JP2000017323A - 溶融金属容器内へのガス吹込み用プラグ支持装置 - Google Patents

溶融金属容器内へのガス吹込み用プラグ支持装置

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JP2000017323A
JP2000017323A JP10183786A JP18378698A JP2000017323A JP 2000017323 A JP2000017323 A JP 2000017323A JP 10183786 A JP10183786 A JP 10183786A JP 18378698 A JP18378698 A JP 18378698A JP 2000017323 A JP2000017323 A JP 2000017323A
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JP
Japan
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plug
molten metal
coil spring
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Pending
Application number
JP10183786A
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English (en)
Inventor
Fumiaki Hihara
原 文 明 日
Tomio Watanabe
辺 富 男 渡
Takashi Yamashita
下 隆 山
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Shinagawa Refractories Co Ltd
Original Assignee
Shinagawa Refractories Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

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  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス吹込み用プラグをプラグ受煉瓦に常に一
定の力で押し付け、プラグとプラグ受煉瓦との間の隙間
の拡大を防ぎ、もって溶湯の漏出を防止することを課題
とする。 【解決手段】 溶融金属容器の炉底耐火物中に配設され
たプラグ受煉瓦4に挿着され溶融金属容器内にガスを吹
込むためのガス吹込み用プラグ5の支持装置において、
前記炉底下面の鉄皮2に固着された受部材11内で該受
部材の下部にボルト等により固定される固定板14と前
記プラグ5の下面との間にコイルバネ12を介装し、前
記プラグ5をプラグ受煉瓦4内に常時押圧するようにし
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融金属容器内へ
のガス吹込み用プラグの支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電気炉、転炉、取鍋等の溶融金属
容器においては、その内部の溶湯を撹拌するため、溶融
金属容器の底部のプラグ受煉瓦(プレキャストブロッ
ク)にガス吹込み用プラグ(ポーラスプラグ)を挿着
し、このプラグを通じて溶湯中にガスを吹込むようにな
されている。
【0003】従来のガス吹込み部の構造は、図3に断面
図として示すように、溶融金属容器の底部炉底耐火物1
の下面の鉄皮2に金属材からなる筒状の受部材3が溶接
等により固着して設けられる一方、前記炉底耐火物1に
下広がりのテーパー孔4aが形成された上下のプラグ受
煉瓦4,4が嵌込まれ、このプラグ受煉瓦4のテーパー
孔内に截頭円錐状のガス吹込み用プラグ5が挿入されて
モルタル等の目地材6により固定され、このプラグ5の
下面に煉瓦等からなる押え用耐火物リング7と金属管8
とを置き、この金属管8の下端を受ける金属製の固定板
9を前記受部材3の下面にボルト10,10により固定
することにより、前記金属管8および耐火物リング7を
支え、これら金属管8および耐火物リング7によりガス
吹込み用プラグ5の下端を支持するように構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の構
造では、ガス吹込み用プラグ5の下端を支持している耐
火物リング7や金属管8が熱影響等により変形やへたり
を生じると、プラグ5をプラグ受煉瓦4,4のテーパー
孔4aに押し付けている状態が失われ、プラグ5の外周
面とプラグ受煉瓦4,4のテーパー孔4aとの間の隙間
が拡大し、この拡大した隙間から溶融金属の漏出を起こ
すという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガス吹込み用
プラグをプラグ受煉瓦に常に一定の力で押しつけ、プラ
グとプラグ受煉瓦との間の隙間の拡大を防ぎ、溶湯の漏
出を防止することを課題とする。
【0006】上記課題を解決する手段として本発明は、
溶融金属容器の炉底耐火物中に配設されたプラグ受煉瓦
に挿着され溶融金属容器内にガスを吹込むためのガス吹
込み用プラグの支持装置において、前記炉底下面の鉄皮
に固着された受部材内で該受部材の下部にボルトおよび
/またはバヨネット等により固定される固定板と前記プ
ラグの下面との間にコイルバネを介装し、前記プラグを
プラグ受煉瓦内に常時押圧するようにしたことを特徴と
する。
【0007】前記受部材と固定板とで囲まれる内部空間
に冷却用空気を給排する冷却用空気送入口および排出口
を設け、前記空間部内に冷却用空気を送入排気するよう
にすれば、コイルバネに対する熱影響による損傷を防ぐ
ことができる。
【0008】またプラグの下面とコイルバネの上端との
間に耐火物リングを介在させることにより、コイルバネ
の熱損傷を一層防ぐことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照し、図3と共通する部材にはこれと同一符号
を用いて説明する。
【0010】図1は本発明の一実施形態の断面図を示す
もので、溶融金属容器の底部1の下面の鉄皮2の下面に
溶接等により固着される筒状の受部材11内に挿通する
ガス吹込み用プラグ5の下部のガス導入パイプ5aにコ
イルバネ12が嵌合され、このコイルバネ12の上端は
前記プラグ5の下面に鉄板等からなる当板13を介して
当接され、下端は前記受部材11の下面を密閉すべくボ
ルト10,10により受部材11に固定される固定板1
4の上面に同じく当板15を介して当接されている。こ
れによりガス吹込み用プラグ5はコイルバネ12による
付勢により常時上方へ向けて押圧され、底部1のプラグ
受煉瓦4のテーパー孔4aにプラグ5の周面が押圧され
る状態が維持される。なお上記固定板14の固定は、ボ
ルト10による固定のほかバヨネット結合による場合、
またはその両者を併用する場合もある。
【0011】前記固定板14には冷却用空気の送入口1
6が設けられ、前記受部材11の側壁には冷却用空気の
排出口17が設けられており、前記送入口16から前記
受部材11および固定板14により囲まれた内部空間1
8内に冷却空気を送入し、排出口17から排出させる間
に前記コイルバネ12が冷却されるように構成されてい
る。
【0012】図2は耐熱性を高めるために前記コイルバ
ネ12の上端とガス吹込み用プラグ5の下面との間に煉
瓦からなる耐火物リング19を介装するようにしたもの
で、プラグ5側からコイルバネ12に伝わる熱を低減さ
せるようになされたものである。他の構成は図1と同様
であるのでこれと同一符号を付すに留める。
【0013】したがって本発明によれば、ガス吹込み用
プラグ5は常にプラグ受煉瓦4のテーパー孔4aの内周
面に圧接する方向にコイルバネ12によって付勢されて
いるのでガス吹込み用プラグ5の下降が防がれ、プラグ
5とプラグ受煉瓦4との間に隙間を生じることがなく、
溶融金属の漏出が確実に防止される。
【0014】また冷却用空気送入口16から冷却空気を
送入することによりコイルバネ12の冷却が図られ、コ
イルバネ12の劣化が予防される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、炉
底下面の鉄皮に固着された受部材内で該受部材の下部に
ボルト等により固定される固定板とガス吹込み用プラグ
の下面との間にコイルバネを介装し、前記プラグをプラ
グ受煉瓦内に常時押圧するようにしたので、プラグ受煉
瓦の内周面とガス吹込み用プラグとの間に隙間が生じる
ことがなく、この隙間からの溶融金属の漏出を確実に防
止することができる。
【0016】また請求項2のように、前記受部材と固定
板とで囲まれる内部空間に冷却用空気を給排する冷却用
空気送入口および排出口を設け、前記送入口から冷却用
空気を前記内部空間に送り込むようにすれば、コイルバ
ネの熱により劣化を防止することができ、コイルバネの
耐用性を高めるうえで有効である。
【0017】さらに請求項3のように、前記プラグの下
面とコイルバネの上端との間に耐火物リングを介装する
ようにすれば、コイルバネに対する熱影響を一層軽減し
てコイルバネの耐用性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図。
【図2】同、他の実施形態を示す断面図。
【図3】従来の技術を示す断面図。
【符号の説明】
2 鉄皮 3,11 受部材 4 プラグ受煉瓦 5 ガス吹込み用プラグ 9,14 固定板 12 コイルバネ 16 冷却用空気送入口 17 排出口 18 内部空間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶融金属容器の炉底耐火物中に配設された
    プラグ受煉瓦に挿着され溶融金属容器内にガスを吹込む
    ためのガス吹込み用プラグの支持装置において、前記炉
    底下面の鉄皮に固着された受部材内で該受部材の下部に
    ボルトおよび/またはバヨネット等により固定される固
    定板と前記プラグの下面との間にコイルバネを介装し、
    前記プラグをプラグ受煉瓦内に常時押圧するようにした
    ことを特徴とする溶融金属容器内へのガス吹込み用プラ
    グ支持装置。
  2. 【請求項2】前記受部材と固定板とで囲まれる内部空間
    に冷却用空気を給排する冷却用空気送入口および排出口
    を有している請求項1記載の溶融金属容器内へのガス吹
    込み用プラグ支持装置。
  3. 【請求項3】前記プラグの下面とコイルバネの上端との
    間に耐火物リングが介在されている請求項1または2記
    載の溶融金属容器内へのガス吹込み用プラグ支持装置。
JP10183786A 1998-06-30 1998-06-30 溶融金属容器内へのガス吹込み用プラグ支持装置 Pending JP2000017323A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004022129A1 (de) * 2004-05-05 2005-12-01 Stefan Munding Gasspülvorrichtung
CN102689004A (zh) * 2012-06-13 2012-09-26 鞍钢股份有限公司 一种防止热换透气砖漏钢的二次封堵方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004022129A1 (de) * 2004-05-05 2005-12-01 Stefan Munding Gasspülvorrichtung
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