JP2000013549A - 画像取り込み装置 - Google Patents

画像取り込み装置

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JP2000013549A
JP2000013549A JP10173463A JP17346398A JP2000013549A JP 2000013549 A JP2000013549 A JP 2000013549A JP 10173463 A JP10173463 A JP 10173463A JP 17346398 A JP17346398 A JP 17346398A JP 2000013549 A JP2000013549 A JP 2000013549A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】取り込みサイズ、あるいは、解像度をイメージ
的に捉えて容易で確実な設定を行うことができる画像取
り込み装置を提供する。 【解決手段】本画像取り込み装置においては、まず、本
スキャンを実行するに先立って、所定の粗い解像度Kで
取り込まれたプリスキャン画像12Aをモニタ上のプレ
ビュー画像表示枠12内に表示する。上記画像表示枠1
2をマウスを用いて所望の大きさに拡大させ、本スキャ
ン画像表示枠13とする。上記表示枠12と13の大き
さの比を上記解像度Kに乗じることによって本スキャン
時の解像度が画面上でイメージ的に設定される。上記解
像度に基づいて本スキャンを実行し、画像情報が取り込
まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を電子画像と
して取り込むときの解像度の設定が可能な画像取り込み
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスキャナ等において、画像を使用
者が要求する画質で電子画像化しようとする場合、電子
画像取り込み時の解像度の設定を行う必要がある。一般
に解像度の設定は、数値を入力して行われていた。例え
ば、本出願人が提案した特願平09−231622号の
スキャナ装置は、画像サイズと解像度を関連づけて設定
することで簡単に解像度の設定を可能にしたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特願平0
9−231622号のスキャナ装置の技術でも画像サイ
ズと解像度は数値入力により設定される。したがって、
観念的な判断で画像サイズと解像度を指定する必要があ
り、イメージ的に捉えた状態で画像サイズと解像度を設
定することはできず、容易で確実な設定が困難であっ
た。
【0004】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたもので、取り込む画像を簡単な構成を有し、取
り込みサイズ、あるいは、解像度をイメージ的に捉えて
容易で確実な設定を行うことができる画像取り込み装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
画像取り込み装置は、原稿画像を撮像して画像信号に変
換し、上記画像信号を出力する画像取り込み手段と、上
記画像取り込み手段により出力された画像信号に基づい
て上記原稿画像に対応する画像を表示するモニタ手段
と、上記モニタ手段上に表示された枠によって上記画像
取り込み手段の解像度を指示する指示手段と、上記指示
手段からの情報に基づいて上記画像取り込み手段および
上記モニタ手段の動作を制御する制御手段とを有してお
り、上記画像取り込み手段により所定の解像度での第1
の撮像動作を行い、上記第1の撮像動作により取り込ん
だ画像信号に基づいた画像を上記モニタ手段に表示さ
せ、上記指示手段の出力に基づいて、上記画像取り込み
手段により上記解像度での第2の撮像動作を行う。そし
て、上記第2の撮像動作により取り込んだ画像信号に基
づいた画像を上記モニタ手段に表示する。
【0006】本発明の請求項2記載の画像取り込み装置
は、画像を電子画像として取り込む画像取り込み装置に
おいて、画像の取り込みサイズを設定するサイズ設定手
段と、上記サイズ設定手段により設定された画像の取り
込みサイズから画像の解像度を算出する演算手段と、算
出された解像度に依存しない固定解像度の画像を取り込
む第1の画像取り込み手段と、算出された解像度に対応
して画像を取り込む第2の画像取り込み手段と、上記第
1の画像取り込み手段にて取り込まれた画像と上記サイ
ズ設定情報をイメージとして表示する表示手段とを具備
しており、第1の画像取り込み手段により所定の解像度
で画像を取り込み、その取り込み画像を基づいてサイズ
設定手段により設定された画像の取り込みサイズから解
像度を設定し、上記解像度に基づいて第2の画像取り込
み手段による画像の取り込みが行われる。
【0007】本発明の請求項3記載の画像取り込み装置
は、請求項2記載の画像取り込み装置において、さら
に、画像のトリミング領域を設定するトリミング手段を
有しており、上記第2の画像取り込み手段によって上記
トリミング手段で設定されたトリミング領域の画像が取
り込まれる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施の
形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施の
形態の画像取り込み装置の主要ブロック構成図である。
本実施の形態の画像取り込み装置は、ラインセンサを機
械的、かつ、電気的に2次元的にスキャンさせて原稿画
像を電気的画像情報として取り込む装置であり、上記ス
キャナの機能としては、原稿画像を比較的に粗い所定の
解像度で取り込む第1の撮像動作であるプリスキャン
(第1のスキャン)と、原稿画像を指定された解像度で
取り込む第2の撮像動作である本スキャン(第2のスキ
ャン)という二つの画像取り込み機能を有している。
【0009】上記プリスキャン動作では、対象とする原
稿画像を粗い固定の解像度で取り込み、モニタに表示す
る。その後、プリスキャンによる画像を用いてマウス等
で取り込み画像の大きさを指定し、その大きさ情報を基
にイメージ的、すなわち、絵的に本スキャンにおける解
像度を設定する。続いて、設定されたパラメータ、例え
ば、上記解像度,トリミング領域や画像読み出し時の積
分時間などの設定条件に基づいて本スキャン動作で画像
を取り込み、その画像をモニタ表示すると共に記録媒体
に記録する。以下、詳細にその構成、作用について説明
する。
【0010】図1に示すように本実施の実施の形態の画
像取り込み装置は、原稿画像を取り込む画像取り込み手
段としてのスキャナ部101と、取り込んだ画像を表示
したり、取り込みパラメータ(解像度,トリミング)の
設定の様子を表示する表示手段としてのモニタ103
と、パラメータ(解像度,トリミング)等を設定するキ
ーボード202やマウス203で構成されるサイズ設
定,指示手段としての入力部104と、着脱自在な外部
記録媒体であるフロッピディスク(以下、FDと記載す
る)201に取り込み画像情報を保存したり、上記フロ
ッピディスク201よりスキャナ制御情報である画像取
り込み処理プログラム(制御情報)を読み込む情報記録
再生手段としてのフロッピディスクドライブ(以下、F
DD部と記載する)105と、前記各構成部材を制御
し、画像情報に関する演算(解像度算出,拡大縮小演
算),記録等の制御を行う演算,制御,解像度指示手段
としてのパーソナルコンピュータ(以下、PC部と記載
する)102とで構成される。
【0011】上記スキャナ部101は、入力部104を
介して指示されたPC102の指示信号に応じて原稿画
像をリニアCCDを機械的、且つ、電気的に走査しする
ことによって取り込み、その取り込まれた画像の電気信
号をPC102側に出力する。
【0012】上記モニタ103は、PC102からの画
像信号および制御画面等を表示する。また、上記入力部
104は、モニタ103に表示された制御画面を参照し
て画像読み取りのための制御パラメータをキーボード2
02、または、マウス203を介してPC102に入力
する。
【0013】上記FDD部105は、まず、FD201
から画像取り込み処理プログラムを読み出してPC10
2の制御情報記憶領域ヘ送ったり、あるいは、取り込ま
れた画像信号をFD201に書き込む処理を行う。
【0014】上記PC102は、画像取り込み処理プロ
グラムをFD201からFDD部105を介して読み込
み、上記画像処理プログラムに応じた制御画面をモニタ
103に表示し、入力部104から制御パラメータ入力
を受け付け、スキャナ部101を制御して画像信号を取
り込み、モニタ103に画像を表示させる。さらに、F
DD部105を介して必要に応じて取り込み画像情報を
FD201に記録させる。なお、取り込み画像の解像度
や取り込み画像の大きさ(画像サイズ)等の制御パラメ
ータの設定は、モニタ103に表示された画面に従って
行われる。
【0015】上述のように構成された本実施の形態の画
像取り込み装置の画像取り込み動作について、画像サイ
ズ,解像度の設定時のコントロール画面と表示枠および
取り込画像を表示したモニタ画面を示す図2,3,4,
5に沿って説明する。ここでは、取り込み画像のサイズ
と解像度の設定に限定して説明する。なお、上記解像度
は、単位長さの読み取り画素数(例えば、ドット/イン
チ)で示すものとする。
【0016】なお、図2,3,4に示すプレビュー画面
表示枠12は、プリスキャン時に比較的粗い解像度(低
い解像度)で取り込まれたプリスキャン画像12Aが表
示されるべき表示枠である。また、本スキャン画像表示
枠13は、本スキャン時に設定された解像度で取り込ま
れる画像13Aを表示する取り込みサイズを示す表示枠
である。
【0017】上記本スキャン画像表示枠13の大きさ
(サイズ)は、本画像取り込み装置における本スキャン
での取り込み解像度に関連している。すなわち、モニタ
103に表示される本スキャンによる画像(本スキャン
画像)は、その表示画素数を取り込まれた画像信号の画
素数と一対一、または、一定比率で対応させた状態で表
示させるので、本スキャン画像の表示サイズは、解像度
に比例した大きさになる。したがって、本実施の形態の
装置では本スキャン画像の表示サイズである表示枠13
を予め設定しておき、その表示枠の大きさにより本スキ
ャンでの解像度を設定するようにする。
【0018】さて、画像取り込み処理が立ち上がると、
図2のモニタ103でのモニタ画面M0 には、スキャナ
部101を制御するためのコマンド入力用のコントロー
ル画面部11と、プリスキャン画像を表示するためのプ
レビュー画面表示枠12が表示される。上記コントロー
ル画面部11は、プリスキャンコマンドを入力するため
の「プリ」入力部11aと、本スキャンコマンドを入力
するための「本」入力部11bと、処理終了コマンドを
入力するための「終」入力部11cからなる。そのコン
トロール画面部11の何れかの入力部をマウス203で
選択してクリックすると、上記入力部に対応するコマン
ドが選択される。なお、上記指示コマンドの入力は、キ
ーボード202を操作して入力してもよい。また、上記
プレビュー画面表示枠12は、この時点ではまだ画像が
表示されない状態である。
【0019】そこで、マウス203を操作して、「プ
リ」入力部11aにカーソルを合わせてクリックする
と、プリスキャンコマンドが入力される。その操作によ
ってプリスキャンが実行され、プレビュー画面として図
3に示すプリスキャン画像12Aがプレビュー画面表示
枠12に表示される。上記プレビュー画面表示枠12の
四辺形対角線上の二隅をA0 点と点B0 とする。そし
て、右下の上記B0 点をマウス203で対角線に沿って
ドラッグして枠を拡大・縮小することによって取り込み
サイズとなる本スキャン画像表示枠を指定することがで
きる。なお、上記本スキャン画像表示枠の指定は、キー
ボード202の操作で行うことも可能である。
【0020】例えば、図3のモニタ画面M1 に示すよう
に指示点のB2 点まで移動させてマウス203をドロッ
プすると、本スキャン画像表示枠13が固定される。こ
の状態で上記プレビュー画面表示枠12の原稿画像を取
り込むための上記表示枠13がモニタ103に表示され
たままとなるので、使用者は取り込みサイズの大きさ認
識することで解像度をイメージ的に確認できる。なお、
本スキャン画像表示枠13の縦横比a2 /b2 は、プレ
ビュー画面表示枠12の縦横比a1 /b1 と一致させて
いる。すなわち、a1 /b1 =a2 /b2 とする。
【0021】プリスキャン時の固定の解像度がK(ドッ
ト/インチ)であるとき、B0 点をB2 点までドラッグ
したことにより、プレビュー画面表示枠12の縦a1 ,
横b1 に対して本スキャン画像表示枠13が縦a2 ,横
b2 に指定されるので、本スキャン時の解像度は、K×
(a2 /a1 )に設定される。
【0022】上記マウス203による上記B2 点のドラ
ッグとドロップは、何回も繰り返して取り込み画像の表
示枠13の大きさを変更することが可能であり、表示枠
13の指定に伴う解像度の確定変更操作を何回でも繰り
返すことができる。また、ここでは取り込みサイズを示
す表示枠13だけを表示しているが、プリスキャン画像
12Aを基に補間等の方法で擬似的に画像を生成し、そ
の生成画像を取り込み画像表示枠13内に補間画像とし
て表示することも可能である。
【0023】上述のように取り込み画像サイズとなる本
スキャン画像表示枠13の大きさを指定することによっ
て、解像度を設定し、マウス203で本スキャンコマン
ドを入力すると、上記設定された解像度に基づいた画像
の取り込みが実行できる。そして、モニタ103には図
4のモニタ画面M2 に示すように本スキャン画像表示枠
13内に本スキャン取り込み画像13Aが表示される。
このモニタ画面M2 には、その左下の解像度表示部16
に上記設定解像度K×(a2 /a1 )の値が表示され
る。さらに、コントロール画面部15としては、画像デ
ータ保存コマンドを入力するための「保」入力部15a
と、終了コマンドを入力するための「終」入力部15b
が表示される。
【0024】そこで、上記保存コマンドをマウス203
で選択すると、モニタ103には図5に示すモニタ画面
M3 が表示される。そこで、ファイル名を入力するとフ
ァイル名表示部17にファイル名が表示され、取り込み
画像信号がFDD部105を介してFD201に書き込
まれる。
【0025】上記図5のモニタ画面M3 の表示状態、ま
たは、上記図4のモニタ画面M2 の表示状態で終了コマ
ンドが入力されると、図2の処理開始時のモニタ画面M
0 の表示状態に戻る。なお、図3のモニタ画面M1 の表
示状態でプレスキャンコマンドが入力されると、同じ図
3のモニタ画面M1 の表示が繰り返される。また、上記
図2で終了コマンドが入力されると、本画像取り込み処
理が終了し、モニタ103からすべての表示が消去され
る。
【0026】なお、図3のモニタ画面M1 で上記取り込
み画像表示枠13のB2 点をマウス203でのドラッグ
操作中、現在指示しているB2 点に対応する解像度の値
を、逐次、モニタ画面M1 の下方位置に表示するように
してもよい。
【0027】以上、説明した本実施の形態の画像取り込
み装置の画像取り込み処理を図6,7,8のフローチャ
ートを用いて説明する。図6は、画像取り込み処理のメ
インルーチンのフローチャート、図7は、上記画像取り
込み処理でコールされるサブルーチンのプリスキャン処
理のフローチャート、図8は、同じく上記画像取り込み
処理でコールされるサブルーチンの本スキャン処理のフ
ローチャートである。
【0028】本画像取り込み処理が開始されるとステッ
プS1でイニシャライズが行われる。上記イニシャライ
ズ動作は、1つは、プレビュー画面表示枠12を図2に
示すように所定の大きさに設定する。このとき、上記表
示枠12に対応するプリスキャンのための固定の解像度
Kが設定されることになる。また、スキャナ部101を
初期状態にセットする等の画像処理の初期化を行う。モ
ニタ103には図2に示すモニタ画面M0 、すなわち、
上記モニタ画面にはコントロール画面部11と、プレス
キャン画像のないプレビュー画面表示枠12が表示され
る。ステップS2,3,4において、上記コントロール
画面部11の3つのコマンドのプリスキャンコマンド,
本スキャンコマンド,終了コマンドの何れが選択された
かを判別する。
【0029】プリスキャンコマンドが選択されたとき
は、ステップS5に進み、後述するサブルーチンのプリ
スキャン処理が呼び出される。また、本スキャンコマン
ドが選択されたときは、ステップS6に進み、後述する
サブルーチンの本スキャン処理が呼び出される。また、
終了コマンドが選択されたときは本処理を終了する。
【0030】上記ステップS5で呼び出されるサブルー
チンのプリスキャン処理は、図7のフローチャートに示
すように、ステップS11で枠イニシァライズを行う。
この枠イニシャライズは、以前に取り込まれたプリスキ
ャン画像データ、または、本スキャン画像データが残っ
ていた場合、それらのモニタ103から画像および表示
枠を消し、改めて初期画面M0 (コントロール画面11
とプレビュー画面表示枠12)を表示させる。ステップ
S12で粗い固定の解像度(解像度をKとする)で原稿
画像を取り込む第1のスキャン動作(プリスキャン)を
実行する。すなわち、リニアCCDを初期位置へ移動し
て上記固定の解像度Kでの画像信号の取り込みを行う。
ステップS13で取り込んだプリスキャン画像12Aを
プレビュー画面としてプレビュー画面表示枠12内に表
示する。そこで、使用によるコマンド待ち状態になる
(ステップS14,18,19)。
【0031】ステップS14でプレビュー画面表示枠1
2の一隅のB0 点がドラッグされたことが検出された場
合は、そのB0 点の位置情報を記憶し、ドロップ待ちと
なる。ステップS15でドロップが検出されると、その
ドロップ点をB2 点として取り込む。ステップS16で
上記B0 点とB2 点の2点を決定し、上記B2 点を本ス
キャン時の取り込み画像サイズとなる本スキャン画像表
示枠13を示す点に設定する。ステップS17で本スキ
ャン画像表示枠13をモニタ103に表示して、本サブ
ルーチンを抜ける。
【0032】ステップS18でプリスキャンコマンドが
入力されたことが検出された場合は、ステップS11へ
戻る。ステップS19で本スキャンコマンドが入力され
たことが検出された場合は、ステップS20で後述する
サブルーチンの本スキャン処理が呼び出され、その後、
本サブルーチンを終了する。また、ステップS21で終
了コマンドが入力されたことが検出された場合は、その
まま本サブルーチンを終了する。また、コマンド入力が
なかった場合は、ステップS14に戻る。なお、上記ス
テップS20で本スキャン処理が呼び出されたとき、B
2 点がドラッグされずB0 点と同一点であった場合、初
期値(デフォルト値)の解像度、すなわち、プリスキャ
ン時の解像度Kでの本スキャンが実行される。そのとき
取り込まれた画像は、表示枠12に表示される。
【0033】上記ステップS6、または、ステップS2
0で呼び出されるサブルーチンの本スキャン処理は、図
8のフローチャートに示すように、まず、ステップS3
1ですでに設定されているモニタ画面M1 上のB0 点と
B2 点より本スキャンでの解像度K×a2 /a1 を演算
する。ステップS32において、リニアCCDを初期位
置まで戻した後、上記解像度等のパラメータに基づいた
第2のスキャン(本スキャン)による原稿画像の取り込
みを実行する。ステップS33で取り込まれた本スキャ
ン画像をモニタの表示枠13上に表示するとともにコン
トロール画面部11をコントロール画面15に変更して
(図4のモニタ画面M2 参照)、コマンド待ち状態にな
る。
【0034】ステップS34で保存コマンドが入力され
たことが検出された場合は、ステップS37に進み、モ
ニタ103に図5のモニタ画面M3 の表示を行い、ファ
イル名などを入力し、本スキャン取り込み画像データを
FD201に書き込む。そして、ステップS36に進
む。また、ステップS35で終了コマンドの入力を検出
した場合もステップS36に進む。
【0035】ステップS36では、モニタ表示を本スキ
ャン画像13Aおよび表示枠13を消した状態の図3の
モニタ画面M1 に戻し、コントロール画面11とプレビ
ュー画面のプレスキャン画像12Aを表示した状態とす
る。そして、本サブルーチンを終了する。なお、上記ス
テップS36では、次の操作をわかりやすくするため
に、モニタ表示を図2のモニタ画面M0 に戻すことにな
る。
【0036】上述したように本実施の形態の画像取り込
み装置によれば、本スキャンでの解像度の設定をプレビ
ュー画面を基準にして実際に取り込みたい画像サイズの
表示枠の大きさを指定することで行うことが可能であ
り、数値による設定ではなく視覚的に上記解像度の設定
を行うことができる。
【0037】続いて、本発明の他の実施の形態の画像取
り込み装置について説明するが、これらの実施の形態の
装置は、前記第1の実施の形態の装置に対して特に解像
度の設定,画像表示等に関する処理が異なっており、図
1に示した装置の構成自体は同一である。
【0038】まず、本発明の第2の実施の形態の画像取
り込み装置について、図9の本実施の形態の装置におけ
るモニタ画面M11を用いて説明する。本実施の形態の画
像取り込み装置は、トリミング処理が可能であり、プリ
スキャンによるプレビュー画面上でトリミングを行って
そのトリミング範囲に対して本スキャン表示枠を指示す
ることによって本スキャン時の解像度を設定することが
可能である。
【0039】すなわち、本実施の形態の装置において
は、画像取り込み処理が立ち上げ後、プリスキャンを行
うと、図9のモニタ画面M11に示すようにプレビュー画
面表示枠12に固定の解像度Kで取り込まれたプリスキ
ャン画像12Aが表示される。そのプレビュー画面上で
トリミング枠21を対角線上の二隅のA1 点とB1 点を
マウス203により指定する。続いて、トリミング枠2
1の対角線上の一隅のB1 点をマウス203でドラッグ
して所望する取り込み画像表示枠22のB2 点を指定す
る。このときのトリミング枠21の縦横比c1 /d1
と、取り込み画像表示枠22の縦横比c2 /d2 とは等
しい値が採られる。
【0040】上記取り込み画像表示枠22が指定される
と本スキャンでの取り込み解像度は、原稿画像プリスキ
ャン時の固定の解像度Kとして上記トリミング枠21と
取り込画像表示枠との大きさの比c2 /c1 から解像度
K×c2 /c1 で与えられる。
【0041】そして、本スキャン動作において上記トリ
ミング枠21で示されるトリミング範囲の原稿画像が上
記解像度K×c2 /c1 で取り込まれることになる。上
述のように本実施の形態の画像取り込み装置によると、
原稿画像をトリミングした部分を取り込む場合の本スキ
ャンにおける解像度を表示枠22の大きさを指定するこ
とによってイメージ的に設定することができる。
【0042】次に、本発明の第3の実施の形態の画像取
り込み装置について図10の本実施の形態の画像取り込
み装置におけるモニタ画面M12を用いて説明する。本実
施の形態の画像取り込み装置も上記第2の実施の形態の
装置と同様にトリミング処理が可能な装置であって、プ
レビュー画面上のプリスキャン画像12Aが表示される
プレビュー画面表示枠12から所望の部分のトリミング
を行う。そのトリミング範囲をモニタ画面上の別のウイ
ンドウで表示し、そこで本スキャン表示枠を指示するこ
とによって本スキャン時の解像度を設定するものであ
る。
【0043】すなわち、プレビュー画面表示枠12上で
トリミング枠21の対角線上の2点であるA1 点とB1
点を指定した時点で上記プレビュー画面表示枠12の右
側にプレビュー画面表示枠12′とプリスキャン画像1
2A′とトリミング枠21′が表示される。但し、上記
プレビュー画面表示枠12′とトリミング枠21′は、
プレビュー画面表示枠12とトリミング枠21と同一寸
法の枠になっている。
【0044】その後、上記プレビュー画面表示枠12′
上のトリミング枠21′をマウス203でドラッグして
取り込み画像表示枠22′の設定を行う。そこで、前記
第2の実施の形態の装置の場合と同様にして取り込み画
像の解像度が設定される。
【0045】なお、上記第2、および、第3の実施の形
態の画像取り込み装置の何れの場合においても、取り込
み画像表示枠22、または、22′を設定後、まだ、本
スキャンを行う前の状態では、上記表示枠22,22′
内に必ずしも画像を表示する必要はなく、枠のみを表示
するようにしてもよい。しかし、それとは別の表示方法
として、プリスキャンで得られているプリスキャン画像
データを補間、おるいは、間引きした画像データを生成
し、その生成された画像を取り込み画像表示枠22、ま
たは、22′内に拡大表示するようにしてもよい。この
ように処理することによって取り込み画像をイメージと
して具体的に捉えることができ、取り込み画像サイズや
解像度の設定が容易になる。
【0046】次に、本発明の第4の実施の形態の画像取
り込み装置について図11,12のモニタ画面M13,M
14、および、図13のプリスキャン処理のフローチャー
トを用いて説明する。本実施の形態の画像取り込み装置
では、プレビュー画面上のプリスキャン画像で拡大表示
したい部分を指定し、別のウインドウ画面に上記指定部
分を拡大表示させる。そのときの拡大比率に基づいて画
像取り込み時の解像度が設定される。
【0047】すなわち、本実施の形態の画像取り込み装
置においては、まず、図11に示すプレビュー画面表示
枠12にプリスキャン画像12Aが表示される。そこ
で、上記プレビュー画面表示枠12内のプリスキャン画
像12A上で拡大したい部分をマウス203によって対
角線上の2点A1 点とB1 点を指定し、それを拡大指定
枠31とする。
【0048】上記の指定に伴ってプレビュー画面表示枠
12の右側に対角線上のA3 点,B3 点を隅の2点とす
る所定の大きさ(表示枠12と同一寸法でもよい)の拡
大表示枠33を表示する。その表示枠33内に拡大指定
枠31内のプリスキャン画像を補間によって拡大した拡
大画像33A(表示ドットをそれぞれ拡大表示した画像
でもよい)を表示する。なお、上記拡大指定枠31の縦
横比e1 /f1 、および、拡大表示枠33の縦横比e3
/f3 は、共にプレビュー画面表示枠12の縦横比と同
一とする。その拡大率は、e3 /e1 で与えられる。
【0049】続いて、実行される本スキャンにおいて
は、プリスキャン時解像度Kとして、それに上記拡大率
e3 /e1 を乗じて得られる解像度K×e3 /e1 によ
って画像の取り込みが行われる。但し、取り込み範囲
は、上記拡大指定枠31内のみを取り込む訳ではなく、
プリスキャン時に取り込れた原稿画像全体を本スキャン
で取り込むものとする。図12は、上記本スキャンによ
り取り込まれた画像34Aを取り込み画像表示枠34
(A4 点,B4 点を対角線上の二隅の点とする)に表示
した状態のモニタ画面M14を示す。
【0050】本実施の形態の画像取り込み装置における
プリスキャン処理について、図13のフローチャートを
用いて説明する。上記プリスキャン処理は、ステップS
41から43の枠イニシシャライズからプリスキャン画
像表示まで、および、ステップS48から51のコマン
ド入力検出処理は、前記図7に示したプリスキャン処理
と同様の処理である。そして、ステップS43でプリス
キャン画像12Aを表示した後、ステップS44と45
でプレビュー画面表示枠12内の拡大指定枠31の第1
点(A1 点)および第2点(B1 点)が指示されたこと
が検出された場合は、ステップS46に進む。なお、ス
テップS44で表示枠の第1点(A1 点)の指示が検出
されなかった場合は、ステップS48に進み、各コマン
ド入力状態判別が行われる。
【0051】ステップS46で上記第1点(A1 点)お
よび第2点(B1 点)の位置データからプレビュー画面
上の拡大指定枠31を決定する。ステップS47にて上
記拡大指定枠31上のプリスキャン画像を補間、また
は、ドット拡大処理で拡大し、プレビュー画面右側の拡
大表示枠33上に表示する(図11参照)。そして、本
サブルーチンを終了し、メインルーチンに戻る。その
後、本プリスキャンが実行された場合、プリスキャンで
取り込まれた全原稿画像を前述の解像度K×e3 /e1
で取り込むことになる。
【0052】本実施の形態の画像取り込み装置では、使
用者が本当に見たい部分を指定し、その部分を所望する
大きさに拡大することによって解像度をイメージ的に設
定することができる。また、指定された拡大指定枠31
の大きさによっては、設定解像度が極めて大きく設定す
ることができるが、その場合、取り込まれた画像の大き
さがモニタ画面の大きさを越える場合も生じるが、この
ような場合は、モニタ画面をスクロールすることによっ
て取り込み画像を観察することになる。なお、上記プレ
ビュー画面右側の拡大表示枠33に表示する画像として
その領域のみをスキャンして得た画像を拡大表示枠33
に表示するようにしてもよい。
【0053】次に、本発明の第5の実施の形態の画像取
り込み装置について、図14のモニタ画面M15を用いて
説明する。本実施の形態の画像取り込み装置は、プリス
キャン画像を表示するプレビュー画面とは別のウインド
ウ画面に上記プレビュー画面表示枠とは異なるサイズの
副プレビュー画面表示枠を表示させ、その副プレビュー
画面表示枠を基準にして本スキャンに対する拡大画面サ
イズ表示枠を指定するものである。本スキャンにおける
解像度は、副プレビュー画面表示枠と上記指定された拡
大画面サイズ表示枠のサイズの比較によって設定される
ので、上記副プレビュー画面表示枠のサイズが小さけれ
ば、モニタ103の表示画素数によらず、それ以上の高
解像度の設定が可能になる。
【0054】本実施の形態の画像取り込み装置におい
て、まず、図14に示すプレビュー画面表示枠12にプ
リスキャン画像12Aが表示される。続いて、上記表示
枠12の右側の別ウインドウに表示枠12よりサイズの
小さな副プレビュー画面表示枠41が表示される。上記
副プレビュー画面表示枠41は、A5 点,B5 点を隅の
2点とする表示枠であり、縦横比g5 /h5 は、プレビ
ュー画面表示枠12の縦横比と同一とする。
【0055】そこで、取り込み画像表示枠を設定するに
は、マウス203により、図14に示すように上記B5
点を対角線に沿ってドラッグしていき、例えば、B6
点、あるいは、B7 点でドロップすると、本スキャン画
像表示枠42、または、43が指定される。この画像表
示枠42、または、43に対する解像度は、もとのプレ
ビュー画面表示枠12でのプリスキャン解像度をKとし
て、K×g6 /g5 、または、K×g7 /g5 で与え
られる。
【0056】本実施の形態の装置では、副プレビュー画
面表示枠41がもとのプレビュー画面表示枠12より小
さく設定されていることから、例えば、本スキャン画像
表示枠43が指定された場合、実際の取り込まれた画像
の表示枠がモニタ103の表示範囲以上になるような大
きい解像度K×g7 /g5 を設定することが可能にな
る。この場合、取り込まれた画像の大きさがモニタの表
示面を越える場合もあり得るが、そのような場合は、ス
クロールすることによって取り込み画像を観察すること
になる。
【0057】以上、説明したように本発明の各実施の形
態の画像取り込装置によると、取り込まれる画像の大き
さが本スキャン動作の前に取り込み画像表示枠を指定し
て、その表示枠によってイメージ的に捉えながら解像度
を設定することができるので、画像取り込み時の解像度
を容易に、且つ、確実に設定することができる。なお、
上記各実施の形態の画像取り込み装置において、設定さ
れる本スキャンの取り込み画面サイズ、したがって、取
り込み解像度は、必ずしも連続した値で設定されるよう
に処理することに限定することはなく、所定の間隔の値
で設定するように処理してもよい。
【0058】(付記)上述の実施の形態に基づいて、次
の構成を有する画像取り込み装置が得られる。すなわ
ち、 (1) 画像を電子画像として取り込む画像取り込み装
置において、取り込み画像の解像度に関する情報を設定
する解像度情報設定手段と、上記解像度設定手段の情報
を基に解像度を算出する演算手段と、上記算出された解
像度に依存しない固定解像度の画像を取り込む第1の画
像取り込み手段と、算出された解像度に対応して画像を
取り込む第2の画像取り込み手段と、上記第1の画像取
り込み手段にて取り込まれた画像と上記解像度設定情報
をイメージとして表示する表示手段と、を具備すること
を特徴とする画像取り込み装置。
【0059】(2) 上記付記1において上記解像度設
定手段は、上記表示手段に表示された画像をトリミング
指示し、上記演算手段は、トリミング画像と表示画像の
関係から算出することを特徴とする画像取り込み装置。
【0060】(3) 上記付記1において、上記解像度
設定手段は、上記表示手段に表示された画像を拡大・縮
小指示し、上記演算手段は、表示画像を基準に拡大・縮
小情報より算出することを特徴とする画像取り込み装
置。
【0061】(4) 上記付記1において、解像度設定
手段は、上記表示手段に表示された画像に対応するサイ
ズの第1の枠と、第2の画像を取り込む画像に対応する
サイズの第2の枠を表示し、上記演算手段は、上記第1
の枠と第2の枠より算出することを特徴とする画像取り
込み装置。
【0062】(5) 上記付記2、または、付記3にお
いて、指示に用いる画像を上記第1の画像とは別に表示
することを特徴とする画像取り込み装置。
【0063】(6) 画像を電子画像として取り込む画
像取り込み装置において、画像のトリミング領域を設定
するトリミング手段と、画像の取り込みサイズを設定す
るサイズ設定手段と、上記サイズ設定手段より画像の解
像度を算出する演算手段と、算出された解像度に依存し
ない固定解像度の画像を取り込む第1の画像取り込み手
段と、算出された解像度に対応して画像を取り込む第2
の画像取り込み手段と、上記第1の画像取り込み手段に
て取り込まれた画像と上記サイズ設定情報をイメージと
して表示する表示手段と、を具備しており、サイズ設定
手段により上記表示手段に表示されたトリミング画像ま
たは枠を拡大・縮小指示し、上記トリミング画像または
枠を基準に拡大・縮小情報より算出することを特徴とす
る画像取り込み装置。
【0064】(7) 原稿画像を撮像して画像信号に変
換し、この画像信号を出力する画像取り込み手段と、上
記画像取り込み手段により出力された画像信号に基づい
て上記原稿画像に対応する画像を表示するモニタ手段
と、上記モニタ手段上に表示された枠の大きさによって
上記画像取り込み手段の解像度を指示する指示手段と、
上記指示手段からの情報に基づいて上記画像取り込み手
段の動作を制御する制御手段とを有することを特徴とす
る画像取り込み装置。
【0065】(8)原稿画像を電気的に読み取るスキャ
ナ装置と、モニタ手段を有するコンピュータ装置とを具
備する画像取り込み装置に適用され、上記コンピュータ
装置により上記スキャナ装置を制御するためのスキャナ
制御情報を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体であって、上記スキャナドライブプログラムは、所定
の解像度での第1の撮像動作を上記スキャナ装置に行な
わせ、上記第1の撮像動作により取り込んだ画像を上記
モニタ手段に表示させ、モニタ手段上に表示された枠の
大きさによる入力情報に基づいて第2の撮像動作時の解
像度を上記コンピュータ装置に演算させ、上記の解像度
での第2の撮像動作を上記スキャナ装置に行なわせ、上
記第2の撮像動作により取り込んだ画像信号に基づいた
画像を上記モニタ手段に表示させることを特徴とするス
キャナ制御情報を記録したコンピュータ読取り可能な記
録媒体。
【0066】
【発明の効果】上述のように本発明の請求項1記載の画
像取り込み装置によれば、画像取り込み手段の解像度を
従来の装置のように数値上で設定することなく、指示手
段によりモニタ手段上に表示された枠を介してイメージ
的に設定することができるので、上記解像度の設定を容
易にしかも確実に行うことができる。
【0067】本発明の請求項2記載の画像取り込み装置
によれば、画像取り込み手段の解像度を従来の装置のよ
うに数値上で設定することなく、サイズ設定手段よりイ
メージ的に設定して算出することができるので、上記解
像度の設定を容易にしかも確実に行うことができる。
【0068】本発明の請求項3記載の画像取り込み装置
によれば、請求項2記載の画像取り込み装置の効果に加
えて、さらに、原稿画像をトリミングした画像を取り込
む場合にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の画像取り込み装置
の主要ブロック構成図。
【図2】図1の画像取り込み装置における画像取り込み
処理開始時、または、プリスキャン直後のモニタ画面を
示す図。
【図3】図1の画像取り込み装置における取り込みサイ
ズ枠の指定時のモニタ画面を示す図。
【図4】図1の画像取り込み装置における本スキャン取
り込み画像表示状態のモニタ画面を示す図。
【図5】図1の画像取り込み装置における本スキャン取
り込み画像データの保存時のモニタ画面を示す図。
【図6】図1の画像取り込み装置における画像取り込み
処理のフローチャート。
【図7】図6の画像取り込み処理で呼び出されるサブル
ーチンのプリスキャン処理のフローチャート。
【図8】図6の画像取り込み処理で呼び出されるサブル
ーチンの本スキャン処理のフローチャート。
【図9】本発明の第2の実施の形態の画像取り込み装置
におけるトリミング後の取り込みサイズ枠の指定時のモ
ニタ画面を示す図。
【図10】本発明の第3の実施の形態の画像取り込み装
置におけるトリミング後の取り込みサイズ枠指定時のモ
ニタ画面を示す図。
【図11】本発明の第4の実施の形態の画像取り込み装
置におけるプリスキャン画像の一部を拡大表示したとき
のモニタ画面を示す図。
【図12】図11の画像取り込み装置における本スキャ
ン取り込み画像を表示したときのモニタ画面を示す図。
【図13】図11の画像取り込み装置における画像取り
込み処理で呼び出されるサブルーチンのプリスキャン処
理のフローチャート。
【図14】本発明の第5の実施の形態の画像取り込み装
置における取り込みサイズ枠指定状態でのモニタ画面を
示す図。
【符号の説明】
101……スキャナ部(画像取り込み手段) 102……PC部(制御手段,演算手段,指示手段) 103……モニタ(モニタ手段,表示手段) 202……キーボード(指示手段,サイズ設定手段) 203……マウス(指示手段,サイズ設定手段,トリミ
ング手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を撮像して画像信号に変換し、
    上記画像信号を出力する画像取り込み手段と、 上記画像取り込み手段により出力された画像信号に基づ
    いて上記原稿画像に対応する画像を表示するモニタ手段
    と、 上記モニタ手段上に表示された枠によって上記画像取り
    込み手段の解像度を指示する指示手段と、 上記指示手段からの情報に基づいて上記画像取り込み手
    段および上記モニタ手段の動作を制御する制御手段と、 を有しており、上記制御手段は、上記画像取り込み手段
    により所定の解像度での第1の撮像動作を行い、上記第
    1の撮像動作により取り込んだ画像信号に基づいた画像
    を上記モニタ手段に表示させ、上記指示手段の出力に基
    づいて、上記画像取り込み手段により上記解像度での第
    2の撮像動作を行い、上記第2の撮像動作により取り込
    んだ画像信号に基づいた画像を上記モニタ手段に表示さ
    せることを特徴とする画像取り込み装置。
  2. 【請求項2】 画像を電子画像として取り込む画像取り
    込み装置において、 画像の取り込みサイズを設定するサイズ設定手段と、 上記サイズ設定手段によって設定された上記画像の取り
    込みサイズにより画像の解像度を算出する演算手段と、 算出された解像度に依存しない固定解像度の画像を取り
    込む第1の画像取り込み手段と、 算出された解像度に対応して画像を取り込む第2の画像
    取り込み手段と、 上記第1の画像取り込み手段にて取り込まれた画像と上
    記サイズ設定情報をイメージとして表示する表示手段
    と、 を具備することを特徴とする画像取り込み装置。
  3. 【請求項3】 さらに、画像のトリミング領域を設定す
    るトリミング手段を有しており、上記第2の画像取り込
    み手段は、上記トリミング手段で設定されたトリミング
    領域の画像を取り込むことを特徴とする請求項2記載の
    画像取り込み装置。
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