JP2000014799A - 低周波治療器 - Google Patents

低周波治療器

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JP2000014799A
JP2000014799A JP10180779A JP18077998A JP2000014799A JP 2000014799 A JP2000014799 A JP 2000014799A JP 10180779 A JP10180779 A JP 10180779A JP 18077998 A JP18077998 A JP 18077998A JP 2000014799 A JP2000014799 A JP 2000014799A
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Japan
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pulse
voltage
voltage pulse
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low
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JP10180779A
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English (en)
Inventor
Shiyunji Takahashi
俊詞 高橋
Yasuo Fujita
安生 藤田
Takefumi Nakanishi
剛文 中西
Shinya Noro
進矢 野呂
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡単な構成で、コストアップを伴うこ
となく、定電流制御を実現する。 【解決手段】 電源回路部22の直流電圧を昇圧回路2
3で昇圧して、波形成形部27a及び出力部27bに加
える。マイクロコンピュータ24からの信号d6、d7
で波形成形部27a、出力部27bのトランジスタTr
6 、……、Tr11をON/OFFして、高電圧直流を高
電圧パルスに変換して、ジャック29に接続される電極
を介して生体に通電する。この生体に流れる電流は、電
流検知部28により検知され、マイクロコンピュータ2
4に取り込まれる。マイクロコンピュータ24は、検知
電流値に応じて連続した高電圧パルスの単位時間当たり
の電流が一定となるように、信号d6 、d7 により、出
力部27bのパルス幅を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高電圧パルスを
人体に貼られた電極を通じて人体に通電することによ
り、低周波治療を行う低周波治療器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の低周波治療器には、直流電圧を昇
圧して高電圧直流を得、スイッチング素子をスイッチン
グすることにより、当該高電圧直流を高電圧パルスに波
形成形し、電極を介して人体患部に連続した高電圧パル
ス電流を印加するものがある。さらに上記低周波治療器
の中でも、電極の人体患部との接触状態の変化による接
触抵抗のバラツキで生じる電極間に流れる電流のバラツ
キを抑止するために、電極に流れる電流をフィードバッ
クし、その電流量に応じて高電圧出力パルスの波高値を
制御することにより、電極に流れる電流を定電流にする
ものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の低周波治療器にあっては、高電圧出力パルスの
波高値を制御するための特別の制御回路を構成せねばな
らず、この定電流制御を実現する場合に、複雑な回路構
成を必要とし、治療器全体のコストアップを生起する、
という問題点があった。
【0004】この発明は上記問題点に着目してなされた
ものであって、比較的簡単な回路構成でコストアップを
伴うことなく、定電流制御をなし得る低周波治療器を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この出願の特許請求の範
囲の請求項1に係る低周波治療器は、高電圧パルスを人
体に貼られた電極を通じて人体に通電することにより、
低周波治療を行うものにおいて、直流電圧を昇圧して高
電圧直流を得る昇圧回路部と、この高電圧直流をスイッ
チングすることにより、高電圧パルスを得る波形成形部
と、電極を介して人体に連続した高電圧パルス電流を通
電する出力部と、前記高電圧パルスの個々のパルス電流
を検出する電流検出回路と、検出した電流値に応じて、
連続した高電圧パルスの単位時間当たりの電流が一定と
なるように、高電圧パルスの個々のパルス幅を制御する
パルス幅制御部と、を備えている。
【0006】この低周波治療器では、昇圧回路部で電源
の直流電圧を昇圧して高電圧直流を出力部に加える。こ
の高電圧直流を波形成形部でスイッチングして、高電圧
パルスを出力部の電極を介して生体に通電する。生体に
流れる電流を検出して、電流値に応じ、単位時間当たり
の電流が一定となるように、高電圧のパルス幅を制御す
る。
【0007】また、請求項2に係る低周波治療器は、高
電圧パルスを人体に貼られた電極を通じて人体に通電す
ることにより、低周波治療を行うものにおいて、直流電
圧をスイッチングして電圧パルスを得る波形成形部と、
波形成形されたパルス電圧を高電圧パルスに昇圧する昇
圧回路部と、電極を介して人体に連続した高電圧パルス
電流を通電する出力部と、前記高電圧パルスの個々のパ
ルス電流を検出する電流検出回路と、検出した電流値に
応じて、連続した高電圧パルスの単位時間当たりの電流
が一定となるように、高電圧パルスの個々のパルス幅を
制御するパルス幅制御部と、を備えている。
【0008】この低周波治療器は、電源の直流電圧を先
にスイッチングしてパルス電圧を得、その後、このパル
ス電圧を昇圧回路部で昇圧して、出力部に高電圧パルス
を加える。その他の作用は、請求項1に係る発明と同様
である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明の一実施
形態である低周波治療器の平面図である。この低周波治
療器は、本体ケース1と電極2、3からなり、本体ケー
ス1は主体部4と把手部5とから構成されている。主体
部4の表面には、肩キー6、腰キー7、足裏キー8、腕
キー9、脚キー10、関節キー11等の部位キーが、さ
らにたたくキー12、もむキー13、おすキー14、さ
するキー15、電源キー16を備えている。また、中央
部には表示部17が設けられている。把手部5には、右
側にエンドレス回転可能な強さダイヤル(強さ調整手
段)18、左側に速さダイヤル(速さ調整手段)19
が、それぞれ設けられている。ここでは強さダイヤル1
8は0から15段階までを、速さダイヤル19は1から
15段階(目盛)までを表示部17で表示可能に構成さ
れている。
【0010】図2は、この実施形態低周波治療器の回路
構成を示すブロック図である。この低周波治療器は、電
池21を含む電源回路22と、電源回路22の電圧を1
00V程に昇圧する昇圧回路23と、マイクロコンピュ
ータ24と、強さダイヤル、速さダイヤル、その他のキ
ースイッチを含む操作スイッチ部25と、電極への印加
電圧を制御する印加電圧制御部26と、波形成形部27
a及び出力部27bと、生体に流れる電流を検知する電
流検知部28とを備えている。出力部27bのジャック
29に電極(図1の2、3)が接続される。
【0011】図3は、図2の回路をさらに具体的に示し
た回路図である。昇圧回路23は、コイルL1 と、ダイ
オードD1 と、このダイオードD1 のカソード側と接地
間に接続されるコンデンサC1 、ツェナダイオードZD
1 と、ダイオードD1 のアノードと接地間に接続される
トランジスタTr12と、このトランジスタTr12のベー
スと接地間に接続されるコンデンサC2 と、マイクロコ
ンピュータ24とトランジスタTr12のベース間に接続
されるコンデンサC2 、抵抗rの並列回路と、出力側の
抵抗r0 とを備えている。
【0012】印加電圧制御部26は、各トランジスタT
1 、Tr2 、……、Tr5 のコレクタが、それぞれ抵
抗r1 、r2 、……、r5 を介して、昇圧回路23の出
力に接続されており、各トランジスタTr1 、Tr2
……、Tr5 のエミッタは接地接続されている。また、
各トランジスタTr1 、Tr2 、……、Tr5 のベース
には、マイクロコンピュータ24から、抵抗r11
12、……、r15を介して、制御信号d1 、d2 、…
…、d5 が入力されている。
【0013】出力部27bは、トランジスタTr8 、T
9 、Tr10、Tr11がブリッジ接続され、トランジス
タTr8 のコレクタとトランジスタTr10のエミッタの
接続点と、トランジスタTr9 のコレクタとトランジス
タTr11のエミッタの接続点とに、それぞれ電極接続用
のジャック29が接続されている。波形成形部27a
は、マイクロコンピュータ24より、信号d6 、d
7 が、それぞれ抵抗r21、r25を介して、トランジスタ
Tr6 、Tr7 に加えられ、これらの信号d6 、d7
状態によって、トランジスタTr6 、Tr7 がON、O
FFし、応じて出力部27bの各トランジスタTr8
Tr9 、Tr10、Tr11がON、OFFされるようにな
っている。
【0014】この低周波治療器では、信号d6 、d7
より、トランジスタTr6 、Tr7をON/OFFし、
応じてトランジスタTr9 、……、Tr11のスイッチン
グにより、高電圧直流電流を高電圧パルスに波形成形
し、ジャック29に接続された電極を介して、人体患部
に連続した高電圧パルス電流を印加する。さらに、抵抗
29、r30で連続高電圧パルスの個々のパルス電流を検
出してマイクロコンピュータ24に取り込む。マイクロ
コンピュータ24は、この取り込まれた電流値に応じ
て、連続した高電圧パルスの単位時間当たりの電流が一
定となるように、信号d6 、d7 のパルス幅を変え、出
力部27bの高電圧パルスの個々のパルス幅を制御す
る。つまり、例えば電流値が小さくなる場合は、信号d
6 、d7 のパルス幅を大きくして、出力パルスのパルス
幅を大きくなるように制御し、単位時間当たりの電流が
一定となるように制御する。
【0015】図4は、この発明の他の実施形態低周波治
療器の回路構成を示すブロック図であり、図5はさらに
その具体回路を示す回路図である。昇圧回路23は、ト
ランスTで構成され、電源22からの直流電圧を、トラ
ンジスタTr6 、Tr7 、Tr8 、Tr9 を含む波形成
形部27aでスイッチングし、トランスTで昇圧し、高
圧パルスを出力部27bのジャック29に印加するよう
になっている。マイクロコンピュータ24から信号
6 、d7 が抵抗r21、r25を介して、トランジスタT
6 、Tr7 に加えられている。
【0016】また、印加電圧制御部26は、図3の回路
と同様の構成であるが、抵抗r1 、r2 、……、r5
共通接続点がトランスTの二次側に接続されている。こ
の実施形態低周波治療器では、マイクロコンピュータ2
4からの信号d6 、d7 でトランジスタTr6 、Tr7
をON/OFFし、同様にトランジスタTr 8 、Tr9
をON/OFFして、電源22からの直流電圧をスイッ
チングしてパルス波形成形する。このパルスをトランス
Tで高電圧パルスに昇圧し、ジャック29に接続される
電極を介して生体患部に連続した高電圧パルス電流を印
加する。さらに印加された連続高電圧パルスの個々のパ
ルス電流を抵抗r29、r30の電流検知回路28で検出
し、マイクロコンピュータ24に取り込む。マイクロコ
ンピュータ24は、この電流値に応じて、連続した高電
圧パルスの単位時間当たりの電流が一定となるように、
信号d6 、d7 のパルス幅を変え、出力部27bの高電
圧パルスの個々のパルス幅を制御する。
【0017】上記各実施形態低周波治療器の如き、定電
流制御機能を有しない治療器では、電極と生体間の接触
状態が変化しても出力パルス電圧を変化させない。その
ため、電極間インピーダンスが変化し、例えば生体抵抗
が2倍となると、図6に示すように、電圧レベルは変化
しないので電流レベルは半分となる。これに対し、従来
のように、電極と生体間の接触状態が変化すると、電圧
レベルを変えて定電流制御を行うものでは、生体抵抗が
例えば2倍となると、図7に示すように、電圧レベルを
2倍し、電流レベルが一定となるように制御する。さら
に、上記したこの発明の実施形態低周波治療器では、電
極と生体間の接触抵抗が変化すると、パルス幅を制御す
るものであるから、図8に示すように、例えば生体抵抗
が2倍となると、個々のパルスの電流レベルが2分の1
に減るので、その分パルス幅を大きくして、単位時間当
たりの電流を一定となるようにし、定電流制御する。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、印加された連続高電
圧パルスの個々のパルス電流を検出して得られた電流値
に応じて、連続した高電圧パルスの単位時間当たりの電
流が一定になるように高電圧パルスの個々のパルス幅を
制御するようにしたので、コストアップ要因となる本制
御のための制御回路を必要とせずに、電極と人体患部と
の接触抵抗などの条件の違いにより生ずる体感のバラツ
キを抑止可能とする、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である低周波治療器の平
面図である。
【図2】同実施形態低周波治療器の内部回路を示すブロ
ック図である。
【図3】同ブロック図の各ブロックの内部接続を示した
回路図である。
【図4】この発明の他の実施形態低周波治療器の内部回
路を示すブロック図である。
【図5】同ブロック図の各ブロックの内部接続を示した
回路図である。
【図6】低周波治療器において、電極間インピーダンス
が変化しても出力パルスを変化させない場合の波形例で
ある。
【図7】従来の低周波治療器における定電流制御を説明
するための波形図である。
【図8】この発明の低周波治療器における定電流制御を
説明するための波形図である。
【符号の説明】
22 電源回路部 23 昇圧回路 24 マイクロコンピュータ 27a 波形成形部 27b 出力部 28 電流検知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 剛文 三重県松阪市久保町1855番地の370 オム ロン松阪株式会社内 (72)発明者 野呂 進矢 三重県松阪市久保町1855番地の370 オム ロン松阪株式会社内 Fターム(参考) 4C053 JJ01 JJ02 JJ03 JJ06 JJ22 JJ40

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高電圧パルスを人体に貼られた電極を通じ
    て人体に通電することにより、低周波治療を行う低周波
    治療器において、 直流電圧を昇圧して高電圧直流を得る昇圧回路部と、 この高電圧直流をスイッチングすることにより、高電圧
    パルスを得る波形成形部と、 電極を介して人体に連続した高電圧パルス電流を通電す
    る出力部と、 前記高電圧パルスの個々のパルス電流を検出する電流検
    出回路と、 検出した電流値に応じて、連続した高電圧パルスの単位
    時間当たりの電流が一定となるように、高電圧パルスの
    個々のパルス幅を制御するパルス幅制御部と、 を備えたことを特徴とする低周波治療器。
  2. 【請求項2】高電圧パルスを人体に貼られた電極を通じ
    て人体に通電することにより、低周波治療を行う低周波
    治療器において、 直流電圧をスイッチングして電圧パルスを得る波形成形
    部と、 波形成形されたパルス電圧と高電圧パルスに昇圧された
    昇圧回路部と、 電極を介して人体に連続した高電圧パルス電流を通電す
    る出力部と、 前記高電圧パルスの個々のパルス電流を検出する電流検
    出回路と、 検出した電流値に応じて、連続した高電圧パルスの単位
    時間当たりの電流が一定となるように、高電圧パルスの
    個々のパルス幅を制御するパルス幅制御部と、 を備えたことを特徴とする低周波治療器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008013081A1 (fr) * 2006-07-28 2008-01-31 Omron Healthcare Co., Ltd. Dispositif de thérapie à basse fréquence et son procédé de commande

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