JP2000015245A - 非沸騰式蒸留精製装置 - Google Patents

非沸騰式蒸留精製装置

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JP2000015245A
JP2000015245A JP10187316A JP18731698A JP2000015245A JP 2000015245 A JP2000015245 A JP 2000015245A JP 10187316 A JP10187316 A JP 10187316A JP 18731698 A JP18731698 A JP 18731698A JP 2000015245 A JP2000015245 A JP 2000015245A
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raw water
distillation
pure water
water
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JP10187316A
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Takashi Tazawa
隆 田澤
Junji Mori
潤二 森
Hiroshi Namatame
寛 生天目
Kazuo Tsumura
和雄 津村
Taketomo Saitou
丈智 斉藤
Masaru Uehara
大 上原
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MITO RIKA GLASS KK
Original Assignee
MITO RIKA GLASS KK
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  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 純水の純度の低下を防止すると共に、純水の
採取量の増大を図る。 【解決手段】 非沸騰式蒸留精製装置は、原水を収納し
た原水槽1と、この原水槽1から蒸留すべき原水aの供
給を受ける蒸留槽2と、この蒸留槽2の原水aの水面よ
り上に配置され、同原水aを加熱し、その沸点温度以下
の温度で水蒸気を発生させるヒータ3と、前記原水aよ
り上に配置され、同原水aから蒸発した水蒸気を冷却、
凝縮する凝縮器4と、この凝縮器により水蒸気を凝縮し
て生じる純水を蒸留槽2から取り出す純水取出管6と、
この純水取出管6から取り出した純水を貯留する純水貯
水槽8とを有する。前記原水槽1から蒸留槽2に至る原
水供給配管、蒸留槽2の純水取出管6を経て純水貯水槽
8に至る純水採取配管及び蒸留槽2のオーバーフロー管
9から排水槽13に至る排水配管を外気に対して遮断し
た構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は、原水から純水を精
製する蒸留精製装置に関し、特に、原水を沸騰させるこ
となく、その沸点以下の温度で蒸発させ、発生した水蒸
気を冷却、凝縮すると共に、この凝縮した純水を採取し
て取り出す方式の非沸騰式蒸留精製装置に関する。
【0002】
【従来の技術】純水は、実験室やクリーンルーム等にお
ける化学分析や、半導体表面の洗浄等に広く用いられ
る。純水を得る方法としては、従来イオン交換法、逆浸
透法などが知られている。とくに、大量の純水を製造す
ることに適している。蒸留法は、高純度の純水を精製
し、環境分析水質分析等の精密分析の基準水や希釈水に
用いられる。
【0003】従来の蒸留精製装置では、加熱手段で蒸発
されて消費される原水の蒸留槽内への供給は、人手によ
る回分式供給や電動モータによりポンプを利用して原水
槽から原水を自動供給することにより行われている。な
お、非沸騰式蒸留精製装置は、蒸発効率向上のため、原
水の水面と赤外線ヒータとを最適な距離を維持すること
が重要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の蒸留
装置は、蒸留した純水を大気に開放した状態で純水貯水
槽に採水する方式であるため、大気の環境や、測定室の
環境の雰囲気中の影響により、純水の純度の低下と不安
定さを招くことがある。すなわち、蒸留された純水は純
水取出管により前記蒸留槽外に採水されるが、このと
き、採水される高温、低温の純水は、外気の雰囲気中に
さらされ、純水貯水槽に貯水される。その際に外気中の
遊離硫酸イオン、遊離塩化物イオン、さらには微少な粉
塵、ゴミ等が純水の表面に接触して溶出、混入し、純水
の純度低下をさせることになる。
【0005】本発明は、前記従来の蒸留装置における課
題に鑑み、特に原水を沸騰させることなく、その沸点以
下の温度で蒸発させ、発生した水蒸気を冷却、凝縮する
と共に、この凝縮した純水を採取して取り出す方式の非
沸騰式蒸留精製装置において、蒸留槽から純水取出管を
経て純水貯水槽に送られる純水が大気と直接的に触れな
い様又は構造にし、純水の純度の低下を防止すると共
に、純水の採取量の増大を計ることを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明では、蒸留槽2から純水取出管6を経て純水
貯水槽8に送られる純水が大気と直接的に触れないシー
ル構造を採用した。さらに蒸留時に蒸留槽2内の気体の
膨張により、オーバーフロー管9から排水される純水を
一時的に保水するトッラップ10を設け、オーバーフロ
ー管9から蒸留槽2内に外気が浸入しない構造とした。
【0007】すなわち、本発明による非沸騰式蒸留精製
装置は、原水を収納した原水槽1と、この原水槽1から
蒸留すべき原水aの供給を受ける蒸留槽2と、この蒸留
槽2の原水aの水面より上に配置され、同原水aを加熱
し、その沸点温度以下の温度で水蒸気を発生させるヒー
タ3と、前記原水aより上に配置され、同原水aから蒸
発した水蒸気を冷却、凝縮する凝縮器4と、この凝縮器
により水蒸気を凝縮して生じる純水を蒸留槽2から取り
出す純水取出管6と、この純水取出管6から取り出した
純水を貯留する純水貯水槽8とを有する。さらに、前記
原水槽1から蒸留槽2に至る外気に対して気密にシール
された原水供給配管と、蒸留槽2の純水取出管6を経て
純水貯水槽8に至る外気に対して気密にシールされた純
水採取配管と、蒸留槽2のオーバーフロー管9から排水
槽13に至る外気に対して気密にシールされた排水配管
とを有することを特徴とするものである。
【0008】このような非沸騰式蒸留精製装置では、蒸
留槽2に接続されている原水供給配管、純水採水採取配
管及びオーバーフロー管9からの排水配管が何れも気密
にシールされているので、蒸留槽2の内部が外気に対し
て気密にシールされ、外気に含まれる物質によって蒸留
槽2内が汚染されない。また、蒸留槽2から純水取出管
を経て純水貯水槽8に送られる純水が大気と直接的に触
れないため、純水の純度の低下を防止することができ、
高純度の純水を得ることができる。さらに、得られた純
水の大気中への蒸発による放出もなく、純水を効率よく
純水貯水槽8に採取することができる。これにより採取
できる純水の量が増大する。
【0009】非沸騰式蒸留精製装置では、蒸留槽2内で
加熱膨張された気体を外部に放出が出来る構造でなけれ
ば、内部圧力が高まり、蒸留槽2等の容器を破壊する恐
れがある。また、前記蒸留槽2の中の原水aの水面とヒ
ータ3との間隔を一定に保つ必要があり、そのために原
水aの水位を正確に維持する必要がある。これらの目的
で、蒸留槽2には余剰の原水aを排出するオーバーフロ
ー管9が設けてある。このオーバーフロー管9により、
蒸留槽2内の余剰な気体と原水を同時に排出が出来る。
そして、このオーバーフロー管9の途中に、同オーバー
フロー管9の全体に原水を保持するトラップ10が設け
られている。このトラップ10により蒸留槽2が気密シ
ールされ、オーバーフロー管9の先の排出槽13側か
ら、大気の不純物が蒸留槽2の中に浸入するのが防止さ
れる。
【0010】メンテナンスや清掃等のため、原水槽1、
蒸留槽2、冷却器7或いは純水貯水槽8は、互いに分離
することができ、且つその後組み立てることができるよ
うにする必要がある。そこで、蒸留槽2から純水取出管
6を経て純水貯水槽8に至る配管と、オーバーフロー管
9から排水槽13に至る配管の途中を、ガラス球面の摺
り合わせにより接合するボールジョイント12を介して
着脱自在に接続する。これにより、ボールジョイント1
2で蒸留槽2、冷却器7或いは純水貯水槽8を分離する
ことができると共に、これらの配管を接続した後は、ボ
ールジョイント12でガラス球面の摺り合わせにより接
合されることにより、高い気密性を保持することができ
る。
【0011】前記純水貯水槽8と蒸留槽2との間に、純
水貯水槽8の気体を蒸留槽2に戻すバイパス配管51が
接続されている。このバイパス配管51により、純水貯
水槽8内の空気を蒸留槽2側に戻し、蒸留槽2側から純
水貯水槽8側への純水の流れをよくすることができる。
このバイパス配管51も、ボールジョイント12で接続
する。
【0012】原水槽1は、蒸留槽2内の原水aの液面よ
り上に配置し、前記原水槽1内の原水の液面より上の位
置で大気と原水槽1の内部との連絡を断続する電磁弁3
1が接続されている。蒸留槽2内の原水aの水位を一定
に保ため、原水aの液面の位置を液面検出器41により
検出し、蒸発槽2内で蒸発され、蒸発槽2内の原水aの
水位が少なくなったときは、原水槽1の前記電磁弁31
を開くことで、大気圧により、原水槽1から原水を蒸留
槽2に適宜供給できる。
【0013】また、液面の揺れによる不純物のミスト化
やヒータなどに接触する部分的な突沸などを抑えなが
ら、蒸留槽2内の原水の水位を高い精度で維持できる。
余剰分の原水は、オーバーフロー管9より排水されるの
で、安定した液面位置の制御ができ、常時高効率の蒸留
ができると共に、高純度の純水を精製することが可能と
なる。
【0014】前記原水槽1は、ハウジング14の前面を
開閉する前カバーユニット15を開放することにより、
ハウジング14内に着脱する。さらに、原水槽1は、前
カバーユニット15を開閉することにより、逆止弁11
に着脱自在に接続される接続コネクタ16を介して蒸留
槽2に接続される。原水槽1は、原水の補給のため交換
の頻度が高いが、前記のような構造により、原水槽1が
ワンタッチで交換することができる。この交換に際し
て、蒸留時の蒸留槽2内の気圧は大気圧より高いため、
原水槽1の交換時に、接続コネクタ16のジョイント部
が大気圧に開放されると、蒸留槽2から原水槽1に原水
が戻されてしまう。これについて、前記のような逆止弁
11により、蒸留槽2からの原水の逆流が抑えられる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について、具体的且つ詳細に説明する。
図1、図2は、非沸騰式蒸留精製装置の全体の概略図で
ある。箱形のハウジング14の内部は、前面側と背面側
及び上部側と下部側とがそれぞれ区画されている。、そ
の背面側の上部に円筒形状の蒸留槽2が設けられ、ハウ
ジング14の前面側の上部に原水槽1が設けられ、背面
側の下部に電源やコントローラ等の電源制御ユニット1
8が設けられ、前面側の下部に純水貯水槽8が設けられ
ている。図2において、符号25は、後述する凝縮器4
へ冷却水を送るための冷却配管継手であり、符号29は
凝縮器4から排出された冷却水を排出する排水管継手で
ある。
【0016】ハウジング14の前面上部には、図2に示
すヒンジ5を支点として開閉される前カバーユニット1
5が設けられており、原水槽1はこの前カバーユニット
15に着脱自在に取り付けられる。前カバーユニット1
5の原水槽1を下から支持する支持板17からは下方に
雄のコネクタとなる原水槽1の接続コネクタ16が突出
される。他方、この原水槽1のこの前カバーユニット1
5により閉じられるハウジング14の前上部側の空間の
底面部には、前記接続コネクタ15に対応して雌のコネ
クタとなる逆止弁11が取り付けられている。
【0017】図1に二点鎖線で示すように、前カバーユ
ニット15を開いた状態で同ユニット15に原水槽1を
取り付け、図1に実線で示すように前カバーユニット1
5を閉じると、接続コネクタ16が逆止弁11に嵌合さ
れ、接続される。このようにして接続コネクタ16が逆
止弁11に接続された状態を図3に示す。他方、図1に
実線で示すように、前カバーユニット15を閉じた態か
ら、図1に二点鎖線で示すように、前カバーユニット1
5を開くと、接続コネクタ16が逆止弁11から離脱さ
れ、接続が解除される。このとき、逆止弁11の逆止作
用により、後述する蒸留槽2側から原水が逆流するのが
防止される。
【0018】図3は原水槽1、蒸留槽2及び原水槽1か
ら蒸留槽2に原水を送る配管を示す。原水槽1は、例え
ば、図3に示すように、蓋つきポリエチレンからなる容
器34と、その上部開口部をねじ締め方式で閉じる蓋3
5とからなり、この蓋35を開くことにより、容器34
内に原水を供給できる。図3に示すように、容器34の
上肩部に空気開閉用コネクタ32と電磁弁31がチュー
ブ33により接続されている。電磁弁31の大気側に
は、オリフィス弁36があり、ここに内径φ0.2程度
の穴径があり、空気の進入を抑えている。これは、蒸留
槽2への原水の供給量を採水量(約5cc/秒)より多
い量で、かつ、微量の原水を断続的に蒸留槽2へ供給制
御するうえで必要である。さらに、容器34底部中央に
は、本体側と接続、脱着が可能な接続コネクタ16が連
結され、前述した逆止弁11と着脱自在に接続される。
逆止弁16は、接続配管を介して蒸留槽2に接続され、
同蒸留槽2へ原水を供給する。
【0019】図1に示した逆止弁11は、原水槽1から
蒸留槽2内へ原水aを送るが、蒸留槽2から原水槽1側
への原水の逆流を抑える。また、逆止弁11の蒸留槽2
側は、適当な内径(例えばφ1.5)の穴が開けてあ
り、これにより毎時適量(例えば約35cc/分以上)
の原水が供給される。これは、初期の稼動時は蒸留槽2
内が空なので、所定量(例えば約350cc)の原水を
供給しなければならず、待機時間は、約10分ぐらい必
要となるからである。可能であれば、短時間に供給でき
ることが望ましく制御とのバランスを考慮し、最適の径
とする。
【0020】ハウジング14内部の背面側上部に設けら
れた蒸留槽2は、石英ガラスからなる円筒容器状のもの
で、その縦断側面を図4に、その縦断正面を図8に示
す。図1に示すように、この蒸留槽2の底部近くには、
前記接続コネクタ16及び逆止弁11を介して原水槽1
が接続される。この原水槽1が接続された蒸留槽2の底
部付近は、原水aが満たされる部分である。
【0021】蒸留槽2内に満たされる原水aの液面の上
部には、ヒータ3が配置されている。図8に示す通り、
このヒータ3は、蒸留槽2の側面からその内部に突出す
るように形成された空洞状のヒータ挿入部43にヒータ
管44を挿入したものであり、図8において符号45は
ヒータサポートである。ヒータ3としては赤外線ヒータ
が使用される。
【0022】図4に示すように、蒸留槽2内に満たされ
る前記原水aの液面と前記ヒータ3との距離を一定にす
る目的で、原水aの水位を一定するためのオーバーフロ
ー管9が蒸留槽2の側面に接続されている。このオーバ
ーフロー管9により、蒸留槽2内の余剰の原水aが排出
され、蒸留槽2内の原水aの水位が一定に保たれ、ヒー
タ3と原水aの液面との距離が一定に維持される。すな
わち、蒸留槽2内の原水aは、基準水位になるまで原水
槽1から供給されるが、供給量が多く、蒸留槽2内の水
位が所定の高さより高くなると、オーバーフロー管9を
超えて排水される。
【0023】図4は、オーバーフロー管9から排水槽1
3に至る排水配管を模式的に示したものである。蒸留槽
2に接続されたオーバーフロー管9は、球面ガラスの摺
り合わせにより着脱自在に接続されるボールジョイント
12を介して排水導出管21に接続される。この排水導
出管21には、後述する逆流防止トラップ23が設けら
れている。
【0024】図4に示すように、排水導出管21には、
その途中にU字形に折れ曲がった部分があり、ここはオ
ーバーフローした原水の排水を蓄えておき、この排水に
より排水導出管21を気密に遮断するトラップ10であ
る。さらに、排水導出管21は、継手24を介して排水
槽13に接続されており、前記蒸留槽2側の余剰の原水
がオーバーフロー管9及び排水導出管21を介して排水
槽13に排出される。さらに排水槽13内の排水は、ド
レン管26から適宜排出することができる。前記排水導
出管21には、トラップ10が設けられているので、こ
こに排水が満たされている限り、排水槽13側と蒸留槽
2側とは水により遮断される。
【0025】図5と図6は、排水導出管21のトラップ
10の他の形態を示している。図5では、トラップ1
0’として、石英ガラス製の螺旋状の配管が使用されて
おり、断続的に配管内で原水や気体を保水することで、
外気からの汚染に対し遮断を可能とする。また、図6で
はトラップとしてV字形の配管が使用されている。その
他の構成は前述した図5の例と同様である。
【0026】前記のようなトラップ10、10’では、
蒸留された水蒸気も管内で同時に冷却され水滴となるの
で、常に保水できることにまる。さらに、蒸留が継続的
に行われるため、トラップ10が満水になり、過供給分
が排水槽13側に貯水されることになり、排水槽13も
同様に満水になりドレン管26より排水される。
【0027】他方、例えば、ヒータ電源遮断の直後によ
うに、蒸留槽2が冷えてその内部の蒸気圧が低くなり、
蒸留槽2内が負圧になると、排水槽13より、排水導出
管21及びオーバーフロー管9を通って排水の逆流がお
きる恐れがある。その対策としては、トラップ10の上
に球状の逆流防止トラップ23を設け、一時的に逆流水
をトラップする。
【0028】図4及び図8に示されたように、前記蒸留
槽2内のヒータ3の上には、凝縮器4が形成されてい
る。この凝縮器4は、石英ガラス製の蒸留槽2と同じ材
質で一体に作られたものであり、下方に尖った円錐形を
なしている。その上の部分は空洞であり、ここに冷却水
導入管27から冷却水が導入される。この冷却水は前記
凝縮器4を冷却した後、冷却水排出管28から排出され
る。既に述べた通り、前記冷却水導入管27は図2に示
された冷却配管継手25を介して冷却水の供給源に配管
され、冷却水排出管28は、図2に示された排水管継手
29を介して冷却水の排出先に配管される。
【0029】図4及び図8に示すような凝縮器4が冷却
水で冷却されると、凝縮器4の下面に接触した水蒸気が
液化し、液滴となって凝縮器4の最も低い底頂部側に流
れる。この凝縮器4の下に尖った底頂部の真下に純水取
出管6の先端部が配置され、この先端部で凝縮器4から
滴下する純水を受ける。この純水取出管6は、やはり石
英ガラス製からなる蒸留槽2と同じ材質で周壁から斜め
に挿入された格好で設けられ、一体に形成されたもので
ある。
【0030】図7は、前記純水取出管6から冷却器7を
経て純水貯水槽8に純水を送る純水採取配管を示す。こ
の図7に示すように、純水取出管6の他端側は、蒸留槽
の外側に突出し、下方に曲がり、その先端が蒸留槽2の
下部に配置された冷却器7(JIS名「リービッヒ冷却
器」と称される)の上側配管のボールジョイント12に
接続される。冷却器7は、石英ガラス製の二重管で、中
心の管に純水が通り、外側の管に冷却水が流通する。こ
の冷却器7は、自然落水をできるように、例えば約7゜
の勾配が設定されており、図7において左側から右側へ
と純水を流し、その間に純水を冷却水で冷却する。
【0031】さらに、冷却器7の下側配管は、ボールジ
ョイント12を介して純水貯水槽8の頂部に設けた配管
に接続されている。図1に示すように、純水貯水槽8
は、ハウジング14の前面側下部の部屋に配置されい
る。この純水貯水槽8は、冷却器7側から送られてきた
純水を蓄えておくものである。図7に示すように、純水
貯水槽8の中の純水を採水するため、純水貯水槽8の前
方下部に石英ガラス製のコック37が溶接され、このコ
ック37から必要時において随時純水貯水槽8の中に蓄
えられた純水を採水出来るようにしている。
【0032】前記のボールジョイント12は石英ガラス
製の球形のガラスの摺り合わせにより接続し、金属クラ
ンプにより固定されるもので、配管を水密に且つ着脱自
在に接続することができる。このようなボールジョイン
ト12を使用した結合部により、石英ガラス配管の結合
部における確実性を保つことが出来ると同時に、配管接
続の着脱を容易にし、蒸留槽2、冷却器7、純水貯水槽
8等の交換やメンテナンスのため組立が容易になる。
【0033】なお、前記純水取出管6から冷却器7を経
て純水貯水槽8に至る配管を通して純水が送られる際
に、純水貯水槽8に送られた分の純水貯水槽8内の空気
を排出出来なければ、水滴が途中の配管内で留まり、落
水できない。そこで、前記純水取出管6から冷却器7を
経て純水貯水槽8に至る配管は、空気が配管内で自由に
出入りできる管径に設計しなければならない。その最小
配管径は約φ5程度である。これは、純水の水滴の量を
考慮しなければならず、採水量/秒とも関係するが、太
いほど完全であるが、他方で高価になるため、最小配管
径で設計されることになる。
【0034】図8は、蒸留槽2の原水aの液面検出と空
炊き防止及び余剰の原水の排水を行う機構を示してい
る。蒸留槽2には、前述のオバーフロー管9とは別に、
同オバーフロー管9と同じレベルでボールジョイント1
2を介してレベル管46が接続されている。このレベル
管46は垂直方向の液面検出管47を有しており、その
下端にドレンコック49が接続され、これが前述の排水
槽13に接続されている。このドレンコック49は、図
2に見える操作レバー27により開閉操作される。図2
において、符号53は、前記液面検出管47を覗く透明
な窓である。
【0035】この液面検出管47の蒸留槽2の底部より
低い位置は、蒸留槽2の底部に接続された排水管48を
介して連絡している。従って、蒸留槽2の原水aの水位
と液面検出管47内の水位とは同じになるので、この液
面検出管47に液面検出器41、42を装着することで
液面の検出が可能となる。例えば、光センサーにより内
部の原水の有無を屈折により確認する液面検出器を使用
するような液面検出器41、42の一般的な位置精度は
0.1mmの前後である。
【0036】上側の液面検出器41は、蒸留槽2内の原
水aの正常な水位付近の液面を検知するものである。こ
の液面検出器41により得られる液面検出信号をもと
に、原水槽1の前記電磁弁31の開放で大気の進入を微
量に行い、大気圧を利用した自然落水により、蒸留槽2
に原水供給を行う。これにより、蒸留槽2の原水aの量
を微量で安定的に供給制御することができる。すなわ
ち、蒸留槽2の原水aのレベルを、液面検出器41の位
置精度である訳0.1mmの範囲で一定の液面に維持す
ることができる。
【0037】他方、液面検出器42は、液面検出管47
の蒸留槽2の原水aが極端に少ない状態の液面レベルの
液面を検出するものである。この液面検出器42で液面
が検出されたときに、ヒータ3への電力供給を停止する
ことで、何らかのトラブルで蒸留槽2に原水aが無いの
に、ヒータ3で加熱し続けてしまう、いわゆる空炊きを
防止することができる。前記のヒータ3を制御する基板
や、全体の制御、例えばヒータ3の空炊き防止、蒸留槽
2の原水aの液面検出などを制御するのは、電源制御ユ
ニツト18であり、この電源制御ユニット18は、前述
した通り図1に示すハウジング14の後下部の部屋に配
置してある。
【0038】前記のような非沸騰式蒸留精製装置では、
蒸留槽2の内で一定のレベルに保たれた原水aの液面を
赤外線ヒータ等からなるヒータ3で加熱することで蒸留
槽2内で原水aの液面が熱量を受けて蒸発し、蒸留槽2
内に水蒸気が発生する。ここで原水aを沸点以下の温度
(約90℃)で蒸発させることにより、蒸留槽2内は水
の不純物の蒸発が回避される。
【0039】そして、純度の高い水蒸気が、凝縮器4の
勾配を有する冷却された下面に接触すると、冷却、凝縮
され結露し、その表面上に水滴として付着する。そし
て、この表面に付着した水滴は凝縮器2の円錐形の傾斜
面に沿って底頂部に流れ集まる。この純水は、凝縮器2
の底頂部から滴下し、その下に配置された純水取出管6
で純水が受けられ、これが冷却器7へ送られる。
【0040】純水取出管6で取り出された純水は、完全
に冷却されておらず、約70℃程の温度を有するため、
冷却器7でさらに冷却される。そして冷却器7を流れ下
って純水貯水槽5に純水が貯水される。特に、前記のよ
うな構成を有する非沸騰式蒸留精製装置では、純水貯水
槽8、オバーフロー管9や原水槽1の構造から、大気か
らの遮断が永続的に可能であり、外部環境に対し影響が
少なくなる。つまり、蒸留槽2内の気体や水蒸気が外気
からの汚染に対し隔離できる。
【0041】図9は、純水貯水槽8の空気を排気しなが
ら、なお且つ外気遮断するための他の手段を示すもので
ある。この例では、純水貯水槽8内の空気を蒸留槽2の
槽内に戻すバイパス配管51を、ボールジョイント12
を介して接続している。純水取出管6から冷却器7を経
て純水貯水槽8に純水を送る採水配管系と、純水貯水槽
8内の空気を蒸留槽2に戻して純水の流れを円滑にする
ための空気抜き配管系を2系統とし、純水の流れの円滑
化を計るものである。ここでも、ボールジョイント12
を使用することにより、純水貯水槽8やその他の要素の
脱着を可能とした。
【0042】図10は、冷却器7の下方に、その前後の
配管より断面積が大きく、液体と気体との交換可能な球
状または、角型の浴槽52を石英ガラスにより一体に形
成した例である。このような浴槽52を有する冷却器7
は、一般の冷却器7とは別ユニットとして用意され、必
要に応じてボールジョイント12により下部の純水貯水
槽8と接続して使用される。これにより、純水貯水槽8
内の空気の排出を円滑にし、純水の流れを円滑にしなが
ら、なお且つ外気遮断による高純度の純水が精製可能と
なる。
【0043】前記のような構成を有する非沸騰式蒸留精
製装置の利点としては次のようなことがあげられる。ま
ず、高純度の超純水が得られ、特に化学分析に使用する
純水として有用である。例えば、JIS A4:有機物
試験や微量成分化学分析では、特に塩化物イオンや硫酸
イオンの単位ng/L:pptのレベル等は、使用する基
準水(溶媒)等の測定環境条件により大きく変動する。
これらの分析では、外部環境の汚染を影響を受けない前
記の蒸留精製水が非常に有効になる。また、外部環境に
関わらず高純度の純水が得られるので、クリーンルーム
以外の一般実験室内でも簡単に純水の精製が可能とな
る。しかも、純水貯水槽、原水槽等の各ユニットが簡単
に分離できるので、メンテナンス等の使い勝手が良好で
ある。
【0044】蒸留槽2、純水貯水槽8、原水槽1などが
密閉構造であるため、純水の大気への蒸発による放出が
無く、純水の採水量を増大することができる。蒸留槽2
から純水貯水槽8に至る系統の気密性が悪いと、純水が
水蒸気のままで外部に放出されてしまうが、前記の装置
では気密性が高いため、純水が外気に蒸発して放出され
ず、外気で冷却され水滴化するるので、採水量のアップ
が図れる。
【0045】純水貯水槽8が外部大気と隔離されている
ので、純水の長期保存が可能になる。これは、純水貯水
槽内の一般細菌などは、赤外線ヒータにより加熱蒸留さ
れるため細菌が死滅し除去されるので繁殖する要因がな
くなる。有機炭素類は、長期的に放置することで、自然
に減少する方向になり水質が良い結果をもたらす。さら
に、電動ポンプやファンなどの電動部を減らし、自然落
水方法などの採水、原水供給手段とすることで、よりク
リーンで高純度の非沸騰式純水精製装置が得られる。
【0046】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明による非沸騰
式蒸留精製装置では、外部環境に左右されず高純度の純
水が得られる。しかも、純水貯水槽、原水槽等の各ユニ
ットが簡単に分離できるので、メンテナンス等の使い勝
手も良好である。また、純水の大気への蒸発による放出
が無く、純水の採水量を増大することができる。さら
に、遮断構造であるため、超純水の長期保存が可能にな
る。これらにより、クリーンで高純度の非沸騰式純水精
製装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による非沸騰式蒸留精製装置の例を示す
ハウジングを断面した全体縦断側面図である。
【図2】同非沸騰式蒸留精製装置の例を示すハウジング
を断面した全体縦断正面図である。
【図3】同非沸騰式蒸留精製装置の例を示す原水槽と蒸
留槽を示す側面図である。
【図4】同非沸騰式蒸留精製装置の例を示す蒸留槽とオ
ーバーフロー管との接続構造を示す一部を断面した配管
図である。
【図5】同非沸騰式蒸留精製装置の例を示す蒸留槽とオ
ーバーフロー管との接続構造の他の例を示す一部を断面
した配管図である。
【図6】同非沸騰式蒸留精製装置の例を示す蒸留槽とオ
ーバーフロー管との接続構造の他の例を示す一部を断面
した配管図である。
【図7】同非沸騰式蒸留精製装置の例を示す蒸留槽から
純水採取管及び冷却器を経て純水貯水槽に至る配管を示
す要部配管図である。
【図8】同非沸騰式蒸留精製装置の例を示す蒸留槽のヒ
ータの構造及び原水レベルを測定する配管、センサの配
置を示す要部縦断配管図である。
【図9】同非沸騰式蒸留精製装置の例を示す蒸留槽から
純水採取管及び冷却器を経て純水貯水槽に至る配管の他
の例を示す要部配管図である。
【図10】同非沸騰式蒸留精製装置の例を示す蒸留槽か
ら純水採取管及び冷却器を経て純水貯水槽に至る配管の
他の例を示す要部配管図である。
【符号の説明】
1 原水槽 2 蒸留槽 3 ヒータ 4 凝縮器 6 純水取出管 8 純水貯水槽 9 オーバーフロー管 10 トラップ 11 逆止弁 12 ボールジョイント 13 排出槽 14 ハウジング 15 ハウジングの前カバーユニット 16 接続コネクタ 21 排水導出管 41 液面検出器 42 液面検出器 51 バイパス配管 a 原水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生天目 寛 茨城県水戸市千波町1785番地 株式会社水 戸理化ガラス内 (72)発明者 津村 和雄 茨城県水戸市千波町1785番地 株式会社水 戸理化ガラス内 (72)発明者 斉藤 丈智 茨城県水戸市千波町1785番地 株式会社水 戸理化ガラス内 (72)発明者 上原 大 茨城県水戸市千波町1785番地 株式会社水 戸理化ガラス内 Fターム(参考) 4D034 BA03 CA15 4D076 AA22 BB01 BB30 HA01 HA14 JA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原水を収納した原水槽(1)と、この原
    水槽(1)から蒸留すべき原水(a)の供給を受ける蒸
    留槽(2)と、この蒸留槽(2)の原水(a)の水面よ
    り上に配置され、同原水(a)を加熱し、その沸点温度
    以下の温度で水蒸気を発生させるヒータ(3)と、前記
    原水(a)より上に配置され、同原水(a)から蒸発し
    た水蒸気を冷却、凝縮する凝縮器(4)と、この凝縮器
    により水蒸気を凝縮して生じる純水を蒸留槽(2)から
    取り出す純水取出管(6)と、この純水取出管(6)か
    ら取り出した純水を貯留する純水貯水槽(8)とを有す
    る非沸騰式蒸留精製装置において、前記原水槽(1)か
    ら蒸留槽(2)に至る外気に対して気密にシールされた
    原水供給配管と、蒸留槽(2)の純水取出管(6)を経
    て純水貯水槽(8)に至る外気に対して気密にシールさ
    れた純水採取配管と、蒸留槽(2)のオーバーフロー管
    (9)から排水槽(13)に至る外気に対して気密にシ
    ールされた排水配管とを有することを特徴とした非沸騰
    式蒸留精製装置。
  2. 【請求項2】 前記蒸留槽(2)は、その中の原水
    (a)の水位を一定に保つオーバーフロー管(9)を有
    し、このオーバーフロー管(9)の途中に、原水を保持
    するトラップ(10)が設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載の非沸騰蒸留精製装置。
  3. 【請求項3】 前記蒸留槽(2)から純水取出管(6)
    を経て純水貯水槽(8)に至る配管と、オーバーフロー
    管(9)から排水槽(13)に至る配管の途中を、ガラ
    ス球面の摺り合わせにより接合するボールジョイント
    (12)を介して着脱自在に接続したことを特徴とする
    請求項1または2に記載の非沸騰式蒸留精製装置。
  4. 【請求項4】 前記純水貯水槽(8)と蒸留槽(2)と
    の間に、純水貯水槽(8)の気体を蒸留槽(2)に戻す
    バイパス配管(51)が接続されていることを特徴とす
    る請求項1〜3の何れかに記載の非沸騰式蒸留装置。
  5. 【請求項5】 原水槽(1)は、蒸留槽(2)内の原水
    (a)の液面より上に配置し、前記原水槽(1)内の原
    水の液面より上の位置で大気と原水槽(1)の内部との
    連絡を断続する電磁弁(31)が接続されていることを
    特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の非沸騰式蒸留
    装置。
  6. 【請求項6】 原水槽(1)は、ハウジング(14)の
    前面を開閉する前カバーユニット(15)を開放するこ
    とにより、ハウジング(14)内に着脱することを特徴
    とする請求項1〜5の何れかに記載の非沸騰式蒸留装
    置。
  7. 【請求項7】 原水槽(1)は、前カバーユニット(1
    5)を開閉することにより、逆止弁(11)に着脱自在
    に接続される接続コネクタ(16)を介して蒸留槽
    (2)に接続されることを特徴とする請求項6の記載の
    非沸騰式蒸留装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105565561A (zh) * 2014-10-14 2016-05-11 薛斌 一种实现化工污水零排放的工艺方法
CN112278152A (zh) * 2020-10-20 2021-01-29 中国船舶工业集团公司第七0八研究所 一种船用高纯水储存装置
JP2021021701A (ja) * 2019-07-30 2021-02-18 東亜ディーケーケー株式会社 分析装置

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