JP2000014478A - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP2000014478A
JP2000014478A JP10190789A JP19078998A JP2000014478A JP 2000014478 A JP2000014478 A JP 2000014478A JP 10190789 A JP10190789 A JP 10190789A JP 19078998 A JP19078998 A JP 19078998A JP 2000014478 A JP2000014478 A JP 2000014478A
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JP
Japan
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covering
cover
joint
frame
chair
Prior art date
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Pending
Application number
JP10190789A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Goto
秋夫 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Kogei KK
Original Assignee
Toyo Kogei KK
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Publication date
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 脚フレームと背フレームとの接合部分を奇麗
に覆って外観美観性を高めることができるようにする。 【解決手段】 脚フレーム10と背フレーム30との接
合部分を被覆可能な合成樹脂製の接合部用カバー60を
設けた。また、接合部用カバー60を、脚フレーム10
と背フレーム30との接合部分を協働して被覆可能な一
方被覆部61と他方被覆部71とを含み、一方および他
方被覆部がヒンジ部69Hを中心として回動して両フレ
ーム(10,30)の接合部分を被覆する位置に係止可
能かつ係止解除可能に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、椅子に関する。特
に、外観美観性が問題となる宴会場等で使用される椅子
に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に、例えば宴会場で使用される椅子
の従来構成を示す。
【0003】かかる椅子は、前脚杆部11と上脚杆部1
2と後脚杆部13とを有する一対の脚フレーム(10,
10)と、両脚フレーム(10,10)の上脚杆部(1
2,12)間に設けられた座体20と、座体20の後方
に背フレーム30を介して設けられた背もたれ体40と
を有しているのが一般的である。
【0004】座体20は、人が腰を掛ける部分であり、
座板(図示省略)とクッション部21とから形成されて
いる。また、背もたれ体40は、座体20に腰を掛けた
人間の背を支える部分であり、背板(図示省略)とクッ
ション部41とから形成されている。また、脚フレーム
10と背フレーム30とは、溶接や接続具等を用いて一
体的に接合されることが多い。
【0005】ここにおいて、上記した椅子では、客先の
要望等に応じてデザインを変えることがあるが、その
際、脚フレーム10は共通して使用することとし、人の
目をひきやすい背フレーム30(背もたれ体40)の形
状だけを変えることがある。
【0006】この際、脚フレーム10の上端部14と背
フレーム30の下端部34とは溶接等で直接接合される
ことがある。また、専用の接続具を用いて接合されるこ
ともある。この接続部は、金属製の筒形状とされてお
り、一方の開口端部から脚フレーム10の上端部14を
被嵌するとともに他方の開口端部から背フレーム30の
下端部34を被嵌して両フレーム(10,30)を接合
する構成とされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した椅
子では、脚フレーム10と背フレーム30との接合部分
Jが直接人の目にふれたり、接続具が人の目につきやす
く、外観美観性が損なわれることになる。なお、接続具
は、金属製であり構造強度を確保等する観点から形状を
自由に変えにくく、外観美観性を高めることは困難であ
る。
【0008】本発明の目的は、脚フレームと背フレーム
との接合部分を奇麗に覆って外観美観性を高めることが
できる椅子を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、脚フ
レームと、下端部が脚フレームの上端部と接合された背
フレームとを有する椅子において、前記脚フレームと背
フレームとの接合部分を被覆可能な合成樹脂製の接合部
用カバーを設けたことを特徴とする。
【0010】かかる発明では、両フレームの接合部分を
被覆する接合部用カバーが合成樹脂製とされているの
で、加工の制約が金属材料に比べて少なく形状等を自由
に変えて外観美観性を高めることができる。
【0011】請求項2の発明は、接合部用カバーが、脚
フレームと背フレームとの接合部分を協働して被覆可能
な一方被覆部と他方被覆部とを含み、一方および他方被
覆部がヒンジ部を中心として回動して両フレームの接合
部分を被覆する位置に係止可能かつ係止解除可能に形成
された椅子である。
【0012】かかる発明では、接合部用カバーを形成す
る一方被覆部と他方被覆部とを回動させて係止解除する
ことにより、両フレームの接合部分から取り外すことが
できる。したがって、客先の要望等に応じて外観の異な
る接合部用カバーに付け替えることができる。したがっ
て、請求項1記載の発明と同様な作用・効果を奏し得る
他、一段と適用性を向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0014】本発明に係る椅子は、図1〜図5に示すよ
うに、基本的構成は従来例(図6)と同様とされている
が、脚フレーム10と背フレーム30との接合部分を被
覆可能な合成樹脂製の接合部用カバー60を設けた構成
とされている。
【0015】なお、従来例(図6)の場合と共通する構
成要素については同一の符号を付し、その説明を簡略化
または省略する。
【0016】接合部用カバー60は、図1に示すよう
に、脚フレーム10と背フレーム30との接合部分を協
働して被覆可能な一方被覆部61と他方被覆部71とか
ら形成されている。一方および他方被覆部(61,7
1)は、ヒンジ部69Hを中心として回動して両フレー
ム(10,30)の接合部分を被覆する位置に係止可能
かつ係止解除可能に形成されている。なお、脚フレーム
10の先端部14と背フレーム30の下端部34とは、
中芯部材19Bを介して接合されている。
【0017】より具体的には、一方被覆部61は、両フ
レーム(10,30)の接合部分の軸線方向半分を被覆
可能な横断面半円形状の第1の凹部62を有している。
また、一方被覆部61には、座フレーム20Fの後端部
24の軸線方向半分を被覆可能な第2の凹部65が第1
の凹部62と並んで形成されている。
【0018】また、一方被覆部61を形成する第1およ
び第2の凹部(62,65)の軸線方向中央部には、そ
れぞれ座フレーム20Fの後端部24に形成された係合
穴部26に嵌挿可能な係止用突起56が形成されてい
る。したがって、接続用カバー60は、係止用突起56
と係合穴部26との協働によって位置ずれするのが防止
される。
【0019】他方被覆部71は、ヒンジ部69Hを介し
て一方被覆部61と一体的に形成されており、両フレー
ム(10,30)の接合部分の軸線方向半分を被覆可能
な横断面半円形状の第1の凹部72を有している。ま
た、他方被覆部71は、座フレーム20の後端部24の
軸線方向半分を被覆可能な第2の凹部75が第1の凹部
72と並んで形成されている。
【0020】また、上記した一方および他方被覆部(6
1,71)には、閉じた場合に当該各被覆部(61,7
1)を係止可能かつ係止解除可能な係止部80が形成さ
れている。係止部80は、他方被覆部71の外側端部に
形成された係合爪部81と、一方被覆部61の外側端部
に形成された爪引っ掛け部85とから形成されている。
【0021】かかる構成の椅子では、両フレーム(1
0,30)の接合部分を被覆する接合部用カバー60が
合成樹脂製とされているので、加工の制約が金属材料に
比べて少なく形状等を自由に変えて外観美観性を高める
ことができる。
【0022】また、接合部用カバー60を形成する一方
被覆部61と他方被覆部71とが、図2に示すように、
ヒンジ部69Hを中心として回動して、係止部80によ
って両フレーム(10,30)の接合部分を被覆する位
置に係止可能かつ係止解除可能に形成されているので、
客先の要望等に応じて外観の異なるものに簡単に付け替
えることができる。
【0023】また、上記した実施形態では、一方被覆部
61と他方被覆部71とが、両フレーム(10,30)
の接合部分のみならず座フレーム20の後端部24を被
覆可能な第2の凹部(65,75)をも有しているの
で、一段と外観美観性を高めることができる。
【0024】なお、一方被覆部61と他方被覆部71と
を、座フレーム20Fを被覆することなく両フレーム
(10,30)の接合部分のみを被覆する構成としても
よい。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、脚フレームと
背フレームとの接合部分を被覆可能な合成樹脂製の接合
部用カバーを設けたので、接合部用カバーが加工の制約
が金属材料に比べて少なく形状等を自由に変えて外観美
観性を高めることができる。
【0026】請求項2の発明によれば、接合部用カバー
が、脚フレームと背フレームとの接合部分を協働して被
覆可能な一方被覆部と他方被覆部とを含み、一方および
他方被覆部がヒンジ部を中心として回動して両フレーム
の接合部分を被覆する位置に係止可能かつ係止解除可能
に形成されているので、係止解除することにより両フレ
ームの接合部分から簡単に取り外すことができる。した
がって、請求項1記載の発明と同様な効果を奏し得る
他、客先の要望等に応じて外観の異なる接合部用カバー
に付け替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための分解斜視図
である。
【図2】同じく、強化形状板材を説明するための図であ
る。
【図3】同じく、脚フレームと背フレームとの接合部分
に装着された接合部用カバーの構成を説明するための斜
視図である。
【図4】同じく、全体構成を説明するための図である。
【図5】同じく、接続用カバーの変形例を説明するため
の図である。
【図6】椅子の従来構成を説明するための図である。
【符号の説明】
10 脚フレーム 11 前脚杆部 12 上脚杆部 13 後脚杆部 20F 座フレーム 21 クッション部 30 背フレーム 31 クッション部 40 座体 60 接合部用カバー 61 一方被覆部 62 第1の凹部 65 第2の凹部 71 他方被覆部 72 第1の凹部 75 第2の凹部 80 係止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚フレームと、下端部が脚フレームの上
    端部と接合された背フレームとを有する椅子において、 前記脚フレームと背フレームとの接合部分を被覆可能な
    合成樹脂製の接合部用カバーを設けたことを特徴とする
    椅子。
  2. 【請求項2】 前記接合部用カバーが、脚フレームと背
    フレームとの接合部分を協働して被覆可能な一方被覆部
    と他方被覆部とを含み、一方および他方被覆部がヒンジ
    部を中心として回動して両フレームの接合部分を被覆す
    る位置に係止可能かつ係止解除可能に形成された請求項
    1記載の椅子。
JP10190789A 1998-07-06 1998-07-06 椅 子 Pending JP2000014478A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010044331A1 (ja) 2008-10-16 2010-04-22 株式会社岡村製作所 椅子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010044331A1 (ja) 2008-10-16 2010-04-22 株式会社岡村製作所 椅子

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

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