JP2000013655A - 電子内視鏡 - Google Patents

電子内視鏡

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JP2000013655A
JP2000013655A JP10175712A JP17571298A JP2000013655A JP 2000013655 A JP2000013655 A JP 2000013655A JP 10175712 A JP10175712 A JP 10175712A JP 17571298 A JP17571298 A JP 17571298A JP 2000013655 A JP2000013655 A JP 2000013655A
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JP
Japan
Prior art keywords
image pickup
circuit board
electronic endoscope
distal end
pickup device
Prior art date
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Pending
Application number
JP10175712A
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English (en)
Inventor
Toshiji Minami
逸司 南
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内視鏡先端部の短縮化が促進できるようにす
る。 【解決手段】 CCD21の電極とカバーガラス22の
間にリード部17を挟んで形成する撮像素子体16を、
例えばTAB方式により製作し、上記リード部17に回
路基板18A,18Bを接続する。そして、この回路基
板18A,18Bは、上記リード部17を撮像面21S
側に折り曲げて先端側に配置し、この回路基板18A,
18Bに信号線20を接続する。これによれば、信号2
0の回路基板18への接続位置が従来よりも先端側へ移
動するので、先端部の長さを短縮化できる。なお、上記
回路基板18はカバーガラス22の前側の対物レンズ系
部材15に一体的に形成することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子内視鏡、特に撮
像素子が配置される先端部の長さを短縮化することがで
きる撮像素子周辺の組付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図9には、従来の電子内視鏡の先端部の
構成が示されており、電子内視鏡には、図(A)に示さ
れるように、撮像素子を内視鏡軸100に垂直に配置した
垂直置き(縦置き)タイプ、図(B)に示されるよう
に、撮像素子を内視鏡軸100に水平に配置した水平置き
(横置き)タイプ等がある。
【0003】図9(A)では、硬質の先端部1は屈曲可
能なアングル部2の先端に取り付けられており、この先
端部1内に、被観察体内を観察するための対物レンズ系
部材3が配置される。この対物レンズ系部材3には、カ
バーガラス4を介して撮像素子であるCCD5が光学的
に取り付けられ、このCCD5は回路基板6に電気的に
接続され、この回路基板6の裏側には、ビデオ信号等を
伝送するための信号線7が接続される。なお、上記回路
基板6には図示していない回路部材も実装される。この
図の場合は、上記CCD5を対物レンズ系部材3に直接
取り付けるので、内視鏡軸100に対し垂直置きタイプと
なる。
【0004】図9(B)では、先端部1内に配置された
対物レンズ系部材8に、プリズム9が光学的に接続さ
れ、このプリズム9にカバーガラス10を介してCCD
11が取り付けられ、このCCD11は回路基板12に
接続される。そして、この回路基板12の後端部に、ビ
デオ信号等を伝送するための信号線13が接続されてお
り、この図の場合は、上記CCD11をプリズム9を介
して取り付けるので、内視鏡軸100に対し水平置きタイ
プとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子内視鏡では、信号線7,13の接続部の存在に
より、先端部1の短縮化を促進することができないとい
う問題があった。即ち、先端部1は硬質の支持筒を外装
体としているが、図9(A)及び(B)に示した回路基
板6又は12と信号線7又は13との接続部近傍で内視
鏡を屈曲すると、断線を起こす可能性があるので、信号
線7又は13の接続部を硬質の先端部1内に確実に収納
し、アングル部2の曲げ動作によって断線が生じないよ
うにしている。
【0006】このため、図9(A)の先端部1では長さ
L1、図9(B)の先端部1では長さL2が必要となり、
これ以上、内視鏡軸方向の長さの短縮化を図ることが困
難であった。内視鏡においては、硬質の先端部1の長さ
L1,L2が短い程、その先端を狭い被観察体内で自在に
屈曲させることができることから、先端部1の短縮化が
要請される。なお、この短縮化を図るものとして、従来
では特開平5−76484号に示される電子内視鏡もあ
るが、この例の可撓性基板は先端部内に組み込み難く、
破損させるおそれがある。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、内視鏡先端部の短縮化が促進でき
る電子内視鏡を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1請求項に係る発明は、撮像素子を先端部に配置
し、この撮像素子に対し信号伝送のための信号線を配線
する電子内視鏡において、上記撮像素子に取り付けられ
るリード部を当該撮像素子の撮像面側に折り曲げ、この
リード部を上記撮像面側に配置した回路基板に接続し、
この回路基板に上記信号線を接続したことを特徴とす
る。請求項2に係る発明は、テープ・オートメイティド
・ボンディング方式により、上記撮像素子の撮像面側に
上記リード部の少なくとも一部を覆うようにカバーガラ
スを貼り付けた撮像素子組付け体を形成し、この組付け
体のリード部を撮像面側に折り曲げるようにしたことを
特徴とする。請求項3に係る発明は、上記回路基板を、
上記撮像素子の撮像面側に配置される光学系部材の外周
部に一体的に設けたことを特徴とする。
【0009】上記の構成によれば、撮像素子が垂直置き
となる場合は回路基板が撮像素子よりも先端側へ配置さ
れ、この回路基板に信号線が接続されることにより、回
路基板と信号線の接続部が撮像素子よりも先端側に位置
するので、先端硬性部の長さを短くすることができる。
一方、撮像素子が水平置きとなる場合は、回路基板が撮
像素子とほぼ同一の位置に配置され、この回路基板に信
号線が接続され、この場合も信号線の接続部が従来より
も先端側へ位置することになり、先端部の短縮化が図ら
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1乃至図4には、実施形態の第
1例に係る電子内視鏡の構造が示されており、この第1
例は、撮像素子垂直置きタイプの例である。図1におい
て、対物レンズ系15は内視鏡軸(長手方向の軸)100
に沿って配置されており、この対物レンズ系15の後端
面に、撮像素子体(組付けユニット)16が光学的に接
続される。そして、この撮像素子体16の上下端にリー
ド部17を介してそれぞれの回路基板18A,18Bが
接続され、これらの回路基板18A,18Bに、信号伝
送用の複数の信号線20が接続される。
【0011】図2及び図3には、上記撮像素子体16及
び回路基板18(A,B)の構成が示されており、この
撮像素子体16は、例えばTAB(Tape Automated Bon
ding)方式で製作される。このTAB方式(特願平9−
39936号に詳細に記載されている)は、搬送用テー
プに組み込まれて搬送される撮像素子に対し、その撮像
面に導体リード部(インナーリードとアウターリード)
及びカバーガラスを実装し、製造・検査等を流れ作業的
に行うことができる量産方式である。
【0012】即ち、図2に示されるように(回路基板1
8は除く)、撮像素子であるCCD21の撮像面21S
側に配置された電極K1に、平板棒状のリード部(イン
ナーリード)17が接続され、このリード部17を挟み
こむ形でカバーガラス22が撮像面21S側にその周囲
に流した接着剤等で接着される(図における接着剤の図
示は省略)。これにより、撮像面21Sの上側に僅かな
間隔の気密空間を形成した上記撮像素子体16が形成さ
れ、このTAB方式で製作される場合は、搬送用テープ
からインナーリードの部分で切断することにより、当該
例の撮像素子体16が容易に得られる。
【0013】このような撮像素子体16のリード部17
が上記回路基板18A,18Bの電極K2に接続され、
この電極K2は、図3に示されるように、回路基板18
(A,B)の裏側に形成された電極K3にスルーホール
等を介して配線・接続される。そして、上記リード部1
7を撮像面21S側に折り曲げることにより上記回路基
板18は水平方向に配置される。なお、この回路基板1
8には必要な回路部材が適当な場所に取付け配置され
る。
【0014】このような第1例の構成によれば、図1に
示されるように、対物レンズ系部材15の後端面に、撮
像素子体16のカバーガラス22を接着し、上記リード
部17を撮像面21S側に曲げることにより、上下の回
路基板18A,18Bを対物レンズ系部材15側、即ち
先端側へ配置する。そして、この回路基板18A,18
Bの電極K3に、信号線20を接続することになる。
【0015】図4には、図1の組付け体の側面図及び先
端部1の外形との位置関係が示されている。この図から
理解できるように、第1例では信号線20がCCD21
よりも先端側で回路基板18A,18Bに接続されるこ
とになる。従って、アングル部2に連結される硬質の先
端部1の長さ(内視鏡軸100方向の長さ)L3を図9
(A)の場合の長さL1に比べて非常に短くすることが
できることになる。
【0016】図5乃至図7には、実施形態の第2例の構
成が示されており、この第2例は、撮像素子水平置きタ
イプの例である。図5及び図7において、対物レンズ系
24は内視鏡軸100に沿って配置されており、この対物
レンズ系24の後端面に、プリズム25を介して撮像素
子体16が光学的に接続される。この撮像素子体16の
構成は、図2で説明した第1例と同様であり、この撮像
素子体16の端部に突出配置されたリード部17に回路
基板26A,26Bが接続される。
【0017】そして、この回路基板26A,26Bは、
リード部17を撮像面21S側に折り曲げることによっ
て、CCD21に対し所定の角度(この角度は任意)で
配置される。また、当該回路基板26A,26Bには、
上記回路基板18A,18Bの電極K3の配列方向に垂
直な方向で、複数の電極K4が配列されており、この電
極K4に複数の信号線20が接続される。なお、上記電
極K4は基板26Aでは裏面、基板26Bでは表面に配
置されるが、これらの基板26A,26Bの両表面又は
両裏面に設けてもよい。
【0018】図6には、第2例の先端部1を正面側キャ
ップを外して見た概略図が示されており、当該例では支
持筒(硬質)28内の半分程度の領域に、上記回路基板
26A,26Bを取り付けた撮像素子体16及び対物レ
ンズ系部材24が配置される。そして、その他の領域に
処置具挿通チャンネル(鉗子チャンネル)29やライト
ガイド30等が配置され、上記撮像素子体16の撮像面
21S側の空いた空間にも、送気/送水管(又はライト
ガイド)31等が通される
【0019】このような第2例の構成においては、撮像
面21S側に配置した回路基板26A,26Bに、信号
線20が接続されることになり、図7に示されるよう
に、信号線20の接続部がCCD21の中心部まで移動
する。従って、先端部1の長さL4も、図9(B)の長
さL2に比べて短縮できることになる。
【0020】図8には、実施形態の第3例の構成が示さ
れており、この第3例は回路基板を光学系部材に一体的
に設けたものである。図8において、当該例は第1例の
構成の変形例であり、対物レンズ系部材15の後側に配
置される枠体(又は支持体)32の上下に、回路基板3
3A,33Bが積層(貼付け)される。この回路基板3
3A,33Bは、外表面にリード部17を接続する電極
K5と信号線20を接続する電極K6を有し、この電極K
5と電極K6が例えばスルーホールを介して内部に配置さ
れた配線パターンで接続される構成となる。
【0021】このような第3例でも、第1例と同様に先
端部1の長さを短縮化することが可能となり、またリー
ド部17(撮像素子体16)の接続及び信号線20の接
続作業が容易に行えるという利点がある。なお、第2例
の撮像素子水平置きタイプでも、同様に回路基板を光学
系部材に一体に形成することが可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮像素子に取り付けられるリード部を当該撮像素子の撮
像面側に折り曲げ、このリード部を上記撮像面側に配置
した回路基板に接続し、この回路基板に信号線を接続す
るので、内視鏡先端部の短縮化が促進できるという利点
がある。このとき、上記の撮像素子やリード部、そして
カバーガラスを一つの組付け体として、テープ・オート
メイティド・ボンディング方式で製作することができ、
これによれば、低コストの電子内視鏡を得ることができ
る。
【0023】更に、上記回路基板を光学系部材の外周に
一体的に形成することもでき、これによれば、リード部
や信号線の接続が簡単になると共に、組付け部材の取扱
いも容易になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の第1例に係る電子内視鏡の
先端部の構成を示す斜視図である。
【図2】実施形態例で用いられる撮像素子体及び回路基
板の構成を示す斜視図である。
【図3】第1例の撮像素子体及び回路基板においてリー
ド部を折り曲げた状態を示す斜視図である。
【図4】第1例の電子内視鏡先端部の側面図である。
【図5】第2例の電子内視鏡先端部の構成を示す斜視図
である。
【図6】第2例の先端部の内部を正面から見た図であ
る。
【図7】第2例の先端部の側面図である。
【図8】第3例の電子内視鏡先端部の構成を示す側面図
である。
【図9】従来の電子内視鏡先端部の構成を示し、図
(A)は撮像素子垂直置きタイプの図、図(B)は撮像
素子水平置きタイプの図である。
【符号の説明】
1 … 先端部、2 … アングル部、3,8,15,
24 … 対物レンズ系部材、4,10,22 … カ
バーガラス、5,11,21 … CCD、6,12,
18(A,B),26(A,B),33(A,B) …
回路基板、7,13,20 … 信号線、16 …
撮像素子体、17 … リード部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子を先端部に配置し、この撮像素
    子に対し信号伝送のための信号線を配線する電子内視鏡
    において、 上記撮像素子に取り付けられるリード部を当該撮像素子
    の撮像面側に折り曲げ、このリード部を上記撮像面側に
    配置した回路基板に接続し、 この回路基板に上記信号線を接続したことを特徴とする
    電子内視鏡。
  2. 【請求項2】 テープ・オートメイティド・ボンディン
    グ方式により、上記撮像素子の撮像面側に上記リード部
    の少なくとも一部を覆うようにカバーガラスを貼り付け
    た撮像素子組付け体を形成し、この組付け体のリード部
    を撮像面側に折り曲げるようにしたことを特徴とする上
    記請求項1記載の電子内視鏡。
  3. 【請求項3】 上記回路基板は、上記撮像素子の撮像面
    側に配置される光学系部材の外周部に一体的に設けたこ
    とを特徴とする上記請求項1又は2記載の電子内視鏡。
JP10175712A 1998-06-23 1998-06-23 電子内視鏡 Pending JP2000013655A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006026134A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Pentax Corp 電子内視鏡及び電子内視鏡システム
WO2015015840A1 (ja) * 2013-07-31 2015-02-05 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡用撮像装置及びこれを適用した内視鏡
CN106886088A (zh) * 2015-10-15 2017-06-23 富士胶片株式会社 内窥镜

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Effective date: 20040907