
センサ、70…クランクポジションセンサ、71…車速
センサ、72…負圧切換弁、74…電気式負圧調整弁
(EVRV)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/40 F02D 41/40 G Fターム(参考) 3G060 AA05 AB03 AC08 BA17 BB08 BC06 CA01 CA02 CB08 CC08 DA13 FA07 GA02 GA03 GA06 GA07 GA08 GA11 GA21 3G093 AA01 AB01 AB02 BA15 CA10 CB03 DA01 DA03 DA05 DA06 DB05 DB09 EA05 EC01 EC05 FA04 FB05 3G301 HA02 HA11 HA13 JA03 KA24 KB03 LB13 LC01 LC07 MA15 NA08 NC02 NC08 ND01 NE17 NE19 PA07Z PA10Z PB01Z PE01Z PE03Z PE08Z PF01A PF01Z PF03Z

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼルエンジン自体またはディーゼ
    ルエンジンにより駆動される機構の駆動速度を制限速度
    以下に制御するディーゼルエンジンの駆動制御装置であ
    って、 ディーゼルエンジンの回転数が高いほど最高燃料噴射量
    が小さくなる傾向に設定されている回転数と最高燃料噴
    射量との対応関係に基づいてディーゼルエンジンの実回
    転数から求められた最高燃料噴射量を上限として、ディ
    ーゼルエンジンの燃料噴射量を制限する燃料噴射量制限
    手段と、 前記駆動速度と前記制限速度とを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較結果に応じて、前記燃料噴射量
    制限手段にて用いられる前記対応関係における回転数に
    対する最高燃料噴射量の大きさを変更する対応関係変更
    手段と、 を備えたことを特徴とするディーゼルエンジンの駆動制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記対応関係変更手段は、 前記比較手段の比較結果が前記駆動速度が前記制限速度
    よりも大きいものであった場合には、前記燃料噴射量制
    限手段にて用いられる前記対応関係を、回転数に対する
    最高燃料噴射量の大きさが小さくなる方向へシフトし、 前記比較手段の比較結果が前記駆動速度が前記制限速度
    よりも小さいものであった場合には、前記燃料噴射量制
    限手段にて用いられる前記対応関係を、回転数に対する
    最高燃料噴射量の大きさが大きくなる方向へシフトする
    ことを特徴とする請求項1記載のディーゼルエンジンの
    駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記対応関係変更手段は、 前記比較手段の比較結果が前記駆動速度が前記制限速度
    よりも大きいものであった場合において、実回転数に基
    づいて前記対応関係から求められる最高燃料噴射量と実
    燃料噴射量とが異なる場合には、回転数に対する最高燃
    料噴射量の大きさが小さくなる方向へ前記対応関係を迅
    速にシフトすることを特徴とする請求項2記載のディー
    ゼルエンジンの駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記対応関係変更手段は、 前記比較手段の比較結果が前記駆動速度が前記制限速度
    よりも小さいものであった場合において、実回転数に基
    づいて前記対応関係から求められる最高燃料噴射量より
    実燃料噴射量が小さい場合には、前記対応関係を初期状
    態に戻すことを特徴とする請求項2または3記載のディ
    ーゼルエンジンの駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 前記燃料噴射量制限手段にて用いられる
    前記対応関係は、次式で表されることを特徴とする請求
    項1記載のディーゼルエンジンの駆動制御装置。 【数1】eqgovsp=(eneqctsp−en
    e)×EMQGNSP+EQGVSPO ここで、eqgovspは最高燃料噴射量、eneqc
    tspは最高回転数、eneは回転数、EMQGNSP
    は正の係数、EQGVSPOは正の定数である。
  6. 【請求項6】 前記対応関係変更手段は、 前記比較手段の比較結果が前記駆動速度が前記制限速度
    よりも大きいものであった場合には、前記燃料噴射量制
    限手段にて用いられる前記式の最高回転数eneqct
    spを小さくし、 前記比較手段の比較結果が前記駆動速度が前記制限速度
    よりも小さいものであった場合には、前記燃料噴射量制
    限手段にて用いられる前記式の最高回転数eneqct
    spを大きくすることを特徴とする請求項5記載のディ
    ーゼルエンジンの駆動制御装置。
  7. 【請求項7】 前記対応関係変更手段は、 前記比較手段の比較結果が前記駆動速度が前記制限速度
    よりも大きいものであった場合において、実回転数に基
    づいて前記式から求められる最高燃料噴射量と実燃料噴
    射量とが異なる場合には、前記燃料噴射量制限手段にて
    用いられる前記式の最高回転数eneqctspを迅速
    に小さくすることを特徴とする請求項6記載のディーゼ
    ルエンジンの駆動制御装置。
  8. 【請求項8】 前記対応関係変更手段は、 前記比較手段の比較結果が前記駆動速度が前記制限速度
    よりも小さいものであった場合において、実回転数に基
    づいて前記式から求められる最高燃料噴射量より実燃料
    噴射量が小さい場合には、前記式の最高回転数eneq
    ctspを初期値に戻すことを特徴とする請求項6また
    は7記載のディーゼルエンジンの駆動制御装置。
  9. 【請求項9】 前記ディーゼルエンジンは自動車に搭載
    されて該自動車を駆動するとともに、前記駆動速度は自
    動車の走行速度であることを特徴とする請求項1〜8の
    いずれか記載のディーゼルエンジンの駆動制御装置。
  10. 【請求項10】 前記駆動速度はディーゼルエンジンの
    回転数であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか
    記載のディーゼルエンジンの駆動制御装置。
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