JP2000018041A - 内燃機関のピストン - Google Patents
内燃機関のピストンInfo
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Abstract
リフト量が変更された場合であれ、好適な吸排気効率を
維持する内燃機関のピストンを提供する。 【解決手段】 ピストン3の頂面33には、吸気バルブ
107の進入方向に対向して形成されたリセス部33a
が形成されている。またこのリセス部33aには、その
底面からテーパ状に盛り上がった周縁部33bへ向かう
内壁33dが形成されている。この内壁33dは、リセ
ス部33aの底面に対して100°以上の鈍角をなすよ
うなだらかに形成されている。このためピストン頂面3
3の形状は、吸気バルブのリフト量が大きい場合であっ
ても、吸気ポートから流入した吸気が内壁33cに沿っ
てリセス部33aの外側へ逃げ易いものとなっている。
Description
燃焼により生じた爆発力を機関トルクに変換する内燃機
関のピストンに関する。
復動し、燃焼により生じるエネルギーをコンロッドを介
してクランクシャフトの回転エネルギーに変換する。例
えば図6には、車載用エンジンに用いられるピストン
を、シリンダやシリンダヘッド等その周辺部材とともに
概略的に示す断面図である。
101の上部にはシリンダヘッド102が備え付けら
れ、このシリンダヘッド(天井部)102、シリンダボ
ア(内壁)101及びピストン頂面103aで囲まれる
空間によって燃焼室104が形成される。また、吸気ポ
ート105及び排気ポート106がシリンダヘッド10
2から燃焼室104にそれぞれ開口しており、吸気バル
ブ107及び排気バルブ108がそれぞれ吸気側カムシ
ャフト109a、排気側カムシャフト109bと連動し
て上下動することにより、それぞれの開口部を開閉す
る。一方、ピストン103の頂面103aには、吸気バ
ルブ107及び排気バルブ108の燃焼室104への侵
入方向に対向してくぼみ(リセス)部110が形成され
ている。これはピストン103が吸気バルブ107や排
気バルブ108と干渉するのを防ぐためである。
ン103が上死点にあるときには、吸排気バルブ10
7,108と対向する箇所や点火プラグ111が設けれ
られている箇所が余剰空間114a(燃焼室104)と
なる一方、ピストン頂面103aの周縁部103bは天
井部102と近接してわずかな間隙(スキッシュ)10
4bとなる。このスキッシュ104bはピストン103
が下動する際、燃焼室104内の燃焼ガスを周縁部に向
かって引き込み、燃焼速度を高める作用を有する。この
スキッシュ104bによる燃焼ガスの引き込みの作用
は、同図6に示すように、スキッシュ104bをテーパ
状に形成すれば一層高まることが知られている。
タイミング可変機構やバルブリフト量可変機構のような
可変動弁機構の採用により、機関運転中、シリンダ内に
おけるピストン103と吸排気バルブ107、108と
の相対的な位置関係が変化するといった状況が生じるこ
とがある。
4bを形成するピストン103を備えたエンジンに、例
えば吸気バルブの開閉タイミングを変更可能とするバル
ブタイミング可変機構を採用して、吸気バルブ107の
開きタイミングを適宜進角させると、図7に拡大して示
すように、ピストン103の上死点付近でのそれら吸気
バルブ107及びピストン103間の相対距離が短縮さ
れるようになる。そしてこの場合には、燃焼室内に流入
してくる吸気の一部がリセス部110及びテーパ状周縁
部103bの境界に形成される内壁110aに当たり、
吸気の吸入効率が低下するようになる。また反対に、排
気バルブ108(図6)の開閉タイミングを変更するバ
ルブタイミング可変機構を採用した場合にも、それら排
気バルブ108及びピストン103間の相対距離が縮小
される態様でその開閉タイミングが変更される場合に
は、やはり排気バルブ108に対向するリセス部110
の内壁110aが障害となって、燃焼ガスの排気効率が
低下してしまう。
ものであり、その目的とするところは、吸排気バルブの
リフトタイミング或いは最大リフト量が変更された場合
であれ、好適な吸排気効率を維持することのできる内燃
機関のピストンを提供することにある。
めに、請求項1に記載の発明は、ヘッド部の頂面に、吸
気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方に対向するリ
セス部と、同ヘッド部の周縁部から中央部に向かってテ
ーパ状に盛り上がったテーパスキッシュ部とを有してな
る内燃機関のピストンであって、前記テーパスキッシュ
部から前記リセス部の底面に向かって形成されるリセス
部の内壁に吸気及び排気の少なくとも一方を前記ヘッド
部の頂面側方に誘導するガス誘導構造を設けたことを要
旨とする。
の内壁に向かって流入してくる吸気、或いは燃焼室から
排気ポートへ向かう排気が、上記吸気逃げ構造を介して
リセス部外部へ誘導されることにより、吸気バルブ又は
排気バルブとリセス部との相対的な位置関係に関わらず
常時好適な吸排気効率が維持され、もって機関トルクを
安定に保持することができるようになる請求項2記載の
発明は、請求項1記載の内燃機関のピストンにおいて、
前記内燃機関は、前記吸気バルブ及び排気バルブの少な
くとも一方に対してそのバルブタイミング及びバルブリ
フト量の少なくとも一方を変更する可変動弁機構を備え
ることを要旨とする。
やバルブリフト量の変更(増大)による吸排気効率の低
下を好適に抑制し、もって機関トルクを安定に保持する
ことができるようになる。
記載の内燃機関のピストンにおいて、前記ガス誘導構造
は、前記テーパスキッシュ部から前記リセス部の底面に
向かって形成されるリセス部の内壁が前記リセス部の底
面と鈍角をなすことにより形成されることを要旨とす
る。
った場合であれ、吸気の流入或いは排気の流出がリセス
部の内壁に妨げられることなく、常時好適な吸排気効率
を維持し、もって機関トルクを安定に保持することがで
きるようになる。
燃機関のピストンにおいて、前記テーパスキッシュ部か
ら前記リセス部の内壁と前記リセス部の底面とのなす角
度は100°以上の鈍角であることを要旨とする。
の作用が一層顕著となる。
ストンを具体化した一実施の形態について、図面を参照
して説明する。
れる車載用エンジン(以下、エンジンという)のうち、
ピストン以外の周辺部材としては、図6において説明し
た各部材と同一のものを想定している。
には、クランクシャフト(図示略)に対する吸気バルブ
用カムシャフト(109a)の相対的な回転位相をエン
ジンの運転状態に応じて変更する周知の可変バルブタイ
ミング機構が搭載されているものとする。
す斜視図を、さらに図2にはそのピストンを図1の矢指
方向より見たときの平面図を示す。図1に示すように、
ピストン3は、円筒形状を有し、その上部(シリンダヘ
ッド側)にあたるピストンヘッド31、下部(クランク
シャフト側)にあたるスカート部32から構成される。
ピストンヘッド31の側面には円周方向に沿って複数の
溝が形成され、これらの溝にはピストンリング31aが
埋め込まれている。これらピストンリング31aは、ピ
ストン3とシリンダ内壁との隙間を埋め、ピストン3の
上下運動を円滑に行わせる役割をもつ。一方、スカート
部32には、ピストンピン(図示略)を貫通させコンロ
ッド(図示略)との連結部を形成するためのピストンピ
ン穴32aが設けられている。
つの吸気バルブと2つの排気バルブを備えたエンジンに
採用されるものであり、その頂面33には、図1及び図
2に示される態様で、それぞれのバルブに対向するよう
に吸気バルブ用リセス部33aが2箇所、排気バルブ用
リセス部33bが2箇所形成されている。また、ピスト
ン頂面33の周縁部33cはシリンダヘッドの天井部1
02(図6)との間にスキッシュを形成するようテーパ
状に形成されている(図6をあわせ参照)。
示したピストン3のIII−III線に沿った断面図及びIV−
IV線に沿った断面図を示す。先ず、図3に示すように、
ピストン頂面33は、その周縁部33cが中央部に向か
ってテーパ状に盛り上がり、その盛り上がりの最頂部か
ら中心にかけてはなだらかに窪んだ盆状をなしている。
及び33bは、それぞれ吸排気バルブの形状にあわせ
て、それらバルブの進入方向に対向するように形成され
ている。さらに、とくに吸気バルブに対向するリセス部
33aの内壁33dは、同周縁部33cがテーパ状に盛
り上がっているために、周縁部33cが盛り上がってい
ないと想定したものに比して必然的に高くなる。また、
この内壁33dはリセス部33aの底面に対して100
°以上の鈍角をなすようなだらかに形成されている。
について、以下に説明する。図5には、エンジンの運転
中、ピストン3が上死点に達した際、吸気バルブ107
とピストン3の頂面33との相対的な位置関係を示すも
のである。
位置(リフト位置)は、エンジン始動時やアイドル時の
ものである。一方、その他の運転時には、先述したバル
ブタイミング可変機構の作用によりエンジンの負荷や回
転数に応じて吸気バルブ用カムシャフトの回転位相が変
更され、結果としてピストン3が上死点にあるときの吸
気バルブ107のリフト位置、すなわちそれら吸気バル
ブ107及びピストン3間の相対距離も変更されること
となる。同図5において実線で示す吸気バルブ107の
リフト位置は、ピストン3が上死点にある場合で吸気バ
ルブ107のリフトが最も深い場合、すなわちピストン
3の頂面33が吸気バルブ107と最も近接する場合の
ものである。
には、吸気バルブ107の進入方向に対向して形成され
たリセス部33aの底面からテーパ状に盛り上がった周
縁部33cへ向かう内壁33dが形成されている。この
内壁33dは上述のように、リセス部33aの底面に対
して100°以上の鈍角をなすようなだらかに形成され
ている。このため、ピストン頂面33の形状は、吸気バ
ルブ107との相対距離が短くなる場合であっても、吸
気ポートから流入した吸気が内壁33dに沿ってリセス
部33aの外側へ逃げ易いものとなっている。
形成する従来のピストンにあっては先の図7に示したよ
うに、リセス部の内壁が吸気ポートを介して流入してく
る吸気の障壁となってしまっていた。とくに可変バルブ
タイミング機構等の採用により、エンジンの運転状態に
応じてピストンの上死点位置での吸気バルブ及びピスト
ン間の相対距離が短縮される場合、このリセス部の内壁
による吸入効率の低下、及びこれに伴うエンジントルク
の低下が生じていた。ちなみに、通常の可変バルブタイ
ミング機構では、エンジンの回転数が中低速の運転領域
にある場合に、吸気バルブの回転位相が進角され、こう
した傾向が顕著となる。
述したようにリセス部33aの内壁33dが底面に対し
てなだらかに形成され、吸気バルブ107の回転位相の
進角制御に伴って上死点付近での吸気バルブ107とピ
ストンとの相対距離が縮まる場合であっても、吸気ポー
トから流入した吸気が内壁33dに沿ってリセス部33
aの外側へ逃げ易くなっている。すなわち、吸気ポート
から燃焼室内への好適な吸入効率を維持することがで
き、とくにエンジン回転数が中低速にある場合のエンジ
ントルクを好適に維持することができるようになる。
に係るリセス部33aの形成は、素材の型成形時に容易
に行うことができ、コスト的にも有利である。さらに、
ピストン頂面33の周縁部33cをテーパ形状とするこ
とでリセス部33aが実質的に深くなり、これに加えて
同リセス部33aの内壁33dをなだらかに形成するこ
とによって、吸気効率や排気効率の低下も好適に抑制で
きることとなるため、結果として、各バルブとピストン
3との干渉余裕も拡大することとなる。
ば、以下に示す効果が得られるようになる。 (1)テーパ形状のスキッシュを形成するピストン3に
おいて、吸気バルブ107がピストン頂面33のリセス
部33aの底面に近接する場合、すなわち吸気バルブ1
07のバルブを進角させた場合であれ、所定の吸気効率
を維持し、もってエンジントルクの低下を好適に抑制す
ることができるようになる。 (2)上記リセス形状の成形も容易でコスト的にも有利
である。 (3)各バルブとピストン3との干渉余裕が拡大する。
ブタイミングを変更する可変バルブタイミング機構を備
えたエンジンのピストンに本発明を適用した。これに対
し、排気バルブのバルブタイミングを変更する可変バル
ブタイミング可変機構に本発明を適用してもよい。排気
バルブの燃焼室への進入方向に対向するように形成され
たリセス部に対し、ピストン周縁部側の内壁を、リセス
部の底面となす角が鈍角をなすようなだらかに形成すれ
ばよい。このような構成とすれば、テーパ状のスキッシ
ュを形成するピストンを備えたエンジンであって、排気
バルブのバルブタイミングが変更される場合であれ、排
気効率を常時好適に維持することができるようになる。
ング機構を備えたエンジンに本発明を適用したが、吸排
気バルブの開閉タイミングではなく、吸排気バルブの上
下動に係るバルブリフト量を可変とする機構を備えたエ
ンジンに本発明を適用してもよい。さらに、上記バルブ
リフト量を可変とする機構及び可変バルブタイミング機
構の両方を備えたエンジンに本発明を適用しても、上記
実施形態と同様の効果を奏することができる。
吸気バルブ107に対向するリセス部33aの内壁33
dをなだらかに形成することとした。これに代え、内壁
33dに溝等を設けて吸気のリセス部からの逃げ路を形
成してもよい。要は、吸排気バルブのリフトが深くなっ
た場合であれ、リセス部の内壁が吸気の障壁となって、
吸気効率を低下させないようにピストン頂面のリセス部
を形成すればよい。
つの燃焼室(気筒)に対し2つの吸気ポート(吸気バル
ブ)と2つの排気ポート(排気バルブ)を備えるエンジ
ンに適用することとしたが、本発明のピストンが適用さ
れるエンジンにおいて、1気筒に対する吸排気バルブの
数及びその組み合わせは任意である。要は、個々のバル
ブに対向するよう設けられたリセス部に対して上述のよ
うに吸気及び排気の少なくとも一方をヘッド31の頂面
33側方へ誘導するガス誘導構造が設けられるものであ
ればよい。
形状に関し、リセス部33a,33bと周縁部33c以
外の部位の形状は任意である。たとえば、圧縮比を高め
るためにピストン頂面の中央が盛り上がった形状を有す
るピストン等にも本発明を適用することはできる。
したが、当該実施の形態から把握できる請求項以外の技
術思想について、以下にその効果とともに記載する。・
請求項1又は2記載の内燃機関のピストンにおいて、前
記ガス誘導構造は、前記テーパスキッシュ部から前記リ
セス部の底面に向かって形成されるリセス部の内壁に形
成される溝構造であることを特徴とする内燃機関のピス
トン。
面のリセス部の底面に近接する場合であれ、ガスの流入
出がリセス部の内壁に妨げられることなく常時好適な吸
排気効率が維持され、もって機関トルクを安定に保持す
ることができるようになる。
ポートからリセス部の内壁に向かって流入してくる吸
気、或いは燃焼室から排気ポートへ向かう排気が、上記
吸気逃げ構造を介してリセス部外部へ誘導されることに
より、吸気バルブ又は排気バルブとリセス部との相対的
な位置関係に関わらず常時好適な吸排気効率が維持さ
れ、もって機関トルクを安定に保持することができるよ
うになる請求項2に記載した発明によれば、バルブタイ
ミングの変更やバルブリフト量の変更(増大)による吸
排気効率の低下を好適に抑制し、もって機関トルクを安
定に保持することができるようになる。
のリフトが深くなった場合であれ、吸気の流入或いは排
気の流出がリセス部の内壁に妨げられることなく、常時
好適な吸排気効率が維持され、もって機関トルクを安定
に保持することができるようになる。
求項3記載の発明の作用効果が一層顕著となる。
視図。
的に示す断面図。
す断面図。
を概略的に示す断面図。
ンリング、32…スカート部、32a…ピストンピン
穴、33…ピストン頂面、33a,33b…リセス部、
33c…周縁部、33d…内壁、101…シリンダボ
ア、102…シリンダヘッド(天井部)、103…ピス
トン、103a…ピストン頂面、104…燃焼室、10
4b…スキッシュ、107…吸気バルブ、108…排気
バルブ、110a…内壁、111…点火プラグ、114
a…余剰空間。
Claims (4)
- 【請求項1】ヘッド部の頂面に、吸気バルブ及び排気バ
ルブの少なくとも一方に対向するリセス部と、同ヘッド
部の周縁部から中央部に向かってテーパ状に盛り上がっ
たテーパスキッシュ部とを有してなる内燃機関のピスト
ンであって、 前記テーパスキッシュ部から前記リセス部の底面に向か
って形成されるリセス部の内壁に吸気及び排気の少なく
とも一方を前記ヘッド部の頂面側方に誘導するガス誘導
構造を設けたことを特徴とする内燃機関のピストン。 - 【請求項2】前記内燃機関は、前記吸気バルブ及び排気
バルブの少なくとも一方に対してそのバルブタイミング
及びバルブリフト量の少なくとも一方を変更する可変動
弁機構を備えることを特徴とする請求項1記載の内燃機
関のピストン。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の内燃機関のピストン
において、 前記ガス誘導構造は、前記テーパスキッシュ部から前記
リセス部の底面に向かって形成されるリセス部の内壁が
前記リセス部の底面と鈍角をなすことにより形成される
ことを特徴とする内燃機関のピストン。 - 【請求項4】前記テーパスキッシュ部から前記リセス部
の内壁と前記リセス部の底面とのなす角度は100°以
上の鈍角であることを特徴とする請求項3記載の内燃機
関のピストン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10189258A JP2000018041A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | 内燃機関のピストン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10189258A JP2000018041A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | 内燃機関のピストン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000018041A true JP2000018041A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16238297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10189258A Pending JP2000018041A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | 内燃機関のピストン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000018041A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6845741B2 (en) | 2002-05-24 | 2005-01-25 | Hitachi Unisia Automotive, Ltd. | Piston for an internal combustion engine |
JP2007022618A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Koyo Electronics Ind Co Ltd | 梱包箱およびこれを用いた梱包装置 |
JP2014043777A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Mazda Motor Corp | エンジンの燃焼室構造 |
JP2014043782A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Mazda Motor Corp | エンジンの燃焼室構造 |
CN104033234A (zh) * | 2014-06-23 | 2014-09-10 | 天津大学 | 导流壁形天然气发动机快速燃烧室 |
-
1998
- 1998-07-03 JP JP10189258A patent/JP2000018041A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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