JP2000016608A - シート材給送部材 - Google Patents

シート材給送部材

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Publication number
JP2000016608A
JP2000016608A JP10180622A JP18062298A JP2000016608A JP 2000016608 A JP2000016608 A JP 2000016608A JP 10180622 A JP10180622 A JP 10180622A JP 18062298 A JP18062298 A JP 18062298A JP 2000016608 A JP2000016608 A JP 2000016608A
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JP
Japan
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picker
rubber
boss
parallel
bill
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10180622A
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English (en)
Inventor
Shinji Ohara
慎司 大原
Hideto Nei
秀人 根井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピッカゴムがピッカボスへ正確に取付けられ
たことが確認出来るピックアップローラユニットを提供
して、紙幣分離機構の動作不良や分離不良を防止するこ
とを目的とする。 【解決手段】 ピッカボスは円筒形をしていて、円筒形
の外周部の1部分を切欠き略D形状にする。該切欠部の
両端に設けた軸心に平行な突起部と略D形状の平面部と
によって、ピッカゴムを保持するとともに軸心に平行な
突起部に設けた覗き穴にて該ピッカゴムの溝20a、2
0bと平行に設けてある突起21a、21bを覗いて目
視し、ピッカボス11の軸心と平行であれば正常取付、
そうでなければ取付不良と判断する。取付状態を目視に
て判断可能としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行等の金融機関
で使用される紙幣入出金装置に関するもので、特に紙幣
を収納した収納庫から紙幣を1枚ずづに分離する紙幣分
離機構に使用されるシート材給送部材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の紙幣入出金装置の紙幣分
離機構の概略説明図である。図に示すように、紙幣分離
機構は、主に、ビルプレス1、板材2、ピックアップロ
ーラユニット3、ピッカゴム4、ピッカボス5、フィー
ドローラ6、リバースローラ7、紙幣搬送ガイド8等の
部品を配置して構成されている。ビルプレス1は、図中
矢印S―T方向に移動することができるように、図示し
ない移動機構に接続されている。ビルプレス1が図中矢
印S方向に移動した時に、このビルプレス1とで紙幣P
を圧接するための圧接面を有する板材2がビルプレス1
と対向させて配置してある。ピックアップローラユニッ
ト3は、ピッカゴム4とピッカゴム4を保持すると共に
ピックアップローラユニット3の回動軸であるピックア
ップローラシャフト9に固着したピッカボス5から構成
され、板材2に形成した図示しない穴からピッカゴム4
の周面4aがビルプレス1側に向けて突出するように配
置してある。ビルプレス1により紙幣Pが板材2に圧接
された時にピックアップローラユニット3を図中時計回
り方向に回転させて紙幣Pを1枚ずつフィードローラ6
に送込む。フィードローラ6及びリバースローラ7は、
ピックアップローラユニット3によって繰出される紙幣
Pの繰出し方向近傍にそれぞれ周面同士を接触させて紙
幣取込口を構成するように配置されている。フィードロ
ーラ6は、紙幣Pの繰出しのタイミングに合わせて図中
時計回り方向に回転させる図示しない動力伝達系に接続
されている。リバースローラ7は、紙幣Pを2枚以上同
時に繰出さないように図中時計回り方向に回転させる図
示しない動力伝達系に接続されている。8は紙幣搬送ガ
イドである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の紙幣分離機構では、ピッカゴム4の周面部4aは取
引のたびに紙幣Pに接触し、更に最後の1枚の紙幣を繰
出した後はビルプレス1にも数回接触する。従って、ピ
ッカゴム4の周面部4aは摩耗してしまい定期的に交換
する必要がある。ピッカゴム4の定期交換の際に、ピッ
カゴム4がピッカボス5へ正確に取付けられていない場
合、紙幣分離機構の動作不良や分離不良を引き起こすこ
とがあり分離性能に影響を与えるという問題があった。
【0004】従って、ピッカゴムがピッカボスへ正確に
取付けられたことが確認出来るピッカローラユニットを
提供して、紙幣分離機構の動作不良や分離不良を防止す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、ピ
ッカボスと、前記ピッカボスに取付けられ周面にてシー
ト材を給送する交換可能なピッカ部材と、前記ピッカボ
スに前記ピッカ部材を取付けたピックアップローラユニ
ットにおいて、前記ピッカボスは円筒形の外周部の1部
分を切欠き断面略D形状にするとともに該切欠部の両端
に設けた軸心に平行な突起部と、前記軸心に平行な突起
部に設けた基準覗き穴と、前記ピッカ部材の幅方向に設
けられ前記軸心に平行な突起部に嵌合する溝と、前記溝
に対して平行に設けたしるしと、前記しるしを前記ピッ
カボスの基準覗き穴から覗いて,取付状態を目視可能に
したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態におい
て、従来技術と同一の構成には同一の符号を付す。 図
1は本発明の紙幣分離機構の概略説明図で、図2は本発
明のピックアップローラユニット10の要部構成の説明
図で、図3は本発明のピッカボス11の説明図、図4は
本発明のピッカゴム12の説明図である。図5は、ピッ
カボス11の基準覗き穴14からピッカゴム12の取付
け状態を見た図である。
【0007】図1に示すように、紙幣分離機構は、主
に、ビルプレス1、板材2、ピックアップローラユニッ
ト10、ピッカボス11、ピッカゴム12、フィードロ
ーラ6、リバースローラ7、紙幣搬送ガイド8、ピック
アップローラシャフト9等の部品を配置して構成されて
いる。また、図2、3、4に示すように、ピックアップ
ローラユニット10は、ピッカボス11にピッカゴム1
2を取付け周面12aにてシート材を給送するものであ
る。ピッカボス11は、円筒形の外周部の1部分を切欠
き断面が略D形状になっていて該切欠部13の両端に軸
心に平行な突起部15a、15bと、該軸心に平行な突
起部15a、15bに基準覗き穴14a、14bが設け
てある。前記ピッカゴム12は、前記ピッカボス11の
前記切欠部13の両端に設けた前記軸心に平行な突起部
15a、15bに嵌合する溝20a、20bと、該溝2
0a、20bと平行に突起21a、21bを設けてあ
る。前記軸心に平行な突起部15a、15bに設けた穴
14a、14bを覗いてピッカゴム12に設けた突起2
1a、21bを目視可能にしてある。
【0008】つぎに、上記構成の動作を説明する。ビル
プレス1は、図中矢印S―T方向に移動することができ
るように、図示しない移動機構に接続されている。ビル
プレス1が図中矢印S方向に移動した時に、このビルプ
レス1とで紙幣Pを圧接するための圧接面を有する板材
2がビルプレス1と対向させて配置してある。ピックア
ップローラユニット10は、ピッカゴム12とピッカゴ
ム12を保持すると共にピックアップローラユニット1
0の回動軸であるピックアップローラシャフト9に固着
したピッカボス11から構成され、板材2に形成した図
示しない穴からピッカゴム12の周面12aがビルプレ
ス1側に向けて突出するように配置してある。ビルプレ
ス1により紙幣Pが板材2に圧接された時にピックアッ
プローラユニット10を図中時計回り方向に回転させて
紙幣Pを1枚ずつフィードローラ6に送込む。フィード
ローラ6及びリバースローラ7は、ピックアップローラ
ユニット10によって繰出される紙幣Pの繰出し方向近
傍に、それぞれ周面同士を接触させて紙幣取込口を構成
するように配置されている。フィードローラ6は、紙幣
Pの繰出しのタイミングに合わせて図中時計回り方向に
回転させる図示しない動力伝達系に接続されている。リ
バースローラ7は、紙幣Pを2枚以上同時に繰出さない
ように図中時計回り方向に回転させる図示しない動力伝
達系に接続されている。8は紙幣搬送ガイドである。
【0009】上記構成の紙幣分離機構では、ピッカゴム
12の周面部12aは取引のたびに紙幣Pに接触し、更
に最後の1枚の紙幣を繰出した後はビルプレス1にも数
回接触する。従って、ピッカゴム12の周面部12aは
摩耗してしまい定期的に交換する必要がある。ピッカゴ
ム12の定期交換の際は、前記ピッカボス11の前記切
欠部13の両端に設けた軸心に平行な突起部15a、1
5bにピッカゴム12の溝20a、20bを嵌合させ、
前記突起部15a、15bに設けた基準覗き穴14a、
14bを覗いて、ピッカゴム12に設けた突起21a、
21bを目視可能にした。この状態において、該溝20
a、20bと平行に突起21a、21bを設けてあるの
で、基準覗き穴14a、14bを覗いてピッカゴム12
に設けた突起21a、21bを目視して、前記ピッカボ
ス11の軸心と平行であれば正常取付、そうでなければ
取付不良、さらに、切欠部13の両端に複数設けている
ので平行であっても位置の違いによって回転方向のずれ
を判断することができる。基準覗き穴14a、14b
は、ピッカゴム12に設けた突起21a、21bが軸心
と平行の確認が容易に行う事ができれば丸穴に限定され
るものではない。また、ピッカゴム12に設けた突起2
1a、21bは突起ではなく溝を用いたり色分けした線
でもよい。また、前記ピッカボス11の前記切欠部13
のフラット部16にピッカゴム12に設けたフラット部
22を突き当ててピッカゴム12の取付を強固のものと
してもよい。
【0010】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によればピッ
カゴムの交換の際、ピッカゴムがピッカボスへ正確に取
付けられたことが確認出来るピックアップローラユニッ
トを提供して、紙幣分離機構の動作不良や分離不良を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙幣分離機構の概略説明図
【図2】本発明のピックアップローラユニットの要部構
成の説明図
【図3】本発明のピッカボスの説明図
【図4】本発明のピッカゴムの説明図
【図5】ピッカゴムの取付け状態図
【図6】従来の紙幣分離機構の概略説明図
【符号の説明】
1 ビルプレス 2 板材 6 フィードローラ 7 リバースローラ 10 ピックアップローラユニット 11 ピッカボス 12 ピッカゴム P 紙幣

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピッカボスと、 前記ピッカボスに取付けられ周面にてシート材を給送す
    る交換可能なピッカ部材とを備え、 前記ピッカボスに前記ピッカ部材を取付けたシート材給
    送部材において、 前記ピッカボスは円筒形の外周部の1部分を切欠き断面
    略D形状にするとともに該切欠部の両端に設けた軸心に
    平行な突起部と、 前記軸心に平行な突起部に設けた基準覗き穴とを備え、 前記ピッカ部材は該ピッカ部材の幅方向に設けられ前記
    軸心に平行な突起部に嵌合する溝と、 前記溝に対して平行に設けたしるしとを備え、 前記しるしを前記ピッカボスの基準覗き穴から覗いて目
    視可能とすることを特徴とするシート材給送部材。
JP10180622A 1998-06-26 1998-06-26 シート材給送部材 Withdrawn JP2000016608A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10180622A JP2000016608A (ja) 1998-06-26 1998-06-26 シート材給送部材

Applications Claiming Priority (1)

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JP10180622A JP2000016608A (ja) 1998-06-26 1998-06-26 シート材給送部材

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Publication Number Publication Date
JP2000016608A true JP2000016608A (ja) 2000-01-18

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ID=16086440

Family Applications (1)

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JP10180622A Withdrawn JP2000016608A (ja) 1998-06-26 1998-06-26 シート材給送部材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102205913A (zh) * 2010-03-31 2011-10-05 珠海赛纳打印科技股份有限公司 送纸滚轮装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102205913A (zh) * 2010-03-31 2011-10-05 珠海赛纳打印科技股份有限公司 送纸滚轮装置

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