JP2000014361A - 板無し蒲鉾製造装置 - Google Patents

板無し蒲鉾製造装置

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JP2000014361A
JP2000014361A JP10184646A JP18464698A JP2000014361A JP 2000014361 A JP2000014361 A JP 2000014361A JP 10184646 A JP10184646 A JP 10184646A JP 18464698 A JP18464698 A JP 18464698A JP 2000014361 A JP2000014361 A JP 2000014361A
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packaging film
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packaging
cylinder
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Hiroshi Nozaki
博 野崎
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NOZAKI KAMABOKO KK
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NOZAKI KAMABOKO CO Ltd
NOZAKI KAMABOKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装効率が良好で型成性に優れた板無し蒲鉾
成形装置を提供する。 【解決手段】 口金2は、練原料Sの供給部11及び吐出
口3Aを有する筒体3と、前記筒体3に連通した練原料
供給装置とを備える。包装装置1は、前記筒体3の練原
料の吐出方向に沿って包装フィルム4を供給するフイル
ム供給機構と、前記筒体3の途中に設けられた前記包装
フィルム4を長手方向にヒートシールするヒータ板6と
を有する。前記筒体3の吐出口3Aより下流側には、練
原料Sを押し切る押切ロッド8,8と、前記包装フィル
ム4を幅方向にヒートシールするヒータ板9とが順次設
けられている。また、口金2の原料供給部11には、振幅
機構16が設けられており、口金2が上下動可能となって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板無し蒲鉾成形装置に
関し、特に包装効率が良好で型成性に優れた板無し蒲鉾
成形装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、蒲鉾は載せ板上
に、軟弱な魚肉の練原料を一定形状に型成し、必要に応
じて包装フィルムなどにより包装した後、この載せ板ご
と蒸煮あるいは焙焼して製造されており、この載せ板
は、主として型崩れの防止と蒲鉾の水分を吸収して日持
ちをよくする簡便な材料として使用されてきた。しかし
ながら、各家庭への冷蔵庫の普及と包装技術の向上によ
り蒲鉾板の必要性がなくなってきているのが現状であ
り、かえって、蒲鉾と板とを切りはずす手間がかかる、
木材資源を必要とし板代がかかる、雑菌の温床となる、
などの問題点が顕著になってきている。
【0003】そこで、練原料を合成樹脂製包装フィルム
で包装しただけの板無し蒲鉾が製造されている。この板
無し蒲鉾は、従来、包装フィルムに載置した練原料を加
熱前又は加熱後にこの包装フィルムと共にカッターなど
により切断することにより製造されていた。しかしなが
ら、このような製造方法では、練原料を包装フィルムで
包んだ後該フィルムとともに切断するものであるので、
切断端部である小口が露出するため完全に包装するに
は、さらに別の包装フィルムで包装する必要があり製造
効率が悪いという問題点があった。
【0004】そこで、このような板無し蒲鉾成形装置に
おける包装の問題点を解決することを目的として特開昭
57−33577号公報には、機枠に互いに連結した多
数の型枠からなる無端移送コンベアを設け、この型枠の
上面に一次包装フィルムを延敷するための包装フィルム
ロールを配置し、かつ一次包装フィルムを前記型枠の隣
接間で下方に折込むための折込手段と折込状態で移送す
る一次包装フィルムに練原料を連続に押出型成するため
の口金と折込位置にて型成練原料を切断するための切断
機とを型枠の上面に順次配列してなる板無し蒲鉾型成装
置が開示されている。
【0005】しかしながら、この板無し蒲鉾型成装置に
おいては、加熱前の練原料は軟弱であるため長手方向に
連続的に押出した練原料をカッターなどの切断機により
裁断する際に、練原料がくずれて包装フィルムの折込部
などにカスとして付着し、包装後の小口部分が汚れやす
という問題点がある。このように包装フィルムの小口部
分に練原料のカスが付着して汚れると、小口部分は密封
性に劣るためこのカスにカビが生じたりしやすく、製品
の長期保存性の低下を招きやすいという問題点があっ
た。また、装置が複雑で場所をとるばかりか、工程数が
多くなるため製造効率が良くないという問題点があっ
た。
【0006】本発明は、上述したような課題を解決する
ためになされたものであり、包装効率が良好で型成性に
優れた板無し蒲鉾成形装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
板無し蒲鉾製造装置は、練原料を吐出する筒体を有する
口金と、前記筒体から吐出された練原料を包装フィルム
により包装する包装装置とを備えた板無し蒲鉾製造装置
において、前記口金が、前記練原料の供給部及び吐出口
を有する筒体と、前記筒体に連通した練原料供給装置と
を備え、前記包装装置は、前記練原料の吐出方向に沿っ
て包装フィルムを供給するフイルム供給機構と、前記筒
体の途中に設けられた前記包装フィルムの長手方向のヒ
ートシール機構と、前記筒体の吐出口より下流側に設け
られた練原料を押し切る押切機構と、前記包装フィルム
の幅方向のヒートシール機構とが順次設けられているも
のである。このため、練原料が筒体の吐出口から吐出さ
れると同時に長手方向にヒートシールされた筒状の包装
フィルムで巻装される。その後、この練原料を押切機構
により押し切り、続いて包装フィルムを幅方向にヒート
シールする。この動作を連続することにより板無し蒲鉾
を効率よく製造することができる。また、練原料を包装
フィルムごとカッターで裁断する必要がないため、包装
フィルムの端部に練原料が付着することがなく、該端部
が汚れることがないようになっている。
【0008】また、請求項2記載の板無し蒲鉾製造装置
は、請求項1記載の装置において、前記押切機構が一対
の押圧部材からなり、前記押圧部材はその間隔が調整可
能となっているものである。このため、前記押圧部材の
間隔を狭めることにより前記練原料を押し切ることがで
きる。
【0009】請求項3記載の板無し蒲鉾製造装置は、請
求項2記載の装置において、前記口金に該口金を練原料
の吐出方向に振幅移動する振幅機構を接続したものであ
る。このため、前述した押圧部材の間隔を狭めて練原料
を押し切る際に、前記口金を練原料の吐出方向とは逆方
向に引くことにより、練原料を確実に切断することがで
きる。
【0010】さらに、請求項4記載の板無し蒲鉾製造装
置は、請求項1乃至3のいずれか1項記載の装置におい
て、前記筒体が前記練原料を下方に吐出するように設置
されているものである。このため、長手方向のヒートシ
ール機構と、押切機構と、幅方向のヒートシール機構と
を縦方向に順次配置することにより装置のコンパクト化
を図ることができる。また、練原料の吐出が容易であり
製造効率の一層の上を図ることができる。
【0011】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施例である板無
し蒲鉾製造装置について図1乃至図3を参照して説明す
る。図1及び図2において、1は包装装置であり、この
包装装置1の上側には練原料の口金2が配置されてい
る。この口金2は、長尺な立てピロタイプの筒体3を有
し、先端の吐出口3Aから下方に向かって練原料を供給
するようになっている。また、包装装置1内には包装フ
ィルム4のフィルムロール4Aが収納されており、この
包装フィルム4はガイド5により次第に湾曲させながら
筒体3を覆い、さらに練原料の供給方向、すなわち下流
である下方に向かって定速あるいは間欠的に供給される
ようになっている。さらに、ガイド5の下側には、前記
包装フィルム4の長手方向のヒートシール機構たる一対
のヒータ板6が縦方向に設けられている。このヒータ板
6の下方には、筒体3の吐出口3Aが開口し、この吐出
口3Aの下方において、包装フィルム4の左右に一対の
送給ロール7,7,7A,7Aがそれぞれ配置され、こ
の送給ロール7,7Aは、図示しない駆動チェーンなど
により相対する面がそれぞれ下方に回動する構成となっ
ている。そして、この送給ロール7…の下側には押切機
構たる一対の押切ロッド(押圧部材)8,8が設けられ
ている。この押切ロッド8,8の間隔Tは、筒体3の吐
出口3Aの厚さよりも広く設定されており、図示しない
駆動チェーンなどにより相対する向きで上方に回動し、
さらに所定のタイミングでその間隔Tが狭まって閉成す
る構成となっている。そして、この押切ロッド8,8の
下側には、ヒートシール機構たるヒータ板9と、切断手
段たるカッター10とが順次設けられている。
【0012】一方、前記口金2においては、図3に示す
ように筒体3は原料供給部11とこの原料供給部11から漸
次縮径して形成された長尺な吐出部12とからなり、この
吐出部12の先端が前述した吐出口3Aとなっている。こ
の口金2は2色型成タイプのもので、筒体3の内部は該
筒体3の下端にまで延在する隔壁13により外側と内側の
2層に仕切られており、それぞれ内側層には第1の練原
料供給口14が、外側層には第2の練原料供給口15が開口
しており、この練原料供給口14,15はそれぞれ練原料供
給装置たる原料ホッパ(図示せず)に連通していて、ポ
ンプなどにより連続的に、あるいは間欠的に練原料が供
給可能となっている。本実施例の口金2は、第1の練原
料供給口14には下身として白い練原料が供給され、第2
の練原料供給口15には塗り身として赤い練原料が供給さ
れる、いわゆる日の出かまぼこ型成用となっている。そ
して、図1及び図2に示すように、この口金2の練原料
供給部11には、振幅機構16が接続され、この振幅機構16
は、回転駆動手段たるサーボモータ16Aと、このサーボ
モータ16Aにより定位置で回転する雄ねじ棒16Bと、こ
の雄ねじ棒16Bが螺合する角型の昇降体16Cと、この昇
降体16Cを回り止め状態で上下に案内する案内レール16
Dと、前記昇降体16Cを前記練原料供給部11に接続する
接続アーム16Eとからなり、前記サーボモータ16Aの回
転により雄ねじ棒16Bが回転し、この雄ねじ棒16Bに螺
合する昇降体16Cが前記案内レール16Dに案内されて昇
降し、これにより前記口金2が図1に示す位置を下降限
として練原料の吐出方向にわずかに振幅移動可能、すな
わち上下動可能となっている。
【0013】なお、20は、マイクロコンピュータなどの
制御装置(図示せず)に接続したコントロールパネルで
あり、このコントロールパネル20により包装フィルム4
の送り速度、ヒータ板6のヒートシール温度及びタイミ
ング、ヒータ板9のヒートシール温度及びタイミング、
カッター10のタイミング、押切ロッド8,8の開閉のタ
イミング、さらには原料ホッパから筒体3への練原料の
供給量及び供給タイミングなどが制御可能となってい
る。
【0014】前記構成につきその作用について説明す
る。まず、下身である白色の魚肉などの練原料と、塗り
身である赤色の練原料をあらかじめ調製しておき、それ
ぞれ第1及び第2の練原料供給口14,15からそれぞれ筒
体3内の内側層及び外側層に供給する。この時サーボモ
ータ16Aの駆動により昇降体16Cは前進(降下)してお
り、口金2は図1に実線で図2に破線で示すように下降
限にある。そして、筒体3内をほぼ満たす量の練原料が
各層内に供給されると、吐出口3Aから該練原料Sが吐
出される。一方、包装装置1においてこの筒体3の一側
に包装フィルム4が同行し、この包装フィルム4がガイ
ド5により次第に湾曲されるに伴い筒体3を周方向に被
覆したら、包装フィルム4が筒体3の周囲を筒状に覆う
ようにヒータ板6により長手方向にヒートシールする。
次に筒状の包装フィルム4が筒体3の吐出口3Aに達し
たら吐出された練原料Sと同行し、練原料Sを包装フィ
ルム4内の吐出口3A位置まで十分に充填する。吐出口
3Aの下方において、筒状の包装フィルム4の左右両端
は送給ロール7,7,7A,7Aにより挟持されてお
り、該送給ロール7…の対向面がそれぞれ下方に回動す
ることにより練原料Sを満した包装フィルム4を強制的
に下方に移送する。そして、押切ロッド8,8より所定
の長さ(製品のほぼ1個分の長さ)分だけ、練原料Sを
満した包装フィルム4が可能に移送されたら、図2に実
線で示すように押切ロッド8,8の間隔が狭まり閉ま
る。これと同時に昇降体16Cが後退して図2に実線で示
すように口金2がわずかに上昇することにより、練原料
Sは押切ロッド8,8により上下2つに確実に押し切ら
れる。この際、押切ロッド8,8を練原料側で上方に回
動させることにより、上側の練原料Sは押切ロッド8,
8により上方に押し上げられつつ包装フィルム4は下方
に送給される、すなわち押切ロッド8,8によりしごか
れることになるので、上下の練原料S1,S間には包装
フィルム4による間隔Dが形成される。なお、この際、
押切ロッド8,8が閉まると練原料Sの供給量が少なく
なるようにすれば該間隔Dを良好に形成することがで
き、しかも練原料Sを該包装フィルム4の間隔に残存し
にくくすることが可能となっている。その後、ヒータ板
9により前記包装フィルム4による間隔Dを幅方向にヒ
ータ板9によりヒートシールする。さらに、次の練原料
Sの底部がヒートシールされると、これが、下側練原料
の上部のヒートシールを兼ね、この上下の練原料S2,
S3の境界となるヒートシール部分をカッター10で切断
する。以上のようにして練原料Sを包装した後は、コン
ベアなどの移送装置16でこれを移送し、坐り、リテーナ
蒸機、冷却などの工程を経て出荷することができる。ま
た、押切ロッド8,8が開くとほぼ同時に、前記吐出口
3Aが下降限の位置に降下する。すなわち、押切ロッド
8,8の閉まる動作及び開く動作と、吐出口3Aの上昇
動作及び降下動作とがほぼ連動している。また、吐出口
3Aの昇降量を押切ロッド8,8の上下幅とほぼ同一と
することができる。
【0015】以上詳述したとおり本実施例の板無し蒲鉾
製造装置は、練原料Sを吐出する筒体3を有する口金2
と、前記筒体3から吐出された練原料Sを包装フィルム
4により包装する包装装置1とを備え、前記口金2が、
前記練原料Sの供給部11及び吐出口3Aを有する筒体3
と、前記筒体3に連通した練原料供給装置とを備え、前
記包装装置1は、練原料Sの吐出方向に沿って包装フィ
ルム4を供給するフイルム供給機構と、前記筒体3の途
中に設けられた前記包装フィルム4を長手方向にヒート
シールするヒータ板6と、前記筒体3の吐出口3Aより
下流側に設けられた練原料Sを押し切る押切ロッド8,
8と、前記包装フィルム4を幅方向にヒートシールする
ヒータ板9とが順次設けられているものであるので、筒
体3の吐出口3Aから練原料Sが吐出されると、これと
ともにヒータ板6により長手方向にヒートシールされた
筒状の包装フィルム4も送給される。その後、この練原
料Sを押切ロッド8,8により押し切り、続いて包装フ
ィルム4をヒータ板9により幅方向にヒートシールす
る。この動作を連続することにより板無し蒲鉾を効率よ
く製造することができる。このため練原料Sを包装フィ
ルム4ごとカッターで裁断する必要がないため、包装フ
ィルム4の端部に練原料が付着することがなく、包装後
の小口面が汚れることがないようになっている。さら
に、前記口金2に該口金2を練原料の吐出方向である上
下方向に振幅移動する振幅機構16を設けているので、押
切ロッド8,8により練原料Sを押し切る作業が確実に
なされるようになっている。特に本実施例においては、
押切ロッド8,8が練原料Sと接する側が上側に回動す
るように構成されているので、練原料Sを押し切る際に
は上側の練原料Sが押し上げられるので、幅方向のヒー
トシール部となる包装フィルム4の前後端部となる間隔
Dに練原料Sが残存しにくくなっている。また、前記筒
体3が前記練原料Sを下方に吐出するように設置されて
いるので、ヒータ板6、送給ロール7…、押切ロッド
8,8、ヒータ板9などを縦方向に順次配置することが
可能であり、装置のコンパクト化が図られている。ま
た、練原料S吐出が容易であり製造効率の一層の上を図
ることができる。さらに、サーボモータ16Aなどのモー
タの回転により口金2を昇降するようにしたから、昇降
量を正確に調整でき、これにより練原料Sを押切ロッド
8,8により上下2つに確実に押し切ることができ、こ
のように内側層及び外側層から練原料Sを供給する装置
において、内側層と外側層の例えば2色に練原料Sが混
ざることがなく、押切箇所を綺麗に仕上げることができ
る。
【0016】以上本発明について添付図面を参照して説
明してきたが、本発明は前記実施例に限定されるもので
はなく、種々の変形実施が可能である。例えば、本実施
例においては口金2として2型成タイプのものの場合を
例に説明してきたが、単色型成タイプ(無地)、3色以
上の型成タイプのものであってもよい。また、筒体3の
吐出口3Aから吐出された練原料Sは、押し切られるま
で押切ロッド8,8と非接触状態としてもよいし、常時
接触させてもよい。後者の場合、押切ロッド8,8の間
隔が得られ製品の厚さとなる。すなわち、押切ロッド
8,8の間隔Tが筒体3の吐出口3Aの厚さより小さけ
れば、吐出された練原料Dは、押切ロッド8,8間を通
過する際にしごかれて、該間隔Tに応じた厚さに調整さ
れることになる。これにより、例えば押切ロッド8,8
の間隔Tを2mmとすれば、2mmと非常に薄い練原料
を包装しながら連続して製造することができる。さら
に、本実施例においては、立てピロタイプの筒体を用い
た場合について説明してきたが、これに限定されるもの
ではない。また、振幅手段はサーボモータを用いるもの
に限らず、シリンダ駆動のものやカムを利用したもので
もよい。
【0017】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の板無し蒲鉾製造
装置は、練原料を吐出する筒体を有する口金と、前記筒
体から吐出された練原料を包装フィルムにより包装する
包装装置とを備えた板無し蒲鉾製造装置において、前記
口金が、前記練原料の供給部及び吐出口を有する筒体
と、前記筒体に連通した練原料供給装置とを備え、前記
包装装置は、前記練原料の吐出方向に沿って包装フィル
ムを供給するフイルム供給機構と、前記筒体の途中に設
けられた前記包装フィルムの長手方向のヒートシール機
構と、前記筒体の吐出口より下流側に設けられた練原料
を押し切る押切機構と、前記包装フィルムの幅方向のヒ
ートシール機構とが順次設けられているものであるの
で、板無し蒲鉾を効率よく製造することができる。
【0018】また、請求項2記載の板無し蒲鉾製造装置
は、、請求項1記載の装置においてと、前記包装フィル
ムの幅方向のヒートシール機構とが順次設けられている
ものであるので、板無し蒲鉾を効率よく製造することが
できる。
【0019】また、請求項2記載の板無し蒲鉾製造装置
は、、請求項1記載の装置において、前記押切機構が一
対の押圧部材からなり、前記押圧部材はその間隔が調整
可能となっているものであるので、前記押圧部材の間隔
を狭めることにより前記練原料を押し切ることができ
る。
【0020】請求項3記載の板無し蒲鉾製造装置は、請
求項2記載の装置において、前記口金に該口金を練原料
の吐出方向に振幅移動する振幅機構を設けたものである
ので、押圧部材の間隔を狭めて練原料を押し切る際に、
前記口金を練原料の吐出方向とは逆方向に引くことによ
り、練原料を確実に切断することができる。
【0021】さらに、請求項4記載の板無し蒲鉾製造装
置は、請求項1乃至3のいずれか1項記載の装置におい
て、前記筒体が前記練原料を下方に吐出するように設置
されているものであるので、長手方向のヒートシール機
構と、押切機構と、幅方向のヒートシール機構とを縦方
向に順次配置することにより装置のコンパクト化を図る
ことができる。また、練原料の吐出が容易であり製造効
率の一層の上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による板無し蒲鉾製造装置を
示す正面図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】前記実施例の板無し蒲鉾製造装置の口金を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 包装装置 2 口金 3 筒体 3A 吐出口 4 包装フィルム 6,6 ヒータ板(長手方向のヒートシール機構) 8,8 押切ロッド(押圧部材、押切機構) 9 ヒータ板(幅方向のヒートシール機構) 10 カッター(切断手段) 16 振幅機構 S 練原料

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 練原料を吐出する筒体を有する口金と、
    前記筒体から吐出された練原料を包装フィルムにより包
    装する包装装置とを備えた板無し蒲鉾製造装置におい
    て、前記口金が、前記練原料の供給部及び吐出口を有す
    る筒体と、前記筒体に連通した練原料供給装置とを備
    え、前記包装装置は、前記練原料の吐出方向に沿って包
    装フィルムを供給するフイルム供給機構と、前記筒体の
    途中に設けられた前記包装フィルムの長手方向のヒート
    シール機構と、前記筒体の吐出口より下流側に設けられ
    た練原料を押し切る押切機構と、前記包装フィルムの幅
    方向のヒートシール機構とが順次設けられていることを
    特徴とする板無し蒲鉾製造装置。
  2. 【請求項2】 前記押切機構が一対の押圧部材からな
    り、前記押圧部材はその間隔が調整可能となっており、
    前記押圧部材の間隔を狭めることにより前記練原料を押
    し切ることを特徴とする請求項1記載の板無し蒲鉾製造
    装置。
  3. 【請求項3】 前記口金に該口金を練原料の吐出方向に
    振幅移動する振幅機構を接続したことを特徴とする請求
    項2記載の板無し蒲鉾製造装置。
  4. 【請求項4】 前記筒体が前記練原料を下方に吐出する
    ように設置されていることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか1項記載の板無し蒲鉾製造装置。
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