JP2000015602A - 電動丸鋸 - Google Patents

電動丸鋸

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JP2000015602A
JP2000015602A JP10185102A JP18510298A JP2000015602A JP 2000015602 A JP2000015602 A JP 2000015602A JP 10185102 A JP10185102 A JP 10185102A JP 18510298 A JP18510298 A JP 18510298A JP 2000015602 A JP2000015602 A JP 2000015602A
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JP
Japan
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motor
circular saw
body housing
exhaust port
main body
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Pending
Application number
JP10185102A
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English (en)
Inventor
Kazuto Toyama
一人 外山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱効率のよい安価な本体ハウジングを備え
たものとする。 【解決手段】 切断進行方向に沿って延びるグリップの
後端部に電池を配した本体ハウジング1の一側に丸鋸刃
を配設し、他側に突出させた筒状モータ収容部10内に
モータを収容して、切断進行方向と直交する方向に軸を
向けているモータで丸鋸刃を駆動する電動丸鋸である。
合成樹脂の成形品である本体ハウジング1を切断進行方
向に沿う面で左右二つ割りとしたものとして形成する。
モータ収容部10が一体に形成された一方の半体1aに
おけるモータ収容部10の根元部に排気口12を形成す
る。モータ収容部10を有する本体ハウジング半体1a
を上下金型で成形する際に排気口12も同時に形成する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯型の電動丸鋸、
殊にその本体ハウジング形状に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯型の電動工具のなかでも、電動丸鋸
は電動ドライバーのような他の電動工具に比して作業負
荷が大であるためにモータにも大電流が流れやすく、従
ってモータからの熱でグリップ部が熱くなって不快に感
ずることになる可能性が大きくて放熱対策が重要とな
る。
【0003】モータからの熱を分散させる手段として
は、本体ハウジング内でモータと本体ハウジング内面と
の間の隙間を大きくとって熱伝達を遅らせたり、アルミ
ニウム等の放熱性のよい材料をモータの近くに固定し
て、熱をハウジング内で分散させることがなされてはい
るが、これでは不充分であり、大気への放熱を効率よく
行うものが求められている。
【0004】このために、モータとしてファンを内蔵し
たり外付けしたりしたものを用いるとともに、本体ハウ
ジングに放熱用の排気口を形成したものが提供されてい
る。たとえば特開平8−207014号公報には、別体
として形成された本体ハウジングとモータ収容ケースと
の連結部分における本体ハウジング側に排気口を形成し
たものが示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に示
されたものを含めて、従来のこの種のものでは、排気口
を形成するために、本体ハウジングの成形用の金型がス
ライド型を必要とする複雑なものとなっていた。また、
二つ割りの金型で本体ハウジングを形成することができ
るようになっているものでは、排気口を後加工で設ける
ものとなっていた。このために、いずれのものにおいて
も製造コストが高くなっている。本発明はこのような点
に鑑みなされたものであって、その目的とするところは
放熱効率のよい本体ハウジングを備えるとともに低コス
トで得ることができる電動丸鋸を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、切断
進行方向に沿って延びるグリップを備えるとともにグリ
ップの後端部に電池が配された本体ハウジングを具備し
て、該本体ハウジングの一側に丸鋸刃を配設し、他側に
突出させた円筒状モータ収容部内にモータを収容して、
切断進行方向と直交する方向に軸を向けている上記モー
タで丸鋸刃を駆動する電動丸鋸において、合成樹脂の成
形品である本体ハウジングを切断進行方向に沿う面で左
右二つ割りとしたものとして形成して、モータ収容部が
一体に形成された一方の半体におけるモータ収容部の根
元部に排気口を形成していることに特徴を有している。
【0007】モータ収容部を有する本体ハウジング半体
を上下金型で成形することができると同時に、モータ収
容部の根元部に排気口を設けることで、上記両金型によ
って排気口も同時に形成することができる。
【0008】上記排気口は、その排気方向をグリップ側
と反対側に向けたものとしておくことで、グリップを持
つ手に排気を当ててしまうことがないものとすることが
できる。
【0009】また、排気方向に傾斜したリブを排気口に
設けていると、流速を落とすことなく排気を行うことが
できる。
【0010】排気口の排出方向両端位置にモータ収容部
の内方側に突出する壁を設けていると、排気の一部がモ
ータと本体ハウジング内面との間に流れてしまうことを
防ぐことができる。
【0011】さらにモータ収容部の突出方向端面に吸気
孔を設けていると、切り粉が吸気口から侵入してしまう
ことを防ぐことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述する。図示例の携帯型の電動丸鋸は、左右
方向の厚みの薄い本体ハウジング1の上部にグリップ2
を一体に形成するとともに、本体ハウジング1の後方突
出部とグリップ2の後端とを連結した部分に電池パック
3を着脱自在としたもので、丸鋸刃は本体ハウジング1
における片側に配した固定カバー6の内部に配してお
り、丸鋸刃の駆動用のモータ8は本体ハウジング1の他
の片側に突出させた円筒状のモータ収容部10の内部に
配している。図中4はベース、5は可動カバーである。
ベース4は本体ハウジング1先端に設けた軸11を中心
に本体ハウジング1に対して回動自在に取り付けられて
いる。
【0013】上記本体ハウジング1は、合成樹脂の成形
品として形成したものであるが、この本体ハウジング1
は、図1及び図2において矢印で示した切断進行方向に
沿った面で左右に2分割されたものとなっており、上記
モータ収容部10は本体ハウジング1の両半体1a,1
bのうちの片方の半体1aに一体成形されたものとなっ
ている。
【0014】図4〜図7は上記半体1aを示しており、
この半体1aは円筒状に突出させたモータ収容部10の
根元部分で且つグリップ2とは反対側の下側に排気口1
2が形成されたものとなっている。排気口12は複数の
リブ13で分割されているのであるが、冷却用遠心ファ
ンを内蔵したモータ8をモータ収容部10に装着した
時、遠心ファンによる排気方向と一致する方向のリブ1
3を備えるために、排気方向に沿った向きの排気口12
が設けられたものとなっている。また、円筒状のモータ
収容部10の突出端面には複数個の吸気口14が環状に
並べられて設けられている。
【0015】ここにおいて、本体ハウジング1の上記半
体1aは、図8に示すように、上金型91と下金型92
とによって成形されるものとなっており、また、上金型
91におけるモータ収容部10の成形用の突出部93の
根元部に下金型92におけるモータ収容部10の成形用
の凹部の内側面に接する突起部94を設けることで、上
記排気口12を半体1aの成形時に同時に形成してい
る。吸気口14もやはり同時に成形している。
【0016】このモータ収容部10に上記ファン内蔵の
モータ8を納めて、切断進行方向と直交する方向に軸を
向けたモータ8で丸鋸刃を駆動するわけであるが、この
モータ8はその作動時に内蔵するファンによって、図6
に示すように、吸気口14から外気を吸い込んでモータ
14の内部を通過させた後、排気口12を通じて外部に
排出する。排気口12から出て行く排気は、上述のよう
にファンによる風向きに沿ったものとなっているため
に、流速を低下させることなく効率よく排出することが
できるものであり、これに伴って排気口12から切り粉
が内部に侵入してしまうことがないものである。また、
吸気口14は切り粉が発生する切断部からもっとも遠く
なっている部分に位置しているために、吸気口14から
切り粉が侵入することもない。
【0017】さらに、排気口12の両端にはモータ収容
部10の内方に向けて突出する壁15,15を設けてい
るために、モータ8から排出された排気がモータ8とモ
ータ収容部10の内面との間に広がることもなく、従っ
て排熱が本体ハウジング1内に篭ってしまうこともな
い。またグリップ2とは反対側に向けて排気を行うため
に、グリップ2を持つ手に排気があたることはない。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明においては、切断進
行方向に沿って延びるグリップを備えるとともにグリッ
プの後端部に電池が配された本体ハウジングを具備し
て、該本体ハウジングの一側に丸鋸刃を配設し、他側に
突出させた円筒状モータ収容部内にモータを収容して、
切断進行方向と直交する方向に軸を向けている上記モー
タで丸鋸刃を駆動する電動丸鋸において、合成樹脂の成
形品である本体ハウジングを切断進行方向に沿う面で左
右二つ割りとしたものとし、モータ収容部が一体に形成
された一方の半体におけるモータ収容部の根元部に排気
口を形成しているために、モータ収容部を有する本体ハ
ウジング半体を上下金型で成形する際にスライド型を必
要とすることなく排気口も同時に成形することができる
ものであり、放熱特性の良好な本体ハウジングを備えた
ものを安価に得ることができる。
【0019】上記排気口は、その排気方向をグリップ側
と反対側に向けたものとしておくと、グリップを持つ手
に排気が当たるという不快な思いをすることがないもの
とすることができる。
【0020】また、排気方向に傾斜したリブを排気口に
設けておくことで、流速を落とすことなく排気を行うこ
とができるために、放熱効率が向上すると同時に、切り
粉が排気口から内部に侵入することを防ぐことができ
る。
【0021】排気口の排出方向両端位置にモータ収容部
の内方側に突出する壁を設けていると、排気の一部がモ
ータと本体ハウジング内面との間に流れて本体ハウジン
グ内部に熱が篭ることを防止できるために、さらに放熱
効率が向上する。
【0022】また、モータ収容部の突出方向端面に吸気
孔を設けていると、切り粉が吸気口から侵入してしまう
ことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の側面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の正面図である。
【図4】同上の本体ハウジングの一方の半体の側面図で
ある。
【図5】同上の部分拡大図である。
【図6】同上の部分断面図である。
【図7】同上の部分底面図である。
【図8】同上の成形用金型の概略説明図である。
【符号の説明】
1 本体ハウジング 1a 半体 10 モータ収容部 12 排気口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断進行方向に沿って延びるグリップを
    備えるとともにグリップの後端部に電池が配された本体
    ハウジングを具備して、該本体ハウジングの一側に丸鋸
    刃を配設し、他側に突出させた円筒状モータ収容部内に
    モータを収容して、切断進行方向と直交する方向に軸を
    向けている上記モータで丸鋸刃を駆動する電動丸鋸にお
    いて、合成樹脂の成形品である本体ハウジングを切断進
    行方向に沿う面で左右二つ割りとしたものとして形成し
    て、モータ収容部が一体に形成された一方の半体におけ
    るモータ収容部の根元部に排気口を形成していることを
    特徴とする電動丸鋸。
  2. 【請求項2】 排気口はその排気方向がグリップ側と反
    対側に向けられていることを特徴とする請求項1記載の
    電動丸鋸。
  3. 【請求項3】 排気口は排気方向に傾斜したリブを備え
    ていることを特徴とする請求項1記載の電動丸鋸。
  4. 【請求項4】 排気口の排出方向両端位置にモータ収容
    部の内方側に突出する壁を設けていることを特徴とする
    請求項1記載の電動丸鋸。
  5. 【請求項5】 モータ収容部の突出方向端面に吸気孔を
    設けていることを特徴とする請求項1記載の電動丸鋸。
JP10185102A 1998-06-30 1998-06-30 電動丸鋸 Pending JP2000015602A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001287201A (ja) * 2000-03-10 2001-10-16 Electrolux:Ab 携帯動力工具
USD489954S1 (en) 2002-10-01 2004-05-18 Milwaukee Electric Tool Corporation Latch of a circular saw
US6898854B2 (en) 2002-06-07 2005-05-31 Black & Decker Inc. Modular power tool

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