JP2000017523A - 感温変色性複合繊維 - Google Patents

感温変色性複合繊維

Info

Publication number
JP2000017523A
JP2000017523A JP20113898A JP20113898A JP2000017523A JP 2000017523 A JP2000017523 A JP 2000017523A JP 20113898 A JP20113898 A JP 20113898A JP 20113898 A JP20113898 A JP 20113898A JP 2000017523 A JP2000017523 A JP 2000017523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermochromic
color changing
pigment
core
fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20113898A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniyuki Chiga
邦行 千賀
Naoya Ishimura
直哉 石村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pilot Ink Co Ltd
Original Assignee
Pilot Ink Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pilot Ink Co Ltd filed Critical Pilot Ink Co Ltd
Priority to JP20113898A priority Critical patent/JP2000017523A/ja
Publication of JP2000017523A publication Critical patent/JP2000017523A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multicomponent Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複合繊維形成性に優れると共に、持久性、鮮
明な色変化、光沢性を兼備した感温変色性複合繊維を提
供する。 【解決手段】 熱変色性材料を分散状態に固着させた熱
変色性樹脂層(A)、及び、繊維形成性熱可塑性重合体
からなる保護樹脂層(B)からなり、前記熱変色性材料
が、外面の一部に窪み23を有するマイクロカプセル顔
料2である感温変色性複合繊維。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感温変色性複合繊維
に関する。更に詳細には、非円形断面形状の熱変色性マ
イクロカプセル顔料を熱可塑性樹脂中に分散状態に固着
させた熱変色性樹脂相と、繊維形成性熱可塑性重合体か
らなる保護樹脂相からなる感温変色性複合繊維に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、感温変色性複合繊維に関し
て、幾つかの提案が開示されている(特開平3−227
402号公報、特開平3−161511号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記提案は、熱変色性
組成物を熱硬化性樹脂と共に混合し粒状となしたもの、
或いは熱変色性組成物をマイクロカプセルに内包させた
もの、等の熱変色性材料を熱可塑性樹脂中に分散状態に
固着させた芯部の周面を繊維形成性重合体で被覆して得
られる、芯鞘型等の形態の感温変色性複合繊維を開示し
ている。本発明者らは、この種の感温変色性複合繊維に
有効な熱変色性顔料について追求したところ、粒状物の
外形状が偏平状のもの、中でも外面の一部に窪みを有す
る非円形断面形状のマイクロカプセル顔料が効果的なこ
とを見出し、本発明を完成させた。本発明によるマイク
ロカプセル顔料は、外圧による弾性変形の許容性が大で
あり、繊維形成工程における強い圧力が負荷されたとし
ても、応力に応じて適宜に弾性変形する特性に加えて非
真円球状の外形状に依存して軸線方向に配向する傾向に
あり、該マイクロカプセル顔料に対する応力負荷が緩和
され、カプセル壁膜の破壊による熱変色機能の低下もな
く、所期の熱変色機能を有効に発現させる複合繊維化を
可能とする。更には、芯部と鞘部を同一の特定樹脂によ
り形成することにより、複合繊維形成性及び持久性を満
たすと共に、鮮明な色変化を視覚させると共に光沢性に
富む感温変色性複合繊維を与え、各種繊維及び繊維加工
体、衣料、人形用頭髪等に有効な感温変色性複合繊維を
提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明を図面により説明
する(図1〜図5参照)。本発明は、融点又は軟化点が
230℃以下である熱可塑性樹脂中に熱変色性材料を分
散状態に固着させた熱変色性樹脂相(A)、及び繊維形
成性熱可塑性重合体からなる保護樹脂相(B)からなる
感温変色性複合繊維において、前記熱変色性材料が
(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性
化合物、及び(ハ)前記両者の呈色反応の生起温度を決
める反応媒体の均質相溶体からなる可逆熱変色性組成物
21をマイクロカプセルに内包させた熱変色性マイクロ
カプセル顔料2であって、外面の少なくとも一部に窪み
23を有する非円形断面形状の顔料であることを特徴と
する感温変色性複合繊維1を要件とする。更には、前記
熱変色性マイクロカプセル顔料2は、平均粒子径が1〜
30μmであること、熱変色性樹脂相(A)を芯部と
し、保護樹脂相(B)を鞘部とする芯鞘型の複合繊維で
あり、前記芯部及び鞘部は、同一構造の熱可塑性樹脂で
構成されてなること、更には前記芯部及び鞘部は、同一
構造のポリアミド樹脂により構成されてなること、等を
要件とするものである。
【0005】前記における熱変色性樹脂相(A)を形成
する熱可塑性樹脂は、ポリエチレン、ポリプロピレン、
変性ポリエチレン、変性ポリプロピレン等のポリオレフ
ィン類、ナイロン12、ナイロン11、ナイロン6、ナ
イロン6−12共重合体、ナイロンエラストマー等のポ
リアミド樹脂、ポリブチレンテレフタレート、ポリヘキ
サメチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂等が挙
げられる。融点又は軟化点が230℃を越える熱可塑性
樹脂にあっては、熱変色性材料と溶融混合した場合、そ
の耐熱性に起因すると思われる分解ガスの発生及び変色
性能の低下がみられ、生産性が阻害される。融点又は軟
化点が約120℃〜200℃の範囲のものが実用的に好
適であり、前記した熱可塑性樹脂から適宜、選択され、
実用に供される。
【0006】保護樹脂相(B)を形成する繊維形成性熱
可塑性重合体は、曳糸性及び繊維性能を満たす結晶性ポ
リマーが有効であり、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹
脂等を例示できる。更に具体的には、ポリアミド樹脂と
しては、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12、ナ
イロン6−12共重合体等が例示できる。又、ポリエス
テル樹脂としては、ポリヘキサメチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート等を例示でき、前記ポ
リブチレンテレフタレート系のポリマーにあっては、共
重合体成分として、イソフタル酸、アジピン酸、セバチ
ン酸、フタル酸等のジカルボン酸成分及びエチレングリ
コール、ジエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、シクロヘキサンジメタノール等のジオール成分が挙
げられるが、なかでもイソフタル酸が繊維物性の面で好
ましい。
【0007】ここで、本発明の複合繊維1は、熱変色性
樹脂相(A)と保護樹脂相(B)とが接合され、一体化
されたものであればよく、芯鞘型に限らず、貼合型、海
島型等の形態であってもよい。芯鞘型においては、保護
樹脂相(B)によって、熱変色性樹脂相(A)の全周が
被覆されているので、耐光堅牢性、洗濯堅牢性、摩擦堅
牢性等の耐久性を満たすと共に、透明性且つ光沢性に富
む繊維形成性熱可塑性重合体により保護樹脂相(B)を
形成することによって、熱変色性樹脂相(A)の鮮明な
色変化を視覚させる、光沢性に富む感温変色性複合繊維
1を提供できる。前記芯部及び鞘部は、同一構造の樹脂
の組み合わせが、芯部−鞘部の界面の接合性に優れ、剥
離の危険もなく、一体化した高強度の繊維物性を与える
のに加えて、同一の屈折率をもつ同一性状の樹脂の組合
わせであるから、透明性、光沢性に富む。特に、同一構
造のポリアミド樹脂で芯及び鞘が形成されるのが効果的
である。更には、繊維化工程、殊に延伸処理工程におい
て、樹脂相互の延伸性が同一であるので、一定の延伸倍
率に設定でき、目的の繊維強度の複合繊維が得られる。
又、熱変色性マイクロカプセル顔料2が溶融ブレンドさ
れる熱可塑性樹脂は、前記マイクロカプセル顔料2との
熱的、化学的相性により選定されるが、芯部用の樹脂と
鞘部用の樹脂が同一の組み合わせであれば、両者の接合
時の化学的影響を考慮しなくてもよいので、余分な手間
を要しない。
【0008】前記熱変色性樹脂相(A)を形成する熱可
塑性樹脂中に分散状態に溶融ブレンドされる熱変色性マ
イクロカプセル顔料1は、(イ)電子供与性呈色性有機
化合物、(ロ)電子受容性化合物、及び(ハ)前記両者
の呈色反応の生起温度を決める反応媒体の均質相溶体か
らなる、公知の可逆熱変色性組成物21をマイクロカプ
セルに内包させた形態のものが有効であり、具体的に
は、本出願人が提案した、特公昭51−44706号公
報、、特公昭51−44708号公報、特公平1−29
398号公報、等に記載のものが利用できる。前記は所
定の温度(変色点)を境としてその前後で変色し、変化
前後の両状態のうち常温域では特定の一方の状態しか存
在しえない。即ち、もう一方の状態は、その状態が発現
するのに要する熱又は冷熱が適用されている間は維持さ
れるが、前記熱又は冷熱の適用がなくなれば常温域で呈
する状態に戻る、所謂、温度変化による温度−色濃度に
ついて小さいヒステリシス幅(ΔH)を示して変色する
タイプの熱変色特性を有する。
【0009】又、本出願人が提案した特公平4−171
54号公報、特開平7−179777号公報、特開平7
−33997号公報等に記載されている大きなヒステリ
シス特性を示して変色する、即ち、温度変化による着色
濃度の変化をプロットした曲線の形状が、温度を変色温
度域より低温側から温度を上昇させていく場合と逆に変
色温度域より高温側から下降させていく場合とで大きく
異なる経路を辿って変色し、低温側変色点と高温側変色
点の間の常温域において、前記低温側変色点以下又は高
温側変色点以上の温度で変化させた状態を記憶保持でき
るタイプの熱変色性組成物をマイクロカプセルに内包さ
せて実用に供することができる。
【0010】前記熱変色性組成物21は、マイクロカプ
セルに内包させることにより、化学的、物理的に安定な
顔料として機能させることができる。窪み23を有する
本発明マイクロカプセル顔料2(図2〜図5参照)は、
公知の界面重合法又は界面重縮合法により形成される。
前記マイクロカプセル顔料2は、熱変色性組成物21の
均質相溶体を熱硬化性樹脂壁膜22で被覆した、外面の
少なくとも一部が図示例の如く窪み23を有し、非円形
断面形状であるので、外圧により適宜に弾性変形し、圧
力を緩和でき、カプセル膜22の破壊が抑制される。更
には、繊維化工程において、マイクロカプセル顔料2が
軸線方向に配向する傾向にあり、前記弾性変形性と相ま
って圧力が緩和され、壁膜22が破壊されることもない
ので所期の熱変色機能を有効に発現させることができ
る。
【0011】前記マイクロカプセル顔料2は、粒子径が
1〜30μm、好適には5〜20μmのものが、発色
性、耐久性等の面で有効である。ここで、粒子径=(長
径+短径)/2により求められる平均的な粒子径をい
う。マイクロカプセル顔料2は、熱変色性樹脂相(A)
の全体重量の1〜70重量%、より好ましくは、5〜4
0重量%である。1重量%未満では複合繊維として好ま
しい変色性及び色濃度がえられず、変色機能を満足させ
ることができない。一方、70重量%を越える量にあっ
ては、変色濃度の顕著な向上が認められないし、繊維化
時の流動性が著しく低下して紡糸性が極端に悪化するの
で実用的でない。
【0012】本発明複合繊維1は、外径10〜300μ
mのものが好適に用いられ、好ましくは50〜150μ
m、より好ましくは60〜100μmの範囲のものが有
効である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明感温変色性複合繊維1は、
熱変色性樹脂相(A)と保護樹脂相(B)とが接合さ
れ、一体化した繊維形態であればよく、以下の実施例に
示す芯鞘型の形態に限定されない。又、本発明に適用す
るマイクロカプセル顔料2は、外面に窪み23を有する
非円形断面形状のものであればよく、図2〜図5に例示
される形状のものに限定されない。
【0014】
【実施例】本発明の感温変色性複合繊維1を芯鞘型につ
いて例示する。尚、実施例中の配合は重量部を示す。
【0015】実施例1 32℃未満で黒色、32℃以上で無色に可逆的に変色す
る可逆熱変色性マイクロカプセル顔料5部と、分散剤1
部、融点180℃のナイロン12の94部をエクストル
ーダ−にて200℃で溶融混合し、芯部用の可逆熱変色
性ペレットを得た。ここで、可逆熱変色性マイクロカプ
セル顔料2は、図2に例示した形状の、平均粒子径10
μmのものを用いた。前記可逆熱変色性ペレットを芯部
成形用押出機に、ナイロン12ナチュラルペレットを鞘
部成形用押出機に、それぞれ供給し、各々を溶融温度2
00℃にて、複合繊維紡糸装置を用いて18孔の吐出孔
より紡出し、延伸倍率3倍により巻き取り、1260デ
ニール/18フィラメントの延伸糸を得た。得られた複
合繊維は、光沢性に富み、常態(32℃未満)では鮮明
な黒色を呈し、約32℃以上で無色となる可逆変色性を
示す。
【0016】実施例2 ナイロン12に替えて、ポリヘキサメチレンテレフタレ
ートを適用した以外は実施例1と同様にして感温変色性
複合繊維1を得た。この繊維1は、実施例1と同様の可
逆熱変色性を示した。
【0017】実施例3 32℃未満で青色、32℃以上で無色に可逆的に変色す
る可逆熱変色性マイクロカプセル顔料6部と、非変色性
ピンク顔料1部、分散剤1部、及び融点150℃のポリ
アミド樹脂(ナイロン6,9−12共重合体)92部を
エクストルーダ−にて170℃で溶融混合し、芯部用の
可逆熱変色性ペレットを得た。ここで、可逆熱変色性マ
イクロカプセル顔料2は、図4に例示した形状の、平均
粒子径15μmのものを用いた。前記可逆熱変色性ペレ
ットを芯部成形用押出機に、前記芯に使用したポリアミ
ド樹脂を鞘部成形用押出機に、それぞれ供給し、各々を
溶融温度170℃にて、複合繊維紡糸装置を用いて18
孔の吐出孔より紡出し、延伸倍率3倍により巻き取り、
1260デニール/18フィラメントの延伸糸を得た。
得られた複合繊維は、光沢性に富み、常態(32℃未
満)では鮮明な紫色を呈し、約35℃以上でピンク色と
なる可逆変色性を示した。
【0018】比較例1 鞘部用にポリヘキサメチレンテレフタレートを用いた以
外は、実施例1と同様にして感温変色性複合繊維1を得
た。この繊維は、温度変化による色変化を観察できた
が、実施例1の繊維に比べて色変化が不鮮明であり、光
沢感も乏しい。これは、ナイロン12と、ポリヘキサメ
チレンテレフタレートとの相溶性がなく、芯−鞘界面に
おいて屈折率の差が生じたことにより、全体が白化し、
芯部に配合された熱変色性マイクロカプセル顔料の発色
性が見掛け上、低下したことが原因として考えられる。
【0019】
【発明の効果】本発明感温変色性複合繊維は、外面の一
部に窪みを有する非円形断面形状の熱変色性マイクロカ
プセル顔料を適用するので、真円断面の球状のものに較
べて、外圧による弾性変形性に富み、熱変色性樹脂相
(A)の形成のための熱可塑性樹脂との溶融混合工程で
の圧力や、繊維化工程における圧力の負荷に対して、自
らの弾性変形により圧力が緩和され、加えて繊維化時に
長手方向に当該マイクロカプセル顔料自体が配向し易い
特性と相まってマイクロカプセルが破壊される危険性が
なく、所期の熱変色機能を損なうことなく有効に発現さ
せる。更には、芯部と鞘部を同種の材料、中でも、ナイ
ロン6−12共重合体を用いた系では、繊維形成性を満
たすことは勿論、光沢性、熱変色性、持久性を兼備して
おり、繊維材、編織布や人形用頭髪として、風合いと外
観性を満たし、実用性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明感温変色性複合繊維の断面形状の一例を
示す拡大断面説明図である。
【図2】本発明感温変色性複合繊維に適用する熱変色性
マイクロカプセル顔料の一例を示す、(イ)外観及び
(ロ)断面の拡大説明図である。
【図3】本発明感温変色性複合繊維に適用する熱変色性
マイクロカプセル顔料の一例を示す、(イ)外観及び
(ロ)断面の拡大説明図である。
【図4】本発明感温変色性複合繊維に適用する熱変色性
マイクロカプセル顔料の一例を示す、(イ)外観及び
(ロ)断面の拡大説明図である。
【図5】本発明感温変色性複合繊維に適用する熱変色性
マイクロカプセル顔料の一例を示す、(イ)外観及び
(ロ)断面の拡大説明図である。
【符号の説明】
1 感温変色性複合繊維 A 熱変色性樹脂相 B 保護樹脂相 2 熱変色性マイクロカプセル顔料 21 熱変色性組成物 22 壁膜 23 窪み

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 融点又は軟化点が230℃以下である熱
    可塑性樹脂中に熱変色性材料を分散状態に固着させた熱
    変色性樹脂相(A)、及び繊維形成性熱可塑性重合体か
    らなる保護樹脂相(B)からなる感温変色性複合繊維に
    おいて、前記熱変色性材料が(イ)電子供与性呈色性有
    機化合物、(ロ)電子受容性化合物、及び(ハ)前記両
    者の呈色反応の生起温度を決める反応媒体の均質相溶体
    からなる可逆熱変色性組成物をマイクロカプセルに内包
    させた熱変色性マイクロカプセル顔料であって、外面の
    少なくとも一部に窪みを有する非円形断面形状の顔料で
    あることを特徴とする感温変色性複合繊維。
  2. 【請求項2】 前記熱変色性マイクロカプセル顔料は、
    粒子径が1〜30μmである請求項1記載の感温変色性
    複合繊維。
  3. 【請求項3】 熱変色性樹脂相(A)を芯部とし、保護
    樹脂相(B)を鞘部とする芯鞘型の複合繊維であり、前
    記芯部及び鞘部は、同一構造の熱可塑性樹脂で構成され
    てなる請求項1又は2記載の感温変色性複合繊維。
  4. 【請求項4】 前記芯部及び鞘部は、同一構造のポリア
    ミド樹脂により構成されてなる請求項1乃至3記載のい
    ずれかの感温変色性複合繊維。
JP20113898A 1998-06-30 1998-06-30 感温変色性複合繊維 Pending JP2000017523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20113898A JP2000017523A (ja) 1998-06-30 1998-06-30 感温変色性複合繊維

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20113898A JP2000017523A (ja) 1998-06-30 1998-06-30 感温変色性複合繊維

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000017523A true JP2000017523A (ja) 2000-01-18

Family

ID=16436042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20113898A Pending JP2000017523A (ja) 1998-06-30 1998-06-30 感温変色性複合繊維

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000017523A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114829893A (zh) * 2019-12-13 2022-07-29 富士胶片株式会社 压力测定用片材套组、压力测定用片材、压力测定用片材套组的制造方法、压力测定用片材的制造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114829893A (zh) * 2019-12-13 2022-07-29 富士胶片株式会社 压力测定用片材套组、压力测定用片材、压力测定用片材套组的制造方法、压力测定用片材的制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3910877B2 (ja) 感温変色性複合繊維
EP0410415B1 (en) Temperature-sensitive color-changeable composite fiber
US5895718A (en) Thermoplastic resin compositions and temperature-dependent shape-transformable/fixable products making use of the same
EP1010784A1 (en) Core/sheath type temperature-sensitive shape-transformable composite filaments
US6243521B1 (en) Fibers with optical function
JP2002138322A (ja) 感温変色性繊維
JP5791965B2 (ja) 玩具用毛髪
JP2004137614A (ja) 多色感温変色性繊維
JP2000017523A (ja) 感温変色性複合繊維
CN101328625B (zh) 智能调温粘胶纤维及其制备方法
JP2000127278A (ja) 熱変色性植毛体
JP2002242017A (ja) 色彩互変性かつら
JP5881433B2 (ja) 玩具用毛髪
JPH04241116A (ja) 感温変色性複合繊維
JP5661314B2 (ja) 芯鞘複合繊維糸条を用いてなる織編物
JPH04245910A (ja) 光熱変換繊維及び光熱融着繊維
US6627311B2 (en) Polyester tape yarn
JP2004238741A (ja) 感温変色性複合繊維
JP2000201798A (ja) 可逆熱変色性ハンドストラップ
KR102622700B1 (ko) 차폐력 향상 및 엠보가공에 의한 색상 발현이 가능한 위생재 부직포용 복합섬유
JP2003278044A (ja) 可逆熱変色性モール糸
JP6917218B2 (ja) 海島型複合繊維およびそれからなる布帛
JP4203188B2 (ja) 感温変色性アクリル系合成繊維の製造方法
JP3737412B2 (ja) 金属光沢調熱変色性成形用樹脂組成物及びそれを用いた金属光沢調熱変色性成形体
JPS60194138A (ja) 集束性の良好な加工糸

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050616

A977 Report on retrieval

Effective date: 20060914

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20061114

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070313

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02